【うち漢方】体質チェックが多い便秘過食イライラ|光和堂薬局
12月30日(水)~1月3日(日)は薬局お休みです。メールでのご相談はお受けします。
相談内容(抜粋)
先ほど体質チェックをしたら、とても当てはまるものが多くて心配になりました。現在の困りごとは、便秘・過食・イライラ・身体の暑さを伴う肥満です。昨年の11月頃から、過食がひどくなり7kg一気に増えてしまいました。食べなくても平気な時間も多いのですが、食欲がなくても何か食べようとし、甘いものを過食してしまっていました。
かなりストレスがかかり、対処方が過食になってしまっています。身体的に気力がわかず、運動ができなくなってしまったことも同時期です。精神的な疲れから、過食してすぐに眠りにつくを繰り返しています。
また、今年の冬から初めてかなりの暑がりになり、とても薄着で過ごして驚かれます。寒くしていて暖かい物を飲んだりするのがちょうどよく、暖房が効いているところに行くとのぼせてしまいます。元々、生理時の小さな血の塊が多いこと、生理痛、強い頭痛、赤ら顔、便秘、背中のニキビがあり、桃核承気湯と十味排毒湯を飲んでいました。体重も減りません。喉の渇きが目立ち、水をよく飲みますが、忙しくあまり飲めないことも多いです。
漢方薬を処方した先生
堀口和彦(光和堂薬局院長 薬剤師)

処方に至った先生の解説
ご相談者は、便秘や過食、イライラ、身体の暑さを伴う肥満などにお悩みのご様子です。
摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬を選びました。
過食は、ストレスのはけ口として、経験したことがある方は多いです。過食に対する問題は、食べることに罪悪感をもつことです。嫌な気持ちになると、食欲が抑えこまれて、満足感がなくなり、さらに食べるという悪循環に陥ります。
まずは食べ過ぎる自分を責めないことが大事です。むしろ食べて、ストレス解消をすると考えて、食べ過ぎることを否定しないことです。食べることは、身体に栄養を与えると同時に、心にも栄養を与えているのです。
体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚が大変高く出ています。心の潤いがなくなり、精神的な余裕がなく、ホルモンと自律神経の働きが乱れ、過食になっているようです。
お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。
処方された漢方薬
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