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【うち漢方】の漢方薬|光和堂薬局
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12月30日(水)~1月3日(日)は薬局お休みです。メールでのご相談はお受けします。
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体質:気滞 血虚 湿熱 陰虚 血瘀 陽虚 湿痰
ご相談者のように、更年期で女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状であるのぼせや頭痛、冷えなどを起こします。ご相談者の便秘は軽度のようです。これらのことを考慮した結果、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、のぼせや不安感、軽い便秘、皮膚の痒みなどを改善します。
女神散
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやふらつき、頭痛、熱感などを改善します。
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体質:気虚 気滞 湿痰 血虚 陰虚 陽虚 血瘀
ご相談者は、イライラ感にお悩みです。感情のコントロールが難しく、無気力になることもあるようです。不安や緊張感は、自分を守るために生じる自然現象で、人間も動物です。人間も古来より、動物のように外敵に襲われることを長い歴史の中で経験してきました。ですから、予期的な不安や緊張感は、外敵からいち早く自分を守るために、自分に知らせる信号です。動物は、こんな時は一目散に逃げるのですが、人間はそれができません。しかし、アドレナリンなどの神経伝達物質やホルモンが分泌され、身体能力をフル稼働して逃走できるようにスタンバイしてしまうのです。これが、イライラや緊張感などの症状を発す原因です。まずは、ご自身が感じるイライラ感安や緊張感を否定しないことが必要です。それを否定して、嫌な気持ちになると精神や自律神経がさらに乱れて、悪循環に入ってしまいます。 体質判定の結果とご様子から、加味逍遥散と抑肝散の調合が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、精神的な安定をつくり、イライラ感や不安感、気力低下、肩こり、ふらつきなどを改善します。
抑肝散
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や感情不安定、不眠、頭重感などを改善します。
体質:陰虚 気滞 湿熱 血瘀 湿痰 血虚 気虚 陽虚
ご相談者は、便秘や過食、イライラ、身体の暑さを伴う肥満などにお悩みのご様子です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬を選びました。 過食は、ストレスのはけ口として、経験したことがある方は多いです。過食に対する問題は、食べることに罪悪感をもつことです。嫌な気持ちになると、食欲が抑えこまれて、満足感がなくなり、さらに食べるという悪循環に陥ります。まずは食べ過ぎる自分を責めないことが大事です。むしろ食べて、ストレス解消をすると考えて、食べ過ぎることを否定しないことです。食べることは、身体に栄養を与えると同時に、心にも栄養を与えているのです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚が大変高く出ています。心の潤いがなくなり、精神的な余裕がなく、ホルモンと自律神経の働きが乱れ、過食になっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、心に余裕をつくり、過食やイライラ、不安感、高血圧、のどの渇き、便秘などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやほてり、赤ら顔、イライラ、不安感、生理痛などを改善します。
体質:やや気滞
ご相談者は、火照りや頬の発赤にお悩みというご相談です。女神散で火照りが改善されたとのことです。長時間座っていると下肢の冷えが強くなるわけではない症状もあります。色白のようですので、頬の赤さが目立つとのこと。以前、桂枝茯苓丸や柴胡加竜骨牡蛎湯では改善しなかったようですので、女神散と加味逍遥散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせや火照りなどを改善します。
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、冷えやのぼせ、肩こり、生理前の不調、目の疲れなどを改善します。
体質:やや血瘀 やや陽虚 やや気滞 やや気虚
ご相談者は、動悸と息苦しさにお悩みというご相談です。手足の冷えや便秘もあり、また体重がかなり少ない方でした。体質判定の結果とご様子から、柴胡桂枝乾姜湯と炙甘草湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや冷えを改善して、心臓が働き易い身体にして、動悸や息苦しさを改善します。
炙甘草湯
炙甘草湯は、心筋への酸素と栄養分の供給を増やして、心臓の働きを助けて、動悸や息苦しさ、便秘気味などを改善します。
体質:陽虚 気滞 湿痰 陰虚 気虚 湿熱 血瘀 血虚
お祖母様の頻尿や失禁にお困りとのことです。めまいや軽度認知、高血圧などもあるようです。体質判定の結果とご様子から、真武湯と清心蓮子飲の調合が有効な処方です。清心蓮子飲は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、頻尿や冷え、不安感、イライラ感などを改善します。(堀口和彦)
真武湯
真武湯は、新陳代謝を高めて、身体の冷えや頻尿、血圧、排便コントロールなどを改善します。
清心蓮子飲
清心蓮子飲は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、頻尿や冷え、不安感、イライラ感などを改善します。
体質:気虚 湿痰 陽虚 気滞 血虚 陰虚 血瘀
ふらつきにお悩みというご相談です。脳には異常なく、内耳に少し悪いところがあるかなとのことで、苓桂朮甘湯や半夏白朮天麻湯などを服用されたとのことです。右手の痺れや不眠、目の疲れ、冷えなどもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、下痢し易いとありますが、下痢の頻度はそれほど多くはないです。食後にお腹が張るようです。体質判定の結果は、気虚が一番高く出ています。まず気虚の改善からアプローチしてみましょう。身長に対して体重がかなり少ないので、気血を増やして、頭部の小脳や内耳に十分な血流を確保できるような身体にします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、血行を促進して、冷えや肩こり、目の疲れなどを改善します。
加味帰脾湯
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高めて、消化吸収を促進して、血を増やして、気力体力をつけて、ふらつめまいや目の疲れ、睡眠の質などを改善します。
体質:湿痰
風邪後の咳や痰にお悩みというご相談です。いわゆる咳喘息と呼ばれるもののようです。喉から気管の粘膜が荒れて過敏になって咳が出たり、荒れた粘膜から滲出液が出て、痰が出て咳を誘発しています。粘膜をしっかりと修復して、粘膜の過敏さが鎮まれば、咳が出なくなります。アレルギーとは、免疫の過剰あるいは過敏によって引き起こされる現象です。風邪を引くと細菌やウイルスを退治するために、免疫力が高まります。その時に、細菌やウイルス以外に自分の粘膜などに反応する抗体もできてしまうのです。これを自己抗体と呼びますが、本来ですとこのような抗体のアウトレット品は排除される仕組みがあるのですが、アレルギー体質の方はこの作用が弱いようです。 体質判定の結果とご様子から、清肺湯と荊芥連翹湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
清肺湯
清肺湯は、のどから気管の粘膜の炎症を鎮めて、咳や痰を緩和して、咳喘息や気管支炎を改善します。
荊芥連翹湯
荊芥連翹湯は、鼻や副鼻腔からのどの粘膜の炎症を鎮めて、鼻づまりや鼻水、のどのイガイガなどを改善します。
体質:気滞
パニック障害の経験があり、今も急行電車は苦手のようです。氷食症や子宮筋腫と内膜症、花粉症もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、陰虚や気虚、湿痰、血虚もやや高く出ています。現在貧血ではないようですが、漢方的な血をしっかりと補い、気力と体力を付けて、心と身体の余裕を作ることが必要です。心と身体に余裕を作るために、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、肩こりやイライラ感、不安感、ふらつき、不眠、動悸などを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の消化吸収力を高め血を補い、ふらつきやめまい、不眠、不安感などを改善します。
おりものと肛門痛、膣炎にお悩みというご相談です。黄色い粘り気のあるおりもののようです。抗生物質の服用はないとのことで、菌の感染はないようです。おりものは、鼻粘膜から粘りのある鼻汁がアレルギー性鼻炎で出るように、菌感染がなくても、おりものが出ることはあります。体質判定の結果では、気滞がやや高く出ていますが、湿熱的な体質があると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、竜胆瀉肝湯が有効です。(堀口和彦)
竜胆瀉肝湯
竜胆瀉肝湯は、陰部周辺の炎症を鎮めて、おりものや膣炎、肛門周囲炎などを改善します。
体質:陽虚 気滞 湿痰 陰虚
過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。 過食は、ストレスのはけ口として、経験したことがある方は多いです。過食に対する問題は、食べることに罪悪感をもつことです。嫌な気持ちになると、食欲が抑えこまれて、満足感がなくなり、さらに食べるという悪循環に陥ります。まずは食べ過ぎる自分を責めないことが肝要です。むしろ食べて、ストレス解消をすると考えて、食べ過ぎることを否定しないことです。食べることは、身体に栄養を与えると同時に、心にも栄養を与えているのです。体質判定の結果とご様子から、加味逍遥散と九味檳榔湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラ感や過食、肩こり、冷え、睡眠の質などを改善します。
九味檳榔湯
九味檳榔湯は、新陳代謝を高めて、体内に停滞する余分な水分や脂肪分を排出して、お腹の張りやむくみなどを改善します。
体重の増加や肩こり、冷え、しもやけ、睡眠の質などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ていて、血虚がやや高く出ています。便通は良いようですので、まず心身の緊張感を緩和して、血行を促進して、新陳代謝を高めていきたいものです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と当帰芍薬散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや冷え、睡眠の質などを改善します。当帰芍薬散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、むくみや冷え、しもやけ、めまいなどを改善します。
当帰芍薬散
当帰芍薬散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、むくみや冷え、しもやけ、めまいなどを改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 気虚
口と喉の渇きお悩みとのことです。口内が乾き喉まで貼り付くような感じで、声が出難くなるようです。ドライアイもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と血虚が高く出ています。口内や目などを潤す体液が不足しているようです。さらに、血行が不足して、のどや目などへ酸素と栄養分を十分に送り込むことができないようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と滋腎明目湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯
辛夷清肺湯は、鼻やのど、目の粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻づまりや口内目の乾燥を改善します。呼吸し易い身体にして、酸素を取り込み易くします。
滋腎明目湯
滋腎明目湯は、体液を増やし、血液やリンパ液の流れを促進して、目やのど、口を潤して炎症を鎮めて、疲れ目やドライアイ、口内炎などを改善します。
体質:血虚
EDにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、さらに陰虚と陽虚もやや高くなっています。陰部への血流の不足と、その血流が持続保持されないことが、EDの原因のようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と人参養栄湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、頭痛や筋肉のつり、陰萎、睡眠の質などを改善します。
人参養栄湯
人参養栄湯は、胃腸の消化吸収力を高め、血を増やして、陰部への血流を促進して、持続力を高めます。毛根への栄養を増やし、さらに気力体力を高める作用もあります。
体質:陰虚 気滞
虚無感やイライラ感、また慢性蕁麻疹にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気滞が高く出ています。こころと身体の潤いが少なくなっています。潤いが少ないと皮膚は乾燥して痒くなり、こころは余裕がなくなりギスギスします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と荊芥連翹湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、気血の巡りを良くして、心身を潤し、イライラ感や不安感、虚無感、不眠、皮膚の痒みなどを改善します。
荊芥連翹湯は、皮膚や粘膜を潤して、炎症を鎮めて、皮膚炎や蕁麻疹、乾燥肌、のぼせ、鼻づまりなどを改善します。
体質:気滞 湿痰 血瘀 気虚 陽虚 血虚 陰虚 湿熱
ダイエットにお悩みというご相談です。体温が低く浮腫みあり、排便や排尿がスッキリしないようです。まずは体内の新陳代謝を活性化する必要があります。生理の乱れもあるようですので、ホルモンの働きを調整する必要もあります。排便は2~3日に1回とのことで、硬いようです便秘ではないようです。では、体質判定の結果とご様子から、加味逍遥散と九味檳榔湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、冷えや肩こり、ふらつきめまい、生理不順などを改善します。
九味檳榔湯は、新陳代謝を活性化して、体内に停滞する余分な水分や脂肪分などを分解排出して、むくみやお腹の張り、排便コントロールなどを改善します。
体質:やや陽虚 やや気虚 やや血虚 やや陰虚 やや湿痰
勃起力や硬さにお悩みというご相談です。視覚からの性的刺激は間脳にある視床を刺激して、自律神経やホルモンを活性化して、勃起力や持続力などを高めます。視覚による性的刺激を十分に取り込む必要があります。漢方薬では、活命参が有効です。(堀口和彦)
活命参
活命参は、鹿の幼角である鹿茸が配合されており、男性ホルモンの働きを高め、精力を増強して、陰部への血流を持続的に増やし、勃起力と持続力を高めます。
体質:やや陰虚
アトピー性皮膚炎による乾燥肌と痒みにお悩みというご相談です。では、体質判定の結果とご様子から、柴胡加竜骨牡蛎湯と白虎加人参湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、血液とリンパ液の流れを促進して、解毒代謝を促進させて、皮膚に停滞した老廃物を排出して、皮膚の炎症や痒みを緩和します。高血圧や飲酒後の痒みを抑える作用もあります。
白虎加人参湯
白虎加人参湯は、体液を増やして、リンパ液の流れを促進して、皮膚のバリア機能を高めて、乾燥肌や皮膚炎、痒みなどを改善します。
体質:やや湿熱
歩行時間が長くなると、腰と足の付け根が痛くなり、歩けなくなるようです。サッカーでの負傷が原因しているようです。腰と骨盤、大腿骨を結んでいる腸腰筋などを痛めたのかもしれません。尿酸値が高い方は、関節などが炎症を起こし易く、さらに筋肉や腱などの炎症を長引かせることがあります。脊柱管狭窄症ではなさそうです。念のため、整形で検査してもたった方が良いと推察します。漢方では、体質判定の結果とご様子から、続命湯と疎経活血湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
続命湯
続命湯は、新陳代謝を高めて、関節や筋肉に停滞する老廃物や疲労物質を浄化して、炎症や痛みを緩和します。高血圧や痛風などの体質を改善する作用もあります。
疎経活血湯
疎経活血湯は、骨盤周辺の血行を促進して、筋肉や関節結合組織に酸素と栄養分を十分に送り込み、傷んだ部位の修復を促進させます。
体質:気滞 気虚 血瘀 湿熱 湿痰 血虚
頻脈にお悩みというご相談です。動悸もあり、妊娠中に酷くなったとのことです。では、体質判定の結果とご様子から、加味逍遥散と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、不安感やイライラ感、肩こり、倦怠感、気力低下などを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や頻脈、不安感、便秘などを改善します。
体質:気虚 気滞 血虚 血瘀 陽虚 陰虚 湿痰
めまいにお悩みというご相談です。血圧が低く、立ちくらみがあり、気力と体力も低下しているようです。育児中とのことで、産後の疲労が残っていそうです。まずは、体力を付けて、しっかりと身体を支えられる足腰にします。いわゆる産後の肥立ちがまだうまくいっていないようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲と半夏白朮天麻湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
芎帰調血飲
芎帰調血飲は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、産後に肥立ちを応援して、めまいやふらつき、疲労倦怠感、不安感、イライラ感、気力低下などを改善します。
半夏白朮天麻湯
半夏白朮天麻湯は、胃腸の消化吸収力を高め、体力と気力を養い、めまいや立ちくらみ、ふらつき、低血圧などを改善します。
体質:気滞 血瘀 湿熱 気虚 湿痰 陽虚 血虚
自然な便意が感じ難いようです。摂食障害で下剤を乱用されたようで、下剤の使用に抵抗があるようです。排便のリズムを改善するには、排便がなく便秘してから下剤を服用して排便するというパータンを繰り返すより、必要最低の適量の下剤で毎日服用した方が良いです。排便のリズムは、自律神経の働きが大きく関与しています。副交感神経と交感神経が、朝と夜で入れ代わり交互に働きますが、この入れ代わりのタイミングが本来排便する時です。漢方薬での便秘改善は、単に大腸を刺激するだけでなく、自律神経の働きを調整して、排便のリズムを良くします。そこで、体質判定の結果とご様子から、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯の調合が有効な処方です。これによって、下剤としての作用が弱くなり、排便リズムをつける丁度良い量になると推察します。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、ストレスによるイライラ感や不安感、過食、排便コントロールなどを改善します。
桃核承気湯
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や瘀血(古血)を排出して、子宮卵巣の働きを助けて、生理不順や生理前後の精神不安、過食、イライラ感、不安感、冷え、便秘などを改善します。
体質:気虚 陽虚 血虚 気滞 湿熱 血瘀 湿痰 陰虚
片頭痛に長年お悩みとのことです。生理前と整理中は特に辛いようで、朝起床時も辛いようです。おりものに血が混じったり、手足の冷えや不眠、イライラ、不安感もあるようです。大便が硬いとのことです。体質判定の結果とご様子から、桃核承気湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や瘀血(古血)を排出して、便秘や腰痛、頭痛、冷え、イライラ感、不安感などを改善します。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、全身の血行を促進して、頭部や手足まで酸素と栄養分を送り、老廃物を回収し、頭痛や腰痛、肩こり、冷えなどを改善します。
体質:気滞 陰虚 血虚 湿熱 気虚 血瘀 陽虚 湿痰
緊張時や暖房内、食事中などに発汗が多いことがお悩みとのことです。上半身と手足の発汗が特に多いようです。体質判定の結果とご様子から、自律神経の働きを調整する必要があります。緊張感を起こさないような身体にするためには、自律神経の働きを自分で多少コントロールできるとよいです。自律神経は、本来自分の意思とは無関係に活動するように出来ています。何かに夢中でも心臓が止まらないは、自律神経が働いているからです。ところが、自律神経の働きが乱れると、自分の意思で調整するのが難しいのです。 過度に緊張する背景には、心身に余裕がなく、自律神経の働きが忙しくて、調節に手間取っているうちに、心臓や血管、皮膚などの器官が勝手に走っていって、発汗を促してしまうのです。感情や理性を司る大脳と自律神経の関係は、親子関係に似ています。大脳が親で、自律神経が子です。厳しくし過ぎても、甘やかし過ぎてもだめです。仲違いしている場合は、じっくりと対話が大切です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ストレス緊張によるのぼせや発汗、イライラ感、不眠、耳鳴り、皮膚の痒みなどを改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、手足の発汗やイライラ感、不安感、ふらつき感などを改善します。
体質:血瘀
だるさ、疲労感や無気力にお悩みというご相談です。ストレスで呼吸が浅くなることもあるようです。体質判定の結果とご様子から、血瘀が高く出ています。心身の疲労により、老廃物が蓄積して、血行を阻害して、脳や筋肉、皮膚などに新鮮な酸素や栄養分を十分に送り込めないようです。まず、心身の疲れを取ることが大切です。右脇が張る感じは、疲労物質を解毒代謝する肝の働きがフル回転している証拠です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散と柴胡桂枝乾姜湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理不順やイライラ感、気力低下、冷え、だるさなどを改善します。
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、呼吸し易い身体にして、酸素を取り込み、脳や身体の疲れを解消します。肝機能を応援して、疲労物質の解毒代謝を助ける作用もあります。
体質:血虚 気滞 血瘀 陰虚 湿痰 気虚 陽虚
抜け毛や髪の細さなどにお悩みというご相談です。現在、桃核承気湯と当帰飲子を服用中とのことです。めまいや耳鳴りすることもあり、血圧が低いようです。では、体質判定の結果とご様子から、桂枝加竜骨牡蛎湯と人参養栄湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安感やイライラ感、眼精疲労、耳鳴り、頭痛などを改善します。
人参養栄湯は、血を補い、頭部への血流を増やし、頭皮への酸素と栄養分の供給を増やします。
体質:湿熱 血瘀 気滞 気虚 湿痰 陽虚
減量や冷え、便秘、腰痛、月経痛などにお悩みというご相談です。生理前は便秘や過食もあるようです。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。体質判定の結果とご様子から、加味逍遥散と通導散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、冷えや肩こり、PMS、過食などを改善します。
通導散
通導散は、骨盤内に停滞する宿便や瘀血(古血)を排出して、便秘や腰痛、お腹の張り、生理痛などを改善します。
体質:気滞 湿痰 陰虚 血瘀 気虚 血虚 陽虚 湿熱
のぼせや疲れ易さなど更年期障害にお悩みというご相談です。動悸や高血圧、肩こり、頭痛、冷えなどもあるようです。更年期で女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状であるのぼせや動悸、高血圧などを起こします。更年期に発生する胸痛や動悸を微小血管狭心症と呼び、冠動脈以外の細い血管が一時的に痙攣し狭くなり、心筋に血液が届かず一時的に虚血状態となり、胸痛や動悸を起すのです。この攣縮は、血管保護作用のある女性ホルモン(エストロゲン)の低下と、自律神経の働きの乱れが発症に関与しています。特に安静時や就寝中の深夜から明け方に発生することが多いです。体質判定の結果とご様子から、加味逍遥散と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、肩こりや冷え、だるさ、意欲低下などを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や高血圧、頭痛、不眠、排便コントロールなどを改善します。下剤としての作用は弱いですが、加味逍遥散と併用することで、自然に排便が良くなると思います。
体質:陰虚 気滞 湿痰 気虚 湿熱 陽虚 血虚 血瘀
肉体的にも精神的にもだるさがあるようです。睡眠時無呼吸や喘息、発達障害、不安障害などもあるようです。まず、しっかりと気道を確保して呼吸が楽におこなえる身体にすることが大切です。だるさや精神的な不安定さは、病院の処方薬も必要と思いますが、漢方でアプローチするとしたら、呼吸が楽にできる身体に調整して、脳に酸素と栄養分を十分に送り込めるようにすることが有効です。体質判定の結果とご様子から、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安緊張感やイライラ感、睡眠、排便などを改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、手の発汗や緊張、イライラ感、頻脈などを改善します。
体質:陰虚 気滞 気虚 湿痰 陽虚 血虚 血瘀 湿熱
EDや疲れ易さ、耳鳴りなどにお悩みというご相談です。また、写真や動画などを見ても勃起しないということです。体質判定の結果とご様子から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、頭痛や耳鳴り、肩こり、不安感、陰萎、不眠などを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを活性化して、消化吸収力を高め、下腹に力が入るようにします。不安感や気力低下、だるさ、食欲不振、睡眠の質などを改善する作用もあります。
狭心症で23年前にバイパス手術をされているとのことです。ニトロが毎日必要とのことで、苦しさが強いとのことです。体質判定の結果とご様子から、桂枝加竜骨牡蛎湯と炙甘草湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや目の疲れ、不眠、睡眠の質などを改善します。
炙甘草湯は、心臓の働きを高めて、動悸や息切れ、胸苦しさなどを改善します。
体質:気滞 血瘀 血虚
漢方でのダイエットをご希望とのことです。では、体質判定の結果とご様子から、桂枝茯苓丸と九味檳榔湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料
桂枝茯苓丸は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理不順や頭痛、のぼせ、肩こりなどを改善します。
九味檳榔湯は、新陳代謝を活性化して、体内に停滞する余分な水分や脂肪分を排出して、体重を減量して、お腹の張りや腰のだるさなどを改善します。
体質:やや陰虚 やや湿熱 やや血瘀 やや湿痰 やや陽虚
ニキビにお悩みというご相談です。花粉症や手足の冷えなどもあるようです。荊芥連翹湯と清上防風湯などもすでにお試しのようです。体質判定の結果とご様子から、まず花粉症などアレルギー体質を改善する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と荊芥連翹湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻やのどの粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻水や鼻づまり、花粉症、皮膚の乾燥などを改善します。
荊芥連翹湯は、頚部リンパ節の炎症や腫れを鎮めて、鼻づまりや鼻炎、ニキビ、皮膚炎などを改善します。鼻やのどなど頭部の炎症が鎮まれば、手足の冷えも改善してくると思います。
体質:気滞 陰虚 血虚 湿痰
耳鳴りにお悩みというご相談です。耳鳴りの発生は、鼓膜と耳小骨周辺の湿り気と乾燥度、耳管の開閉状態による中耳の圧力、内耳リンパ液の貯留停滞状態、さらに聴神経の過敏度の4つの要因が関与しています。これらの要因を左右するのが、血圧など血液循環の良否、耳下リンパ節や副鼻腔などの炎症の有無、さらにストレスによる精神状態です。これらの要因が単独で耳鳴りを起こす場合もありますが、複雑に絡まりあって耳鳴りを発症していることもあります。ご相談者の場合は、血圧が低いとのことから、耳内への酸素と栄養分の供給が不足しているように予想します。うつ病や緑内障もあるようです。では、体質判定の結果とご様子から、桂枝加竜骨牡蛎湯と滋腎通耳湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安緊張感や睡眠の質、耳鳴りなどを改善します。神経の高ぶりを抑えて、耳鳴りを小さくする作用があります。
滋腎通耳湯
滋腎通耳湯は、耳周辺への血液やリンパ液の流れを促進して、耳内への酸素と栄養分を十分に送り込み、蝸牛や聴神経の働きを調整して、耳鳴りや難聴を改善します。
体質:やや陰虚 やや湿熱
食後の腹痛と下痢が2~3日に1度あるとのことです。大腸の反応がよいとのことです。時に何度も腹痛になることもないとのことですので、体質的なもとのことです。では、体質判定の結果とご様子から、荊芥連翹湯と清上防風湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、皮膚や肌、粘膜に停滞する老廃物を解毒して、炎症や吹き出物、ニキビなどを改善します。鼻や大腸の粘膜の炎症を鎮める作用もあり、鼻水や下痢などを緩和します。
清上防風湯
清上防風湯は、皮膚や肌への酸素と栄養分を十分に供給して、肌荒れやニキビを修復改善します。
体質:陰虚 気滞 血瘀 湿熱
慢性的なアトピー性皮膚炎にお悩みというご相談です。顔の赤み微熱、乾燥、痒みなどが辛いようです。体質判定の結果とご様子から、柴胡加竜骨牡蛎湯と白虎加人参湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、のぼせやイライラ感、痒み、排便コントロールなどを改善します。
白虎加人参湯は、心身を潤して炎症を鎮めて、乾燥肌や痒み、微熱などを改善します。
体質:気虚 血虚 湿痰 陽虚 陰虚 気滞 湿熱 血瘀
生理後の体調不良と不妊にお悩みというご相談です。生理後には頭痛やめまい、目の奥や顔の痛みなどがあるようです。温経湯を服用中とのことで、この処方は証にあっていると思いますので、継続して頂くと良いでしょう。むくみに対して、それに追加する形で処方すると呉茱萸湯と当帰芍薬散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
呉茱萸湯
呉茱萸湯は、胃腸の働きを高めて、水分代謝を活性化して、頭痛や目の奥の痛み、むくみなどを改善します。
当帰芍薬散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、冷えやむくみ、めまい、だるさ、低血圧などを改善します。
体質:血虚 気滞 陽虚
耳鳴りと難聴にお悩みというご相談です。また、子宮のご病気と貧血があるとのことです。耳鳴りの発生は、鼓膜と耳小骨周辺の湿り気と乾燥度、耳管の開閉状態による中耳の圧力、内耳リンパ液の貯留停滞状態、さらに聴神経の過敏度の4つの要因が関与しています。これらの要因を左右するのが、血圧など血液循環の良否、耳下リンパ節や副鼻腔などの炎症の有無、さらにストレスによる精神状態です。これらの要因が単独で耳鳴りを起こす場合もありますが、複雑に絡まりあって耳鳴りを発症していることもあります。ご相談者の耳鳴りと難聴は、貧血もあることから耳内の血流が減り、蝸牛や聴神経への酸素と栄養分が不足していると予想します。そこで、体質判定の結果とご様子から、柴胡桂枝乾姜湯と滋腎通耳湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や首のコリを解して、血行を促進して、冷えや貧血、不安感などを改善します。
滋腎通耳湯は、耳周辺への血流を増やして、蝸牛や聴神経の働きを助けて、耳鳴りや難聴を改善します。
体質:湿痰 陽虚 気滞 気虚 湿熱
食後の胃痛やお腹の膨満感、のどの渇き、口臭などにお悩みというご相談です。鼻水や痰もあるようです。では、体質判定の結果とご様子から、安中散と六君子湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散
安中散は、胃酸を中和して、胃の痛みを緩和します。胃の粘膜を修復する作用もあります。
六君子湯
六君子湯は、胃腸の働きを調整して、消化吸収力を高め、お腹の張り膨満感や下痢、冷えなどを改善します。胃腸の働きが改善してくれば、口の渇きや口臭も改善してきます。
体質:気滞 陰虚 血虚 血瘀 気虚
顔の赤みにお悩みというご相談です。毛細血管の拡張もあり、酒さのようです。体質判定の結果とご様子から、柴胡加竜骨牡蛎湯と温清飲の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や痒み、不眠、手の汗などを改善します。
温清飲
温清飲は、黄連解毒湯に近い処方ですが、血管や皮膚の炎症を鎮めて、酒さやのぼせ、肌荒れ、足のほてりなどを改善します。
体質:気虚 気滞 陰虚 血虚 湿痰 湿熱 陽虚 血瘀
生理前は便秘気味になるようです。では、体質判定の結果とご様子から、加味逍遥散と九味檳榔湯の調合が有効な処方です。十全大補湯と併用しても良いです。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラ感や不安感、気力低下、不眠、生理前の不調、排便コントロールなどを改善します。
九味檳榔湯は、新陳代謝を高めて、体内に停滞する余分な水分や脂肪分を積極的に排出して、お腹の張りやむくみ、倦怠感などを改善します。
体質:陰虚 気滞 血虚 気虚 湿熱 血瘀
口内や唇の乾燥、イライラ、不安感、のぼせ、目の充血、慢性疲労などにお悩みというご相談です。また、食欲は旺盛だけど太れないようです。体質判定の結果とご様子から、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ不安感やのぼせ、口内唇の乾燥、目の疲れ充血、のぼせ、不眠などを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の消化吸収力を高めて、体重増加や体力増強して、慢性疲労や不眠、不安感、気力低下、手足のだるさなどを改善します。
体質:気滞 陰虚
ひどい疲れやめまい、失神しそうな不安感などにお悩みというご相談です。睡眠時にいびきをかいたり、無呼吸になるようなことがあるかもしれません。睡眠が浅いことが、疲労回復にならずに、疲れが蓄積して、現在のような疲労感が発症しているように思います。また、精神系の処方薬を長年服用せれていることも、脳の神経細胞を疲れさせているかもしれません。そこで、体質判定の結果とご様子から、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、睡眠の質を高めて、脳の疲れを取り、不安感や疲労感、ふらつき、めまい、排便コントロールなどを改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感、ふらつきなどを改善します。
多汗で手のひらと額からの汗が特に多いようです。暑がりで緊張すると発汗は多くなるようです。緊張する背景には、心身に余裕がなく、自律神経の働きが忙しくて、調節に手間取っているうちに、心臓や血管、皮膚などの器官が勝手に走って、身体の熱感を高めて過剰に発汗していると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、のぼせや熱感、発汗、睡眠などを改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、手のひらの汗、不安緊張感、高血圧などを改善します。
体質:陽虚 気滞 湿痰 血虚 気虚 陰虚 血瘀
足のむくみにお悩みというご相談です。耳鳴りや頭痛、冷えなどもあるようです。では体質判定の結果とご様子から、柴胡桂枝乾姜湯と当帰芍薬散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、肩こりや頭痛、不眠、不安感、冷えなどを改善します。
当帰芍薬散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、下肢のむくみと冷え、めまい、耳鳴り、軽い便秘などを改善します。
体質:陰虚 血瘀 湿痰 湿熱
体質判定の結果とご様子から、当帰飲子と消風散を調合した漢方薬が有効です。なお、漢方薬の服用のほかに、皮膚の保湿も十分に行うことが肝要です。また、香辛料系の辛い物や刺激物、チョコレート、コーヒー、ナッツ類は控える必要があります。皮膚を刺激して充血と炎症を助長します。(堀口和彦)
当帰飲子
当帰飲子は、手足を温め、血液やリンパ液の流れを促進して、皮膚を潤し炎症を鎮めて、痒みや乾燥肌、冷えなどを改善します。
消風散
消風散は、体内に停滞する余分な水分や老廃物を解毒代謝して、アレルギー体質を改善して、皮膚の痒みや湿疹、ひび割れなどを改善します。
体質:中庸
脊柱管狭窄症にお悩みというご相談です。痛みが強い時は、無理に歩かず、横になって身体を丸くして休むことが肝要です。背骨を丸め股関節と膝を曲げるこの姿勢は、脊柱管を拡げ坐骨神経などを弛ませます。無理に歩いて、脊髄中の神経を圧迫する時間が長くなると、軸索という神経線維内にある栄養分の輸送路を圧迫して、神経細胞がダメージを受ける神経障害へ進行してしまいます。つまり、脊柱管への脳脊髄液の流通を確保して、脊柱管内の神経細胞へ酸素と栄養分を持続的に送り込むことが大切です。無理な歩行や立位姿勢は、それを阻害します。さらに、首筋から腰までの背骨に余裕を持たせ、脊椎間の関節に遊びを作ることも重要です。椎間関節の空間的なゆとりは、神経根の圧迫を軽減するために必要です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝茯苓丸と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進して、心身の緊張感を緩和して、首や肩の凝り緊張を緩め、脊柱管への脳脊髄液の流れを促進させます。
疎経活血湯は、腰部の血行を促進して、痛みやしびれ、歩き難さなどを緩和します。
体質:気滞 陰虚 湿熱 血瘀 気虚 血虚 湿痰 陽虚
視覚的な刺激では勃起しないようです。物理的な刺激でやや勃起するようです。膠原病は、血管に障害を起こすことがあり、 陰部への血流低下が多少起こっているのかもしれません。視覚による性的な反応は、間脳の視床で起こります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と辛夷清肺湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、間脳の働きを高めて、陰萎や不安感、緊張感、不眠、ほてり、手足の冷えなどを改善します。
辛夷清肺湯は、鼻水や鼻づまりを解消して、呼吸し易い身体にして、不安感やほてり、発汗、免疫異常などを改善します。
多汗症にお悩みというご相談です。頭部からの汗が多く、手足は冷えるようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞が高くなっています。自律神経の働きが乱れて気が停滞して、熱を生じることが、発汗の原因となっているようです。 発汗は、動物の中でも人間特有な機能で、体内に蓄積する熱を効率よく冷やす作用があります。人間の脳は、熱に最も弱い臓器です。神経細胞が複雑に絡まりネットーワークを構築していますので、脳は常に大量の熱を放出しています。大量の血液や脳脊髄液が、脳のオーバーヒートを抑制しているのですが、急激な温度変化や、脳の活動が活発になると発汗が必要となるのです。 お悩みと体質判定の結果を考慮すると、体質判定の結果とご様子から、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、のぼせや発汗、不安緊張感、高血圧などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせや頭汗などを改善します。
体質:気滞 陰虚 血虚 血瘀
動悸や呼吸困難、パニックなどにお悩みというご相談です。肩こりや頭痛、不眠などもあるようです。不安や焦燥感は、自分を守るために生じる自然現象です。人間も動物です。人間も古来より、動物のように外敵に襲われることを長い歴史の中で経験してきました。ですから、予期的な不安や焦燥感は、外敵からいち早く自分を守るために、自分に知らせる信号です。動物は、こんな時は一目散に逃げるのですが、人間はそれができません。しかし、アドレナリンなどの神経伝達物質やホルモンが分泌され、身体能力をフル稼働して逃走できるようにスタンバイしてしまうのです。これが、動悸や過呼吸、パニックなどの症状を発す原因です。まずは、ご自身が感じる不安や焦燥感を否定しないことが肝要です。それを否定して、嫌な気持ちになると精神や自律神経がさらに乱れて、悪循環に入ってしまいます。 体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚が特に高くなっています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、お腹の動悸、不眠などを改善します。
抑肝散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラ感や不安緊張感、予期不安、パニックなどを改善します。
体質:陰虚 気滞 湿熱
腱鞘炎にお悩みというご相談です。庭仕事で指を使い過ぎたようです。緑内障や鼻づまりもあるようです。 腱鞘炎は指を動かすワイヤーである腱とそれをガードするワイヤーカバーに相当する腱鞘の間に、老廃物が沈着して、錆び付くようになり、指を動かし難くなったり、腫れ痛みが出たりします。これらのワイヤー周辺の錆びを落とし、老廃物をお掃除をすることが、腱鞘炎の治療方針となります。まずは、腱鞘炎の幹部に酸素と栄養分を十分に送り込み、老廃物を去り修復できる環境を作りましょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、大防風湯が有効な処方です。(堀口和彦)
大防風湯
大防風湯は、血液を増やして、手足末端まで酸素と栄養分を十分に送り込み、腱鞘炎を改善します。
体質:陰虚 気滞 血虚 湿熱 陽虚 血瘀 湿痰 気虚
生理の乱れや不安感などにお悩みというご相談です。更年期によるホルモンバランスの乱れが、生理不順や不正出血の原因と推察します。体質判定の結果とご様子から、加味逍遥散と柴胡桂枝乾姜湯を調合した漢方薬が有効です。レキソタンは併用できますので、今まで通り服用していただく必要があります。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理不順や肩こり、不安感、倦怠感などを改善します。
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や不安、睡眠、目の疲れ、耳鳴りなどを改善します。
体質:陰虚 陽虚
変形性膝関節症によって、膝に水が溜まるようです。ゴルフを週一でラウンドしているとのことです。体質判定の結果を拝見すると、小便の出が悪いとあります。では、体質判定の結果とご様子から、真武湯と八味地黄丸の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
真武湯は、新陳代謝を活性化して、膝周辺の水分の停滞を改善します。下痢や小便の出を改善する作用もあります。
八味地黄丸料
八味地黄丸は、下肢の血行を促進して、膝周辺の筋肉や結合組織を修復して、膝の炎症や腫れを緩和します。前立腺肥大や腰の重だるさなどを改善する作用もあります。
体質:血虚 陰虚
不整脈にお悩みというご相談です。心臓バイパス手術も受け、カテーテルアブレーションはうまくいかなかったようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚が高くなっています。心臓を健やかに働かせるための血液と体液が十分に供給され難い状態になっています。心筋は24時間365日常に働いているので、たくさんの酸素と栄養分を必要としており、さらにたくさんと熱量を発生し、血液と体液がオーバーヒートを防いでいます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と炙甘草湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、背中や胸の筋肉を解して、心臓を楽にして、拍動し易くして、不整脈や息苦しさ、不安感、睡眠などを改善します。
炙甘草湯は、心筋への血液と心内膜への体液を増やして、心臓の働きを助けて、動悸や不整脈、息切れなどを緩和します。
目の疲れや目の奥の痛みなどにお悩みというご相談です。食中毒後から調子が悪くなったようです。身体の芯までの冷えや立ちくらみがあるようです。血圧は正常です。では、体質判定の結果とご様子から、葛根黄連黄芩湯と滋腎明目湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
葛根黄連黄芩湯
葛根黄連黄芩湯は、首肩の緊張感を緩和して、肩や首のコリを解して、頭部への血流を促進して、目の炎症や充血を鎮めます。
滋腎明目湯は、目周辺の血液やリンパ液の流れを促進して、疲れ目や目の乾燥、目の痛みなどを改善します。
体質:気滞 陰虚 血瘀
めまいとその予期不安にお悩みというご相談です。目の疲れとコメカミ周辺の痛みもあるようです。また、大便が硬い排便はやや停滞ぎみでコロコロすることがあるようで、血圧は無理をすると高くなることがあるようです。では、体質判定の結果とご様子から、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、めまいやふらつき、不安感、血圧の変動、目の疲れ、痒みなどを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやめまいなどを改善します。
体質:気滞 湿痰 気虚
手足の冷えや高血圧、糖尿病、不妊、EDなどにお悩みというご相談です。愛撫や動画などの刺激を加えても勃起しないようです。精液も出ないとのことです。脳梗塞と糖尿病は、いずれも陰部神経の障害を起こして、勃起不全を起こす可能性があります。病院での検査をお勧めしますが、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、九味檳榔湯と続命湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
九味檳榔湯は、新陳代謝を高めて、だるさや小便の出具合などを改善します。
続命湯は、脳梗塞などによる神経の麻痺や神経障害などを改善します。
体質:気滞 陰虚 湿熱 陽虚 血瘀 湿痰
口内炎や肌荒れ、便秘気味、手足の冷えなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果とご様子から、気と血の巡りが良くないようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝茯苓丸と大柴胡湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進して、冷えや下肢のむくみ、肩こり、のぼせ、肌荒れなどを改善します。
大柴胡湯
大柴胡湯は、解毒代謝を促進して、体内に停滞する余分な老廃物や毒素を排出して、便秘や肌荒れ、口内炎、お腹の張り、胃の不調などを改善します。
体質:血瘀 血虚 陽虚 気虚 湿痰
頭痛にお悩みというご相談です。ロキソニンで蕁麻疹が出てしまったようで、カロナールを現在服用とのことです。頭痛は、緊張型と拡張型の片頭痛の両方が混在しているようです。また花粉症から慢性アレルギー性鼻炎もあるようです。体質判定の結果とご様子から、辛夷清肺湯と半夏白朮天麻湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻炎や副鼻腔炎、頭痛などを改善します。アレルギー体質を改善する作用もあります。
半夏白朮天麻湯は、水分代謝を活性化して、体内に停滞する余分な水分を排出して、頭部のリンパ液の流れを促進して、頭重感や頭痛、悪心嘔吐、低血圧などを改善します。
体質:湿熱 気滞 陰虚 陽虚 湿痰
過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。 脂肪肝や飲酒後の回復が遅いことがあるようです。体重も多いようですので、解毒代謝を促進して、大便と小便の排出量を増やしたいです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ストレスによるイライラ感や過食、肩こり、頭痛などを改善します。
防風通聖散
防風通聖散は、新陳代謝を高めて、体内に停滞する余分な水分や脂肪分を大便と小便から排出して、むくみや脂肪肝、赤ら顔、目の充血などを改善します。
体質:陽虚 血虚 気虚 気滞
下肢のむくみや不安感、大便が出難い、手足末端の冷えなどにお悩みというご相談です。排便に時間がかかるようです。では、体質判定の結果とご様子から、大建中湯と補気建中湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
大建中湯
大建中湯は、胃腸の働きを高めて、排便をスムースにして、お腹の張り、軟便などを改善します。
補気健中湯
補気健中湯は、下肢の血液やリンパ液の流れを促進して、むくみやお腹の張り、気力低下、不安感などを改善します。
体質:血虚 気滞 気虚 血瘀 陰虚 陽虚
不眠と睡眠前後の動悸、不安感などにお悩みというご相談です。生理不順もあるようですので、ホルモンと自律神経のバランスが乱れているようです。血圧はそれほど高いことはないようです。下痢の頻度もそれほど多くないようですが、食が細く昨年体重が減少したようです。では、体質判定の結果とご様子から、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、動悸や不安感、不眠、肩こり、だるさなどを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを活性化して、消化吸収力を高め、食欲不振や不安、不眠などを改善します。
体質:血虚 陰虚 血瘀 気滞 陽虚
動悸にお悩みというご相談です。肩こりや目の乾燥、だるさ、パニックなどもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、大便が硬いようです。では、体質判定の結果とご様子から、加味逍遥散と柴胡桂枝乾姜湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、排便コントロールや肩こり、不安感、目の乾燥感、だるさなどを改善します。
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や不安感、パニック、冷えなどを改善します。
体質:血虚 陽虚
目の乾燥や鼻づまり、生理時のお腹の張りやむくみ、気力低下などにお悩みというご相談です。また、生理前後に便秘ぎみになるようです。ホルモンと自律神経の働きが大きく影響しているようです。では、体質判定の結果とご様子から、加味逍遥散と辛夷清肺湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理前後の便秘気味やお腹の張り、むくみ、気力低下などを改善します。
辛夷清肺湯は、鼻や目など粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻づまりや目の乾燥、痒み、嗅覚異常などを改善します。
体質:陽虚 血虚 陰虚 気滞 湿熱 血瘀
重症筋無力症の眼筋型のようで、眼瞼下垂や眼球が動き難いなどがあるようです。胸腺腫もあり手術をされたようです。甲状腺機能亢進で甲状腺も摘出したとのことです。重症筋無力症は、自己免疫による神経節の阻害が原因です。甲状腺や胸腺も自己抗体や免疫機能の影響が出たのでしょう。 風邪を引くと細菌やウイルスを退治するために、免疫力が高まります。その時に、細菌やウイルス以外に自分の粘膜などに反応する抗体もできてしまうのです。これを自己抗体と呼びますが、本来ですとこのような抗体のアウトレット品は排除される仕組みがあるのですが、リウマチ膠原病や重症筋無力症の方はこの作用が弱いのです。アウトレット品である自己抗体を排除するためには、リンパ節や血中に存在する自己抗体をなるべく早く肝臓や腎臓、脾臓などへ運搬して解毒処分することです。 お悩みと体質判定の結果を考慮すると、体質判定の結果とご様子から、荊芥連翹湯が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、頭部の粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻粘膜や耳管などの腫れ耳閉感を改善します。また、アレルギー体質や免疫機能を正常化する作用もあります。
息子さんの吃音による不安や緊張感にお悩みというご相談です。これから受験も控えてプレッシャーがかかっているようです。体質判定の結果とご様子から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安感や緊張感、イライラ感、不眠などを改善します。
加味帰脾湯は、消化吸収力を活性化して、気力体力を高めて、不安感や気力低下、脱毛、睡眠の質などを改善します。
体質:気虚 陽虚 気滞 血虚 湿熱 陰虚
食欲不振と腹部膨腹感、倦怠感、体重減少などにお悩みというご相談です。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動が出来ません。本来、胃腸は蠕動運動で、食べ物を消化することが基本です。ところが、不安緊張感や慢性的な肩こり、背中のコリなどがあると、胃腸も凝ってしまい動けなくなります。すると、胃腸は食べ物を消化するために、胃酸など消化液や酵素を多量に分泌して、食べ物を解かすように消化するのです。その結果、膨満感や胃炎、食欲不振、便秘を引き起こすのです。そこで、体質判定の結果とご様子から、大建中湯と人参養栄湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
大建中湯は、胃腸の蠕動運動を促進して、お腹の膨満感や便秘などを改善します。
人参養栄湯は、自律神経の働きを調整して、胃腸の消化吸収力を高め、食欲不振や倦怠感、不安感、不眠、排便コントロールなどを改善します。
体質:血虚 気滞 湿痰
お顔ののぼせや下半身の冷え、皮膚の乾燥、アトピーなどにお悩みというご相談です。皮膚の炎症は、頭部やお顔など上半身に多いです。体質判定の結果とご様子から、治頭瘡一方と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
治頭瘡一方
治頭瘡一方は、体内に停滞する老廃物を解毒代謝して、頭部や顔の皮膚炎やアトピー体質などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせや下半身の冷え、排便コントロールなどを改善します。肩こりや不安感などを改善する作用もあります。
体質:湿痰 気虚 血虚 陰虚 血瘀 気滞
むくみにお悩みというご相談です。手足ともにむくむようです。また生理痛も辛いようです。では、体質判定の結果とご様子から、折衝飲と分消湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
折衝飲
折衝飲は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、骨盤内に停滞する古血を排出して、生理痛を改善します。
分消湯
分消湯は、新陳代謝を高めて、体内に停滞する余分な水分を排出して、むくみや手足のだるさ、お腹の張りなどを改善します。
体質:血瘀 陰虚 湿熱 気滞 血虚 湿痰
痰が喉や鼻に引っかかっている感じで息苦しいようです。また、冷えのぼせがあるようです。それが鼻づまりを起こす場合もあります。では、体質判定の結果とご様子から、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、のどから胸の凝りや張りを緩めて、呼吸をし易い身体にして、息苦しさやのどの詰まり、不安感などを改善します。
桃核承気湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、骨盤内に停滞する宿便や古血を排出して、便秘や冷えのぼせ、頭痛、生理不順、お腹の張りなどを改善します。
体質:やや湿痰 やや陽虚 やや血瘀
触ると痛い赤いニキビや肩の痛みなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果とご様子から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、排膿散と荊芥連翹湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
排膿散及湯
排膿散は、体内に停滞する老廃物や疲労物質を解毒して、触ると痛いニキビや膿疱などを改善します。
荊芥連翹湯は、皮膚や肩関節、リンパ節などの炎症を鎮めて、ニキビや膿疱症、アレルギー体質などを改善します。
体質:気滞 血虚 血瘀
動悸やイライラ、手足の冷えなどにお悩みというご相談です。生理周期が一定しないようです。生理前にはイライラが強くなるということがわかりました。さらに、のどの違和感もあるようです。では、体質判定の結果とご様子から、柴胡桂枝乾姜湯と半夏厚朴湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や背中など筋肉を解して、心臓の働きを楽にして、動悸やイライラ不安感、冷え、頭痛、生理不順などを改善します。
半夏厚朴湯
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、のどの詰まり感や違和感、不安感、イライラ感、動悸などを改善します。
手のしびれは、手根管症候群という手首にある神経や血管が通過する管が狭窄して、神経を刺激していることが原因かもしれません。手首を振ると手根管が、少し緩んでしびれが緩和されます。下肢のお尻から足首へのしびれは、坐骨神経が関与しています。腰椎の軽いヘルニアなどがあるのかもしれません。体質判定の結果とご様子から、柴胡桂枝乾姜湯と疎経活血湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、不安感やストレスによる手のしびれや冷えなどを改善します。
疎経活血湯は、骨盤周辺の血行を促進して、腰下肢の痛みやしびれを改善します。
体質:血虚 気滞 陰虚 気虚 血瘀
めまいや腕の痺れ、頭痛などにお悩みというご相談です。頚椎症との診断があるようです。頚椎で神経根が圧迫されると腕の痺れが、脊柱管の中で頚髄が圧迫されると、めまいや頭痛などが起こることがあります。では、体質判定の結果とご様子から、桂枝加竜骨牡蛎湯と半夏白朮天麻湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、首肩の凝りや頭痛、不眠などを改善します。
半夏白朮天麻湯は、胃腸の働きを調整して、消化吸収力を高め、下痢軟便やめまい、頭痛などを改善します。
不眠にお悩みというご相談です。不安感や冷え、背中の寒気などもあるようです。大便が硬いことでお困りです。便通のご様子や体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散と柴胡桂枝乾姜湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、不安感や肩こり、冷え、不眠、イライラ感などを改善します。下剤は入っていませんが、排便を促進する作用があります。
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や不安感、背中の冷え、頭痛などを改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 湿熱 気虚 湿痰
大腿骨骨頭壊死による膝や股関節周辺の痛みにお悩みというご相談です。体質判定の結果とご様子から、大腿骨や殿筋、大腿筋などへ、酸素と栄養分を十分に送り込む血液が不足しているようです。そのためには、胃腸の消化吸収力を高めて、骨や筋肉へ栄養分を十分に送り込める身体に改善していく必要があります。下痢し易いということも勘案し、人参養栄湯と疎経活血湯の調合が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、胃腸の働きを調整して、消化吸収力を高めて血を増やして、骨や筋肉への酸素と栄養分の供給を促進させます。排便コントロールを良くする作用もあります。
疎経活血湯は、骨盤周辺の血流を促進して、股関節や膝などの痛みを緩和します。
体質:血虚 陰虚 気滞 血瘀 湿痰 湿熱 気虚 陽虚
過食嘔吐やPTSD、解離性障害、不眠症、パニック障害などにお悩みというご相談です。 不安や焦燥感は、自分を守るために生じる自然現象です。人間も動物です。人間も古来より、動物のように外敵に襲われることを長い歴史の中で経験してきました。ですから、予期的な不安や焦燥感は、外敵からいち早く自分を守るために、自分に知らせる信号です。動物は、こんな時は一目散に逃げるのですが、人間はそれができません。しかし、アドレナリンなどの神経伝達物質やホルモンが分泌され、身体能力をフル稼働して逃走できるようにスタンバイしてしまうのです。これが、過呼吸やパニックなどの症状を発す原因です。まずは、ご自身が感じる不安や焦燥感を否定しないことが肝要です。それを否定して、嫌な気持ちになると精神や自律神経がさらに乱れて、悪循環に入ってしまいます。 病院のお薬と影響もあった便秘が強いようですので、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安緊張感やイライラ感、不眠、痒み、お腹の張りなどを改善します。
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や古血を排出して、便秘や肩こり、頭痛、手足の冷えなどを改善します。
体質:陽虚 血虚 陰虚 気滞 血瘀 気虚
円形脱毛症や首こりにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、頭皮への血流が不足して、毛根への酸素と栄養分の供給が十分でないようです。また、頭皮でアレルギー反応が起こり、毛根部に炎症が起こり、抜けてしまう場合がありますが、アレルギー的な症状はなさそうです。体質判定の結果とご様子から、当帰飲子と人参養栄湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
当帰飲子は、皮膚や頭皮への血行を促進して、酸素と栄養分を十分に送り込み、頭皮と毛根の再生を促して、脱毛や皮膚の乾燥、冷えなどを改善します。
人参養栄湯は、消化吸収力を高めて、気力体力を増進させて、血を増やし、頭皮を含めて全身への酸素と栄養分の供給を改善します。立ちくらみや不安感、気力低下、首肩のこりなどを改善する作用もあります。
体質:気虚 血虚 血瘀
首や肩、背中のこりと痛みがかなりお辛いようです。体質判定の結果とご様子から、首肩背中などの筋肉に十分に酸素と栄養分が送り込まれず、筋肉細胞などが酸欠と栄養不足になっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、心臓や肺、胃腸などの働きを高めて、凝りや痛みからくる不安感や気力低下などを改善します。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、全身の血行を促進して、筋肉に酸素と栄養分を十分に送り込み、首肩や背中などの凝りと痛みを軽減します。
体質:やや気滞 やや気虚 やや血瘀
ご相談者は、鼻づまりやのどの渇きなどから、のどから気管までの粘膜が乾燥し炎症を起こし腫れ、気道や鼻腔が狭くなっている点に困っています。その結果、息が十分に吸えず息苦しさや息切れが起こっていると推察します。体質判定の結果を考慮し、漢方薬は鼻腔からのど気管を潤す辛夷清肺湯と、タバコなどで汚れた気管を解毒する防風通聖散が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻から副鼻腔など目の奥の方の炎症を鎮めて、鼻をすっきりさせて、頭の重さを改善します。
防風通聖散は、体内の炎症を鎮める作用と、新陳代謝を活性化する作用があります。体内の毒素を排出します。
体質:気虚 気滞 湿痰 血瘀 陽虚 血虚 陰虚 湿熱
リウマチの発症には、女性の場合出産や閉経などホルモンの変動が契機になることがよくあります。現在の体調を体質判定の結果から拝見すると、ご相談者は、気虚と気滞が強く出ています。まず気の巡りをよくして気分を改善する必要があります。漢方薬は、香蘇散と抑肝散が効果的と判断しました。その後には五積散というリウマチの関節炎を抑えながら、胃腸の働きも改善する漢方薬を併用する選択肢も提案します。まずは、香蘇散と抑肝散で精神的な安定や不安感を改善する処方としました。(堀口和彦)
香蘇散
香蘇散は、のどから肺のリンパ液の流れを良くして、のどから胸付近の緊張を取ります。
抑肝散は、心身の緊張やイライラ感を鎮め、血行を改善して手足を温める作用があります。
体質:陽虚 血虚 陰虚 気滞 湿熱 血瘀 湿痰 気虚
ご相談者の体質判定の結果を考慮し、女性ホルモンの働きを調整して、骨盤内の滞りを解消し大便と小便の出をよくする桃核承気湯が有効です。さらに腎臓や膀胱の炎症を取り、小便の出をよくする清心蓮子飲が有効です。(堀口和彦)
桃核承気湯は、女性ホルモンの働きを調整し、骨盤内の滞りを解消し大便と小便の出をよくします。
清心蓮子飲は、腎臓や膀胱の炎症を取り、小便の出をよくします。
体質:気虚 陽虚 血虚 陰虚 気滞 血瘀 湿痰 湿熱
ご相談者は、体質判定の結果、気滞と血瘀、血虚が高いスコアとなっています。これは血液の循環や気の巡りが悪くなっていることを示します。血行を邪魔するものに、排便と排尿があります。便秘気味で小便の出も悪いようですので、これではむくみ太りやすい身体になります。今回まず、排便排尿を促進させ血行を良くする桃核承気湯を、さらに気の巡りを良くしてイライラや不眠傾向を改善する柴胡加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桃核承気湯は、排便排尿を促進させ血行を良くします。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、気の巡りを良くしてイライラや不眠傾向を改善します。
体質:湿熱 血虚 湿痰 陰虚 気滞 陽虚 気虚 血瘀
ご相談者は、体質判定の結果、湿熱が高く出ています。体内に余分な水分が停滞して、それが老廃物と一緒になり炎症を起こしている状態です。その炎症が大腸や鼻粘膜、皮膚などに及んでいるようです。これらのことを考慮した結果、防風通聖散と通導散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
防風通聖散は、代謝を高める作用があり、便通や小便の排出を活性化します。
通導散は、骨盤内の老廃物を除去して、血液を浄化して血行良くします。肩や腰、目の疲れなどを改善する作用もあります。
体質:血虚 気滞 陰虚 血瘀 湿熱 湿痰
ご相談者は、体質判定の結果から陰虚が高く出ています。その結果、口内(口腔内・のど・気管など)はかなり乾燥していて、むくみやすいともあるので、下半身は血流やリンパ液の流れが悪く水分は停滞気味になっています。上半身は乾燥気味で下半身は湿り気多い状態のようです。これらのことを考慮した結果、麦門冬湯で潤し、清肺湯で余分な水滞を取り除く漢方薬が有効です。(堀口和彦)
麦門冬湯
麦門冬湯は、気道から気管の粘膜を潤し炎症を鎮め、痰を排出しやすくします。
清肺湯は、気管の潤しながら炎症を緩和し、咳や痰をとります。
体質:気滞 血瘀 気虚 陽虚 陰虚 湿痰
ご相談者の体質判定にある気滞と血瘀は、精神的な疲れやストレスから気の巡りが悪くなり、さらに血液の循環も阻害されている状態を示します。この冷えは、気の巡りと血行不良が原因です。その結果、抑肝散と桂枝茯苓丸料が有効です。1週間の服用では、冷えを完全に改善するのは、難しいと思いますが、気力や睡眠の質、イライラ感や頭の重さなどは変化があると推察します。(堀口和彦)
抑肝散は、気分の抑圧を去り、気の巡りを良くする作用があります。
桂枝茯苓丸料は、血行良くします。ホルモンを調整する作用もあり、生理前の症状や生理痛にも良いです。
体質:血虚 気滞 血瘀 気虚 陽虚 陰虚
ご相談者の体質判定の結果は、血虚と気滞が高く出ています。貧血状態が強く体力が低下している時は、こころにゆとりと余裕がなくなり、緊張や不安感が強くなるものです。漢方薬で体力が回復すれば精神的にも安定してきます。これらのことを考慮した結果、芎帰膠艾湯と十全大補湯を調合した漢方薬が有効です。一般的には、概ね1週間の服用で止血され、その後貧血の改善とホルモンと生理の改善には3か月程度の服用が必要になります。(堀口和彦)
芎帰膠艾湯
芎帰膠艾湯は、止血作用があり、また血を補う作用もあります。
十全大補湯
十全大補湯は、血を補い、貧血からくる動悸やめまい不安感などを和らげます。
体質:血虚 気滞 陰虚
ご相談者の体質判定の結果では、血虚と気滞、さらに陰虚が高く出ています。耳だけでなく全身に栄養を送る血と、鼓膜や内耳などを潤す体液成分(陰分)の双方が不足している状態です。血と陰の双方が耳で不足すると、耳鳴りや難聴になりやすいです。鼓膜から内耳は特に適度な潤いとたくさんの栄養分があって、耳の働きが機能するのです。これら(血液や体液リンパ液)の補給路は鎖骨から首、さらに耳の下を通って耳内(鼓膜や蝸牛管、聴神経など)に繋がっています。耳の下首の部分が詰まった感じがするということは、この補給路が妨害されているということです。気滞もありますので、精神的な緊張やストレスはあるようです。これらのことを考慮した結果、耳内の適度な潤いに桂枝加竜骨牡蛎湯、心身の緊張感に抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を鎮め、肩こりや頭痛などを改善し、イライラ感や不眠を解消します。
体質:血虚 陰虚 気滞
ご相談者の事例のように、痛風の発作はこの時期に起こりやすいです。気温が上がり汗も出るようになり、その分小便量が減少することが多いからです。尿酸は小便でしか排泄できないので、汗が増え小便量が減少すると血中の尿酸値が上がります。このような場合は、越婢加朮湯と防風通聖散の調合が有効な処方になります。水分は多めに取り、汗が多く出て小便量が減っていたらさらに多めに飲む必要があります。また、食生活(ビールや焼き鳥のプリン体だけでなく、アルコールの摂取量も少なめに)に気をつけていただくことが重要になります。(堀口和彦)
越婢加朮湯
越婢加朮湯は、体内の養分なものを小便に排出し、関節の炎症や痛みを和らげます。
防風通聖散は、体内新陳代謝を高めて、尿酸など毒素の解毒と排泄を活性します。
風邪の後で、まだリンパ腺や副鼻腔などに炎症があるようでしたら、そちらの炎症を鎮めるような漢方薬を調整することもできます。ただ今回は、ストレスや緊張などで肩がこり耳鳴りが悪化したようなので、その治療を先に行う必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、緊張やイライラ感をとる柴胡加竜骨牡蛎湯と、目の疲れや肩こりに良い釣藤散を調合した漢方薬が有効です。体質判定の結果にもやや気滞が出ていますので、現在の状況を反映しているといえます。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、緊張やイライラ感に有効です。
釣藤散
釣藤散は、目の疲れや肩こりに良いです。
帯状疱疹後神経痛は、ウイルスが増えていなくても、湿気による体内毒素の停滞などで神経炎を起こし、痛むことがあります。いぼの発症も体内の水分代謝と老廃物の停滞と関係しています。胃が弱いことと大便が硬いということも、水分代謝の低下と老廃物の停滞に関係します。まずは、竜胆瀉肝湯と越婢加朮湯で痛みを治めてそれから体質改善を進めます。(堀口和彦)
竜胆瀉肝湯は、陰部痛や排尿痛、膣炎などによいです。
越婢加朮湯は、神経炎による神経痛によいです。
体質:やや湿痰 やや陽虚 やや気虚
体質判定の結果から湿痰と出ています。体内に余分な水分が停滞している状態です。湿痰タイプの方は、梅雨時は苦手で発病や病状が悪化する時季です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、清肺湯と麻杏甘石湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
清肺湯は、気管や肺の炎症を鎮め痰を出しやすくします。
麻杏甘石湯
麻杏甘石湯は、喘鳴や呼吸困難を改善します。
体質:血瘀 陰虚
筋肉の疲労と緊張、姿勢の悪化による神経痛が左背中や肋骨付近の痛みの原因のようです。体質判定の結果にも血瘀が出ていますので、疲労の積み重ねが血行不良と筋肉疲労を起こし、その結果姿勢が悪化して筋肉が神経を圧迫することになってしまったようです。血液の循環を良くして、汚れた血を解毒代謝しきれいにしないと4か月続く痛みは治らないと推察します。まずは、血行を良くする桂枝茯苓丸料と、筋緊張を取り肝臓の解毒を助ける柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。1週間の服用では痛みは取れないかもしれませんが、筋緊張と手足の冷え、イライラ感が減ってくると推察します。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、ホルモンの働きを高め血行を良くして、肩こり手足の冷え、生理などを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、筋緊張を取り肝臓の解毒を助けます。
体質:陰虚 血瘀
出産後に腱鞘炎バネ指になる方は多いです。また関節炎から軽度リウマチになる方もわりといらっしゃいます。出産による血液や体液の消耗で、身体が炎症を起こしやすくなっているところでホルモンが大きく入れ替わります。この2つの背景が関節炎を起こしやすくする原因です。体質判定の結果と産後の様子から芎帰調血飲が有効です。体質判定にある陰虚は、体液が不足している状態を示し、この状態は身体が炎症を起こしやすいです。関節や筋肉が痛いのもこの炎症が原因です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、産後の体力回復によって、体に不足している陰分や血液を補います。
体質:やや血虚 やや湿熱 やや陽虚 やや陰虚 やや湿痰 やや気滞 やや血瘀
体質判定の結果は、血虚と湿熱が高くなっています。高血圧は血液に循環が悪く血管が硬くなっていることが原因でしょう。さらに喘息があるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、続命湯という漢方薬が有効です。直接的に喘息のお薬ではありませんが、高血圧体質から発するさまざま症状に効果があり、喘息など呼吸器の疾患にも効きます。(堀口和彦)
続命湯は、体内の新陳代謝を活性化して、高血圧体質から発するさまざま症状に効果があります。
体質:気滞 血瘀
このたびのむくみは、血と気が上昇して頭の方へ集中していることが原因と予想します。パソコンや目と神経を使うお仕事などをしていらっしゃると想像します。気と血の両方が頭部に集中してしまうと、手足末端の血液やリンパ液の流れが停滞してむくみを起こします。そこでお悩みと体質判定の結果を考慮すると、体質判定の結果を重視して、血瘀によい桂枝茯苓丸料と気滞によい柴胡加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、血行を良くして、のぼせを取り手足の循環を改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、精神的なイライラ感を鎮め、のぼせた気を下げて、気を全身に巡らせてくれます。
体質:気虚 血虚 陰虚 気滞
筋肉の緊張が心の緊張をもたらし、さらに心の緊張が筋肉と身体の緊張をもたらすという、悪循環に入ってしまっているようです。こんな時は、まず身体の緊張を解きほぐすことからスタートするとよいです。高温多湿のこの時期は、汗をかくことで筋肉が疲労しやすくいこと、さらに身体にも水分が停滞してむくみやすく身体が重くだるくなることが多いです。体質判定の結果である気虚と血虚を改善するため加味帰脾湯が有効です。人参などが含まれ胃腸の働きを高め消化吸収を改善します。遠志や酸棗仁、竜眼肉が血を補い、精神作用を安定化します。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、人参など含まれ胃腸の働きを高め、消化吸収を改善します。遠志や酸棗仁、竜眼肉が血を補い、精神作用を安定化します。
体質:気虚 陽虚 気滞 血虚 血瘀 湿痰
子宮筋腫などでお困りです。体質判定の結果にもあるように、気虚と気滞のいずれも高くなっています。まずは、気の安定化を目指します。(堀口和彦)
加味逍遥散は、血を補いながら、女性ホルモンと自律神経の働きを調整します。
体質:気虚 血虚
産後の症状にお困りのご様子です。体質判定の結果に、気虚と血虚の両方が高く出ています。出産時は、出血や発汗がありますので血を失い体力気力が消耗します。芎帰調血飲は、産後の体力気力を補い復活させるのに最適な漢方薬です。授乳中でももちろん安心ですし乳腺炎の予防にもなります。まずは、芎帰調血飲で産後の気力体力を回復します。睡眠に関しては加味帰脾湯が有効な処方です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、産後の消耗した血液や体液を補い、心身の余裕を付けます。ホルモンと自律神経の働きを調和させる作用もあります。
加味帰脾湯は、血虚を改善する作用あり、不安感を緩和して睡眠の質を高めます。
体質:陽虚 血虚
鼻水や痰が多い状態を改善する清肺湯と、咳や息苦しさを改善する麻杏甘石湯が有効です。夜間の寝汗にもよいです。夜およびリラックスした時は副交感神経の調節によって、気管が狭くなります。夜間に喘息発作が起こりやすいのはこのためです。また、のど鼻気管の炎症によって、粘膜が腫れ、気道が狭くなっていることも、息苦しさや咳の原因となります。1日3回食間あるいは食前に服用していただく必要があります。もし夜咳や息苦しさがあれば、夜にもう1回服用してもよいです。(堀口和彦)
清肺湯は、鼻水や痰が多き状態を改善します。
麻杏甘石湯は、咳や息苦しいさを改善する作用があります。
体質:血虚 気滞 陰虚 血瘀 湿痰 湿熱 気虚
認知症の方の介護はたいへんです。ご主人様は入院されているとのことですので、肉体的な介護はないと思いますが、メンタル面での介護負担は多いのでしょう。今回の体質判定の結果でも、気滞と血虚と陰虚が高く出ています。精神的なエネルギーのなる気が停滞して行き場がない状態です。また、その気を生産して保持する血分(血液)や陰分(リンパ液や体液)が不足しています。この辺の改善が精神的に安定できるために必要です。心身一如で身体を元気にしながら、精神面であるこころも元気していきたいものです。(堀口和彦)
香蘇散は、耳のど鼻の炎症を取る作用もあり、さらに胃腸の働きを高める作用あります。気分を良くする働きもあります。
抑肝散は、ストレスなど抑圧されて、気を開放するような作用があり、頭の重さや肩こり、不眠にも効果があります。
体質:陽虚 血虚 気滞 血瘀
風邪からの肺炎になった方のご相談です。その時に寝汗で大汗かき、陰分(体液やリンパ液)を大量に失い、耳内の鼓膜や蝸牛などが乾燥して音を反響し難くなったことが、耳鳴りの原因と思われます。体質判定の結果からも、陽虚と血虚が高く、体力血液を消耗している状態をあらわしています。耳内を潤しながら、炎症を取るような漢方薬である柴胡加竜骨牡蛎湯と釣藤散が有効です。耳だけでなく全身に栄養を送る血と、鼓膜や内耳などを潤す体液成分(陰分)の双方が不足している状態で、血と陰の双方が耳で不足すると、耳鳴りや難聴になりやすいです。鼓膜から内耳は特に適度な潤いとたくさんの栄養分があって、耳の働きが機能するのです。これら(血液や体液リンパ液)の補給路は鎖骨から首、さらに耳の下を通って耳内(鼓膜や蝸牛管、聴神経など)に繋がっています。首筋や肩がこるということは、この補給路が妨害されているということです。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、気と血のめぐりを良くします。イライラや不安感などを鎮め、熟睡感を高めます。
釣藤散は、頭部の炎症を取り、眼の疲れ、頭の重さを改善し、頭痛を予防します。
体質:陰虚 血虚 気滞 血瘀 陽虚 湿熱 湿痰
陰虚と血虚の改善に荊芥連翹湯を、気滞と血瘀に桃核承気湯が有効です。配合量を加減してありますので、そんない下剤としての作用は強くありませんが、服用後2~3日は大便の回数が増えるかもしれません。のどから鼻の粘膜を潤すためには、腋の下から頚部リンパ節へのリンパ液の流れ循環が重要です。肩が凝ると思うので、首筋から鎖骨、胸から腋の下あたりもコリ緊張感があると予想します。その場合、リンパ液の流通を阻害していることになり、どうしてものどや声帯、鼻などが乾燥して声枯れを起こします。日ごろ腋の下から胸、鎖骨から首筋までをマッサージしてリンパの流れをよくしていただく必要があります。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、のどの炎症や扁桃腺炎、鼻づまりに良いです。
桃核承気湯は、骨盤内を浄化するお薬で、生理や便通、小便の滞りを解消して、月経や排便排尿をスムーズにします。
体質:血虚 気虚 湿痰 気滞
めまいや耳鳴りなどでお困りです。体質判定の結果にもあるように、血虚・気虚・湿痰が高くなっています。めまいや耳鳴り、耳閉感は内耳や耳管の炎症とリンパ液の状態が関与します。この季節は高温多湿なので、耳内も湿気が多くリンパむくみを起こすことが多いです。鼓膜が湿っていると、どうしても音の響きが悪くなります。また耳閉感は鼻と耳を繋ぐ耳管が狭窄しているか、開放しきっているかが原因です。漢方での治療は、湿痰といった体内の余分な水分を対処することから始めます。さらに、気滞により頭部に熱が多く耳内の炎症の原因となっていると思いますのでこちらも改善します。不安感や不眠など精神的な改善にも繋がります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、気滞と血虚の改善に女神散を、湿痰の改善に苓桂朮甘湯が有効な処方です。(堀口和彦)
苓桂朮甘湯
苓桂朮甘湯は、めまいや不安感、動悸にも良いです。
女神散は、ふらつきめまいの他に、耳鳴りや耳閉塞感を取ります。
体質:やや陽虚 やや湿痰 やや湿熱
痛風でお困りです。体質判定の結果にありますように、湿痰と陽虚、湿熱がやや高く出ています。体内の水分の代謝と流通が悪い状態です。心肥大で高血圧ということですので、どうしも下半身の水分代謝が悪くむくんでしまうとのことです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、水分代謝を高めてむくみや膝の痛みを改善する麻杏薏甘湯と、膝や足の炎症を取り痛風の予防にもなる越婢加朮湯が有効です。(堀口和彦)
麻杏薏甘湯
麻杏薏甘湯は、水分代謝を高めて、むくみや膝の痛みを改善します。
越婢加朮湯は、膝や足の炎症を取り痛風の予防にもなります。
体質:血瘀 湿痰 陽虚 陰虚 血虚 気滞 気虚
体質判定の結果でも、湿痰が一番高く出ています。体内に余分な水分が停滞していることを示しています。停滞した余分な水分は動きないので冷えます。さらに血瘀も高くなっています。これは血液の循環が悪く、余分な血液が停滞していることを示します。この停滞した余分な血液も動きがないので冷えます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、下半身を温めながら水分代謝を上げることを目標にし、麻杏薏甘湯と苓姜朮甘湯が有効です。(堀口和彦)
麻杏薏甘湯は、新陳代謝を上げ、足腰の気血のめぐりを良くして、むくみや膝や腰の痛みやだるさを解消します。
苓姜朮甘湯
苓姜朮甘湯は、下半身を温め、余分な水分は出し、頻尿のときは貯めて1回量を増やします。おりものにもよいです。
体質:気虚 気滞 陽虚 血虚 陰虚
寝起きや座り仕事が多いと腰痛となるということは、血行の悪さがあるようです。体質判定でも、血虚がかなり高く出ています。血液循環が悪く足腰への血液が不足していることです。血液の循環不良によって、全身の気の巡りも悪くなり、気滞や気虚の症状が出ていると予想します。ただ、一般にはこの時季に腰痛が悪化している人は、湿邪により腰痛が起こす場合が多いです。高温多湿の天気により、足腰の水分代謝が低下して、気の巡りが悪くなり腰痛や下肢の重だるさツッパリを起こします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、疎経活血湯と麻杏薏甘湯が有効です。(堀口和彦)
疎経活血湯は、筋肉や神経などに良い血を送り込み、酸素や栄養分を供給します。それにより、筋肉や神経の働きを高めます。
麻杏薏甘湯は、腰痛や神経痛に良い漢方です。さらに、新陳代謝を活性化する作用もあります。
体質:血虚 気滞 気虚 湿痰 陰虚 血瘀 陽虚
体質判定にあるように、血虚と気滞が一番強く出ています。血虚は、血が不足した状態です。血は身体に酸素と栄養分を運ぶ働きをして、各細胞を潤い養っています。身体は、更年期によってホルモンが大きく入れ替わっています。このホルモンのコントロールを司っているのが、脳下垂体という大脳の下の方で、眼の奥にある部位です。ここが現在大忙しいに稼動しています。脳下垂体はもっと酸素や栄養分が欲しいのですが、血虚なので十分供給されません。その結果、脳下垂体付近はフィーバーして熱を持ち、それを冷やそうとして汗が出るのです。汗をかくことは、すごく体力を消耗します。それが「元気がダダ漏れしているように疲れています」の状態を作っているようです。小便の回数と腎盂腎炎から、身体の熱炎症を鎮める方向で処方します。血虚と気滞を改善するのに加味逍遥散、身体の炎症熱を鎮めるのに白虎加人参湯が有効です。(堀口和彦)
白虎加人参湯は、身体の炎症熱を鎮めます。
体質:湿熱 血虚 気滞 陰虚 湿痰 血瘀
腱鞘炎バネ指でお悩みのようです。体質判定にあるように、湿熱と血虚が高く出ています。湿熱は、身体の水分代謝が悪く、余分な水分が停滞して、それが熱を持ち腫れ炎症を引き起こします。長年この状態が続いているようで、関節や結合組織などを潤し養う血分も不足してきてしまったようです。それが更年期と重なり、血虚の症状を引き起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、湿熱の改善に越婢加朮湯を、血を補い関節の潤いと修復を助ける薏苡仁湯が有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、体内の水分代謝を高めて、皮膚や関節など炎症を鎮めてかゆみなどを緩和します。
薏苡仁湯
薏苡仁湯は、血を補い、関節の潤いと修復を助ける作用があります。
体質:血虚 気虚 気滞 湿痰
体質判定の結果、血虚と気虚が高く出ています。まず、胃腸の消化吸収力を高めて、気力を上げ身体に酸素と栄養分を運ぶ血分を増やしていきます。体質判定にある血虚と気滞から改善していく必要があります。すごくお疲れのようですが、神経が疲れ過ぎて高ぶって心身とも緊張が取れない状態のようです。その結果眠れないようです。気が不足もしていますが、気が巡らずに滞っている方が強そうです。この気を巡らす香蘇散と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、緊張を取り、胃腸の働きを高める作用があります。
抑肝散は、イライラ感を鎮めて熟睡感を少しずつ出してゆく作用があります。
体質:陰虚
乾癬は、体内に老廃物の多い血液やリンパ液が停滞して、その部分が炎症や水疱、瘡蓋などが発生します。漢方では、まず解毒代謝を高めて、体内の血液とリンパ液を浄化する作業をします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、治頭瘡一方と越婢加朮湯が有効です。(堀口和彦)
治頭瘡一方は、体内の老廃物を解毒代謝します。
越婢加朮湯は、皮膚の炎症を取り、かゆみを鎮める作用があります。
体質:血瘀 血虚 湿痰 陽虚 気滞 気虚
めまいなどでお悩みのご様子です。体質判定にある血瘀と血虚の改善をします。更年期に入ってきますので、ホルモンのバランスが乱れやすく、それに伴い自律神経の乱れも生じます。クラクラ・フワフワのめまいですので、これは内耳の平衡感覚のセンサーが血流不足で起こっているものです。このようなめまいに女神散という漢方薬が最適です。また、便秘ぎみということですので桃核承気湯が有効です。(堀口和彦)
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやほてりも緩和します。睡眠も熟睡感が増すと思います。
桃核承気湯は、骨盤内の瘀血を解消する漢方で、婦人科疾患にも繁用され、腰の疲れや頭痛にも良いです。
体質:血虚 気虚 陽虚 陰虚 気滞
胸郭出口症候群と手根管症候群の併発の方や、胸郭出口症候群と肘部管症候群を併発することも十分にあると推察します。いずれにしても、筋や腱が神経繊維を圧迫することにより発症します。その発症には、血虚の体質が関与します。腱や靭帯などに老廃物が少しずつ沈着して、手根管や肘部管など神経や腱が通っている狭い空間が、埋もれていくのです。機械でいうと、まさに錆びついていくイメージです。錆びが付着した神経線維がしびれや痛みを起こすのです。血虚体質の方は、十分な血液がないので、血液循環が少ない部分で錆びの沈着促進されるのです。血虚の改善も必要ですが、神経繊維に付着する老廃物を剥がし取り除く解毒代謝を上げる必要もあります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、血虚の改善と手のしびれに当帰四逆加呉茱萸生姜湯を、さらに血中の老廃物を解毒代謝して便通を改善する桃核承気湯が有効です。(堀口和彦)
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、血虚の改善と手のしびれに有効です。
桃核承気湯は、血中の老廃物を解毒代謝して便通を改善するのに用います。
体質:気虚 陽虚 血虚 気滞 湿痰 陰虚 血瘀 湿熱
体質判定にある気虚と血虚を改善する方向で、漢方薬を選びます。そこで、胃腸の働きが重要です。消化吸収が低下しているとどうしても元気がでませんし、血分を増やすこともできません。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、人参養栄湯と加味帰脾湯が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、胃腸の働きを高め消化吸収を活性化して、気を補い元気を出します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きが弱く、熟睡感がない人によいです。
体質:やや血虚 やや血瘀 やや陽虚 やや気虚 やや湿痰 やや陰虚 やや気滞
むくみなどにお悩みのご様子です。体質判定の結果から、血虚と血瘀が高めに出ています。これは、血液の循環が悪く、血が余って停滞している部位と、血が不足している部位があり、偏っていることを示しています。特に、下半身の血が不足してリンパ液が停滞し、上半身は血が停滞し疲労が溜まっているようです。小便の出具合が良いようですので、当帰芍薬散と補気健中湯が有効です。(堀口和彦)
当帰芍薬散は、血を補いながら血行を改善し、静脈やリンパ液の流れも促進して、むくみや静脈瘤にもよいです。
補気健中湯は、元気を付け、心臓や胃腸の働きを高めて、むくみを改善します。
体質:湿痰 陽虚 陰虚 血虚 気滞 気虚 血瘀
体質判定の結果、湿痰が一番で、次に陽虚が高くなっています。湿痰の改善に補気健中湯が有効です。今回さらに加味逍遥散が有効です。(堀口和彦)
補気健中湯は、むくみや腹水などに利用します。下がっている内臓を引き上げて、内臓の働きを高めて小便を出させやすくします。
加味逍遥散は、婦人科のお薬で、冷えのばせ体質で、下剤は入っていませんが、便秘や下痢など排便コントロールの悪い人に向いています。ホルモンと自律神経の働きを調整します。
慢性腎臓病でお悩みとのことです。また膝周りの違和感があるとのことでつらいです。今回は、体質判定の結果から血虚の改善と腎臓の働きを高めるために猪苓湯を、さらに尿酸値を下げ水分代謝を活性化する越婢加朮湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
猪苓湯
猪苓湯は、血虚の改善と、腎臓の働きを高めるために用います。
越婢加朮湯は、尿酸値を下げ、水分代謝を活性化させます。
体質:陽虚 血虚 湿痰 気虚 血瘀 湿熱
体質判定に陰虚と湿痰という結果が出ていますが、これは体内の水分が停滞している所と、不足している所が混在している状態を示しています。おそらく下半身は水分が停滞し、上半身は不足していると予想します。頭部の眼や鼻、耳あるいは脳に潤いがないと疲れ眼や鼻炎、さらにイライラや不安感など心にも潤いがなくなります。さらに頭部は血も不足気味のようです。これが、髪の毛や顔色お肌に影響をもたらします。これら、水分代謝と血液の循環を改善する必要があります。そのために、まず気を巡らすことが重要です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、五積散と加味逍遥散が有効です。(堀口和彦)
五積散
五積散は、新陳代謝を高めて、余分な水分を排出します。腰のだるさやむくみの解消に良いです。
加味逍遥散は、ストレスなどで血行が悪くなり、肩こり目の疲れ、手足のほてり、生理不順にも良いです。ホルモンと自律神経のバランスを整える作用があります。
体質:湿痰 血虚 血瘀
脊柱管狭窄症を完治させるのは難しいですが、痛みやしびれ、間欠性跛行を緩和することは可能です。体質判定の結果は、湿痰が一番高く、血虚と血瘀と出ています。関節周りは滑液が満たされており、リンパや血液とともに、関節や骨を養い動きやすくしています。湿痰は、この滑液やリンパ液が十分に巡らず停滞して澱んでいる状態を示します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、麻杏薏甘湯と疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
体質:湿痰 陽虚 気虚 気滞
体質判定にあった湿痰を取り除くことが重要になります。まずは、鼻と呼吸器を良くしてまいります。そこで、今回はそれらの症状に有効な続命湯が有効です。この漢方薬で代謝を活性して、脳の働きや身体の動きを高めていきます。(堀口和彦)
続命湯は、慢性的に咳痰があり、むくみや感覚や運動神経などの動きの悪さなどを改善する作用があります。脳の働きを活性化する作用もありますので、記憶力のアップにもよいです。
体質:やや陽虚 やや血瘀 やや湿痰 やや気滞 やや血虚 やや湿熱
体質判定の結果にある湿痰を重視して麻杏薏甘湯が有効です。また、痰や鼻水、肩こりや頭痛を考慮して半夏厚朴湯が有効です。痛みで緊張している身体を弛める作用もあります。(堀口和彦)
半夏厚朴湯は、鼻炎などアレルギーにもよいですが、のどから胸の緊張感を鎮めます。
椎間板ヘルニアにお悩みのご様子です。体質判定のチェックされた項目からすると、お腹に力が入るようにすることが、漢方的なヘルニア改善の糸口といえます。胃腸の働きが安定してくると、腸腰筋に力が入り、腰が伸びるように姿勢がよくなります。この状態が下腹(丹田)に力が入った状態です。ヘルニアを回復させるためには、腰椎をしっかりと支える筋肉が必要です。腰椎を安定的に支え、椎間板に過度な力が加わらない状態を維持していれば、徐々にヘルニアは戻っていきます。リハビリとストレッチ、休息を上手に入れて生していただく必要があります。漢方薬は、五積散と疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
体質:陽虚 気滞 血虚 気虚 陰虚 血瘀 湿痰
体質判定の結果を拝見すると、気滞と陽虚が一番で、血虚と気虚が続きます。気滞を改善する漢方薬で四逆散が有効です。さらに気虚の改善に安中散が有効です。(堀口和彦)
四逆散
四逆散は、背中から脇腹の緊張を緩和して、背中やお腹の痛みを軽減します。
安中散は、胃酸を中和し、胃粘膜を修復します。胃の痛みや張りを緩和する作用もあります。
体質:やや血瘀 やや気滞
漢方治療では、体質判定の結果にある血瘀と気滞を改善していきます。交通事故など一瞬のことですが、その衝撃は心身ともに大きなインパクトを与えています。その結果、身体中の気が一時停止します。気が止まると、一瞬ですが呼吸や心臓も止まり自律神経が乱れます。近年は脳脊髄液が少量ですが、事故の衝撃で漏れ出すことが後遺症として身体の緊張感やしびれ、凝り感を与えると言われています。この気の停止状態が、漢方でいう気滞です。また、気が滞ることで血液循環も滞り血瘀となります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝茯苓丸料と疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、血液循環を良くして、気のめぐりを改善します。婦人科の漢方薬として有名ですが、交通事故後のムチ打ち症や打撲、自律神経の調節によいです。
疎経活血湯は、血液循環を良くして、筋肉の緊張を和らげ、痛みやしびれを改善します。
体質:やや血虚
体質判定の結果は、血虚が出ています。貧血もあるとのことですので、血が不足した状態です。血液は手足など全身に酸素と栄養分を送っています。血が不足した血虚の体質の方は、筋肉や関節などに栄養分と酸素を十分に送れません。その状態で、武道など激しい運動をすると栄養不足と酸欠で筋肉や結合組織を働かせることになりますので、筋肉や関節を痛めやすいのです。損傷の度合いと、武道などでの使い方(負担のかけ方)によりますが、年齢的にもある程度の回復修復は可能です。期間は稽古の度合いにもよると思いますが、数か月は必要かもしれません。漢方では、まず体質改善を目標に、手足の冷え貧血などを改善していきます。その結果の継続によって膝への栄養分などが増え、損傷の修復の作業を促進させます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、当帰四逆加呉茱萸生姜湯が有効です。(堀口和彦)
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、血を補う作用があり、さらに血液循環を改善します。多少痛みを緩和する作用があります。
体質:陰虚 気滞 湿痰 血虚 血瘀 湿熱 気虚 陽虚
体質判定の結果、陰虚と気滞が高く、さらに湿痰と血虚も出ています。その他の結果も高めに出ています。まず、耳内のリンパ流通を良くする必要がありそうです。陰虚と湿痰の双方が高く出ているので、鼓膜から内耳の水分調節にむらがあることを示しています。鼓膜は太鼓の皮の部分と同じです。湿り過ぎても乾き過ぎてもいい音が出ません。適度の湿度管理が大切です。耳も同じ原理で適度な湿り気が必要です。その調節を阻害する要因を探すことが、耳鳴りの治療に不可欠です。まずは、気滞と陰虚の改善から行います。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と香蘇散が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、アレルギー体質に有効で、鼻炎や扁桃炎にもよく使います。耳や鼻のどなど潤し、炎症を鎮める作用があります。鼓膜から内耳のリンパ液の流通を調整して、炎症を鎮め、耳鳴りを緩和します。
香蘇散は、気滞の緩和に有効です。のど風邪などに繁用される漢方薬ですが、耳やのどのリンパの炎症を取り、耳の閉塞感を取ります。
体質:気滞 血瘀 血虚 陽虚 陰虚
更年期には、ホルモンの大きな変動があり、そのダイナミックな変動を調節しているは脳下垂体にあります。この脳下垂体のすぐ上に、視床下部があり、こちらは自律神経の調節をしています。隣り合った部位ですので、ホルモンの大変動は自律神経の乱れを起こします。これが更年期障害です。漢方では、体質に合わせて、ホルモンと自律神経の働きを調和させて、更年期障害を鎮めていきます。体質判定の結果では、気滞と血瘀が特に高く出ています。これらを改善するために、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、自律神経に働きかけて、のぼせや不眠などを改善します。
女神散は、ホルモンの働きを調整して、のぼせやフワフワ感、手足末端の冷えを改善します。
体質:血虚 陽虚 陰虚 気滞 湿痰
漢方では、患部に良い血液を十分に供給して、口内の皮膚を正常に戻すことを目標にします。体質判定の結果に、血虚が一番高く出ています。これは、血液が酸素や栄養分を十分に供給できていないことを示します。その結果、口腔内の細胞の生きが悪くなり、苔癬上に盛り上がってしまうと考えます。去年の12月に発症とのことですので、最初酸欠や栄養不足で生じた悪い血や細胞をお掃除する必要があります。やや時間を要すると思いますが、お掃除しその後きれいな新鮮な血液を供給できる身体に変えていけば、必ず良くなります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、血虚と陰虚の改善に荊芥連翹湯が効果的な処方です。さらに、陰虚と気滞の改善に柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、口内を潤す作用と炎症を取る作用があります。扁桃炎や鼻炎、副鼻腔炎、ニキビなどに使いますが、扁平苔癬にも応用できます。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、気を落ち着かせる作用があり、イライラ感や不眠、手足の冷え、かゆみなどを改善します。血液を解毒する作用もあります。
体質:気虚 血虚 陰虚 陽虚 気滞 血瘀 湿痰 湿熱
体質判定の結果をみると、8つの体質がすべて上がってしまいました。順位でみると、血虚が一番高くその次に気虚でさらに陰虚となっています。産後とのことですので、血虚と陰虚が高くなるのは一般的です。つまり、出産での出血で大量の血を失うことと、発汗などによる体液の消耗があり、血虚と陰虚をもたらすのです。女神散という漢方薬が有効です。気力、疲れやすさ、イライラ感さらに口内炎は女神散で改善できます。産後は更年期と同様に女性ホルモンが大きく変動します。ホルモンの調節は、脳下垂体という大脳の下で眼球の奥にある部位で行っています。このすぐ上に視床下部があり、こちらは自律神経の働きを調節しています。双方が密接に関係しているので、ホルモンが大変動すると、自律神経もどうしても変動します。それが産後の精神的な症状を引き起こす要因です。ですので、産前産後は細かく目を使う作業を控えることや、授乳による子宮の回復やホルモンバランスの調整をすることが必要です。(堀口和彦)
体質:気虚 気滞 血虚 陽虚 湿痰 湿熱 血瘀
漢方でなんとか改善可能です。まず、鼻炎の改善は必須です。鼻がつまると、どうしても口呼吸になること多くなります。口呼吸では腹式呼吸など深い大きな呼吸ができにくく、体内への酸素の取り込み量が減ります。血液への酸素量が少ないと、筋肉や脳の酸欠を引き起こし冷えやコリ、ツレ、頭がすっきりしない、胃腸の調子が悪いなどを発症します。そこへさらに更年期が来ました。更年期は女性ホルモンが大きく入れ替わる時です。ホルモンの調節は脳下垂体で行なわれ、そのすぐ上にある視床下部に影響を及ぼします。視床下部は自律神経の中枢でコントロールセンターです。よって、更年期障害はホルモンと自律神経の働きが乱れて、さまざまな症状をもたらすのです。体質判定の結果は、気滞と気虚が高く、次に血虚と陽虚が上がっています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と柴胡桂枝乾姜湯が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、鼻づまりや口呼吸によって気の不足と停滞の双方を引き起こす慢性鼻炎の改善に作用します。
柴胡桂枝乾姜湯は、血虚と陽虚の改善と更年期障害で、特に冷えの改善に有効です。
体質:陽虚 血虚 陰虚 気虚 気滞
体質判定の結果を見ると、陽虚と血虚、陰虚が高く出ています。これらを改善していく必要があります。両足の付け根の痛みがあることから、骨盤内の流通が悪いと予想します。大便が硬いこと、ゲップやおならが多いこと、小便の出が悪いこと(前立腺肥大)から腰から骨盤内が混み合って、血流や神経の伝達が悪くなっていると推察します。脊柱管を出たすぐの所で、靱帯や腱、筋肉などが神経を圧迫あるいは接触していると予想します。感覚神経は運動神経より、細く弱いですので狭窄が起こると感覚神経からダメージ受けます。初期は冷えや違和感で発症して、痛みしびれと続き最終的には麻痺に至ります。このことから腰部神経根症と脊柱管狭窄症の初期と予想します。今後の治療方針としては、腰椎周辺の筋肉と靱帯などの結合組織を柔軟にして、その付近に空間的なゆとりを作ることが大切です。漢方でお手伝いできることは、腰椎周辺の空間を作ることです。そのために、骨盤内をすっきりさせる必要があります。大腸、膀胱、前立腺は特にすっきりさせたいです。体質判定の結果とご様子から通導散と疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
通導散は、婦人科にも使う薬ですが、骨盤内を通じ導き出して、空間的なゆとりを作るのに良い処方です。排便がもっとスムーズになります。
疎経活血湯は、足の付け根や腰部の血行を促進し、腰痛を改善します。
体質判定の結果も、気滞がー番高く出ています。その次に、陰虚と血虚が出ています。これは、皮膚や粘膜を潤すリンパ液などの体液と、心身の働きを養う血液が不足していることを示しています。身体の陰分と血分が不足すると、心も潤いがなく余裕もなくなり、不安緊張感や不眠などの精神的な症状が出るようになります。口内や膀胱、大腸などの粘膜が、乾き炎症を起こしやすくなっているようです。土壌が乾燥すると、表面が固くなり、水分を吸いにくくなるのと同じように、水を飲んでもすぐに小便になってしまうのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、大腸を潤し便通を良くする作用もあります。
めまいやふらつきでお困りのご様子です。体質判定の結果と更年期の症状などを考慮して女神散と柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。耳石は、耳内前庭のリンパ液中にあり、この中を浮遊しています。このリンパ液を滞りなく流通させることが重要です。いずれの処方も、のぼせを取り、耳や鼻の炎症を取り、耳のリンパ液の流れを改善します。(堀口和彦)
女神散女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやほてりも緩和します。睡眠も熟睡感が増すと思います。
体質:湿痰 気滞 気虚
むくみとほてりにお悩みというご相談です。今年の夏の暑さと湿気も関与していると考えられますが、子宮の手術の影響もあると推察します。お腹にメスを入れることで、リンパ液の流通に変化が起きることはよくあります。体質判定にある湿痰(水分が停滞して余っている状態)が一番に出ています。これがむくみの状態を症状として現しているのですが、どうやら静脈やリンパ液の流れを阻害しているのは、骨盤から腹部の流通の悪さが原因のようです。骨盤内の流通が悪くなると、便秘や排尿障害、婦人科疾患などになりやすく、腹部の流通が悪くなると腹満やおなら、ゲップ、排便障害などが起こりやすくなります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桃核承気湯と補気健中湯が有効です。(堀口和彦)
桃核承気湯は、骨盤内の通流を改善します。これで便秘と小便をすっきり出るようします。
補気健中湯は、むくみに良い漢方薬で、お腹が張るタイプや、手術などでお腹にメスが入った経験のある方のむくみによいです。
体質:陰虚 気滞 血瘀
群発頭痛にお悩みとのこと、この痛みは尋常ではありません。内頚動脈の異常な拡張が神経などを圧迫して発症する場合が多いです。今回の体質判定では、陰虚と気滞、血瘀が高く出ています。SLEの方は、粘膜や皮膚など炎症によって体液が消耗して、陰虚になる方が多いです。身体が乾燥してくると心も乾くようになり、心に潤いがなくなり不安や不眠などの症状を出しやすくします。精神的な影響が群発頭痛の原因のすべてとはいえませんが、自律神経が血管の拡張や収縮に関与しています。SLEなど膠原病では、血管炎や神経炎などが起きることもあります。内頚動脈や側頭動脈炎などです。群発頭痛は、膠原病の影響もあるのかもしれません。漢方的には、陰虚体質の改善が一番の目標になります。血管や神経、筋肉、鼻粘膜などを潤して、炎症が起きにくい体質に改善することです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と釣藤散が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、のど風邪や鼻炎などにも使う漢方で、頚部のリンパ節の炎症を取る作用があります。首や肩の緊張感を取ります。
釣藤散は、陰虚タイプの頭痛によい漢方で、血管や筋肉などを潤し炎症を鎮める作用があります。
五苓散
五苓散は、むくみやのどの渇き下痢など体内の水分バランスを調整し、頭痛体質を改善します。
呉茱萸湯は、片頭痛によい漢方で、頭部の血管の拡張や収縮を調整する作用があります。
体質:気虚 陽虚 血虚 血瘀 気滞
不安感や緊張感というのは、誰にでもあるものです。しかし、これに負けてしまうのは、体力に余裕がないからです。胃腸の働き弱く食べ物から十分なエネルギーを吸収できません。さらに、のどや胸部のコリ緊張が気管と肺を開けないので、十分に呼吸ができず酸欠です。まずこれらを改善して、身体に体力的な余裕を作っていきたいものです。体質判定の結果にもあるように、気虚が一番に改善すべきところです。気虚でも胃腸の働きが低下し消化吸収力が低い脾気虚です。低血圧やめまいもこれが原因です。この改善に加味帰脾湯が有効です。温胆湯より胃腸への負担が少ない処方です。さらに息苦しさと胸の圧迫感と気滞の改善に香蘇散が有効です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の働きが低下し消化吸収力が低くなり、低血圧やめまいを引き起こす脾気虚に有効です。温胆湯より胃腸への負担が少ない処方です。
香蘇散は、のど風邪などに使う漢方ですが、紫蘇や香附子が入っており、気の巡らしを良くして気滞を改善し、呼吸を楽にします。
体質:気滞 湿痰 陽虚 湿熱 血虚
息苦しさにお悩みというご相談です。体質判定の結果で、気滞と湿痰が高く、水分代謝が悪く、体内に余分な水が停滞している状態です。余分な水は、身体を重くし、だるさや気力低下をもたらします。水分の停滞は、気の巡りを悪化させ、気滞をもたらします。気滞は、不眠やのぼせを発症させます。これらをまず改善していく必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、息苦しさや不眠、不安感など気滞の症状を改善します。
桃核承気湯は、湿痰や血虚などを改善し、骨盤内に停滞して溜まった血や湿を排出作用があります。服用後、多少が排便量や回数が増えると思います。
体質:血瘀 湿痰 気滞
緊張型頭痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果にある血瘀と湿痰を改善する必要があります。体内の血と湿(水分)の両方を回転良く循環させるために五積散が有効です。水分代謝を上げて、気と血の巡りを改善して肩こりや頭痛、腰痛などを緩和します。婦人科生理痛やPMSにも良い処方です。(堀口和彦)
五積散は、水分代謝を上げて、気と血の巡りを改善して、肩こりや頭痛、腰痛などを緩和します。婦人科の生理痛やPMSにも良い処方です。
体質:陽虚 気滞 気虚 血瘀
ニキビにお悩みというご相談です。体質判定の結果の血瘀と陽虚の改善は、ホルモンの働きと血液循環を良くして、血をきれいにし、ニキビなど皮膚をすっきりさせます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝茯苓丸料が有効です。さらにむくみと大腸に働きを改善するために補気健中湯が有効です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、血液の循環を良くして、血液をきれいにする漢方です。まさに瘀血を改善します。ニキビに繁用します。
補気健中湯は、胃腸の働きを高め、リンパ液の流れを良くして、むくみを改善します。
あせもとアトピー性皮膚炎にお悩みというご相談です。体質判定の結果は、陰虚が強く出ています。皮膚や鼻口内などの粘膜を潤す体液が不足している状態です。アトピー体質の方は、陰虚になりやすい傾向があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と消風散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心を潤す作用もあり、熟睡感をもたらします。便通を良くする作用もあります。
消風散は、皮膚の炎症を取り、化膿を予防する作用があります。
体質判定の結果から、血虚と湿痰、血瘀が高く出ました。処方は安中散に五積散を加えたものが有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸を抑え、胃や食道の粘膜の炎症を鎮め、痛みを緩和します。桂枝と延胡索が消化器の痛みを和らげます。
五積散は、体内(特に胃腸や関節)の余分な水分を捌き、炎症を鎮める作用があります。腰痛や腹痛などにも効きます。
体質:湿痰 陽虚 陰虚
おりものにお悩みというご相談です。萎縮性膣炎とのことで、菌の感染はないとのことです。湿痰が一番高く出ています。おりものは、この湿痰体質が原因のようです。菌感染がなくアレルギーでもないのに、おりものや鼻水が出ることがあります。鼻や膣周辺の粘膜から溢れるように、リンパ液がしみ出て鼻水やおりものになるのです。下痢しやすいことも、これと同じ現象で大腸の粘膜から何らかの刺激でリンパ液がしみ出てその水分で下痢になるのです。これらの改善には五苓散が有効です。膣周辺だけでなく大腸の粘膜の水漏れも改善します。さらに、清心蓮子飲が有効です。(堀口和彦)
五苓散は、膣周辺だけでなく大腸の粘膜の水漏れも改善します。
清心蓮子飲は、陰部の炎症を鎮め、小便を出しやすくします。
体質:気滞 血虚 血瘀 陰虚 気虚 湿熱 湿痰
更年期障害と子宮頸癌にお悩みというご相談です。体質判定の結果は、気滞・血虚・血瘀が高く出ています。更年期のイライラなど精神的な症状が気滞となっているようです。この改善に柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。また、更年期にはホルモンが大きく入れ替わるわけですが、このときに自律神経も変動します。これが精神的な面や体調の変調を起こします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、女性ホルモンの働きを調和させる通導散が有効です。ホルモンのコントロールセンターである脳下垂体は、自律神経のコントロールセンターである視床下部と隣接しています。これらは眼の奥で、大脳の下縁にあります。眼の疲れや首肩のコリは、ホルモンと自律神経のコントロールセンターの働きを邪魔し、それぞれのバランスを乱す原因になります。眼の使い過ぎや、肩こりは運動などで改善する必要があります。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、更年期のイライラなど精神的な症状が気滞となっており、これを改善します。
通導散は、女性ホルモンの働きを調和させる作用があります。更年期にはホルモンが大きく入れ替わり、自律神経も変動します。これが精神的な面や体調の変調を起こします。
体質:やや陽虚
咳・喘息にお悩みというご相談です。内容から勘案するとアレルギー体質といえます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、神秘湯と半夏厚朴湯が有効です。(堀口和彦)
神秘湯
神秘湯は、喘息や気管支炎に用い、アレルギー体質の改善にもよいです。
半夏厚朴湯は、のどの違和感を取ります。甲状腺を患ったことがあるとのことですので、のど違和感と咳痰を鎮めるのよい処方です。
体質:湿熱 湿痰 気虚 気滞 血瘀 陽虚 陰虚 血虚
体質判定の結果が多岐にわたっています。湿熱、湿痰その双方が高いので、湿(余分な水分)が多く停滞していることを表します。また、気滞と気虚の双方が出ているので気が停滞しています。上半身では気が多く、下半身では気が少ない状態で、上下でバランスが悪くなっているようです。血瘀も高いですが、これは汚れた血液が停滞している状態を示します。はじめに停滞している毒素の排出から行います。そこで湿熱の体質改善で防風通聖散が有効です。大腸や膀胱、鼻の粘膜の炎症を鎮めて、身体の熱感を緩和します。大小便の排出をスムーズにし、鼻の通りを良くします。さらに桃核承気湯を加えます。服用後、大便の量と回数が増えると予想します。(堀口和彦)
防風通聖散は、湿熱の体質改善をし、大腸や膀胱、鼻の粘膜の炎症を鎮めて、身体の熱感を緩和します。大小便の排出をスムーズにし、鼻の通りを良くします。
桃核承気湯は、骨盤内をきれいにします。婦人科の漢方薬で、ホルモンの働きを改善し生理を整えて、子宮を浄化します。こちらにも、便通を良くする作用があります。
体質:やや湿熱 やや陰虚 やや気滞 やや血虚
脊柱管狭窄症からヘルニアでお困りのご様子です。体質判定の結果とご様子から、痛い時は、横向きに寝て膝を曲げて休んでいただく必要があります。また、歩いていて痛くなったら、無理をせずに腰掛けて休んでいただく必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、続命湯が有効です。(堀口和彦)
続命湯は、脊柱管狭窄などで神経の知覚や動きが悪い方によい処方です。
体質:気虚 気滞 湿熱 血虚
暑さは胃腸の働きだけでなく、膵臓の働きも低下させます。体質判定の結果にも、気虚が一番高く出ています。消化吸収力が低下していることを示しています。この脾気虚を改善するために六君子湯が有効です。今回さらに、肩こりや鼻、気力低下を改善するために香蘇散が有効です。(堀口和彦)
六君子湯は、消化吸収を高め、胃腸の働きを調整します。
香蘇散は、肩こりや鼻、気力低下を改善します。
体質:気滞 血虚 陰虚 血瘀 陽虚 湿痰
頭痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果は、気滞と血虚が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と釣藤散が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、身体を温め血を増やし、気のめぐりを良くして、頭痛や不眠などを解消します。
体質:気虚 陽虚 陰虚 血虚 気滞 湿熱 湿痰
てんかんなど脳神経的な症状や咳や痰などでお困りです。体質判定の結果にある気虚、陰虚、気滞の改善から始めます。そこで、一包を桂枝加竜骨牡蛎湯と柴胡加竜骨牡蛎湯の処方にします。もう一包を小建中湯と麻子仁丸料を処方します。処方量は少なくし、それぞれにもうー処方を調合することで、下剤としての大黄の働きをマイルドにし、かつ他の作用を入れ込みます。服用回数は1日2回でよいです。もしまだ排便が悪ければ、3回にしていただく必要があります。処方量は、1回量各処方0.75gと少なくしてあります。服用回数は1日2回で、もし排便が悪い時は、3回にしていただく必要があります。万が一、下痢した場合は、1日1回でよいです。 (堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、気力や身体の冷えなどを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、イライラ感や便通食欲などを改善します。
小建中湯
小建中湯は、腹痛やお腹の張り、手足の冷えを改善します。
麻子仁丸料
麻子仁丸料は、お腹の張りを取りながら、大便を柔らかくして、便秘を解消します。
体質:血瘀 湿痰 陽虚 血虚 陰虚
体質判定の結果も、湿痰と血瘀が高く出ています。体内に余分な水分が停滞していること、汚れた血が停滞していることを示しています。血瘀が高いとのぼせやすく、上半身の熱気が上がり汗の多くなる傾向があります。上半身からの汗が多いと想定します。汗が多くなると小便が減り、下半身の余分な水分が排出されにくくなり、むくみとなります。余分な水を排出するのに、小便と汗と両方から活性化します。大腸に余分な水分が溜まっていることが、朝の下痢になっています。夜に水分(特に冷たいもの)を取りすぎかもしれません。なるべく太陽が出ている昼間に水分を摂取して、夜は控えめにしていただく必要があります。あるいは夜は温かい物のみにしていただく必要があります。むくみは、新陳代謝が活発になって、小便や汗が出るようになった結果に解消されます。ちょっと時間がかかります。また、むくみの原因は静脈血とリンパ液の停滞です。膝や股関節など大きな関節の屈伸運動、さらにそけい部のマッサージは有効です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、五積散が有効です。(堀口和彦)
五積散は、新陳代謝を活性化して、余分な水分を出します。
体質:やや気滞 やや気虚 やや湿痰
体質判定の結果は、気滞と気虚がやや高く出ています。気の滞りと不足が合わさっていて、気の循環が悪いとのことです。身体の緊張が、肩や背中を強張らせて心臓に負担をかけて血液循環を悪くさせ、脳への血液供給が十分ではないようです。これが立ちくらみや思考停止状態を起こしていると予想します。さらに、身体の緊張は深い大きな呼吸ができず、身体の酸欠状態も引き起こします。これがイライラや疲れが取れない感をもたらしていると推察します。漢方薬は、まず身体の緊張感を緩める香蘇散とイライラ感を鎮める抑肝散が有効です。(堀口和彦)
体質:血虚 血瘀
体質判定の結果は、血虚と血瘀が高くなっています。これは血液の循環が悪いことを示しています。上半身は血が多く停滞し、下半身は血が不足し、その分リンパ液が多く停滞しているようです。体質判定の結果にある血虚と血瘀を改善する必要があります。血虚とむくみに対して、血行を良くしながら水分代謝を上げて、むくみを改善する当帰芍薬散が有効です。また血瘀と血行不良を改善する桂枝茯苓丸料が有効です。(堀口和彦)
当帰芍薬散は、血虚とむくみに対して、血行を良くしながら水分代謝を上げて、むくみを改善します。
桂枝茯苓丸料は、血瘀と血行不良を改善します。
体質:湿熱 陰虚 湿痰 気滞
頚椎のヘルニアによるしびれにお悩みというご相談です。体質判定の結果では、湿熱と湿痰が高く出ています。これは体内で余分な水分が停滞して、それが気血の巡りを悪くして、筋肉の緊張感や痛みしびれを助長しているようです。そこでこの余分な水分を動かし、排出することが必要です。胃腸の働きを高めながら、余分な水分を代謝して神経や筋肉の痛みを緩和する五積散が有効です。水分代謝が上がることで、鼻の症状も改善してくると推察します。首を冷やさないように注意していただく必要があります。今年の夏は暑く、発汗量が多かったと推察します。頭部の汗は、首を伝わり、その汗が首の筋肉を冷房などで冷やし、固まっていきます。これを繰り返したことで、首の筋肉が硬直化し、ヘルニアの悪化要因になったと予想します。発汗後はハンカチやタオルで首の汗をよく拭いて、首を冷やさないようにしていただく必要があります。抑肝散を加えたものが有効です。(堀口和彦)
体質:陽虚 血虚 陰虚 気滞 血瘀 気虚 湿痰
胆のう炎胆管炎でお悩みとのことです。さらに肺炎や骨粗鬆症もあるとのことです。体質判定の結果は、多岐にわたっていますが、まず血虚と陰虚、気滞から改善していく必要があります。手のひらや足の裏などが黄色とのことですが、漢方的には肝の血虚を表しています。肝の血が不足すると精神的に不安定になります。これを解消するのに柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、耳やのど、眼などを潤しますす。
桃核承気湯は、骨盤内の流通をよくする作用もあり、大便小便の排出や卵巣子宮の働きを高めます。
体質:陰虚 気滞 湿痰
頻尿にお悩みというご相談です。体質判定の結果から、陰虚が一番高く、次に気滞と湿痰が出ています。腎臓や膀胱付近は多少炎症があり、これがもとで粘膜が潤いを失い、ひび割れているような状態であると予想します。その結果、粘膜から漏れ出るように小便が流出して多尿頻尿になっていると推察します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、清心蓮子飲が腎臓や膀胱などの炎症を鎮め、粘膜を潤し頻尿を改善します。さらに柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
清心蓮子飲は、腎臓や膀胱などの炎症を鎮め、粘膜を潤し、頻尿を改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、不安感やイライラ、不眠を改善する漢方で、多少便通を良くする作用もあります。
体質:気滞 血虚 陰虚
ストレスによるイライラ感や熟睡感がないことにお悩みというご相談です。不規則な生活パターンは、リズムを崩しやすく、自律神経の働きを乱しやすいです。体質判定の結果から、まず気滞を改善する必要があります。身体の緊張感を取り気力を上げる香蘇散と、イライラ感を鎮め熟睡感を高める抑肝散が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、身体の緊張感を取り、気力を上げてくれます。
抑肝散は、イライラ感を鎮め熟睡感を高めてくれます。
体質判定の結果にある陽虚とは、ホルモンなど新陳代謝を活性化させる働きが低下していることを示しています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、八味地黄丸料というホルモンや前立腺の機能を活性して新陳代謝を高めて排尿しやすくする処方と、清心蓮子飲という排尿をすっきりさせる処方が有効です。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、ホルモンや前立腺の機能を活性して、新陳代謝を高めてくれます。
清心蓮子飲は、排尿をすっきりさせます。
体質:血虚 気滞
気管支炎にお悩みというご相談です。体質判定の結果は、気滞と血虚が高く出ています。肩こりやイライラ感などがあり、さらに咳が出ることで、身体(特に背中や胸)がコリ緊張しているのだと推察します。咳が頻繁に出ることは体力を使い、筋緊張を引き起こし、気管と肺が開けずに、深い大きな呼吸ができなくなるという、悪循環に陥ります。そのために腹式呼吸は大切です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、気滞を改善し気管の炎症を鎮める神秘湯と、気管の潤しながら炎症を緩和し咳や痰を去る清肺湯が有効です。生活習慣の改善もこれを機会にやっていきたいものです。(堀口和彦)
神秘湯は、気滞を改善し気管の炎症を鎮めます。
体質判定の結果は、気滞が出ています。気が停滞して、巡りが悪いと、イライラしたり、不安感や不眠傾向になったりします。気とは、元気の気で、生命エネルギーのことです。これが不足している状態は、気虚なのですが、気は不足していませんが、その循環が悪いということです。だだし、気は不足していませんが、その気を蓄えが少ないようです。余裕がなく、自転車操業のような状態と予想します。気を蓄えるところは、血液や筋肉です。潰瘍性大腸炎を既往されていることから、消化吸収力が低下して、この気の蓄えを少なくしたのでしょう。水分代謝が悪くないということは、気滞の原因は血の循環に問題があり、血が不足しているところと余って停滞しているところが混在して、その結果気分にもムラができるということでしょう。漢方薬としては、桂枝茯苓丸料や抑肝散が有効です。(堀口和彦)
体質:血虚 血瘀 湿痰 気滞 陽虚 陰虚 気虚
むくみの原因となる湿痰の改善に麻杏薏甘湯の処方はお勧めです。この処方に、気滞の改善と気管や鼻、食道などの余分な水分も排出する半夏厚朴湯の処方がよいでしょう。もう一包は、血虚と陰虚と鼻づまりなど鼻炎の改善に荊芥連翹湯が有効です。こちらもこの処方に、湿痰から湿熱を取る処方で、関節炎やむくみリウマチによい越婢加朮湯の処方が効果的です。(堀口和彦)
麻杏薏甘湯は、むくみの原因となる湿痰の改善に作用します。
半夏厚朴湯は、気滞の改善と気管や鼻、食道などの余分な水分を排出します。
荊芥連翹湯は、血虚と陰虚と鼻づまりなど鼻炎の改善に用います。
越婢加朮湯は、湿痰から湿熱を取る処方で、関節炎やむくみ、リウマチによいものです。
体質:血虚 陰虚 気虚 陽虚 気滞 血瘀
イライラにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番強く、陰虚と気滞がそれに続きます。血分と陰分は、心身双方を潤す作用があります。血は血液とほぼ同義で、筋肉や脳に酸素と栄養分を供給します。陰分は、体液やリンパ液をいい、鼻や目の粘膜や皮膚、毛髪などを潤し炎症を鎮める作用があります。さらに陰分は心を潤す作用もあり、これが不足すると精神的に余裕がなくなり、すぐに感情的になりやすくなります。まずは、血分と陰分を十分に養い、心に余裕を持てる身体にすればよいです。長時間の陣痛や妊娠時の体調が悪かった場合も含めて、出産時が苦労している場合、出血や発汗などで心身ともに疲労困憊します。その後の体力回復が十分になされないままに、職場復帰などをしますと、その後体調不良や精神的不安定に陥ってしますことがあります。これを産後血の道症と、漢方では呼びます。睡眠が十分など休息を取っても、すっきりしないなどは、この血の道症の方に多いです。これは正に血虚と陰虚、気滞に状態です。出産での出血、大量の発汗、女性ホルモンの入替えなどが、これらの症状のもとになっています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、血虚と気滞の改善に抑肝散が有効です。さらに香蘇散が有効です。(堀口和彦)
抑肝散は、肝の血を補い、精神的安定をもたらし、イライラや不安感などを緩和します。
香蘇散は、身体や胃腸の緊張を取り、気を巡らし気滞を改善します。のどなどのリンパ節の炎症を鎮める作用もあり、アレルギー体質の方にもよいです。
体質:陽虚 血虚 気滞 湿熱 湿痰 気虚 血瘀 陰虚
口腔(舌の痛み)扁平苔癬にお悩みのことです。この原因が、免疫低下のウイルス感染によるとのことですので、体力を付けて免疫力を活性化することが大切です。体質判定の結果でも、陽虚と血虚が高く出ています。陽虚は、ホルモンの働きや免疫力の低下を示します。血虚は、皮膚や筋肉などの細胞に必要な酸素や栄養分を運ぶ血が不足していることを示しています。免疫力を高めるためには、まず胃腸の消化吸収力が必要です。体質判定の結果にも、陽虚と血虚が高く出ています。これらを改善するために加味帰脾湯という漢方薬が有効です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、消化吸収力を高め血を増やし、体力をつけて、免疫力を高めます。身体の緊張感を緩める作用もあり、睡眠も改善します。
勃起不全のお悩みですで。体質判定にある陽虚ということになります。ホルモンの働きや自律神経の働き、血行の改善が必要となります。まずは八味地黄丸料が有効です。そして、鹿茸と紅参の入った活命参が有効です。朝の勃発が始まると推察します。(堀口和彦)
活命参は、鹿の幼角である鹿茸と紅参が配合され、男性ホルモン作用と陰部への血行を持続的に巡らす作用があります。
体質:気滞 湿痰 気虚 血虚 陰虚 湿熱 陽虚
体質判定の結果、気滞と湿痰、気虚が高く出ています。ストレスなどで気が滞ると、胃や食道に停滞し熱と炎症を起こし、粘膜を傷つけます。これが胃潰瘍や逆流性食道炎です。ストレスなどによる胸やけ粘膜の炎症を鎮める半夏瀉心湯と、胃酸を抑え粘膜の修復作用のある安中散が有効です。(堀口和彦)
半夏瀉心湯
半夏瀉心湯は、ストレスなどによる胸やけ粘膜の炎症を鎮める作用があります。
安中散は、胃酸を抑え粘膜の修復作用に用います。
体質:血虚 陰虚 血瘀
あせもにお悩みというご相談です。体質判定の結果とご様子から、荊芥連翹湯が有効です。お尻にできるあせもは、汗と停滞して老廃物が溜まった血液が発症の原因と考えます。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、血虚と陰虚を改善する処方で、鼻炎や扁桃炎、皮膚炎ニキビなどによいです。鼻粘膜や皮膚を潤して、炎症を鎮めます。皮膚に溜まった停滞した悪い血を浄化する作用もあります。
体質:気滞 血虚 血瘀 陽虚 陰虚
イライラや耳鳴りにお悩みというご相談です。体質判定の結果は、気滞が一番で次いで血虚と血瘀が出ています。気滞の改善に柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。イライラ感を鎮め熟睡感を高めるのに、良い処方です。さらに今回桃核承気湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、気滞の改善に用い、イライラ感を鎮め熟睡感を高めます。
桃核承気湯は、自律神経とホルモンの働きを調整する作用があり、心身の緊張を解し、肩こりやイライラ感を緩和します。
体質:血瘀 血虚 気滞 陰虚 湿熱 湿痰
体質判定の結果とご様子から、体内に老廃物が多く溜まっているようです。血瘀と湿熱がそれを表しています。血行が悪く停滞した血が汚れている状態が血瘀です。肩こりや静脈瘤、頭痛などはこの表れです。湿熱は、リンパ液が停滞し、鼻やのどなど粘膜の炎症を起こし、鼻やのど、大腸などの粘膜を腫らして鼻づまりや便秘などを起こします。これらを改善するために桃核承気湯と防風通聖散が有効です。(堀口和彦)
桃核承気湯は、血行を良くして、便秘を解消して、血瘀を改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化し、便通や鼻づまりなどを改善します。
体質:陰虚 湿痰
耳鳴りにお悩みというご相談です。体質判定の結果は、陰虚と湿痰が出ています。耳内は適度の潤いと乾燥が必要です。陰虚は粘膜などが乾燥して潤いのない状態を示し、特に鼓膜が乾燥するとキーンという耳鳴りが出やすいです。また、湿痰は体内に余分な水分が停滞していることを示し、耳内に湿り気が多いと難聴気味になり、ボーという耳鳴りになりやすいです。また、めまいやふらつきを起こすこともあります。両方の状態があるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と五積散が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、陰虚の耳鳴りと気力や肩こりの改善に作用します。
五積散は、湿痰の耳鳴りと全身の重だるさの改善に作用します。
体質:陰虚 湿熱 湿痰 血虚 気滞 血瘀 陽虚 気虚
尿路結石にお悩みというご相談です。痛みが強い時は冷や汗がでる辛さで、背中から腰にまだ痛みはあるとのことです。飲水量に対して、排尿量が少ないです。体質判定でも。湿痰が一番高く湿熱が次いでいます。体内の余分な水分が停滞している証拠です。排便と生理痛、排尿痛などから、骨盤内が空間的に狭く流通が悪くなっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、湿痰と湿熱の改善に五淋散が有効な処方です。生理痛と排便痛に折衝飲が有効です。折衝飲には下剤は入っていませんが、芍薬と桃仁が便通をスムーズにします。(堀口和彦)
五淋散
五淋散は、湿痰と湿熱の改善に有効です。
折衝飲は、骨盤内の血行を改善して、下腹部や腰の筋緊張を緩和します。
体質:陽虚 陰虚 気滞
逆流性食道炎などにお悩みというご相談です。体質判定の結果、陰虚と気滞が高く出ています。食道からのど付近は粘膜が荒れているようです。鼻の粘膜も炎症があり、腫れ鼻づまりを起こしやすく、睡眠時に無呼吸になると予想します。これらの改善に柴胡加竜骨牡蛎湯を、呑酸とのどのつかえ違和感に半夏厚朴湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、食道からのど付近は粘膜と鼻の粘膜の炎症を鎮めます。熟睡感を出す作用もあります。
半夏厚朴湯は、呑酸とのどのつかえ違和感を軽減します。
体質:気虚 気滞 陰虚
体質判定の結果を拝見すると、気虚と気滞が一番高く、陰虚がそれに次いでいます。気が停滞しているところと不足しているところがあります。頭の方には気が多く、その結果イライラしやすく、熟睡感がなく肩が凝り緊張感が常にあるようです。お腹から下半身は気が不足気味ですので、下痢しやすく、生理での排卵や出血に異常をきたしているようです。小便が少ないのも腎膀胱の気(エネルギー)力が足りないからです。これらを改善するには柴胡桂枝乾姜湯が有効です。排尿をすっきりさせるためこれに清心蓮子飲が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、自律神経の働きを調整して、冷えや肩こり、不眠などを緩和します。
清心蓮子飲は、排尿をすっきりさせる作用があります。
腱は指を動かすワイヤーです。腱鞘炎はこのワイヤーの錆び付きです。錆びは体内の老廃物が少しずつ蓄積して発生します。血糖が高いとさらに老廃物は蓄積しやすいです。まずは体内に溜まった老廃物を浄化する必要がありそうです。そこで、解毒代謝を上げるために排泄が重要です。体質判定の結果でも、気滞と血瘀が高く出ています。血瘀は血液が汚れ停滞している状態を示します。便通もすっきりしないようですので、排便を多くして体内の解毒代謝を活性化します。その結果、腱鞘炎や掌蹠膿疱症、血糖値が改善してきます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、通導散と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効です。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内の流通を良くして、大便や小便の出をスムーズにします。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、気滞の改善によく、肩こりやイライラ感を緩和します。肝機能を高め解毒を応援します。
体質:陰虚 気滞 湿痰 血虚 血瘀 陽虚 湿熱 気虚
高血圧にお悩みというご相談です。きっかけ妊娠中とのことですので、ホルモンと水分代謝(腎機能)と関連していることが多いです。現在もむくみやすいことと、体重が増加したこと、小便が少ないことなどが気になります。生理の方は順調ですが、水分代謝を活性化する必要はあります。疲労時など下痢するということと食欲がないことが多いことから胃腸が弱めです。体質判定の結果では、陰虚と気滞が一番高く出ています。陰虚の改善し血圧を下げる処方で釣藤散が有効です。さらに気滞の改善に抑肝散が有効です。(堀口和彦)
釣藤散は、陰虚の改善し、血圧を下げる処方です。
抑肝散は、イライラや緊張感を取る作用もあります。
体質:気虚 陽虚 血虚 気滞 湿熱 湿痰 血瘀 陰虚
イライラ感にお悩みというご相談です。体質判定の結果でも、気虚と気滞がたいへん高く出ています。このイライラ感に対して、何か原因となるようなことがあるのでしょう。漢方では、気が停滞してそれが集まり充満すると怒りの感情が発生します。肝に怒りは貯められますが、肝の血が充分でなく、肝機能が低下していると怒りを我慢できなくなります。アルコールは、肝機能を低下されるので、さらに怒りっぽくなるという悪循環に陥っているようです。体質判定の結果では、気虚と血虚が高く出ています。これらとイライラ感や熟睡感などの改善に抑肝散と桂枝加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
腰の椎間板ヘルニアにお悩みというご相談です。今年6月に肺癌や胆嚢の手術もされたとのこと、まだ体力が完全には回復していないです。そこにヘルニアということは、本当に辛い毎日と推察します。体質判定の結果では、血虚が一番高く出ています。体内に酸素と栄養分を十分に送り込む血液が不足していることを示しています。術後ということもあり、本来は傷口や内臓の働きを回復するために、良い血液の供給が不可欠な時ですが、それが十分ではなり状態です。腰椎のヘルニアを発症したのも、そのような状態でちょっと無理をした結果かなと想像します。今、とにかく身体を休める時だと推察します。ヘルニアには身体を横にして、腰椎に垂直にかかる重力を開放し、骨を休めることが大切です。体質判定の血虚の改善とヘルニアによる腰痛、さらにイライラ不安感や熟睡感を改善するために、当帰四逆加呉茱萸生姜湯と加味帰脾湯が有効です。(堀口和彦)
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、坐骨神経痛によい処方です。
加味帰脾湯は、貧血や不安感によいです。
体質:やや陰虚 やや湿痰 やや血虚 やや気滞 やや陽虚 やや湿熱 やや血瘀
あせもとアトピーにお悩みというご相談です。体質判定の結果では、陰虚と湿痰、気滞と血虚もやや高めに出ています。陰虚は体液が不足して、皮膚粘膜が乾燥している状態です。ところが、湿痰は体内に余分な水分が停滞している状態です。身体の部位と時期で、乾燥と湿気を繰り返していることを示しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、消風散と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
消風散は、慢性湿疹やあせも、アトピー性皮膚炎によく、ジュクジュクと分泌物が多い時によいです。
抑肝散は、イライラや緊張感を緩和する処方で、かゆみを鎮める作用もあります。皮膚を潤す作用もあります。
体質:気滞 湿痰
のぼせ緊張にお悩みというご相談です。体質判定の結果でも、気滞が一番高く出ています。気が頭部に停滞して、熱を持ち、のぼせ感を起こしているようです。気が上衝すると消化物が下に下りていく働きを阻害して、便通が悪くなります。また、頭部に気が集中してしまうので、手足末端は気が不足して手足の冷えやしびれなどを感じることもあります。これらの改善に柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
体質:気虚
副鼻腔炎と喘息でお悩みとのことです。体質判定の結果にも、気虚という判定が出ています。これは、胃腸の働きが弱く消化吸収が十分ではないので、元気が不足しているようです。漢方では、胃腸の働きを高めながら、鼻炎や喘息などのアレルギー体質を改善することができます。現在のご様子ですと、辛夷清肺湯や神秘湯の処方が有効です。アレルギー体質のお子さんは思いやりがあり優しい子が多いと認識しています。上手に対処していけば、症状を悪化させずに改善できます。(堀口和彦)
神秘湯は、アレルギーによる気管支の炎症を鎮める作用があります。肩の凝りや胸の緊張感などを弛める作用もあります。
体質:気虚 陽虚 血虚 陰虚 湿痰 血瘀 気滞
体質判定の結果を拝見すると、気虚が一番で、血虚、陽虚、陰虚、湿痰もかなり高く出ています。気力と体力の増強に加味帰脾湯と補気健中湯を調合します。もう一包は五積散が有効です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、血虚を改善して、精神的な弱さをアップします。不安感を鎮め熟睡感を出します。
補気健中湯は、まさに気を補い、胃腸の働きを高めて小便を出し易くしてむくみを改善します。
五積散は、新陳代謝を高めて、血行やリンパ液の流れを促進して、腰の重だるさや肩こり、手足のだるさなどを改善します。
体質:陽虚 血虚 湿痰 気虚 血瘀
おりものにお悩みというご相談です。弱い菌に負けているのでしょう。免疫力を高めて抵抗力をアップして、菌に負けないような身体にする必要があります。体質判定の結果を拝見すると、陽虚が高く血虚と湿痰が次に高くなっています。陽虚は、身体のさまざまな機能を高めるエネルギーが不足している状態です。血虚は、身体に必要な酸素と栄養分を送る血が不足している状態です。この辺の改善が必要です。温経湯や竜胆瀉肝湯、新陳代謝を活性化する真武湯が有効です。完治には、1~2か月を要するかもしれません。(堀口和彦)
竜胆瀉肝湯は、おりものの緩和に有効です。
温経湯
温経湯は、血を増やし、月経や冷えを改善します。胃腸の働きと、体力や免疫抵抗力を高める作用もあります。
真武湯は、新陳代謝を活性化して、体内の余分な水分を出す作用が強いです。小便や鼻水にもよいです。
体質:血虚 気虚 湿痰 気滞 血瘀
だるさにお悩みとのことですが、イライラ感や頭痛、疲れ眼、鼻炎っぽいことから、気が停滞して巡りが悪いことが、だるさや気力の低下の原因と予想します。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、続いて気虚、湿痰、気滞と高く出ています。下痢の頻度が多い場合は、胃腸の消化吸収力を高める必要がありますが、今回はそれほどではないと予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、気を巡らしてイライラ感や不安感を緩和する抑肝散と香蘇散が有効です。(堀口和彦)
抑肝散は、気を巡らして、イライラ感や不安感を緩和する作用があります。
香蘇散には、のどや鼻耳などのリンパ節の炎症を鎮める作用もあります。紫蘇と香附子といる生薬が入っていますが、これらが気分を高める作用があります。
能活精は、当初は1日2回を1回1カプセルで服用していただく必要があります。頻尿と失禁の改善に桂枝加竜骨牡蛎湯と清心蓮子飲を合わせた漢方薬が効果的です。こちらは漢方薬のエキス散剤で、1日3回1回1包で服用していただく必要があります。血圧の薬やリバスタッチなど病院のお薬は、今まで通り服用していただく必要があります。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、夜尿症などにも使い、精神的に不安的な状態を改善する作用があります。
清心蓮子飲は、不安感を和らげ精神的に安定させ、頻尿を改善する処方です。
能活精
能活精は、脳の血流を増やし、神経細胞の働きを活性かして、集中力を高めます。
体質:やや気虚 やや陰虚
乗り物酔いは、耳内の三半規管と前庭の耳石での平衡感覚のセンサーが狂い、自律神経にその影響が発症します。立ちくらみなど起立時の血圧や心拍の調節も自律神経が担当しています。このような自律神経の調節を促すために苓桂朮甘湯が有効です。さらに、気持ち悪さや吐き気、のど胸の締め付け感の改善に半夏厚朴湯が有効です。(堀口和彦)
苓桂朮甘湯は、自律神経の調節を促します。
半夏厚朴湯は、気持ち悪さや吐き気、のど胸の締め付け感の改善に有効です。
体質判定の結果を拝見すると、気虚が一番に出ています。ふらつきにお悩みとのことですので、気の不足が大きく関与しています。お困りのふらつきは、交通事故による頚椎ムチ打ちなどの影響もあるのでしょう。大脳の下から迷走神経(自律神経)や内耳神経(前庭神経・平衡感覚)が出ており、頚椎への大きな揺れや衝撃があると、これらの神経の働きが乱れることはよくあります。食欲不振や吐き気など胃腸の働きも自律神経が大きく関与します。生理中は下痢になりやすいとのことです。ホルモンと自律神経の働きも深く関連していますので、この影響なとのことです。漢方処方は、まず胃腸の働きを整える六君子湯が有効です。さらに、自律神経の働きを整える香蘇散を加えた処方が有効です。頚椎から後頭部の炎症が取れてくれば、内耳神経の働きが整い平衡感覚も回復して、ふらつきなど緩和してくると推察します。(堀口和彦)
六君子湯は、胃腸の働きを整えます。
香蘇散は、自律神経の働きを整えます。また、のど風邪やリンパの炎症にも使いますが、肩こりや頚椎の緊張を和らげる作用があります。紫蘇と香附子が、精神的な緊張や不安感を緩和する作用もあります。
体質:気滞 湿熱
痛風にお悩みというご相談です。足母指の痛みです。小便の量を増やす必要があります。越婢加朮湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。高温多湿の時は、痛風発作が出やすい時です。汗を多くなり、小便量が減っているときは、お茶など水分を十分に補給していただく必要があります。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、水分代謝を上げて、小便を増や巣働きがあります。
防風通聖散は、体内の解毒代謝を活性化して、排便を多くします。
脊柱管狭窄による腰下肢の痛みなどにお悩みというご相談です。坐骨神経痛もあります。腰部から骨盤内の流通や筋肉靭帯のしなやかさを増やし、脊柱管や骨盤にゆとりを作ることが大切です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、脊柱管狭窄による腰下肢の痛みや坐骨神経痛に対して疎経活血湯が有効です。腰部から骨盤付近の血流を改善して、筋肉の疲労を取り、生きの良い筋肉に再生します。さらに、それに麻子仁丸料を調合した漢方薬が有効です。腰痛の改善には、排便をすっきりさせることが大切です。(堀口和彦)
疎経活血湯は、腰部から骨盤付近の血流を改善して、筋肉の疲労を取り、生きの良い筋肉に再生します。
麻子仁丸料は、大腸に潤いを与え、コロコロとした便を出しやすくします。
頚椎症による首肩の痛みにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚と血虚が出ています。頚椎の手術をされていますので、筋肉や靭帯などへの酸素や栄養分の流通と補給が十分でなくなりやすいです。これが、血虚の原因だと推察します。これを改善する処方として疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
疎経活血湯は、血を補い、血流を改善して、筋肉などの活きを良くします。
体質:陽虚 血虚 陰虚 気滞
心筋梗塞でカテール術による冠動脈を拡げたとのことです。まだ2か月ということで、まだ心身ともに不安定なご様子です。体質判定の結果にも、陽虚や血虚、陰虚と高く出ており、元気や体内の血や体液などが不足している状態を示しています。漢方薬は、黄連解毒湯と柴胡加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。いずれの処方も血圧を下げ、精神的に安定させる作用があります。病院の薬と併用しても大丈夫です。(堀口和彦)
黄連解毒湯
黄連解毒湯は、肝臓や胃腸の働きを高め解毒を促進します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、気と血のめぐりを良くします。
耳鳴りにお悩みというご相談です。血圧が高いことと耳鳴りから柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、内耳の炎症を鎮め、聴神経の働き高めます。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、大便や小便の排出を良くします。首から耳のリンパ節の炎症を鎮める作用もあります。
体質:気滞 血瘀 血虚 湿熱 陰虚
変形股関節症での股関節の痛みにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞や血瘀、血虚がまず高く、湿熱などがそれに次ぎます。小便の出が悪く回数も悪いようですので、この辺から改善する必要があります。関節の炎症を鎮めて痛みを軽減する越婢加朮湯、さらに麻杏薏甘湯が有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、関節の炎症を鎮め、痛みを軽減する作用があります。
麻杏薏甘湯は、むくみや小便の排出を改善する作用があります。
体質:血虚 陽虚 血瘀 気滞
臭覚や味覚、聴覚、視覚などは、大脳の下から出る脳神経に入ってくる情報です。これらの神経の伝達が悪くなっているようです。年齢も関与しますが、体質判定の結果を拝見すると、改善する余地は十分にありそうです。血虚は、酸素や栄養分を運ぶ血の不足を示しています。脳神経の細胞に酸素や栄養分が十分に供給されていないのです。まず排便や排尿を良くして、解毒代謝を高め、血をきれいにして、神経細胞によい血を送り込みます。脳神経など頭部への血流が十分に供給されていないことが、臭覚や味覚、聴覚、視覚などの低下に関与しているようです。低血圧ぎみで貧血とのことですので、血を頭部に押し上げる力が弱いとのことです。これを助ける処方で人参養栄湯があります。これは胃腸の働きが弱く、排便がすっきりしない方に向いています。もちろん血を補う作用もあります。(堀口和彦)
体質:気滞 湿痰 湿熱
動悸やむくみ、かゆみなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿熱や湿痰、気滞が高く出ています。体内に余分水分が停滞しており、それが炎症の元になっているようです。その炎症がかゆみを引き起こしているようです。気滞が強いとかゆみも増強しますので、これらを改善する必要があります。体質判定の結果と、高尿酸、肥満、かゆみ、むくみ動悸などを勘案して越婢加朮湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、水分代謝を活性化して、体内の水分停滞を解消し、粘膜や皮膚の炎症を鎮めます。
防風通聖散は、解毒と新陳代謝を活性化して、肥満むくみ動悸などを改善します。便通を良くする成分も入っていますので、多少大便が緩くなるか、量が多くなるかもしれません。解毒代謝して肥満むくみなどの解消には必要です。
体質:陽虚 気滞 湿熱 陰虚 湿痰 気虚 血虚 血瘀
更年期障害や足腰の痛みなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見しても、すべての体質がでています。まずは、足腰の痛みの緩和として気滞と湿熱の改善を目標にします。越婢加朮湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、小便を出しやすくして、筋肉や関節の炎症を取り痛みを緩和します。
防風通聖散は、解毒と新陳代謝を活性化して、筋肉のコリや鼻炎鼻づまりなどを緩和します。排尿と排便を増やす作用もあります。
体質:湿痰 気虚 血虚 気滞 湿熱 陽虚
湿疹でお悩みとのことです。統合失調や対人恐怖は現在上手にコントロールされているとのことです。現在も不眠や不安感はあるようですが、まずはアレルギー湿疹の改善をしていきたいものです。体質判定の結果を拝見すると、湿痰が一番高く出ています。体内に余分な水分が停滞し、悪さをしているようです。血液もそうですが、リンパ液など体液も停滞が長くなると汚れてきて、炎症や腫れ、むくみなどを起こします。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、越婢加朮湯と竜胆瀉肝湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、リンパ液に流れを良くして、蕁麻疹や湿疹などの炎症や腫れ、かゆみを鎮めます。
竜胆瀉肝湯は、血の熱を冷まし、かゆみやおりものなどを減らします。
難聴などにお悩みというご相談です。ご年齢から予想するに、聴神経による音刺激の伝達力が低下していると思われます。体質判定の結果を拝見すると、湿痰が高く出ています。これは、体内に養分な水分が停滞していることを示しています。喘息や痰などがあることからも、鼓膜など耳付近も湿り気が多く、リンパ液の流通が停滞しているようです。鼓膜から耳小骨が湿気ていると、どうしも音の伝わりは悪くなります。太鼓の皮が湿っていると、いい音が響かないのと同じです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、続命湯が有効です。(堀口和彦)
続命湯は、高血圧で、喘息や神経の麻痺などがある方によい処方です。
強直性脊椎炎による腰痛や関節の強ばりなどにお悩みというご相談です。難病指定のご病気ではありますが、何とか進行しないように、あるいは進行を遅らせることは可能だと推察します。膠原病やリウマチ的な免疫的な異常によって起こる疾患は、漢方では体内のリンパ液の流れを改善し、老廃物の早期除去ができるようにします。朝に症状が強いのは、夜間の睡眠時はリンパ液や血液の循環が停滞します。これらが停滞すると、悪い自己抗体が関節や筋肉などに居ついて攻撃を開始します。起床後に身体を動かし出すとやや痛みが緩和するのは、体動によりリンパ液血液の循環が促進され、悪い抗体が流れ出すからです。この流れを促進して、悪い抗体を居つかせないようにすることが、漢方の治療方針となります。体質判定の結果を拝見すると、該当するチック項目があまり無かったようです。胃腸の調子なども悪くないとのことです。症状などから判断して越婢加朮湯と麻杏薏甘湯が有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、関節周囲の炎症を鎮め痛みを緩和します。リウマチ的な反応を抑える作用もあります。
麻杏薏甘湯は、リンパ液の流れを促進して、悪い抗体や炎症物質の居つきを防ぎ、代謝を促進します。
体質:湿痰 気虚 血虚 気滞 血瘀
副鼻腔炎にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿痰が一番高く出ています。これは体内に余分な水分が停滞して、悪さを引き起こしていることを示しています。鼻炎の鼻水や痰、鼻粘膜の炎症、身体の重だるさなどがこれに関与しています。肩の凝りや頭痛などもあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、葛根湯加川芎辛夷と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
葛根湯加川芎辛夷
葛根湯加川芎辛夷は、鼻炎や痰、鼻粘膜の炎症や肩こりなどに作用します。
体質:血虚 気滞 陰虚 湿熱 血瘀 気虚 陽虚
頭痛にお悩みというご相談です。群発頭痛はお辛いかと存じます。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く出ています。片頭痛や群発頭痛は痛みが激しいので、身体の緊張強張り感が非常に強いと推察します。加味帰脾湯と香蘇散の組み合わせで、まず心身の緊張を解していきます。片頭痛は、三叉神経が血管と筋肉の間に挟まれて発症します。お仕事などで緊張している時は、神経、血管、筋肉が硬くなっていますが、仕事が終わってホットして気を抜いた時に、先に血管だけが緩んで拡張します。普通は、筋肉も緩んで神経が逃げられるのですが、血管だけが緩み神経を筋肉に挟み込むのです。この結果、痛みが発症するのです。緊張からリラックスへ移行するときは、ゆっくりと気を抜くように注意していただく必要があります。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、消化吸収の働きを高め、血を増やし酸素と栄養分を頭部に十分供給します。
香蘇散は、鼻やのどリンパの炎症を鎮め、肩や首筋の緊張感をとり頭痛を緩和します。
体質:気虚 陽虚 血虚
咳と気管支喘息でお悩みとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と陽虚、血虚が高くなっています。下痢しやすいとのことですので、胃腸の消化吸収の働きが弱いようです。これが気虚を示しています。お悩みの症状と体質判定の結果を考慮して、麦門冬湯と神秘湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
麦門冬湯は、のどや気管を潤し、咳と痰を鎮めます。
神秘湯は、胸や背中の緊張を取り、息苦しさを取り呼吸を楽にします。
体質:気虚 血虚 陽虚 気滞 湿痰 陰虚 血瘀
息苦しさにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚、血虚、陽虚、気滞、湿痰と多岐にわたっています。改善に時間を要すると思いますが、じっくり行く必要があります。気虚と気滞の両方が出ていますので、気の停滞と不足が同時にあるいは時間をずらして発生しているようです。まずは気の巡りを改善して、全身に偏り無く巡回させる必要があります。また、気の不足を補う必要もありそうです。漢方薬は、気の巡りをよくする半夏厚朴湯や抑肝散、気を補う人参養栄湯や加味帰脾湯が有効です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高め、心身に酸素と栄養分をたっぷり供給できるような身体にします。
体質:やや陰虚 やや陽虚
手足のしびれと更年期によるのぼせやイライラ感にお悩みというご相談です。更年期前後は、腱鞘炎やバネ指、へバーデン結節など関節にくる症状は起こりやすいです。出産後も同様な症状がでる方が多く、女性ホルモンが関与しているようです。この症状もホルモンのいたずらだと予想します。女性ホルモンの変動に伴って、自律神経が動かされて、のぼせやほてり、しびれなどが発症するのです。体質判定の結果がはっきりと出ていないので、処方を決定しにくいですが、解毒代謝が低下していると予想します。今まで無理されていたようですので、マイペースに方向転換する必要があるのでしょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、女神散が有効です。(堀口和彦)
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、いわゆる更年期障害を改善します。
難聴にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気滞が高く出ています。陰虚は、一般的には体内が不足していることを示します。耳内の潤いが不足して、鼓膜や耳小骨など音を感知して伝える部位が、乾き炎症を起こしていると予想します。気滞は、気分が不安定で、イライラや不安感を引き起こす元となります。気が耳付近に停滞すると耳内の炎症や耳鳴りの原因となります。これらを改善するために柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散という漢方薬が有効です。(堀口和彦)
息苦しさにお悩みというご相談です。過呼吸や過換気症候群は、ちょっとしたことから誰でも発症する可能性のある疾患です。でも、一度発症するとその怖いイメージが残り、予期不安という症状に悩む方は多くいます。ご様子から推察すると、ご自身を客観的に見る余裕があるようですので、あまり心配しないでよいかもしれません。現在病院で処方されている柴胡加竜骨牡蛎湯や加味逍遥散が有効と思われます。まだ自律神経とホルモンのバランスが微妙に乱れているようです。視床下部と脳下垂体は隣接しており、自律神経とホルモンのコントロールセンターがそこにあります。これらの乱れを能動的に回復するには、腹式呼吸が有効です。(堀口和彦)
体質:気滞 血虚 気虚 陽虚 陰虚
多汗などにお悩みというご相談です。だれでも緊張すると手に汗握るのですが、全身的に汗が多いようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞が1番高く、他に血虚や陰虚などが上がっています。鼻の症状もあるようで、どうやら心を潤す水分と血分が不足しているようです。身体的に余裕がないと、精神的な心にも余裕がなくなります。精神的な余裕がないとすぐ緊張しさらに緊張が持続してしまいます。まず身体に血分と水分を補い、心身ともに余裕を作ることが必要です。そのために香蘇散と抑肝散が有効です。この処方は鼻炎など鼻の症状にもよいです。(堀口和彦)
イライラ感や不眠にお悩みというご相談です。ホルモンと自律神経の働きが乱れているようです。体質判定の結果も、血虚が一番に出ており、頭部への良い血の供給が不足しているようです。加味逍遥散も血を補う作用がありますが、女神散が有効です。めまいやのぼせを改善する作用もあり、脳にもやもやとして気と血を取り除き頭をすっきりとする作用があります。さらに柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。女神散も柴胡加竜骨牡蛎湯も少量ですが大黄が入っていますので、便通を良くする作用があります。排便をスムーズにするためには、頭に上った気と血を下げるには必要です。抑肝散も良いと思いますので、今回の漢方薬と併用することを提案します。(堀口和彦)
女神散は、めまいやのぼせを改善する作用もあり、脳のもやもや感と気と血を取り除き、頭をすっきりとする作用があります。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、少量ですが大黄が入っていますので、便通を良くする作用があります。排便をスムーズにするためには、頭に上った気と血を下げます。
体質:陽虚 血虚 陰虚 気滞 気虚 血瘀
むくみなどでお悩みということです。体質判定の結果は、陽虚と血虚が高く出ています。これらは、ホルモンの影響を示しています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、五苓散と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
五苓散は、水分代謝を調節する作用があり、リンパ液の流れを促進してむくみを改善します。
半夏厚朴湯は、吐き気に良い処方でつわりなどにも利用します。気を巡らす作用もあり、気力や不安感などを減らします。
体質:やや湿痰
胸痛や痰、鼻水、高血圧、関節痛などでお悩みということです。体質判定の結果を拝見すると、やや湿痰が出ています。湿痰は、新陳代謝が低下して、体内の色々なところに水分(リンパ液や体液)が停滞して起こる病症です。鼻や気管に停滞すると痰や鼻水となり、膝などに停滞すると関節炎や膝痛、バネ指となり、胸部心膜などに停滞すると狭心症となります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、これらの改善に続命湯が有効です。(堀口和彦)
続命湯は、肺や心臓などの新陳代謝を高めて、これらの症状を緩和します。
体質:血瘀 陽虚 気虚 陰虚 気滞
二人目の不妊にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血瘀が高く出ています。これは、汚れた古い血が停滞していることを示しています。子宮や肩から頭部に特に停滞しているようです。これを解毒代謝して、特に子宮内を一度きれいする必要があると思われます。子宮内のお掃除に通導散が有効です。排便を良くする作用もあります。受精着床していくには、子宮での生育環境が良い必要があり、着床妊娠を持続させるには不可欠になります。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内の宿便など停滞物をスッキリ排出して、下半身の血行を促進して、むくみなどを改善します。
体質:陰虚 血虚 湿熱
耳鳴りにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と血虚、湿熱が高く出ています。鼻やのどなどの粘膜が炎症を起こし、乾燥している状態が陰虚を示しています。リンパ液など体液が不足している状態です。血虚と湿熱も体内に炎症があることを示しています。アレルギーと精神的なストレスが、熱となって体内炎症を起こしています。耳鳴りは、音を感知する鼓膜や耳小骨の付近が炎症を起こしていることが原因のようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散というのど鼻耳などの炎症を鎮める処方と、イライラや不安感を鎮める抑肝散という処方が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、のど鼻耳などの炎症を鎮める作用があります。
抑肝散は、イライラや不安感を鎮める作用があります。
体質:やや気滞 やや陰虚 やや血虚
この漢方薬は、心を潤し、精神的な余裕を少しずつ付けていきます。まずは小便の出方や熟睡感などに変化が出てくると推察します。焦らずにじっくり治療をすることを提案します。酸棗仁湯と抑肝散の組み合わせと、カプセルの能活精が有効です。(堀口和彦)
酸棗仁湯
酸棗仁湯は、くよくよ思い悩んだり、頭が思考がはっきりしない状態を改善する作用があります。
抑肝散は、イライラ感を緩和する作用があります。
声枯れにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血瘀が出ています。これは体内に汚れや古い血が停滞している状態を示しています。風邪でのどから声帯付近が炎症を起こし、炎症は鎮まったけれども、風邪菌などの残骸と老廃物が沈着停滞して、声枯れ状態が続いていると予想します。このような状態には、響声破笛丸料という漢方薬が有効です。また、腋の下のリンパ節から鎖骨を通って、のど声帯付近をマッサージするとよいです。入浴中などにお試しになると効果的です。(堀口和彦)
響声破笛丸
響声破笛丸料は、のどから声帯の炎症と汚れを取り除き声を出しやすくします。
体質:陰虚 血虚 湿痰 気滞 陽虚
肩こりにお悩みというご相談です。脳梗塞の既往や高尿酸値、心房細動もあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚が一番高く、血虚、湿痰、気滞、陽虚などと多岐にわたっています。ご病気も多いこのような判定結果になったと思われます。そこで、まず体内の解毒代謝を高めて、血液をきれいにして、血行を良くします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、防風通聖散と柴胡加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。排便や排尿を出しやすくする作用もあります。(堀口和彦)
体質:陽虚
脊柱管狭窄症による腰痛と膝痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果から、陽虚と血瘀が高く出ています。大便が硬いとのことから通導散が有効な処方です。さらに疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内の停滞した古い悪い血を通じ導き出す作用があります。骨盤内に停滞した悪い血があると、腰椎周辺の筋肉が硬くなり、痛みを出しやすくします。
疎経活血湯は、血行を良くして、筋肉の生きを良くして、腰痛や膝痛を緩和します。
足のしびれにお悩みというご相談です。体質判定の結果から、血虚がやや出ています。足のしびれの原因がはっきりしませんが、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、血行を良くして痛みやしびれを改善する疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
疎経活血湯は、体内に溜まって悪い血をきれいにして、筋肉の生きを良くします。鼻づまりを改善する作用もあります。
体質:やや血虚 やや気滞 やや血瘀
特発性腎出血による血尿にお悩みというご相談です。原因はまだはっきりとしないとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚が出ています。原因が判明するまでは、病院の止血剤と漢方の血虚改善の処方で併用していきます。また産後ということで、婦人科ホルモンとの関係もあるようにも予想します。ご出産後一年経過します。病院の止血剤などを併用しながら、漢方で血を増やす方向に体質改善していくことになります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰膠艾湯が有効です。(堀口和彦)
芎帰膠艾湯は、止血しながら、血を補い血虚体質を改善する作用があります。ヨモギが入っており、痔や不正出血などに使いますが、腎出血にも応用できます。また、授乳中でも問題ありません。
体質:やや血瘀 やや気滞 やや湿熱 やや陽虚 やや血虚 やや湿痰
しびれにお悩みというご相談です。体質判定の結果と症状から続命湯が有効です。高血圧体質で、手足のしびれなどに良い処方です。小便の出も良くします。(堀口和彦)
続命湯は、高血圧体質で、手足のしびれなどに良い処方です。小便の出も良くします。
体質:やや陰虚 やや陽虚 やや湿痰 やや気滞
喘息にお悩みというご相談です。便秘気味な状態は、腹圧かかり肺や呼吸器に圧がかかり喘息や息苦しさのある方にはよくありません。目が充血することや耳の症状のことからも、気を下げてのぼせ傾向を改善する必要があります。気を下へ下ろすようにすると、肺に空気が入りやすくなり呼吸が楽になります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、麦門冬湯と通導散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
麦門冬湯は、気管を潤し呼吸を楽にします。
通導散は、骨盤内の停滞を解消して、排便や排尿を通じ導き出します。
体質:やや気滞 やや陰虚 やや血虚 やや血瘀
体質判定の結果を拝見すると、陰虚の要素が出ています。鼓膜や耳小骨付近が潤っていないようです。気滞も出ていますので、気の巡りを良くして、耳内の潤いをつける必要があります。柴胡加竜骨牡蛎湯や抑肝散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を鎮めて、イライラや不安感を緩和します。
耳鳴りにお悩みというご相談です。耳と鼻は、耳管を通して繋がっており、耳内の圧力や湿気などを調節しています。聴力は異常ないとのことですので、鼓膜と耳小骨付近に炎症と湿気が耳鳴りの原因として関与しているように予想します。体質判定の結果を拝見すると、気滞の要素も出ており、鼻炎の要因に気滞の要因が加わり、治りづらくしていると推察します。そのために、精神的に安定させ気を鎮める柴胡加竜骨牡蛎湯と、排便を促進させて気を下げ鼻と耳の炎症を鎮める桃核承気湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を和らげ、首から耳にかけてのリンパ液の流通を改善して、鼓膜や耳小骨付近の炎症を取ります。
桃核承気湯は、ホルモンと自律神経の働きを整えて、血液の循環を良くします。便秘を解消する作用もあります。
お父様の認知症にお悩みというご相談です。短期記憶を司る海馬の働きは、感情に大きく左右されます。健康な人でも、感情的にインパクトがあると記憶が深く鮮明になります。一方、感情が不安定でイライラし不安感がある時は、記憶力は低下します。これは海馬にそばにある扁桃が関与しています。アルツハイマー型ということは、どうしても少しずつ進行してしまうかもしれませんが、進行を遅らせることは可能です。そのためには、お父様の感情を安定化させることが大切です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散という漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、高血圧傾向の方の精神的な安定をさせる作用があります。
抑肝散は、イライラ感や怒っぽさを緩和する作用があります。
乾癬にお悩みというご相談です。乾癬は、漢方的には体内に老廃物が停滞沈着して発症すると捉えています。体質判定の結果を拝見すると、排便や排尿は滞りなく出ているとのことです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、越婢加朮湯と治頭瘡一方を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
治頭瘡一方は、血中の毒素を解毒して、大便を増やします。
耳嗚りにお悩みというご相談です。体質判定の結果は、陰虚が高く出ています。これは、粘膜や皮膚などが乾燥しやすく、潤いないこと示します。鼻と耳は、耳管で繋がっており、耳内の圧力や湿度を調整しています。鼻づまりがあるとこの耳管も詰まり調整が悪くなります。おそらく耳鳴りの原因は、鼓膜と耳小骨付近の圧力と湿度が関与していると推察します。そのために、まず荊芥連翹湯を選びます。さらに桂枝加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、鼻づまりや鼻炎、扁桃腺炎、ニキビなどの皮膚炎の改善によいです。
桂枝加竜骨牡蛎湯は、神経の高ぶりを鎮めて睡眠の質を高めます。
体質:気虚 陰虚
湿疹と性的なことにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚と陰虚が高く出ています。まず精神的なイライラや気力の面から改善する必要があります。気の巡りが悪いと、湿疹部位などに意識が集中して、かゆみを増幅させてしまいます。皮膚など身体の潤いが不足すると、心の潤いも減り、精神的なゆとりが無くなります。すると、イライラや気力低下など精神的に不安定になります。おそらく性的な問題も、この気の滞りが原因と予測します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、皮膚や身体、さらに心を潤す作用があり、気力を高め、性的な抑制を解除します。
抑肝散は、緊張やイライラ感を鎮めて、気の巡りを良くして、かゆみなどを和らげます。
体質:気虚 血虚 血瘀 陰虚 気滞 湿痰 湿熱
イライラにお悩みというご相談です。生理痛や生理前のイライラの悪化や頭痛もあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気虚の他に血虚や血瘀、気滞、陰虚、湿痰、湿熱も高く出ています。まずは気虚と気滞の改善に焦点を当てます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。もう一包は、折衝飲が有効です。(堀口和彦)
体質:湿熱
気管支喘息にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿熱が高く出ています。体内に余分な水分と炎症があることを示しています。痰が余分な水分であり、これが炎症を起こしている気管に付着しているイメージです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、神秘湯と麦門冬湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
麦門冬湯は、気道から気管の粘膜を潤し炎症を鎮め、痰を出しやすくします。
体質:気滞 血瘀 陽虚 血虚 陰虚 気虚 湿熱
むくみにお悩みというご相談です。お顔もむくむとのことです。判定の結果を拝見すると、気滞と血瘀が高く出ています。排便がすっきりしないことと、小便が少ないことと、月経血に固まりが多いことから、骨盤内に老廃物や古い血が停滞しているようです。これらが邪魔をして、大小便がスムーズに排出されずに、下腹部が張り、足がむくむと予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、通導散が有効です。(堀口和彦)
おりものにお悩みというご相談です。体質判定の結果とご様子から、骨盤内に古い血など、老廃物が停滞しているようです。それを浄化するために、陰部からおりものとして、不要な液体が排出されているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、竜胆瀉肝湯と通導散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
竜胆瀉肝湯は、陰部の炎症を取り、小便をすっきりさせて、おりものを減らします。
通導散は、骨盤内に停滞する大便や古血を通じ導き出す作用があります。大便の出がよくなると思います。
体質:気滞 陰虚 陽虚 血虚 気虚 血瘀 湿痰
足の指の痛みは、神経障害が関与しているのでしょう。脊柱管狭窄で、長年神経が圧迫されると、神経細胞の軸索の流通が阻害され、神経細胞への栄養が途絶え気味になります。すると、神経線維の末端から、草木の根が枯れるように、知覚などの伝達が乱れるようになります。痛みやしびれ、あるいは知覚過敏などが生じます。神経細胞は再生しないので、完全に治すのは難しいですが、緩和は可能です。足拇指の痛みは神経障害によると思うのですが、すでにリリカを服用しているので、漢方は心臓の症状や全体的な体調を改善する方向をお勧めします。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚が高く出ています。気が停滞して、精神的に不安定な状態をしめします。また、陰虚は、身体の潤い成分体液やリンパ液が不足気味なことを示します。陰虚は心の潤いも減らし、精神的に余裕がなり状態をもたらしてしまいます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と通導散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張を取り、肩や背中胸などのコリを緩め、心臓や肺の働きを楽にして、動悸などを緩和します。
通導散は、骨盤内の停滞している大小便スムーズに排出して、腰を支える筋肉の生きを良くします。大便と小便の出が改善されと、腰が楽になり、足指への神経も生きがよくなり、神経障害の進行を遅らせます。
体質:やや血虚 やや陰虚 やや気滞 やや血瘀 やや湿痰
狭心症にお悩みというご相談です。体質判定の結果と胸痛などの症状から柴胡加竜骨牡蛎湯と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、イライラや不安感を軽減し、胸部の圧迫感を取ります。
体質:やや気虚
吐き気にお悩みというご相談です。体質判定の結果にも、気虚と血虚、気滞が高く出ています。まずは、香蘇散と半夏厚朴湯の組み合わせで吐き気を治めます。その後、気虚や血虚などの体質を改善していきます。(堀口和彦)
半夏厚朴湯は、鼻炎などアレルギーにもよいほかに、のどから胸の緊張感を鎮めます。
逆流性食道炎にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚が一番高くさらに血虚も出ています。気力が出にくいことや頭が重いことと食欲がないことから人参養栄湯が有効です。さらに、それに半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、気力が出にくいことや頭が重いこと、食欲がないところに作用します。
半夏厚朴湯は、のどの違和感や咳鼻水によいです。
副鼻腔炎や胸のどの圧迫感にお悩みというご相談です。半夏厚朴湯が有効です。あとは、胃腸の状態などを詳しくお聞かせいただければ、追加の処方を検討することとしました。(堀口和彦)
体質:血虚 血瘀 湿痰 気滞 陰虚
むくみにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚 血瘀 湿痰 気滞が高く出ています。むくみの原因は、血と気の巡りが悪いことにあるようです。その結果、リンパ液や体液,静脈血などが手足に停滞して、むくみを起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、血行をよくする桂枝茯苓丸料と、気の巡りをよくする抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
抑肝散は、心身の緊張を取り、イライラや不安感、不眠などを改善します。
体質:陽虚 血虚 陰虚 気滞 血瘀 気虚 湿熱 湿痰
脱毛・抜け毛などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、陰虚が大変高く出ています。血虚は、頭皮など必要なところに、酸素や栄養分を供給するための、血液が不足していることを示しています。その血流と良い血液の供給を阻害していることに、気の停滞があるようです。いわゆるストレスといえますが、漢方的には気が停滞して滞ると、血や水(体液やリンパ液)の流通が邪魔されます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、気の滞りを解消し、血液と体液の循環を改善します。
体質:陰虚 気滞 血虚 気虚 陽虚 湿熱
頚椎のヘルニアにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚が一番高く、次に血虚が出ています。これらから、まず気の巡りを良くします。気は神経の働きとも似ていますが、本来は元気の気であり、生命エネルギーのことです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、気の巡りの改善に用い、不眠やイライラ、不安感の改善によいです。
疎経活血湯は、血を補い血行を良くして、筋肉や関節などの働きを高めます。
体質:血虚 気虚
腰部脊柱管狭窄症による痛みとしびれにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気虚が高く出ています。足腰の筋肉に送り込む酸素と栄養分を供給する血が不足していることを示しています。脊柱管狭窄が長期にわたって続くと、神経が圧迫される状態が長いので、神経細胞が窒息するような状態になります。神経線維に酸素や栄養分が不足するので、木の根が枯れるように、生きが悪くなり、刺激の伝達が悪くなります。それを神経障害と呼びますが、これが起こるとしびれや冷え、圧迫感や過敏などが発症します。これが始まっている可能性が高いです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
疎経活血湯は、栄養豊かな血を増やし、筋肉や神経の生きを良くして、神経障害の進行を遅らせます。
体質:やや陽虚 やや血虚 やや気滞 やや血瘀
体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚がやや高く出ています。血虚は、酸素や栄養分を運搬する血液の不足を示し、耳や目など頭部への血の供給不足が考えられます。陽虚は、ホルモンの働きや新陳代謝などが低下していることを示します。聴力が低下してきていることに通じます。これらを改善するために、桂枝加竜骨牡蛎湯や柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
息苦しさやめまいなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚が高く出ています。頭痛もあることから、気が頭部に停滞していることを示しています。気は本来全身をくまなく巡り、止まることなく循環するものです。気は元気の気で、生命エネルギーです。パソコンや機械も電気がないと動かないようにで、人間も元気がなければ動けません。気滞とは、元気がないのではなく、巡らないことに原因があるのです。実は、気はちょっとしたことで、一時的に止まるのです。びっくりしたり、ショックなことがあったり、急に寒いところに出たり、強い風にあたったり、気圧が急に変動したり、これらは皆気を停滞させる原因になります。一般には、一時的に気が止まっても、血液が巡ったり気を代えることによって、すぐに巡行を再開するのですが、血虚もあるので血液が巡って来ないで、いつまでも気が停滞したままになっているようです。このようなことから、感情や環境が大きく変動した後に、呼吸ができなくなったりめまいや頭痛が発症すると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、のどや気管、食道など、のどから胸の緊張を弛めて、呼吸をしやすくします。ゲップや胃の膨満感を和らげる作用もあります。
抑肝散は、心身の緊張を緩和して、ストレスや不安から来る、過喚気や動悸、めまいなどを緩和します。
体質:血虚 陰虚 血瘀 気滞
口の渇きにお悩みというご相談です。シェーグレンとの診断もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、心身ともに潤いがない状態のようです。麦冬門湯はシェーグレンによる口渇に使いますが、心の潤いを補うことと、胃腸の粘膜の潤いを補うことには、不十分です。血虚と陰虚の改善とご様子から、滋陰降火湯と辛夷清肺湯を調合が有効です。(堀口和彦)
滋陰降火湯
滋陰降火湯は、のどから気管を潤します。咳や気管支炎にも使いますが、口から気管、食道、胃腸まで潤す作用もあります。
辛夷清肺湯は、鼻づまりにもよいし、鼻のどを潤します。下剤は入っていませんが、大腸を潤しますので、便通は自然とよくなると思います。
体質:やや血虚 やや陰虚 やや湿熱 やや血瘀 やや湿痰
アトピーによる乾燥肌にお悩みというご相談です。空気が乾燥するこれからの季節はお辛いかと存じます。体質判定の結果を拝見すると、体液など潤いがない陰虚のレベルはやや高いです。その他、湿熱などもやや高くなっているので、皮膚表面は乾燥するけど、全体的には水分が余っているところもありそうです。今回は、便通や小便の出具合は良いようですので、陰虚の改善を主にしました。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄連解毒湯と白虎加人参湯が有効です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、体液を補い皮膚を潤す作用があります。また、炎症を鎮め、皮膚の荒れやひび割れを修復する作用もあります。
体質:血瘀 陽虚 湿熱 陰虚 気滞 血虚 気虚 湿痰
痛風にお悩みというご相談です。体質判定の結果から、血瘀と湿熱が高く出ています。それらは、血が汚れ悪い血が淀み停滞しており、さらに余分な水分も停滞して、熱を持って腫れ炎症を起こしている状態を示しています。これが、親指をちりちりとさせる原因です。まず体内の解毒代謝を上げる必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、防風通聖散と越婢加朮湯を調合した漢方薬が有効です。大便と小便の量が増えると思いますが、解毒代謝のためです。アルコールを飲み過ぎないようにしていただくように依頼しました。(堀口和彦)
体質:陰虚 湿痰 湿熱 血虚 気滞 陽虚 血瘀 気虚
微熱とだるさにお悩みというご相談です。疲労と風邪から全身のリンパ節が炎症を起こして、熱を出していると予想します。リンパの炎症を鎮めるためには、リンパ液の流通を良くしないとなりません。そのためにまず排便と排尿を良くする必要があります。体質判定と症状などから柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整し、上半身の熱を鎮めます。多少便通を良くする作用もあります。
体質:血虚 陽虚 気滞 陰虚
肺気腫にお悩みというご相談です。肺胞がダメージを受けて、空気中の酸素を血液中に浸透させにくくなる状態です。禁煙はなんとしても頑張っていただく必要があります。肺胞を守らなくてはならないのですから・・。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚、気滞などが高く出ています。血虚は、酸素を含んだ良い血が身体中に行き渡らず不足している状態を示しています。気滞は、心身の緊張を示し、肩こりやイライラ感などで深呼吸ができにくいことを示しています。元気な肺胞が少なくなっていますので、とにかくたくさんと酸素を肺へ送り込まないとなりません。そのために、心身の緊張を取る抑肝散と、肺胞を守り栄養を送り込む人参養栄湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
体質:血虚 陰虚 気滞 湿熱 湿痰 気虚 血瘀 陽虚
のどの違和感にお悩みというご相談です。体質判定の結果にあるように、血虚や陰虚、気滞がかなり高く出ています。体内の血分や陰分(体液やリンパ液)が不足していることを示しています。要するにのどの粘膜が乾燥してカサカサしている状態です。それがのどの違和感を作っていると予想します。半夏は、のどや気管、食道などの粘膜を乾かす作用があります。ですから、のどなどの粘膜を潤す漢方薬が必要です。粘膜の乾燥が長期化すると、粘膜がひび割れます。その隙間から粘液が漏れるように鼻水が出ることがあります。陰虚体質の方にはよくあります。鼻水や痰があるとどうしても、半夏が入った処方を使いたくなるのですが、陰虚の方には向きません。おそらく鼻とのどの粘膜を潤せば良くなると思います。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、のど鼻気管などの粘膜を潤して、鼻やのどの調子を改善します。心を潤す作用もあります。
抑肝散は、心身の緊張を緩和して、肩こり頭痛、目の充血を改善し、イライラ感などを減らし心にゆとりを持たせてくれます。
体質:血虚 陽虚 気滞 湿痰 気虚 陰虚 湿熱 血瘀
肥満にお悩みというご相談です。体質判定の結果やご様子を拝見すると、精神的な面の安定を先に対処します。イライラ感が募ると過食ぎみになります。体重を減らすには、代謝を高めて、小便と大便の排出を良くすることが基本です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、五積散が有効です。(堀口和彦)
五積散は、水分代謝を活性化して、小便を出しやすくします。足腰など関節痛にもよいです。身体が温まり、気が巡ってくるとイライラ感などが減り、精神的にも安定してきます。
体質:血虚 気滞 血瘀 陰虚 気虚 陽虚 湿熱
口内の粘りや味覚などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血瘀や血虚、気滞などがたいへん高く出ています。体内に汚れ古い血が多いことと、新鮮な酸素が豊富なよい血が不足していることを示しています。血の巡行が悪いので、気の巡りも悪くなり気滞を起しているようです。体内の血液を浄化するためには、排便をよくすることは不可欠です。排便がコロコロするとのことですので、大腸粘膜の潤いが少ないようです。大腸の蠕動運動は良いということでしょう。この辺は上手に調節します。体質判定の結果と症状などから香蘇散と加味逍遥散が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、口のど鼻耳など顔面から頚部のリンパ節の炎症を鎮める作用があり、口内の違和感、味覚など正常にします。
加味逍遥散は、血行を良くして、冷えや生理不順などを改善します。下剤は入っていませんが、便通を出しやすくする作用もあります。
EDにお悩みというご相談です。勃起自体はあるとのことです。陰部への血流不足とそれを持続させるためのホルモン的な力の不足のようです。体質判定の結果にも、陽虚がやや出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、これらを改善するために鹿茸という鹿の幼角をお薬にした活命参が有効です。鹿茸を主薬にその他、菟糸子や紅参、枸杞子が配合されています。鹿茸には、男性ホルモン様の作用があり、勃起の持続力を高めます。菟糸子と紅参は、陰部の血流を増やし、精力を補います。朝の陰部への血流に変化があると推察します。1日1回夜服用していただく必要があります。(堀口和彦)
活命参は、ホルモンを活性化させる作用があり、陰部への血行を持続させて、精力を増強します。
体質:気滞 血虚 陰虚 血瘀 気虚
緊張による動悸やのぼせなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞や血虚、陰虚が高く出ています。精神的な緊張感が、上半身に気を停滞させて、のぼせや動悸、不安感を引き起こしているようです。気は元気の気で、人間にとってのエネルギーです。この生命エネルギーがないと、人間は動くことも考えることもできません。この気は、電気と同様に常に移動し循環しなければならないのですが、上半身に気が停滞し、熱となりのぼせや動悸などを引き起こしているようです。緊張してもそれに過剰に反応しない身体を作っていきたいものです。体質判定の結果やご様子から、血虚と陰虚の体質を改善していきます。血分や陰分(体液やリンパ液)が不足すると、心身に余裕がなくなり、ちょっとしてストレスに反応してしまいます。心に潤いがないと、精神的にギスギスしてくるのです。これを改善するために柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、緊張からくる動悸やのぼせ頭痛などを緩和して、便通を良くする作用もあります。
抑肝散は、心身の緊張を取り、肩こりやイライラ、不安感を和らげます。
体質:血瘀 陰虚 気滞
イライラにお悩みというご相談です。体質判定にある陰虚は、身体の潤い成分(体液やリンパ液など)が不足している状態を示しています。身体の潤いが不足すると、皮膚や髪、口内粘膜などが荒れやすくなります。心の潤いが不足すると、心がギスギスしてイライラしたり怒りっぽくなります。さらに血瘀は、血液の循環が悪く特に頭部上半身に、悪い血が停滞していることを示しています。これらを改善するために、桂枝茯苓丸料と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
不眠にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番で、その他血瘀、気滞、陰虚が出ています。血分(血液)や陰分(体液やリンパ液)は、心身(脳と筋肉や臓器など)に酸素や栄養分を送るものですが、さらに潤し心身が熱を持つ(オーバーヒート)するのを防いでくれています。心身のオーバーヒートを防ぐ働きが低下していると予想します。要するに心を潤せないのです。血液の循環をよくする瘀血の漢方薬も悪くはないのですが、まだ血分と陰分を補う必要があります。体質判定の結果とご様子からすると、陰虚と血虚の体質を改善しないと熟睡感は得難いです。効果の比較は難しいですが今の状態ですと、加味帰脾湯と桂枝加竜骨牡蛎湯が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、陰虚を改善して、心を潤し心身の緊張感を和らげます。
体質:陽虚 血虚 気滞
筋肉痛にお悩みというご相談です。激しい運動による筋肉痛ではなく、筋肉がつれることによる痛みです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚、気滞が高く出ています。筋肉がつりやすい体質は、血虚なのです。筋肉に必要な酸素と栄養分が十分に運ぶべき血が不足していることです。また、冷えなど温度差が引き金になることもあります。熟睡感がなく寝つきが悪いことから柴胡加竜骨牡蛎湯を、鼻づまりや足つれなどから荊芥連翹湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、熟睡感がなく寝つきが悪いことに有効です。
荊芥連翹湯は、鼻づまりや足つれなどを解消します。
体質:血虚 気滞 血瘀 陽虚 陰虚 気虚
上半身の多汗などにお悩みというご相談です。精神的な緊張が発汗させているようですが、頭や顔が特に多いとのことは、ホルモンによる影響が大きいでしょう。お悩みの多汗は、ホルモンとの関係が強いです。血虚の影響です。酸素や栄養分を供給する血が不足すると、ホルモンや自律神経の働きが上手く伝達されなくなります。さらに血液は、脳や内臓の働きを応援しながら、冷却する作用もあります。機械がフル稼働すると熱を発すように、人間の脳や内臓もフル稼働すると熱くなるのです。血液は、このような余熱を冷却する作用もあるのです。血虚体質の方は、身体に熱を持つと、冷めにくいのです。ですから多汗快方へは血虚の改善は必須です。それと気滞を改善していくことも必要です。緊張感やイライラ感を少しでも軽減することです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張を緩和して、肩のコリやイライラ感などを鎮めます。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、頭部の熱感やのぼせなどを改善します。
体質:やや血虚 やや陰虚 やや湿痰 やや気滞
逆流性食道炎にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と血虚がやや高く出ています。これらの改善に、柴胡加竜骨牡蛎湯と半夏厚朴湯の調合が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、胸部や背中の圧迫感を緩め、不安やイライラ感を鎮めます。
半夏厚朴湯は、胃食道の炎症を取り、吐き気や悪心を鎮めます。鼻水や痰にもよいです。
体質:陽虚 血虚 陰虚
発汗にお悩みというご相談です。ホルモンの貼付剤をご使用です。頭部だけからの汗ということは、更年期による女性ホルモンの影響です。甲状腺ホルモンの亢進の場合は、全身から汗が出ます。婦人科でのホルモン貼付剤と併用していくのがよいでしょう。ホルモン剤は対処療法的ですが、漢方薬をプラスすることで、根本的な体質改善が可能です。の体質判定の結果を拝見すると、前回より気虚と血虚、陽虚、陰虚が特に高くなっています。ホルモンと自律神経の働きの乱れがあるようですので、桂枝加竜骨牡蛎湯と女神散を調合し、黄蓮解毒湯と白虎加人参湯の調合が有効になります。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を取り、肩こりや頭痛を緩和して、熟睡感を増やします。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、更年期ののぼせや頭部の汗を抑えます。
黄連解毒湯は、炎症を鎮め、のぼせによる汗を抑えます。
白虎加人参湯は、皮膚に潤いを与え、炎症を鎮め、かゆみを抑えます。
体質:陽虚 気虚
頚椎症性神経根症による筋力低下としびれにお悩みというご相談です。重症筋無力症もあるとのことですが、今回の左手の症状はあくまで頚椎症由来とのことです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚や気虚、血虚など不足していることが多いようです。血瘀は、血が余り停滞して、手足の冷えなどを引き起こしますが、まず血や陰(体液やリンパ液)などを補う必要があります。その後に、血行を良くするという順番になります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、当帰四逆加呉茱萸生姜湯が有効です。血虚を改善して血行を良くする作用がある漢方薬です。さらに、疎経活血湯が有効です。手術は念頭に置いた上で、数か月お試しになることは大いにお勧めです。手術してもしびれなどは完治しない例も経験しています。(堀口和彦)
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、血虚の改善に用い、手足の冷えや血行を良くする作用があります。
体質:血瘀 陽虚
逆流性食道炎にお悩みというご相談です。体質判定の結果にあるように、陽虚や陰虚の体質を改善する必要がありそうです。胃腸症状が特になく咳込みやだるさ、口内炎ができやすいことから、気管や口内などの粘膜がかなり荒れていると予想します。その原因は、胃食道から上がってくる胃酸と推察します。パリエットなどを服用されているので、胃酸は抑えられていると思うのですが、それが足らないことと、口内粘膜の修復が十分でないことに問題があります。漢方では口内、気管、胃食道などの粘膜を潤し、修復する方向で進めていきます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と麦門冬湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、口内や食道などの粘膜の荒れの修復に効果があり、牡蠣は入っており、胃酸を中和する作用もあります。手足の冷えや肩こりの解消にもよいです。
麦門冬湯は、咳や気管支炎を鎮める漢方薬で、のどから気管を潤す作用があり、これらの粘膜を保護する作用もあります。
頭重感と下腹部の張りにお悩みというご相談です。体質判定の結果が、中庸とでており、該当する体質がない健康的な判定結果でしたので、処方を決定するのが難しかったです。頭重に関しては加味帰脾湯が有効です。今回さらに下腹部の張りに清心蓮子飲が有効です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の消化吸収などの働きが弱く気力や意欲が低下して、時に不眠になる方によいです。
清心蓮子飲は、過活動膀胱など自律神経の緊張などによる頻尿などに良い処方です。
体質:血虚 陰虚 気滞 湿痰 陽虚 気虚 血瘀 湿熱
耳鳴りにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、さらに陰虚と湿痰も高く出ています。耳鳴りや難聴は、耳内が適度に湿度と内部圧力が調整されないことで発生します。陰虚と湿痰が同時に出ているということは、体内で乾燥しているところと余分な水分が停滞しているところが混在しているあるいは時間差でそのような状況が発生していることを示しています。ですから、これは耳内の湿度調整が悪いことを示しています。血虚は、耳内に酸素と栄養分豊かな血が供給されていないことを示しています。気滞は、頭部に気が停滞して熱を持ちやすくします。これによって、耳管という鼻と耳をつなぐ管が炎症を起こし、耳内に気圧の調節が悪くなるのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、お腹の張りや排便をすっきりさせる作用もあり、血虚と気滞、陰虚などを改善し、イライラや不安感を緩和します。
抑肝散は、首肩の緊張を取り、頭部の熱感を鎮めます。血虚と気滞、陰虚などを改善し、イライラや不安感を緩和します。
体質:湿痰 気虚 湿熱 陽虚 気滞
股関節の痛みにお悩みというご相談です。変形があるとのことですので、完全に痛みを取るのは難しいかもしれませんが、痛みを緩和することは可能です。体質判定の結果を拝見すると、湿痰が一番高く出ています。これは体内に余分な水分が停滞して、これが関節などに溜まり炎症や痛みを起こしているとことを示します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、体質判定の結果とアレルギー体質から防風通聖散と麻杏薏甘湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
麻杏薏甘湯は、関節周辺の代謝を活性化して、むくみや関節の潤滑油を調整します。
コリン性蕁麻疹にお悩みというご相談です。寒さが本格化して、空気が乾燥してくるこれからの時期は悪化しやすい季節です。頚肩など筋肉の痛みが強いようですので、そのあたりも改善していきます。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く出ています。心身の緊張感や不快感が、気の停滞を起こしていると推察します。まずは気の巡りを改善することからスタートします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、コリン性蕁麻疹によいという報告もあります。紫蘇が入っており、アレルギー反応や精神的な不穏感を鎮める作用もあります。
抑肝散は心身の緊張を緩め、筋肉の痛みやコリを改善します。
体質:血虚 血瘀 陽虚
手足のしびれにお悩みというご相談です。さらに、病院では原因がはっきりしないとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と血瘀が高く出ています。胸郭出口症候群や手根管症候群、足根管症候群など、神経の細い通り道部分で圧迫と炎症を生じて、腕や手、足にしびれが起こっている可能性が高いです。これらの場合、レントゲンなどでの異常所見は見られません。胸郭出口や手根管や足根管は、神経や血管、筋腱が狭い空間を密に通過する場所です。ここに、老廃物や炎症の残骸などが詰まって、神経を炎症させて、しびれや感覚異常を起こします。漢方的のこれらの症候の改善には、血の解毒が必要となります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、疎経活血湯と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
抑肝散は、心身の緊張を弛めて、手足などの筋肉のコリやしびれを和らげます。
体質:血虚 陽虚 血瘀
花粉症でお悩みということです。体質判定の結果を拝見すると、血虚が高く出ています。また、陰虚もやや出ています。血(血液)も陰(体液とリンパ液)も身体を潤し炎症を鎮める作用があります。それらが不足している状態です。血瘀も出ていますので、頭部(鼻や目)に老廃物の溜まった悪い血が停滞しています。これらを解毒しながら、きれいな血と潤い成分である陰を補給する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と荊芥連翹湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、皮膚や粘膜を潤して炎症を取り、解毒する作用もありますので、ニキビや脂漏性湿疹の改善によいです。
体質:気虚 陽虚 血虚 気滞 湿熱
肺気腫による息切れや呼吸困難にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と気虚が高く出ています。まず、胃腸の働きを活性化して、消化吸収力を高め体力と元気をつけることが必要です。肺気腫は肺胞が傷つき部分的に壊死しています。壊死した肺胞は残念ながら元に戻りません。でも、日常的にはすべての肺胞を使って呼吸しているわけではありません。脳の神経細胞もすべてが利用させているわけではなく、脳梗塞後にリハビリすることにより、今まで使っていなかった脳細胞を目覚まし活性化することができます。肺も同様なことが可能です。呼吸のリハビリをすることによって、肺の中の普段使っていない部分を目覚まし利用することです。いきなり無理はできませんが、腹式呼吸から始めることが効果的です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、炙甘草湯と人参養栄湯が有効です。(堀口和彦)
炙甘草湯は、肺など呼吸器の粘膜を潤し、呼吸しやすくして、動悸や息切れを緩和します。心臓の働きを助ける作用もあります。
人参養栄湯は、胃腸の働きを助け、消化吸収を高め、気力と体力を養います。こちらも呼吸器の働きを助け、呼吸を楽にする作用があります。
体質:やや湿熱 やや気滞
お嬢さんの胃のことでお悩みということです。鼻炎や頭痛、口臭などもあるということです。体質判定の結果を拝見すると、湿熱と気滞がやや出ています。湿熱は、体内に余分な水分と炎症があることを示しています。気滞は、元気が余って空回りしている状態です。まずは、鼻の症状の改善と精神的なゆとりを持たせてあげることでしょう。漢方では、湿熱を改善することがアレルギー体質の改善につながります。湿熱と気滞がありますが、湿熱の改善を先に進めると良いと推察します。胃の粘膜も炎症があると予想します。口内や鼻のど、消化器などは粘膜で、これらが一緒になって炎症を起こしているようです。この炎症の熱源になっているのがアレルギーと気滞です。思春期は、精神的にも大人近づく時期ですので、その狭間でのジレンマが気滞となります。でも、この辺は、まず体調を良くすることで徐々に改善してくるはずです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と半夏厚朴湯が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃から食道、口内の炎症と水滞を取り、胃痛や気持ち悪さを緩和します。
半夏厚朴湯は、鼻水や痰を取る作用があり、これも口内から気管、食道付近の水の滞りをさばきます。
体質:陽虚 湿痰 血虚 気虚 陰虚 気滞 血瘀 湿熱
むくみや肩こり、冷えなどにお悩みというご相談です。精神的なストレスやプレッシャーもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、全ての体質が上がっていますが、陽虚と湿痰、血虚が目立ちます。陽虚は、ホルモンの働きの低下も示し、甲状腺や女性ホルモンの乱れが予想されます。その結果、体内の水分代謝が低下して、むくみに原因になっているようです。代謝が低下することで、血行も悪くなり冷えや肩こり腰の重だるさを引き起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桃核承気湯と女神散が有効です。(堀口和彦)
桃核承気湯は、便秘を解消し血行を促進して、のぼせや肩こり、腰痛などを改善します。骨盤内に停滞する古い血や宿便などを排出する作用があります。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、むくみやのぼせ、手足の冷え、さらに精神的な不安感やイライラ感などを改善します。
体質:血虚 血瘀 陽虚 陰虚 気滞
逆流性食道炎にお悩みというご相談です。食道から胃の粘膜が完全に修復される前に、また胃酸にさらされて完治しないようです。胃は本来、蠕動運動することで消化したいのですが、腹部や背部の緊張で胃袋が動けなくなると、胃酸を多く出して、食べ物を消化せざるを得ません。このような状態が続くと、胃や食道の粘膜は胃酸にさらされる時間が長くなり、胃炎や食道炎を発症します。心身の緊張を緩めて、胃の蠕動運動がスムーズにできるようにする必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃散を中和し胃や食道粘膜を修復します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張を解き解して、肩こりや背中、胸部の張りを緩めて、胃や食道などの内臓の働きをスムーズにします。多少の鎮静作用もあり、不眠や不安感の解消の作用もあります。
体質:やや血虚 やや気滞 やや血瘀 やや湿熱 やや湿痰
更年期による不眠や無気力、不安感などにお悩みというご相談です。更年期は、女性にとってホルモンが大きく変動する時期ですので、閉経前後に多少の体調の変化はあって当然です。でも、更年期障害が重く辛い方は、ほとんどがそれまでの生活に無理をして、自分の心や体を見つめる時が無く、大事にする余裕がなかった方がほとんどです。今は心身ともに休息の時かもしれません。睡眠は、眠ろう眠ろうと思えば思うほど、眠れなくなるものです。肩の力を抜いて、身体の緊張感を弛めることから始めるとよいでしょう。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚、血瘀がやや出ています。気滞は、気が停滞して巡らない状態です。気力が出ないようですが、決して元気が不足している分けではありません。停滞している気を巡らせば、気力はでます。血虚と血瘀は、血液の循環が悪く、酸素と栄養分を運ぶ血が、不足しているところと、停滞しているところが、混在していることを示しています。これは、更年期によるホルモンと自律神経の働きが乱れることによります。これらを漢方薬で改善することは可能です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張を緩和して、不安感や緊張感を鎮めます。
抑肝散は、抑圧された心身の緊張を解放して、気分をすっきりさせ、気の停滞を上手に巡らし、気力を高めます。
体質:血瘀 湿痰 気滞 陽虚 気虚 血虚 湿熱
痰と呼吸困難、胃酸の上昇でお悩みとのことです。痰は、胃酸の上昇で食道付近から口内まで上がってくることになります。病院では逆流性食道炎などと言われたとのことです。アレルギー性鼻炎や気管支炎、花粉症などは内容ですので、大量の胃酸が悪さをしている可能性が高いです。それが下へ行くと、下痢になることもあります。胃は本来蠕動運動で食べ物を消化したいのですが、心身の緊張により胃袋も緊張して硬くなり蠕動できないと、仕方なく胃酸を多く出して、食べ物を溶かし消化しようとするのです。これが多くの方が苦しんでいる逆流性食道炎の原因です。タケプロンなど胃酸分泌を抑える薬で良くなればいいのですが、胃が蠕動できるようにゆったりとさせることが必要なケースが多いです。このような場合、漢方はたいへん有効です。副鼻腔炎もあるとのことです。後鼻漏となり、痰が出るとのことです。胃の働きを調整して、さらに鼻粘膜の炎症を取るような漢方薬を使えば、改善へ向けられそうです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と苓甘姜味辛夏仁湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張を緩め、胃腸の緊張を緩和し蠕動運動しやすくします。不安感や肩こり、背中や胸の緊張感も緩和し、腹圧を下げ、息を吸いやすい身体にします。
苓甘姜味辛夏仁湯
苓甘姜味辛夏仁湯は、湿痰を改善する作用があり、痰を減らし、咳を止め、呼吸を楽にします。後鼻漏による痰にもよいです。
副鼻腔炎による鼻づまりと臭覚障害にお悩みというご相談です。判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、血虚、気虚がそれに続きます。感覚器の感度は高めるには、集中力が必要です。聞く、嗅ぐ、見るなどいずれも、受動的に情報が入ってくるのが本来自然(当然)です。しかし、視力が低下したり、聴力が低下したり、すると一所懸命に意識を集中しないと見えなかったり、聞こえなかったりします。鼻は、長年の鼻粘膜の炎症と充血で、臭覚センサーがダメージを受けている可能性が高いです。しかし、鼻の炎症や充血を適確に取り除き、臭覚センサー周辺の鼻粘膜を修復して、さらに臭いを嗅ぐリハビリをしていけば回復すると推測します。漢方的な治療の方向としては、まず自律神経の働きを調整して、心身の緊張感を取り、全身の血液やリンパ液の循環を改善することです。鼻周辺には、炎症による汚れた悪い血やリンパ液が停滞していると推察します。これらが除去されないと、新鮮な血液やリンパ液が巡らず、鼻粘膜修復のために必要な酸素や栄養分が供給されません。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、不安感やイライラ感など気滞の改善に香蘇散と抑肝散を調合します。もう一包を柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、のどから首のリンパ液に流れを良くして、鼻や副鼻腔、咽喉部分を潤し炎症を鎮めます。
抑肝散は、心身の緊張を取り、不安やイライラ感を鎮めます。
柴胡桂枝乾姜湯は、鼻水や痰を減らし、頭部の炎症を鎮め、血行を改善して、鼻粘膜の味覚センサーの働きを回復します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高め消化吸収を促進して、気力体力を付け、精神的な安定を図ります。
脂肪肉腫から肺転移にお悩みというご相談です。吐気を抑え食欲を増進するために半夏瀉心湯が有効な処方です。また、体力増強や呼吸器の機能維持に人参養栄湯が有効な処方です。人参養栄湯は、術後の体力回復にもよいです。人参は、食欲や気力体力を増進するのに優れていますが、血圧を上げる傾向にあります。漢方薬では、身体機能を高め免疫力を十分に発揮できる状態にすることが目標になります。分子標的や抗がん剤をお使いですので、漢方の役割は、気力体力を維持して、代謝力(副作用軽減)や免疫力を活性化することにありますし、この役回りがベストです。(堀口和彦)
人参養栄湯は、桂枝や茯苓、遠志が配合されているので、血圧があまり上がらないような処方になっています。
半夏瀉心湯は、人参が入っていますが、黄連と黄芩が配合され、のぼせや血圧上昇を抑える作用があります。
体質:気滞 血虚 湿熱 気虚 湿痰 陰虚 血瘀
アトピー性皮膚炎にお悩みというご相談です。秋から冬は、空気が乾燥して、辛い時季です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、竜胆瀉肝湯と荊芥連翹湯の調合が有効です。(堀口和彦)
竜胆瀉肝湯は、体内の余分な水分と熱をさばき、皮膚や陰部などの炎症を鎮め、かゆみやおりものを減らします。
荊芥連翹湯は、のど皮膚鼻粘膜などを潤し、炎症を鎮め、かゆみや鼻づまりなどを改善します。
体質:陰虚 気虚 気滞 陽虚
EDにお悩みというご相談です。漢方では、鹿茸という鹿の幼角が有効です。でも、その前に改善した方よい点があります。それは、骨盤内の停滞です。骨盤内には、精巣や前立腺の他に、膀胱や大腸があります。これらの働きが全般的に低下しているようです。それは、大便が出にくいことや小便が少ないことからいえます。もちろんEDも精巣や前立腺の働きの低下が大きく関与しています。お薬を飲むと胃がはることも、骨盤内の停滞があるので、胃の内容物が腸へすんなりと下りて行かないことによると推察します。ですから、まず大便と小便の出を良くして、骨盤内の停滞を解消して、精巣や前立腺、陰部の働きがスムーズの行えるように調整します。まず解毒代謝が必要です。体内のお掃除です。特に骨盤内に停滞している大便や小便を積極的に排出する必要があります。これらをまず改善して、EDの改善へ進みます。通導散という漢方薬が有効です。また、胃の張りや不眠には黄連解毒湯が有効な処方です。(堀口和彦)
通導散は、胃腸の張りや睡眠の質の改善と、便通を促進して骨盤内の血行改善やホルモンの働きの調整を目標にしています。
黄連解毒湯は、胃の張りや不眠に有効で、胃腸の張りや睡眠の質の改善と、便通を促進して骨盤内の血行改善やホルモンの働きの調整します。
体質:気滞 血虚 陽虚 血瘀 湿痰 気虚 陰虚
脊椎関節炎と線維筋痛症による痛みなどにお悩みというご相談です。正直申し上げて痛みを完全に取るのは難しいです。ただし、激しい痛みによる不安感や動悸、息切れなどの改善は可能です。胃粘膜のことを考慮して甘麦大棗湯を候補に挙げます。この処方は、不安感と心身の緊張感、どうしようもない心身の焦燥感を緩和します。甘草と小麦、大棗の3種類の生薬だけで構成されています。さらに、紅参と鹿茸からなる霊鹿参という処方もお勧めです。(堀口和彦)
甘麦大棗湯
甘麦大棗湯は、不安感と心身の緊張感、どうしようもない心身の焦燥感を緩和します。甘草と小麦、大棗の3種類の生薬だけで構成されています。
霊鹿参
霊鹿参は、副腎に働きかけて、ホルモンや免疫機能を調整する作用と、関節周囲の結合組織や骨を丈夫にする作用もあります。
体質:血虚 血瘀 気滞 陰虚 湿痰 陽虚 湿熱
月経過多にお悩みのようです。生理周期による女性ホルモンの変動は、他のホルモンや自律神経の働きを乱すことがあります。全てのホルモンと自律神経の働きをコントロールしている中枢は、眼の奥にある視床下部および脳下垂体というところで行なわれています。眼の疲れや後頭部から首筋のコリが強いと、どうしてもこれら視床下部や脳下垂体の働きが乱れやすくなります。眼の疲れがあるようで、このような状態であることが予想されます。パソコンなどを使う時間が長いことも考えられます。漢方では、これらの働きを正常に戻し、心身の緊張感を取り、イライラ感を鎮めて、過食を抑えることができます。体質判定の結果を拝見すると、血虚と血瘀が高く出ています。出血が多いことで、貧血ぎみとなり、血虚となっていますが、血瘀の体質もあります。これは、体内に余分な汚れた血が停滞していることを示します。骨盤内に、古血が滞っているようです。骨盤内を解毒代謝しながら、月経過多や貧血を改善していくことが必要です。そのために、芎帰膠艾湯と温経湯が有効です。(堀口和彦)
温経湯は、血を補い、子宮卵巣の働きを調整します。生理前の肩こりや頭痛などの改善にもよいです。
体質:やや陽虚 やや血虚 やや気滞 やや気虚
脊柱管狭窄症による腰と下肢の痛みにお悩みというご相談です。間欠性跛行やしびれ、絞扼感、麻痺感などがないようですので、神経根症による坐骨神経痛と思われます。ご年齢から推測するに、腰椎など変形もあるのでしょう。それが神経を圧迫して、痛みが下肢に及んでいると推察します。鍼灸治療もお勧めですが、漢方治療もよいです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加朮附湯と疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
桂枝加朮附湯
桂枝加朮附湯は、神経痛による痛みを緩和します。
疎経活血湯は、腰から骨盤内の血行を改善して、腰部から下肢の筋肉の緊張を取り、腰痛や神経痛を緩和します。
体質:陽虚 血虚 気滞 陰虚 湿熱 気虚 湿痰 血瘀
外傷性頚部症候群による頚部痛や耳鳴り、レイノー現象などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚や血虚、陰虚、気滞などが高く出ています。心身の両面から体調を改善する必要があります。一瞬ですが、交通事故による衝撃は、身体だけでなく、精神面にも多大な影響を与えます。これらを、少しずつ薄皮を剥ぐように改善していくことになります。特に自律神経とホルモン(副腎)の働きを調整する必要があります。これらを調整することにより、身体の強張りやレイノー現象、耳鳴りは緩和します。一度にすべての症状を改善するのは難しいですが、まず心身を改善する方向に向けていきます。服用期間は、数か月はかかると思いますが、その間に一つずつ症状の改善を目指します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張を鎮め、首肩のコリを弛めて、自律神経の働きを調整し、熟睡感を出して気力を出します。
疎経活血湯は、全身の血行を改善して、筋肉を弛めて、痛みやしびれなどを緩和します。
体質:血虚 湿熱 湿痰
高血圧やのぼせ、中性脂肪などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と湿痰、湿熱が高く出ています。これからすると、体内に余分な水分が停滞しており、それが血行を邪魔して、炎症や冷えを起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、防風通聖散と柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
防風通聖散は、解毒代謝を高めて、体内に停滞した老廃物を排出します。血圧を下げる傾向にあり、のぼせを緩和します。多少排便を促進します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりやイライラ感、不安感などを解消します。血圧を下げる傾向にあり、のぼせを緩和します。
体質:やや気滞 やや血虚 やや湿痰 やや血瘀
精力減退にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚がやや高くなっています。まずこれらの改善をします。少し気負っているようです。焦りは禁物です。まずはパートナーの魅力的なところを見つめて、その気になりましょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、気負いや、余計な心配や緊張感を緩和します。
抑肝散は、心身の緊張感を和らげ、肩こりや手のひらの汗、イライラ感を緩和します。
過食と肥満にお悩みというご相談です。ストレス的な要素がないとすると、ホルモンと満腹中枢の問題です。生理前には過食がさらに悪化するようです。となると、ホルモンバランスを整えることに、重点を置くことがよいです。体質判定の結果も血虚が高いですので、婦人科とホルモンを調整します。女神散がお勧めです。今回は、これに桃核承気湯を調合した漢方薬が有効です。桃核承気湯を半量にして、便通の出具合をマイルドにします。大柴胡湯はなしでも排便はすっきりすると推察します。(堀口和彦)
女神散は、気滞を改善する漢方で、血虚もありますし、過食は気滞と捉えますのでお勧めです。
桃核承気湯は、骨盤内の瘀血や宿便などを排出して、生理量や便秘を解消します。
体質:やや気滞 やや湿熱 やや湿痰 やや血虚 やや陰虚
ヘルニアによる腰痛にお悩みというご相談です。その腰痛は、肩や背中腰の筋肉が慢性的に緊張して硬くなり、背骨腰椎などの自由度を奪い、その結果ヘルニアがなかなか戻らない状況が続いているのでしょう。まずは、首肩背中腰の筋肉を弛めましょう。そのために葛根湯と大柴胡湯を組みましょう。(堀口和彦)
葛根湯
葛根湯は、風邪薬として有名ですが、筋肉の緊張を緩めるには最適です。
大柴胡湯は、解毒代謝を高め血中の疲労物質を浄化して血行を改善します。胃腸の働きを高め排便をよくする作用もあります。
体質:血虚 陰虚 気滞 気虚 陽虚 血瘀 湿痰
パニックによる予期不安や息苦しさにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚、気滞がかなり高く出ています。柴胡桂枝乾姜湯と当帰芍薬散は血虚の改善によいです。香蘇散は気滞に改善によいです。ということで、陰虚の改善の処方が不足しているようです。漢方薬の組み合わせは、微妙で難しいところがあります。息苦しさには、陰虚の処方がどうしても必要です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
体質:血虚 気滞 血瘀
気管支喘息のお悩みとのことです。咳や痰は現在なく、息苦しさや胸の圧迫感、肩こりなどはあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、血瘀が高く出ています。肩こりや息苦しさなどは、気滞の要因です。また、アレルギー的な要因が、血虚と血瘀に現れています。気滞は、心身の緊張感から生じます。漢方でこれらの改善は可能です。アレルギーの体質改善ももちろん可能ですが、食生活などの改善も含めやや時間を要します。血瘀があるので、体内血液を解毒して代謝を上げ、きれいにする必要があります。大小便の排出を活性化することからスタートします。汗が多いのは、気滞によるものと、湿熱の要因もあるようです。アレルギー体質は、体内で炎症が起こり易く、さらにその炎症がなかなか引かないのが特徴です。気管肺を中心に、常に炎症がある状態と推察します。老廃物が多いとどうしても体内の炎症は鎮まりません。そこで、まずは解毒代謝を活性化します。防風通聖散がまずお勧めです。さらに柴胡加竜骨牡蛎湯を併用するとよいです。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張を緩め、肩こりや頭痛、不眠などを改善します。
体質:血虚 血瘀 気虚 陽虚 陰虚 気滞 湿熱 湿痰
更年期障害にお悩みというご相談です。更年期には、ホルモンが大きく変動し、その影響で自律神経も変動します。大脳の下にある視床下部と脳下垂体は、隣接しており、視床下部は自律神経の、脳下垂体はホルモンのコントロールセンターです。隣接しているので、お互いに関係が深いのです。血圧の上昇や肩こり頭痛、掌の汗や緊張感などは、ホルモン変動から自律神経の影響です。これの改善に、抑肝散などが有効です。耳鳴りを緩和する香蘇散や柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
抑肝散は、血圧の上昇や肩こり頭痛、掌の汗や緊張感などは、ホルモン変動から自律神経の影響であり、これの改善に有効です。
不安や焦燥感にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、いずれも気滞が高く出ています。陽虚や陰虚、湿痰もやや出ています。これらから推測すると、心(こころ)の潤いの無さが原因のようです。陰虚は体液やリンパ液、神経伝達物質が不足していることを示しています。湿痰は、逆にこれらの成分が余っていることを示します。現在は、神経伝達物質の分泌が不安定なのでしょう。この不安定さを自律神経でなんとかカバーしているのが現状と予想します。この自律神経の乱れが、気滞になっています。陽虚は、ホルモンの働きの低下を示します。これらをバランスよく改善するように、漢方処方を調整する必要があります。柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効です。まずは心身の緊張感を取ることです。そして、心の余裕を少しずつ増やして行くことです。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心を潤して、熟睡感を増します。
抑肝散は、心身の緊張感を取り、不安感を和らげます。
体質:血虚 陰虚 陽虚 気滞 血瘀
耳鳴りにお悩みというご相談です。昨晩も動悸がしたようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚が高く出ています。頭部特に耳周辺の血行不良と耳内を潤すリンパ液体液が不足しています。鼓膜や耳小骨に適度な潤いが無く乾燥すると、どうしても反響しやすく余計な音を拾い、しかもその音を強く感じたり異音に感じたりします。まずは、頭部と耳周辺の潤いを増強することです。そのために柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。動悸不安は、本来人間が動物として持っている自然な防御反応です。人間も動物として、長い歴史の中で外敵から身を守る必要がありました。獣など襲われることもあったのです。それを早めに察知して、戦ったり逃げたりするために、動悸や不安感は生じるのです。動物であれば、そんな時は全身を使って逃げ出すなどができるのですが、人間は身体を使って逃げることができません。脈が速くなり動悸がするのは、いつでも全力で戦闘したり逃げるための準備なのです。まず数日起こる動悸や頻脈などを怖がらないでいただく必要があります。これらは、自然な作用です。これを怖がり否定すると、精神や自律神経がさらに乱れ、不安の悪循環に入ります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯に加え、抑肝散が有効です。(堀口和彦)
桃核承気湯は、自律神経とホルモンの働きを調整する作用があり、心身の緊張を解し、肩こりやイライラ感を緩和します。便秘や生理も改善します。
肩こりやイライラ感、肥満にお悩みというご相談です。冷えも強いようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血瘀が高く出ています。心身の緊張感が強く、肩などの筋肉が強張り、血行を阻害して、新陳代謝を低下させていることが現在の症状の原因のようです。心身の緊張感は、自律神経とホルモンの働きを乱します。その結果、イライラ感や生理周期の乱れなどを引き起こします。漢方では、まず心身の緊張感を鎮める抑肝散が有効です。体重を減らすには、食事量を減らすか、排便量を増やす必要があります。または、運動量を増やす方法もあります。漢方で、排便量を増やすこともできます。服用後2~3日は排便回数が多くなる可能性がありますが、その後は量が増えて、回数は徐々に落ち着くと推察します。今回は、加えて通導散と女神散が有効です。なお、お仕事などで、すぐにトイレに行けない状況でしたら、排便作用を緩くした処方に変えることも可能です。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内に停滞している古血(瘀血)や宿便などを通じ導き出す作用があります。排便量を増やし、子宮卵巣の働きを調整して生理不順などを改善します。
女神散は、心身の緊張感を解し、肩こりやのぼせ、イライラ感などを改善します。
体質:湿痰 気虚 陽虚 気滞 陰虚 湿熱
黄砂などのアレルギーにお悩みというご相談です。漢方の場合は、反応する対象物(アレルゲン物質)に因らずに対応可能です。アレルギーは、自分を守る免疫機能のエラーや過剰な反応です。免疫機能は、外敵が身を守るためにあるので、外部環境の変化に迅速に対応するように本来設定されています。ですから、過敏になると花粉や黄砂などの物質だけでなく、温度変化や気圧変化などの環境変化に反応して、鼻水が出るような人もいます。体質判定の結果を拝見すると、湿痰が一番高く出ています。湿痰は、体内に余分な水分が停滞していることを示します。鼻や陰部皮膚などで停滞したリンパ液や体液が老廃物を溜めて、長期間停滞することで炎症を起こし、鼻炎や皮膚炎、膣炎などを引き起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、越婢加朮湯が有効です。(堀口和彦)
体質:血虚 湿痰 気滞 陽虚 血瘀 湿熱 気虚 陰虚
ご様子を全体的に把握すると、リンパ節の炎症と肋間神経痛があるようです。右肩や背中の張りは、咳が連続したことや呼吸が苦しかったことから、気管の炎症が原因でまだ多少炎症が残っているのでしょう。咳が激しく続き肋間神経痛になるケースはよくあります。後頭部から首の症状は、鼻や副鼻腔、さらに頚部リンパ節の炎症が原因と推察します。右太腿の付根が熱くだるいのも、そけいリンパ節の炎症に因るのでしょう。その結果、下肢の血液特に静脈の流れが阻害され、足に老廃物が停滞して、踵の腫れやふくらはぎつっぱりやこむら返りが起こっているようです。今回のお困りの症状を改善するには、水分代謝を活性化して、リンパ節や鼻のど気管など炎症を鎮めることが必要です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、続命湯と柴胡加竜骨牡蛎湯を調合したものが有効です。(堀口和彦)
続命湯は、新陳代謝を高め、筋肉のコリを解消し、リンパ節などの炎症を鎮めます。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を取り、肩や胸部の膨満感を解消します。熟睡感を高め、疲労感を解消します。
体質:気虚 陽虚 血虚 湿痰 陰虚 気滞 湿熱 血瘀
冷えにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚と湿痰、陽虚、血虚が高く出ています。体内に余分な水が停滞していると、冷えの原因となります。まず水分代謝を活性化して、停滞した余分な水を排出することで真武湯が有効です。さらに柴胡桂枝乾姜湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
真武湯は、新陳代謝を高め、身体を温め、下痢やおりものを改善します。
柴胡桂枝乾姜は、上半身を温め、鼻水や頭痛、肩こりなどを改善します。また、のぼせを鎮め頭痛も緩和する作用があります。
体質:陰虚 血虚 気滞 湿熱 血瘀
体質判定を拝見すると、陰虚と血虚、気滞が高く出ています。気滞を改善する漢方薬がないので、これを改善する処方を追加するとよいでしょう。気滞があると、かゆみや熱感が強くなり、イライラ感なども生じます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と治頭瘡一方の調合が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、陰虚と血虚の改善にも良いです。
治頭瘡一方は、血瘀の改善にもなり、頭部ののぼせやほてりにもよいです。
体質:陰虚 気滞 血虚 湿熱 気虚
めまい頭痛のぼせ、疲れ目などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気滞が高く出ています。心身の潤いの無さが陰虚となっているようです。心身の潤いが無いと精神的に余裕がなくなり、のぼせや頭部熱感、頭痛が生じます。この心身の潤いを与えるために柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。今回さらにのぼせとめまいを鎮める女神散を組み合わせるのがよいです。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、気滞と陰虚を改善します。半夏が入っているので、水を動かす作用がありますが、めまいや頭痛を緩和するためには必要です。
体質:陽虚 湿痰 血虚 湿熱 血瘀 気滞 陰虚
高血糖でお悩みとのことです。血圧も高いとのことです。腰膝痛もあるとことで、体内の新陳代謝が低下し、血液循環や脂肪糖分代謝が悪くなっているようです。高血圧は家族性のようです。降圧剤で安定しているようですので、心配は要りませんが、血行を良くしておく必要はあります。新陳代謝を活性化させるための防風通聖散と白虎加人参湯が有効です。(堀口和彦)
防風通聖散は、メタボに繁用されますが、代謝を上げ血糖値を下げる作用もあります。
白虎加人参湯は、のどの渇きを鎮め、頻尿を改善し、だるさなどを緩和します。膵臓の働きを高めて、血糖値を下げる作用もあります。
体質:陽虚 陰虚 血虚
膝痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚や陰虚、血虚が高く出ています。陽虚は身体を温めるホルモンの力が不足していることを、陰虚は身体を潤す体液やリンパ液が不足していること、血虚は筋肉や関節などに酸素や栄養分を送る血が不足していることを示します。スポーツをかなり激しく行っているのでしょう。体力が消耗し、筋肉などが疲弊している様子がうかがえます。貧血もあるとのことですので、漢方ではこれら精や血、陰分などを補い、陽虚や陰虚、血虚を改善していく方向になります。膝痛に腕のしびれ、咳・喘息の既往もあったとのこと、身体が色々と変化してくる時期かもしれません。でも、焦らずにこの機会に体質改善をしておけば、更年期も難無く乗り越えることができます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、越婢加朮湯と麻杏薏甘湯を組み合わせます。二種類目は、疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、関節や滑液包の炎症を鎮めて、膝などの関節の腫れを取り、動かしやすくし、小便を出しやすくします。
麻杏薏甘湯は、水分代謝を活性化してむくみを取り、関節や筋肉の痛みを改善します。小便を出しやすくします。
疎経活血湯は、良い血を補い、血行を良くして、関節や筋肉の疲労物質を流し解毒します。
体質:陰虚 陽虚 血虚 血瘀
精力減退にお悩みというご相談です。性欲もあまりないとのことです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と陽虚、血虚が高く出ています。陰分(体液やリンパ液で心身を潤す)や血分(全身に酸素と栄養分を送り込む)、精(体を温めるホルモンの力)などが不足していることを示しています。これらをすべて補わないと性欲や精力はアップしてきません。そこで今回はまず、陰分と血分の補うところからスタートします。桂枝加竜骨牡蛎湯と八味地黄丸料が有効です。さらに活命参が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の潤いを補い、不安感を去り熟睡感を増します。乾燥肌などにもよいです。
八味地黄丸料は、血を補い、血行を良くして、身体を温めます。
活命参は、鹿茸という鹿の幼角が入った漢方のカプセル剤で、精を補い、さらに精力増進の効果が高まります。
脂漏性湿疹にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番で陰虚と気滞も高く出ています。この場合の血虚は、皮膚へ新鮮な酸素と栄養分を十分に運ぶ血が不足していることを示しています。陰虚は、皮膚などを潤す体液やリンパ液が不足していることを示します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と女神散が有効です。(堀口和彦)
女神散は、顔の赤みや熱感、イライラや不安感の解消によいです。
お電話でのお話のご様子と体質判定の結果から、辛夷清肺湯と加味帰脾湯が有効な処方です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の働きを活性化して、消化吸収を高め、体力と気力を養います。頭部への血流を良くして、酸素と栄養分を十分に供給して、頭をすっきりさせます。
体質:気虚 気滞 血瘀 血虚 湿痰 湿熱
動悸や下痢、ストレスなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚と気滞、血瘀と血虚、湿痰と湿熱がそれぞれ高く出ています。気と血と水の三者の働きが失調していることを示しています。気は、精神的な抑圧や緊張があることを示します。血は、血が不足して酸欠や栄養不足な部位と、汚れた悪い血が停滞していることを示します。水は、余分な水分が鼻や大腸などに停滞している部位と、潤いが不足している部位があるようです。そこでお悩みと体質判定の結果を考慮すると、動悸を鎮めることと動悸の予防を主眼にした苓桂朮甘湯と六君子湯の調合が有効です。(堀口和彦)
苓桂朮甘湯は、ストレスなどで胃腸の働きが低下して、みぞおち付近から動悸がしてくるタイプの方に最適です。
六君子湯は、体内の水分代謝を高めて、余分な水分を小便に出して、下痢など胃腸のトラブルを改善します。
体質:気滞 陽虚
過食やイライラ感、体重増加などにお悩みというご相談です。過食やイライラは、生理前に悪化すようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞や気虚が高く出ていますので、ストレスに対する発散で過食になることもありそうです。生理不順もあるようですので、ホルモンの乱れが食欲中枢を狂わして、過食になっている可能性も高いです。双方が影響しているのかもしれません。まずは、精神的に安定させることからスタートすることをお勧めします。柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、イライラや不安感などの改善にお勧めです。
防風通聖散は、ホルモンや新陳代謝を活性化し、解毒代謝を進めて体重減に働きます。
体質:やや陽虚 やや血虚 やや陰虚
臭覚や味覚の低下にお悩みというご相談です。風邪から発症したようです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚や陰虚、血虚などが高く出ています。これは、精(身体を温めるたり新陳代謝を高めるホルモンの働き)や、陰分(リンパ液や体液など)、血(身体の細胞に酸素と栄養分を送る)が不足している状態を示します。味覚や臭覚の低下は、鼻粘膜や舌が炎症を起こし、枯れてセンサーの感度が低下することによります。まずは、鼻や口内の粘膜を潤し、味覚や臭覚のセンサーに栄養分を送ります。その目的で、辛夷清肺湯を選びます。鼻粘膜の改善を目指せばよいので辛夷清肺湯が有効な処方です。臭覚に対して良いと推察します。(堀口和彦)
体質:血虚 気虚 気滞 陽虚
頚椎ヘルニアによる手のしびれにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、気虚が高く出ています。気が不足したり、または気が停滞して、心身の緊張を起こし、首や肩の筋肉を硬くして、椎間板のヘルニアとなったと予想します。その結果、筋肉とヘルニアとなった椎間板に神経が挟まり、神経痛やしびれを発症していると推察します。まず、心身の緊張感を緩める抑肝散が有効です。また、血行を改善して、首や肩のコリ緊張感を取りしびれの改善に疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
抑肝散は、心身の緊張を緩和して、首や肩の筋肉凝りを緩めます。
香蘇散は、のどから首の炎症や緊張を取り、さらに気を巡らして、気分を高めたり、消化を促進させお腹の張りを改善します。
疎経活血湯は、血行を改善して、首や肩のコリ緊張感を取り、しびれを改善します。
バネ指にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚や血瘀、気滞が高く出ています。これは、解毒代謝が低下して、老廃物の溜まった悪い血が体内に停滞しており、新鮮な酸素や栄養分が豊かな血が手足末端まで行き渡っていないことを示しています。バネ指は、指を動かす腱とそれを保護する鞘が錆び付き、指の動きに抵抗が生じている状態です。腱鞘の錆び付きは、手や腕を使ったことにより筋肉から生じる老廃物が流れきらずに、停滞沈着したことによります。少しずつですが、月日を追うことで、その沈着が一杯になったころに支障が出だすのです。ご年齢から推測しても、まずは解毒代謝を活性化して、体内の血液を浄化する必要があります。腱鞘炎やバネ指は、女性ホルモンとの関係が深く、産後や更年期に発症する方が多いです。漢方では、更年期対策も含めて、バネ指の改善を行なうことができます。解毒代謝とホルモンの働きを調整する必要があるので、2~3か月は要するでしょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、通導散と当帰四逆加呉茱萸生姜湯が有効です。(堀口和彦)
通導散は、血瘀の改善として、解毒代謝さらにホルモンの働きを調整する働きあがあります。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、血虚の改善に用い、手足の冷えや血行を良くし、腱鞘炎バネ指を緩和します。
中折れなど精力の弱さにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚のみが出ており、他の要素は問題なさそうです。陽虚は、身体を温めたり精力を高めたりするホルモンの働きが低下していることを示します。性欲もあり、不安や緊張感などもないようですので、陽虚を改善することに専念します。それには、鹿茸というシカの幼角が配合された活命参という処方がよいです。鹿茸は、男性ホルモン作用があり、身体を温め疲労回復などの作用もあります。その他、紅参や菟絲子、枸杞子など滋養強壮の生薬も入っています。(堀口和彦)
活命参は、夜に1包ずつ服用してください。朝の立ち具合が変わってくると思います。
体質:気虚 血虚 気滞 血瘀 陰虚 湿痰 湿熱 陽虚
背中や腰など全身の痛みにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚や血虚、気滞を始め多くの結果が出ています。パキシルも服用されていることから、心身の緊張が筋肉を硬くして、さらに血管を細くして、血行が阻害され、背中や腰など全身に痛みが生じていると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、抑肝散と香蘇散が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、首筋や肩こりを解消し、鼻やのどをスッキリさせる作用があります。
体質:血虚 陰虚 気滞 湿熱
男性更年期障害にお悩みというご相談です。うつや不安感、イライラ感、不眠などがあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚や陰虚、気滞、湿熱が高く出ています。心身の潤い不足で、心も身体もカサカサしているようです。また、特に頭部への酸素と栄養分を供給する血が不足しているようです。頭痛はこのためだと推察します。血行が悪いことと心身の緊張から、気の巡りも悪くなり、精神的に不安定になっています。EDも心理的な要因もあります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効です。さらに、活命参が有効な処方になります。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張を取り、不眠や不安感を改善します。頭痛や腰背部痛にもよいです。
抑肝散は、心身の緊張感を鎮め、イライラや不安感を改善します。心身の緊張感が取れて、リラックスできるようになれば、EDも改善してくれます、。
体質:陽虚 気虚 気滞 血虚 湿痰
身体の痛みにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、多岐にわたって出ていますが、特に陽虚、気虚、気滞、血虚などが上がっています。年齢的に解毒代謝の力が低下しているようです。40代を過ぎ50代に近づくと、一気に解毒代謝力が低下します。筋肉や内臓から出される老廃物を循環させて、腎臓や肝臓で解毒代謝する働きが低下するのです。それまでと同じ仕事をして、同じように休息を取っても、疲れが取れないのです。その老廃物である疲労物質が、筋肉や関節などに取り残され、痛みを起こしていると予想します。解毒代謝を高める必要があります。また、体重を減量してもよいです。疲労物質の筋肉や関節への蓄積が痛みの原因です。漢方薬は、柴胡加竜骨牡蛎湯と通導散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を解し、肩こりや頭重などを緩和して、不安感や気力を改善します。
通導散は、骨盤内に停滞した宿便や古い血、老廃物を排出して、血液を解毒浄化します。血行を改善して、筋肉に疲れや関節の老廃物を除去します。
体質:血虚 陽虚 陰虚 気滞
腰痛と右足のだるさとしびれにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚、陰虚、気滞が高く出ています。新陳代謝が低下しており、身体を温める力が弱く、血行が悪化していることを示しています。漢方では、新陳代謝を活性化し、冷えを去り血行を良くすることからスタートします。それには、桂枝加朮附湯や疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
若白髪にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が高く出ています。これは、酸素と栄養分を運び込む血が、十分に細胞に供給されていないことを示します。若白髪をすぐに改善することは難しいですが、血虚の体質改善しその結果毛髪に十分な酸素と栄養分が行き渡れば、髪の質や色は変わってきます。この体質改善には人参養栄湯や抑肝散が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、新鮮な血を増やし、毛根に栄養を送ります。
抑肝散は、ストレスによる心身の緊張を緩和して、血行を促進して、手足や頭皮など末端の血流量を増やします。
みぞおちの詰まった様な感じと背中のコリ感に、お悩みとのことです。以前から少しあったようですが、最近また気になるようになってきとのもことです。おそらく胃からくる症状と背中のコリ疲れからくる症状と、両方が重なっているのではないかと推察します。胃の疲れが背中の張りやコリに出ることもありますし、お仕事での姿勢も背中に負担になりそうなご様子です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が出ています。これは、身体に酸素や栄養分を十分に送り込む良い血が不足していることを示します。肩や背中、腰などの筋肉に疲労物質が停滞蓄積して、新鮮な血液が循環していないイメージです。その結果、筋肉は硬くなり、血管を圧迫して血行を阻害して、さらに血行不良となる悪循環に陥っているように思います。漢方薬では、安中散と柴胡桂枝乾姜湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、新鮮な血を補いながら、老廃物を解毒する働きがあります。心身の緊張感を緩和する作用もあります。
インポや早漏気味にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と気虚が高く出ています。陽虚は、ホルモン的な力が不足していることを示し、腰から下肢の力不足や冷えを発症します。気虚は、気力や元気が不足していることを示します。いずれも精力的に弱っているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、活命参が有効です。(堀口和彦)
体質:気滞 気虚 血虚 血瘀 湿痰
月経過多や生理不順、やや更年期ぎみなどにお悩みというご相談です。今までにかなり辛い時期があったようです。生理周期が乱れてきていることからも、閉経へ向かっているとは思いますが、まだ数年は要するでしょう。子宮筋腫と子宮腺筋症があるということですので、月経過多と生理痛は腺筋症によるもとのことです。閉経に近づくこれからは、徐々に症状は穏やかになると推察します。閉経後は、今までの症状はほぼなくなりますので、それまで漢方で上手にお付き合いしていくことはお勧めです。 生理前の動悸や肩こり、頭痛、イライラ、さらに生理中の腰痛、立ちくらみ、無気力さなどは、漢方によって数か月で改善できます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、温経湯と折衝飲が有効です。(堀口和彦)
疲れやすいことや、朝すっきり起きられない、不安感、緊張による汗、痔などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚、陰虚が高く出ています。心身を潤す血液や体液などが不足しており、それが精神的な焦燥感をもたらし、心に余裕がなくなり、緊張や不安感を引き起こしていると予想します。まず、血虚と陰虚を漢方で改善していく必要があります。漢方薬は、加味逍遥散と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、血虚の体質で疲れやすく、手足や頭がほてり発汗するタイプに良いです。下剤は入っていませんが、便通を促進する作用もあります。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、肩こり頭痛を改善し、イライラや不安感を鎮めます。
体質:気虚 陽虚 気滞 湿熱 血虚 湿痰 血瘀
冠攣縮性狭心症にお悩みというご相談です。冠攣縮性狭心症や微小血管狭心症は、自律神経の乱れが原因です。それを引き起こすものに、喫煙や飲酒、女性の場合は閉経などがあります。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陽虚、気虚、湿熱、血虚、湿痰、血瘀と多くが出ています。これらを改善していき、自律神経やホルモンの働きを調整する必要があります。現在の辛い症状は、左腕の痛みです。ずっと痛いとのことですので、確かに頚椎などによる神経痛の可能性もあります。狭心発作は、冠動脈の攣縮が原因で、血管が詰まっているのではないですから、心配は要りません。冠攣縮性狭心症は、苦しく嫌な気分になると思いますが、心筋梗塞のように物理的に冠動脈が詰まり塞がっている訳ではありません。一時的に辛いと思いますが、血管の攣縮が収まれば、必ず血管は開き血液は流れます。狭心時に、怖くなり不安に思い、身体が強張り緊張することが、むしろ冠動脈の攣縮解除の阻害要因になっているかもしれません。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散、防風通聖散が有効です。(堀口和彦)
産後ストレスと抑うつ感にお悩みというご相談です。出産前後は、ホルモンの働きが劇的に変動します。ホルモンの中枢は脳下垂体にあります。ここから、女性ホルモンや催乳ホルモンなどを刺激するホルモンが出て、子宮卵巣や乳腺などの働きを調整します。脳下垂体は、視床下部の下にあり、大脳の下で眼球の奥にあります。産前産後は、目を疲れさせないように、読書やパソコン、スマホなど細かい字を長時間見るのは控える必要があります。脳下垂体の働きを阻害します。視床下部は、自律神経の中枢であり、内臓など働きの他、心身の緊張などと深い関係があります。体質判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ています。ホルモンと自律神経の乱れが原因で、心身に余裕がなく、産後に忙しさやストレスに対応してきれないのだと推察します。漢方薬は、柴胡加竜骨牡蛎湯や抑肝散が有効です。これらは授乳中でも服用できます。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感から、肩など身体が強ばり、イライラや不安感が増強されるのを改善します。自律神経の働きを調整して便通を良くする作用もあります。
抑肝散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラや不安感を緩和します。
体質:陰虚 血虚 血瘀
体質判定の結果を拝見すると、陰虚と血虚、血瘀が高く出ています。陰虚は、体内の液体成分であるリンパ液や体液などが不足していることを示し、気管や肺、皮膚などが潤っていないカサカサした状態で、多少炎症があると予想します。血虚は、酸素と栄養分を供給する血液が不足していることを示します。肺胞を活性化するためには、新鮮な血液が十分に必要ですが、現状ではそれが不足しています。これらの改善に、柴胡加竜骨牡蛎湯や人参養栄湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、呼吸しやすい身体にします。
人参養栄湯は、気管や肺の粘膜を潤し、肺胞を元気します。
苔癬にお悩みというご相談です。近年尋常性乾癬の方が増えています。決して怖い病気ではありませんが、アレルギー反応と皮膚の再生速度が要因となります。また、食事との関係も深く、不規則な食生活や、脂肪分や刺激物など多くなると悪化する方が多いです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚が高く出ています。これは、体液やリンパ液など皮膚や粘膜を潤す成分が、不足していることを示します。漢方では、潤い成分を補い、新鮮な血液を十分に供給して、皮膚の働きを正常にすることが目標になります。水分摂取量と小便は現在のバランスでちょうど良さそうです。少ないようですが、その中でよく回っているようです。そこで、今回漢方薬は、桂枝加竜骨牡蛎湯と当帰飲子を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、精神的な余裕を作り、ストレスや緊張時ののどの渇きや発汗、かゆみなどを改善します。
当帰飲子は、皮膚を潤し、血行を改善して、皮膚の細胞の再生速度を調整します。
体質:陰虚 血虚 湿熱 湿痰
肌荒れ、吹き出物、かゆみなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚が一番高く、次に血虚、湿熱が出ています。陰虚は体液やリンパ液が不足している状態で、皮膚に潤いがないことを表しています。血虚は、皮膚など身体の細胞へ酸素と栄養分を供給する血が不足していることを示します。皮膚の再生の悪さに関与しています。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と竜胆瀉肝湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、皮膚や粘膜を潤し、炎症を鎮め、皮膚の瘡蓋や吹き出物を改善します。
竜胆瀉肝湯は、解毒代謝を活性化して、停滞する余分な水分や炎症を鎮めます。小便をスッキリさせて、おりもの減らします。かゆみを抑える作用もあります。
体質:湿痰 血虚 気滞
更年期による動悸不安症や胸のザワザワ感などにお悩みというご相談です。また、大動脈乖離を既往とのことで、血圧を上げないようする必要があります。体質判定の結果にあるように、湿痰の体質(余分な水分が停滞)の改善からして行こうと思っています。血虚の体質もあり、不整出血や貧血もあるので、これも改善する必要があるのですが、血を増やし過ぎて血圧が上がってもよくないのです。バランスよく体質改善する必要があります。まずは、生理出血を抑えて、貧血を改善していくのがよいでしょう。貧血が、だるさや動悸、不安感を起こしているようですので。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰膠艾湯を選び、さらに六君子湯が有効です。(堀口和彦)
芎帰膠艾湯は、不正出血など子宮や肛門周辺(骨盤内)からの出血を抑えて、貧血を改善します。
六君子湯は、胃腸の水分代謝を改善して、下痢を抑えます。
体質:気虚 陽虚 湿痰 気滞 血虚 陰虚 血瘀
右肋骨下や腸周辺の痛みにお悩みというご相談です。病院では、実際に胆嚢炎や胆管炎と診断された分けではないとのことです。また、子宮筋腫や乳腺繊維線腫もあるとのことですが、経過観察中です。体質判定の結果を拝見すると、気虚と陽虚、湿痰が高く出ています。お仕事でかなりお疲れのようで、気力が低下しています。また、子宮筋腫や乳腺繊維線腫からも陽虚はホルモンの働きが関与しています。湿痰は水分代謝が低下して、余分な水分が停滞していることを示します。まず排便をスッキリさせて、いわゆる宿便を出し、胃腸の動きを改善する必要があります。ピロリ菌の停滞も胃腸の動きの悪さが関与していたように思います。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、大柴胡湯と通導散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
大柴胡湯は、胃腸の働きを高め、胆嚢や肝臓の働きをスムーズにします。背中から脇腹付近の緊張感や痛みを緩和する作用もあります。
通導散は、骨盤内のお通じを導く作用があり、子宮内や大腸の停滞物を縮小して排出します。
体質:気滞 湿熱 血瘀 湿痰 陰虚 気虚 陽虚 血虚
体重コントロールとだるさ、むくみ、肩こりなどにお悩みというご相談です。女性ホルモンと食欲が深い関係があります。またストレスのはけ口として、過食や拒食傾向が現れることがあります。「ストレス食い」や「自棄食い」などです。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、湿熱、湿痰、血瘀がそれに次いでいます。これら総合すると、ストレスや緊張など精神的な面と、生理など女性ホルモン的な面の両面が、体重コントロールの悪さに関与しているようです。排便は毎日あるけど、すっきりしないことと、食べた量に対して十分に出ていない感じがします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と通導散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、気滞を改善する漢方で、心身の緊張感を緩和して、肩こりやイライラ感を改善します。自律神経の働きを調整する作用もあります。
通導散は、女性ホルモンの働きを調整し、骨盤内の停滞物を通じ導き出す作用があり、大腸の他、子宮内を浄化する作用もあります。さらに、膀胱にも働き小便もスッキリさせます。
体質:湿熱 血虚 湿痰 陽虚 陰虚 気滞
頭皮の脱毛と湿疹にお悩みというご相談です。体質判定を拝見すると、湿熱や湿痰が高く、体内に余分な水分が停滞しており、それが炎症のもとになっているようです。また、血虚も高いですので、頭皮などの血行が悪く、酸素や栄養分が十分に供給せれていないことを示しています。排便に関しては、消化吸収の力が弱いようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味帰脾湯と消風散の調合で消化吸収を高めて良い血を増やし、頭皮の栄養を豊富にします。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸が弱く、精神的にも不安定になりやすい方に良いです。
消風散は、皮膚や鼻粘膜の余分な水分を処理し、炎症を鎮める作用があります。
痔にお悩みというご相談です。肛門周辺の粘膜の炎症を鎮める必要があります。その炎症の原因を明らかにし、それを改善することが、漢方での治療の本質です。いわゆる痔瘻で肛門周囲に膿瘍があるようです。膿の排出が続くようでしたら、肛門科を受診する必要があります。漢方薬では、竜胆瀉肝湯がお勧めです。この処方は、肛門周辺の炎症を鎮め、膿が停滞しないように排出します。(堀口和彦)
EDにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚が高く出ています。これは、ホルモン的な機能の低下を示しています。バイアグラなどは、陰部周辺への血流を高める作用がありますが、持続的な効果を維持するにはホルモン的な作用を加える必要があります。漢方では、鹿茸という鹿の幼角からなるお薬があります。これは、男性ホルモンを高める作用があります。さらに紅参などを加えた活命参という処方が有効です。紅参は、元気を付け血行を促進します。また、年齢的なことと20年以上行為がないということから、リハビリ的なことも必要です。ツボ押しやストレッチなど、下肢の動きと血流を良くする体操などが有効です。陽虚の体質であるホルモンの働きを高めるためには、数か月は要します。年齢的に、前立腺が肥大し、精液の製造が低下します。ですので、勃起はしてくると思いますが、精液の量はあまり増えないと想定します。二十歳ぐらいの元気さは難しいと思いますが、ゆっくりとじっくりと楽しむ方向でいきます。(堀口和彦)
活命参は、鹿茸という鹿の幼角が入っており、男性ホルモンを高める作用があります。さらに紅参などを加え、元気を付け血行を促進します。
膵炎にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚が出ています。これは、消化吸収の力が弱り、体内に栄養分が十分に取れ込めずに、元気が出ない状態を示します。まず消化吸収力を高めるために六君子湯が有効です。さらに、みぞおちや背中の痛みを緩和して膵臓の働きを高める安中散を加えた処方が有効です。(堀口和彦)
六君子湯は、消化吸収力を高めます。
安中散は、みぞおちや背中の痛みを緩和して、膵臓の働きを高めます。
体質:血虚 陰虚 気虚 陽虚
EDにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚や陰虚、気虚、陽虚が高く出ています。血液や体液、気力、精力など全般的に不足していること示しています。まず、消化吸収力と気力のアップから改善する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。加えて、活命参が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、精神的に緊張して、性交が上手くいかない方によいです。
加味帰脾湯は、胃腸の消化吸収力を高め、気血を補い、元気を付けます。睡眠の質を改善する作用もあります。
活命参は、男性ホルモン作用があり、精を補い、勃起力を高めます。
あせもにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿熱と気滞が高く出ています。湿熱は、体内に余分な水分が停滞して、それが熱を帯びて皮膚や鼻など粘膜を炎症させている状態です。気滞は、ストレスや心身の緊張から、気が停滞して、イライラやかゆみなどを起こします。漢方では、解毒代謝を高めて、停滞している湿や気を巡らすことで、あせもなどのアレルギー体質を根本から改善することができます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、越婢加朮湯と防風通聖散が有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、発汗を調整して、あせもや湿疹を改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を高めて、体内に溜まった老廃物や毒素などを排出します。多少大小便の量を増やしますが、アレルギー体質の改善に必要です。
体質:気滞 陽虚 湿痰 気虚 血虚 血瘀
体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く出ています。陽虚と湿痰もやや高く出ています。気滞は、ストレスや過度の緊張などで気が停滞して巡らない状態です。陽虚は、ホルモンの働きが低下していることを示します。湿痰は、体内に余分な水分が停滞していることを示します。これらを改善するために柴胡加竜骨牡蛎湯や抑肝散が有効です。(堀口和彦)
体質:やや湿熱 やや血虚
息子さんの手足のひび割れにお悩みというご相談です。思春期のまでは、身体の成長が盛んですが、免疫力も旺盛な時期です。アレルギーは、免疫力の反作用のようなものです。アレルギー症状が悪化する年頃であります。ですので、思春期が過ぎるところまでは、完治より症状を悪化させないように、上手に付き合っていく方向で対処されることをお勧めします。そのために、漢方では皮膚の乾燥や荒れなどを体内から調整することができます。体質判定の結果を拝見すると、湿熱と血虚がやや出ています。体内に余分な水分が停滞して、手足など皮膚の必要な部位に巡っていないようです。さらに、酸素や栄養分を供給する血が不足して、手足など皮膚の細胞を生きがよい状態にできないようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、越婢加朮湯と荊芥連翹湯の調合が良いようです。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、身体の内熱を鎮め、汗を調整して、皮膚の炎症やかゆみを抑えます。
荊芥連翹湯は、鼻炎や扁桃腺炎などリンパ節の炎症を鎮め、粘膜や皮膚を潤す作用もあります。鼻たけにもよいです。
体質:気滞 血虚
不眠や頭痛、気力低下などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚が高く出ています。気滞は、心身の緊張から、元気が巡らず停滞している状態です。イライラ感や気力低下がその症状です。血虚は、脳や筋肉など酸素と栄養分が必要なところにそれらを供給する血が不足している状態を示します。これらの改善を目指して漢方で応援していきます。胃腸の働きを高める必要があります。血や元気を回復するには、エネルギーが必要ですが、胃腸の働きが低いとエネルギーレベルは上がってきません。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味帰脾湯と桂枝加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の消化吸収の働きを高め、血を補い、心身の元気を出して、不眠や不安感を解消します。
体質:やや血虚 やや陰虚
膝痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚がやや高くなっています。血虚は、筋肉など酸素や栄養分が必要なところに、それを供給する血液が、十分に巡っていないことを示します。陰虚は、筋肉細胞や内臓の細胞などが、多少傷んでいることを示します。ですから、運動量が全体的にやや過剰になっているようです。少し運動を減らし、筋肉や関節を休息させることが必要です。処方は、薏苡仁湯と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
薏苡仁湯は、関節の炎症を鎮め、関節内の滑液を潤し、動きをスムーズにします。
疎経活血湯は、足腰の筋肉や関節への血行を促進して、膝を支える太ももの筋肉などの生きを良くします。
体質:やや気滞 やや血瘀
頚椎症性脊髄症術後のしびれにお悩みというご相談です。このしびれを完全に無くすることは、漢方でも難しいです。ただ、緩和や不快感を取り除くお手伝いは可能です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血瘀がやや出ています。肩こりや手足の冷え、不整脈などから、首すじから肩に強い緊張があるのでしょう。これが上半身の気の停滞を生み、不整脈や肩こりなどを発症していると予想します。血瘀は、血行不良で筋肉や手足末端など必要な部位への酸素や栄養分が不足していることを示します。そこで、桂枝加朮附湯と柴胡桂枝乾姜湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加朮附湯は、気の巡りを促進して、しびれを緩和します。
柴胡桂枝乾姜湯は、背中から首すじの緊張を解し、不整脈や肩こり、手足の冷えなどを改善します。
胃痛や下痢、便秘などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚や陽虚、血虚が高く出ていますな。気力や精力などが低下傾向にあることを示しています。まずは、胃腸の疲れを取り、消化吸収力を高め、心身ともに元気になる必要があります。漢方では、安中散や半夏瀉心湯が有効です。(堀口和彦)
体質:血虚 気滞 血瘀 気虚 陰虚 陽虚 湿熱 湿痰
不整脈や意欲低下などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚や気滞が特に高く出ています。血虚と気滞に改善に、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張を緩和して、不整脈や息苦しさを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の消化吸収の働きを高め、血を増やし、気力と体力を増進します。
体質:血虚 血瘀 陰虚 気滞
顔のほてりにお悩みというご相談です。さらに手足は冷えるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚や血瘀が高く出ています。血行が悪いことと、目など酸素や栄養部が必要なところに、良い血が供給されていない状態を示しています。顔のほてりやのぼせの改善に女神散が有効です。(堀口和彦)
女神散は、自律神経とホルモンの働きを調整して、血行を改善して、全身に血液が巡るようにします。その結果、頭部に偏り停滞した血を全身に分散します。眼底への血流を促進して、老廃物の溜まった悪い血を去る作用もあります。
極度の緊張にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞や湿熱、陽虚などが出ています。体質的に、血が頭部に上昇して停滞するいわゆる冷えのぼせ状態を起こしやすいようです。ニキビや鼻の赤さ、鼻やのどの症状からもそれが表れています。血液の循環を改善する必要があります。自律神経とホルモンが大きく関与しており、それらを漢方で調整することができます。また、ニキビなどから、特に頭部には、悪い血が停滞して汚れています。それを解毒代謝する必要もあります。柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散、加えて荊芥連翹湯が有効です。(堀口和彦)
体質:気滞 気虚 血虚 湿痰 陰虚 血瘀
体質判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ています。柴胡加竜骨牡蛎湯と通導散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を取り、イライラや不眠など気滞を改善します。
通導散は、骨盤内の停滞を通じ導き出す作用があり、便通をすっきりさせます。また、自律神経やホルモンの働きを調整する作用もあり、頭痛や疲れ目、だるさなどを改善します。
頚椎症にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞がやや出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と疎経活血湯の調合が有効です。病院のお薬は今まで通り継続していただく必要があります。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、首から肩、背中の筋緊張を緩めます。高血圧ぎみの不安感や不眠を改善する作用もあります。また解毒代謝を高める作用もあり、多少お腹の張りや便通を促進する作用もあります。
疎経活血湯は、血行を促進して、筋肉や関節の生きを良くして、しびれや痛みを改善します。
体質:気虚 気滞 湿痰 陰虚 陽虚 血虚
頭痛にお悩みというご相談です。また、低血圧や食欲不振などもあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と気滞が高く出ています。さらに湿痰と陰虚も出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味帰脾湯と柴胡桂枝乾姜湯が有効です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の消化吸収の働きを高め、食欲を出し、体力と気力を増進し、気虚を改善します。疲れているけど、眠れないあるいは熟睡できないタイプによいです。
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張を緩和して、頭痛を鎮め、イライラ感など気滞の改善をします。
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張を緩和して、不眠や頭痛を改善してます。陰虚改善の作用もあります。
半夏白朮天麻湯は、湿痰を改善する処方で、胃腸の働きが弱いタイプの頭重や頭痛を緩和します。
体質:血虚 陰虚 気滞 気虚 湿痰 陽虚 血瘀 湿熱
鼻水にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚や気滞、陰虚、湿痰と多くの結果が出ています。まずは、新陳代謝を活性化して、体内に溜まった余分な水分などを排出する必要があるようです。アレルギー体質ではないかもしれませんが、自律神経の不調と解毒代謝の低下が関与しているようです。体質判定でもあった気滞と血虚の改善に柴胡桂枝乾姜湯が有効な処方です。さらに湿痰などの改善に小青竜湯と防風通聖散が有効です。(堀口和彦)
防風通聖散は、体内の老廃物を解毒代謝して、排便や排尿をスッキリさせます。
小青竜湯
小青竜湯は、湿痰体質を改善して鼻水を緩和します。
人はだれでも新しい環境に入ったら緊張するものです。仕事に対してそれだけ一生懸命に向かい合っているということでもあります。心配しないで自信を持つことが大事です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ています。心身の緊張で、気が巡らず停滞している状態です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は特に首から肩の緊張やリンパ節の炎症を鎮めて、のどの乾きや違和感を解消します。心身の緊張を鎮めて、気のめぐりを改善します。
抑肝散は、イライラや不安感を鎮めて、精神的に安定させます。心身の緊張を鎮めて、気のめぐりを改善します。
体質:気滞 気虚 血虚 陰虚 血瘀 湿痰
のぼせにお悩みというご相談です。疲れ目や便秘もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と気虚、さらに血虚と陰虚も高く出ています。胃腸や下半身は気が不足ぎみで、頭部には気が余り停滞しているようです。また、目や脳など頭部への酸素と栄養分が豊かな血の供給が不足しています。これらを改善するために女神散が有効です。(堀口和彦)
女神散は、血を補いながらい、自律神経とホルモンの働きを調整して、のぼせや胃腸の働きを改善します。また、多少便通を良くしますが、あまり強くないので、他の下剤など漢方薬と併用してよいです。
これからの季節は、特に痛風の発作が起こりやすいです。急に気温が上昇し暑くなり発汗すると、小便量が減ります。体内の尿酸は小便と大便でしか排泄されません。夏になり暑さが安定してくると、汗をかいても小便が減らなくなりますが、5月6月は要注意です。漢方薬は、黄連解毒湯と五苓散の調合に、二種類目を越婢加朮湯と防風通聖散の調合とします。(堀口和彦)
五苓散は、体内の尿酸など老廃物を積極的に小便に出します。
越婢加朮湯は、水分代謝を活性化して、痛風を予防します。関節の炎症を鎮める作用もあります。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、メタボ体質を改善します。大便を増やす作用があります。体内に蓄積した不要物や老廃物を排出することを目的にしますので、大便と小便が多少増えると思います。
体質:陰虚 血虚 血瘀 気滞 陽虚 湿痰
尋常性乾癬にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、まず解毒代謝を活性化して、体内の老廃物をきれいに排出することから始める必要があります。そのために、桃核承気湯や通導散が有効です。これらは、生理と排便を促進し、血液を浄化します。さらに、越婢加朮湯と竜胆瀉肝湯が有効な処方です。これらは、水分代謝を活性化して、体内の余分な停滞した水分を排出して、リンパ液を浄化します。血液とリンパ液をきれいにしていけば、徐々に皮膚の症状は改善されます。(堀口和彦)
通導散は、生理と排便を促進し、血液を浄化します。
越婢加朮湯は、皮膚の炎症を鎮め、解毒代謝を促進して、アレルギー的な体質を改善します。
竜胆瀉肝湯は、清熱解毒して、皮膚の炎症やかゆみを軽減します。
体質:湿痰 気虚 気滞 陽虚 血虚 湿熱 血瘀
ホットフラッシュとアレルギーにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿痰と気滞、気虚がかなり高く、さらに血虚や陽虚も高く出ています。血虚や陽虚は、ホルモンの働きの低下を示し、更年期の症状がこれに相当します。湿痰と気滞は、アレルギーによる湿疹を起こす原因となっています。体内に余分な水分が停滞して、それが更年期によるホルモンと自律神経の影響を受けて、皮膚の炎症を起こしているようです。まず、のぼせなど更年期的な症状の改善に黄蓮解毒湯と柴胡加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。自律神経を調整して、精神的な安定も図ります。さらに、越婢加朮湯と白虎加人参湯を調合しています。こちらは、皮膚の炎症を鎮めて、皮膚のかゆみや湿疹、蕁麻疹などを改善します。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、上半身の炎症を鎮め、耳鼻をすっきりさせ、さらに不眠や気力低下を改善します。
椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が高く出ています。筋肉へ酸素や栄養分を供給する血が不足しているようです。漢方では、痛みを改善するだけでなく、血虚の体質改善を目指します。安静にできる時間によりますが、横になって休息できる時間(睡眠時間も含めて)が毎日8時間以上は確実に取れれば、1か月以内には治まります。体質判定の結果にある血虚の体質を改善するために疎経活血湯が有効です。腰から下肢の筋肉に十分な酸素と栄養分を供給するように、血を増やし循環を改善します。疲労物質が停滞して筋肉に溜まった状態だとイメージしています。これら悪い汚れた血を流し、新鮮な酸素と栄養分を供給する方向へ改善します。(堀口和彦)
体質:陽虚 血瘀 血虚
更年期障害にお悩みというご相談です。ホルモン剤でホットフラッシュは治まってようですが、むくみや皮膚のかゆみなどが出てきたとのことです。更年期には、ホルモンの大きな変動があるのですが、それにともなって自律神経も変動してしまうのです。ホルモン剤によって、ホルモンの影響を軽減しても、自律神経の変動はまだ改善していないのが、現状だと推察します。むくみと皮膚の症状は、体内の余分な水分や汚れた血が停滞していることによります。解毒代謝を活性化する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を開放して、のぼせや肩こりを緩和して、熟睡感を出します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、更年期障害を緩和します。のぼせの他に、皮膚の炎症を鎮める作用もあります。
体質:陽虚 気滞 血瘀 血虚 陰虚 気虚 湿痰 湿熱
胃潰瘍にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と気滞、血瘀が高く出ています。体質判定から推測すると、心身の緊張が胃を緊張させて、蠕動運動が行えず、消化のために胃酸を増やし、その結果胃潰瘍になったと予想します。本来胃腸は柔らかく自由に蠕動運動して、食べ物を捏ねながら消化する方がよいのです。ところが、心身の緊張が持続すると胃腸が動けなくなり、仕方がなく胃酸など消化液を大量に分泌して、食べ物を溶かすように消化するのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と通導散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩め、イライラや不安感を解消します。
通導散は、便通を促進させ、生理の働きを活性化します。
蕁麻疹のお悩みとのことです。日光(紫外線)アレルギーです。体質判定の結果から、血瘀の体質に対して桃核承気湯と越婢加朮湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桃核承気湯は、骨盤内の停滞した悪い血や大腸の宿便を排出する作用があります。血行を促進して、手足の冷えや肩こり、のぼせを改善する作用もあります。
越婢加朮湯は、リンパ液の流れを促進して、関節や皮膚の炎症を鎮めて、蕁麻疹などアレルギー体質を改善します。
体質:血虚 気滞 湿熱 湿痰 血瘀 陽虚 陰虚 気虚
乳腺炎にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚が特に高く出ています。さらに湿熱や湿痰、血瘀なども出ています。産前産後では、ホルモンが大きく入れ替わり、それに伴って自律神経も大きく変動します。その結果、肩こりや手足の冷えや痛み、さらにイライラや不安感など精神的な症状も出やすい時です。まずは、産後のホルモンの安定と自律神経の調和をめざし女神散が有効です。さらに通導散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
女神散は、炎症を鎮める作用もあり、乳腺炎を緩和し予防します。
通導散は、骨盤内の宿便や子宮卵巣を浄化して、便秘の解消や産後の肥立ちを促進します。体内の毒素を排出する作用もありますので、アレルギー体質の改善にもよいです。
体質:陰虚 湿痰 気滞 湿熱 気虚 陽虚
むくみやだるさ、腰痛、肥満などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿痰や湿熱などが高く、体内に余分な水分が停滞していることを示しています。小便の出が悪く、おりものもありますので、陰部から膀胱の炎症が多少あるようです。また、腰痛があることから、骨盤内に余分な水分や宿便が停滞していると予測します。これらが邪魔して体内の老廃物でスムーズに排出できずに、運動などをしても減量しないようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、通導散と竜胆瀉肝湯が有効です。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内に停滞して、老廃物を導き通じる作用があります。大便と小便の双方を出しやすくします。
竜胆瀉肝湯は、膀胱尿管や陰部周辺の炎症を鎮めて、小便を出しやすくします。
逆流性食道炎にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ています。心身の緊張感が強く、胃も緊張し硬くなり、蠕動運動ができないので、消化するために胃酸を多く分泌して、食べ物を溶かすように消化しているようです。その結果、大量の胃酸が食道に上がってきてしまうのです。体質判定で一番高い気滞の改善に香蘇散と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。そして陰虚と胃腸の働き改善に安中散と桂枝加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、頚部のリンパ節の炎症を鎮め鼻づまりを改善し、のど付近の緊張を緩和して、食道や胃の働きを高めます。
抑肝散は、心身の緊張を緩和して、イライラや不安感を鎮め、不眠を改善します。
安中散は、胃酸の分泌を抑え、胃や食道粘膜を修復します。
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を鎮め、イライラや不安感を改善します。胃腸の緊張感を緩和する作用もあります。
体質:気滞 陰虚 湿痰 気虚 血虚 湿熱
バネ指にお悩みというご相談です。また、膠原病予備軍ということで、CRPなど高いと思われます。リウマチや膠原病の発症は、閉経ごろの更年期と産後が多いです。女性ホルモンと自己免疫疾患は、深く関係しています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、越婢加朮湯と白虎加人参湯が有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、湿熱を改善する処方で、炎症を鎮め、停滞した体内の余分な水分を排出します。腱鞘炎や関節の強ばりを緩和し、むくみを解消します。小便を増やす作用があります。
白虎加人参湯は、口内や目の乾燥を潤し、炎症を鎮めます。
体質:陽虚 血虚 湿痰
生理痛などにお悩みというご相談です。子宮内膜症の既往があるとのことです。体質判定の結果から折衝飲と温経湯が有効です。(堀口和彦)
折衝飲は、生理痛を緩和します。
温経湯は、子宮卵巣の働きを調えて、ホルモンを調和し、月経血やおりものを減らします。
体質:気虚 陽虚 血虚 湿痰
胆嚢炎にお悩みというご相談です。痛みが強いようです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と陽虚、血虚が高く出ています。漢方薬は、四逆散や補気建中湯が有効です。腹痛を和らげむくみを改善して食欲不振を改善します。(堀口和彦)
体質:陽虚 血虚 気滞 陰虚 湿痰
胃の膨満感などにお悩みというご相談です。また、イライラや不安感などもあるとのことです。体質判定を拝見すると、上半身と下半身で、状態が異なるようです。下半身は、水分が停滞して、むくみや冷えを起こしているようです。上半身は、気が停滞して、やや熱感を起こして、イライラ感や不眠傾向を起こす原因となっているようです。まず気滞の改善が必要です。胃の膨満感やムカムカなどは、心身の緊張感が、夜の寝ている時も取れずに、1日中胃腸も含めて緊張が続いているようです。胃腸は、本来蠕動運動をして、食べ物を消化したいのですが、緊張して動けないと、仕方がなく胃酸など消化液を分泌して、食べ物を溶かすようにして、消化します。その結果、胃酸過多になりムカムカ感など胃部の不快感が現れるのです。これらの改善に抑肝散と香蘇散が有効です。下半身の冷えや代謝の悪さには五積散も候補にあがります。(堀口和彦)
抑肝散は、心身の緊張感を鎮め、イライラや不安感を緩和します。また、気の巡りを良くして、ゲップや胃の膨満感などを改善します。
体質:血虚 気滞 湿熱 陰虚 湿痰 陽虚 血瘀
肌荒れにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見するとアレルギー体質もあるようです。また、更年期的な症状も出ているようです。血虚と気滞が高く出ており、これらはホルモンと自律神経の変動を示しています。肌荒れの原因はアレルギーにあります。それに、更年期によるホルモンと自律神経の乱れが加わり、症状が続いているようです。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と柴胡加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、頚部リンパ節(扁桃腺など)の炎症を鎮め、花粉症や鼻炎などによる鼻水や鼻づまりを改善します。アレルギー体質も改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、不眠や不安感、イライラ感などを改善します。頭部の炎症を鎮める作用もありますので、顔のかゆみなども鎮めます。
頭重にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚が高く出ています。頭部への新鮮な酸素と栄養分を供給する血が不足していることと、ホルモンと自律神経の影響が関与しているようです。頭重に関して、生理との関連は無さそうです。これらのことから、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、当帰四逆加呉茱萸生姜湯と釣藤散が有効です。(堀口和彦)
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、頭や手足末端に、酸素と栄養分の豊富な良い血を送り込み、手足の冷えや頭の重い感じを改善します。いわゆる血虚を改善します。
釣藤散は、やや痩せ気味で頭部への血行が十分でなく、血圧が高くなったり、頭が重い方によいです。
体質:血虚 気滞 陰虚 血瘀 湿痰
拒食症からの過食症にお悩みというご相談です。産後ということで、女性ホルモンが大きく変動する時です。食欲はホルモンの影響を強く受けます。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。血虚は、ホルモンの影響で、心身に酸素と栄養分豊かな血液を送り込めない状態を示します。それにより、肩こりやだるさ、疲れ目などを生じます。気滞は、自律神経の働きの乱れを示し、イライラや不眠などを起こします。これらのことを考慮し抑肝散や女神散が有効です。(堀口和彦)
体質:気虚 血虚 血瘀 気滞 陰虚 湿痰 陽虚 湿熱
乳腺炎にお悩みというご相談です。体質判定の結果から、気虚と血虚、血瘀が高く出ています。気虚の改善に加味帰脾湯を選びます。さらに芎帰調血飲を組み合わせます。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高めて、気と血を増やし心身ともに元気にします。
芎帰調血飲は、女性ホルモンの働きを調整して、生理周期を正常にし、乳腺の張りなど緩和します。
多汗にお悩みというご相談です。発汗は上半身が多いということは、のぼせがあり血瘀の要因を示します。便通が悪いとのぼせやすいので、まずは排便をスムーズにします。体質判定の結果を拝見すると、陽虚が出ています。これはホルモンの働きが関与していることを示します。精神的な緊張感による汗には、桂枝加竜骨牡蛎湯と抑肝散を用います。また、甲状腺に関しては、首筋のど付近が触って腫れているなどなければよいですが、気になるようでしたら、検査してもらってもよいかもしれません。(堀口和彦)
体質:血虚 陽虚 陰虚 湿熱 気虚 気滞 湿痰
EDにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く出ています。必要な部分に血が巡らず、陰部周辺に新鮮な酸素と栄養分が供給されていないようです。腰の重だるさや胃腸のご様子から、骨盤内に循環を阻害する要因あるようです。陰部を含めて下肢への血の供給が悪いとのことです。その血行の悪い原因は、骨盤内で阻害しているようです。大腸や膀胱付近の流通を良くする必要がありそうです。そのために、五積散と防風通聖散が有効です。さらにED対策に鹿茸の配合された活命参が有効です。鹿茸は、ホルモン様作用があり、陰部への血行を持続させて精力を増強します。(堀口和彦)
活命参は、ホルモン様作用があり、陰部への血行を持続させて、精力を増強します。
体質:やや陰虚 やや気滞 やや血虚
難聴にお悩みというご相談です。耳鳴りはないようです。感音性は、鼓膜から耳小骨付近に原因がある場合が多く、こちらは改善できる可能性があります。電音性に関しては、蝸牛から聴神経が関与しており、改善が難しいです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚が出ています。潤いが不足している状態を示しています。耳内も鼓膜などの潤いが不足して、音が伝わり難いように思います。陰虚の改善に桂枝加竜骨牡蛎湯と六味地黄丸料が有効です。今回は、耳や目の奥を潤す作用を目標にして、耳の鼓膜や耳小骨の働きや疲れ目を改善しまします。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、気を静めて、神経を安定化する作用もあります。
六味地黄丸料
六味地黄丸料は、蝸牛や聴神経の働きを高めます。
体質:やや湿痰 やや陽虚
婦人科の症状でお悩みということです。ホルモンと自律神経の中枢は、視床下部と脳下垂体で連動しています。ホルモンのバランスが乱れると、どうしても自律神経も乱れます。便秘など胃腸症状もそれによるものと考えます。漢方では、通導散と桃核承気湯が有効です。これらは、骨盤内に停滞した大腸の宿便や子宮の瘀血、さらに膀胱の小便を、スムーズに排出する作用があります。下半身のむくみは、骨盤内の停滞が、下肢の血流を阻害して、腎臓へ下肢の静脈血が流れて行かないことが原因と推察します。(堀口和彦)
体質:気虚 血虚 気滞 湿痰 陽虚 陰虚 血瘀 湿熱
疲労感やイライラ感、過食などにお悩みというご相談です。ホルモンと自律神経の働きが乱れているようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が特に高く出ています。血虚は、酸素や栄養分などが必要な筋肉や脳などに、良い血を供給する働きが低下していることを示します。これらの調整にはホルモンと自律神経の働きが関与しています。気滞は、精神的な緊張が、身体の緊張感を作り、肩こりや疲れ目、イライラや不安感、不眠などを引き起こします。まず自律神経の働きを整え、胃腸の働きを調整する必要があります。便秘の解消や過食など。さらに、ホルモンの働きを調整して、生理周期を一定にします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや疲れ目、イライラや不安感、不眠などを改善します。
桃核承気湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理周期や過食などを改善します。便通を良くする作用もあります。
体質:湿痰 血虚 気滞 陽虚 気虚 陰虚 湿熱 血瘀
更年期によるのぼせにお悩みというご相談です。更年期により女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状であるのぼせなどが起こります。体質判定の結果を拝見すると、湿痰と血虚、気滞が特に高く出ています。体内の水分代謝が低下して、小便がスッキリせずむくみや身体の重だるさを感じているようです。脳などに酸素と栄養分を十分に供給する血も不足して、集中力の不足で頭がスッキリしない状態となっています。いずれもホルモンと自律神経の乱れが原因です。これらを調整する漢方としては、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散、さらには通導散が有効です。(堀口和彦)
耳鳴りと耳の奥の痛みにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚が高く出ています。急性の難聴が起こった時は、耳内に炎症があり、蝸牛から聴神経付近まで炎症があったのでしょう。その炎症はステロイドによって治まったと思いますが、その時の炎症による熱で、蝸牛や耳内の潤いが消耗している状態と予想します。血虚や陰虚は、酸素や栄養分を供給する血が不足していることと、リンパ液など耳内を潤す体液が不足していることを示します。これらの改善に、荊芥連翹湯と柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
体質:陽虚 血虚 陰虚 気滞 気虚
肺気腫にお悩みというご相談です。酸素吸入もしているとのことです。肺中の空気から酸素を血液に取り込む仕事をする肺胞が、潰れてしまう状態です。でもすべての肺胞が潰れだめになっているわけではありません。ですから、なるべく多くの空気を肺に取り込める体力を維持することが大切です。肩や背中などが凝り固まっていると、胸が開けず肺が開きません。それでは、空気が十分に肺に入りません。それを維持するために、腹式呼吸が有効です。仰向けに寝て、鼻から大きく息を吸って、胸に入って空気をお腹に溜めるように、一瞬息を止めて、口からゆっくり息を吐きます。これを1回として、10回ぐらい繰り返していただく必要があります。起床前と就寝前に行うとよいです。漢方薬は、人参養栄湯が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、胃腸の働きを高め、体力を付けます。
ニキビにお悩みというご相談です。アレルギー的な要素がないとのいうことは、体質判定の結果にあるように、血虚によるもとのことです。ニキビの部位も額や眉間ということですので、ホルモンの影響が関与しています。月経血が少ないことも、ホルモンの働きが十分でないことを示します。体重にもよりますが、減量をご希望でしたら、通導散で排便を促進させながら、生理ホルモンも活性化することが有効です。(堀口和彦)
体質:血虚 陰虚 気滞 血瘀 気虚
更年期の症状にお悩みというご相談です。特に不眠やイライラ感、気分のムラなどにお悩みというご相談です。更年期には、女性ホルモンが入れ替わり、大きく変動し、その影響が脳下垂体と視床下部に現れ、自律神経や他のホルモンを変動させます。体質判定の結果を拝見すると、血虚や陰虚、気滞が特に高く出ています。心身を潤す血や体液が不足しており、こころとからだの両方にゆとりがない状態です。その結果心がギスギスして、怒りっぽくなったりイライラしたりするのです。血虚と陰虚、気滞から改善する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。心身の緊張を緩和して、良い血液とリンパ液の流れを活性化して、気の巡りを良くします。不安緊張感や不眠などを改善します。便通に関しては血瘀の影響で、骨盤内の流通が悪いことが原因です。今回は、今まで服用の便秘薬を併用していただく必要があります。(堀口和彦)
体質:血虚 陰虚 気滞 血瘀 湿痰
産後の関節痛などにお悩みというご相談です。産前産後は、女性ホルモンが大きく入れ替わる時で、このような時は腱鞘炎や関節炎が起こりやすいのです。さらに出産により、血液や体液を消耗して、関節や筋肉に疲労物質が停滞してしまうことも、関節炎の原因となります。漢方では、ホルモンのバランスを安定させ、さらに関節周辺に溜まった老廃物を解毒するようなことを目標に治療します。胎毒といわれる骨盤内に残る停滞物を排便とともに排出する必要があります。それにより、関節や筋肉にある老廃物をきれいして、関節炎などを改善します。これには通導散が有効です。さらに、イライラや不安感と不眠を改善するために芎帰調血飲を併用するとよいです。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内を通じ導き停滞物をスッキリさせます。
芎帰調血飲は、出産で消耗した血液や体液を補い、ホルモンと自律神経の働きを改善します。
体質:気滞 陽虚 血虚 気虚 湿痰
肺気腫にお悩みというご相談です。肺胞が潰れた機能が低下して、肺に入った空気から酸素を取り込むことができない状態です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く出ています。気滞の改善から進めます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。まず、心身の緊張感を緩和して、胸や肩背中がリラックスして、呼吸が深く大きくできるようにします。(堀口和彦)
抑肝散は、イライラ感や不安感を鎮めて、肩の凝りや目の疲れなどを改善します。
体質:血虚 気虚 気滞 陽虚 陰虚 血瘀
背中の痛みにお悩みというご相談です。肝炎や子宮筋腫もあり、また妊娠をご希望とのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚や気虚、気滞、陽虚、陰虚などが高く出ています。背中の痛みは、肩や背中などの筋肉に酸素や栄養分を十分に供給する血が不足していること(血虚)にあるようです。心身が緊張している気滞も、背痛に関与しています。陽虚は、ホルモンの働きが弱いこと示します。これは月経血の少なさやおりものに関与し、妊娠しにくい状態です。これらの改善には、四逆散や温経湯が有効です。(堀口和彦)
四逆散は、胸部から背部の緊張を緩和して、背中や脇腹付近の痛みを緩和します。肝炎の発病予防にもよいです。
温経湯は、子宮を温め、おりものを減らし、子宮卵巣の働きを高め、妊娠しやすい体質に改善します。
体質:湿痰 血虚
鼻水や肩こり、肥満などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿痰と血虚が高く出ています。これは、余分な水分が体内に停滞していることと、肩や目、頭皮などに酸素などを送り込むきれいな血が十分に供給されていない状態を示します。まず、水分代謝を改善する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、竜胆瀉肝湯と防風通聖散が有効です。(堀口和彦)
竜胆瀉肝湯は、体内の水分代謝を活性化して、小便を出しやすくします。おりものの改善にもよいです。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、大小便の排出を促進します。肥満の改善にもよいです。
体質:血虚 気滞 気虚
めまいや不安感、発汗などにお悩みというご相談です。体質判定を拝見すると、気滞と血虚が高く出ています。心身の緊張から、気が頭部の耳内と胸に停滞しているようです。気が停滞すると、熱を発生して、内耳の前庭や三半規管などが炎症を起こし、めまいを起こしていると推察します。発汗も胸部に停滞して気が熱を生み、発症しているのでしょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、気を巡らし、耳内の血液やリンパ液の流れを良くして、めまいや頭重感、不安感などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、めまいや発汗を改善します。便通を良くする作用もあります。
肺気腫にお悩みというご相談です。喫煙により、肺胞が傷んでいると思いますが、肺は5袋あり、肺胞はたくさんあり、肺の奧の方には、まだ元気な肺胞もあります。大きく深い呼吸ができる身体に仕向けて、残りの元気な肺胞を維持するようにすることです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚が高く出ています。身体の芯の冷えは、新陳代謝の機能低下を示しています。酸素を全身に行き渡らせるために、新陳代謝の向上は必須です。そのために、真武湯が有効です。さらに、気力を高め呼吸をしやすくするために人参養栄湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
真武湯は、酸素を全身に行き渡らせるために、新陳代謝の向上に作用します。
人参養栄は、気力を高め、呼吸をしやすくします。
八味地黄丸は、真武湯に近く陽虚を改善し、体内の新陳代謝を高めて水分代謝を活性化して、小便の出方をスッキリさせ、腰の重だるさを軽減します。
半夏厚朴湯は、のどから胸部の緊張感を緩和して、呼吸しやすくします。
体質:やや血虚 やや気滞 やや陽虚 やや陰虚 やや血瘀 やや湿痰
腰部の脊柱管狭窄にお悩みというご相談です。痛みを緩和することが可能ですが、しびれを完全に無くすことは難しいです。脊柱管狭窄と診断されて5~6年とのことですので、足の裏や足指先のしびれに関しては神経障害が生じている可能性があります。神経障害は、神経線維が脊柱管での圧迫が長期にわたるため、神経末端まで栄養が届かずに、枯れるように障害を受けることです。神経細胞は、多少の修復はしますが、完全に傷つき枯れてしまうと、再生しません。感覚神経の障害レベルが、しびれや痛みですが、運動神経が障害を受けると、力が入らないなど麻痺が生じます。運動神経は、感覚神経に比べ太く丈夫にできていますので、簡単には障害を受けません。治療の方向としては、痛みとしびれを緩和することと、運動神経を守り麻痺を予防することです。足先等へのしびれはなとのことです。腰への負担は、首肩の緊張と凝りが蓄積して、背中から腰におよんだようです。頚部の凝りは、脊柱管内の脳脊髄液の供給と流通を阻害します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、首や肩の凝り緊張を緩め、血行を促進します。脊柱管への脳脊髄液の流れを促進し、首肩の筋肉が緩むことで、脊椎に余裕と遊びを作ります。
疎経活血湯は、腰部の血行を促進して、痛みやしびれを緩和します。
体質:気滞 血瘀 陰虚 血虚 湿痰 湿熱
更年期のホットフラッシュにお悩みというご相談です。女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状であるホットフラッシュや不正出血などが起こります。これらを改善するために、ホルモンと自律神経を調和させることが必要です。それには、通導散や女神散が有効です。(堀口和彦)
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調節して、更年期の症状を緩和します。
体質:湿熱 湿痰
EDにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿熱や湿痰が高く出ています。これらは、体内に余分な水分が停滞して、気血の巡りを阻害していることを示します。体内の余分な水分停滞の気血巡行の阻害と、精神的な緊張感があるようです。今回は、柴胡加竜骨牡蛎湯と活命参の併用が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラや不安感を改善します。
体質:陽虚 気滞 陰虚 湿痰 血虚 気虚
難聴とふらつきめまいにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、さらに陽虚と陰虚も高く出ています。頭部への気の停滞をまず改善する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、頭部の停滞した気血を巡らし、めまいふらつきや眼の充血などを改善します。耳内の炎症を鎮め、耳鳴りや難聴も改善します。
抑肝散は、肩の凝り、筋肉のつりなどを緩和して、イライラや緊張感を改善します。
変形性股関節症による痛みにお悩みというご相談です。骨盤周辺の血液やリンパ液の流れを良くすることが大切です。その流通を阻害する要因に、大腸や膀胱、子宮の働きが関与します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、疎経活血湯と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
疎経活血湯は、骨盤周辺の停滞した老廃物を流し去り、関節や筋肉の痛みを緩和します。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や睡眠など気滞を改善します。
体質:気虚 血虚 湿熱 気滞
胃や腹部の膨満感にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚と血虚が高く出ています。肩や背中、胸部が極度に緊張して、胃腸が蠕動運動できない状態であると予想します。胃腸は、蠕動運動が十分にできないと、胃酸など強い消化酵素を多量に分泌して、食べ物を溶かそうとします。胃腸は動けないので、ガスが溜まりやすく、それが膨満感の原因です。まずは胃腸が十分に蠕動運動できるような、環境を整備してあげることです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と六君子湯が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、のどから胸付近の緊張感を緩和して、首肩の凝りを解し、胃腸の蠕動運動をしやすい状態にします。
抑肝散は、心身の緊張を緩和して、自律神経の働きを調整して、胃腸の働きを改善します。
体質:気滞 血虚 気虚 血瘀 陰虚
産後の不調にお悩みというご相談です。産前産後は女性ホルモンが大きく入れ替わる時で、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって産後の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、産後不調の症状であるめまいやふわふわ感、吐き気などが起こります。この改善には、女神散が有効です。もちろん授乳中でも大丈夫です。(堀口和彦)
体質:気虚 血虚 気滞 湿熱
肺気腫にお悩みというご相談です。気管が収縮しないように、拡張させて、気道を拡げて、肺に少しでも多くの酸素を取り込むような方向で病院は治療しています。喫煙が主な原因のようですが、アレルギー性の鼻炎や気管支炎、喘息などの体質はないようです。体質判定の結果を拝見すると、気虚や血虚、気滞、湿熱が高くなっています。気虚と血虚の改善には人参養栄湯が有効です。元気をつけて、肺胞への血流を増やし酸欠を緩和します。湿熱改善に関しては、体内の解毒代謝も必要なようです。さらに柴胡加竜骨牡蛎湯を加えた処方が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、気虚と血虚の改善で、肺胞への血液やリンパ液の流れを促進し、手足末端への血行も促進します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、気滞と鼻炎などを改善し、心身の緊張を緩和して、深呼吸しやすい身体にします。
体質:気虚 気滞 湿熱 血瘀 湿痰 血虚 陰虚 陽虚
過食にお悩みというご相談です。過食は、女性ホルモンとの関係が深いです。生理前に、頭痛やイライラ感など精神的に不安定になるのも女性ホルモンの影響です。月経時や産前産後は、女性ホルモンが大きく入れ替わり、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって、産前産後などの脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、精神的な不安定さや過食などが起こります。漢方で生理前のイライラや頭痛などは改善できます。過食と肥満はやや時間がかかると思いますが、徐々に改善が可能です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散を調合が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラや不安感、不眠などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、過食や精神的ストレスを緩和していきます。
体質:やや湿熱 やや湿痰
難聴と耳鳴りにお悩みというご相談です。また、鼻水もあるようです。鼻と耳は奥で繋がっています。体質判定の結果と鼻のご様子から、慢性鼻炎的なアレルギー体質があるようです。難聴や耳鳴りの改善には、鼓膜や耳小骨付近の炎症を鎮めることや、内耳の圧力を正常化することが大切です。耳管は、耳内の圧力を鼻の方の空気を逃がして調整します。この周辺の環境を改善することから始めます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、鼻やのど、耳など頭部の粘膜の炎症を鎮めて、鼓膜や内耳、耳管などの粘膜の状態を改善して、鼻炎や耳鳴りを緩和します。
体質:陽虚 気滞 陰虚 気虚 血虚 血瘀
不眠やイライラ感、肩こりや腰痛などにお悩みというご相談です。体質判定の結果から乙字湯と人参養栄湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
乙字湯
乙字湯は、便通を軟らかくして、痔を予防改善します。乙字湯の場合は、下剤成分である大黄の量が少なく、腹痛や突然トイレの心配はありません。
人参養栄湯は、胃腸の働きを高め、元気を付け、夜の熟睡感を増し、疲労を回復します。冷えは人参養栄湯が改善します。
ストレスによるのどの違和感や息苦しさにお悩みというご相談です。また、花粉症があるときの鼻づまりです。これらも息苦しさの原因になりそうです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、のどから鼻のリンパの炎症を鎮め、粘膜の腫れを緩和して、気道や鼻の通りを改善します。
抑肝散は、心身の緊張を緩和して、肩や胸、のど元の筋肉も緩め、呼吸をしやすくします。
脳梗塞は5か月前で、多剤の服用がその時からです。ふらつきの出現は2か月前からです。睡眠は、マイスリーなどを服用しないと寝付けないです。体質判定の結果を拝見すると、気虚が一番高く、血虚もやや高く出ています。この結果とご様子から加味帰脾湯や桂枝加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
体質:血瘀 血虚 陰虚
生理不順やお腹の脂肪にお悩みというご相談です。排便後スッキリ感が無いようです。便通を促進させて骨盤内の停滞を取り除く通導散が有効な処方になります。骨盤内を通じ導く作用があり子宮や大腸、膀胱の働きを高めて、生理をつけ宿便を排出し、小便の出も良くします。おそらく通導散だけですと大便が出すぎてしまうでしょう。そこで、これに桂枝茯苓丸料を加えたものが有効です。(堀口和彦)
体質:やや気滞 やや湿熱 やや血虚 やや湿痰
声枯れにお悩みというご相談です。副鼻腔炎や喘息、甲状腺腫もあり、鼻のどや甲状腺、声帯などの炎症が鎮まりきらないようです。体質判定の結果などから荊芥連翹湯が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、のどや鼻粘膜を潤し、腫れや充血を鎮めます。
体質:やや気滞 やや血虚 やや陰虚 やや血瘀
神経線維は、一度傷つくと修復しにくいですし、再生しませんから、このしびれを完全に治すのは難しいかもしれません。体質判定の結果を拝見すると、気滞や血虚、陰虚がやや出ています。これらを改善して、しびれを軽減するために疎経活血湯と桂枝加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
疎経活血湯は、腰から臀部、陰部付近の血行を良くして、骨盤周辺の筋肉や神経の回復を活性化します。
桂枝加竜骨牡蛎湯は、神経の過敏な状態を緩和して、しびれや痛みを軽減します。
上半身の熱感と肩痛、頭痛などのお悩みとのことです。体質判定の結果を拝見すると、湿熱がやや高く出ています。体内に余分な水分が停滞して、それが炎症を起こして熱感を起こしています。大小便の排出を多くします。湿熱の体質の改善に防風通聖散が有効です。便通は2回あるとのことと、鼻茸や臭覚障害を考慮して、荊芥連翹湯をこれに組み合わせます。(堀口和彦)
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、大小便の排出を増やします。鼻づまりや喘息にもよいです。
荊芥連翹湯は、鼻粘膜を潤し、粘膜の腫れや炎症を鎮め、副鼻腔炎や鼻づまり、鼻茸を改善します。
足のしびれにお悩みというご相談です。整形外科などで、頚椎や腰椎の脊柱管狭窄などとは、言われたことはないとのことです。また歩行は、10分ぐらいで辛くなるということです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、それらのことを考慮して柴胡加竜骨牡蛎湯と続命湯を調合した漢方薬が有効です。いずれの処方も高血圧にもよいですが、現在服用中の病院のお薬は、今まで通り服用していただく必要があります。今回の漢方薬と併用して問題ありません。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張を緩和して、特に上半身の気血の巡りを良くします。それによって、肩こりや睡眠、不安感を緩和して、さらに後鼻漏や咽頭炎を改善します。
続命湯は、体内の新陳代謝を活性化して、しびれや痛みを軽減します。
体質:気滞 陽虚 気虚 湿痰 血虚 湿熱 陰虚 血瘀
膵炎による背中痛などにお悩みというご相談です。体質判定の結果から、膵炎やストレスなどの背中痛には安中散と四逆散が有効です。さらに、パニック障害や予期不安、口渇と残尿感に抑肝散と清心蓮子飲が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸を中和して、胃粘膜を修復保護して、胃痛や背中痛を緩和します。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、不安やイライラ感を軽減します。
清心蓮子飲は、膀胱や尿道の粘膜の炎症を鎮め、小便をスッキリさせます。精神的な不安感や焦燥感を鎮める作用もあります。
体質:血虚 陰虚 気滞 気虚 血瘀
手根管症候群による手のしびれなどのお悩みとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚、気滞が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲と通導散が有効です。手根管症候群は、神経や腱、血管が通る手根管内に老廃物が付着して、錆び付くようになった状態です。この錆び付いた老廃物を取り除けば、しびれや痛みは改善されます。漢方薬では、血行を促進して、解毒代謝を高め、手根管内の錆を落とす作業を促進します。お灸は、温熱刺激で、錆を剥がす作用があり、漢方の解毒作用と組み合わせることで、改善をさらに促進します。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、ホルモンと自律神経の働きを調節して、イライラや不安感を緩和して、血行を促進して、神経の働きを調整して、しびれを改善します。
通導散は、骨盤内の停滞を解消して、便秘や生理不順を改善します。
体質:陽虚 陰虚 血瘀 湿痰 血虚
体重や顔の汗などにお悩みというご相談です。むくみやお腹の冷えなどもあります。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と陰虚が一番高く、湿痰と血瘀がその次に高いです。どうやら新陳代謝の働きを大きく低下しているようです。その結果、血液やリンパ液などの循環が停滞して、体内に余分な水分や汚れた血液が蓄積してしまったようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、防風通聖散と防已黄耆湯が有効です。(堀口和彦)
防風通聖散は、新陳代謝を活性化させます。大小便の排出を促します。
防已黄耆湯
防已黄耆湯は、体内の余分な水分を積極的に排出します。
体質:血虚 陽虚 気滞 気虚 陰虚 血瘀
息苦しさや立ちくらみ、不眠、不安感にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、陽虚と気滞も高く出ています。心と身体の両方に、酸素と栄養分が豊かな血が供給不足をしている状態です。それによって、気力やだるさ、不安感などが発症しているようです。まず心身の緊張感を緩和して呼吸しやすい身体にします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味帰脾湯と香蘇散が有効です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の消化吸収力を高め、気力を増し、血を補い、立ちくらみや眼の疲れを改善します。
香蘇散は、のどから胸の緊張感を緩め、呼吸しやすくします。肩や肩甲骨の間のコリも緩和します。
体質:気滞 陰虚 気虚 血虚 湿痰 血瘀 湿熱 陽虚
膀胱炎後の膀胱モヤモヤ感と、胃腸不調にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、次に陰虚、さらに血虚や気虚なども高く出ています。体質的には、胃腸の消化吸収力が低下して、血液を豊富に作れず、血虚となったようです。さらに精神的なプレシャーが気を停滞させて、それが心に潤いを減らし、陰虚の状態になったと予想します。胃腸の働きを高めることも必要です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、清心蓮子飲と安中散が有効です。(堀口和彦)
清心蓮子飲は、膀胱や尿道を潤し、モヤモヤ炎症を鎮め、小便をスッキリさせます。精神的な不安感を鎮める作用もあります。
安中散は、胃腸の不調によいです。胃腸の粘膜は、強い酸や酵素にやられ、炎症や潰瘍ができ下痢や腹痛を起こしますが、これらの症状を緩和します。
腰痛や頭痛、下痢、不眠などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚が高く、さらに陰虚、陽虚、血虚などもやや高く出ています。消化吸収力が低下して、気力や体力が十分に作れない状態です。骨が弱いことも、胃腸で栄養分を吸収して、血に栄養分と酸素を乗せて、骨や筋肉にそれらを供給できないからです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、大建中湯と柴胡桂枝乾姜湯が有効です。(堀口和彦)
大建中湯は、お腹を温め、消化吸収を高め、腹痛や腰痛、下痢を改善します。
柴胡桂枝乾姜湯は、血を補い、血を巡らし、頭痛や不眠などを改善します。
ダイエットにお悩みというご相談です。睡眠不足は、肝臓や腎臓が休む暇がなく、体内の解毒代謝力を低下させます。ですので睡眠不足は、食事量を減らしても、疲労物質と一緒に体内に老廃物が停滞して、身体は痩せにくいのです。今の生活パターンで減量を目指すとなると、体内の解毒代謝を少しでも活性化して、大便や小便の排出量を増やすことです。解毒代謝を高めて大小便の排出量を増やす防風通聖散が有効です。(堀口和彦)
体質:気滞 気虚 血虚 湿熱 湿痰 陰虚 血瘀 陽虚
高尿酸血症にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞や気虚、血虚、湿熱が高く出ています。ストレスなどにより、気や血、さらに湿(リンパ液など)の循環が悪く、停滞している状態です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
防風通聖散は、体内の新陳代謝を活性化して、尿酸など老廃物を積極的に排泄します。
胸の圧迫感にお悩みというご相談です。産後の疲れと緊張、さらに鼻づまりから、深呼吸ができない状態なのではないでしょう。肩も凝っているようですし、胸の圧迫感で肺が大きく開けず、大きく息が吸えない状態と予想します。さらに、産前産後でホルモンが劇的に変動します。その際、眼の奥にある脳下垂体が非常に忙しく働き、それに隣接する視床下部も連動して働きが乱れます。この視床下部に自律神経の中枢があります。つまり産後はホルモンと自律神経の働きが大きく揺さぶられて変動するのです。産後は安静にして、眼をあまり使い過ぎないことは、脳下垂体と視床下部の働きを調和させるために不可欠です。また、授乳の刺激はオキシトシン分泌を促し、その刺激がホルモンのバランスを調整する作用があります。体質判定の結果を拝見すると、気虚と気滞が高く出ています。気力体力の双方の消耗により、肺が大きく拡げられないことが原因のようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲と人参養栄湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、胃腸の消化吸収力を高め、気力体力を付けます。呼吸を楽にする作用もあります。
体質:陽虚 気虚 気滞
EDにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と気虚、気滞が高く出ています。陽虚は、ホルモンの働きが低下していることを示します。気虚と気滞は、気の巡行が低迷して、元気と気力低下の状態が混在しているようです。ホルモンの改善には、活命参という処方が有効です。鹿茸という鹿の幼角が配合され、ホルモンの働きを高めます。気虚と気滞の改善には、桂枝加竜骨牡蛎湯や抑肝散が有効です。(堀口和彦)
活命参は、鹿茸という鹿の幼角が配合され、ホルモンの働きを高めます。
動脈硬化にお悩みというご相談です。症状や体質判定の結果から、防風通聖散と荊芥連翹湯が有効です。(堀口和彦)
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、悪玉コレステロールや中性脂肪などの老廃物を大小便から解毒排泄します。大便をやや出しやすくして、大便量を増やします。
荊芥連翹湯は、鼻粘膜の炎症を鎮め、鼻づまりを改善します。頭痛や眼の疲れなどを改善する作用もあります。
体質:やや湿痰 やや陽虚 やや気滞 やや湿熱
痛風にお悩みというご相談です。尿酸は、プリン体の多く含む食事の影響もありますが、むしろ筋肉や肝臓など内臓組織の損傷から排出する尿酸の方が多いと言われています。過度の運動や肉体労働、さらにアルコール(ビールだけでなく焼酎やウイスキーも)尿酸値を高めます。尿酸は、小便と大便からしか、排泄されません。発汗の多い季節は、痛風発作が出やすいときです。汗が多くなり、小便が減り、血中尿酸値は上がります。また、便秘も尿酸値を高めます。体質判定の結果を拝見すると、湿痰や湿熱、気滞などがやや高く出ています。体内の余分な水分が停滞して、老廃物として沈滞しているようです。尿酸もこれらのひとつです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、防風通聖散が有効です。(堀口和彦)
防風通聖散は、新陳代謝を高め解毒して、大便を増やします。
バネ指にお悩みというご相談です。女性ホルモンとバネ指は関連があり、産後や更年期ころはバネ指にお悩みの方が多いです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚が高く出ています。ホルモンの働きが低下して、血行が低下して、関節に老廃物が停滞してしますのです。冷えもそれによります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、当帰四逆加呉茱萸生姜湯と越婢加朮湯が有効です。(堀口和彦)
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、血を補い血行を促進して、指に溜まった老廃物を流します。
越婢加朮湯は、関節の炎症や痛みを緩和する処方です。小便を出しやすくする作用もあります。
肺気腫にお悩みというご相談です。腎盂がんも既往とのことです。肺気腫は、肺胞が喫煙などでダメージを受け壊れ機能しなくなる病気ですが、肺の奥の方にはまだ元気な肺胞もあります。深く大きな呼吸をすれば、肺の奥の元気肺胞まで空気が届き、血中に酸素を取り込めるのです。肺は5葉あり、その中に肺胞がみっちりと入っています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、人参養栄湯と麦門冬湯が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、体力をつけて、大きく呼吸ができるような身体にします。
麦門冬湯は、痰や咳を鎮め、気管やのどの粘膜を潤し、空気の通りを良くして、呼吸を楽にします。
痛風による足の痛みにお悩みというご相談です。尿酸は、プリン体の多く含む食事の影響もありますが、むしろ筋肉や肝臓など内臓組織の損傷から排出する尿酸の方が多いと言われています。過度の運動や肉体労働、さらにアルコール(ビールだけでなく焼酎やウイスキーも)尿酸値を高めます。尿酸は、小便と大便からしか排泄されません。発汗の多いこの季節は、痛風発作が出やすいときです。汗が多くなり、小便が減り、血中尿酸値は上がりやすいからです。漢方薬では、越婢加朮湯や防風通聖散が有効です。この二種類の併用ができると、痛みの緩和と体質改善と双方が行なえます。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、関節の腫れや痛みを緩和します。
防風通聖散は、体内の解毒代謝を高め、大小便を増やし、尿酸など老廃物を積極的に排出します。
体質:血虚 気滞 気虚 湿痰 陰虚
だるさにお悩みというご相談です。また、不眠や気力低下、食欲不振もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番で気滞も高く出ています。身体と心の両方へ酸素と栄養分を送り込む新鮮な血が不足していることを示します。それによって、疲れが取れず、脳も酸欠と疲労ですっきりとしないとのことです。そのためには血虚を改善する必要があります。体力を付けて、身体の疲れを取ります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味帰脾湯と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラや不安感を改善して、熟睡感を出します。
体質:血虚 湿痰
肌荒れにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が高く出ています。血虚は、皮膚や筋肉などに酸素や栄養分の豊かな血が供給されていないことを示します。肌荒れの原因は、ストレスによる一時的な生理不順と生活リズムの乱れにあるようです。疲れが溜まり、疲労物質が肌に残っていたところに、ストレスでお顔から老廃物が噴出してしまったのでしょう。おりものあるようですので竜胆瀉肝湯が有効です。ホルモンの働きと顔の炎症を取るのに加味逍遥散を併用します。(堀口和彦)
体質:陽虚 血虚 気滞 陰虚 血瘀 気虚 湿痰
顔に出るアトピーにお悩みというご相談です。女性の場合、顔に症状が出る場合は、ホルモンと自律神経が関与していることが多いです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と血虚、気滞が高く出ています。陽虚は、ホルモンの働きが低下してきていることを示します。血虚と気滞は、ホルモンや自律神経の働きが影響していることを示します。また、体内に疲労物質である老廃物が沈着停滞していることも、今で回復していた皮膚炎が治りにくい原因と推察します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散という漢方薬が有効です。ホルモンと自律神経の働きを調整して、皮膚の解毒代謝を高め、アレルギー反応を鎮めます。(堀口和彦)
体質:血虚 気滞 湿痰 陽虚 陰虚
更年期による動悸や息切れ、関節痛などにお悩みというご相談です。女性ホルモンが大きく変動する産後や閉経時は、バネ指腱鞘炎や関節痛に患う方が多いです。更年期の女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状である動悸や息切れなどが起こります。改善のためには、柴胡加竜骨牡蛎湯と疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
体質:気滞 血瘀 血虚 湿痰 陽虚 湿熱
息苦しさにお悩みというご相談です。頚椎もストレートで負担が掛っているようです。身体のコリ緊張が極まり、呼吸筋が伸縮できずに息苦しくなっているようです。まずは、心身の緊張感を緩める柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や胸、背中の筋肉を弛めて、呼吸をしやすくします。イライラや不安感を緩和する作用もあり、自律神経を調整して、便通のコントロールも良くします。
体質:気虚 陰虚 気滞 陽虚 血瘀 湿痰
息苦しさやめまい、ふらつきにお悩みです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と陰虚、気滞が特に高く出ています。自律神経とホルモンのバランスが乱れているようです。さらに、出産と育児の疲れが蓄積して取れずに、体力がまだ回復していないようです。芎帰調血飲や女神散が有効です。(堀口和彦)
頚椎症による肩甲骨付近の痛みや腕のしびれにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚が高く出ています。首周辺の筋肉への血液の供給が十分ではなく、老廃物が停滞して、新鮮な酸素や栄養分が行き渡らないようです。その結果、筋肉が頭を支えきれず、頚椎を圧迫して、神経を挟み込み痛みやしびれが発症していると推察します。これらの改善には疎経活血湯が有効です。また、神経痛の緩和には桂枝加朮附湯が有効な処方です。(堀口和彦)
脱臼による変形性股関節症での股関節痛にお悩みというご相談です。甲状腺の自覚症状もアレルギー体質もないようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と湿痰が高く出ています。梅雨時には、体内に余分な水分が停滞して、気血の巡行を阻害して、むくみや関節の腫れ炎症や、神経痛が強く出ることが多いです。これらの改善には疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
疎経活血湯は、骨盤から股関節周辺の血行を改善して、臀部や太腿の筋肉に酸素と栄養分を十分に供給します。
体質:気滞 陰虚 気虚 血虚 血瘀
食欲不振、お腹の張り、便秘などにお悩みというご相談です。ニキビや口内炎、リウマチもあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気滞や陰虚、気虚、血虚、血瘀などが高く出ています。柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。さらに通導散や桃核承気湯を併用するのも効果的です。(堀口和彦)
体質:陰虚 血虚
肝炎による背中や腰の痛みにお悩みというご相談です。また、肝炎の進行防止です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と血虚が高く出ています。柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
体質:陰虚 気滞 血虚 血瘀 陽虚 気虚
更年期によるホットフラッシュにお悩みというご相談です。女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状であるホットフラッシュなどが起こります。便秘ぎみでしたら桃核承気湯が有効な処方です。体質判定の結果を拝見すると、気滞も高く出ていますので柴胡加竜骨牡蛎湯を併用するとよいです。(堀口和彦)
体質:やや陽虚 やや血瘀 やや気滞 やや湿痰
尋常ではない程の顔からの発汗にお悩みというご相談です。体質判定の結果から、まずは、自律神経と女性ホルモンの働きを調和させます。そのために、加味逍遥散と白虎加人参湯が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、女性ホルモンの働きを調整して、顔のほてりなどのぼせと、手足の冷えを改善します。生理周期も調整します。
白虎加人参湯は、顔などのほてりを鎮めます。
足のむくみや顔のニキビ、毛髪などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。頭皮や皮膚などに、酸素や栄養分が豊富に含む血が十分に供給されていないようです。良い血を増やしながら血行を促進させる加味逍遥散が有効です。有酸素運動も必要と考えます。(堀口和彦)
体質:やや気滞 やや気虚 やや血瘀 やや湿痰
イライラや不安感、不眠、のぼせなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚、気虚が高く出ています。心身の働きを正常にするための、酸素と栄養分が十分に供給されず、気が不足したり停滞したりしている状態です。脳や筋肉にもっとよい血を運び込む必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、頭痛や眼の疲れにもよいです。心身の緊張感を緩和して、イライラや不安感を軽減し、不眠を改善します。
抑肝散は、胃の周辺の圧迫感や息苦しさを改善します。心身の緊張感を緩和して、イライラや不安感を軽減し、不眠を改善します。
体質:気虚 血虚 陰虚 気滞 血瘀 湿痰 陽虚 湿熱
過食や拒食などにお悩みというご相談です。過食や拒食は女性ホルモンと深く関係があります。生理前に過食傾向が強くなるようです。また、大便が硬いとのことで、下剤など便秘薬をご利用のようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と通導散を調合した漢方薬が有効です。下剤成分が多少入っていますが、排便がまだすっきりしないようでしたら、現在服用中の便秘薬を併用していただく必要があります。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、リラックスさせてイライラや不安感、不眠などを改善します。ホルモンと自律神経の働きを調和させます。
通導散は、骨盤内の停滞物を通じ導き、大腸や子宮、膀胱などの働きをスムーズにします。ホルモンの働きを調整して、生理不順なども改善します。ホルモンと自律神経の働きを調和させます。
体質:湿熱 気虚
メニエールにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿熱が一番高く、次に気虚が出ています。体内に余分な水分が停滞し、それがさらに炎症を起こしている状態です。内耳から鼻管を通して鼻の奥で、リンパ液が停滞して炎症を起こしているようです。鼻が詰まりやすく鼻炎や副鼻腔炎があるのでしょう。これが、耳管を通して内耳の前庭や蝸牛などに炎症が拡がり、めまいを起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄連解毒湯と防風通聖散が有効です。(堀口和彦)
防風通聖散は、解毒代謝を高めて、体内の溜まった余分な水分を排出して、炎症を鎮めます。鼻づまりや皮膚の炎症なども改善します。
体質:陰虚 血瘀 気滞 血虚 湿痰
更年期によるホットフラッシュと動悸にお悩みというご相談です。また、発汗も多いとのことです。閉経にともない、女性ホルモンが大変動するのですが、その際の脳下垂体というすべてのホルモンをコントロールしている部位が、大忙し状態で他の甲状腺ホルモンやさらに自律神経までも影響をあたえて、働きを乱れてしまうのが更年期障害です。脳下垂体は眼球の奥にあり、その上の視床下部が自律神経の中枢です。漢方では、これらホルモンと自律神経の働きを調和するようにして、更年期の症状を緩和しています。上半身のぼせてホットフラッシュにより発汗して、水分が不足気味のようです。のどの渇きや眼の疲れなど、粘膜が乾燥しているのです。一方下半身は、水分が余り停滞しているようです。下痢しやすいことや小便が出難いことがそれを示しています。のぼせである気の上衝を緩和すれば、小便も出やすくなると推察します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄連解毒湯と桂枝茯苓丸料が有効です。(堀口和彦)
バセドウ病や子宮筋腫、更年期のホットフラッシュにお悩みというご相談です。この暑い季節は、甲状腺ホルモンが亢進していると、発汗や動悸など特に辛い時季です。甲状腺ホルモンだけでなく、女性ホルモンも変動してきているようです。これらホルモンは、眼球の奥にある脳下垂体でコントロールされています。この部位の働きを調和させる必要があります。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が特に高く出ています。生理がないことは、ホルモンの働きが乱れていることもありますが、血の不足もあります。脳や内臓などに必要な酸素と栄養分を運ぶ血が不足しているので、それぞれの臓器が十分に機能できないようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散と桂枝加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、精神的な余裕を作り、脳下垂体の働きを応援して、甲状腺や女性ホルモンを調和させます。睡眠やイライラ感なども緩和します。
多汗にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く出ています。湿熱もやや出ています。また、精神的な面での発汗が増える点や下痢しやすい体質を勘案します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、自律神経やホルモンの働きを調整して、心身の緊張感を緩和して、首筋や肩の凝りを解消します。不眠や不安感も改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、体内の毒素を排出して、アレルギー体質を改善します。
右腕の負担も大きいようですが、やはり心身の緊張感が、筋肉を凝らし血行を阻害しているようです。右腕の使いを軽減できればよいのですが、漢方では心身の緊張感を緩和して、筋肉を解し血行を促進させることで、腱周辺の老廃物が少しでも取り除けるようにすることです。心身の緊張感緩和と解毒力の向上に柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。また、関節周囲の血行を促進させ痛みの軽減に疎経活血湯が有効な処方です。(堀口和彦)
疎経活血湯は、下肢の血流を高めて、太ももや膝周辺の筋肉や結合組織に酸素と栄養分を送り込みます。
インポ、早漏気味にお悩みとのことですが、ご様子からすると勃起不全ではないようです。精神的なものです。彼女のかわいいところを見つけて、愛情表現を精一杯行うことが大事です。萎えても焦らずに、じっくりとお互いに愛撫しあっていただくことが大事なことです。また必ずしっかりと勃起します。慌てずにゆっくりと挿入するれば大丈夫です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、八味地黄丸料と補中益気湯に加え活命参が有効です。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、腰部と骨盤内の血行を促進して、腰に力を付けて勃起力を高めます。
補中益気湯
補中益気湯は、肝臓と胃腸の働きを高めて、疲れを取り、気力と体力を増進します。
活命参は、男性ホルモンの働きを高め、精力を増強して、陰部への血流を持続的に増やし、勃起力を高めます。
脊柱管狭窄症と坐骨神経痛もあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、血虚が次高く出ています。のどの詰まり感は、心身の緊張により、気がのど付近に停滞して、閉塞感をもたらしていると推察します。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と通導散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりやイライラ、不安感、不眠などを改善して、気のめぐりをスムーズにして、のどの違和感を軽減します。
通導散は、骨盤内の停滞を通じ導き出す作用があります。骨盤内の宿便をすっきりさせて、血行を促進して、腰痛や坐骨神経痛を緩和します。
尿酸は、プリン体の多く含む食事の影響もありますが、むしろ筋肉や肝臓など内臓組織の損傷から排出する尿酸の方が多いと言われています。ですから、過度の運動や肉体労働、さらにアルコール(ビールだけでなく焼酎やウイスキーも)尿酸値を高めます。尿酸は、小便と大便からしか、排泄されません。発汗の多い季節は、痛風発作が出やすいときです。汗が多くなり、小便が減り、血中尿酸値は上がります。大小便の出具合は良好のようですが、体重からするともう少し新陳代謝を高める必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、越婢加朮湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、体内の水分代謝を高め、関節の炎症を予防します。
防風通聖散は、新陳代謝を高め、体内に溜まった尿酸やコレステロールなど老廃物を積極的に排出します。多少大小便の量が増えると思います。
足の裏の方が熱いことが多いようですが、これは下肢の静脈血の流れが悪いことを示します。疲労物質や老廃物の多い静脈血が、足に停滞している時間が長くなると、炎症を起こしほてりや熱感を生じます。しびれなどを多少改善できるとすれば、下肢の血行を促進して、下肢筋肉や骨盤内で背骨を支える筋肉に、酸素と栄養分を十分に送り込めるようにすることです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
疎経活血湯は、腰から骨盤周辺の血流を促進して、腰を支える腸腰筋などの筋肉に、酸素と栄養分を十分に供給します。
体質:気虚 気滞 陰虚 血虚 血瘀 湿痰
ホルモンと自律神経の働きが乱れ、色々な症状が出ているようです。ピルにより、女性ホルモンが大きく動かされ、大脳の下にある脳下垂体も変動しています。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期のような脳下垂体フル稼働状態となり、他のホルモンのバランスも乱しています。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、むくみやだるさ、むせ返るような咳などを起こしているようです。漢方では、ホルモンと自律神経の働きを調和させるような方向で治療していきます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、通導散と柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内に停滞する宿便を排出して、便通や血行を促進します。ホルモンの働きを調整する作用もあります。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラや不安感、不眠などを改善します。食欲中枢を調整する作用もあります。
痰と鼻づまり、疲れ目、腹痛などにお悩みというご相談です。皮膚や鼻などアレルギーの症状は、外部環境の変化に微妙に左右されます。アレルギー反応は、免疫力のエラーや過剰な反応です。免疫力とは、外敵が自分を守るための能力ですので、過敏な方は、外部環境の変化で、外敵に備えて反応体制に入るのです。これが、季節の変わり目に鼻炎や皮膚炎が悪化する原因です。外部環境の変化をまず察知するのが、自律神経です。ですので、この時季は食事や起床就寝時間などなるべく規則正しい生活を送ることが大切です。また、香辛料系の刺激物など食事もいつも以上に注意していただく必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、鼻など口内の粘膜を潤し、炎症を鎮め、鼻づまりや後鼻漏などを緩和します。アレルギーの体質改善にもよいです。
体質:気虚 陽虚 血虚 陰虚 気滞 湿熱 湿痰 血瘀
多汗にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、多くの体質が高く出ていますが、湿熱が一番高くなっています。これは、体内に余分な水分が停滞して、それが筋肉や関節、内臓などで炎症を引きお起こし、身体が熱い状態となっているようです。汗は、身体を冷やすための生理現象ですので、体内に過剰な熱があるうちは、発汗は必要です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、防已黄耆湯と竜胆瀉肝湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
防已黄耆湯は、体内の余分な水分を小便に回して、汗を少なくします。
竜胆瀉肝湯は、陰部周辺の炎症を鎮めて、小便の出を促進させます。おりものの改善にも用います。
体質:やや気虚 やや陽虚 やや血虚 やや陰虚 やや気滞
体質判定の結果を拝見すると、血虚や気虚、陽虚、陰虚などがやや高く出ています。目の奥や耳内など頭部奥(大脳の下)付近への血流の不足や、鼓膜や耳小骨付近の潤いが少ないようです。首の付け根の凝りや精神的な緊張感などが、血液やリンパ液の流れを阻害して、耳鳴りや難聴が生じていると予想します。漢方では、酸素と栄養分を供給できる良い血を増やして、それを耳内に巡らし、リンパ液を増やし、鼓膜や耳小骨を潤し、音の伝えを円滑にします。また、腎臓は身体の水分代謝と関連して、その上の副腎がそれを調節しています。耳鳴りの改善には、副腎の機能を高め、鼓膜や耳小骨など粘膜を潤す方向へ向かわせます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、血流を促進して、首の凝りや目の疲れなどを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを活性化して、消化吸収力を高め、良い血を増やし、耳や眼など頭部への血流を高めます。イライラや精神的な不安感を緩和する作用もあります。
体質:気虚 血虚 陽虚
半月板損傷や身体のおもさだるさにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚と血虚が特に高く出ています。胃腸の消化吸収力が低下し元気が不足しており、筋肉や関節などに酸素と栄養分を十分に供給できていない状態を示します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味帰脾湯と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の働きを活性化して消化吸収力を高め、気力と体力を増進します。
体質:陰虚 血瘀 血虚 気虚 気滞 湿痰
後十字靭帯炎症による膝の痛みにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、骨盤で下半身の血液やリンパ液の流れを阻害しているようです。下肢の静脈血やリンパ液が、上半身まで回収されず腎臓まで運べない状態です。ですので、膝周辺にも老廃物が停滞しやすく、さらに新鮮な酸素と栄養分が十分に供給されないので、膝の靭帯の炎症や痛みが改善しないとのだと推察します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と通導散を調合した漢方薬が有効です。二種類目を、麻杏薏甘湯と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや不安感などを解消して、目や耳をスッキリさせます。
通導散は、骨盤内の停滞物を通じ導きだし、大便と小便の出を良くします。
麻杏薏甘湯は、新陳代謝を活性化して、小便を増やし、むくみや膝の痛みを緩和します。
疎経活血湯は、血行を促進して、膝の十字靭帯などの修復を促進します。
体質:血虚 陽虚 湿熱
肥満にお悩みというご相談です。C型肝炎やうつ病もあるとのことです。肝炎に関しては、病院で服薬など治療は始めています。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚、湿痰が高く出ています。血が少ないようですが、リンパ液など体液は多く停滞しているようです。陽虚は、ホルモンの影響があり、水分代謝を低下させていることが予想されます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、防已黄耆湯と補気健中湯を調合した漢方薬が有効です。病院のお薬は今まで通り服用していただく必要があります。(堀口和彦)
防已黄耆湯は、体内に停滞した余分な水分を排出します。むくみや水太りを改善します。
補気健中湯は、水分代謝を活性化して、心身を軽くして、気力を高めます。
女性ホルモンが大きく変動する更年期や出産前後は、肩や膝など関節炎が起こりやすいです。女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状であるだるさやイライラ、不眠などが起こります。漢方では、ホルモンと自律神経の働きを調和させ、血行を促進させて、関節に溜まった老廃物を取り除ききれいにするように治療します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散と柴胡桂枝乾姜湯が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、肩こりやイライラ感を緩和し、女性ホルモンと自律神経の働きを調整します。
柴胡桂枝乾姜湯は、不眠や気力低下を緩和し、女性ホルモンと自律神経の働きを調整します。
体質:血虚 湿痰 気虚 陽虚 気滞 血瘀 湿熱
めまいにお悩みというご相談です。また、更年期の症状もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と湿痰、気虚が高く出ています。耳内の前庭や三半規管のリンパ液が充実して腫れ、平衡感覚が乱れているようです。湿痰は、体内に余分な水分が停滞していることを示し、これが内耳のリンパ液の停滞となっているようです。血虚は、肩など全身の筋肉への酸素と栄養分を十分に送り込む血が供給されていないことを示します。これらの改善に半夏白朮天麻湯と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
半夏白朮天麻湯は、耳内の水分代謝を活性化して、めまいや胃腸の働きを高めます。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、更年期のだるさや気力低下などを緩和します。おりものにもよいです。
体質:血虚 気虚 陽虚
体のだるさや不安感、体力気力の低下にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気虚が特に高く出ています。脳や筋肉など酸素や栄養分が必要なところに、十分に血が供給されずに、気力体力ともに上がってこないのだと推察します。まず、疲労物質や老廃物などを流して、疲れを取り、新鮮な酸素や栄養分を送り込めるような身体にすれば、元気になります。加味逍遥散と加味帰脾湯の調合が有効です。心身に余裕ができれば、不安感は必ず改善します。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調和させて、血行を促進させ、脳や筋肉に酸素と栄養分を十分に送ります。下剤は入っていませんが、便通を調整する作用もあります。
加味帰脾湯は、消化吸収の働きを高め、体力気力をつけます。また、不眠や熟睡感を改善します。
体質:気虚 気滞 血虚 陰虚 湿痰 湿熱 陽虚 血瘀
胃もたれやだるさ、イライラ不安感、意欲低下にお悩みというご相談です。アレルギー性の鼻炎と気管支喘息もあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と気滞が一番高く、血虚と陰虚、湿痰も高く出ています。まず、胃腸の働きを活性化して、消化吸収力を高め、元気を付けます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、六君子湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
六君子湯は、胃腸の水分代謝を調整しながら、下痢軟便を改善し、食欲を高め、お腹の張りなども改善します。
加味帰脾湯は、消化吸収力を活性化して、気力を高め、不眠やイライラ、不安感を緩和します。
体質:やや気滞 やや湿痰 やや気虚 やや陽虚 やや血虚 やや陰虚 やや湿熱
胃潰瘍による胃痛や重さ、背痛などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と湿痰がやや高く出ています。心身の緊張感が、肩や背中などを凝らして、胃も硬く緊張して、蠕動運動ができない状態であると考えます。心身の緊張があると、気の巡りが停滞して、血液やリンパ液など身体を循環するべき成分も停滞してしまいます。これらの改善へ向けて、漢方ではまず気の巡りを良くして、リンパ液など循環を促進します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と四逆散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃の粘膜を修復して、胃の痛みや重さを改善します。胃酸を中和する作用もあります。
四逆散は、心身の緊張を緩和して、背中の張りや凝りを緩めて、背中や胃の痛みを緩和します。
体質:気滞 気虚 血虚 血瘀 湿痰 陰虚 湿熱
頭重や頭痛、肩こりや気力低下があるようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、気虚や血虚も高く出ています。心身の緊張感が、気の巡りを阻害して、血液循環を悪くさせて、肩こりや頭痛が起こっているようです。まずは、気虚と血虚の体質改善が必要です。お仕事による心身の緊張感が、気の巡りを阻害して血液循環を悪くさせ、肩こりや頭痛が起こっています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、人参養栄湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、胃腸の働きを高め気力体力を増進します。首や肩の筋肉への酸素と栄養分の供給量を増します。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、血を補い、手足末端まで血行を巡らせ、冷えや肩こり、頭痛を軽減します。
不整脈にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚が高く出ています。精神的な緊張感が、全身の気の巡りを阻害して、手が振るえたり、自律神経の働きを乱して、胃腸や心臓の調子を乱したりしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、精神的な緊張感を緩和して、不眠や不安感、動悸不整脈などを改善します。
抑肝散は、心身の緊張感を鎮め、イライラや下痢などを改善します。
生理前のだるさや不眠などの症状にお悩みというご相談です。PMS(生理前症候群)という呼び名もありますが、女性ホルモンの入れ換えがスムーズにいかないことから自律神経や他のホルモンも乱れ、精神的にも不安定になるのです。これらの働きを調整するため、加味逍遥散と通導散を調合したものが有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、自律神経やホルモンの働きを調和させ、精神的に安定させます。
通導散は、骨盤内に停滞する宿便や古血を通じ導き出して、血行を良くして、ホルモンの働きを助けます。
半月版損傷による膝の痛みにお悩みというご相談です。体質判定の結果を考慮して、疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
疎経活血湯は、血行を促進して、筋肉や靭帯など結合組織に酸素と栄養分を十分に供給して、組織の修復を応援します。
体質:血虚 気滞 陽虚 気虚 湿痰 陰虚 血瘀
疲れ目でお困りのご様子です。体質判定の結果を考慮して、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯を調合したものが有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、首や肩の凝りを解消して、眼底などへの血流量を増やし、目を潤します。
加味帰脾湯は、胃腸の消化吸収を高め、下痢を改善して、気力と体力を補います。いずれの処方も熟睡感を高めます。
体質:気滞 血瘀 血虚 陰虚 湿痰
頚椎症性脊髄症術後の左手母指示指のしびれや痛みにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血瘀が一番高く、さらに血虚と陰虚が出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯を調合したものが有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や首の凝りを改善します。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、酸素と栄養分を供給する血を増やし、血行を送信して、手足の冷えや肩こり頭痛、手のしびれや痛みを緩和します。
体質:血虚 気滞 陰虚 血瘀 湿熱 湿痰 気虚 陽虚
人差し指のこわばりと痛みに、お悩みということです。リウマチの検査結果はまだです。体質判定の結果を拝見すると、気滞や陰虚に次いで、血虚や血瘀が高く出ていますので、通導散はよいです。お知らせの結果を配慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と通導散が有効です。なお、抑肝散などと併用するのも一案です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安やイライラ感などを鎮めます。
通導散は、骨盤内の停滞した宿便や古血などを、通じ導き出します。
産後の腱鞘炎にお悩みというご相談です。女性ホルモンと関節の炎症は深い関係があり、産後と更年期ごろには、腱鞘炎やバネ指など関節炎を起こす方が多いです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血瘀が高く出ています。血行が悪く、手指など関節に老廃物が停滞沈着しやすい状態です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲が有効です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、産後の疲労した心身を元気にして、血行を促進して、関節炎症を鎮めます。ホルモンと自律神経の働きを調和する作用もあります。
心因性のEDにお悩みというご相談です。体質判定の結果から、血虚が高く出ています。陰部などに酸素と栄養分を供給する血が不足していることを示します。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、活命参という漢方薬が有効です。(堀口和彦)
活命参は、鹿茸という鹿の幼角が配合され、男性ホルモン作用があり、陰部への血流をアップします。さらに紅参などが入り、勃起力を持続します。夜に1包としますが、用事前に1包追加服用してもよいです。
体質:血瘀 気滞 血虚 気虚 陰虚
更年期の要因もありそうです。女性ホルモンの低下は、微小血管狭心症といわれる血管の攣縮を起こすこともあり、更年期には動悸や胸痛を感じる方が多いです。10年来の不整脈に更年期が重なって、症状が強くなっているように思います。体質判定の結果を拝見しても、血瘀と気滞が高く出ていますので、ホルモンと自律神経の働きを調和する必要があります。桂枝加竜骨牡蛎湯や抑肝散などが有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、動悸や不安、不眠などを改善します。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラや不安感、ストレスを解消します。
体質:陽虚 血虚 湿痰 血瘀 気滞
耳鳴りや更年期の症状にお悩みというご相談です。耳管の開閉状態が耳鳴りに関与しているようです。体質判定の結果、血虚が一番高くなり、陽虚が前回より下がりました。耳管の狭窄とリンパ節の腫れがあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と滋腎通耳湯を調合して一種類として、二種類目を柴胡加竜骨牡蛎湯と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、リンパ節の炎症を鎮め、リンパ液の流れを確保し、耳管を調整し、耳内の環境を改善します。
滋腎通耳湯は、耳内の潤いと乾燥を調整して、内耳の環境を改善し、耳鳴り耳閉感や難聴を緩和します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や不安感、のぼせなどを改善します。
半夏厚朴湯は、のど首胸部の緊張感を緩和して、動悸や吐き気、下痢軟便などを改善します。
体質判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ています。精神的なストレスが心身を緊張させて、大きな呼吸ができにくい身体になっているようです。また、鼻づまりと気管の違和感が、肺への空気の送り込みを阻害しているようです。これらの改善に、柴胡加竜骨牡蛎湯と半夏厚朴湯を調合します。さらに、二種類目を防風通聖散と荊芥連翹湯を調合したものが有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、呼吸しやすい身体にします。イライラや不安感、不眠なども改善します。
半夏厚朴湯は、気管のどの違和感を解消して、痰やのどをスッキリさせ、息を吸いやすくします。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、気管やのど鼻などの粘膜の炎症を鎮めます。
荊芥連翹湯は、鼻粘膜を潤し、鼻づまりを改善します。
体質:気虚 陽虚 湿痰 気滞 血虚
逆流性食道炎にお悩みというご相談です。前立腺炎などもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と陽虚が最も高く、湿痰や気滞も高く出ています。まず消化吸収力を高めて、気力体力を増やし元気をつける必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、六君子湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
六君子湯は、消化吸収力を高め、胃腸の働きを正常化して、胃炎や逆流、下痢などを改善します。
加味帰脾湯は、気力体力を増進して、不安感や不眠などを改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 気虚 血瘀 湿痰
体質判定の結果を拝見すると、血虚や陰虚、気滞、気虚、血瘀、湿痰と多くが高く出ています。皮膚などに酸素と栄養分を十分に供給する血が不足しているようです。また、リンパ液など皮膚や粘膜などを潤す体液も不足しています。さらに更年期の影響もあるのではないかと考えます。ホルモンと自律神経の乱れが、発汗やイライラなどに現れていると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と四逆散が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、不眠やイライラ感など更年期の症状を緩和します。
四逆散は、お腹から背中の緊張感を緩和して、胆嚢炎などによる腹痛や脇腹痛を改善します。
当帰飲子は、皮膚の潤いを増やし、割れを防ぎ、出血を改善します。
白虎加人参湯は、ほとりや炎症を鎮め、のどの渇きを緩和して、皮膚に潤いを与え、汗疹や皮膚炎を改善します。
体質:やや気虚 やや陽虚
おりものにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、やや気虚と陽虚が出ています。気力体力の低下と、ホルモンの働きが低下しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、温経湯が有効です。(堀口和彦)
温経湯は、骨盤内の子宮や卵巣の働きを高め、抵抗力を活性化して、おりものを減らします。胃腸の働きも活性化して、冷えを改善して元気にします。
体質:血虚 湿痰 湿熱 陰虚 気滞 気虚
おりものにお悩みというご相談です。卵巣膿腫もあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と湿痰、湿熱が高く出ています。卵巣や陰部などに、酸素と栄養分を送り込む血が不足しています。さらに、体内に余分な水分が停滞しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、温経湯が有効です。(堀口和彦)
温経湯は、血を補い、卵巣子宮の働きを調整して、おりものを減らします。
頚椎症による頚椎ずれ感や後頭部の痛みにお悩みというご相談です。また、緊張感や対人恐怖的な面、ふわふわ感、寝つきの悪さなどもあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚、気虚、血虚が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と黄連解毒湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、首肩の凝りを緩め、不眠やイライラ感などを改善します。
黄連解毒湯は、解毒代謝を促進させ、肝臓や腎臓などの働きを助け、内臓の働きを調整する自律神経の乱れを修正します。
体質:気虚 陽虚 血虚 湿痰 陰虚 気滞
過食にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚と陽虚が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、六君子湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
六君子湯は、胃腸の働きを高め、下痢や食欲中枢の改善をします。
体質:血虚 血瘀 陽虚 気虚 陰虚 湿痰 気滞
体質判定の結果を拝見すると、血虚と血瘀が一番高く、さらに陽虚や気虚、陰虚も高く出ています。血虚と血瘀、陽虚は、ホルモンの働きが低下しつつ、かつ乱れていることを示します。更年期には女性ホルモンが大きく入れ替わり、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに、脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状であるのぼせや肩こり、むくみなどが起こります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりやのぼせを改善します。また、睡眠の質を高める作用もあります。
温経湯は、ホルモンバランスを良くして、生理の働きを調整し、更年期の症状を緩和します。おりものを軽減する作用もあります。
体質:気虚 陽虚 湿痰
乳腺症と慢性鼻炎などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚と陽虚、湿痰が高く出ています。今回は、乳腺症と月経痛、冷え性の改善を主にしまししょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、ホルモンの働きを調整して、生理前の乳房の張りや痛みを軽減します。
温経湯は、身体を温め、子宮と卵巣の働きを高め、月経痛やおりものを改善します。
体質:血虚 気滞 陰虚 血瘀 湿熱 気虚
多汗にお悩みというご相談です。このような猛暑続きですの、汗が出ることは、身体を熱から守るために必要ですが、多すぎるようです。防已黄耆湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
防已黄耆湯は、水分代謝を小便の方へ仕向けて、汗を減らし小便量を増やします。
防風通聖散は、体内の熱を鎮めて、しかも代謝を促進して、大小便の排出を増やします。体重減にもつながります。
体質:気滞 陰虚 血虚
心因的なEDにお悩みというご相談です。セックスが子供作りへの義務的な作業になっているかもしれません。本来、男女の愛情の結実がセックスであり、子作り行為です。旅行やラブホテルへ行くなど、場所や雰囲気を変えて、臨んでみる必要があります。また、行為前にお互いに十分に愛撫することも大切です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚、血虚が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、のどの渇きやイライラ、不眠、頭痛などを改善します。
体質:血虚 気滞 湿熱 湿痰 陰虚
キーンという高音の耳鳴りにお悩みというご相談です。鼓膜や耳小骨付近の潤いが不足しているようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚、湿熱が高く出ています。耳内の鼓膜や耳小骨、蝸牛などはリンパ液が適度に潤いと乾燥を耳管で調整しています。その調整が悪く、湿りすぎたり乾燥したりと不安定なようです。それらを調整するのに、柴胡加竜骨牡蛎湯や大柴胡湯を調合するのが良いと推察します。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して心を鎮静させて、動悸や不安、不眠などを改善します。
大柴胡湯は、解毒代謝を高め排便を調整して、疲労物資と老廃物を積極的に排泄して、体内の代謝を整えます。
体質:陰虚 気滞 血瘀 湿熱 湿痰 血虚
かゆみにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚が一番高く、さらに血瘀や湿熱も高く出ています。これらの改善に、まず柴胡加竜骨牡蛎湯を加えて釣藤散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや血圧を改善して、睡眠の質を高めます。イライラ感やかゆみを鎮める作用もあります。
釣藤散は、のどの渇きを鎮め、頭痛や高血圧を改善して、さらに胃腸の働きを助ける作用もあります。
咳・喘息やアトピー咳といわれる、アレルギー性の気管支炎による咳です。これはやはりアレルギーの体質を改善する必要があります。さらに自律神経の乱れもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、湿痰と血虚が高くさらに陰虚もやや出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、麦門冬湯と麻杏甘石湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
麦門冬湯は、のど気管を潤し、過敏になった粘膜を穏やかに鎮め、咳を減らします。胃腸の働きを高める作用もあり、下痢にも安心です。
麻杏甘石湯は、炎症を鎮め、咳や痰を緩和します。
アレルギーによるかゆみや腫れに悩みとのことです。体質判定の結果を拝見すると、やや湿熱が高く出ています。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、越婢加朮湯と防風通聖散を調合したものが有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、炎症を鎮め皮膚のかゆみや腫れを解消します。
体質:やや気虚 やや気滞 やや陽虚 やや血瘀 やや血虚 やや湿痰 やや陰虚
女性ホルモンが変動する時に、リウマチを発症することが多くあります。体質判定の結果を配慮すると大防風湯という漢方薬が有効です。(堀口和彦)
大防風湯は、関節の炎症や痛みを鎮める作用があり、しかも気力や体力を増進する作用もあります。
体質:湿痰 気虚 気滞 血虚
背中など筋肉のコリ痛み、鼻水や息苦しさ、だるさなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿痰と気虚、気滞が高く出ています。花粉症による鼻炎から鼻づまりや気道の解放が悪く、肺に十分に空気が取り込めず、身体のあちらこちらの筋肉が酸欠を起こしているようです。まず、体内を停滞して余分な水分を発散して、鼻やのど、気管をスッキリさせます。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、葛根湯と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
葛根湯は、新陳代謝を活性化して、鼻やのどの炎症を鎮め、肩や背中などの筋肉の緊張を緩和します。
半夏厚朴湯は、のど気管をスッキリさせて、痰や鼻水を出しやすくします。イライラ感を鎮め、気力を出す作用もあります。
体質:陰虚 湿熱 気滞 湿痰 血瘀 血虚
ニキビにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚が特に高く、湿熱や気滞、湿痰、血瘀なども高く出ています。陰虚は、体液など潤い成分が不足していることを示します。皮膚の乾燥や唇のひび割れなどがこれにより、陰虚は心の潤いが少ないことも示し、精神的に余裕がない状態です。これらを改善することが、ニキビ改善に必要です。荊芥連翹湯がこれらの改善にお勧めです。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、リンパ節の炎症を鎮めて炎症が起き難く体質にして、頭部の粘膜や皮膚を解毒して、炎症やニキビなどを改善します。
不眠やイライラ、不安感、腰痛などにお悩みというご相談です。授乳中とことで、産後のホルモンバランスが乱れやすい時です。産前産後でホルモンが劇的に変動します。その際、眼の奥にある脳下垂体が非常に忙しく働き、それに隣接する視床下部も連動して働きが乱れます。この視床下部に自律神経の中枢があります。つまり産後はホルモンと自律神経の働きが大きく揺さぶられて変動するのです。産後は安静にして、眼をあまり使い過ぎないことは、脳下垂体と視床下部の働きを調和させるために不可欠です。また、授乳の刺激はオキシトシン分泌を促し、その刺激がホルモンのバランスを調整する作用があります。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚、血虚が高く出ています。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラや不眠を改善します。授乳中でも問題ありません。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、首肩のコリや冷え、のぼせ頭汗などを改善します。産後の不安定な神経症状の緩和にもよいです。
体質:陰虚 湿熱
ダイエットにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と湿熱が高く出ています。陰虚は、心の潤いが少なく余裕がなく、精神的にイライラしやすい体質です。湿熱は、体内に余分な水分が停滞して、それが長期にわたって停滞することで、ドロドロとして熱をもち、炎症を起している体質です。漢方で、まずは代謝を活性化して停滞する水分を動かし、精神的な余裕を作ることです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラを改善します。
桃核承気湯は、骨盤内に停滞した宿便や、膀胱内の小便をスムーズに排出して、体重を減少へ仕向けます。
ふらつきや頭痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と血瘀が高く出ています。血液に循環が十分ではなく、血液が不足している部位と、停滞している部位が混在しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、当帰四逆加呉茱萸生姜湯と環元清血飲を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、血を補い、頭部などへ酸素と栄養分を十分に供給して、頭痛や目の疲れ、不安感などを改善します。
環元清血飲
環元清血飲は、血行を促進して、停滞する悪い血を流し、頭をスッキリさせて、頭重や肩こりを改善します。
体質:陰虚 血瘀 陽虚 気滞 気虚 血虚 湿痰 湿熱
乳がんの薬物治療による胃腸障害や疼痛にお悩みというご相談です。「化学合成剤」とは、抗がん剤のことかと思われます。そうなるとまずは、胃腸の働きを正常に戻すことを目標にすることをお勧めします。食事摂取を維持することは大切です。疼痛管理に関しては、オキシコンチンなど、服薬や副作用を管理しやすいものもありますので、漢方薬より麻薬系の鎮痛剤をお勧めします。漢方薬の役割は、胃腸の働きを回復維持することと、体力と気力を維持することとすることをお勧めします。このようなことからお悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と半夏瀉心湯が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸を抑えて、胃の粘膜を修復します。
半夏瀉心湯は、胃腸の粘膜の炎症を鎮め、吐き気や嘔吐を緩和して、下痢軟便を改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 血瘀 湿痰 気虚 湿熱 陽虚
減量や逆流性食道炎などにお悩みというご相談です。また授乳中とのことです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚が特に高く出ています。さらに陰虚と血瘀も高く出ています。減量も大切ですが、まず精神的な安定を目標にします。それによって、過食や不眠、胃酸過多を緩和します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラや不安感、不眠などを改善します。逆流性食道炎にもよいです。
女神散は、産後のホルモンと自律神経の乱れを調整して、めまいふらつきなどを改善します。
体質:やや気滞 やや血瘀 やや血虚 やや陰虚 やや湿痰 やや気虚 やや陽虚
難聴や耳鳴りにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞や血瘀、血虚などがやや高く出ています。気の停滞があり、ストレスに弱い状態になって、気持ちに余裕がないようです。さらに、酸素と栄養分を供給する血が、十分になく耳周辺は、血行不良で鼓膜や蝸牛管などが十分に機能できないようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、抑肝散と滋腎通耳湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、肩こりやイライラ感、頭重感などを改善して、頭部へに気の巡りを良くします。
滋腎通耳湯は、耳内の鼓膜や耳小骨、蝸牛管などを適度に潤し、音の感じ方や伝え方を調整します。耳内の血液とリンパ液の流通を改善します。
体質:気滞 気虚 湿痰 血虚 陰虚 陽虚
ニキビ吹き出物とストレスによるイライラなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と気虚が特に高く、湿痰や血虚、陰虚も高く出ています。ニキビ吹き出物や手のほてりなどは荊芥連翹湯が有効な処方です。ストレスに起因する気滞と気虚の改善も必要ですので抑肝散を併用します。(堀口和彦)
リウマチ様の関節炎にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、気虚が高く出ています。筋肉や関節などへ酸素と栄養分を十分に供給し、さらに老廃物を回収する血液の循環が確保されていないようです。体型や気虚を考慮して大防風湯が有効です。さらに関節の腫れや水が溜まりやすいことから越婢加朮湯を調合した漢方薬が効果的です。(堀口和彦)
大防風湯は、血を補いながら、関節や筋肉の血液循環を改善して、痛みや腫れを緩和します。
越婢加朮湯は、関節の炎症を鎮め、腫れ痛みを緩和します。
体質:血虚 陰虚 湿熱
ストレス下での吐き気や動悸などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚、湿熱が高く出ています。大脳や自律神経へ酸素と栄養分を送り込む血が不足して、自律神経などに余裕がなくなり、吐き気や動悸などを起こしているようです。まずゆったりと大きく深呼吸をするように心掛けます。日ごろの腹式呼吸が効果的です。漢方薬は、柴胡桂枝乾姜湯と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、血を補い、自律神経の働きを調整して、不安感や動悸などを鎮めます。
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、吐き気や痰などを改善します。
体質:陽虚 気虚 気滞 血虚
ホットフラッシュにめまい、イライラ感や冷え、肩こり腰痛などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と気虚、気滞、血虚が高く出ています。ホルモンの働きの低下が、自律神経の働きを乱し、のぼせやめまいなどを引き起こしています。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、体内に酸素と栄養分を供給する血を増やし、冷えや肩こり、鼻づまりなどを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやめまいを緩和します。
筋肉痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚がやや高く出ています。筋肉へ供給されるべき酸素と栄養分を運ぶ血が不足していることを示します。かなり運動をしておられるようですので、筋肉や骨を休息させる時間がもう少し必要かもしれません。漢方薬は、疎経活血湯が有効です。水泳は痛みを感じない程度なら続けてよいです。運動後のストレッチやマッサージを行って、疲労物質が溜まらないように、よく流しておく必要があります。(堀口和彦)
疎経活血湯は、血を補いながら、血行を促進させて、筋肉の再生を促します。
体質:陽虚 気滞 湿痰 血虚 血瘀 気虚 陰虚 湿熱
難聴にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚や気滞、湿痰、血虚、血瘀などが高く出ています。陽虚はホルモンの働きの低下を示します。ホルモンや自律神経の乱れが、難聴や耳鳴りに関与しているようです。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と滋腎通耳湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモン自律神経の働きを調和させ、気を落ち着かせて、肩こりやイライラ感、耳鳴りなどを改善します。排便をスッキリさせる作用もあります。
滋腎通耳湯は、耳周辺に酸素と栄養分を十分に供給する血を補い、耳の機能を高めて、難聴や耳鳴りを改善します。
体質:血虚 陽虚 陰虚
メニエールにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚、陽虚が高く出ています。耳内へ酸素と栄養分を送る血が不足しています。リンパ腫の影響もあるかもしれませんが、血液やリンパ液などが不足傾向にあり、耳や目など特に頭部への供給が不足しているようです。目や耳は、特に豊富な酸素と栄養分が必要です。これらを改善するために、人参養栄湯と滋腎通耳湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、病後の体力回復によく、胃腸の消化吸収力を高め、血液やリンパ液を増やします。
滋腎通耳湯は、耳内の三半規管や前庭へリンパ液や血液を十分に供給して、めまいや耳の聞こえ難さを改善します。
体質:やや湿痰 やや気滞 やや血瘀
耳の痛みのおつらさ、伝わってまいります。何とか漢方で改善方向に向かえればと考えます。また、耳が塞がった感じの耳閉感は、トンネルや飛行機に乗ったときなどに起こる現象と同様と想定します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、耳閉感の緩和に重きを置き、越婢加朮湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、風が吹いた時に痛みを感じるような状態によいです。神経痛や筋肉痛などを緩和します。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、血行を促進して、頭痛や肩こりなどを改善します。
多汗や手足の冷え、むくみなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高くなっています。体内に余分な水分が停滞して、血が不足して、気の巡行が停滞しているようです。停滞した水分が長時間停滞することで、熱を持ち汗が多くなるのです。気の停滞は、不眠や不安感、掌の汗を起こします。これらの改善に、柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散が有効です。(堀口和彦)
防風通聖散は、体内の新陳代謝を活性化して、解毒代謝を促進して、大小便の排出を増やし、血液をきれいにします。鼻や皮膚の炎症、肩こりやほてり冷えなどを改善します。
体質:気滞 陽虚 血虚 気虚
目の充血とかゆみ、目やにによる異物感などにお悩みというご相談です。アレルギー体質改善と免疫抵抗力の増強が必要です。ただその前に、体内の老廃物をキッチリと解毒する必要があります。排便は、毎日腸内洗浄することで、食事量に対して十分に排出しています。アレルギー体質改善と免疫抵抗力の増強からスタートします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、滋腎明目湯という処方が有効です。(堀口和彦)
滋腎明目湯は、目の周辺の血行を促進して、リンパ液など粘膜を潤す成分を増やし、目の不調を改善します。
体質:陽虚 血虚 気滞 気虚
腰の脊柱管狭窄にお悩みというご相談です。眼精疲労や肩こり、不眠などもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と血虚、気滞、気虚などが高く出ています。これらは、骨を支える筋肉への酸素や栄養分の供給が不足していると考えられます。精神的な緊張感が、身体も強張らせて、血行不良を起こして、筋肉や結合組織への栄養不足を助長しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こり眼精疲労、不眠などを改善します。
疎経活血湯は、腰から骨盤周辺の血行を促進して、腰痛や下肢のしびれや痛みを緩和します。
痛風にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気虚、陽虚が高く出ています。胃腸の働きを高めながら、新陳代謝を活性化して、尿酸を排泄できるようにします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、大防風湯が有効です。(堀口和彦)
大防風湯は、胃腸の働きを高め、血を増やし、新陳代謝を高めて、体内に停滞した毒素を排出して、関節の痛みなどを鎮めます。
体質:気滞 血虚 気虚 陽虚 陰虚 血瘀
生理不順にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚、気虚、陽虚、陰虚などが多くの項目が高くなっています。おそらく脳下垂体というすべてのホルモンを調整しているコントロールセンターが乱れていることが、生理不順や月経が来ない原因であろうと予想します。産前産後や更年期などには、眼の奥にある脳下垂体が非常に忙しく働き、それに隣接する視床下部も連動して働きが乱れることがあります。まずは、頭部目の奥周辺への改善を目指します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、気滞と血虚を改善するため芎帰調血飲と桂枝加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、脳下垂体でのホルモン調節を正常にして、生理周期を正常に仕向けます。
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整し、不眠やイライラ感、眼精疲労、のどの渇きなどを改善します。
体質:血虚 血瘀 湿痰 気滞 気虚 陰虚
ふわふわしためまいにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚や血瘀が高く出ています。これは、ホルモンの影響が多大にあると考えます。漢方薬は、女神散が有効な処方です。(堀口和彦)
体質:陽虚 血虚 陰虚 気滞 血瘀 湿痰 気虚 湿熱
難聴にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、全てが高くなっていますが、中でも血虚と陽虚、気滞が特に高くなっています。感音難聴という聴神経が傷つき、音の信号が脳に伝わらない場合は、なかなか聴力が上がりません。少しでも変化が出るように応援します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、滋腎通耳湯と温経湯が有効です。(堀口和彦)
滋腎通耳湯は、耳内の血行を促進して、耳の働きを高め、難聴や耳鳴りなどを改善します。
温経湯は、子宮卵巣の働きを高め、ホルモンと自律神経を調整して、生理やおりもの、不眠などを改善します。
貧血にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚、血瘀が高く出ています。まずは、自律神経とホルモンの働きを調和させましょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。貧血の値は、すぐには改善しないと思いますが、生理が止まってきていることから、徐々に変化してくると推察します。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、血を補い、自律神経とホルモンの働きを調整して、肩こりや目の疲れ、耳の症状などを緩和します。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラや不眠などを改善します。
体質:気虚 陽虚 血虚 湿痰 気滞
ダイエットにお悩みというご相談です。体質判定の結果かを考え、通導散と当帰芍薬散を調合した漢方薬が有効です。大便を出しやすくするお薬の量は、ご様子から調整します。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内の停滞している宿便や古血などをスムーズに排出します。
当帰芍薬散は、血を補い、立ちくらみや目の疲れ、むくみを改善します。
体質:湿痰 血虚 湿熱 陽虚 陰虚 血瘀 気滞
膵炎と予想される左の背中下が痛いとのことです。体質判定の結果を拝見すると、湿痰と血虚、湿熱が高く出ています。食欲もあるということですので、膵臓の働きは現時点では低下していないようです。鼻炎や甲状腺炎があるとのことですので、膵炎の原因はアレルギー的な炎症反応が引き起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、大柴胡湯と荊芥連翹湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
大柴胡湯は、背中腰脇腹の緊張感を取り、痛みを緩和します。便通を出す作用もありますが、量を調整しますので、下痢軟便にはならないと思います。
荊芥連翹湯は、鼻やのどなどの粘膜を潤し炎症を鎮め、アレルギー体質を改善します。
体質:やや血虚 やや血瘀 やや気滞 やや湿熱 やや湿痰
頚椎症による腕や肩などへの痛みにお悩みというご相談です。体質判定の結果を加味し、続命湯を選びます。現在の病院お薬は、今まで通り服用して頂いて問題ありません。(堀口和彦)
続命湯は、首や肩などのコリ緊張感を緩和して、手の痛みや力が入りにくい感じを改善します。頭痛にもよいです。
難聴と耳鳴りにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と血虚、陰虚が高く出ています。耳内を潤すことと、酸素と栄養分を十分に耳内へ供給することが必要です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と滋腎通耳湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不眠や不安感を改善します。
滋腎通耳湯は、耳内へ血液を十分に供給して、耳の働きを高めます。
体質:陰虚 陽虚 気滞 血虚 湿熱 気虚
肺気腫または気胸を起こしたことがあるとのことです。また、睡眠時無呼吸症候群らしいというお話です。血中酸素が十分でないと、陰部も酸欠となり、興奮勃起持続などが難しくなります。陰部への血流が不足して、酸欠と栄養不足が勃起力持続を阻害しているのでしょう。血流を悪くする原因として、心身の緊張感もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と陽虚、気滞が高く出ています。陰虚と陽虚は、ホルモンの働きが低下していることを示します。気滞は、精神的に緊張やストレスを溜めている状態を示します。今回は、まず陰虚と陽虚の改善とホルモンの増強を目標にして活命参という処方が有効です。夜1包の服用としますが、1日2包まで増量可能です。さらに、気滞の改善に桂枝加竜骨牡蛎湯という処方を追加します。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不眠や目の疲れを改善し、気力の充実させる作用があります。精神的な陰萎にも効果あります。
活命参は、鹿茸という鹿の幼角が入っており、男性ホルモン作用と活力を高めれる作用があります。また、紅参という胃腸の働きを高める生薬も配合されています。
体質:やや湿熱 やや血瘀
腱鞘炎にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿熱と血瘀がやや高くなっています。腱鞘炎バネ指は、筋肉から出る老廃物が、少しずつ腱周辺に沈着停滞して、ワイヤーに錆が付くように、腱に錆が付いたような状態です。これら老廃物を剥がして流しきれいに解毒していくことが必要です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、越婢加朮湯と薏苡仁湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、関節の炎症を鎮め、腫れ痛みを軽減します。
薏苡仁湯は、血行を促進させて、関節に溜まった老廃物を流し解毒し、関節周辺に潤滑油を増やします。
ホルモンの影響はなさそうです。頚椎の曲がりがあるようなこと、これが肩こりや手と後頭部のしびれの原因のようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、葛根湯と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。なお、手足や首を冷やさないように注意する必要があります。(堀口和彦)
葛根湯は、首肩の筋肉に緊張を解し、手足のだるさやしびれを緩和します。
半夏厚朴湯は、気分の塞がりを開放して、気持ちを軽くします。深呼吸しやすい身体にします。
体質:血虚 陰虚 気滞 陽虚 湿熱 血瘀 湿痰
陰部の痛みやかゆみのお悩みとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚や陰虚、気滞、陽虚、湿熱などが高く出ています。陰部周辺の血行不良とリンパ液の不足により、膣周辺の粘膜が荒れている状態がなかなか修復されないようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、消風散と清心蓮子飲を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
消風散は、炎症を鎮め、粘膜や皮膚の再生を促し、かゆみや痛みを緩和します。
清心蓮子飲は、陰部から尿道膀胱の粘膜を潤し炎症を鎮め、頻尿や残尿感、排尿痛を改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 湿熱 血瘀 湿痰 気虚 陽虚
ダイエットにお悩みというご相談です。腰痛や膝痛もあり、お仕事に辛いです。体質判定の結果を拝見すると、全ての体質が高くなっていますが、気滞と湿熱が顕著に高くなっています。これは、体内の余分な水分が停滞して、炎症を起こし、さらに血行や気の巡りを阻害していることを示します。そこで葛根湯、それに気を巡らす半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
葛根湯は、水分代謝と改善して、首肩のこりを解し、痛みを緩和します。
半夏厚朴湯は、鼻水や痰を去る作用もあり、のどから胸の緊張感を緩和して、呼吸を楽にします。
体質:血虚 気滞 湿痰 気虚 陰虚 血瘀 湿熱 陽虚
貧血にお悩みというご相談です。また、整理後の不正出血の立ちくらみでお困りのご様子、よくわかりました。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、湿痰が高く出ています。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、身体を温めて、緊張を解し、肩こりや頭痛を緩和します。
温経湯は、卵巣子宮の働きを調整して、生理や月経血を改善します。貧血も改善します。
体質:血虚 気滞 血瘀 陽虚 陰虚 湿痰
頭痛にお悩みというご相談です。乳癌の放射線療法の影響がかなりあるのでしょう。やはり照射による心身への負担は大きいものです。まず心身の緊張感を緩めることが必要です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が特に高くなっています。頭部や全身の筋肉などへ酸素と栄養分を送り込む血が不足している状態です。気滞は心身へのストレスが、気の巡り悪くして、イライラや不眠などを起こします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。なお、病院のお薬は今まで通り併用して大丈夫です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、イライラ感を改善します。
加味帰脾湯は、血を補い、気力と体力を増進して、不安感や不眠などを改善します。
体質:やや湿痰 やや血虚 やや湿熱 やや陽虚 やや血瘀
おりものにお悩みというご相談です。統合失調症やアトピーなどもあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、湿痰と血虚、湿熱がやや高く出ています。湿痰と湿熱は、体内に余分な水分が停滞していることを示し、それが炎症を生じ、膣炎や皮膚炎などを起こしているようです。血虚は、皮膚や粘膜などを守る血液やリンパ液が不足して、ガードが弱くなっていることを示します。アトピー性皮膚炎などもこの要因が関与して、治りにくくしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、竜胆瀉肝湯と芎帰調血飲を調合した漢方薬が有効です。なお、黄色粘り気のあるおりものの場合は、その炎症の原因が細菌によることがありますので、一度検査をする必要があります。なお、現在服用のお薬は今まで通り継続いただき支障ありません。(堀口和彦)
竜胆瀉肝湯は、陰部から膣周辺の炎症を鎮め、おりものを減らします。
芎帰調血飲は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血を補い血行を促進して、冷えや不安感などを改善します。
体質:気滞 陰虚 血虚 気虚 陽虚 湿痰
胃弱や肩こりなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚、血虚が高く出ています。ストレスや精神的なプレッシャーに弱いようですが、まず体力を付けて、ストレスに負けないように余裕を作りましょう。そのために、胃腸の働きを活性化して、消化吸収力を高め、血を増やし、体内に酸素と栄養分を十分に供給できるようにします。これには、六君子湯が有効です。さらに自律神経の働きを調整するために柴胡桂枝乾姜湯を併用するとよいです。(堀口和彦)
六君子湯は、胃腸の機能を活性化して、食欲や消化吸収を高めます。
柴胡桂枝乾姜湯は、心臓の働きを助け、自律神経を調整して、手足の冷えや肩こりなどを改善します。
体質:気滞 陰虚 湿痰 血虚 血瘀
乳腺炎にお悩みというご相談です。授乳中でも大丈夫な漢方薬を選びます。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚、湿痰が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、女神散が有効です。(堀口和彦)
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、心身の緊張感を緩和して、血行を促進させ、リンパと乳腺の流れを良くします。リンパ節や乳腺の炎症を鎮める作用もあります。多少排便を良くする作用もあります。
体質:血虚 陽虚 気虚 気滞 血瘀
頭に濃い霧がかかっている感じで、不安感、憂うつ感があり胸が詰まる感じなど、おつらい様子お察し申し上げます。体質判定の結果などから、血圧を上げて、頭部に血流を増やす方向で漢方治療を進めることをお勧めします。そのためには、人参養栄湯が有効です。また、腹式呼吸を実践して自律神経の働きをコントロールできるようにするとよいです。(堀口和彦)
人参養栄湯は、胃腸の消化吸収力を高めて、血を増やし、気力体力を付けて、血圧を高め、頭部への血流を増やします。
体質:気虚 湿痰 陽虚 血虚 気滞 陰虚
だるさや不安感、不眠食欲不振などにお悩みというご相談です。やはり夏の暑い中お仕事で無理をしてしまったようです。大脳と自律神経は別物ですが、相互に連携して機能しています。その関係は、大脳を親とすると、自律神経は子となります。自律神経は、生命を維持するために、内臓の働きを一生懸命働きます。実は自律神経は従順なのです。そんな中で、身体や内臓が疲れきっているので、大脳は働くことを強いてしまったのです。その限界を超えると、自律神経は今までの従順さを一転して、反抗的に働きます。これが、親子関係に似ているのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、これらの改善のため加味帰脾湯が有効です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の働きを活性化し、食欲を増進して、気力と体力を高めます。また、就寝前の動悸や心臓の高鳴りに有効です。
体質:やや血虚 やや湿痰
不安感や胸の圧迫感、動悸などにお悩みというご相談です。大脳と自律神経は、別物ですが、相互に連携して機能しています。その関係は、大脳を親とすると自律神経は子となります。自律神経は、生命を維持するために内臓の働きを一生懸命働きます。実は自律神経は従順なのです。そんな中で、身体や内臓が疲れきっているのに、大脳は働くことを強いてしまったのです。その限界を超えると、自律神経は今までの従順さを一転して反抗的に働きます。これが親子関係に似ているのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、皮膚のかゆみや坐骨神経痛を考慮して黄連解毒湯と六味地黄丸料を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、胸部の炎症を鎮め、不安感や胸の圧迫感を緩和します。
六味地黄丸料は、皮膚を潤し炎症を鎮め、かゆみを緩和します。また、骨盤内の血行を促進して、腰臀部の疲れを解消します。
体質:陰虚 血虚 気滞 陽虚 血瘀 湿痰
のぼせと赤ら顔にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気滞、血虚が高く出ています。これは、皮膚や粘膜などを潤し炎症を鎮める体液と血液が不足している状態を示し、そこに精神的な緊張や不安感などが加わると、その炎症と熱感を鎮めて制御することができなくなっているのです。これは自律神経の働きと関係が深いのですが、自律神経の働きを調整するためには、腹式呼吸が有効です。漢方薬は、桂枝加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整しのぼせや冷えを改善します。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や首すじの凝りを和らげ、頭痛や不眠傾向を改善して、精神的な安定をもたらします。
体質:気虚 気滞 湿痰 血虚 陰虚 湿熱 血瘀
ストレスにお悩みというご相談です。胃にポリープもあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と気虚、湿痰、血虚が高く出ています。やはりストレスにより、気が停滞したり、止まったりしているようです。気は元気の源です。その気を作る力が、血が十分にないことによって、不足しています。そこで、血を増やし体力を増進しストレスに負けない身体を作りましょう。そこで温経湯が有効です。(堀口和彦)
温経湯は、胃腸の働きを高め、血を増やし、貧血を改善し、手足のだるさやほてり、不安感や不眠を改善します。おりものにもよいです。
更年期による動悸やしびれ、不眠などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、血瘀が高く出ています。更年期の女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状である動悸や不眠、ホットフラッシュなどを起こします。これらの改善に、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
女神散は、女性ホルモンと自律神経の働きを調和させて、のぼせやしびれなどを緩和します。
体質:血虚 血瘀 気虚 気滞 陰虚
高音の耳鳴りにお悩みというご相談です。耳鼻科系が弱いとのことと、体質判定の結果から、荊芥連翹湯と桂枝加竜骨牡蛎湯の調合が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、耳周辺の血流を促進して、耳や鼻のどのリンパの炎症を鎮め、鼓膜や耳小骨、耳管のコンディションを改善します。
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不眠や不安感を改善します。また、過敏になった聴神経を穏やかにします。
一人でのビデオ鑑賞などでも勃起しないとなると、クエチアピンの影響もあるのでしょう。体質判定の結果では、やや気滞が高くなっています。精神的な緊張を緩和して、精力を高める処方も必要ですが、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、ホルモン的に精力を高める活命参が有効です。(堀口和彦)
活命参は、鹿茸という鹿の幼角が入っています。鹿茸は、男性ホルモン作用があり、陰部への血流を持続的に増やします。
体質:血虚 血瘀 陰虚 気滞 陽虚
逆流性食道炎による胸からのどのチリチリ感などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚や血瘀、陰虚が高く出ています。体質的に貧血低血圧とのことですので、血虚と出るとのことです。陰虚は、体内の水分が不足して、粘膜や皮膚を潤すことができない状態を示しています。ですので、食道からのどの粘膜は、現在カサカサ乾き荒れているのです。胃酸を止めるだけではだめで、粘膜を潤して修復したければならないのです。健胃顆粒などは、潤す作用がなく、むしろ消化液などを減らす方向に作用するので、どちらからというと胃や食道粘膜を乾かしてしまいます。粘膜を潤す漢方がありますので、そちらの服用をお勧めします。体質判定の結果とご様子から、柴胡桂枝乾姜湯と麦門冬湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、血を補い、潤いを増し、心身の緊張感を緩和して、肩や背中のコリを和らげ、不安やイライラ感を改善します。
麦門冬湯は、気管からのどに潤いを与え、胸やのどのチリチリ感を緩和します。粘膜を修復する作用もあります。
体質:血虚 血瘀 陽虚 陰虚
腱鞘炎にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と血瘀が特に高く出ています。血液循環が悪く、手の指など末梢に血が不足して、老廃物が回収できずに、手などに停滞して、腱鞘炎を発症しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、当帰四逆加呉茱萸生姜湯が有効です。さらに、おりものと小便の出を改善するために竜胆瀉肝湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、末梢の血行を促進して、指に溜まった老廃物を回収します。
竜胆瀉肝湯は、膀胱や陰部の炎症を鎮め、排尿をスッキリさせて、おりものを改善します。
体質:気滞 湿熱 気虚
EDにお悩みというご相談です。胃腸が弱いと、下腹部に力が入らずに、陰部への持続的な血流の確保ができないことが多いです。下痢しやすいとのことと、便意が頻繁にあるとのことですので、これら胃腸の働きを改善すれば、EDの改善も望めると考えます。活命参という処方が有効です。(堀口和彦)
腰痛や疲労、白髪、皮膚の乾燥などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気滞が高く出ています。鼻炎も陰虚体質の場合があります。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と六味地黄丸料を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、リンパ液を増やして、鼻やのどの粘膜や皮膚を潤し、鼻炎や皮膚炎などを改善します。
六味地黄丸料は、疲労や腰の重だるさを軽減して、のどの渇きや皮膚のかゆみなどを改善します。頭皮への血流を増やす作用もあります。
逆流性食道炎や肺からの出血などにお悩みというご相談です。体質判定の結果などから、体質的に粘膜が弱いようです。それは、リンパ液の流通が悪く、粘膜をしっかりと潤せないからだと予想します。食道や胃の粘膜が、胃酸で傷ついても、粘膜に十分な栄養分や潤いが供給されないので、修復されていないのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と人参養栄湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、胸から胃付近の粘膜を潤し炎症を鎮めます。自律神経の働きを調整して、心身の緊張感を緩和して、胃腸が蠕動運動しやすい環境にします。
人参養栄湯は、胃や肺などの粘膜を丈夫にします。傷んだ粘膜の修復も行います。
体質:血虚 気滞 血瘀 湿痰 陰虚 気虚 湿熱 陽虚
不妊にお悩みというご相談です。排卵周期はばらばらとのことですが、排卵はあるようです。そうなると、妊娠を邪魔する要因を解消して、妊娠しやすい身体にすればよいです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、血瘀が高くなっています。心身の緊張感やストレスがあり、気と血の巡りが悪くなっています。さらに、血行が停滞することで、血が汚れてきています。食事に気をつけて、運動をします。漢方では、解毒代謝を高めて、子宮卵巣のある骨盤内をお掃除して、子宮内をきれいにして、受精卵が着床して、育ちやすい環境づくりをお手伝いします。温経湯が有効です。食事はなるべく粗食にしていただく必要があります。飽食は不妊傾向となります。満腹よりやや飢餓状態の方が、妊娠しやすい傾向あります。また、便秘は骨盤内の瘀血を作る原因となります。運動(特に股関節の屈伸)で、大腸を刺激して、スムーズな排便を目指していただく必要があります。(堀口和彦)
温経湯は、子宮卵巣の働きを高め、ホルモンのバランスを調整します。血を補いながら、血行を促進させる処方で、妊娠しやすい身体を作ります。
脳幹梗塞によるしびれにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚が高く出ています。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、八味地黄丸料と続命湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、新陳代謝を高め、神経や筋肉の働きを調整します。脳幹部のさまざまな神経の働きを調整できるよう目指します。
続命湯は、脳梗塞後のしびれの改善によい処方です。
体質:血瘀 湿痰
足のむくみ、静脈瘤、のどの違和感などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血瘀と湿痰が高く出ています。ご様子から察すると、骨盤内に瘀血(古血)が停滞して、骨盤内の流通を悪くしているようです。骨盤内には、膀胱や大腸、子宮卵巣があります。骨盤内が混み合うよう詰まった感じですので、膀胱や尿道も圧迫され、小便が出難くなります。まず骨盤内の流通をよくするすることを目指します。それによって、むくみや静脈瘤は改善してきます。漢方薬は、防風通聖散が有効です。(堀口和彦)
防風通聖散は、瘀血の改善薬と、新陳代謝を活性化します。
体質:やや陰虚 やや血瘀 やや陽虚 やや気滞 やや湿熱
ダイエットにお悩みというご相談です。子宮筋腫や胆のうポリープ、高コレステロールもあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血瘀や湿熱などがやや高くなっています。新陳代謝が低下して、血行が悪く、老廃物を十分に排出できないようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、防風通聖散と通導散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、大小便に排出を増やします。
通導散は、骨盤内の停滞を解消して、卵巣子宮の働きを楽にして、生理や排便を改善します。
体質:気滞 陽虚 気虚 湿痰 血虚
前立腺による排尿障害やめまい、のぼせなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚や気滞、陽虚などが高く出ています。ホルモンと自律神経の働きが乱れていることを示します。前立腺による排尿の出が悪いことに加えて、自律神経の調節が悪くさらに小便の出を乱しているようです。これらの改善には、桂枝加竜骨牡蛎湯や清心蓮子飲が有効です。(堀口和彦)
清心蓮子飲は、陰部や尿道などの粘膜に潤いを与え、炎症や過敏さを緩和して、排尿をスムーズにして、残尿感を改善します。
体質:気虚 気滞 血瘀 血虚 湿痰 陰虚 陽虚
更年期障害によるだるさや気力低下、肩こり疲れ目などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と血瘀、湿痰、気滞などが高くなっています。ホルモンの影響が大きく、その変動が血液循環やリンパ液の流れ、気の巡りを阻害しています。更年期は、女性ホルモンが大きく入れ替わる時で、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状であるだるさや肩こり、ホットフラッシュなどが起こします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、気と血の巡りを良くして、肩こりや不安気力低下、高血圧などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調和させて、目の疲れやのぼせホットフラッシュなどを改善します。
体質:湿痰 血虚 気滞 湿熱 陰虚 血瘀 気虚 陽虚
腰痛や股関節痛、頭痛など生理前後に色々と症状が出てお悩みのようです。ホルモンと自律神経のバランスが悪く、さまざまな症状が生じているようです。また、骨盤内の血流が悪く、腰痛や股関節痛の原因になっているようです。下半身には、血液やリンパ液が停滞して、上半身は逆に血液とリンパ液が不足しているのです。下半身と上半身の流通が悪いので、夕方になるとのどなど口内はリンパ液不足で乾燥してしまうのです。一方下半身はむくみが起こり、重だるくなるのです。これらを改善するために、骨盤内の血行を促進させて、上下の流通を良くします。過敏性腸症候群やのどや胃の症状は、気滞によるものです。漢方薬は、半夏厚朴湯と、ホルモンと自律神経の働きを調整する温経湯が有効です。(堀口和彦)
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、のどや気管の詰まり感などを改善します。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理周期や生理前の頭痛や下腹部の不快感などを改善します。
体質:気滞 気虚
動悸やめまい、息苦しさ、のどのつかえなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と気虚が高く出ています。心身双方の緊張感が非常に強いようです。これによって、胃腸のなども緊張し蠕動運動ができない状態のようです。胃腸は、蠕動運動で消化ができないと、胃酸など消化液を多く出して、食べ物の消化を行います。その結果、胃腸の粘膜は荒れてしまうのです。この緊張感を緩めることが大切です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や背中、胸の強張りを緩め、呼吸や胃腸の働きを楽にします。
半夏厚朴湯は、首からのどの緊張感を緩和して、のどの違和感改善し、呼吸を楽にして、動悸やめまい、不安感を軽減します。
体質:やや湿痰 やや陰虚 やや気滞 やや湿熱 やや血瘀
勃起不全にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚が一番高く出ています。身体の中の体液成分が少ないことを示します。マスターベーションは止めましょう。ニキビも多いとのことです。ではお悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄連解毒湯と六味地黄丸料を調合した漢方薬が有効です。また活命参を加えます。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、体内の老廃物を解毒代謝して、ニキビや目の充血、イライラなどを改善します。
六味地黄丸料は、小便の出方を調整して、陰部への血流を高めます。のどの渇きや皮膚の不調も改善します。
活命参は、男性ホルモン様の作用のある鹿茸が配合され、精力と勃起持続力を向上させます。
体質:気滞 湿痰 血瘀
頭痛や肩こり、肥満、便秘などにお悩みというご相談です。むくみは、右の下肢のみとのことですので、骨盤から股関節周辺での血行不良が原因だと予想します。排便のご様子や体質判定の結果から、血瘀がありますので、骨盤内に古血や宿便が停滞して、下肢の血流を阻害し、その結果むくみが生じていると推察します。今回漢方薬は、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯を調合した漢方薬が有効です。ロキソニンとリリカは今まで通り服用していただく必要があります。市販の下剤は、一時中止して頂き、もし今回の漢方薬で大便がまだスッキリしない時は、併用していただく必要があります。(堀口和彦)
桃核承気湯は、骨盤内の食便や古血を排出して、便秘や下肢のむくみを解消し、血行を促進します。肩こりや頭痛にもよいです。
体質:やや血虚 やや気滞 やや陰虚 やや血瘀 やや湿痰 やや陽虚
変形性CM関節症やデュケルバイン腱鞘炎、右手根管症候群などによる右手のしびれにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚や気滞、血瘀などがやや高くなっています。新鮮な血液が不足して、汚れた血液が指や手などに停滞している状態を示しています。そこで、血液の循環を促進させて、手首や指に沈着した老廃物を剥がして、浄化します。腱鞘炎や手根管症候群は、腱靭帯や腱鞘などに老廃物が停滞沈着して起こることに原因です。機械にたとえるとワイヤーの錆付きです。錆落しをすることが、治療の方向となりますが、長年かかって錆び付いたはずですので、時間を要します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、薏苡仁湯と大防風湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
薏苡仁湯は、関節周辺の炎症を鎮め、血行や潤滑油を促進させて、痛みを緩和します。
大防風湯は、変形した関節や手根管に新鮮な血を送り込み、腱靭帯や筋肉などの修復を促進させて、痛みやしびれなどを改善します。
体質:血虚 陽虚 気滞 血瘀 湿痰 陰虚 気虚
腰部脊柱管狭窄症にお悩みというご相談です。すべり症もあり、腰部から下肢の神経痛などがあるのでしょう。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、陽虚と気滞も高くなっています。血虚は、筋肉や骨、神経などに酸素や栄養分を送り込む血が不足していることを示します。陽虚は、新陳代謝を活性化するホルモンや心臓の働きが低下していることを示します。気滞は、ストレスなどで気が回らなくなり、イライラや不安感、不眠などの状態を示します。これらの改善を目指して、柴胡桂枝乾姜湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、不眠、イライラなどを改善します。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、身体を芯から温め、血を補い血行を促進し、腰や手足などの痛みやしびれを改善します。
腰部脊柱管狭窄症や骨折かもしれない激しい腰痛にお悩みというご相談です。腰椎の圧迫骨折が起こっている可能性があります。病院での検査は必須です。数日は、身体を丸くして横向き臥して安静にする必要があります。漢方薬は、体質判定の結果などを考慮して疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
疎経活血湯は、腰周辺の筋肉に酸素と栄養分を送り込み、筋肉の炎症や損傷の回復を促進させます。
耳鳴りと耳閉感にお悩みというご相談です。また、更年期の症状もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血瘀が一番で、さらに陽虚、陰虚、血虚、気滞がやや高く出ています。女性ホルモンの働きが相対的に低下してきて、自律神経の働きも影響を受けて、新陳代謝や血液循環が悪くなっているようです。現在も鼻水や鼻づまりがあるようです。鼻や咽喉が乾燥して粘膜がカサカサしていると、耳管の開閉調節が悪くなります。耳管に開閉によって、内耳の圧力と湿度を調整しています。それによって、鼓膜の張り具合や耳小骨の電音調節などをしています。漢方で、鼻と咽喉の粘膜を潤し、耳内環境が改善するようにすれば、耳鳴りなどは軽減してくると考えます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と荊芥連翹湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、血行を促進して、耳内への血液やリンパ液の流れを改善します。不眠や更年期症状も緩和します。
荊芥連翹湯は、鼻やのど耳内の粘膜を潤し、鼻炎や鼻づまりを改善します。耳管の開閉調節も改善します。
体質:陽虚 湿痰 湿熱 気虚 血瘀 陰虚 気滞
群発頭痛にお悩みというご相談です。右目の奥から始まるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚や湿痰、湿熱、気虚などが高く出ています。新陳代謝が低下しているようです。その結果、体内に余分な水分が停滞し、気や血の巡りが悪くなり、肩こり頭痛や鼻水などが生じているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、呉茱萸湯と半夏白朮天麻湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
呉茱萸湯は、身体の芯から温め、新陳代謝を高め、肩こりや頭痛を緩和します。頭痛時の悪心嘔吐も緩和します。
半夏白朮天麻湯は、胃と頭部周辺の水分代謝を活性化して、鼻水や頭痛を緩和します。
口内炎やアレルギー性鼻炎、腰痛などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気虚が高く出ています。これは、体液やリンパ液が不足している状態を示します。口内や鼻粘膜が乾燥して、カサカサしているので、口内の細菌やウイルスなどにすぐに負けて、炎症を起こしているのです。また、大便が硬いようですので、大腸の粘膜も潤いが不足しているようです。便通は、自律神経の働きを調整するれば、下剤なしでスッキリするようになると推察します。口内炎は、やはり鼻や口内の粘膜を潤すことから改善していく必要があります。このようなことから、加味逍遥散と荊芥連翹湯が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、排便や血行を調整して冷えや便秘などを改善します。
荊芥連翹湯は、粘膜を潤し、アレルギー性鼻炎や口内炎を改善します。
股関節の違和感や痛みお悩みとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気虚が高く出ています。筋肉や関節周辺に、酸素と栄養分を十分に送り込む血が不足して、股関節周辺の腱靭帯や筋肉などが元気にならないのだと推察します。血を増やして、筋肉を養い、冷えを改善することがまず必要です。股関節の違和感や痛みお悩みとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気虚が高く出ています。筋肉や関節周辺に、酸素と栄養分を十分に送り込む血が不足して、股関節周辺の腱靭帯や筋肉などが元気にならないのだと推察します。血を増やして、筋肉を養い、冷えを改善することがまず必要です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、当帰四逆加呉茱萸生姜湯が有効です。(堀口和彦)
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、身体を温めて、手足末端まで血液を送り込み、冷えと痛みを改善します。
体質:やや湿熱 やや陰虚
肌荒れにお悩みというご相談です。産後から皮膚のかゆみや湿疹もあるとのことです。お肌の乾燥感とかゆみがかなりあるようです。体質判定の結果を加味し、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、当帰飲子と白虎加人参湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
当帰飲子は、皮膚に潤いと栄養を与えて、かゆみを緩和します。
白虎加人参湯は、体液を増やし、皮膚の潤いを十分に供給し、炎症を鎮め、かゆみを緩和します。
耳鳴りや不眠などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気滞、血虚が高く出ています。耳内を潤すリンパ液が不足して、鼓膜や耳小骨周辺の音の伝わりが過敏になっていると予想します。さらに、酸素と栄養分を供給する血液の不足もあり、耳内の環境が改善されないことも、耳鳴りが続く原因となっているようです。漢方薬では、柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。便通が悪いようですのでこの辺の改善も加えて、処方を組み合わせることも可能です。完全なる改善までは、数か月かかるかもしれませんが、数週間で多少耳鳴りの変化はあります。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張を緩和して、肩から首の緊張を解し、血液とリンパ液の流れを改善して、耳内の湿度と圧力を調整します。
気分の落ち込みや不安感などにお悩みというご相談です。不安や焦燥感は、自分を守るために生じる自然現象です。人間も動物です。人間も古来より、動物のように外敵に襲われることが長い歴史の中で経験しています。ですから、予期的な不安や焦燥感は、外敵からいち早く自分を守るために、自分に知らせる信号です。動物は、こんな時は一目散に逃げるのですが、人間はそれができません。しかし、アドレナリンなどの神経伝達物質やホルモンが分泌され、身体能力をフル稼働して逃走できるようにスタンバイしてしまうのです。これが、動悸や過呼吸、パニックなどの症状を発す原因です。まずは、ご自身が感じる不安や焦燥感を否定しないことが肝要です。それを否定して、嫌な気持ちになると精神や自律神経がさらに乱れて、悪循環に入ってしまいます。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血瘀が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、のどから胸の緊張感を緩和して、頚部リンパ節の流通を促進させ、肩こりや手足の冷えを改善します。甲状腺の働きも調和させます。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラや不安感を改善します。
高血圧と高脂血症があり、肩こりや疲れ目、頭重、立ちくらみなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚が高く出ています。ホルモンの働きが低下して、新陳代謝も低下しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、防風通聖散が有効です。多少大便の量が増えると思いますが、現在の体重からすると減量することをお勧めします。(堀口和彦)
防風通聖散は、新陳代謝を活性化しして、大小便を排出を促進して、体脂肪や血中の脂肪を減らし、心臓への負担を軽くして、血圧を下げて血行を促進します。むくみや肩こり、鼻づまりなどを改善します。
体質:気滞 湿痰 陰虚 気虚 陽虚 血虚 血瘀 湿熱
おりものと臭いにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、さらに湿痰、陰虚などが高く出ています。膀胱尿道陰部の粘膜の湿り具合が悪いようです。乾き過ぎていると、粘膜が過敏になり頻尿になります。湿りすぎると、おりものが多くなります。これら粘膜の湿り具合の調節がバランスを崩しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、竜胆瀉肝湯と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
竜胆瀉肝湯は、陰部粘膜の炎症を鎮め、小便の出をすっきりさせて、頻尿やおりものを改善します。
温経湯は、子宮や卵巣の機能を高めて、生理不順や冷え、頭痛、立ちくらみなどを改善します。生理によって起こるおりものにもよいです。
疲れ目、目の充血乾燥にお悩みというご相談です。また、花粉による目の周辺のアレルギー反応もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、血瘀が高く出ています。目の周辺に潤いと酸素栄養分が十分に供給されていないことがうかがえます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と滋腎明目湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、目や口内、鼻の粘膜を潤し、炎症が起こり難くします。花粉症などアレルギー体質の改善にもよいです。
滋腎明目湯は、目周辺に十分な酸素と栄養分を送り込み、疲れ目やドライアイなどを改善します。
脊柱管狭窄症による膝下から足の麻痺感や力が入り難いことにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚、血瘀が高く出ています。これは、下肢の筋肉へ酸素と栄養分を十分に送り込む血液が不足していることと、身体を温め骨を丈夫にするホルモンの働きが低下していることを示します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加朮附湯と大防風湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加朮附湯は、身体を温め血行を促進して、筋肉の働きを助け、痛みやしびれなどを緩和します。
大防風湯は、血液を増やし、体力を高め、力が入り易くします。下肢の麻痺や脱力を改善して、足に力が入るようにします。
体質:血虚 血瘀 湿痰 湿熱 気滞
原因不明の熱や皮膚のかゆみ、首肩の凝りなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、湿痰、湿熱がやはり高く出ています。まず解毒代謝を高めるために、防風通聖散と防已黄耆湯を調合した漢方薬が有効です。さらに越婢加朮湯と猪苓湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、体内の余分な水分や脂肪を分解排出します。大小便を増やす作用もあります。
防已黄耆湯は、水分代謝を高め、小便を増やし、むくみを改善します。
越婢加朮湯は、関節や筋肉の炎症を鎮め、痛みや腫れを改善し、身体の熱を緩和します。
猪苓湯は、小便の排出を促進して、血尿や結石を改善します。
体質:やや血虚 やや湿熱 やや陽虚 やや気滞 やや気虚 やや湿痰 やや血瘀 やや陰虚
膵炎にお悩みというご相談です。腹部の違和感と再発のご心配などもあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と湿熱がやや高く出ています。膵臓など内臓への酸素と栄養分を十分に供給する血が不足しています。また、体内に余分な水分の停滞と炎症があるようです。血虚は、脳へ酸素や栄養分の供給も不足させ、不眠や気力低下、精神的に余裕がない状態をもたらします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味帰脾湯と六君子湯を加えた処方が有効です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の消化吸収力を高めて、血を補い、心身を安定させ、気力体力をアップします。不眠や気力低下などを改善します。
六君子湯は、胃腸の働きを円滑にして、腹部の膨満感や痛みなどを改善します。
体質:湿痰 血虚 気滞 湿熱 陰虚
変形性股関節症にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿痰や血瘀、気滞、湿熱などが高く出ています。体内に余分な水分が停滞して、老廃物と一緒になり、それが熱を持ち、股関節などで炎症を起こしているようです。水分代謝を活性化して、解毒代謝を高める必要があります。股関節周辺の血行を改善するためには、骨盤内の流通を改善することが必須です。排便が1週間に1回とのことですので、ここから改善する必要があります。桃核承気がお勧めで、さらに疎経活血湯を併用するとよいです。(堀口和彦)
桃核承気湯は、血行を促進して、骨盤内の流通を良くして、便秘と腰痛などを改善します。
疎経活血湯は、股関節周辺の血流を良くして、関節痛みや関節周囲の筋肉や靭帯の修復を促進します。
体質:湿痰 陽虚 気虚 湿熱 血瘀 血虚 気滞
風邪や気管支炎、蓄膿症などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿痰が高く出ています。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、苓甘姜味辛夏仁湯と葛根湯加川芎辛夷を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
苓甘姜味辛夏仁湯は、鼻水や痰を去り、呼吸を楽にして、風邪や気管支炎を改善します。
葛根湯加川芎辛夷は、肩こりや頭痛を緩和して、蓄膿症を改善します。
過食の原因は、生理周期が一定しないことなどから、ホルモンと自律神経の働きが乱れていることと予想します。体質判定の結果も、気滞が高く出ていますので、ホルモンと自律神経の働きの乱れが、イライラや不安感を起こしていると思われます。ホルモンの中枢(コントロールセンター)は、眼の奥にある脳下垂体です。食欲中枢も脳下垂体の影響を受けます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりやイライラ、不安感などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調和させ、生理不順や食欲の乱れを改善します。
お腹から突き上げるような咳にお悩みというご相談です。糖尿病もあるとのことです。また鼻づまりがあるようです。これらのことと体質判定の結果から、滋陰降火湯と麻杏甘石湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
滋陰降火湯は、気管やのど鼻などの粘膜に潤いがなく、咳込むタイプによいです。糖尿にもよい処方です。
麻杏甘石湯は、気管の炎症を鎮め、自律神経の働きを調整して、咳を改善します。
脂性によるニキビにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が高く、気滞と陰虚もやや高く出ています。血虚は、酸素や栄養分を供給する血が不足していることを示します。身長を伸ばしたいとのことですので、血を増やすことがまず必要です。しかも、ニキビで赤くなるとのことですので、血を解毒しながら、きれいな血を増やすようにすればよいです。漢方では、荊芥連翹湯が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、リンパ液の流通を良くして、皮膚や粘膜の炎症を鎮めニキビなどを改善していきます。
体質:やや血虚 やや陰虚 やや陽虚 やや気滞 やや気虚 やや湿熱 やや湿痰
半月板損傷による膝痛や鼻炎、不眠などにお悩みというご相談です。体質判定の結果は、血虚がやや高く、筋肉や靭帯などへ酸素と栄養分を十分に送り込む血液が不足しています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、疎経活血湯が有効です。さらに、血液を解毒して鼻炎や血圧、不眠などを改善する柴胡加竜骨牡蛎湯と荊芥連翹湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
疎経活血湯は、骨盤から下肢の血流を促進して、膝周辺の筋肉を元気にして、膝痛や腰痛を改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不眠を改善して、疲労を取り血行を促進します。
荊芥連翹湯は、鼻炎などアレルギー体質を改善して、酸素を取り込み易い身体にします。
体質:気滞 血虚 血瘀 陽虚
不整脈にお悩みというご相談です。また、産後で授乳中とのことです。産前産後でホルモンが劇的に変動します。その際、眼の奥にある脳下垂体が非常に忙しく働き、それに隣接する視床下部も連動して働きが乱れます。この視床下部に自律神経の中枢があります。つまり産後はホルモンと自律神経の働きが大きく揺さぶられて変動するのです。産後は安静にして、眼をあまり使い過ぎないことは、脳下垂体と視床下部の働きを調和させるために不可欠です。また、授乳の刺激はオキシトシン分泌を促し、その刺激がホルモンのバランスを調整する作用があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲と柴胡桂枝乾姜湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、産後の精神的な安定を図る作用があり、ホルモンと自律神経の働きを調和させます。
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、血行を促進して身体を温め、不安やイライラ感を鎮め、動悸や不整脈を改善します。風邪を引き難くする作用もあります。
胸痛や頭痛、しびれなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果と症状などから、柴胡桂枝乾姜湯と桃核承気湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、身体を温めて、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、肩や背中などの緊張を解し、胸痛や頭痛などを改善します。
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や瘀血を解消して、便秘や小便の出難さを改善します。イライラや目の充血なども改善します。
浮遊感のあるめまいにお悩みというご相談です。血流の促進も大切ですが、体内のリンパ液の流れを改善する必要もあります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏白朮天麻湯が有効です。(堀口和彦)
半夏白朮天麻湯は、胃腸の働きを調整して、体内の水分代謝を活性化して、めまいや頭痛を改善します。
体質:やや血瘀 やや気滞 やや湿熱
肥満にお悩みというご相談です。糖尿や中性脂肪も高いようです。体重を減らすためには、食事量を減らし、排便量を増やす必要があります。まず一種類目は、五苓散と大柴胡湯の調合が有効です。二種類目は、防已黄耆湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。大小便の排出が増えると思いますが、体重を減らすためには必要です。(堀口和彦)
五苓散は、水分代謝を活性化して、体内の余分な水分を排出します。頭痛にもよいです。
大柴胡湯は、肝機能働きを高め、中性脂肪などを減らします。解毒代謝が高まり、排便量がやや増えます。
防已黄耆湯は、水分代謝を活性化して、身体の重だるさや疲れやすさを改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を高め、体内の老廃物を排出します。
体質:血虚 気滞 気虚 血瘀 陽虚 陰虚
動悸や息切れ、イライラ感、不安感、冷えなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を加味し、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と苓桂朮甘湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、身体を温め、血を補い、全身の筋肉や内臓に酸素と栄養分を運ぶお手伝いをし、自律神経の働きを調整して、動悸、息切れや不安感を改善します。
苓桂朮甘湯は、胃腸の働きを調整して、頭重や頭痛を緩和して、立ちくらみや手足の冷え、下痢などを改善します。
体質:陽虚 血虚 気滞 気虚 湿痰 湿熱 陰虚 血瘀
だるさにお悩みというご相談です。胃腸の働きと睡眠が十分に確保できないことが、だるさの原因のようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味帰脾湯が有効です。さらに、精力の増強に活命参が有効です。すぐに精力の回復はみられないと思いますが、日中のだるさが改善されて、気力と体力が増強されば勃起力も出てきますので、じっくりと体質を改善していく必要があります。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高め、消化吸収を促進させて、元気を増進します。さらに、心身の緊張感を緩和して、熟睡感を高めます。
活命参は、鹿の幼角が配合されており、男性ホルモン作用用あり、陰部への血流を促進させます。
口の乾きにお悩みというご相談です。妊娠も希望されているようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞や陰虚、血虚、血瘀が高く出ています。まずは、血液と体液(リンパ液)を十分に補い、それらの巡りを良くする必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、温経湯が有効です。(堀口和彦)
温経湯は、子宮と卵巣の働きを高め、ホルモンと自律神経の働きを調和させて、口の渇きや乾燥感を改善します。また、不眠や足のほてり、冷え頭重感なども改善します。
体質:気滞 湿痰 気虚 湿熱
群発頭痛や片頭痛による激しい頭痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果とご様子から、半夏白朮天麻湯が有効な処方です。二種類目は、柴胡加竜骨牡蛎湯と釣藤散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
半夏白朮天麻湯は、体内の水分代謝を高めて、頭部の血液やリンパ液の流通を円滑にして、神経の炎症を鎮めて、頭痛や頭重感を緩和します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不眠や不安感、イライラ感などを改善します。
釣藤散は、気ののぼせを緩和して、頭痛や目の充血、疲れ目などを改善します。
体質:陽虚 湿痰 湿熱
頸椎後縱靭帯骨化症によるしびれや股関節周辺の筋肉痛にお悩みというご相談です。頸椎後縱靭帯骨化症では、頚椎周辺の筋肉と結合組織へ、酸素と栄養分を十分に供給して、活きのいい状態に保つことが重要です。そのために、関節や筋肉の柔軟性を高め、血行を促進すことが必須です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と湿痰、湿熱が高く出ています。そこで続命湯が有効です。(堀口和彦)
続命湯は、新陳代謝を活性化して、関節や筋肉に停滞した老廃物を流し去り、きれいな血液を運び酸素と栄養分を供給します。しびれや頭重、鼻水などを改善します。
胸の圧迫感や押圧による針で指すような感覚にお悩みというご相談です。肩甲骨の間から背中にかけてのコリや緊張が強いと、肋間神経を圧迫して、胸部に痛みや圧迫感が起こることがあります。また、帯状疱疹後神経痛で胸部に痛みや刺すような感覚が生じることもあります。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陽虚が高く出ています。漢方では、心身の緊張感を緩和して背中や胸部のコリや張りを解すことから始めます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調和させて、イライラや不安感などを鎮めて、精神的に安定させます。
桃核承気湯は、骨盤内の宿便や瘀血を排出し、ホルモンや食欲中枢などに働き、生理不順や過食などを改善します。
体質:陰虚 気滞 血瘀 湿痰 気虚 血虚 陽虚 湿熱
過食行動は、ホルモンと自律神経の働きが乱れて、起こる場合が多いです。イライラや不眠などから自律神経の乱れが現れており、生理周期が一定しないことがホルモンの乱れを現しています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蠣湯と桃核承気湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
体質:湿痰 気虚 気滞 血虚 血瘀 陽虚 陰虚
産後の体重増加にお悩みというご相談です。ホルモンと食欲中枢は、密接な関係があり、妊娠中のつわりや生理周期による過食や拒食などが、その例です。体質判定の結果を拝見すると、生理周期などの乱れは無いようようです。湿痰が一番高く出ていますので、体内に余分な水分が停滞しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、防已黄耆湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
防已黄耆湯は、体内の余分な水分を小便に出すように働き、むくみやだるさを軽減します。大腸の余分な水分も小便に回しますので、生理前後の下痢も改善してくると思います。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、大小便の排出を促進します。頭痛や鼻水なども改善します。多少大便の量が増えると思いますが、減量には必要です。
体質:血虚 陰虚 湿痰
狭心症に対する不安にお悩みというご相談です。身体の体積が大きくなると、心臓が血液を供給するエリアが増加して、心臓への負担は大きくなります。焦らなくてよいですが、長期的にはやはり減量は必須です。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、のぼせ顔のほてり、動悸や胸痛、不眠不安感などを改善します。
体質:血虚 気滞 陰虚 血瘀 気虚 陽虚
陰部痛や残尿感にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が特に高くさらに、気滞と陰虚も高くなっています。体型のご様子からも、子宮筋などの筋肉に十分な酸素と栄養分を供給できていないようです。酸欠になった筋肉は、つれたり痙攣したりしますが、そこに女性ホルモンの影響が重なって、陰部膣の痛みが生じていると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、温経湯と清心蓮子飲を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
温経湯は、血を補い、子宮卵巣の働きを調整します。
両肩と首の痛みや足のしびれのご様子と、体質判定の結果から続命湯と荊芥連翹湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
続命湯は、体内の新陳代謝が低下して、疲労物質が停滞して、関節や筋肉などが痛みしびれるような症状を改善します。
荊芥連翹湯は、のどや鼻耳などのリンパ液の流れを促進して、炎症を鎮め、鼻炎花粉症などアレルギー体質を改善します。
体質:気虚 湿痰
頭痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果にも、気虚と湿痰が高く出ています。同じ姿勢で長時間いることと、疲労によって体内の新陳代謝が低下して、肩の凝りや頭痛を起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、葛根湯と五積散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
葛根湯は、肩の緊張感を和らげ、頭痛を緩和します。
五積散は、体内の新陳代謝を活性化して、全身の凝りや緊張感を緩和して、身体の冷えや重だるさを改善します。
体質:湿痰 陽虚 気滞 血瘀 気虚
月経過多にお悩みというご相談です。水分の取り過ぎと冷やし過ぎが、出血を助長します。身体の血が外に漏れないように、脾臓が働いていますが、脾臓は冷えや過剰な水分に弱いです。子宮筋腫の可能性もありますが、氷食べる習慣を改善しないと出血は止まりません。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰膠艾湯と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
芎帰膠艾湯は、出血を止める作用があります。
温経湯は、お腹や子宮卵巣を温めて、働きを高めて、ホルモンと自律神経の働きを調和させて、のどの渇きや不眠、イライラなどを改善します。
体質:血虚 気滞 陰虚 湿熱 気虚 血瘀 湿痰
口の渇きにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、気滞と陰虚がそれに次いでいます。鼻づまりや後鼻漏による口呼吸が、口内の乾燥や口臭を発症させる引き金となっているようです。本来の体質的には、血が不足して、皮膚や粘膜に十分な血液が供給されず、外部環境の変化に弱くなっているようです。発汗や体温調節に苦労されるのも、その血虚の体質によるものです。そこで、まず鼻づまりや後鼻漏の改善に辛夷清肺湯が有効です。さらに血虚体質改善に温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻や口内の粘膜を潤し、鼻づまりや鼻水がのどへ回る後鼻漏を改善します。
温経湯は、血を補い、皮膚や粘膜に潤いを与えます。さらに、不眠やイライラ、頭痛などホルモンや自律神経の乱れから生じる症状の改善もします。
体質:気滞 湿痰 気虚 陰虚 血瘀
心筋梗塞など血管が詰まる病気は、血液が汚れと流れの悪さが原因です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と湿痰、気虚、陰虚、血瘀が高く出ています。まずは、緊張感や不安感が身体を強張らして、筋肉を硬く凝らして、血管を狭くして流れを悪くしていることがうかがえます。この改善には柴胡加竜骨牡蛎湯が最適です。さらに、血液の流れを良くして浄化するために通導散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張を解きほぐし、肩や背中の張りを緩和して、心臓の働きを楽します。不眠や動悸、不安などを改善する作用もあります。
通導散は、骨盤内に停滞した古血や宿便を去り、血を浄化して流れを良くします。便通を良くしてお腹の張りやむくみを改善します。
体質:陽虚 気滞 血瘀
ご様子からすると、身体の緊張感が強く、胃腸も硬く緊張しており、蠕動運動できないようです。胃腸は蠕動運動ができないと、胃酸など消化液を多量に分泌して、食べ物を溶かすように消化します。その結果、胃腸の粘膜が荒れて痛みや膨満感が出るのです。体質判定の結果や食後左上腹部が痛み、便秘などを考慮して漢方薬を決めましょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と通導散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸の分泌を抑え、胃腸の粘膜を修復する作用があり、腹痛や背中の張り痛みを緩和します。
通導散は、骨盤内に停滞する宿便や古血を排出して、お腹の張りや便秘を解消します。骨盤周辺の血行促進や筋緊張を緩和して、下肢のむくみや腰痛も軽減します。
体質:陰虚 気滞 血虚 気虚 湿熱 血瘀 湿痰 陽虚
過食にお悩みというご相談です。過食は、ホルモンと関連することが多いです。生理前に過食になり産前産後や更年期などに起こる方もいらっしゃいます。ホルモンと自律神経の調和を目指すことが必要です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、陰虚と血虚がそれに次ぎます。更年期には、女性ホルモンが大きく入れ替わる時で、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状であるのぼせのホットフラッシュや過食などが起こります。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、桃核承気湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桃核承気湯は、骨盤内に停滞した宿便や古血を排出して、生理機能を調整して、ホルモンの乱れを改善します。
女神散は、自律神経とホルモンの働きを調整して、更年期ののぼせやイライラ感、気力低下、過食などを改善します。
体質:血虚 気滞 血瘀 気虚 陰虚 湿痰 陽虚 湿熱
乾燥肌にお悩みというご相談です。かなりのどが渇くとのことです。1日に2Lは多いです。身体の皮膚や粘膜が乾燥しきると、水分を摂取しても、粘膜表面が乾き硬くなり、水分を吸収できずに、すぐに排泄されてしまうのです。乾いた土の表面が硬くひび割れると、水を撒いても吸収されずに、すぐに流れてしまうのに似ています。この状態を改善するのに、白虎加人参湯がよく、さらに柴胡桂枝乾姜湯を加えた処方が有効です。(堀口和彦)
白虎加人参湯は、のどの渇きを鎮め、体液を増やす作用があります。皮膚や粘膜を潤します。
柴胡桂枝乾姜湯は、心身を潤して、イライラや不眠などを改善します。身体を温め、血行を促進して、肩こりや頭痛を緩和する作用もあります。
体質:陽虚 気滞 血虚 陰虚 血瘀
声枯れなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚や気滞、血虚、陰虚などが高く出ています。胸部から上ののど付近までは、特に陰虚といい、粘膜など細胞が乾燥してダメージを受けているようです。放射線を浴びた後は、特に陰虚の傾向が出ます。その一方で、腹水があるので、下半身はリンパ液など水分の停滞が起こる状態になっています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と補気健中湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、胸部からのどの緊張を緩和して、血行を促進して、のどや気管を潤します。
補気健中湯は、お腹の張りを緩和して、腹水やむくみを小便に出すように働きます。
子宮筋腫による貧血にお悩みというご相談です。生理時の月経血量を少なくするように調整する必要があります。閉経に向けて、今上手に対応しておけば、筋腫を大きくせずに、更年期を乗越えられるはずです。漢方では、芎帰膠艾湯や温経湯が有効です。(堀口和彦)
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調和させる作用があり、生理前の気分の落ち込みにもよいです。
体質:気滞 血虚 血瘀 湿熱 陰虚
咳・喘息やニキビにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚が高くなっています。咳・喘息などのご様子から、柴胡桂枝乾姜湯と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、のど気管や胸部から肩背部の凝りと緊張を解して、咳が出にくい身体にします。血行を促進して、不眠や冷えを改善する作用もあります。
半夏厚朴湯は、のどの違和感を解消して、咳やイライラ感を改善します。
体質:やや血瘀 やや湿痰 やや血虚 やや気滞 やや湿熱
痛風にお悩みというご相談です。尿酸は、プリン体の多く含む食事の影響もありますが、むしろ筋肉や肝臓など内臓組織の損傷から排出する尿酸の方が多いと言われています。ですから、過度の運動や肉体労働、さらにアルコール(ビールだけでなく焼酎やウイスキーも)尿酸値を高めます。尿酸は、小便と大便からしか、排泄されませんので、大小便を積極的に排出するようにするとよいです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄連解毒湯と五苓散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、体内の解毒代謝を高めて、尿酸など老廃物の排泄を促進します。疲れ目や肩こり、皮膚の乾燥なども改善します。
五苓散は、体内に停滞した余分な水分を小便に出します。下痢しやすい体質の改善にも良いです。
体質:気滞 陰虚 血虚 血瘀 湿熱 陽虚
背中の痛みやお腹の張りにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、さらに陰虚や血虚なども出ています。心身の緊張感が大きく背中痛に関与しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と四逆散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃の緊張を和らげ、胃酸を中和して、お腹や背中の痛みを緩和します。
四逆散は、背中から脇腹の緊張を緩和して、胃腸の働きを促進させて、背中やお腹の痛みを緩和します。
足のしびれにお悩みというご相談です。ご様子から推測すると、漢方での治療も良いのですが、神経内科でさらに詳しく検査などしてもらうことが、先に必要な気がします。何らかの要因で神経炎が起こっているようです。帯状疱疹でも末梢神経の炎症が起こります。神経が炎症を起こすと、麻痺やしびれなどが生じます。ウイルスなどによる神経炎でのしびれや麻痺は確かに検査が難しいです。帯状疱疹後に悪化したということですので、ウイルス+自己免疫性の神経炎の可能性もありますが、CRPなどは正常のようです。そこで、漢方では続命湯が有効です。(堀口和彦)
体質:気虚 血虚 湿痰 気滞 陽虚 血瘀
だるさやめまい、ふらつき、貧血、頭痛などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚や血虚、湿痰などが高く出ています。体内に余分な水分が停滞して、それが気と血の巡りを阻害しているようです。新陳代謝を高めて、余分な水分を排出するようにします。体質判定の結果とご様子から防已黄耆湯と苓桂朮甘湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
防已黄耆湯は、水分代謝を活性化して、身体の重だるさや立ちくらみなどを改善します。
苓桂朮甘湯は、胃腸の働きを高め下痢を改善して、めまいやふらつきを緩和します。
体質:やや気滞 やや血瘀 やや湿熱
リウマチによる手指こわばりと痛みにお悩みというご相談です。高血圧や高尿酸もあるようです。体質判定の結果などから、体内の解毒代謝が十分でなく、疲労物質である老廃物が体内に停滞沈着して、指関節に付着して、指のこわばりや痛みを生じているようです。尿酸も老廃物となり、関節に沈着すると痛みを生じます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、解毒代謝を高める防風通聖散と、関節の炎症と痛みを緩和する越婢加朮湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、解毒を促進して、排便と排尿を増やします。尿酸値を下げる作用もあります。
越婢加朮湯は、水分代謝を高めて、関節の炎症痛みを緩和します。
体質:やや陰虚 やや血瘀
のぼせにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と血瘀がやや高く出ています。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄連解毒湯と白虎加人参湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、頭部の末梢血管を締めて、のぼせや熱感を緩和します。
白虎加人参湯は、皮膚や粘膜を潤し、ほてりや乾燥感を改善します。
気力や性欲低下にお悩みというご相談です。脊柱管狭窄症と大便が硬いようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、通導散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や気力意欲低下を改善します。動悸や血圧を下げる作用もあります。
活命参は、鹿茸という鹿の幼角が入っており、ホルモン作用があり、勃起力や持続力を高めます。
体質:血虚 気滞 陽虚 陰虚 血瘀 湿痰
脊柱管狭窄症とのことです。また大便が硬いようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、通導散が有効です。骨盤内の宿便や古血などの停滞物を、排出して腰から骨盤周辺の血行を促進します。それに疎経活血湯を調合した漢方薬を加えました。(堀口和彦)
疎経活血湯は、腰から下肢の血行を促進して、腰の痛みや下肢のしびれなどを緩和します。
体質:血虚 陽虚 陰虚 気滞 血瘀
発汗による蕁麻疹と頻尿にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚が高くなっています。体内の水分量(体液やリンパ液など)が不足していることを示します。陰虚傾向が進むと、粘膜や皮膚から必要なはずの水分を汗や小便として出してしまうことがあります。これは、丁度乾燥した大地が水分を吸収できずに表面を流れてしまうのに似ています。この陰虚体質の改善をます目指すとよいでしょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、白虎加人参湯と清心蓮子飲を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
白虎加人参湯は、体内にこもった熱を鎮めて、ほてりやのどの渇き、発汗を改善します。皮膚や粘膜を潤す作用もありますので、乾燥肌や皮膚のかゆみ、蕁麻疹を緩和します。
清心蓮子飲は、心身の緊張感を緩和して、体内の水分代謝を調整して、頻尿や発汗を改善します。
ご相談内容と体質判定の結果から人参養栄湯と麦門冬湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、気力体力を増して、気管や肺の粘膜を潤し、呼吸を楽にします。
麦門冬湯は、のど気管を潤し、痰を切れやすくして、咳を鎮めます。
体質:陽虚 血瘀
肘の痛みにお悩みというご相談です。この肘の痛みは、上腕骨上顆炎といい肘の腱の炎症が原因です。腱鞘炎と同じように、腱が一度炎症を起こすと治りにくいのは、ワイヤーに錆が付着するようになるからです。錆を落とすのには、手間いるのです。また、女性ホルモンと関節の炎症を関連が強く、出産前後や更年期ごろに、女性は、腱鞘炎や上顆炎が起こりやすいです。漢方では、関節の炎症を鎮めながら血行を促進して錆を落し、ホルモンのバランスを調整する葛根湯が有効な処方です。(堀口和彦)
葛根湯は、首肩周辺の新陳代謝を高め、筋肉のコリや関節の緊張を解し、肩こりやしびれなどを緩和します。
体質:やや血虚 やや気虚
緊張して頻脈や高血圧なりやすいことや、貧血、頭痛、肩こり、不安感、疲れ目などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気虚がやや出ています。お仕事と子育てで、心身ともにお疲れご様子がうかがえます。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、自律神経の働きを安定させて、動悸や不安、頭痛などを改善します。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや目の疲れを改善します。
体質:気虚 陽虚 血虚 陰虚 気滞 湿熱
十二指腸潰瘍による腹痛や背中の硬直などにお悩みというご相談です。ストレスや疲労は胃腸の蠕動運動を阻害して、消化液を増やしてしまうのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と四逆散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸の分泌を抑えて、胃や十二指腸の炎症や痛みを緩和します。粘膜を修復する作用もあります。
四逆散は、背中やお腹の緊張を緩和して、胃腸の蠕動運動がしやすいようにします。胃腸が緊張して蠕動運動ができないと、胃酸など消化液を多く分泌して食べ物を溶かして消化しようとします。
口内扁平苔癬にお悩みというご相談です。化学物質過敏症のようになっているようです。口内扁平苔癬の快方には、やはりアレルギー体質の改善が必要です。身長と体重によりますが、まずは解毒代謝を活性化して、体内に蓄積した悪いものを解毒して排出することからスタートです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、アレルギーと湿痰の体質改善に黄連解毒湯と白虎加人参湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、頭部顔や口内の炎症を鎮め、血液を解毒して、口内炎や苔癬を改善します。
白虎加人参湯は、のどの渇きや小便の排出を調整して、炎症やほてり、熱感を鎮めます。
体質:陽虚 湿痰 湿熱 血虚 気滞
変形性股関節症による痛みにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚や湿痰、湿熱が高く出ています。体内に余分な水分が停滞して、それが関節周辺で炎症や痛みを起こしています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、麻杏薏甘湯と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
麻杏薏甘湯は、股関節や膝周辺の炎症を鎮め、痛みを緩和します。気管の粘膜の炎症を鎮め作用もあり、咳や痰を抑えます。
疎経活血湯は、骨盤周辺の血行を促進して、股関節周辺の筋肉を養います。
体質:陽虚 気滞 湿熱 陰虚 血瘀
咳と肺気腫の悪化にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、食欲などはあり、体重も維持されているようです。呼吸がし難いので、酸素の取り込みがスムーズでなく、血液の循環が悪いことが、冷えや小便大便の出の悪さをもたらしているようです。高脂血や尿酸も高めのようですので、新陳代謝を高める必要もあります。今回は、まずは咳を鎮めるようにします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、清肺湯と麦門冬湯が有効です。(堀口和彦)
清肺湯は、肺や気管の粘膜の炎症を鎮め、痰を出しやすくして、咳を鎮めます。
麦門冬湯は、気管や肺の粘膜を潤し、炎症を鎮め、咳を抑えます。
体質:やや血虚 やや血瘀 やや湿痰
ほてりや息苦しさにお悩みというご相談です。ほてりは顔上半身が中心で、手足のほてりはないです。ホルモンと自律神経の働きの乱れが関与していると推定します。体質判定の結果を拝見すると、血瘀と血虚がやや高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、女神散が有効です。(堀口和彦)
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のばせやほてりを改善します。だるさや肩こりなどにも良いです。
体質:湿痰 気滞 陰虚 陽虚 湿熱
体質判定の結果を拝見すると、湿痰と気滞、陰虚、陽虚、湿熱が高く出ています。水分代謝が低下しているのですが、ホルモンや自律神経の働きが悪く、新陳代謝が低下し、冷えやむくみを起こしているようです。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と当帰芍薬散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、自律神経の働きを高め、冷えや肩こり、頭痛鼻づまりなどを改善します。
当帰芍薬散は、ホルモンの働きを高め、身体を温め、新陳代謝を活性化して、小便で出を良くして、むくみや冷えを改善します。
体質:やや血虚 やや陰虚 やや湿熱 やや血瘀 やや気滞 やや湿痰
頻脈や狭心症への不安感にお悩みというご相談です。首肩や肩甲骨の間の凝りが強いと、心臓を圧迫して、心臓の活動を邪魔します。その結果に頻脈や不整脈が起こることもあります。まずは、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整し、頻脈を防ぎ心臓の働きを助けましょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を鎮め、動悸や不眠、不安感を緩和して、肩こりや首こりを和らげ、心臓の働きを高めます。
多血症高血圧ぎみで、疲れやすく冷えやイライラなどがあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血瘀と気滞、血虚が高く出ています。自律神経とホルモンの働きが十分でなく、血液循環が悪くなり、筋肉や脳などに酸素と栄養分が十分に供給されず、冷えやだるさを起こしているようです。それをカバーするために、自律神経が働き血圧を高めにして、血流を確保しようとしているのです。頭皮や目にも、血が不足して、疲れ目や老眼、白髪が生じていると推察します。そこで、まず黄連解毒湯と白虎加人参湯を調合した漢方薬が有効です。二種類目は、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、上半身の炎症や熱感を鎮め、口内の乾燥感や目の疲れを改善します。自律神経を調整して精神的に安定させる作用もあります。
白虎加人参湯は、粘膜や皮膚を潤して、口内や皮膚の乾燥を防ぎ、かゆみイライラを軽減します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや不安感、不眠などを改善します。
抑肝散は、イライラ緊張感を緩和して、不安感やだるさを改善します。
体質:気滞 陽虚 血虚 湿痰 気虚 湿熱 陰虚 血瘀
パニック障害と体調不良にお悩みというご相談です。また、動悸やめまいなどもあるとのことです。年齢的に更年期の要素が高まってきているようです。甲状腺ホルモンの亢進が以前からあったようですので、更年期には、女性ホルモンが大きく入れ替わりますが、この時大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。甲状腺ホルモンは水分代謝と、副腎ホルモンは血圧やパニック発作、トラウマなどと関連します。漢方では、これらホルモンのバランスを取ることができます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と抑肝散、加味逍遥散と柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、首からのどの緊張感を緩和して、のどや鼻のリンパ液の流れを促進して、鼻や耳の働きを調整します。気分をスッキリさせる作用もあります。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラや不安感を緩和します。
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調和させて、倦怠感など更年期の症状を緩和します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、動悸や不安を緩和します。
体質:血虚 気虚 陰虚 気滞 湿熱 湿痰 陽虚
生理周期での体調の変動にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く出ています。血は、筋肉や脳に酸素や栄養分を供給する作用と、心身を潤い養う作用があります。血虚となると、これらの作用が低下しますので、不眠やイライラなど精神的に不安定になり、のどや気管など粘膜が潤わず炎症が起こり風邪を引きやすくなります。その他、冷えとほてりが交互にくるのも、血虚の特徴です。まずは血虚の改善を目標にします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、自律神経の働きを調整し、便通を改善して、免疫力を高め風邪に負けない体質にします。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整し、血を補い、不眠やイライラなどを改善します。
体質:やや血虚 やや気虚 やや陽虚
気管支喘息にお悩みというご相談です。咳や痰の他に、息苦しさもかなり強いようです。肺からの酸素の取り込み量が少なくなり、立ちくらみや少し動いただけで苦しさが生じているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、人参養栄湯と麦門冬湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、胃腸の消化吸収の働きを高め、気力体力を増進します。肺胞を養い呼吸しやすい身体にする作用もあります。
麦門冬湯は、気管の粘膜を潤し、咳と痰を鎮めます。
体質:やや陽虚 やや湿熱
鼻づまりにお悩みというご相談です。鼻水などはないとのことです。どうやらアレルギーによる鼻づまりではなく、自律神経の働きの乱れによる鼻づまりのようです。鼻粘膜の毛細血管が拡張すると、鼻粘膜が充血して腫れて、鼻腔が狭くなり、鼻づまりが起こるのです。自律神経の働きの乱れによる鼻づまりには辛夷清肺湯が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻から副鼻腔の粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻づまりや鼻炎を改善します。
突発性大腿骨頭壊死症にお悩みというご相談です。では、疎経活血湯が有効です。体質判定の結果を拝見すると、気滞も高くなっており、不安やイライラ感を緩和する漢方も併用するとよいです。パキシル減量のお手伝いができます。(堀口和彦)
疎経活血湯は、血を増やし、関節周辺に酸素と栄養分を供給して、骨や結合組織を養います。
体質:血虚 湿痰 気虚 陽虚 気滞 血瘀
めまいゆれ感にお悩みというご相談です。体質判定の結果は、血虚が一番高く、さらに湿痰、気虚、陽虚、気滞、血瘀が高く出ています。頭部への血の不足が動揺性めまいの原因となっているようです。臥時にはめまいが楽であることも、小脳などへの血流が関与しています。椎骨脳底動脈の循環不全があるように予想します。また、起立など動作に伴い自律神経の働きにより、脳への血流を調整していますが、この時の自律神経の調整が悪いことも関与していそうです。これを起立性障害といいます。これらの改善に、柴胡桂枝乾姜湯と女神散が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、自律神経の働きを調整して、めまいやふらつきを改善します。
女神散は、血を補い、頭部の血行を促進して、顔の炎症やほてりを改善します。
胃痛と不安感にお悩みというご相談です。高血圧の傾向もあるとのことです。体質判定の結果から安中散と釣藤散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸を抑え胃粘膜を修復して、胃の痛みを緩和します。
釣藤散は、首肩の緊張感を緩和して、頭痛や高血圧を改善します。
体質:血虚 湿痰 気滞 血瘀 陽虚
湿疹や鼻腔の乾燥、微熱、関節痛、筋肉痛、味覚障害、膣乾燥、月経停止などにお悩みというご相談です。膠原病ではないということで安心しました。体質判定の結果にも血虚が一番強く、さらに湿痰や血瘀なども高くなっています。ホルモンの働きを高めて、血液やリンパ液の流れを促進させて、解毒作用を活性化して、湿疹を改善していく必要があります。処方は温経湯が有効です。だるさや疲れ易さは、湿痰という余分な水分が体内に停滞していることによると考えます。ですので、水分代謝を促進する処方も必要です。越婢加朮湯が有効です。(堀口和彦)
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血虚を改善し、皮膚のほてりやかゆみを軽減します。
越婢加朮湯は、炎症を鎮めながら水分代謝を活性化します。
体質:血虚 陽虚 気滞
筋肉のつれや痛みにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が高く出ています。筋肉への血の供給量が少なく、酸素と栄養分が不足しているようです。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と人参養栄湯を調合した漢方薬が有効です。なお、服薬中のお薬は続けてお飲みいただけます。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩など筋肉を軟らかくします。心臓の働きを助ける作用もあります。
人参養栄湯は、胃腸の消化吸収力と高め、血を補い、筋肉は酸素と栄養分を送り込みます。
耳鳴りにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と血虚がやや高く出ています。身体を温める力と循環させる力が弱いようです。耳や目などの感覚器は、豊富な血液の流通が必要で、酸素と栄養分をたくさん消費します。今の症状は、循環させる力が弱いので、耳周辺へ血が十分に供給されず、耳内の蝸牛や聴神経などが修復され正常に機能し難い状況になっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と滋腎通耳湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、頭部への血流を促進します。不安感や不眠を改善する作用もあります。
滋腎通耳湯は、血を補い、血行を促進して、耳内に酸素と栄養分を多く供給します。それにより、耳内の鼓膜や耳小骨、蝸牛、聴神経などを修復して正常に働けるように仕向けます。
体質:血虚 湿熱 陽虚 陰虚 湿痰
過食にお悩みというご相談です。蓄膿症の手術後タバコを止めてから食欲が増進し過食になったとのことです。タバコで解消していたストレスや気分転換が、食に向いてしまったようです。漢方で食欲を抑え新陳代謝を高めることはできます。それと合わせて、食以外にストレス解消できることを見つけることも必要です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、葛根湯加川芎辛夷が有効です。食間または食前で、お腹が空いて時に服用していただく必要があります。(堀口和彦)
葛根湯加川芎辛夷は、肩こりを解消して、鼻づまりを改善する処方ですが、食欲中枢を抑制する作用もあります。
カテーテルアブレーションをすでにお受けとのことです。立ちくらみのような症状や寒いところでの不整脈が起こるとのことです。体質判定の結果でも陽虚が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、炙甘草湯と柴胡加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
炙甘草湯は、身体を温め気力や体力を高め、心臓の働きを助けて、不整脈や動悸、立ちくらみなどを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや首筋の凝りを解し、心臓が楽に動けるようにします。動悸や不整脈、鼻づまりや腹満などを改善します。
体質:血虚 陰虚 気虚 気滞 血瘀 陽虚 湿痰 湿熱
気管支喘息にお悩みというご相談です。一種類目は鼻の漢方薬で、辛夷清肺湯と荊芥連翹湯を調合した漢方薬が有効です。二種類目は気管・咳・痰の漢方薬で、清肺湯と麦門冬湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻やのど気管の粘膜を潤し、鼻炎や鼻づまりを改善します。
荊芥連翹湯は、鼻やのど気管の粘膜に血液とリンパ液を供給して、粘膜の炎症を鎮め、鼻づまりや皮膚の乾燥などを改善します。
清肺湯は、痰を出しやすくして、咳を鎮めます。
麦門冬湯は、気管粘膜を潤し、痰を出しやすくして、呼吸を楽にします。
体質:気滞 血虚 湿痰 陰虚 気虚 血瘀 湿熱
ダイエットにお悩みとのことですが年齢からすると、身長に対して理想体重は51.5kgです。3~4kgのオーバーですので、食事量と排便量をコントロールすれば、減量が可能です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く他に血虚と湿痰も高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、血を補いながら、気と血の巡りを促進させて、イライラ不安感や冷えなどを改善します。下剤は入っていませんが、自律神経の働きを調整して、便通を良くする作用もあります。
体質:血瘀 血虚
お尻と太ももの冷えにお悩みというご相談です。また、お肌乾燥やシミ、耳鳴りもあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血瘀と血虚が高く出ています。全体的には、血の不足があるようです。血は、目や耳、子宮、筋肉などに酸素と栄養分を供給しますが、これが不足しているので、冷えや飛蚊症、耳鳴り、乾燥肌などが出ているようです。一方で、下半身には老廃物の多い静脈血が停滞してむくみを起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝茯苓丸料と当帰芍薬散が有効です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、頭部の血行を促進して、目や耳に新鮮な血を供給します。
当帰芍薬散は、下半身に停滞した静脈血を押し上げ、血を補いながら下半身を温めます。
体質:気虚 陽虚 血虚 陰虚 気滞 湿痰 血瘀 湿熱
乗り物酔いにお悩みというご相談です。体質判定の結果では、気の停滞があるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏厚朴湯と六君子湯が有効です。(堀口和彦)
半夏厚朴湯は、のどから胸胃周辺の緊張感を緩和して、食道や気管を拡げて、ゲップや悪心を改善します。乗り物酔いによる気持ち悪さやめまいなどを予防する作用もあります。
胃腸の不調にお悩みというご相談です。胃の違和感から始まったとのことです。お腹も痛くなりやすく、便通も普通便から下痢になりやすいとのことです。胃酸を抑えながら、胃腸を温めて働きを高めるようにすれば改善が可能です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と大建中湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸を抑え、胃や食道の粘膜を保護修復して、痛みを緩和します。
大建中湯は、腸の働きを高め、蠕動運動を調整して、消化を促進させて、お腹を温め痛みを緩和します。
体質:気滞 湿痰 気虚 陽虚 血瘀 血虚 陰虚
胃食道逆流症による痰にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と湿痰が高く出ています。胃内に停滞する消化液や余分な水分が、上がってきて痰になっているようです。心身の緊張感が強いと、胃腸の蠕動運動が阻害されて、食べ物や消化物が下へ降りて行かずに、停滞してしまいます。臥時やストレス時などに、その停滞物が上昇して痰となるのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏厚朴湯と六君子湯が有効です。(堀口和彦)
半夏厚朴湯は、のどから食道胃周辺の緊張を緩和して、胃腸が動きやすいようにします。痰を出し易くする作用もあります。
六君子湯は、胃腸の機能を高め、消化を促進させて痰を減らします。下痢を止める作用もあります。
体質:陽虚 血虚 陰虚 湿痰 気滞
閉塞性動脈硬化症にお悩みというご相談です。また、慢性腎臓病もあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚が一番高く出ています。体内の新陳代謝を活性化すると力が低下しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、真武湯と八味地黄丸料を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
真武湯は、腎機能を助けて体内の水分代謝を高め、むくみや不眠傾向を改善します。
八味地黄丸料は、下肢の血流を促進して、足の痛みや頭痛などを改善します。
体質:陰虚 血虚 湿痰
月経前症候群による強い眠気にお悩みというご相談です。ホルモンの影響が多きですが、それにアレルギー体質が関与しているようです。ヒスタミンは、睡眠と深く関連しており、抗ヒスタミン剤を服用すると強い眠気が来ることがその証拠です。ホルモンの中枢(コントロールセンター)である脳下垂体から視床は、自律神経や睡眠とも関連しており、生理前のホルモン変動で睡眠ホルモンが刺激されているのでしょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、鼻粘膜を潤し炎症を鎮めて、鼻づまりや鼻水を改善します。この処方は、ヒスタミンを抑える作用はありませんので、眠くなりません。
胆嚢炎・胆管炎による腹痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果を加味し、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、大柴胡湯と六君子湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
大柴胡湯は、肝臓や胆嚢の働きを調整して、背中や胸脇部の緊張を緩和して痛みを緩和します。大便をやや促進します。
六君子湯は、胃腸の働きを高め、下痢や腹痛を改善します。
体質:血虚 気滞 気虚 血瘀 陽虚 湿痰
ダイエットにお悩みというご相談です。理想体重は、52 kgですが、体重管理やむくみ対策が難しいとのことです。ホルモンの働きを調整して、新陳代謝を高める必要がありそうです。では、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散と補気建中湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進して、冷えや肩こり、排便などを改善します。
補気建中湯は、体内の新陳代謝を活性化して、むくみやお腹の張り、手足のだるさを改善します。気力を高める作用もあります。
変形性股関節症による痛みや腰痛、肩こりにお悩みです。体質判定の結果とご相談内容を加味し、麻杏薏甘湯と疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
麻杏薏甘湯は、体内の水分代謝を活性化して、むくみを解消して関節周辺の老廃物の除去をします。
疎経活血湯は、骨盤から股関節周辺の血行を促進させて、炎症や痛みを緩和します。
意欲低下にお悩みというご相談です。確かに更年期も関与しています。更年期は女性ホルモンが大きく入れ替わる時で、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状である新陳代謝や意欲の低下などが起こります。 体質判定の結果を拝見すると、陽虚が特に高く、さらに気虚が出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、真武湯と人参養栄湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
真武湯は、身体を温め新陳代謝を高め、血圧やむくみなどを改善します。
人参養栄湯は、胃腸の働きを高め、血を補い、気力と体力を増進します。いずれも鼻や耳などへ酸素と栄養分を供給して、鼻水や難聴を改善します。
顔のほてりのぼせにお悩みというご相談です。顔のほてりは、皮膚表面の毛細血管が拡張しておこります。この調整には、自律神経が関与しています。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、さらに血虚と陰虚が高くなっています。気滞は自律神経の乱れを表しています。手術により不整脈が治まったようですが、血管の拡張や収縮などの調整が乱れたようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄連解毒湯に柴胡桂枝乾姜湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、顔や頭部の動脈末梢血管を収縮させて、ほてりや充血を抑えます。心悸亢進を抑える作用もあり、頻脈にもよいです。
体質:血瘀 陰虚 気滞 血虚
ニキビや鼻の赤みにお悩みというご相談です。漢方で便秘は改善してきたようです。次はホルモンの働きです。体質判定の結果にも血瘀が一番高く出ているように、体内に老廃物の多い血が停滞しています。女性の場合、排便の他に月経も汚れた血を排出して解毒する役割があります。便秘と併せて、生理周期や月経血の固まりを改善する必要があるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、清上防風湯が有効です。(堀口和彦)
清上防風湯は、解毒代謝を促進して、のぼせや鼻の赤み、ニキビを改善します。
体質:血虚 血瘀 陽虚 気滞 気虚 陰虚
過呼吸による息苦しさや動悸、不安感などにお悩みというご相談です。身体に余裕がないと、精神的な余裕は生れません。胃腸の働きを活性化して、食欲が増し消化吸収を高め体力を養うことが不可欠です。体質判定の結果を拝見すると、気虚と陽虚、血虚が高く出ています。まず心身を元気にします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味帰脾湯と桂枝加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の働きを活性化して、消化吸収力を上げて、気力と体力を高めます。不安感や息苦しさなどを改善します。
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安緊張感を緩めて、不眠や動悸、イライラ感を改善します。
体質:陽虚 血虚 湿痰 陰虚 湿熱
イライラ感にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚が一番高く血虚も高くなっています。陽虚は、新陳代謝や免疫力を高めたりするホルモンの働きが低下していることを示します。また、血虚は、脳や筋肉などへの酸素と栄養分の供給が不足していることを示します。身体に余裕がないと、精神的にも余裕がなく、ちょっとしたことが気になり、イライラしやすくなります。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、抑肝散が有効です。(堀口和彦)
年に数度の過食にお悩みというご相談です。体質判定の結果を加味し通導散と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、イライラやストレスを解消します。
腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛と坐骨神経痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果と体質などから桂枝加朮附湯と加味帰脾湯が有効です。(堀口和彦)
桂枝加朮附湯は、下肢を温めく、神経痛を緩和します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高め、気力体力を増進して、不安感や気力を回復して、元気を出します。
過食にお悩みというご相談です。過食は、ストレスのはけ口として、経験したことがある方は多いです。過食に対する問題は、食べることに罪悪感をもつことです。嫌な気持ちになると、食欲が抑えこまれて、満足感がなくなり、さらに食べるという悪循環に陥ります。まずは食べる過ぎる自分を責めないことが肝要です。むしろ食べて、ストレス解消をすると考えて、食べ過ぎることを否定しないことです。食べることは、身体に栄養を与えると同時に、心にも栄養を与えているのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、温経湯が有効です。(堀口和彦)
温経湯は、血を補い、ホルモンの働きを調整して、摂食中枢を調整します。また、冷えやほてり、唇の荒れ、睡眠の質を改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 湿痰 湿熱 陽虚 血瘀 気虚
月経困難や鼻炎、蓄膿、便秘などにお悩みというご相談です。体質判定の結果から桃核承気湯と荊芥連翹湯が有効です。(堀口和彦)
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を排出して、大小便をスッキリとさせます。生理痛や月経困難、手足の冷えなどを改善します。
荊芥連翹湯は、鼻粘膜などを潤し、炎症を鎮め、鼻炎や鼻づまりなどを改善します。
睡眠は、眠ろうと思えば思うほど眠れないものです。身体を横にして、筋肉と心臓、骨格などを重力から開放して、身体を休めてあげることがまず大切です。脳を休めることも重要ですが、まずは身体を休めることに集中していただく必要があります。6~8時間身体を横にして休めば、たとえ脳が睡眠していなくても、十分に元気になれます。安心して身体を休めましょう。決して眠ろうと思わないことです。胃腸の働きが弱いようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、熟睡しやすい身体にします。
加味帰脾湯は、胃腸の働き活性化し消化吸収を高め、気力体力を増進します。
体質:血虚 気滞 陽虚 陰虚 血瘀 湿痰 気虚 湿熱
体質判定の結果では、血虚が高く出ています。また、便通が悪いようです。では、桂枝茯苓丸料と桃核承気湯が有効です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進して、冷えや頭痛などを改善します。
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を排出して、大便や小便を出しやすくします。
体質:血虚 血瘀 陽虚 気虚 陰虚
ストレスによる過食傾向にお悩みというご相談です。過食は、ストレスのはけ口として、経験したことがある方は多いです。過食に対する問題は、食べることに罪悪感をもつことです。嫌な気持ちになると、食欲が抑えこまれて、満足感がなくなり、さらに食べるという悪循環に陥ります。まずは食べ過ぎる自分を責めないことが肝要です。むしろ食べて、ストレス解消をすると考えて、食べ過ぎることを否定しないことです。食べることは、身体に栄養を与えると同時に、心にも栄養を与えているのです。心の栄養不足が原因で、過食になっている方が多いのです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚や血虚、血瘀などが高く出ています。症状の項目からも、ホルモンと自律神経の働きをが乱れているようです。まず、それらの改善からスタートします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、温経湯が有効です。(堀口和彦)
温経湯は、子宮や卵巣を温め、機能を高め、ホルモンと自律神経の働きを調整します。血を補う作用もあり、冷えや立ちくらみ、睡眠なども改善します。
体質:気滞 血虚 湿痰 陰虚
不整脈にお悩みというご相談です。体質判定の結果にあるように、気滞が一番の不整脈の原因となっているようです。ストレスと過労から、自律神経の働きが低下して、心臓のリズムを乱すのです。休息や運動も大切ですが、自律神経を調整する目的で、腹式呼吸を習慣的に行うこともお勧めです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や不整脈、不眠を改善します。
口の渇きと舌の痛みにお悩みというご相談です。シェーグレンではないとのことですので、唾液はある程度分泌しているとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚が高く出ていますので、血と陰分を補う必要はあります。ただ痛みがあるとのことですので、老廃物など悪いものを解毒代謝して排出する必要がありそうです。では、滋陰降火湯と白虎加人参湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
滋陰降火湯は、体液やリンパ液を増やし、口内やのど、大腸を潤し、口の渇きや大便の硬さを緩和します。
白虎加人参湯は、口内の粘膜や皮膚を潤し、口の渇きや乾燥肌を改善します。炎症を鎮める作用がありますので、口内の痛みや皮膚のかゆみを緩和します。
体質:血虚 気滞 陽虚 陰虚 気虚 湿熱 湿痰
メニエール病と睡眠にお悩みというご相談です。眠りの浅さは、咳や痰、鼻水などの息苦しさが、睡眠を妨害しています。睡眠は、ヒスタミンの影響を受けます。ヒスタミンは脳内で働くと、覚醒や集中力を高める作用があります。ヒスタミンが脳内に少なくなると、注意力が散漫になり眠くなります。シングレアはアレルギーの薬ですが、抗ヒスタミン作用でなく、抗ロイコトリエン作用ですので、眠くならないはずですが、体内のヒスタミン分泌のタイミングが乱れているようです。この辺の改善が必要です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と荊芥連翹湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、気の高ぶりを鎮め不眠を解消して、熟睡感を高め、昼間の眠気を改善します。
荊芥連翹湯は、耳や鼻周辺の炎症を鎮め、耳への血液やリンパ液の流れを促進して、内耳の三半規管や前庭の働きを正常化して、めまいや耳鳴りを改善します。
狭心症様の症状で動悸や頻脈にお悩みというご相談です。冠動脈ではなく、微小な血管が一時的に狭くなり、胸痛や動悸などを起こしているように予想します。更年期後の女性に多く発症し、女性ホルモンの影響で、心筋を養う血管でも細いものが収縮するのです。心筋梗塞などと違い、血管が血栓などで詰まるのではなく、一時的に収縮するだけですので、大きな心配はいりません。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と苓桂朮甘湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、心臓の働きを助け、肩こりや動悸、不安感、不眠などを改善します。更年期の症状の緩和にも作用します。
苓桂朮甘湯は、自律神経の働きを穏やかにして、動悸や頻脈を鎮めます。
体質:血虚 陰虚 気滞 血瘀 陽虚 気虚
貧血や肩こり、不安感、生理痛などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚、気滞が高く出ています。ホルモン機能の低下があり、全身の筋肉や目、脳などへの血の供給が少なく、各細胞が酸素と栄養分の不足を起こしています。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散と人参養栄湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、肩こりや目の疲れ、貧血、生理痛などを改善します。
人参養栄湯は、胃腸の消化吸収力を高めて、気力体力を増進して、貧血や自律神経の働きを改善します。
体質:気滞 血虚 気虚 陰虚 血瘀
目の奥の重さや頭痛にお悩みというご相談です。血圧がかなり低いです。体質判定の結果でも、血虚が高く出ています。筋肉や脳などに酸素と栄養分を供給する血が不足しています。血を増やすにはやや時間を要しますが、漢方で改善可能です。また、気滞や気虚に関しては、身体的に余裕がないので、自律神経が無理に身体機能を維持していることが原因です。血を補い、体力を付けいけば改善できます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、人参養栄湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、手足を温め、筋肉へ酸素と栄養分の供給を増やし、冷えからくる痛みや頭痛などを改善します。
体質:血虚 湿熱 気滞 陰虚 湿痰
肥満や腹満、便秘、イライラなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と湿熱、気滞が高く出ています。腰などの筋肉や頭部の目や脳などへ酸素と栄養分を供給する血が不足しています。おそらく疲労物質や老廃物が蓄積して、それが新鮮な血液の供給を阻害していると予想します。イライラ感は脳への新鮮な血流不足と身体的に余裕が無くなってきていることが原因と推察します。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と通導散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや目の疲れ、イライラなどを緩和します。
通導散は、骨盤内に停滞する宿便などを排出して、便秘や腹満を解消します。
体質:血虚 陰虚 気滞 陽虚 湿痰 湿熱 血瘀
過食にお悩みというご相談です。過食は、ストレスのはけ口として、経験したことがある方は多いです。過食に対する問題は、食べることに罪悪感をもつことです。嫌な気持ちになると、食欲が抑えこまれて、満足感がなくなり、さらに食べるという悪循環に陥ります。まずは食べ過ぎる自分を責めないことが肝要です。むしろ食べて、ストレス解消をすると考えて、食べ過ぎることを否定しないことです。食べることは、身体に栄養を与えると同時に、心にも栄養を与えているのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散と柴胡加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。現在服用の病院のお薬は今までどおり服用していただく必要があります。漢方薬は、食間または食前に服用して、病院のお薬とは30分以上間隔を空ける必要があります。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理周期や排便のリズムを改善します。
体質:湿熱 陰虚 気滞 湿痰 血瘀 陽虚
慢性副鼻腔炎と高血圧にお悩みというご相談です。また大腸に関しても、炎症が起こりやすいとのことです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯が有効です。鼻や気管の粘膜と大腸の粘膜は関連あり、大腸炎と鼻炎気管支炎を交互に繰り返し発症する方もいらっしゃいます。荊芥連翹湯は、大腸の粘膜の炎症を鎮める作用もあります。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、鼻粘膜や副鼻腔内の血行を促進させ、老廃物を解毒して、炎症を鎮め、鼻づまりや鼻水を軽減します。また、皮膚の乾燥を潤し、かゆみや炎症を鎮めます。
体質:気滞 陽虚 血虚 血瘀 気虚 湿痰
肩こり、腰痛、便秘や咳にお悩みというご相談です。咳の改善には神秘湯と麦門冬湯を処方します。だるさや肩こり便通の改善に加味逍遥散が有効です。(堀口和彦)
神秘湯は、自律神経や咳中枢に作用して、咳を鎮めます。
麦門冬湯は、のどや鼻の粘膜を潤し、外気からの香りなどの刺激に過敏に反応し難くします。
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進して、筋肉などに酸素と栄養分を供給する血を増やします。それによって、排便や肩こり腰痛などを改善します。
体質:血虚 湿熱
肺気腫による咳や痰にお悩みというご相談です。鼻もつまりやすいとのことです。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、清肺湯と荊芥連翹湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
清肺湯は、痰を出しやすくて咳を鎮めます。
荊芥連翹湯は、のど気管鼻の粘膜を潤し炎症を鎮め、鼻づまりやアレルギー体質を改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 陽虚 湿熱 気虚 血瘀 湿痰
ダイエットにお悩みというご相談です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。下剤としての作用は弱くしてありますので、スルーラックは併用していただく必要があります。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ不安感や不眠などを改善します。
体質:血虚 気滞 血瘀 陽虚 湿痰 陰虚
肥満と高血圧、過食などにお悩みというご相談です。自転車通勤をされているとのことで、1日の運動量は十分のようです。食事量のコントロールと過食を起こすストレスの対処が必要のようです。そこで、便秘ではないようですが、少し大便の量を増やします。柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散を調合させたものが有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、精神的な余裕を作り、イライラやストレス、過食などを改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、大小便の排出を促します。
体質:やや陰虚 やや湿熱 やや血虚 やや血瘀
陰部の疼痛にお悩みというご相談です。産後授乳中とのことです。産前産後でホルモンが劇的に変動します。その際、眼の奥にある脳下垂体が非常に忙しく働き、それに隣接する視床下部も連動して働きが乱れます。この視床下部に自律神経の中枢があります。つまり産後はホルモンと自律神経の働きが大きく揺さぶられて変動するのです。産後は安静にして、眼をあまり使い過ぎないことは、脳下垂体と視床下部の働きを調和させるために不可欠です。また、授乳の刺激はオキシトシン分泌を促し、その刺激がホルモンのバランスを調整する作用があります。漢方的に捕らえると、産後は血と陰分(体液)の双方を消耗して、血虚と陰虚になります。身体を潤す成分が減少するので、どうしても身体は乾き炎症を起こしやすくなります。陰部の痛みも、神経が炎症を起こして発痛していると予想します。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲と清心蓮子飲を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、血を補い産後の不安定な精神状態や体力を改善します。
清心蓮子飲は、心身に潤いを与え、陰部の炎症を鎮め、排尿痛や陰部の痛みを緩和します。
膝の冷えや勃起不全にお悩みというご相談です。精神的な安定と陰萎に桂枝加竜骨牡蛎湯が有効です。また、勃起力のアップには鹿茸が入った活命参が有効です。(堀口和彦)
体質:やや陰虚 やや血虚 やや気滞
肺気腫による軽い息苦しさにお悩みというご相談です。お電話のご様子から、咳や痰は無いようですので、今後肺胞を損傷しないように、肺と気管の粘膜を潤し丈夫にしておくことが大切です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と血虚が高く出ています。これは、のど気管などの粘膜の潤いが減り乾燥気味で、粘膜が弱っていることを示します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、麦門冬湯と人参養栄湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
麦門冬湯は、気管からのどの粘膜を潤し、呼吸し易い状態にします。
人参養栄湯は、気力体力を付けて、肺胞を元気にします。
狭心症にお悩みというご相談です。体質判定の結果から、葛根湯加川芎辛夷と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。服用量を減らしてありますので、それほど排便は増えないように調整します。(堀口和彦)
葛根湯加川芎辛夷は、肩のこりや頚椎の詰まりなどを解消して、鼻づまりを改善します。
防風通聖散は、体内の新陳代謝を活性化して、血液やリンパ液の流れを促進して、鼻粘膜の炎症を鎮めます。体内に溜まった老廃物を解毒する作用もありますので、大小便を多少増えるかもしれません。
体質:陽虚 湿痰
ニキビと肌荒れにお悩みというご相談です。体質判定の結果から当帰飲子と清上防風湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
当帰飲子は、血行を促進して、皮膚を潤し乾燥肌や肌荒れ、かゆみなどを改善します。
清上防風湯は、体内に蓄積する毒素を解毒して、ニキビを改善します。
難治性の副鼻腔炎にお悩みというご相談です。体質判定の結果から辛夷清肺湯と荊芥連翹湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻粘膜を潤し炎症を鎮め、鼻粘膜の肥厚を解消して、鼻づまりを改善します。
荊芥連翹湯は、鼻やのど口内の粘膜に溜まった老廃物や毒素を解毒して、鼻茸が起こり難い体質にします。
体質:血虚 陰虚 気滞 湿痰 血瘀 陽虚 湿熱 気虚
お顔のかぶれやニキビにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞などが高く出ています。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、温経湯と清上防風湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
温経湯は、ホルモンの働きを調整し、生理不順やおりもの、イライラ不安感、立ちくらみなどを改善します。
清上防風湯は、血を解毒して、肌荒れてやニキビを改善します。
体質:やや湿熱 やや陽虚 やや陰虚 やや気滞 やや湿痰 やや血虚
難聴と耳鳴りにお悩みというご相談です。耳と鼻咽喉は、耳管を通じて繋がっています。耳内の環境を調整する必要があります。そのために咽喉鼻の状態を改善してながら、耳の状態を良くしていきます。鼓膜周辺が一度炎症を起こし、粘々した状態で固まってしまったようです。人間の粘膜などは、適度な水分が保持されて、機能しています。風邪や菌の侵入などで粘膜が一度炎症を起こし腫れ膿を持つと、粘膜はドロドロとした状態になります。その状態で鼓膜や耳小骨などが固まっていると、音の伝わり悪くなり耳鳴りを起こします。まず一度鼓膜周辺の粘膜を潤し、耳内のコンディションを改善していく必要があるでしょう。体質判定の結果を拝見すると、湿熱と陽虚、陰虚がやや高く出ています。体内に余分な水分と老廃物が停滞して、炎症を起こし、それが慢性化長期化したことで、粘膜など潤いが必要な部位が乾燥してきていることを示します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、防風通聖散と荊芥連翹湯が有効です。便秘ではないようですが、多少大便が増えていきます。(堀口和彦)
防風通聖散は、解毒代謝を活性化して、体内に溜まった老廃物や毒素を大小便から排出します。
荊芥連翹湯は、鼻やのど、耳管などの粘膜を潤しながら、炎症を鎮め、粘膜の腫れや肥厚などを改善します。
体質:血瘀 気滞 湿痰 気虚
頻尿にお悩みというご相談です。胃腸も弱いとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血瘀と気滞が高く出ています。心身の緊張感が自律神経の働きを乱して、頻尿や過敏性腸炎になっているようです。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、六君子湯と清心蓮子飲を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
六君子湯は、自律神経を整え消化吸収の働きを調整して、下痢や腹満、むくみを改善します。
清心蓮子飲は、過敏になった膀胱周辺の粘膜を鎮め、頻尿を改善します。
体質:血虚 湿痰 陽虚 気虚 気滞 血瘀 陰虚 湿熱
胃部膨満感にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と湿痰、陽虚が高く出ています。頭部や筋肉、内臓などへ酸素と栄養分を送り込む血が不足して、それぞれの働きが十分に行えないようです。自律神経が頑張って胃腸など内臓の働きを応援しているのですが、それが空回りして、胃痛や頭痛を発症していると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と呉茱萸湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸の分泌を抑え、胃粘膜を修復して、胃の痛みを緩和します。
呉茱萸湯は、胃腸の働きを高めて、胃部の膨満感を鎮め、頭痛や悪心を改善します。
体質:陽虚 陰虚 湿痰 血虚 血瘀
頚椎症による首の痛みや手足の冷感だるさなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚や陰虚、湿痰、血虚、血瘀が高く出ています。骨を支える筋肉の力が弱っているようです。骨や筋肉へ酸素と栄養分を十分に送り込むための、血の補いと循環が必要です。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加朮附湯と桂枝茯苓丸料を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加朮附湯は、身体を温め血行を促進して、冷え痛みを緩和します。
桂枝茯苓丸料は、血行を促進して、首や肩の凝りを緩和します。手足末端の冷えや頭重感も改善します。
副鼻腔炎による鼻づまりや鼻水にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿熱が高く出ています。どうやら、鼻粘膜の炎症が長期間続いたことにより、粘膜の水分が蒸発して、潤いが無くなり、粘膜がひび割れるようになり、その隙間から鼻水が漏れるように出てくるのだと予想します。粘膜を潤し、鼻粘膜内に溜まった老廃物を解毒すれば、粘膜が再生して、鼻づまりや鼻水は改善してくるはずです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、清肺湯と苓甘姜味辛夏仁湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
清肺湯は、痰の多い咳などに使う処方ですが、鼻粘膜の機能再生と修復に選びます。
苓甘姜味辛夏仁湯は、のどから気管の余分な粘液や痰を排出して、息苦しさを改善します。
体質:血虚 陰虚 血瘀 湿痰 気滞 湿熱 陽虚
慢性副鼻腔炎による頭重感や頭痛などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、陰虚と血瘀、湿痰も高くなっています。鼻粘膜や頭部へ血が十分に巡らず、酸素と栄養分が不足しているようです。その結果、頭部が酸欠になり、頭が重く痛くなっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。下剤の作用は荊芥連翹湯と組み合わせることでマイルドになります。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、鼻粘膜を潤し、炎症と鎮め、粘膜に溜まった老廃物を解毒します。それによって、鼻づまりや頭重感を緩和します。
防風通聖散は、体内の新陳代謝を活性化して、体内特に頭部に溜まった老廃物をきれいにします。便通を促進する作用がありますので、多少排便回数や量が増えると思います。
緊張型頭痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血瘀がやや高く出ています。疲労の蓄積と自律神経の不調があるようです。夜の睡眠で1日の疲れが解消されていないようです。睡眠の質を高めて、熟睡感を高めましょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と釣藤散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや睡眠の質を改善します。
釣藤散は、朝の頭重感や頭痛を軽減します。
お母様の皮膚のかゆみに対して、体質判定の結果とご様子から柴胡加竜骨牡蛎湯と当帰飲子が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感、不眠などを改善します。
当帰飲子は、皮膚に潤いを与えて、皮膚の再生を促し、かゆみやひび割れなどを改善します。
頭重感や、不安イライラ感など精神症状、性欲などにお悩みというご相談です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と酸棗仁湯を調合した漢方薬が有効です。いずれの処方も、心と腎の陰虚を改善する処方です。自律神経の働きが調和してくれば、小便の回数などは改善してきます。平均的な1日の小便回数は5~6回ですが、4回でもスッキリと量が十分にあれば問題ありません。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、頭重感や不眠、眼精疲労、陰萎などを改善します。
酸棗仁湯は、心に余裕を作り、精神的な安定感をもたらし、不安やイライラ感、くよくよと考え悩むことなどを改善します。
肺気腫により歩行や階段、入浴などで息苦しいとのことです。食欲も低下して、体重も減少しているとのことです。体質判定の結果を加味し、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、人参養栄湯と麦門冬湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、胃腸の消化吸収を助け、体力を増進します。肺で酸素と取り込む肺胞の働きを高める作用もあります。
麦門冬湯は、気管やのどの粘膜を潤し、呼吸しやすい身体にします。
体質:湿痰 気虚 気滞 湿熱 血虚 陽虚 陰虚
腰部脊柱管狭窄による腰から下肢の痛みとしびれにお悩みというご相談です。体質判定の結果から、湿痰と気虚、気滞、湿熱などが高く出ています。体内の新陳代謝を高めて、血行を促進して、冷えや筋肉の硬さを改善する必要があります。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、八味地黄丸料と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、腰部骨盤内から下半身を温め、小便の出や冷えしびれなどを改善します。
疎経活血湯は、足の付け根から骨盤周辺の血行を促進して、腰痛や神経痛を改善します。
体質:気虚 陰虚 気滞 湿痰 陽虚 血虚 血瘀
ニキビにお悩みというご相談です。口の周りは改善し首周りがまだ残っているとのことです。食事に関しては確かに甘いものが多いようです。血糖値が高い状態は、皮膚や粘膜の炎症や化膿、かゆみを引き起こしやすくします。また香辛料系の辛いものやナッツ類もニキビには良くありません。チョコレートも控える必要があります。体質判定の結果を拝見すると、気虚と陰虚が特に高く出ています。気を巡らす力が弱いと、皮膚粘膜など外部と接触する部位が弱く、皮膚炎や肌荒れなどが起こりやすくなります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄耆建中湯と荊芥連翹湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
黄耆建中湯
黄耆建中湯は、気を巡らし皮膚を丈夫にします。
荊芥連翹湯は、皮膚や粘膜を潤し、皮膚の炎症や化膿を防ぎ、ニキビを改善します。
体質:陰虚 血瘀 気滞 湿熱 血虚
異型性の子宮内膜増殖症にお悩みというご相談です。更年期の症状と重なって、辛い状態のようです。ご様子からすると、脳下垂体と視床下部の働きが乱れているようです。更年期の女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状となります。これらを改善するために、ホルモンバランスだけでなく、自律神経の働きを調整する必要もあります。桃核承気湯もよいと思いますが、腹痛と下痢になるようですので通導散が有効です。(堀口和彦)
体質:陽虚 血虚 陰虚 血瘀 気滞 湿熱
難聴にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と血虚、陰虚が高く出ています。身体のだるさや疲れやすさ、首の冷えなどから、新陳代謝が低下して、気血の巡りが低下しているようです。耳周辺への血液やリンパ液の流通も低下して、耳の栄養分や潤いが不足しています。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、八味地黄丸料と滋腎通耳湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、新陳代謝を高めて、気血の巡りを促進します。腰の重だるさや精力の減退を改善します。
滋腎通耳湯は、耳への血流を増やし栄養分を供給して、難聴を改善します。
気力が出ずにその気にならないとのことです。体質判定の結果を拝見しても、陽虚が高く出ています。これは、ホルモンの働きが低下している状態を示します。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、活命参という漢方薬が有効です。(堀口和彦)
活命参は、鹿茸という鹿の幼角が配合され、男性ホルモンを増強する作用があります。さらにクコ子と紅参など目や身体の疲れを改善する作用もあります。
体質:気虚 陽虚 気滞 湿痰 血瘀
更年期障害による発汗や息切れ、不眠などにお悩みというご相談です。また、膝痛や下痢しやすさもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と陽虚、気滞が高く出ています。更年期によりホルモンのバランスが乱れ、それに伴って自律神経の働きも乱れているようです。胃腸の働きも自律神経の働きが大きく関与しています。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と防已黄耆湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、ホルモンと自律神経の働きを調和させて、冷えや息切れ、不眠など更年期の症状を緩和します。
防已黄耆湯は、水分代謝を高めて、だるさや息切れ、発汗、膝痛などを改善します。
体質:血虚 気滞 湿痰 陰虚 血瘀 気虚 陽虚 湿熱
過食や無気力、倦怠感などにお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ご様子から、ホルモンと自律神経の働きが乱れているようです。生理や排便の乱れが、それを示しています。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と通導散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、食欲中枢を安定させます。不眠や不安感を改善する作用もあります。
通導散は、骨盤内の大腸や卵巣子宮の働きを調整して、便秘や生理不順などを改善します。ホルモンと自律神経の働きを調整する作用もあります。
体質:陽虚 血虚 湿痰 気滞 血瘀 気虚 陰虚
お母様のめまいにお悩みというご相談です。ご様子と体質判定の結果から、真武湯と半夏白朮天麻湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
真武湯は、新陳代謝を高めて、内耳などにある余分な水分(リンパ液)などを排出し、内耳性のめまいを改善します。身体を温める作用や不安感を解消する作用もあります。
半夏白朮天麻湯は、胃腸の働きを活性化し、排便をスッキリさせて、自律神経の働きを調整して、回転性のめまいを改善します。
体質:血虚 気滞 陰虚 血瘀 湿痰 気虚
ストレスにお悩みというご相談です。肋間神経痛もあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が特に高く出ています。ストレスにより、気が停滞して、血の巡りも悪くなり、筋肉や脳、胃腸などへ酸素と栄養分の供給が不足して、働きが低下しているようです。ストレスが自律神経の働きを乱し、内臓の働きも不調に陥っているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、五積散と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
五積散は、気血の巡りを促進させて、胃腸や筋肉の働きを高めて、神経痛や頭痛、胃腸炎などを改善します。
EDにお悩みというご相談です。持続力が不足しているということです。鹿茸という鹿の幼角が配合された活命参という処方が有効です。(堀口和彦)
活命参は、鹿茸の他に紅参も入っています。鹿茸には男性ホルモン様作用があり勃起力を高め、紅参が陰部への血流を維持させて、勃起を持続させます。
体質:湿痰 陽虚 陰虚 気滞
胆石胆嚢炎症による背中の痛みにお悩みというご相談です。また体重の減量もご希望です。ご様子と体質判定の結果から、体内の新陳代謝が低下しているようです。漢方で新陳代謝を活性化し、排便量を増やしていきます。ご相談の内を加味して大柴胡湯と葛根湯加川芎辛夷を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
大柴胡湯は、胆嚢や肝臓の働きを健やかにして、背中や脇腹の張り痛みを緩和します。排便を促進する作用もあります。
葛根湯加川芎辛夷は、肩や首筋の凝りを緩和して、鼻づまりや鼻炎を改善します。
過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、さらに食欲中枢も調整して、過食や不安感、不眠を改善します。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、肩こりやイライラ感などを改善します。
体質:血虚 血瘀 陰虚 陽虚 気滞 気虚
不整脈にお悩みというご相談です。期外収縮ということで、心臓には異常はないとのことです。今までの経緯を拝見すると、心身の疲労が心臓の負担になっているのでしょう。心臓は24時間365日動き続けている臓器です。ですので、心臓の周りの環境が悪いと、どううしてもたまに鼓動を休みたくなるのです。満員電車に押し込まれた人が、自分の居場所を確保するために、身体を揺さぶることがあります。不整脈はこれと似ています。体質判定の結果や体格からして、血虚という内臓や筋肉、脳などに酸素と栄養分を十分に供給する血が不足しています。まずこれを改善して、身体に余裕をつけましょう。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や背中の凝りを緩め、心臓を働き易くして、動悸や不安などを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高め消化吸収を促進して、気力体力を増強します。不安感や不眠などを改善します。
体質:血虚 湿熱 気虚 湿痰 気滞 血瘀 陰虚
ドライアイにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と湿熱が高く出ています。のどが渇き、唇なども乾燥するようです。目の周辺の頭部は乾燥しているようですが、手足など全体的にはやや水分が停滞しているようです。熱気は上昇しやすいので、頭部に上がって、その熱気が目や口内などの粘膜から水分を蒸発させて、乾燥してドライアイなどになっているようです。体内の水分代謝と内熱を鎮めるために、多少大便と小便の排出を促進させます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、滋腎明目湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
滋腎明目湯は、目の周辺の血行を促進して、リンパ液など粘膜を潤す成分を増やし、ドライアイや疲れ目も改善します。
防風通聖散は、体内の新陳代謝を活性化して、蓄積して老廃物を解毒して、アレルギー体質を改善します。大便を増やす作用もあります。
イライラや不眠で朝起きられないことにお悩みというご相談です。また、糖尿病でインシュリンをご利用とのことです。体質判定の結果とご様子から、柴胡加竜骨牡蛎湯と白虎加人参湯を調合した漢方薬が有効です。睡眠は、眠ろうと思えば思うほど眠れないものです。身体を横にして、筋肉と心臓、骨格などを重力から開放して、身体を休めてあげることがまず大切です。脳を休めることも重要ですが、まずは身体を休めることに集中していただく必要があります。6~8時間身体を横にして休めば、たとえ脳が睡眠していなくても、十分に元気になれます。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラや不眠を改善します。
白虎加人参湯は、のどの渇きや頻尿を改善します。血糖値を下げる作用もあります。
体質:陰虚 気滞 陽虚 血瘀 気虚 血虚 湿痰
過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気滞が高く出ています。陰虚は体液が不足して、心身に潤いがない状態を示し、こころとからだに余裕がないので、精神的に不安定になりやすい体質です。ホルモンや自律神経の働きも乱れやすい状態です。それによって気が巡らず気滞となっているようです。今回、二種類でお申し込み頂いたので、一種類目は柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。二種類目は、加味逍遥散と芎帰調血飲を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、脳下垂体の働きを調整して、ホルモンの働きを改善します。
抑肝散は、心身に余裕を作り、イライラ感や過食を鎮めます。
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを安定させて、卵巣機能や内臓の働きを高めて、生理や排便を調整します。
芎帰調血飲も、ホルモンと自律神経の働きを安定させて、卵巣機能や内臓の働きを高めて、生理や排便を調整します。
ダイエットにお悩みというご相談です。漢方で体重を減らすお手伝いは、新陳代謝を高めて、大小便の排出を増やすことです。食べる量に対して、排泄量が多くなれば、必ず痩せます。では、防風通聖散と柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
防風通聖散は、体内の新陳代謝を高めて、余分な水分や脂肪などを小便と大便に排出します。鼻づまりや鼻炎などを改善する作用もあります。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりやイライラ感などを緩和します。精神的に安定して、過食傾向を抑えます。
体質:気滞 血瘀 陽虚 血虚 湿痰
手足のしびれにお悩みというご相談です。日によって、しびれる部位が変動するとのことです。頚椎の原因もあるようですが、自律神経の変動によるしびれの可能性もあります。自律神経は、血管や皮膚の調整もしており、その影響が神経に及びしびれを感じるのです。寒さや急に手足を温めた時に感じるしびれは、自律神経が関与しています。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血瘀、陽虚が高く出ています。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲と桂枝加朮附湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、子宮卵巣の働きを高めます。また、自律神経の乱れによるしびれを改善します。
桂枝加朮附湯は、身体を温め、しびれや痛みを緩和します。
全身のかゆみにお悩みというご相談です。特に頭皮と顔のかゆみが強いとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚、気滞が高く出ています。頭皮や顔の湿疹やかゆみは、ホルモンと自律神経の働きが関与しているようです。皮膚の状態が生理周期と関連することも、血虚の影響です。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄連解毒湯と治頭瘡一方を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、自律神経の働きを調整して、頭部の炎症を鎮めて、イライラや不安感などを緩和します。体内に蓄積して老廃物を解毒する作用もあり、皮膚をきれいにします。
治頭瘡一方は、ホルモンの働きを調整し、血を浄化しながら、血行を促進して、頭部の湿疹の改善をします。
脊柱管狭窄症による右左腰と足背のしびれ、右下肢痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚が高く出ています。陽虚は、新陳代謝や身体を温める力が低下して、骨の変形や関節筋肉の炎症を鎮められない状態を示します。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、八味地黄丸料と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、体内の新陳代謝を高めて、血行を促進して、骨の丈夫さを高め、腰痛や下肢痛を緩和します。
疎経活血湯は、骨盤周辺の血行を促進して、小便の出を良くして、腰や下肢の痛みを緩和します。
体質:やや血虚 やや陰虚 やや気滞 やや血瘀
群発頭痛の痛さは、とても辛いものです。子育て授乳しながらでは、さらにお辛いかとお察しします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と芎帰調血飲を調合した漢方薬が有効です。いずれの処方も授乳中でも問題ありません。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛を改善します。眼精疲労やイライラ感なども和らげます。
芎帰調血飲は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、産後の体力回復や精神的な安定をもたらします。
体質:陽虚 陰虚 血虚 気滞 湿痰 血瘀 気虚 湿熱
過食やむくみ小便の出にくさ、冷え、便秘などにお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、精神的に安定させて、過食や不眠、イライラ感などを改善します。
桃核承気湯は、ホルモンの働きを調整して、生理や精神的な安定を作ります。また、骨盤内に停滞した宿便や古血(瘀血)を排出する作用もあります。
体質:血虚 陰虚 陽虚 気滞 湿熱
股関節の変形による痛みにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚、陽虚が高くなっています。骨盤内から股関節周辺に、酸素と栄養分を供給する血が不足して、筋肉や関節結合組織の働きが低下している状態を示しています。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、八味地黄丸料と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。子宮全摘の影響で、骨盤周辺の血流が阻害せれていると思いますが、疎経活血湯はその辺の改善によいです。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、骨盤内の新陳代謝を高めて、排尿の調節や血行の促進をして、腰から下肢の痛みやしびれを緩和します。
疎経活血湯は、股関節周辺と骨盤内の血行を促進して、関節や筋肉の痛みを改善します。
体質:血虚 気滞 陰虚 血瘀
口の渇きにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。心身の緊張感が高く、気と血の巡りが阻害されているようです。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、口の渇きや不安感、頭重、眼精疲労、陰萎などを改善します。
慢性心不全による徐脈や便秘などにお悩みというご相談です。心臓の働きを高めて、心臓の動きを少しでも楽にしてあげることが必要です。レビー小体型認知症の可能性が高いとのことです。麻子仁丸料は便秘を改善する作用がありますので、マグラックス錠の量は減らせる可能性があります。ダイアート錠は利尿剤ですが、心臓と腎臓の働きを軽減する作用もありますので、現段階ではまだ継続した方がよいでしょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、炙甘草湯と麻子仁丸料を調合した漢方薬が有効です。病院のお薬は、しばらく今まで通り服用していただく必要があります。(堀口和彦)
炙甘草湯は、気力体力を高め、心臓の働きを助けて、徐脈や息苦しさを改善します。
麻子仁丸料は、胃腸の働きを高め、大腸の蠕動運動を促進して、大便の排出しやすくします。体力が低下している方の便秘に良いです。
ストレスによるだるさや気力低下、体重の増加などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と血瘀、陽虚、気滞などが高くなっています。ホルモンと自律神経の働きが大きく乱れているようです。甲状腺ホルモンは、新陳代謝に関連して、これが低下すると体内に水分や脂肪分などが停滞して、身体が重くだるくなり気力も低下します。生理不順もあるようですので、女性ホルモンも乱れているようです。体質判定の結果から加味逍遥散と通導散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラや不安感を緩和して、精神的に安定させて、生理不順などを改善します。
通導散は、骨盤内に停滞して宿便や古血(瘀血)を排出して、子宮卵巣の働きを助けます。骨盤内の血行が促進されると、腎臓への血流もアップして、むくみも改善してきます。
緊張型の頭痛にお悩みというご相談です。焦燥感や手のひらの汗、首肩の凝りも強いようです。自律神経の働きが大きく関与しているようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚、気滞が高くなっています。血虚は、脳や筋肉、内臓などに酸素と栄養分を送り込む血が不足していることを示します。陽虚はホルモンの働きの低下を示し、気滞は自律神経の働きが乱れていることを示します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、頭痛や肩こり、不眠などを改善します。
加味帰脾湯は、血を補い、脳や筋肉などを十分な酸素と栄養分を運び、不眠や頭重、血色などを改善します。
高血圧と肩腰の凝りだるさにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿痰と陽虚、気虚が特に高く出ています。体内の新陳代謝が低下して、余分な水分が停滞して、血流を阻害して、肩や腰に疲れとだるさが残り、血圧が高めになっていると予想します。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と五積散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や肩甲骨周辺の凝りを解して、血行促進し呼吸を楽にして、血圧を安定させます。肝機能を高めて疲労回復する作用もあります。
五積散は、体内の水分代謝を活性化して、余分な水分を排出して、身体を軽くします。胃腸の炎症を鎮める作用もあり、下痢しやすい体質も改善します。
アトピー性皮膚炎にお悩みというご相談です。顔と体、全身がかゆく喘息もあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚が高くなっています。心身に潤いが少なく、イライラとかゆく、精神的にも不安定なようです。では、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や肩こりを軽減して、精神的に安定させて、かゆみを鎮めます。
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を排出して、顔や頭部のぼせ熱感、炎症を鎮めます。
気管支喘息にお悩みというご相談です。体質判定の結果からお悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏厚朴湯と麻杏甘石湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
半夏厚朴湯は、のどから気管の緊張感を緩和して、のどの違和感や咳痰を鎮めます。
麻杏甘石湯は、気管の炎症を鎮め、咳や痰を減らします。
群発頭痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気滞が高く出ています。心身ともに潤いが減少して、身体的にも精神的にも余裕がない状態です。痛みが強いので、心身の緊張感がどうしても強くなってしまうのでしょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と荊芥連翹湯を調合した漢方薬が有効です。病院のお薬は今まで通り併用していただく必要があります。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、頭部の粘膜や皮膚を解毒して、炎症やニキビなどを改善します。鼻粘膜の腫れを軽減して、鼻づまりも改善します。
体質:血虚 陽虚 気虚 血瘀 湿痰
左肩の痛みやだるさ、静脈瘤などにお悩みというご相談です。また、昨年悪性リンパ腫の治療をされたとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、さらに陽虚と気虚も高くなっています。血虚は、筋肉や内臓など酸素と栄養分を送り込む血が不足していることを示します。肩の痛みや狭心もこれが起因していると考えます。また、リンパ腫の治療による心身へのストレスも大きいのでしょう。これが気虚や陽虚の原因と推察します。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と当帰芍薬散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、心臓の働きを楽にして、左肩の凝りや痛みを軽減します。
当帰芍薬散は、血を補い、血行を促進して、静脈瘤やむくみを改善します。
過食や落ち込みなどにお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。また、産後の授乳中も、ホルモンが大きく変動する時期です。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。このようなことから、芎帰調血飲と柴胡加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。いずれの処方も授乳中でも服用可能です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、ホルモンの働きを調整して、自律神経の働きを助けて、気力を高め血を補い、産後の体力低下や精神的な不安定を改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や不眠、イライラ感などを改善して、過食になるのを防ぎます。
腰痛や肩の痛みなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と血虚が高くなっています。身体を温める新陳代謝が低下しているようです。また、筋肉や関節などに酸素と栄養分を供給する血が不足しているようです。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、八味地黄丸料と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、身体の芯から温めて、新陳代謝を高めて、血行を促進させて、冷えや痛みを緩和します。骨盤内の血行を促進することから、陰部への血流も増やします。
疎経活血湯は、筋肉や関節に血を十分に送り込み、腰痛や関節痛を改善します。
体質:血虚 気滞 陽虚 血瘀 陰虚 気虚
めまいや耳鳴り、体重増加、腰膝の痛みなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果とご様子から、新陳代謝が低下しています。むくみや足腰の痛み、便秘などもこの影響です。陽虚も高く出ているので、ホルモンの働きの低下も予想されます。この辺の改善から開始します。まずは、新陳代謝を活性化するために防風通聖散と続命湯が有効です。(堀口和彦)
体質:血虚 気虚 気滞 血瘀
朝の鼻水や太れないこと、不安感などにお悩みというご相談です。ゆかさんの鼻水は、鼻の粘膜が荒れて、粘膜が水分を保持できず、隙間から漏れるように鼻水が出ていると予想します。この場合は、鼻粘膜を潤し丈夫にして、リンパ液など水分を保持し、鼻水が漏れ出ないようにする必要があります。そのために、辛夷清肺湯が合っています。それに人参養栄湯を調合した漢方薬が有効です。体質判定にある血虚を改善して、体力が増進し余裕ができれば、精神的にも余裕ができて、全体的な体調も必ず良くなります。焦らずにじっくりと体質を改善していく必要があります。(堀口和彦)
人参養栄湯は、胃腸の働きを高めて、消化吸収を促進させて、血を補い気力体力を増進します。冷えやふらつきめまいなどを改善する作用もあります。
膝の痛みと水腫にお悩みというご相談です。血圧も高めのようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚が高く出ています。膝周辺など血行が悪く、酸素と栄養分が十分に供給されず、さらに老廃物が停滞しているようです。便秘も強いようですので、骨盤内の停滞物をスッキリさせて、下半身の血行を促進する必要があります。薏苡仁湯や通導散が有効です。(堀口和彦)
通導散は、便通を促進して、体内に蓄積した老廃物の解毒代謝を活性化します。
体質:気滞 血虚 湿痰 陰虚 陽虚 湿熱 気虚 血瘀
慢性副鼻腔炎で、鼻茸や鼻づまり、後鼻漏にお悩みというご相談です。喘息もあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、体質判定の結果を加味して荊芥連翹湯が有効です。病院のお薬は、今まで通り服用することをお勧めします。漢方薬は、食間または食前に服用して、病院のお薬とは30分以上服用間隔を空ける必要があります。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、鼻粘膜の炎症を鎮め、粘膜の解毒代謝を促進して、鼻茸や鼻づまりを改善します。アレルギーの体質を改善する作用もあります。
むくみにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と湿痰が高く出ています。血行の悪く、静脈血を腎臓まで運び込めずに、小便が作られずに、むくみとなっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、当帰芍薬散と五苓散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
当帰芍薬散は、身体を温めて、血行を促進させて、小便を増やし、むくみを改善します。
五苓散は、水分代謝を活性化して、体内の余分な水分を排出して、むくみを改善します。
高音の耳鳴りにお悩みというご相談です。リンパ節炎の高熱後に発症とのことですので、鼓膜から耳小骨周辺が熱でカラカラに干上がってしまった状態にあると予想します。体質や体型的にも、リンパ液が豊富には無さそうなので、耳内を十分に潤せずに耳鳴りが続いていると推察します。漢方薬で、耳内のリンパ液の供給と流通を促進させて、過敏になった聴神経を鎮めてあげれば、耳鳴りは軽減できます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と滋腎通耳湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや不安感、目の疲れなどを改善します。過敏になった聴神経を鎮める作用もあります。
滋腎通耳湯は、耳内の血液やリンパ液の流れを促進して、鼓膜や耳小骨などを潤して、耳鳴りや難聴を改善します。
体質:気滞 陰虚 湿痰
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症による坐骨神経痛にお悩みというご相談です。脊柱管への脳脊髄液の流通を確保して、脊柱管内の神経細胞へ酸素と栄養分を持続的に送り込むことが大切です。無理な歩行や立位姿勢は、それを阻害します。さらに、首筋から腰までの背骨に余裕を持たせ、脊椎間の関節に遊びを作ることも重要です。椎間関節の空間的なゆとりは、神経根の圧迫を軽減するために必要です。頚部の凝りは、脊柱管内の脳脊髄液の供給と流通を阻害します。これを改善するために、桂枝加竜骨牡蛎湯と疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、首や肩の凝り緊張を緩め、血行を促進します。脊柱管への脳脊髄液の流れを促進し、首肩の筋肉が緩むことで、脊椎に余裕と遊びを作ります。
体質:気虚 気滞 湿痰
産後の体力低下にお悩みというご相談です。産前産後でホルモンが劇的に変動します。その際、眼の奥にある脳下垂体が非常に忙しく働き、それに隣接する視床下部も連動して働きが乱れます。この視床下部に自律神経の中枢があります。つまり産後はホルモンと自律神経の働きが大きく揺さぶられて変動するのです。これによって、イライラや気力低下、疲れやすさなど症状が出るのです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と気滞、湿痰が高く出ています。ホルモンと自律神経の働きが安定していないようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲が有効です。授乳中でも服用できます。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、産前産後で大きく変動するホルモンの働きを調整して、さらに自律神経の働きを安定させ、疲れやすさや気力低下、肩こりや目の疲れなどを改善します。
体質:陰虚 血虚 血瘀 湿熱
頭皮と顔の脂漏性皮膚炎、のぼせ、過食などにお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。のぼせや発汗は、自律神経の乱れが予想されます。それらをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄連解毒湯と桃核承気湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、自律神経の働きを調整して、のぼせやほてり、発汗などを緩和して、皮膚の炎症を鎮めます。体内の老廃物を解毒する作用もあります。
桃核承気湯は、ホルモンの働きを調整して、食欲中枢や子宮卵巣の働きを正常化します。便秘を改善する作用もあります。
体質:陽虚 気滞 湿熱 血瘀 湿痰
逆流性食道炎にお悩みというご相談です。逆流性食道炎は、胃酸の逆流が原因ですが、胃酸分泌を抑えるだけでは、改善されない場合があります。胃は食べ物を一時蓄え、その中で消化液を出しながらかき混ぜて、小腸での消化吸収に向けて、下ごしらえをするところです。精神の不安や身体の緊張は、胃袋のこねる運動を抑えて消化を邪魔します。そこで動けなくなった胃を助けるため、多量の強い胃酸で食べ物を溶かすことで消化します。胃に食べ物が停留した上に、多量の胃酸が降り注がれるので、胃粘膜は傷つきます。その結果、不快感や膨満感、さらに胃痛食道炎を引き起します。胃袋の蠕動運動と胃酸の分泌量が適度に維持されるように、精神的なストレスや身体の緊張で箱のように硬くなった胃袋を柔らかくして、胃がスムーズに動けるようにすることが必要です。そのために、安中散と半夏厚朴湯が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸の分泌を調整して、胃粘膜を保護して、修復します。自律神経の働きを調整して、不安緊張感を緩和して、胃の蠕動運動をスムーズにします。
半夏厚朴湯は、首すじからのど、胸の緊張感を緩和して、姿勢を楽にします。
体質:陽虚 気虚 湿熱 湿痰
中性脂肪にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚が高く出ています。これは、新陳代謝が低下しており、体内の余分な脂肪分や老廃物などを排出できない状態を示します。血圧や中性脂肪のことから、新陳代謝を高めて、老廃物を積極的に排出する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、五苓散と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
五苓散は、体内の水分代謝を調整して、小便を増やして、下痢やむくみなどを改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、脂肪分や糖分などを分解して、大便と小便に排出を促進します。高血圧や鼻づまりを改善する作用もあります。
頻尿にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚が高く出ています。ホルモンの大きな変動が、自律神経の働きを乱して、頻尿になっているようです。また、口や膀胱、陰部などの粘膜が乾燥して、本来潤っているはずが、カサカサと乾き、水分を吸収してくれない状態のようです。ですので、水分を摂取しても粘膜に保持されずに、すぐに排出されるようになっているのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、清心蓮子飲が有効です。(堀口和彦)
清心蓮子飲は、粘膜を潤し、のどの渇きを鎮め、頻尿を改善します。
体質:気滞 湿痰 陽虚 血虚 陰虚 血瘀 気虚
過食と体重の増加にお悩みのようです。体質判定の結果から芎帰調血飲と柴胡加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理不順や生理前後の精神的な不安定感を改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや不眠などを改善します。多少排便を促進し、大便料を増やす作用もあります。
体質:陽虚 気虚 血虚 血瘀 陰虚 気滞 湿痰
ストレスや不安、動悸、冷え、むくみなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と気虚、血虚が特に高く出ています。身体を温めて、新陳代謝を高める力が低下しています。まずは、体力を高めましょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味帰脾湯を、さらに桂枝加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高めて、気力体力を増進します。身体に余裕を付けて、精神的なゆとりを作り、不安感や動悸などストレスに負けない心身へ改善します。
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や不眠などを緩和します。
体質:血虚 陰虚 気滞 気虚 湿熱 陽虚 湿痰
貧血などにお悩みというご相談です。不眠や不安感などもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚がたいへん高く出ています。酸素と栄養分を供給する血液と、身体を潤す体液の両方が少ない状態です。まずこれらから改善する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不眠や不安感、眼精疲労などを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高めて、消化吸収力をアップして、気力体力を活性化して、下痢や不眠、不安感などを改善します。
慢性前立腺炎による尿の出にくさや残尿感、逆流性食道炎による膨満感やゲップなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿痰が高く、さらに気滞と湿熱がやや高く出ています。ストレスによる気の停滞と新陳代謝の低下があるようです。それによって、腎臓への血流量が低下して、小便を作る量が減っている可能性もあります。まず、水分代謝を改善して、炎症を鎮める方向を目指します。そこで、一種類目は黄連湯と柴胡加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が効果的です。二種類目は、防風通聖散と竜胆瀉肝湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
黄連湯
黄連湯は、口内から食道、胃の粘膜の炎症を鎮めて、胃部の膨満感やゲップなどを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩背中のコリ緊張を解して、胃腸の蠕動運動がしやすいようにします。
防風通聖散は、体内の新陳代謝を活性化して、大小便の排出を促進します。お腹の張りやガスを改善する作用もあります。
竜胆瀉肝湯は、陰部から膀胱や前立腺の炎症を鎮めて、小便を出しすくして、残尿感を改善します。
体質:血瘀 気滞 陰虚
拇指の関節痛にお悩みというご相談です。ご主人様を介護しておられるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血瘀が一番高く、血虚と陰虚がそれに次いでいます。血行が悪く、手など末端まで酸素と栄養分を十分に供給できない状態を示しています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桃核承気湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯が有効です。便通が良くなると思いますが、まだスッキリしなければ、便秘薬を併用していただく必要があります。(堀口和彦)
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や瘀血(古血)を排出して、血液を解毒して血行を促進させます。それによって、肩こりや歯茎、不眠、便秘を改善します。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、手足の冷えを改善して、拇指の痛みを緩和します。
あせもにお悩みというご相談です。あせもや不眠傾向、体質判定の結果から、1日の疲れが夜間の睡眠で十分に回復せずに、疲労物質が体内に蓄積して、皮膚表面に停滞して、汗とともにそれが皮膚から外に排出され、あせもや湿疹を起こしていると予想します。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と消風散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は心身の緊張感を緩和して、睡眠の質を高めて熟睡感を出して、疲労回復を促進します。
消風散は、体内に停滞した疲労物質や毒素を解毒代謝して、あせもや湿疹を改善します。かゆみを鎮める作用もあります。
体質:気滞 湿痰 血虚 血瘀
会社でのストレスよるイライラ感などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ています。ストレスにより心身共に緊張して、気血の巡りが悪くなっているようです。高血圧もその影響があるのでしょう。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。いずれの処方も睡眠の質を高めて熟睡感をもたらす作用もあります。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整し、肩こりやイライラ感、かゆみなどを改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、ストレスによるイライラや気力低下、頭重感などを改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 湿痰 陽虚
不妊にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚や陰虚、湿痰が特に高く出ています。子宮卵巣への血の供給が少なく、酸素と栄養分が不足して、子宮卵巣の働きを十分に発揮できない状態のようです。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、温経湯が有効です。(堀口和彦)
温経湯は、血を補い骨盤内を温めて、子宮卵巣の働きを高めて、生理を順調にして、排卵を促進します。また、睡眠の質を高めて熟睡感を増やす作用もあります。
体質:気滞 陰虚 湿痰 血瘀
肥満にお悩みというご相談です。血圧も高いとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚、湿痰、血瘀が高くなっています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。大便量を増やしますが、服用後の出具合や量をお知らせいただいた後に調整します。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりやイライラ感を緩和します。
防風通聖散は、新陳代謝を高めて、体内の老廃物を解毒して、大小便への排泄を促します。
体質:気虚 血虚 陰虚 気滞 湿痰 血瘀 陽虚 湿熱
ストレスによる不眠や不安感にお悩みというご相談です。冷えや血行不良もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、気虚や陰虚、気滞が特に高く出ています。先輩との関係から、心の潤いが失われ不足したままになっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、身体を温め、心を潤し心身の緊張感を緩和して、自律神経とホルモンの働きを調整します。不安感や不眠、冷え、肩こりなどを緩和します。
抑肝散は、ストレスによるイライラ感を緩和して、睡眠や立ちくらみなどを改善します。
体質:陰虚 湿痰 血虚 気滞 陽虚
更年期のホットフラッシュにお悩みというご相談です。女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに、脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状であるホットフラッシュや不眠、イライラ感などを起こします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、自律神経の働きを調整して、冷えや発汗のバランスを良くして、睡眠や気力低下を改善します。
温経湯は、ホルモンの働きを調整して、更年期の症状を改善します。
頻尿にお悩みというご相談です。ご様子と体質判定の結果からお悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、不安感や緊張感を緩和します。便通を良くする作用もあります。
息苦しさお悩みとのことです。産前産後のホルモンの変動に、自律神経が追いつけずに、バランスを失ったとのことです。産前産後でホルモンが劇的に変動します。その際、眼の奥にある脳下垂体が非常に忙しく働き、それに隣接する視床下部も連動して働きが乱れます。この視床下部に自律神経の中枢があります。つまり産後は、ホルモンと自律神経の働きが大きく揺さぶられて変動するのです。産後は安静にして、眼をあまり使い過ぎないことは、脳下垂体と視床下部の働きを調和させるために不可欠です。また、授乳の刺激はオキシトシン分泌を促し、その刺激がホルモンのバランスを調整する作用があります。漢方薬でこれらのバランスを調整することが可能です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲が有効です。(堀口和彦)
群発頭痛にお悩みというご相談です。頭部の血管や神経の炎症など西洋医学的にも原因ははっきりとせず、複合的な要因が関与しているようです。漢方的には、気血の停滞がまず一番の原因と考えています。気が停滞して、頭部にあるとそれが痛みの元となります。気の停滞を起こす原因として、自律神経やホルモンの働きの乱れがあります。体質判定の結果を拝見すると、気滞が高くさらに陽虚と陰虚、湿熱もやや高くなっています。まず体内の水分代謝を調整して、気の巡りを改善することから始めます。処方としては、桂枝加竜骨牡蛎湯や五苓散が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や首すじの凝りを和らげ、頭痛や不眠傾向を改善するなど、精神的な安定をもたらします。
五苓散は、水分代謝を活性化して、体内の余分な水分を排出して、代謝を調整します。
体質:湿痰 気滞 血瘀 血虚 気虚
体重の増加やむくみ、貧血、便秘などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿痰が一番高く、さらに気滞と血瘀が高く出ています。ホルモンと自律神経の働きが乱れ、血行や気の巡りを阻害しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桃核承気湯と当帰芍薬散を調合した漢方薬が有効です。排便が食事量に対して十分にある状態を維持継続して、水分代謝を促進させれば体重は必ず減少します。(堀口和彦)
桃核承気湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、骨盤内の血行を促進して宿便を排出して、むくみや便秘などを改善します。頭痛や過食傾向を改善する作用もあります。
当帰芍薬散は、水分代謝を促進して、冷えやむくみ、貧血などを改善します。
体質:気滞 気虚 血瘀 陽虚 血虚 陰虚 湿痰
産後の体調不良にお悩みというご相談です。うつっぽく気力低下やイライラ感、だるさ、集中力低下などがあるようです。産前産後でホルモンが劇的に変動します。その際、眼の奥にある脳下垂体が非常に忙しく働き、それに隣接する視床下部も連動して働きが乱れます。この視床下部に自律神経の中枢があります。つまり産後はホルモンと自律神経の働きが大きく揺さぶられて変動するのです。産後は安静にして、眼をあまり使い過ぎないことは、脳下垂体と視床下部の働きを調和させるために不可欠です。また、授乳の刺激はオキシトシン分泌を促し、その刺激がホルモンのバランスを調整する作用があります。このように多くの女性が産後は体調を崩し、精神的にも不安定になる方が多いですので、あまり落ち込まないことです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、産後の心身の不調を改善します。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラや不安感、集中力の低下、肩こり、頭痛などを改善します。
体質:血虚 陰虚 血瘀 陽虚 気滞 湿痰
寝つきの悪さにお悩みというご相談です。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と酸棗仁湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや不眠、かゆみなどを改善します。解毒代謝を高める作用もあり、血糖や脂肪の代謝を促進する作用あり、排便をやや良くします。
酸棗仁湯は、心に潤いと余裕を作り、気を鎮めて、不眠や些細なことに気になることを改善します。
体質:気滞 湿熱 湿痰 気虚 血虚 陰虚 血瘀 陽虚
胆石症による胆嚢付近の痛みにお悩みというご相談です。子宮体がんの手術をされ骨盤内リンパ節郭清をされたとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く出ています。心臓神経症や更年期なども影響しているようです。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、動悸や不眠、不安感などを改善します。胆嚢付近の緊張や痛みを緩和する作用もあります。
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する瘀血(古血)や宿便を排出する作用があり、便秘や稗などを改善します。ホルモンの働きを調整して、更年期の症状を緩和する作用もあります。
体質:血虚 陰虚 気虚 気滞 血瘀
お母様の認知症にお悩みというご相談です。短期記憶を司る海馬の働きは、感情に大きく左右されます。健康な人でも、感情的にインパクトがあると記憶が深く鮮明になります。一方感情が不安定でイライラし不安感がある時は、記憶力は低下します。これは海馬にそばにある扁桃が関与しています。認知症の進行を遅らせることは可能です。そのためには、お母様の感情を安定化させることが大切です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚が高く出ています。血虚は、脳へ十分な酸素と栄養分を送り込む血が不足してことを示します。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味帰脾湯が有効です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高め、消化吸収を促進して、血を増やし、脳への酸素と栄養分の供給を増進します。熟睡感を高める作用もあります。
心臓のドキドキや不整脈などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ています。心身に余裕がなく、神経が敏感になっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、動悸や不安、不眠などを改善します。解毒代謝を促進する作用もありますので、血中の糖分や脂肪分を下げる働きもあります。
体質:湿痰 気滞
痛風にお悩みというご相談です。左拇指に痛みもあるようです。体質判定の結果とお電話のご様子から、越婢加朮湯と黄連解毒湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、体内の水分代謝を促進して、関節の炎症を鎮めます。
黄連解毒湯は、心身の緊張感を緩和して、気血の巡りを良くして、ストレスによるイライラや目の充血、肩こりなどを改善します。体内の疲労物資や尿酸など老廃物を解毒する作用もあります。
体質:やや気滞 やや陰虚 やや湿痰
逆流性食道炎による苦いつばや胸焼け、咳などにお悩みというご相談です。ここ数日は特に発作的な咳が辛いようです。体質判定の結果とご様子から、食道や胃、気管などの粘膜表面の水分調節が乱れているようです。粘膜は適度な潤いが必要で、乾き過ぎても濡れ過ぎてもいけません。気管粘膜が乾き過ぎると、過敏になり咳が出やすくなります。胃食道粘膜が潤い過ぎると、胃酸過多や胸焼け、苦いつばなどになります。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と麦門冬湯を調合した漢方薬が有効です。病院の胃薬や骨粗鬆症のお薬と併用することも可能です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸と胃の粘膜を調整して、胸焼けや苦いつばなどを改善します。
麦門冬湯は、気管の粘膜を潤し、気管の過敏さを鎮めて、咳を改善します。
体質:陰虚 気滞 湿熱 湿痰 血虚 血瘀 陽虚 気虚
EDにお悩みというご相談です。早朝の勃起は時々あるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、湿熱が一番高く、さらに気滞と陰虚が高く出ています。湿熱は、体内に余分な水分と炎症があることを示しています。骨盤内や陰部周辺に湿熱が停滞すると、気血の巡りを阻害して、興奮が陰部へ伝わり難くなり、さらに陰部への血の持続的な供給が阻害されて、EDになります。この辺からアプローチしたいと思っています。陽虚によるホルモンの低下もあるようです。今回は、まず湿熱と気滞の改善で柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。また、できれば陽虚の改善に鹿茸が配合されている活命参という処方が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラや不安感、不眠など気滞を改善します。
防風通聖散は、体内の新陳代謝を活性化して、骨盤周辺の老廃物を解毒して、陰部周辺の血行を促進します。
活命参は、男性ホルモン作用のある鹿の幼角である鹿茸の他に、紅参や枸杞子が配合され、陰部への血流を持続的に保持して、勃起を持続させる作用があります。
体質:やや血虚 やや気滞 やや陰虚 やや気虚
息子さんの大腿骨壊死にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞がやや高く出ています。股関節周辺の大腿骨へ、酸素と栄養分が十分に供給されていないようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
疎経活血湯は、股関節から骨盤周辺の血行を促進して、酸素と栄養分が十分に供給して、骨や筋肉のコンディションを良くして、痛みなどを予防します。
体質:気滞 気虚 陰虚 湿痰 血虚 血瘀
ダイエットにお悩みというご相談です。うつや夜の微熱などもあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯を調合した漢方薬が有効です。食事量に対して排便量が増えて、その状態を維持するれば、必ず体重は減ります。また、今回の処方は現在服用中の病院のお薬と併用して大丈夫です。漢方薬は食間または食前に服用して、病院のお薬とは服用間隔を30分以上空ける必要があります。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、肩こりや頭痛、手の汗、睡眠などを改善します。
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や瘀血を排出して、大便や小便を出しやすくします。
痛風にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が高く、さらに陰虚などがやや高く出ています。血液の解毒作用と体内の水分の代謝が低下しているようです。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、越婢加朮湯と防風通聖散が有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、体内の水分代謝を高め、関節の炎症や痛みを緩和します。
防風通聖散は、体内の解毒代謝を活性化して、大小便の量を増やし、尿酸などの排泄を促進させます。
体質:血虚 陽虚 気滞 陰虚 湿痰 気虚
お父様の肺気腫にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚が高く出ています。肺胞へ十分に血液が巡らずに、酸素と栄養分が不足している状態を示します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、炙甘草湯と人参養栄湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
炙甘草湯は、心肺機能を高めて、呼吸を楽にして、息切れを改善します。
人参養栄湯は、肺胞へ栄養分を送り込み、肺の機能を維持させて、貧血や体力の低下を改善します。
暑さ寒さに弱く、汗が出やすく冷えやすいとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血瘀が高く出ています。自律神経とホルモンの調整がやや乱れているようです。自律神経は、胃腸や心臓など内臓の働きの他に、発汗や毛穴の調整をしており、外気温度に対して皮膚で体温の調整もしています。自律神経の中枢は視床下部にあり、ホルモンの中枢である脳下垂体と隣接しており、お互いに連携して働いています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、抑肝散が有効です。気滞を改善する処方で、緊張による発汗によいです。(堀口和彦)
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、肩こりやイライラ感などを改善して、頭部へに気の巡りを良くします。
難聴にお悩みというご相談です。先天性角膜混濁と花粉症もあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と湿痰が高く出ています。花粉症と首から耳の後ろに痛みがあることから、耳管の狭窄とリンパ節の腫れがあるようです。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と滋腎通耳湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
滋腎通耳湯は、耳内の潤いと乾燥を調整して、内耳の環境を改善し、難聴や耳鳴り、耳閉感などを緩和します。
体質:血虚 気虚 陽虚 気滞 血瘀
脊柱管狭窄症による下肢の痛みとしびれにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気虚、陽虚が高く出ています。まずは、気力と体力を補う必要があります。胃腸が弱いようですので、食欲増進や下痢しやすい体質の改善からスタートします。人参養栄湯と疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
体質:陽虚 気滞 血虚 気虚 血瘀
胃の不調でムカつきやみぞおち辺り違和感などにお悩みというご相談です。精神的な状態と胃腸の調子は、深く関係しています。冷えや子宮内膜症もあるとのことで、ホルモンの働きの低下も関与しているようです。体質判定の結果から安中散と四逆散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸を中和して、胃粘膜を修復し胃の過敏さを緩和して、胃の不快感を改善します。
四逆散は、胃みぞおち脇腹から背中の緊張感を緩和して、膨満感や違和感、ゲップやガスを改善します。
耳鳴りにお悩みというご相談です。耳鳴りの発生は、鼓膜と耳小骨周辺の湿り気と乾燥度、耳管の開閉状態による中耳の圧力、内耳リンパ液の貯留停滞状態、さらに聴神経の過敏度の4つの要因が関与しています。これらの要因を左右するのが、血圧など血液循環の良否、耳下リンパ節や副鼻腔などの炎症の有無、さらにストレスによる精神状態です。この要因が単独で耳鳴りを起こす場合もありますが、複雑に絡まりあって耳鳴りを発症していることもあります。体質判定の結果から、耳内の湿り気と血流、聴神経の過敏さなどが影響しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と滋腎通耳湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、過敏になった聴神経の高まりを抑えて、耳鳴りや不眠を改善します。
滋腎通耳湯は、耳内への血液とリンパ液の流れを促進して、鼓膜や蝸牛などへ酸素と栄養分を供給して、聴力や耳鳴りを改善します。
体質:陰虚 気滞 湿熱 湿痰 気虚 血虚 陽虚 血瘀
口臭にお悩みというご相談です。また胃痛み、不安感、不眠などでお困りのご様子お察し申し上げます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、体質判定の結果を加味し黄連湯と柴胡加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
黄連湯は、胃や口内の炎症を鎮めて、口臭や胃痛を緩和します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりやイライラ感、不安感を軽減して、不眠を改善して睡眠の質を高めます。
体質:気滞 血瘀 気虚 血虚
腰痛や股関節、臀部などの痛みにお悩みというご相談です。喘息体質でもあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気滞や血瘀、気虚、血虚が高くなっています。腰部から股関節周辺への酸素と栄養分を供給する血の不足が大きな原因となっているようです。血流をアップするために、胃腸の消化吸収力を高める必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、人参養栄湯と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、胃腸の働きを高めて、血を増やし筋肉への栄養分と酸素を十分に供給するように改善します。気管やのどの炎症を鎮める作用もあります。
疎経活血湯は、腰から股関節周辺の血行を促進して、筋肉の疲れを取り、痛みや冷えを改善します。
体質:血虚 気滞 陰虚 血瘀 気虚 陽虚 湿痰 湿熱
だるさや動悸、不安、イライラなどにお悩みというご相談です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。 そして、腹式呼吸を実践していただく必要があります。朝起床時と夜就寝前に、横になってゆっくりと10回行います。毎日継続すると必ず変化があります。呼吸は、唯一自分の意思で自律神経に働きかけることができるものです。(堀口和彦)
抑肝散は、自律神経とホルモンの働きを調整して、イライラ感や動悸などを改善します。
逆流性食道炎による咳にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸の分泌を抑えて、胃や食道の粘膜を修復して、ゲップや呑酸、お腹の張りを改善します。
半夏厚朴湯は、のどから食道と気管の緊張感を緩和して、咳や痰を改善します。不安感やイライラ感を鎮める作用もあります。
体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚、陰虚が高くなっています。これは、口内の粘膜に血が巡らずに、十分な酸素と栄養分が供給されていない状態を示します。粘膜は再生が早いので、酸素と栄養分が不足すると、炎症や痛み、爛れなどをおこしやすいです。そこで、まずは血を補い血行を促進して、粘膜が生き生きとなれるようにします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄連湯と荊芥連翹湯が有効です。(堀口和彦)
黄連湯は、口内の炎症を鎮めて、苔癬や口内炎を軽減します。
荊芥連翹湯は、口内の粘膜を潤し、リンパ節の炎症を鎮め、口内炎や苔癬を改善します。
体質:血虚 気滞 湿熱 陰虚 陽虚 湿痰 血瘀
強直性脊椎炎による朝の節々の痛みや強ばりにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿熱や気滞、血虚などが高く出ています。体内に疲労物資や老廃物が多く停滞して、それが関節の靭帯や腱、筋肉に付着して、関節や筋肉を硬くして、動作時に痛みを起こしているようです。そこで、湿熱の改善に、越婢加朮湯と防風通聖散を調合して一種類目とします。気滞と血虚の改善に柴胡加竜骨牡蛎湯と疎経活血湯を調合して二種類目とします。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、関節や腱靭帯、筋肉の炎症を鎮めて、痛みや身体の硬さを改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、体内に蓄積した老廃物を解毒代謝し大小便に排出します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや筋肉のつれ、イライラ感や不安感、不眠などを改善します。
疎経活血湯は、血行を促進して、筋肉や関節の痛みを緩和します。
更年期による不眠や不安感、ホットフラッシュなどにお悩みというご相談です。女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに、脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状を引き起こします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、不眠や不安感を改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高め血を補い、気力体力を増やし、落ち込みや不安感を改善します。
体質:陰虚 血瘀 湿痰 気滞 気虚 陽虚
だるさや下肢のむくみ、便秘、口臭などにお悩みというご相談です。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桃核承気湯と竜胆瀉肝湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や瘀血を排出して、骨盤周辺の血行を促進して、下肢のむくみやだるさを改善します。
竜胆瀉肝湯は、水分代謝を活性化して、小便をスッキリ出してむくみや下肢のだるさを改善します。炎症を鎮める作用もあり、口内や陰部周辺の粘膜の炎症を取り、口臭やおりものを改善する作用もあります。
体質:陽虚 気滞 湿痰 血虚 血瘀 気虚 湿熱
抜け毛と足腰の冷え、足のむくみなどにお悩みというご相談です。また、卵巣嚢腫の手術をされたとのことです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚が一番高く出ています。これは、ホルモンの働きが低下していることを示します。髪の毛はホルモンの働きと深く関与しています。また、ストレスと頭皮でのアレルギー反応(老廃物が頭皮に停滞してそれが炎症を起こし毛根周辺が弱くなる)が関与することもあります。そこで、ホルモンとそれと連動する自律神経の働きを調整して、気滞を解消します。さらに体内の解毒代謝を促進して、頭皮の老廃物を除去浄化して、脱毛を改善することになります。改善には数か月から1年ぐらいは要するでしょう。しかし、手順通りにじっくりと漢方治療を進めて行けば、必ず良くなります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、竜胆瀉肝湯と苓姜朮甘湯を調合して一種類として、温経湯を二種類目とします。(堀口和彦)
竜胆瀉肝湯は、頭皮や皮膚、陰部などの粘膜の炎症を鎮めて、毛根を炎症から守り脱毛を防止します。
苓姜朮甘湯は、下半身のむくみと冷えを改善します。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを活性化して、血を補い、頭部への酸素と栄養分の供給を増やします。また、おりものや下肢の水分代謝、頭痛などを改善する作用もあります。卵巣嚢腫の体質の方によいです。
勃起はするけれど、持続せずに萎えてしまうとのことです。体質判定の結果や体格などから、陰部への血流が鼠径部で阻害されていると予想します。性的な刺激で陰部の血管が拡張して血が集まり勃起しても、その後の持続的に血液が送り込まれてないと、勃起状態は維持されません。下腹部が出ると、鼠径部の血流を阻害して、陰部への血液供給を減らします。その結果、勃起の持続力が低下していると予想します。漢方で体内の新陳代謝を活性化して、血液を浄化して、陰部への血流を促進するようにします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、活命参が有効です。(堀口和彦)
活命参は、鹿の幼角である鹿茸が配合されており、男性ホルモンの働きを高め、精力を増強して、陰部への血流を持続的に増やし、勃起力を高めます。1日1回夜1包服用してください。
体質:気虚 陽虚
食の細さや疲れると食欲低下するなどにお悩みというご相談です。だるさや冷え、頻尿もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と陽虚が高く出ています。胃腸が弱く消化吸収力が低く新陳代謝が上がらないようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、真武湯と六君子湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
真武湯は、新陳代謝を活性化して、小便を一度にスッキリと出して、頻尿やむくみ、冷えだるさを改善します。
六君子湯は、胃腸の働きを高めて、下痢や食欲不振を改善します。
体質:陰虚 血虚 気虚 気滞
ドライアイと疲れ目、のどの渇きなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と血虚が特に高くなっています。陰虚は、口内や目など粘膜を潤す体液が不足して、のどの渇きや目のヒリヒリなどを起こします。血虚は、酸素と栄養分を供給する血の不足を示し、眼精疲労を起こします。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、白虎加人参湯と滋腎明目湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
白虎加人参湯は、体液を増やし、皮膚や粘膜を潤し、目の乾燥や皮膚のかゆみ、のどの渇きを改善します。
滋腎明目湯は、目周辺への血液の供給を増やし、疲れ目やドライアイを改善します。
体質:陽虚 血虚 気滞 湿熱 湿痰 陰虚 血瘀 気虚
過食による体重増加にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桃核承気湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。食事に関しては、血糖値の急激な変化は、空腹感を強めます。糖質の摂り過ぎは良くありませんが、夜ご飯抜きはお勧めしません。お肉は、野菜と合わせて、野菜の重量で半分にすることをお勧めします。(堀口和彦)
桃核承気湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラ感や過食、便秘などを改善します。骨盤内の宿便や瘀血(古血)を排出する作用もあり、大小便の排出と生理を促します。
防風通聖散は、体内の新陳代謝を活性化して、停滞した老廃物や疲労物資などの排泄を促進します。
ふらつきやイライラ、不安、頭痛、首の痛みにお悩みというご相談です。更年期など女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状であるホットフラッシュやふらつき、イライラ感などを起こします。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血瘀が高く出ています。やはりホルモンと自律神経の働きの乱れが関与しています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散と釣藤散が有効です。(堀口和彦)
女神散は、自律神経とホルモンの働きを調整して、更年期ののぼせやイライラ感、気力低下などを改善します。
体質:血瘀 気滞 血虚 陰虚 湿痰 陽虚
ふわふわ感や頭に霧がかかったような感じは、脳への血液供給や脳脊髄液の循環などが関与していると推定します。体質判定の結果やご様子から、頭部への血流は不足しているようです。頭の霧感や目の疲れ、唇の割れなどがそれを示します。血圧が高めであることと、ふわふわ感が最近増しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや不安感、のぼせなどを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血圧やふわふわ感、めまいなどを改善します。
体質:血虚 気滞 湿痰 気虚 陽虚
肥満にお悩みというご相談です。潰瘍性大腸炎もあるとのことです。大腸での、水分の吸収と分泌のバランスが乱れています。大腸粘膜が炎症から潰瘍状態になると、どうしても粘膜での水分代謝が低下します。このバランスを調整して、体内の水分を小便によって積極的に排出することが、体重の減少につながります。まずは、小便の量を増やすことを目標にします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、真武湯と防已黄耆湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
真武湯は、水分代謝を活性化して、小便量を増やします。身体を温める作用や不安感、立ちくらみなどを改善する作用もあります。
防已黄耆湯は、リンパ液や体液などの流通を促進して、水分代謝を高めて、水太り体質を改善します。
体質:気滞 血虚 湿痰 気虚 陰虚 陽虚 血瘀
疲労感あり、熟睡感がなく、気力体力が低下していることにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚、湿痰が高く出ています。ホルモンと自律神経の働きが乱れて、卵巣や子宮、大腸、膀胱などの機能に影響があり、骨盤内で古血や宿便が停滞しているようです。月経痛が以前は強かったことも、この骨盤内瘀血が原因していたと予想されます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と通導散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経とホルモンの働きを調整して、イライラ感や不眠、気力低下、だるさなどを改善します。
通導散は、骨盤内の停滞物である瘀血や宿便を排泄して、骨盤周辺の血行を促進して、子宮卵巣の働きを楽にします。
体質:やや湿熱 やや湿痰 やや気虚 やや陽虚
脳出血後の頭痛や頭重感などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚が高く、湿痰と陽虚がやや高く出ています。新陳代謝を高める力が低下して、体内の水分や血液を巡らす勢いが少ないようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と続命湯を調合した漢方薬が有効です。なお、病院のお薬は今まで通り服用していただく必要があります。漢方薬と併用が可能です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、気と血の巡りを良くして、頭痛や立ちくらみなどを改善します。
続命湯は、脳卒中後の頭痛やだるさ、しびれなどの改善によいです。
体質:やや陽虚 やや気滞 やや気虚 やや血虚
耳鳴りにお悩みというご相談です。耳鳴りの発生は、鼓膜と耳小骨周辺の湿り気と乾燥度、耳管の開閉状態による中耳の圧力、内耳リンパ液の貯留停滞状態、さらに聴神経の過敏度の4つの要因が関与しています。これらの要因を左右するのが、血圧など血液循環の良否、耳下リンパ節や副鼻腔などの炎症の有無、さらにストレスによる精神状態です。これらの要因が単独で耳鳴りを起こす場合もありますが、複雑に絡まりあって耳鳴りを発症していることもあります。ご様子からすると複数の要因が絡まっているようです。体質判定の結果を拝見すると、やや陽虚と気滞が高く出ています。まずは、新陳代謝を活性化して、体内の水分を片寄なく流通させることが必要です。それによって耳内の環境を改善し行くことからスタートです。病院のお薬との併用は可能です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と滋腎通耳湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、聴神経の過敏さを鎮めて、耳鳴りを軽減して、睡眠や鼻血などを改善します。
滋腎通耳湯は、耳への血流を促進して、蝸牛や聴神経の働きを調整し、耳鳴りを改善します。
体質:陰虚 陽虚 湿熱
脊柱管狭窄症による腰から右臀部太ももへの痛みにお悩みというご相談です。前立腺肥大もあるとのことです。体質判定の結果とご様子から、骨盤内で前立腺や膀胱、大腸などが込み合って、それぞれ領地争い的に邪魔しあっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、竜胆瀉肝湯と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
竜胆瀉肝湯は、体内の水分代謝を活性化して、小便を出しやすくします。目の疲れやイライラ感、かゆみなどを改善する作用もあります。
疎経活血湯は、腰から骨盤周辺の血行を促進して、腰部の筋肉のコンディションを良くして、腰痛や下肢痛を軽減します。
体質:血虚 気虚 陽虚 血瘀 陰虚 気滞 湿痰
不整脈にお悩みというご相談です。心臓は、生まれた時から休むことなく、24時間365日働いている臓器です。心臓は、一番勤務時間のハードな職場なのです。ですので、心臓を楽に働いてもらうように、職場環境を良くすることです。職場環境悪化は、睡眠不足や疲労の他に、肩や背中の凝りも大きく関与します。心身の緊張感を緩和して、心臓がゆったりと働けるように改善していく必要があります。また、めまいもあるようです。まずは、心臓の働きを楽して、身体をしっかりと支えられるようにします。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と炙甘草湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、血液の循環を良くし、心臓の働きを楽にします。
炙甘草湯は、気力体力を増進して、心臓の働きを助けて、不整脈や動悸、めまいなどを改善します。
体質:陰虚 気滞 血虚
生理不順と生理前の肌荒れ、便秘などにお悩みというご相談です。生理不順はないとのことです。では、桃核承気湯と白虎加人参湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桃核承気湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、骨盤内に停滞している宿便や古血を解消します。体内に溜まった老廃物を排出する作用があります。
白虎加人参湯は、皮膚や粘膜を潤し、かゆみや炎症を鎮めます。
体質:気滞 血虚 気虚 湿痰 陽虚 血瘀
疲労回復と免疫力アップにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚、気虚が特に高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、人参養栄湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、消化吸収力を高め、血の不足を補い、疲労倦怠感や食欲不振などを改善します。
加味帰脾湯は、気力体力を増進して、不眠や不安緊張感を緩和します。
体質:やや陽虚 やや血瘀 やや気滞 やや血虚
中折れで持続力がないことにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚がやや高く出ています。これはホルモンの働きと体力的な低下を示します。活命参という処方が有効です。鹿茸という鹿の幼角を配合しています。夜のみ1日1回1包の服用となります。(堀口和彦)
活命参は、男性ホルモンの働きを高め、陰部への血流を増やし、勃起持続力を高めます。
体質:血虚 気滞 陰虚 湿痰 陽虚 気虚 湿熱 血瘀
だるさや貧血、肩こり、イライラ感などにお悩みというご相談です。軽度のうつとアトピー体質もあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が特に高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりやイライラ感、不安感、睡眠の質を改善します。のどの渇きやかゆみを緩和する作用もあります。
温経湯は、体内の余分な水分を排出して、むくみやおりものを改善します。血を補う作用もあり、貧血や生理の働きを改善します。
体質:湿痰 気滞 湿熱 気虚 陽虚 陰虚 血虚
パニック障害にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿痰が一番高く、水分代謝が悪いようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桃核承気湯と竜胆瀉肝湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桃核承気湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整し、骨盤内に停滞する宿便や古血を排出して、便秘や頭痛、イライラ感などを改善します。
竜胆瀉肝湯は、水分代謝を活性化して、小便を1回にスッキリ出すようにして、排尿やおりもの改善します。皮膚や陰部粘膜などの炎症を鎮める作用やかゆみ、湿疹を改善します。
聴力低下にお悩みというご相談です。聞こえは、鼓膜と耳小骨周辺の湿り気と乾燥度、耳管の開閉状態による中耳の圧力、内耳リンパ液の貯留停滞状態、さらに聴神経の過敏度の4つの要因が関与しています。これらの要因を左右するのが、血圧など血液循環の良否、耳下リンパ節や副鼻腔などの炎症の有無、さらにストレスによる精神状態です。これらの要因が単独で聴力低下を起こす場合もありますが、複雑に絡まりあっていることもあります。出産後の発症ということと、耳が詰まった感じがあることから、耳管の開閉調節が悪くなったいるようです。さらにめまいがあったことから、内耳の前庭や三半規管のリンパ液停留もあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、滋腎通耳湯という処方が有効です。(堀口和彦)
滋腎通耳湯は、耳周辺への血流を促進し、耳管の開閉調節を良くして、耳閉感を緩和して、聴力低下を改善します。
痛風にお悩みというご相談です。尿酸は、プリン体の多く含む食事の影響もありますが、むしろ筋肉や肝臓など内臓組織の損傷から排出する尿酸の方が多いと言われています。ですから、過度の運動や肉体労働、さらにアルコール(ビールだけでなく焼酎やウイスキーも)尿酸値を高めます。尿酸は、小便と大便からしか、排泄されません。発汗の多い季節は、痛風発作が出やすいときです。汗が多くなり、小便が減り、血中尿酸値は上がります。小便の量や回数が減ったら、早めにお茶などで水分を補給していただく必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄連解毒湯と五苓散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、解毒代謝を活性化して、尿酸など体内の老廃物を浄化します。血圧や肝機能を助ける作用もあります。
五苓散は、体内の水分代謝を活性化して、小便を増やし、下痢を改善します。
体質:陰虚 湿熱 陽虚
痛風による足の痛みにお悩みというご相談です。尿酸は、プリン体の多く含む食事の影響もありますが、むしろ筋肉や肝臓など内臓組織の損傷から排出する尿酸の方が多いと言われています。ですから、過度の運動や肉体労働、さらにアルコール(ビールだけでなく焼酎やウイスキーも)尿酸値を高めます。尿酸は、小便と大便からしか、排泄されません。発汗の多い季節は、痛風発作が出やすいときです。汗が多くなり、小便が減り、血中尿酸値は上がります。小便の量や回数が減ったら、早めにお茶などで水分を補給していただく必要があります。また、便秘も尿酸値を高めます。大便が硬いようですので、この辺の改善も必要です。尿酸は、小便と大便からしか、排泄されませんので、大便量を増やすことが必要です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、越婢加朮湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。大便を柔らかくする作用もありますが、服用後のご様子で再度調整します。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、関節の炎症を鎮めて、関節の腫れや痛みを緩和します。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、尿酸など体内に溜まった老廃物を大小便に積極的に排出します。
脊柱管狭窄症にお悩みというご相談です。脊柱管狭窄症の悪化を防止して、痛みなどを緩和するために、脊柱管への脳脊髄液の流通を確保して、脊柱管内の神経細胞へ酸素と栄養分を持続的に送り込むことが大切です。無理な歩行や立位姿勢は、それを阻害します。さらに、首筋から腰までの背骨に余裕を持たせ、脊椎間の関節に遊びを作ることも重要です。椎間関節の空間的なゆとりは、神経根の圧迫を軽減するために必要です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加朮附湯と八味地黄丸を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加朮附湯は、冷えを取り除き、神経痛などによる痛みやしびれを軽減します。
八味地黄丸料は、腰から骨盤周辺の血流を促進して、腰を支える筋肉の疲労を取り生きを良くし、腰痛や、筋肉と神経の痛みを緩和します。
体質:気滞 血虚 湿熱 血瘀 陰虚 湿痰
口の渇きにお悩みというご相談です。風邪回復後に、鼻づまりや唾液の減少とともに、口渇が発症したようです。口内の粘膜が乾燥してきって、カサカサに荒れた状態になっているようです。一度ひどく荒れた粘膜は、田んぼの土が乾ききって固まって、水を撒いても吸収され難いのに似ています。水分摂取量は、かなり多いようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、白虎加人参湯が有効です。(堀口和彦)
白虎加人参湯は、口内や鼻、胃などの粘膜を潤し、のどの渇きを鎮め、頻尿を改善します。
体質:気滞 陰虚 血瘀 湿痰
体重の減量にお悩みというご相談です。二種類を提案します。一種類目は、柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。二種類目は、桃核承気湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。桃核承気湯と防風通聖散を調合することで、下剤としての強さをややマイルドにしています。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、目の充血や高血圧、不眠などを改善します。
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や瘀血(古血)を取り除き、骨盤内の流通を促進して、大小便をすっきりさせて、下肢のむくみを改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、体内に蓄積して老廃物を排出します。
体質:血虚 気滞 陰虚 血瘀 気虚
のどの腫れにお悩みというご相談です。昨日耳鼻科を受診されてとのことで、抗生物質や鎮痛剤などを服用開始したとのことです。のどの痛みは特に飲食時が辛く、舌や歯茎も感覚が火傷しているような歯を磨くとしびれているような感じがあるとのことです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、のどの痛みに桔梗湯と白虎加人参湯を調合した漢方薬が有効です。胃腸と体質改善に柴胡桂枝乾姜湯と真武湯を調合して二種類目としまします。(堀口和彦)
桔梗湯
桔梗湯は、のどの腫れや炎症を鎮め、のどの痛みを軽減します。
白虎加人参湯は、口内の粘膜を潤して、のどや歯茎、舌などを炎症を鎮めて、口内の痛みや味覚を改善します。
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経やホルモンの働きを調整して、不眠や冷え、頭痛などを改善します。
真武湯は、体内の水分代謝を活性化して、冷えやむくみ、腹痛、下痢などを改善します。
群発頭痛にお悩みというご相談です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不眠や眼精疲労、頻尿を改善します。自律神経に働きかけて、血管の拡張や収縮を調整し、頭痛を起きにくい体質にします。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、手足の冷えや血行を改善して、頭痛や腹痛などを緩和します。
体質:血虚 陽虚 気虚 気滞
乳がん術後の乳房痛にお悩みというご相談です。今回の乳房痛は、ホルモン(オキシトシンなど)と乳腺の炎症が関与していると予想します。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。芎帰調血飲は、産後など女性ホルモンが大きく変動して時に起こる症状の緩和や、産後や術後の体力回復によい処方です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、ホルモンと自律神経のバランスを調整して、乳腺刺激ホルモンや乳腺の炎症を緩和します。
疎経活血湯は、筋肉や関節、リンパ節などの炎症を鎮めて痛みを緩和します。
体質:陽虚 陰虚 湿痰
かゆみや湿疹、膿疱、アトピーなどにお悩みというご相談です。手掌の水疱(膿疱)や吹き出などもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と陰虚が高く出ています。ホルモンバランスの乱れと体液が不足している状態です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、リンパ液の流通を良くして、皮膚や粘膜の炎症を鎮め、掌蹠膿疱や吹き出もを改善していきます。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、冷えやむくみ、唇や肌の荒れを改善します。
体質:やや血虚 やや湿痰 やや陽虚 やや気滞 やや湿熱 やや気虚
耳が聞こえづらい症状にお悩みというご相談です。耳管の開閉が悪く、耳内の気圧の調整が上手くいかずに、そのような症状を起こしていると思われます。水分代謝が関与しているようです。耳管周辺の水分代謝が悪くリンパ液が停滞して粘膜が腫れて、耳管の開閉調節を悪くしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏白朮天麻湯が有効です。下痢しやすい体質の方にもよいです。(堀口和彦)
半夏白朮天麻湯は、体内の水分代謝を活性化して、内耳や頭部のリンパ液の流れを正常化して、耳痛や耳の塞がり感、頭痛などを改善します。胃腸の働きを高める作用もあります。
体質:血虚 陰虚 気滞 湿熱 血瘀 湿痰
シミそばかすと片頭痛にお悩みというご相談です。皮膚の乾燥やかゆみ、湿疹などもあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と当帰飲子を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、疲れ目、不眠、イライラ感、かゆみなどを改善します。
当帰飲子は、皮膚を潤し、肌荒れや乾燥を緩和して、シミそばかす、湿疹、かゆみなどを改善します。
空気嚥下症や過敏性腸症候群ガス型で、不安感や緊張感、悲壮感などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、気虚と陽虚が次に高くなっています。胃腸には空気が多いようですが、血液中には酸素が不足しているようです。血は、脳や筋肉などへ酸素と栄養分を供給します。その供給が不足してようです。この改善には、加味帰脾湯が有効です。(堀口和彦)
体質:陽虚 血虚 血瘀 湿熱 気虚 気滞 湿痰 陰虚
気管支喘息にお悩みというご相談です。鼻水と痰が多く咳が出るようです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と血虚、血瘀、湿熱などが高く出ています。新陳代謝が低下しており、体内に停滞する余分な水分を出し切れずに、鼻水や痰が出ているようです。それらを排出するために、咳が出ていると推察します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、神秘湯と荊芥連翹湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
神秘湯は、新陳代謝を高めて、痰を減らし咳を鎮めます。
荊芥連翹湯は、鼻やのど、気管の粘膜を潤し、鼻づまりや鼻水を減らします。アレルギー体質を改善する作用もあり、皮膚のかゆみや鼻炎を緩和します。
体質:血虚 気滞 気虚 陽虚 陰虚 血瘀 湿熱
息苦しさやのどのつかえ感、不安感などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が特に高く出ています。脳や筋肉など酸素がたくさん必要な部位に十分に血が供給されず、脳や手足などが酸欠になっているようです。その結果、手足が冷え、動悸や息苦しさ不安感が現れるのです。香蘇散と人参養栄湯が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、のどから胸の緊張感を緩和して、のどのつかえ感や胸の圧迫感を改善します。
人参養栄湯は、胃腸の機能を高めて、血を補い、脳や手足筋肉に酸素と栄養分を十分に供給します。
体質:気滞 血虚 陽虚 血瘀
ドライアイにお悩みというご相談です。瞼が重く眼瞼下垂のような症状もあるようです。脳下垂体手術とは、腫瘍による手術のようです。副腎や甲状腺のホルモンが低下しているようです。目の乾燥や瞼の重さもホルモンとの関係もありそうです。では、黄連解毒湯と白虎加人参湯を調合した漢方薬が有効です。また、滋腎明目湯も併用します。これらの処方は、病院のお薬と併用しても大丈夫です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、頭部の充血と炎症を鎮めて、目の充血と乾燥を緩和します。
白虎加人参湯は、粘膜を潤し、目の乾燥感を改善します。のどの渇きや頻尿を改善する作用もあります。
体質:陽虚 血虚 陰虚 血瘀 気虚 気滞 湿熱 湿痰
ニキビや生理前の症状、おりものなどにお悩みというご相談です。パニック障害や逆流性食道炎、アレルギー性鼻炎などもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚が特に高く、陽虚と陰虚、血瘀なども高く出ています。ホルモンと自律神経の働きの乱れが関与しているようです。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と温経湯の調合が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、鼻の粘膜や皮膚を潤して、鼻炎や湿疹、ニキビなどを改善します。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理前の精神不安や貧血、おりものなどを改善します。
体質:陰虚 血虚 気滞 陽虚 気虚 血瘀 湿痰
産後のイライラやだるさなどにお悩みというご相談です。産前産後でホルモンが劇的に変動します。その際、眼の奥にある脳下垂体が非常に忙しく働き、それに隣接する視床下部も連動して働きが乱れます。この視床下部に自律神経の中枢があります。つまり、産後はホルモンと自律神経の働きが大きく揺さぶられて変動するのです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と血虚が高く出ています。身体を養う血液と体液の両方が不足している状態です。これらを補い、まず体力を温存して、気力を高め、精神的な余裕を付けましょう。心に余裕ができれば、イライラ感は必ず減ります。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲が有効です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、出産で消耗した体力と体液や血液を補い、心身の緊張感を緩和して、だるさや肩こり、イライラ感などを改善します。
両手指の痛みにお悩みで、朝は握れない程とのことです。患部の熱感はあまりないようです。また、眼圧も落ち着いているようです。そこで、体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄連解毒湯と大防風湯が有効です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、解毒代謝を活性化して、疲労物質や老廃物を減らし、関節の腫れや痛みを鎮めます。
大防風湯は、関節周辺の血行を促進して、患部への酸素と栄養分の供給を促進して、関節の修復して痛みや腫れを改善します。
起床時の背中から胸の痛みにお悩みというご相談です。お父様が狭心症とのことで、ご心配なとのことです。また、パソコンのお仕事が長時間で肩こりや疲れ目が辛いようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。目や脳などへ酸素と栄養分を送り込む血が不足しているようです。また、疲労物質や老廃物を解毒する力も低下しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と環元清血飲を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや背中、胸の筋肉を和らげます。動悸や不安、血圧などを安定する作用もあります。
環元清血飲は、血液を解毒浄化して流れを良くして、動脈硬化や血管の詰まりを予防します。
体質:気滞 血虚 陰虚 血瘀 陽虚 気虚
胃部膨満感や便秘、食欲不振などにお悩みというご相談です。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、六君子湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
六君子湯は、胃腸の消化吸収力を高めて、食欲や胃膨満感を改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高めて、心身への酸素と栄養分の供給を増やして、心身に余裕を作り、不眠や不安感などを改善します。
のどの痛みや鼻づまり、夜間の咳にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚や気滞などが高く出ています。ホルモンと自律神経の働きが乱れ、気管の調整や鼻やのどの粘膜の充血炎症などが発症しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯が有効です。ステロイド吸入は継続していただく必要があります。また、自律神経の働きを調整して、喘息発作予防に腹式呼吸が有効です。香辛料系の辛いものや、チョコレート、コーヒー、ナッツ類は控える必要があります。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、のどや鼻周辺のリンパ節の炎症を鎮めて、鼻づまりや扁桃炎などを改善します。
アトピーによる皮膚のかゆみや湿疹などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と湿熱が高くなっています。これは、体内には熱がこもり、体表の皮膚は水分が飛び乾燥している状態を示します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と消風散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラやかゆみを鎮める作用があります。皮膚や大腸を潤し、大便を出しやすくする作用もあります。
消風散は、体内の熱を鎮めて、皮膚の炎症や湿疹、かゆみなどを軽減します。
多汗にお悩みとことです。体質判定の結果から防風通聖散と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
防風通聖散は、体内の新陳代謝を活性化して、身体の奥に停滞すると余分な水分と熱を排出します。大小便の量を増やす作用もあります。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやめまいを緩和して、顔の汗やふらつき感などを改善します。イライラや不安感を鎮める作用もあります。
多汗にお悩みというご相談です。乳がん5年目とのことで、タスオミンによる影響があるようです。体質判定の結果から柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや胸部張りを解して、自律神経の働きを調整して、発汗を抑えます。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせや頭部発汗を鎮めます。
体質:湿痰 陽虚 血虚 血瘀 湿熱 陰虚
声枯れにお悩みとことです。アレルギー鼻炎と副鼻腔炎もあるようです。のどの痛みや扁桃炎もあるとのことです。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と荊芥連翹湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、のどや鼻の粘膜を潤し、枯れを防ぎ、鼻水や鼻づまりを軽減します。
荊芥連翹湯は、リンパ液の流れを促進して、鼻やのどの腫れ炎症を鎮めて、扁桃炎や副鼻腔炎などを改善します。
体質:湿痰 湿熱 気滞
アトピー性皮膚炎にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿痰と湿熱が特に高く出ています。体内に余分な水分が停滞して、それが熱を持ち、ほてりや腫れを起こしているようです。消風散が有効です。(堀口和彦)
逆流性食道炎による胸焼けや胃痛にお悩みというご相談です。またストレスや不眠もあるようです。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。本来、胃腸は蠕動運動で、食べ物を消化することが基本なのです。ところが、慢性的な肩こりや背中のコリなどがあると、胃腸もコリ動けなくなります。すると、胃腸は食べ物を消化するために、胃酸など消化液や酵素を多量に分泌して、食べ物を解かすように消化するのです。その結果、胃酸が食道に逆流して食道炎を引き起こすのです。心身の緊張感の緩和やストレス不眠などによい柴胡加竜骨牡蛎湯と、胃酸の分泌を抑え胃腸の蠕動運動を高める安中散が有効です。(堀口和彦)
体質:湿痰 陰虚 気滞 血虚 湿熱 血瘀
肥満にお悩みというご相談です。食事制限をしても体重が減らないとのことです。では、柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ストレスによるイライラや不眠などを改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、大小便の排出を促し、体内に蓄積した老廃物を浄化して、むくみや重だるさ、皮膚のかゆみなどを改善します。
体質:陽虚 気虚 血虚 陰虚 湿熱 気滞 血瘀 湿痰
耳鳴りや難聴、リウマチによる膝痛や手指の変形などにお悩みというご相談です。また、甲状腺機能低下もあるとのことです。現在までのご病気はすべてホルモンと深く関係するものです。体質判定の結果を拝見しても陽虚という、ホルモンの働きが低下していることを示す体質が高くなっています。また、脳下垂体の機能調節が低下しているようです。脳下垂体は、目の奥で、副鼻腔も近くにあり、この周辺が炎症を起こして、機能がうまくいかないのでしょう。では、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と大防風湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
大防風湯は、副腎などホルモンの働きを助けながら、関節の炎症や痛みを緩和します。体力を付ける作用もあります。
体質:気滞 陽虚 湿熱 気虚 湿痰 血瘀 陰虚 血虚
冷え性にお悩みというご相談です。また、高コレステロールや顔手の発疹もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞が特に一番高く出ています。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散と柴胡桂枝乾姜湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、自律神経とホルモンの働きを調整して、全身の血液循環を促進して、冷えや立ちくらみなどを改善します。体内に蓄積した老廃物の解毒代謝を促進し、発疹やコレステロールの軽減にも良いです。
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛などを軽減して、血流を促進して冷え性を改善します。
体質:気虚 陽虚 湿痰 湿熱 陰虚 血虚 気滞 血瘀
椎間板ヘルニアによる痛みと手根管症候群による手のしびれにお悩みというご相談です。高血圧症や高脂血症もあるとのことです。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、八味地黄丸料と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。また、手根管症候群には、お灸が有効です。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、新陳代謝を高めて、大便や小便を出しやすくして、体内に蓄積した老廃物を排出します。
疎経活血湯は、腰から骨盤周辺の血行を促進して、腰を支ええる筋肉に酸素と栄養分を供給して、筋肉を丈夫にします。
体質:血虚 湿熱 湿痰 気虚 陽虚 陰虚 血瘀 気滞
リウマチによる関節の腫れ痛みにお悩みとの事です。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。いずれの処方も食欲を落とさずに、気力体力を高める方向へ働きます。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻の粘膜の炎症を鎮めて、くしゃみや鼻づまりを改善します。アレルギー体質を改善する作用もあります。
疎経活血湯は、関節周囲の老廃物を流し去り、新鮮な酸素と栄養分を送り込む作用があり、関節に腫れてや痛みを緩和します。
体質:血虚 陽虚 気虚 気滞 陰虚
頻脈と不整脈にお悩みというご相談です。心臓は、生まれた時から休むことなく、24時間365日働いている臓器です。一番勤務時間のハードな職場なのです。ですので、心臓を楽に働いてもらうように、職場環境を良くすることです。職場環境悪化は、睡眠不足や疲労の他に、肩や背中の凝りも大きく関与します。心身の緊張感を緩和して、心臓がゆったりと働けるように改善していく必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。また、自律神経の働きを助けるために、腹式呼吸が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、肩や背中のコリ緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整し、心臓の働きを軽減します。動悸や不安感の改善にもよいです。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラや不眠、手の汗などを改善します。
体質:血瘀 陽虚 湿痰
ダイエットにお悩みというご相談です。代謝が悪くなかなか体重が減らないとのことです。新陳代謝を活性化する処方を選びます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、防已黄耆湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。大小便の回数は増やさずに、1回の量を増やす方向へ改善されると考えますが、最初の数日は回数も増えるかもしれません。(堀口和彦)
防已黄耆湯は、体内の水分代謝を活性化して、むくみや体脂肪を軽減します。
防風通聖散は、体内の解毒代謝を促進して、体内に蓄積した老廃物を排出して、身体の重だるさを改善します。大小便の排出量を増やします。
体質:陰虚 血虚 気滞 気虚
コリン性蕁麻疹にお悩みというご相談です。免疫的な要因と発汗という自律神経の要因が重なって起こる症状です。年齢とともに軽減されていく傾向があります。発汗の多くなるこれからの季節は辛い時季です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と血虚、気滞が高くなっています。多くの漢方薬をすでに服用されているので、処方の選定が難しいですが、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、睡眠やイライラ感、眼精疲労などを改善します。自律神経の働きを調整して、発汗をコントロールします。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを調整して、消化吸収を高め身体の血と肉を増やします。睡眠の質を高めて、不眠や不安感、気力低下などを改善します。
体質:やや血瘀 やや陽虚 やや気滞 やや湿痰
月経過多にお悩みというご相談です。子宮筋腫があるとのことですので、それが影響しているかもしれません。体質判定の結果から温経湯が有効です。(堀口和彦)
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、子宮卵巣の働きを高め、月経量や頻尿、排便などを改善します。血を補う作用もあり、精神的な余裕を作り、イライラや睡眠を改善します。
体質:陽虚 血瘀 血虚 湿痰
手のしびれにお悩みとことです。頸椎間の狭窄が原因とのことです。加齢によるものと思いますが、少しでも和らげて、動きやすい身体にしていきます。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、八味地黄丸料と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。しびれの軽減には1~2か月は要するでしょう。まずは小便の出方や手足の冷えなどが多少変化あるでしょう。服用後のご様子をお知らせいただいた後に調整します。それによって、処方を最適なものに調整して行きます。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、足腰や骨を丈夫にして、しびれや痛みを緩和します。
疎経活血湯は、関節や筋肉に酸素と栄養分を送り込み、骨や筋肉を元気にして、痛みやしびれを軽減します。
体質:湿痰 気虚 陽虚 湿熱 血虚 気滞 血瘀 陰虚
片頭痛や口臭、湿気に弱いことなどにお悩みというご相談です。体重が減少して、現在45㎏とのことですが、妊娠を考慮するともう少し体重を増やした方がよいかもしれません。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、六君子湯と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
六君子湯は、胃腸の働きを高め、消化吸収を促進させて、下痢軟便を改善します。気力体力を高め体重を増やす方向へ向けます。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、子宮卵巣の働きを高め、頭痛やだるさを改善します。妊娠へ向けて調整する作用もあります。
難聴と中耳炎などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿熱が高く出ています。アレルギー体質的な要素があるのでしょうか、炎症が起こりやすい体質を示します。生まれつき軽度の難聴があるとのことですので、聴神経による感音レベルが低めと予想します。中耳炎など鼓膜から耳小骨周辺の炎症が起きると、鼓膜でキャッチした音を蝸牛へ伝える伝導率が低下します。聴神経の機能をこれ以上低下させないようにして、伝音部である鼓膜から耳小骨、蝸牛周辺の炎症を起こさないようにして、少しでも多くの音刺激が聴神経へ伝えるように仕向けて行けば良いと推察します。荊芥連翹湯と滋腎通耳湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、アレルギー体質を改善して、中耳炎や鼻炎などを予防します。耳内の炎症を鎮める作用もあります。
滋腎通耳湯は、耳内への血液とリンパ液の流通を促進して、聴神経に酸素と栄養分を十分に供給して感音レベルを維持します。
残尿感や前立腺、EDなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と八味地黄丸料の調合が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不眠や手のひらの汗、不安感、ストレスによる陰萎を改善します。
八味地黄丸料は、ホルモンの働きを高め、前立腺や精力減退、腰痛やインポテンツを改善します。小便をスッキリさせる作用もあります。
体質:陰虚 湿痰 気滞 湿熱 気虚 血虚 血瘀
過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏厚朴湯と防已黄耆湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、呼吸や心臓の働きを楽にして、痰や鼻水、動悸などを改善します。気持ちの落ち込みを解消して、気力を高める作用もあります。
防已黄耆湯は、下肢の水分代謝を活性化して、小便を出やすくして、むくみや重だるさを改善します。
体質:陰虚 陽虚 血虚 気滞 血瘀
多汗にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と陽虚、血虚が高くなっています。ホルモンと自律神経の働きが乱れて、発汗しているようです。また、体内の水分バランスも乱れているようです。水分を摂取しても、皮膚や粘膜などに吸収保持されないようですが、下肢などに停滞してむくみを起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、白虎加人参湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
白虎加人参湯は、皮膚粘膜を潤し、のどの渇きを鎮めて、身体の熱感やほてりを軽減して、汗を減らします。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやほてりを軽減して、発汗を抑えます。イライラや気力低下などを改善する作用もあります。
もう一人妊娠希望とのことです。春の副鼻腔炎と便秘もあるようです。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と温経湯を調合した漢方薬が有効です。今回は特に下剤の成分は入れていません。当帰芍薬散で便通が良くなっていれば、継続をお勧めします。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻や副鼻腔の粘膜を潤し、炎症を鎮め、鼻づまりや皮膚粘膜の乾燥を改善します。
温経湯は、血を増やし、子宮卵巣を温めてホルモンの働きを高めて、妊娠しやすい身体に改善します。睡眠の質を高める作用もあります。
体質:気虚 陽虚 気滞 血虚 湿痰 陰虚
逆流性食道炎にお悩みというご相談です。肩こりなどで身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。本来、胃腸は蠕動運動で、食べ物を消化することが基本なのです。ところが、慢性的な肩こりや背中のコリなどがあると、胃腸も凝ってしまい動けなくなります。すると、胃腸は食べ物を消化するために、胃酸など消化液や酵素を多量に分泌して、食べ物を解かすように消化するのです。その結果、胃酸過多となり、胃炎や逆流性食道炎、下痢を引き起こすのです。すっぱい匂いの口臭や脂性が一番辛い症状とのことです。それらを加味しお悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と白虎加人参湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸を中和して、胃酸の逆流を改善します。背中や肩のコリなど心身の緊張感を緩和する作用もあります。
白虎加人参湯は、皮膚や粘膜を潤す作用があり、粘膜や皮膚の炎症を鎮めて、のどの渇きや皮膚の乾燥、かゆみ、脂性などを改善します。
体質:血瘀 湿痰 気滞 陰虚 陽虚 血虚
ダイエットやむくみ、気力の低下などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血瘀と湿痰が高く出ています。血液と体液の両方が停滞しており、動きが悪いので、気の循環も阻害されて、気力が低下しているようです。まずは、動きやすい体内の余分な水分と宿便から、改善することが有効です。静脈瘤や卵巣嚢腫の既往があることから、骨盤内で瘀血(古血)や宿便を解消することからスタートします。今回は体質改善が目的で、服用期間が長くなりますので、甘草が入っていない処方を選んだ方がよいです。お勧めとして、補気建中湯と大黄牡丹皮湯を調合させたものです。いずれの処方も甘草は入っていません。(堀口和彦)
補気建中湯は、水分代謝を活性化して、気力を高めて、むくみやだるさ、気力低下を改善します。
大黄牡丹皮湯
大黄牡丹皮湯は、骨盤内の瘀血や宿便を解消する作用があります。処方を組み合わせることで、下剤の作用をマイルドにすることができます。
体質:湿熱 血虚 陰虚 湿痰 陽虚 気虚 血瘀 気滞
体重の増加やむくみにお悩みというご相談です。また、高コレステロール中性脂肪や肩こり頭痛もあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と湿熱が特に高く出ています。ストレスなどにより心身が硬直して、気の巡りが停滞して、体内の血液やリンパ液などの循環を悪くしているようです。10年前の子宮卵巣の手術の影響も多少あるようです。骨盤内での流通を滞らせやすくして、大便や小便の排出を悪くします。さらに、ホルモンと自律神経の働きへの影響もあるようです。色々と重なって現在の状況を作っているようですが、一つずつ解決していけば元気になれます。まずは、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯の調合が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラや不安感、不眠などを改善して、肩こりや頭痛を軽減します。
桃核承気湯は、骨盤内の流通を改善して、宿便や小便の出を良くして、便秘やむくみを緩和します。
体質:陽虚 血虚 気虚 陰虚 気滞 湿痰
体重の減少と胃の不調にお悩みというご相談です。胃の熱感や苦しさ、微熱もあるとのことです。現在のご様子からすると、胃の粘膜の潤いが失われ、荒れているようです。胃袋そのものも硬くなっており、蠕動運動ができないようです。胃は食べ物を消化する際に、蠕動運動が主で、消化酵素や胃酸の分泌は従です。心身の緊張や胃粘膜の荒れで、蠕動運動ができなくなると、胃は仕方がなく消化酵素や胃酸を多く分泌して、食べ物を溶かして消化するのです。その結果が、多量の胃酸に晒された胃粘膜は、さらに荒廃してしまうのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と白虎加人参湯の調合が有効です。また、お腹のマッサージと腹式呼吸が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、胃を動きやすい状態にして、胃酸を抑え、胃粘膜を修復します。イライラや眠りの浅さ、冷えなどを改善する作用もあります。
白虎加人参湯は、胃の粘膜や唇などを潤し、炎症を鎮めて、熱感を緩和します。熱のこもり感や微熱を改善する作用もあります。
体質:血虚 陰虚 湿熱 陽虚 気滞 血瘀
蕁麻疹や不眠、のどの奥くっついた感などにお悩みというご相談です。不安感も強いようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚が特に高く出ています。ホルモンと自律神経の働きの乱れが影響しているようです。更年期ごろの女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって、更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状を起こします。現在の便通は下剤などを服用するほど悪くないようです。以上から、加味逍遥散と柴胡加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安や動悸、不眠などを改善します。のどの違和感を緩和する作用もあります。
体質:湿熱 湿痰 血虚 陽虚 血瘀 気虚 陰虚
8年前に首を傷めたのことで、首と肩こりがお辛いようです。また、鼻炎や痰も多いようです。体質判定の結果から半夏厚朴湯と葛根湯加川芎辛夷の調合が有効です。(堀口和彦)
半夏厚朴湯は、むち打ち症などにより首を傷め、自律神経の働きが乱れて、胃腸や気管、のど鼻などに現れた症状を改善します。
葛根湯加川芎辛夷は、新陳代謝を活性化して、血行を促進し首肩のコリを緩和して、鼻づまりや鼻水、痰を改善します。
体質:気虚 陽虚 気滞
口内炎や腹痛、のどの痛み、食欲減退などにお悩みというご相談です。卵巣嚢腫もあるとのことです。お仕事と家事育児に追われての生活のようで、自分のペースで動けない状態が長く続いているとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と陽虚、気滞が高く出ています。まずは、蓄積して疲れを取り、元気を回復します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、小建中湯と人参養栄湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
小建中湯は、心身の緊張感を緩和して、睡眠の質を高め、疲れが取れやすい状態します。腹痛や足のほてりを緩和する作用もあります。
人参養栄湯は、胃腸の働きを高め、消化吸収力を上げて、食欲増進して、体力免疫力を活性化して、口内炎やのどの痛みなどを改善します。
体質:湿痰 気虚 血虚
リウマチによる手首足首の痛みやドライアイ、便秘、片頭痛などにお悩みというご相談です。体質判定の結果から桃核承気湯と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。胃腸を荒らさないような処方を選びましたが、食後に服用していただく必要があります。メトレート錠などと併用して問題ありませんが、漢方薬との服用間隔を30分以上空ける必要があります。(堀口和彦)
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や老廃物を排泄して、血液を浄化して血行を促進し、手足の冷えや頭痛、便秘を改善します。
疎経活血湯は、末梢の血液循環を促進して、むくみや関節の腫れ痛みを改善します。
原因不明の腹痛にお悩みというご相談です。痛みは食後に強く、嘔吐することもあり、消化が悪く下痢軟便のようです。体質判定の結果を拝見すると、気虚が高く出ています。胃腸の働きが低下して消化吸収力が悪化しているようです。高校生の時に十二指腸潰瘍をされたとのことですので、胃酸や消化酵素が分泌過多になりやすい傾向はあるようです。安中散と六君子湯が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸や消化酵素の分泌を抑えて、胃腸の粘膜を修復して、腹痛を緩和します。
六君子湯は、胃腸の消化吸収力を高め、下痢軟便や嘔吐を改善します。
体質:やや陽虚 やや湿痰
尿管結石にお悩みというご相談です。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、五淋散と八味地黄丸料を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
五淋散は、尿路の緊張感を緩和して、小便を出しやすくして、排尿痛を緩和します。
八味地黄丸料は、骨盤内の流通を良くして、腰痛を軽減して、小便を出しやすくします。
体質:湿痰 気滞 血虚 湿熱 気虚 陽虚 陰虚 血瘀
だるさや肩、背中、首、腰の痛みにお悩みというご相談です。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝茯苓丸料と大柴胡湯の調合が有効です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、自律神経とホルモンの働きを調整して、心身の緊張感を緩和して、肩や背中のコリ痛みを改善します。血流を促進して、手足の冷えやむくみを改善する作用もあります。
大柴胡湯は、解毒代謝を高め排便を調整して、疲労物資と老廃物を積極的に排泄して、疲れやだるさ、睡眠の質を改善します。
体質:湿痰 湿熱 陽虚 気滞
腰部椎間板ヘルニアによる尻股間のしびれにお悩みというご相談です。排便排尿の感覚も鈍いとのことです。体質判定の結果から通導散と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内の流通を促進して、宿便や小便を出やすくします。腰痛や血圧を下げる作用もあります。
疎経活血湯は、骨盤周辺の血流を促進して、腰部周辺の筋肉の老廃物や疲労物資を取り除き、筋肉のコンディションを良くして、しびれや排便排尿を改善します。
体質:血瘀 気虚 陽虚 陰虚 気滞 血虚 湿熱
イライラ感や怒りっぽさにお悩みというご相談です。怒りやイライラ感は、自分の心に余裕がないと発生し易いものです。心の余裕は、身体に余裕がないとできません。誰れでも疲れている時は怒りっぽいものです。体質判定の結果を拝見すると、血瘀や気虚、陽虚、陰虚などが高くなっています。気滞はこれらの次に高くなっています。イライラや怒りの感情によって、自律神経の働きが乱れ、胃腸の働きも乱されているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散や柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
体質:気虚 陽虚 陰虚 血虚 気滞
痛風による腫れと痛みにお悩みというご相談です。尿酸は、プリン体の多く含む食事の影響もありますが、むしろ筋肉や肝臓など内臓組織の損傷から排出する尿酸の方が多いと言われています。ですから、過度の運動や肉体労働、さらにアルコール(ビールだけでなく焼酎やウイスキーも)尿酸値を高めます。尿酸は、小便と大便からしか、排泄されません。発汗の多い季節は、痛風発作が出やすいときです。汗が多くなり、小便が減り、血中尿酸値は上がります。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、越婢加朮湯と竜胆瀉肝湯の調合が有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、水分代謝を高めて、関節の炎症や腫れ、痛みを鎮めます。
竜胆瀉肝湯は、解毒代謝を活性化して、体内に停滞した尿酸など老廃物を積極的に小便に排泄します。
体質:血虚 気滞 湿熱 湿痰 気虚 血瘀 陰虚
腹痛にお悩みというご相談です。胃炎や鼻炎などもあるようです。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。本来、胃腸は蠕動運動で、食べ物を消化することが基本なのです。ところが、慢性的な肩こりや背中腰のコリなどがあると、胃腸も凝ってしまい動けなくなります。すると、胃腸は食べ物を消化するために、胃酸など消化液や酵素を多量に分泌して、食べ物を解かすように消化するのです。その結果、胃酸過多となり、胃炎や腹痛を引き起こすのです。多発性脳梗塞も既往されていることから、自律神経の働きも乱れやすい状況です。自律神経は、内臓の働きを調整しており、胃腸の蠕動運動や消化液の分泌のコントロールも行っています。これらの要因が複合的に関与して、慢性的な腹痛を起こしていると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と大建中湯の調合が有効です。(堀口和彦)
安中散は、心身の緊張感を緩和して、胃酸の分泌を抑え、胃腸の蠕動運動を促進して、腹痛を緩和します。
大建中湯は、胃腸の蠕動運動を調整して、腹痛を緩和します。
群発頭痛にお悩みというご相談です。痛みが連続すること、痛みの度合いが非常に強いようです。まずは、激痛への不安と息が吸えないほどの苦しさを軽減する方向を目指します。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚、血瘀が高くなっています。痛みによる気と血の停滞が強いようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
抑肝散は、不安感による心身の緊張感やイライラ感を緩和します。手のひらの汗やパニック時の息苦しさを緩和する作用もあります。
体質:気滞 湿痰 陽虚 血虚 陰虚 湿熱
過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、さらに湿痰が高くなっています。イライラなど精神的な不安定さか、体内の代謝や血液循環を乱して余分な脂肪分などを蓄積しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や過食、不眠などを改善します。
防風通聖散は、体内の新陳代謝を活性化して、体内に蓄積して余分な脂肪分を排出します。大便の量を多少増やす作用もあります。
体質:血虚 陰虚 気滞 陽虚
耳鳴りにお悩みというご相談です。耳鳴りの発生は、鼓膜と耳小骨周辺の湿り気と乾燥度、耳管の開閉状態による中耳の圧力、内耳リンパ液の貯留停滞状態、さらに聴神経の過敏度の4つの要因が関与しています。これらの要因を左右するのが、血圧など血液循環の良否、耳下リンパ節や副鼻腔などの炎症の有無、さらにストレスによる精神状態です。これらの要因が単独で耳鳴りを起こす場合もありますが、複雑に絡まりあって耳鳴りを発症していることもあります。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚、気滞が高くなっています。耳内への血流不足と、鼓膜や耳小骨周辺の潤い不足、さらに神経の過敏が関与しているようです。頚椎や顎の歪みが、耳への血流やリンパ液の流れを阻害している可能性があります。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄連解毒湯と柴胡加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、気の高ぶりを鎮めて、耳周辺の血流やリンパ流を促進します。血圧を下げる作用もあります。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、聴神経の過敏さを和らげ、耳鳴りを軽減します。睡眠や不安感、イライラ感を改善する作用もあります。
体質:血虚 陽虚 陰虚 血瘀 気虚 気滞
精力減退にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、陽虚と陰虚がそれに次いでいます。体内の血が不足し、酸素と栄養分を供給するための、陰部への血流がさらに不足しているようです。胃腸の働きも弱いようですので、消化吸収力を高めて、血を増やすことがまず必要です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、補中益気湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
補中益気湯は、胃腸の働きを高め、消化吸収力をアップして、血を増やし、気力体力を養います。
加味帰脾湯は、血を増やし、脳や神経に十分な酸素と栄養分を供給して、精神的な余裕を作り、熟睡感を高め、睡眠の質を改善し、不安感を鎮め、気力を高めます。
体質:やや気虚 やや気滞 やや湿痰
右足親指の関節が腫れて痛むとのことです。尿酸値の測定はまだしていないとのことです。尿酸は、プリン体の多く含む食事の影響もありますが、むしろ筋肉や肝臓など内臓組織の損傷から排出する尿酸の方が多いと言われています。ですから、過度の運動や肉体労働、さらにアルコール(ビールだけでなく焼酎やウイスキーも)尿酸値を高めます。尿酸は、小便と大便からしか、排泄されません。発汗の多い季節は、痛風発作が出やすいときです。汗が多くなり、小便が減り、血中尿酸値は上がります。体質判定の結果を拝見すると、小便の量は多いようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、越婢加朮湯と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、関節の炎症や腫れを鎮め、痛みを緩和します。
疎経活血湯は、下肢の血流を促進して、尿酸などの老廃物を解毒して、痛風の体質を改善します。
息苦しさにお悩みというご相談です。蕁麻疹などアレルギーもあるようです。体質判定の結果から辛夷清肺湯と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻粘膜やのど気管などの粘膜を潤して、炎症や腫れを鎮めて、鼻づまりや気管の過敏さを緩和して、咳や息苦しさを改善します。
半夏厚朴湯は、のどから胸、胃周辺の緊張感を緩和して、呼吸し易い身体にします。のどや気管の閉塞感や違和感を緩和して、咳や痰を鎮める作用もあります。胃の緊張感を緩和することで、胃炎など胃の不調も改善します。
体質:血虚 湿熱 湿痰 気虚 血瘀 気滞
更年期などによる息切れにお悩みというご相談です。食欲不振や副鼻腔炎による後鼻漏もあるようです。更年期により女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状である動悸や不安、気力低下などを起こします。 体質判定の結果を拝見すると、血虚や湿熱、湿痰、気虚などが高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と辛夷清肺湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、心身の緊張感を緩和し、動悸や息切れを改善します。
辛夷清肺湯は、鼻粘膜や副鼻腔を潤し、炎症や腫れを鎮めて、鼻づまりや後鼻漏を改善します。
体質:血虚 血瘀 湿痰 気滞 気虚 陰虚 湿熱
口内炎や麦粒腫(メバチコ)ができ易いことにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が高く出ています。口内や結膜などの粘膜への酸素と栄養分の供給する血が不足しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と辛夷清肺湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不眠や不安感、手のひらの汗、頭痛などを改善します。
辛夷清肺湯は、口内や鼻粘膜を潤し、炎症を鎮めて、口内炎や麦粒腫ができ難い体質にします。鼻水や鼻づまりを改善する作用もあります。
体質:陽虚 陰虚 血瘀 気滞 血虚
バネ指にお悩みというご相談です。バネ指は、指を動かすワイヤーである腱に、老廃物が沈着して錆び付いた状態になっているのです。まずは、体内に蓄積した疲労物資である老廃物を浄化する必要があります。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、薏苡仁湯と通導散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
薏苡仁湯は、関節周辺の血流を促進して、老廃物を流し、関節の炎症や腫れ痛みを緩和します。
糖尿病にお悩みというご相談です。足のしびれがややあるようです。神経障害はまだ起こっていないと思いますので、血糖値が高くならないように、漢方薬を選びました。体質判定の結果を拝見すると、陽虚が高く出ています。インシュリンなどホルモンの働きや分泌がやや低下しているようです。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、八味地黄丸料と白虎加人参湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、ホルモンの働きを調整して、小便出方を調整して、血中の糖分を高くならないようにします。
白虎加人参湯は、膵臓の働きを高め、血糖値を調整して、のどの渇きや頻尿を改善します。足のほてりを改善します。
体質:気滞 湿熱 湿痰 血虚 陽虚 陰虚 血瘀 気虚
ダイエットにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿熱が一番高く出ています。体内に余分な水分が停滞して、それが炎症を起こして、目の充血や鼻づまり、湿疹かゆみなど発症しています。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、防風通聖散と竜胆瀉肝湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
防風通聖散は、体内の新陳代謝を活性化して、停滞して余分な水分や脂肪分などを積極的に排出します。
竜胆瀉肝湯は、体内の炎症を鎮めて、湿疹やかゆみ、おりものなどを改善します。
体質:血虚 気滞 湿痰 気虚 血瘀 陽虚 陰虚 湿熱
鉄欠乏性貧血にお悩みというご相談です。立ちくらみや頭重感、気力低下などもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く出ています。頭部や筋肉などが必要とする酸素と栄養分が、血が不足して十分に供給されていないようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、当帰芍薬散と温経湯を調合した漢方薬が有効です。いずれの処方も血を補い貧血を改善する作用があります。(堀口和彦)
当帰芍薬散は、血行を促進させて、水分代謝を高めて、小便を増やして、むくみを改善します。
温経湯は、子宮卵巣の働きを高めて、生理不順や立ちくらみや頭痛、おりものなどを改善します
体質:気虚 血虚 陰虚 気滞 湿熱 湿痰 血瘀 陽虚
目の下のタルミによる膨らみにお悩みというご相談です。また、肩凝りや頭痛、便秘、アトピー、鼻炎などもあるとのことです。まずはアレルギー体質の改善が効果的です。目の下の弛みなどは皮膚に張りがないことによると予想します。皮膚の保水力やバリア機能を高め改善すれば、皮膚の弛みが減り、目の下もスッキリしてきます。そのためには、便秘や血行を改善して、体内に蓄積停滞する宿便や老廃物を排出していきます。体質判定の結果から辛夷清肺湯と桃核承気湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、皮膚粘膜を潤し、炎症や腫れ弛みを解消して、皮膚のかゆみや鼻炎などを改善します。
桃核承気湯は、骨盤内に停滞した宿便や瘀血を排出して、便秘を解消して、体内の老廃物を積極的に出して、お肌をきれいにします。
体質:やや血虚 やや血瘀 やや気滞
夜間も痛みがあるとのこと、お辛いかと存じます。体質判定の結果を拝見すると、血虚と血瘀、気滞がやや高く出ています。筋肉や関節へ酸素や栄養分を送り込む血液の循環が不足している状態です。また、痛みによる心身の緊張感も強いようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と大防風湯の調合が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や首回りの筋緊張を緩めて、肩の痛みを改善します。
大防風湯は、筋肉や関節に酸素と栄養分を十分に供給して、筋肉を丈夫にして、痛みを緩和します。
体質:気滞 血瘀 湿痰 陽虚 気虚 血虚 陰虚
生理痛と生理前後のだるさや頭痛などにお悩みとことです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血瘀が高く出ています。自律神経とホルモンのバランスが乱れて、現在の症状を引き起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、不眠やイライラ感、耳鳴りなどを緩和して、だるさを軽減します。
桃核承気湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、頭痛や肩こり、便秘を改善します。
体質:血虚 気虚 陰虚 気滞 血瘀
低血圧にお悩みというご相談です。確かに年齢とともに血圧は上昇する傾向がありますので、徐々に改善には向かって行くと推察します。また、この梅雨の高温多湿の気候は、血圧を1年で最も低下させやすい天候です。暑さは末梢血管を拡張させ、さらに湿度が体内に水分を停滞させやすく静脈やリンパ管が膨張します。その結果、血圧は低下します。また、高温多湿は胃腸の働きも停滞させて、食欲不振にさせやすいです。体質判定の結果を拝見すると、血虚が特に高く、気虚も高くなっています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と十全大補湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラや不安感、更年期症状などを改善します。
十全大補湯は、胃腸の働きを高め消化吸収を促進して、食欲不振やだるさ、気力低下などを改善します。いずれの処方も低血圧や貧血を改善する作用があります。
体質:気滞 湿痰 血瘀 血虚 気虚 陽虚 陰虚
膝が痛いとのことです。水分代謝を促進して、大小便の量を増やして、体重を減らす方向へ調整できます。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散の調合と、越婢加朮湯と麻杏薏甘湯の調合が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不眠、肩のこり、手足の冷えなどを改善します。
防風通聖散は、体内の新陳代謝を活性化し、大便の排出量を増やし、体重を減少させます。
越婢加朮湯は、水分代謝を活性化して、むくみや関節の腫れ炎症を鎮めます。
麻杏薏甘湯は、関節のむくみや腫れを鎮め、膝の痛みを改善します。
糖尿病にお悩みというご相談です。血圧も高いようです。糖尿と網膜の処方の二種類を選定します。一種類目を八味地黄丸料と白虎加人参湯を調合した漢方薬が有効です。二種類目は、滋腎明目湯が有効です。現在服用中の病院のお薬は、今まで通り服用していただく必要があります。ただし、漢方薬との服用間隔を30分以上空ける必要があります。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、ホルモンや腎臓の働きを高めて、小便の出方を調整して、血糖値を下げる作用があります。また、骨盤内の血流を促進して、勃起力を応援する作用もあります。
白虎加人参湯は、膵臓の働きを応援して、血糖値を下げ、のどの渇きや多尿を改善します。
滋腎明目湯は、網膜への血流を増やし、眼底に酸素と栄養分を供給して、眼底の出血や炎症を鎮めます。
体質:陽虚 血瘀 湿痰 気虚
しびれにお悩みというご相談です。両手両指のしびれと痛みがお辛いとのことです。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、当帰四逆加呉茱萸生姜湯と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。頸椎と胸郭出口という鎖骨と肩甲骨周辺で、腕の神経が圧迫されているようです。まずは肩甲骨を緩めるようにするとよいです。入浴後などにゆっくりと肩を回す運動などがお勧めですが、神経が引っかかってままで、運動をすると余計に痛みやしびれが強くなる場合あります。また、猫背の姿勢も良くありませんが、痛みやしびれが強いと姿勢を正すのが難しいかもしれません。漢方で徐々に痛みやしびれが緩和されてきたら、運動を徐々に開始することをお勧めします。(堀口和彦)
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、手足末端への血流を促進して、冷えや痛みを緩和します。頭痛にもよいです。
疎経活血湯は、血を補い、筋肉や関節に酸素と栄養分を十分に供給して、筋肉の疲労やコリを改善して、痛みやしびれを軽減します。
体質:やや気滞 やや陽虚 やや血瘀 やや湿痰 やや気虚 やや陰虚
腱鞘炎にお悩みというご相談です。指を使う機会が多いのでしょう。また、ホルモンの影響が関与する場合もあります。産後や更年期など女性ホルモンが大きく変動する時に、腱鞘炎を発症する方も多くいます。腱鞘炎は指を動かすワイヤーである腱とそれをガードするワイヤーカバーに相当する腱鞘の間に、老廃物が沈着して、錆び付くようになり、指を動かし難くなり腫れ痛みが出たりします。これらのワイヤー周辺の錆びを落とし、お掃除をすることが、腱鞘炎の治療方針となります。体質判定の結果から薏苡仁湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
薏苡仁湯は、関節周辺の血行を促進して、老廃物を流し、腱鞘に溜まった錆を落として、関節に潤滑油を増やします。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は血を補い、手足末端の血流を促進して、冷えを去り、指の関節の炎症や痛みを緩和します。
体質:気滞 血瘀 気虚 陽虚 血虚
お顔の吹き出物や背中のニキビ跡にお悩みというご相談です。また、疲れやすいようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血瘀が高く出ています。まず熟睡感を高めて、一日の疲れと疲労物質を夜間の睡眠時に、十分に解毒代謝が行わるようにします。疲れが溜まったままですと、それが体内で老廃物となり、皮膚やお肌に停滞して、それが肌荒れや吹き出物の原因となります。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味帰脾と清上防風湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高めて消化吸収を促進して、体力と気力を付けて、不眠を改善します。夜間に熟睡して疲れを取り、朝スッキリと起きることができるようになります。
清上防風湯は、血液の解毒代謝を活性化して、ニキビや吹き出物を改善します。
口内炎にお悩みというご相談です。胃腸の具合も良くないようです。咽頭炎になりやすくのどのつかえる感じがあるようです。まずは、胃腸の働きを活性化して、免疫力を高めましょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸の分泌を抑えて、胃粘膜の荒れを修復して、食欲低下や下痢を改善します。
半夏厚朴湯は、のどから胸部の緊張感を緩和して、のどのつかえや咽頭炎、口内炎を改善します。
息苦しさにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と湿痰が高くなっています。体内の水分代謝が悪く、水分が停滞して、それが気の巡りを阻害して、イライラや不安感を起こしているようです。まず、水分代謝を活性化して、気の巡りを改善する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏白朮天麻湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
半夏白朮天麻湯は、体内の水分代謝を活性化して、小便を増やし、むくみや下痢を改善します。頭痛やだるさ、気力低下を改善する作用もあります。
体質:気虚 陰虚 陽虚 血虚 血瘀
痛風にお悩みというご相談です。尿酸は、プリン体の多く含む食事の影響もありますが、むしろ筋肉や肝臓など内臓組織の損傷から排出する尿酸の方が多いと言われています。体質判定の結果を拝見すると、小便の量が少ないようですので、これから改善していく必要があります。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、越婢加朮湯と五苓散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、関節の炎症と腫れを鎮めて、足の痛みを緩和します。
五苓散は、体内の水分代謝を活性化して、小便を増やし、尿酸を積極的に排出します。
体質:陰虚 湿熱 気滞 陽虚 湿痰 血虚 気虚 血瘀
紫外線による湿疹にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と湿熱、気滞が高く出ています。体内には、余分な水分が停滞していますが、皮膚や粘膜など体表は潤いが不足して乾燥しています。ストレスやイライラ感などが体内での熱源となり炎症を起こし、体表の潤いを飛散させているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と消風散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ストレスやイライラ感を解消して、かゆみを鎮めます。睡眠の質を改善し、皮膚表面を潤し修復させる作用もあります。
消風散は、体内に蓄積した余分な水分と熱炎症を鎮めて、老廃物を大小便に積極的に出して、湿疹を改善します。
体質:陽虚 血虚 気滞 気虚 血瘀 陰虚
下痢にお悩みというご相談です。体質判定の結果から真武湯と補中益気湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
真武湯は、身体を温め新陳代謝を活性化し、大腸の水分を吸収して、小便に出します。
補中益気湯は、胃腸の働きを高めて、消化吸収を促進して、気力体力を付けます。
体質:血虚 気虚 陰虚 気滞
ふらつきにお悩みというご相談です。頭や目の重さや耳鳴りもあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、さらに気虚や陰虚、気滞などが上がっています。頭部への血流不足が一番の原因のようです。耳や目などの感覚器は、精密機械と同じで繊細にできており、しかも常に新鮮な酸素と栄養分を多く必要とします。血液が十分に流通しないと酸素と栄養分が不足して、これら感覚器の働きはすぐに低下し乱れます。この血虚の体質を改善して、耳に十分に血液を送り込める状態にして、それを維持できる身体にする必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味帰脾湯が有効です。(堀口和彦)
体質:湿痰 気滞 血虚 気虚 血瘀 陰虚
だるさや頭痛、肩こり、むくみ、生理痛などにお悩みというご相談です。また、首のリンパ節が腫れ易いとのことです。体質判定の結果を拝見すると、湿痰と気滞が高く出ています。イライラ感やストレスが、自律神経の働きを乱し、水分代謝が低下して、体内に余分な水分が停滞し、むくみやだるさを発症しているようです。では、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、防風通聖散と荊芥連翹湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、体内に停滞した余分な水分と老廃物を積極的に出して、だるさや肩こり、頭痛などを改善します。
荊芥連翹湯は、リンパ節の炎症を鎮めて、炎症が起き難く体質にして、足のほてりや肌荒れなどを改善します。
体質:血虚 湿痰 陰虚 気滞 湿熱
更年期のホットフラッシュやだるさ、集中力低下などにお悩みというご相談です。女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって、更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状であるホットフラッシュなどを起こします。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く出ています。脳や筋肉など酸素と栄養分がたくさん必要なところへ血の供給が少ない状態です。この血虚を改善することから、始めましょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散が有効です。(堀口和彦)
体質:やや血虚 やや気滞 やや湿痰 やや湿熱 やや陰虚
指のしびれにお悩みというご相談です。ピアノを演奏されるとのことで、お辛いかと存じます。体質判定の結果が出ていません。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、湿痰がやや高く出ています。頚椎は異常がないとのことですので、胸郭出口症候群かもしれません。手根管症候群の場合、正中神経が手根管内で圧迫されるので、一般的には中指を中心に示指と薬指の先端がしびれます。手を振って、手関節を屈伸動作すると、しびれは変化します。胸郭出口症候群の場合は、一般に橈骨神経が鎖骨と肩甲骨周辺で接触または挟まり、拇指や示指にしびれを発症します。首を前に倒し猫背な姿勢になると、しびれが悪化する場合が多いです。ピアノを演奏する姿勢は、これに近いと予想します。そこで、二種類の漢方薬をご提案します。一種類目を、葛根湯と半夏厚朴湯の調合とし、二種類目は、柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散が有効です。(堀口和彦)
葛根湯は、首肩周辺の新陳代謝を高め、筋肉のコリや関節の緊張を解し、肩こりやしびれを緩和します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感などを改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、大小便の排出を促進して、肩や関節の潤滑油を巡らし、コリやしびれなどを改善します。
体質:やや陰虚 やや気滞
のどのつかえにお悩みというご相談です。イライラ感や手のひらの汗などもあるようです。ホルモンと自律神経の働きが乱れているようです。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、イライラ感や手足のほてり熱感を緩和します。多少大便を出しやすくする作用もあります。
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、のどや気管の詰まり感や痞え感を改善します。
体質:血虚 陽虚 気滞 血瘀
歯肉炎にお悩みというご相談です。インプラント治療前後の歯科治療が関与しているようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚などが高くなっています。歯茎周辺への血液循環が悪く、新鮮な酸素と栄養分が不足しているようです。歯肉内の細胞が修復されるためには、酸素と栄養分が必要です。それが十分でないので、修復に時間がかかり、治りそうな頃にまた飲食による外部刺激が加わり、歯肉の炎症がいつまでも引けないのではないかと予想します。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、呉茱萸湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
呉茱萸湯は、歯根など骨周辺の血行を促進して、老廃物を流し、炎症を鎮め痛みを和らげます。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、血行を促進して、歯肉に停滞した老廃物を流し、痛みを緩和して患部の修復を促します。
体質:陽虚 気虚 血虚
逆流性食道炎による口内の酸っぱさにお悩みというご相談です。また不安感や下痢しやすさなどもあるようです。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。本来、胃腸は蠕動運動で、食べ物を消化することが基本なのです。ところが、慢性的な身体の緊張などがあると、胃腸も凝ってしまい動けなくなります。すると、胃腸は食べ物を消化するために、胃酸など消化液や酵素を多量に分泌して、食べ物を解かすように消化するのです。その結果、胃酸過多となり、胃炎や逆流性食道炎を引き起こすのです。まずは心身の緊張感を緩和して、胃腸が蠕動運動を正常に行え、消化吸収がスムーズになるように調整する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と六君子湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸の分泌を調整して、胃粘膜を保護して修復します。自律神経の働きを調整して、不安緊張感を緩和して、胃の蠕動運動をスムーズにします。
六君子湯は、消化吸収力を高めて、食べ物を逆流させずに、大腸へ送り、栄養分や水分の吸収を調整して、下痢や小便の量を改善します。お腹の張りやゲップ、おならを軽減する作用もあります。
ばね指にお悩みというご相談です。ばね指腱鞘炎は、指を動かすワイヤーである腱とそれをガードするワイヤーカバーに相当する腱鞘の間に老廃物が沈着して、錆び付くようになり、指を動かし難くなり、腫れ痛みが出たりします。これらのワイヤー周辺の錆びを落とし、老廃物をお掃除することが、腱鞘炎の治療方針となります。体質判定の結果を拝見すると、血虚と湿熱が高くなっています。関節や筋肉に酸素と栄養分を供給する新鮮な血液が不足していることと、老廃物が停滞して体内に余分な水分と熱が蓄積しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、薏苡仁湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
薏苡仁湯は、関節周辺の血行を促進して、関節の炎症を鎮め腫れや痛みを緩和します。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、体内に停滞して老廃物や疲労物資を解毒代謝して、大小便の排出を良くして、関節や筋肉の働きを楽にします。
体質:陽虚 湿痰 血虚 気虚 陰虚
筋肉痛にお悩みというご相談です。かなり身体を動かす機会が多いとのことです。体内の疲労物質が解毒代謝されきれず、少しずつ筋肉や足底腱などに蓄積して、痛みが発症しているようです。夜間の睡眠時は、一日で一番血液循環が低下する時で、起床時に足底や膝上が痛むのでは、夜間に静脈血が十分に回収されずに、疲労物質が残っている証拠です。歩きが始まり、血流が促進されると、悪い血が流れ、痛みが軽減されるのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、麻杏薏甘湯と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。夜間睡眠時は、足がほてると思いますが、あまり冷やさないようにしていただく必要があります。血行が悪くなり、起床時の痛みを憎悪させます。足のほてりは、静脈血の流れが悪く、その日の疲労物質が停滞し、それが炎症を起こしほてるのです。就寝前に足の裏をマッサージして、膝や股関節のストレッチをしていただく必要があります。静脈血の流れを促進させることが必要です。(堀口和彦)
麻杏薏甘湯は、体内の新陳代謝を活性化して、リンパ液や静脈血の流れを促進して、筋肉や関節の痛みを緩和します。
疎経活血湯は、血行を促進して、筋肉や関節に停滞した老廃物や疲労物質を流し、筋肉や関節の炎症を鎮めて痛みを緩和します。
体質:やや陽虚 やや血虚 やや湿熱 やや気虚 やや湿痰
口の渇きにお悩みというご相談です。口内の潤い不足は、唾液などが不足しているのではなく、のどや口周辺の筋緊張があり血流を阻害していることに原因があるようです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚や血虚がやや高く出ています。口内への酸素と栄養分を供給する新鮮な血液が不足しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安感や気力低下を改善します。
加味帰脾湯は、血を増やして、口内に十分な酸素と栄養分を供給して、口の渇き感を改善します。
不整脈や息切れにお悩みというご相談です。まず、新陳代謝を活性化することを目標にします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、真武湯と六君子湯を調合した漢方薬が有効です。いずれの処方も気力を高めて、深呼吸をしやすい身体にしていきます。(堀口和彦)
真武湯は、心肺機能を高めて、新陳代謝を活性化して、むくみや息苦しさなどを改善します。
六君子湯は、胃腸の働きを高めて、食欲不振や下痢、むくみなどを改善します。
耳鳴りにお悩みというご相談です。また、風邪を引き易くのどが炎症を起こし易いようです。ご様子からすると、のどなど頸部リンパ節の炎症が、耳下腺リンパの炎症へ波及して、内耳の聴神経や蝸牛も炎症とむくみを起こしているようです。耳鳴りの発生は、鼓膜と耳小骨周辺の湿り気と乾燥度、耳管の開閉状態による中耳の圧力、内耳リンパ液の貯留停滞状態、さらに聴神経の過敏度の4つの要因が関与しています。これらの要因を左右するのが、血圧など血液循環の良否、耳下リンパ節や副鼻腔などの炎症の有無、さらにストレスによる精神状態です。これらの要因が単独で耳鳴りを起こす場合もありますが、複雑に絡まりあって耳鳴りを発症していることもあります。ご相談者の場合は、複数の要因が重なって発症していると予想します。まず、耳下リンパ節の炎症を鎮めて、聴神経の過敏さを緩和することからスタートしたら良いと推察します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と辛夷清肺湯の調合が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、過敏になった聴神経を和らげ、耳鳴りを抑えます。
辛夷清肺湯は、鼻やのど、耳下などのリンパの炎症を鎮めて、耳管の開閉をスムーズにして、内耳の湿度や圧力を調整して、耳鳴りを緩和します。
体質:やや気滞 やや血瘀 やや血虚 やや湿熱 やや陰虚
声枯れにお悩みというご相談です。慢性上咽頭炎や逆流性食道炎もあるとのことです。鼻づまりがあり、睡眠時に口を開き、いびきをかくようです。研修講師をされているとのことですので、しゃべる時間が長いと思いますので、のどの潤いが消耗する頻度が高いです。声帯などのど周辺の粘膜が、潤いを失った状態で、無理して長く発声すると、声帯を傷つけのど周辺粘膜を硬く締めてしまいます。潤滑油が効いていない状態で、機械の歯車を回転させ続けるようなイメージです。まずは、血液とリンパ液の循環を良くして、声帯のど周辺に十分な酸素と栄養分を供給して、粘膜の完全修復を行なうことが必要です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と荊芥連翹湯の調合が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻粘膜やのど気管、声帯などを潤す作用があります。
荊芥連翹湯は、リンパ節の炎症を鎮め、血流を促進して、鼻やのどの粘膜の修復を促進します。いずれの処方も鼻づまりを改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 陽虚 血瘀 気虚 湿痰 湿熱
頸椎症による肩や腕などのしびれにお悩みというご相談です。急性大動脈解離手術後の右半身のしびれが出て、歩行が困難とのことです。また、首のリンパ節転移手術やアトピーによる心内膜症手術もされているとのことです。手術による心身への負担は大きいかったと推察します。まずは、心身の緊張感を緩和して、心身の疲れを軽減することから、スタートします。深呼吸ができるようになりましょう。下痢の方は現在よいとのことです。では、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、首や肩、背中などのコリ緊張を解し、睡眠の質を高め、心身に余裕を作り、目や耳の疲れを和らげます。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、手足末端まで血を送り込み、しびれや痛みなどを緩和します。
産後のフラフラするめまい感や動悸などの不調にお悩みというご相談です。産前産後は、ホルモンが劇的に変動します。その際、眼の奥にある脳下垂体が非常に忙しく働き、それに隣接する視床下部も連動して働きが乱れます。この視床下部に自律神経の中枢があります。つまり産後はホルモンと自律神経の働きが大きく揺さぶられて変動するのです。産後は安静にして、眼をあまり使い過ぎないことは、脳下垂体と視床下部の働きを調和させるために不可欠です。また、授乳の刺激はオキシトシン分泌を促し、その刺激がホルモンのバランスを調整する作用があります。まず、ご出産での気力と体力の消耗を回復させて、ホルモンと自律神経の働きを調整することが必要です。芎帰調血飲と加味帰脾湯が有効です。これらの処方は、胃腸の働きを高め、気力体力を回復させて、ホルモンと自律神経の働きを調整する作用があります。いずれの処方も授乳中でも服用できます。(堀口和彦)
3人目の妊娠にお悩みというご相談です。2人のご出産時と2年前の堕胎手術の影響があると思いますが、生理は周期的にあり、排卵もあります。体質判定の結果を拝見すると、血瘀と湿痰が高く出ています。骨盤内に古血である瘀血が停滞して、子宮周辺にあり、受精卵が着床し難くなったいるように予想します。子宮は、受精卵を育てる畑のような存在です。作物を育てる畑は、適度に湿り気や温かさ、栄養分が必要なように、子宮も適度な粘膜の潤いや温かさ、栄養分が必要です。月経血の塊やおりものをまず改善して、子宮状態を向上して、卵巣の働きを高めれば、妊娠が可能です。また、足首を回して足を振り動かしても、しびれが変化しなければ、足根管症候群ではないでしょう。骨に異常がなくても、頸椎や腰椎で筋肉や靭帯など、神経を触りしびれが起こることもあります。筋肉のコリや張り、疲労が原因で神経痛が起こることもあります。体質判定の結果を拝見すると、気虚や陽虚がやや高くなっています。一種類目は、桂枝加朮附湯と大防風湯を調合した漢方薬が有効です。二種類目は、疎経活血湯が効果的です。(堀口和彦)
桂枝加朮附湯は、神経の痛みやしびれを緩和します。
大防風湯は、関節や筋肉に酸素や栄養分に十分に送り込み、筋肉と関節の動きを良くします。
疎経活血湯は、血行を促進して、さらに水分循環を良くして、関節や筋肉の痛みやしびれを緩和します。
足首を回して足を振り動かしても痺れが変化しなければ、足根管症候群ではないでしょう。骨に異常がなくても、頸椎や腰椎で筋肉や靭帯など、神経を触り痺れが起こることもあります。筋肉のコリや張り、疲労が原因で神経痛が起こることもあります。体質判定の結果を拝見すると、気虚や陽虚がやや高くなっています。これらの改善に適する漢方薬を処方します。一種類目は、桂枝加朮附湯と大防風湯の調合が有効です。二種類目は、疎経活血湯が効果的です。(堀口和彦)
体質:気虚 血虚 湿痰 血瘀 陽虚 気滞 陰虚
貧血による立ちくらみやだるさ、月経血量の減少などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚や気虚、湿痰などが高く出ています。血が不足して、血行不良を起こし、静脈血とリンパ液の流れが停滞しているようです。その結果、むくみやだるさなどを起こしています。これらの改善には、温経湯が有効です。温経湯は、当帰芍薬散より、胃腸の働きを調整する作用があります。人参が入り、おりものの改善にもよく、呉茱萸も入り頭痛が起こりやすい体質の方に向いています。(堀口和彦)
温経湯は、血を補い子宮卵巣の働きを高めて、生理周期や月経血を調整します。不安感や睡眠の浅さを改善する作用もあります。さらに、水分代謝を調整する作用もあり、おりものや頭痛などを改善する作用もあります。
体質:やや気滞 やや陰虚 やや血虚 やや陽虚
不妊にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気滞が高くなっています。心身へのストレスが、ホルモンや自律神経の働きに影響しているようです。漢方では、体力の向上と精神的な安定、子宮のコンディションを良くすることを目標にします。アレルギー性鼻炎とアトピーがあるようです。アレルギー体質は、外部からの異物に対して反応が過敏であったり、過剰であったりすることです。漢方的には、アレルギー体質の方は、子宮での受精卵の着床や精子の侵入などに、過敏に反応する場合があると考えています。ですので、アレルギー体質の改善も視野に入れた処方を選びます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲と温経湯を調合した漢方薬が有効です。病院のお薬と併用して大丈夫です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、ホルモンと自律神経の働きが乱れて、精神的に不安定でイライラ怒りっぽい方によいです。
温経湯は、子宮卵巣の働きを高めて、子宮の状態を良くします。また、手の湿疹やかゆみなどアトピー体質の改善にもよいです。
体質:やや気滞 やや湿痰
肺気腫にお悩みというご相談です。喫煙により、肺胞が多少傷んだかもしれませんが、肺は5袋(葉)あり、肺胞はたくさんあり、肺の奧の方には、まだ元気な肺胞もあります。大きく深い呼吸ができる身体に仕向けて、残りの元気な肺胞を維持するようにすることです。体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、人参養栄湯と荊芥連翹湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、肺胞への栄養分を増やし、呼吸器の働きを高めます。鼻水や咳などにもよいです。
荊芥連翹湯は、アレルギー体質を改善する作用があり、鼻水や湿疹、ニキビなどを改善します。
EDにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。陰部への血液の供給が不足して、勃起が持続しないようです。気力が低下していることや下痢し易いことなどで、下腹部への力が入らないことも、勃起力低下に関与しているようです。まず、骨盤内の血流を促進して、陰部へ酸素と栄養分を十分に供給するような漢方薬を選びます。桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯を調合して一種類として、もう一種類は活命参とします。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、精神的に安定させて、不安や緊張感による陰萎縮を改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の消化吸収力を高め、血を補い陰部への血液供給を増やします。不安感や気力低下、目の疲れを改善する作用もあります。
活命参は、鹿の幼角である鹿茸が配合されており、男性ホルモンの働きを高め、精力を増強して、陰部への血流を持続的に増やし、勃起力を高めます。
体質:湿痰 陰虚 気滞 湿熱 血瘀
むくみにお悩みというご相談です。お顔もむくみがあるとのことです。手のひらのかぶれや熱感もあるようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、黄連解毒湯と五苓散の調合が有効です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、体内にこもった熱を冷まして、手足のほてりや熱感、炎症を鎮めて、湿疹や痒みなどを改善します。赤ら顔やのぼせ、寝つきの悪さを改善する作用もあります。
五苓散は、体内の水分代謝を活性化して、のどの渇きや排尿を調整して、むくみを改善します。頭痛を緩和する作用もあります。
体質:気虚 血虚 気滞 血瘀 陽虚 陰虚 湿痰 湿熱
息苦しさにお悩みというご相談です。神秘湯や小青竜湯、麻杏甘石湯などで夜間の咳は治まってきたようですが、息苦しさはまだあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と血虚が高く出ています。気力と体力を高める処方が必要です。身体の緊張感を緩和して、胸や背中の呼吸筋を解して、呼吸し易い身体にする必要があります。また、肺胞への血流を増やして、空気中の酸素を血中に取り込めるようにすることも大切です。下痢の頻度が高いとのことです。体重などを考慮すると、やはり体力と気力を高める必要があります。以上のことから、六君子湯と苓甘姜味辛夏仁湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
六君子湯は、胃腸の消化吸収を高め、下痢軟便や食欲不振を改善します。
苓甘姜味辛夏仁湯は、小青龍湯に似ていますが、息苦しさを改善して呼吸をし易くします。胃腸の弱い方に向いています。
体質:血虚 気滞 陽虚 陰虚 湿熱 気虚 湿痰 血瘀
ストレスによる首肩こりやうつっぽさにお悩みというご相談です。今までに多種の漢方薬をお試しとのことでした。体質判定の結果を拝見すると、やはり気滞が一番高くなっています。夜間は、身体の陰分という血液や体液を生成する時間で、内臓の内で特に肝臓や腎臓が働く時です。解毒代謝つまり体内の疲労物質を浄化する時で、身体の疲れを取る時間なのです。このことから、夜間の睡眠時間の代わりに昼間に同じ時間睡眠しても、疲れが取れないのです。特に50歳を過ぎると解毒代謝力は低下します。ご相談者の場合も夜間のお仕事が心身ともに限界に来ていると推察します。でもお仕事を簡単に代えることはできないでしょうから、漢方で何とか応援していきたいものです。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、気を鎮める作用が強く、心身の緊張感を緩和して、肩こりや首筋のコリを改善します。不眠や動悸にも良く、心臓の働きを助けて、左肩から肩甲骨の間の緊張を和らげる作用があります。
抑肝散は、イライラや緊張感を緩和して、頭の重さや目の疲れなどを改善します。
体質:陰虚 気滞 血虚 気虚 血瘀 湿痰 陽虚 湿熱
耳鳴りとめまい、耳閉感、頭重などにお悩みというご相談です。耳鳴りの発生は、鼓膜と耳小骨周辺の湿り気と乾燥度、耳管の開閉状態による中耳の圧力、内耳リンパ液の貯留停滞状態、さらに聴神経の過敏度の4つの要因が関与しています。これらの要因を左右するのが、血圧など血液循環の良否、耳下リンパ節や副鼻腔などの炎症の有無、さらにストレスによる精神状態です。これらの要因が単独で耳鳴りを起こす場合もありますが、複雑に絡まりあって耳鳴りを発症していることもあります。鼻水や鼻づまりがあるようですので、耳鳴りやめまいの改善に、この辺の改善がまず必要です。アレルギー体質の改善も必要です。これらのことから、香蘇散と辛夷清肺湯が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、のどから鼻耳周辺のリンパの炎症を鎮めて、耳管や内耳のリンパ液の流通を改善して、耳閉感や耳鳴り、めまいを軽減します。
辛夷清肺湯は、鼻やのどの粘膜を潤して、炎症を鎮めて、鼻炎や鼻づまりを改善します。アレルギー体質を改善する作用もあります。
体質:気滞 血虚 陰虚 気虚
お孫さんの便秘と生理不順などにお悩みというご相談です。ホルモンと自律神経の働きがまだ調和していないようです。ちょうど更年期のような状態となっているようです。漢方でホルモンと自律神経の働きを調整して行けば、便秘も含めて良くなっていきます。柴胡桂枝乾姜湯と麻子仁丸料の調合が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理不順やのぼせ、ほてり、動悸などを改善します。
麻子仁丸料は、大腸を潤し大便を柔らかくして、便秘を改善します。
産後の脱毛にお悩みというご相談です。産前産後はホルモンが劇的に変動します。その際、眼の奥にある脳下垂体が非常に忙しく働き、それに隣接する視床下部も連動して働きが乱れます。この視床下部に自律神経の中枢があります。つまり産後はホルモンと自律神経の働きが大きく揺さぶられて変動するのです。産後は安静にして、眼をあまり使い過ぎないことは、脳下垂体と視床下部の働きを調和させるために不可欠です。また、授乳の刺激はオキシトシン分泌を促し、その刺激がホルモンのバランスを調整する作用があります。髪の毛もホルモンの影響を大きく受けます。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚が高くなっています。自律神経の働きの乱れと血による頭皮への酸素と栄養分の不足が関与しているようです。以上のことから、芎帰調血飲や女神散などが有効です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、産前産後や流産によるホルモンと自律神経の働きの乱れを調整して、イライラ感や不安感などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせや手足の冷えを改善して、顔や頭の汗を減らします。
肺のご病気により酸素吸入が必要となり、息苦しさにお悩みというご相談です。肺は5袋(葉)あり、肺胞はたくさんあり、肺の奧の方には、まだ元気な肺胞もあります。大きく深い呼吸ができる身体に仕向けて、残りの元気な肺胞を維持するようにすることを目指します。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気滞が高く出ています。陰虚は気管や肺の粘膜の潤いが不足していることを示しています。気滞は、自律神経の働きの乱れやイライラ感などを示しています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と人参養栄湯の調合が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や動悸などを改善して、熟睡感や排便を促進します。
人参養栄湯は、肺胞へ栄養分を十分に供給して、肺の機能を維持して、呼吸を楽にします。
体質:気虚 気滞 湿熱 血虚 湿痰
めまいにお悩みというご相談です。3月に回転性のめまいがあり、現在はフワフワ感が強いとのことです。体質判定の結果を考慮し、半夏白朮天麻湯と女神散の調合が有効です。めまいは数週間で多少変化があると考えます。(堀口和彦)
半夏白朮天麻湯は、体内の水分代謝を調整して、耳内のリンパ液の流れを促進して、前庭や三半規管の働きを高め、めまいや頭痛、頭重感を改善します。胃腸の水分調整をして、大便の軟らかさを調整する作用もあります。
女神散は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、めまいやフワフワ感を改善します。
体質:湿熱 湿痰 血虚 陰虚 血瘀
息苦しさにお悩みというご相談です。身体の不安緊張感が、呼吸筋を硬くして、肺を大きく拡げることができないのでしょう。体質判定の結果を拝見すると、湿熱と湿痰が高くなっています。体内に停滞する水分を代謝を活性化することで、外に排出することも必要です。不安緊張感を緩和して、水分代謝を活性化する処方をお選びします。息苦しに、夕方からは過呼吸のような動悸と息のし難さがあるとのことです。今までにご服用の処方は、体内の余分な水分を取り除く作用はありません。今回の体質判定の結果は、湿熱と湿痰が高いですので、まずは水分代謝を活性化する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、神秘湯と苓甘姜味辛夏仁湯の調合がまずお勧めです。(堀口和彦)
神秘湯は、気管や肺、胸部の緊張感を緩和して、気管を拡げて呼吸し易くします。
苓甘姜味辛夏仁湯は、体内の水分代謝を活性化して、余分な水分を排出して、気管や咽喉部の通りを良くして、呼吸を楽にして、息苦しさや動悸を改善します。
副鼻腔炎や鼻づまり、不安感などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ています。心身の緊張感が、自律神経の働きを乱しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と麦門冬湯の調合が有効です。今回の処方で鼻粘膜などが潤されて、鼻水や痰が出易くなると推察します。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻粘膜や喉気管を適度に潤し、炎症を鎮めて、鼻づまりや鼻水を改善します。心を潤す作用もあり、精神的な安定感を増します。
麦門冬湯は、気管を潤し痰を出し易くして、気管支炎や喘息を予防します。
体質:血虚 血瘀 気虚 陰虚
顔の吹き出物にお悩みというご相談です。毛穴が膨らんで、膿をもったようなできものとのことです。毛根にニキビの原因菌であるアクネ菌が入り込んで起こっていると予想します。 月経血が少ないことや、気力や食欲が低下していることから、免疫抵抗力が低下して、アクネ菌に負けて増殖されているように思います。まず食欲を出し胃腸の働きを活性化して、血を補い気力体力を高めましょう。漢方薬としては、まず元気と免疫力を高めるために補中益気湯を、さらに皮膚の化膿を鎮めるために十味敗毒湯が有効です。(堀口和彦)
補中益気湯は、胃腸の働きを高めて、気力体力を増進して、血圧の低下を防ぎ、脳への血流を確保して、ふらつきやめまい、動悸などを改善します。
十味敗毒湯
十味敗毒湯は、皮膚に停滞した老廃物を解毒代謝して、皮膚の炎症や赤みを鎮めます。
体質:気虚 血虚 血瘀 陰虚 湿痰 気滞 陽虚 湿熱
パニック発作や予期不安などにお悩みというご相談です。鼻炎などのアレルギー疾患や肥満もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く出ています。ホルモンの働きを調整する漢方薬と、鼻炎などアレルギー体質を改善する漢方薬を加えると良いと推察します。脳内のヒスタミンとホルモンの働きをコントロール脳下垂体の働きがキーとなります。足の痛みがあり、体重減量も必要とのことですので、防已黄耆湯と苓甘姜味辛夏仁湯の調合が良いでしょう。(堀口和彦)
防已黄耆湯は、甲状腺などのホルモンの働きを調整して、水分代謝を活性化して、体内の余分な水分を排出して、関節の炎症や腫れ痛みを軽減します。
苓甘姜味辛夏仁湯は、気管や鼻の粘膜の炎症を鎮めて、鼻炎や気管支炎を改善します。
体質:陰虚 血瘀 血虚 気滞 気虚
過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整する必要があるようです。桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯の調合が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、精神的安定させて、過食傾向を改善します。
加味帰脾湯は、気力体力を高めて、不安感やイライラ感などを改善します。
体質:やや血虚 やや気滞
抗がん剤による神経障害の手足のしびれにお悩みというご相談です。牛車腎気丸もしびれに利用されますが、ご相談者の体質には合わないように思います。体格や体質判定の結果からすると、血虚といい、酸素と栄養分を供給する血が不足している状態です。抗がん剤による神経障害は、神経末端での成長発育の旺盛な場所で起こります。脱毛も同じ原理です。それは、抗がん剤ががん細胞だけでなく、神経や毛髪などの発育成長を阻害するからです。当帰四逆加呉茱萸生姜湯と加味帰脾湯の調合が有効です。(堀口和彦)
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、手足末端への血流を増やし、神経障害を抑えて、しびれや冷えを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高め消化吸収を促進させて、血を増やし気力体力を高め、抗がん剤による体力消耗を改善します。
体質:陰虚 湿熱 血虚 気滞
脊柱管狭窄による膝下の痺れにお悩みというご相談です。現在疎経活血湯を服用とのことです。脊柱管狭窄による症状を緩和軽減するためには、脊柱管への脳脊髄液の流通を確保して、脊柱管内の神経細胞へ酸素と栄養分を持続的に送り込むことが大切です。無理な歩行や立位姿勢は、それを阻害します。さらに、首筋から腰までの背骨に余裕を持たせ、脊椎間の関節に遊びを作ることも重要です。椎間関節の空間的なゆとりは、神経根の圧迫を軽減し、痺れや痛みを緩和するために必要です。体質判定の結果を拝見すると、便通を促進させて体重を落とし、腰を支える骨盤内にゆとりを作り、背骨から腰骨に遊びを作るようにすることが必要です。そのためには、通導散と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効です。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内の停滞する宿便や老廃物を排出して、腰から骨盤周辺の血流を促進して、腰を支える筋肉を活性化して、腰痛や痺れを緩和します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や背中の筋肉を和らげ、不眠や痒みなどを改善します。
体質:血虚 陽虚 気虚
過食や体重増加への不安感にお悩みのようです。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整する必要があります。過食は、視床下部の働きが調整されれば落ち着きます。体質判定の結果を拝見すると、血虚や陽虚、気虚が高く出ています。血虚は、脳など酸素と栄養分が必要な部位に血液の供給が十分でないことを示します。陽虚は、ホルモンの働きが乱れ、新陳代謝が低下していることを示します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、不眠や不安感を緩和して、徐々に摂食中枢を正常化します。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、新陳代謝を高めて、手足末端まで血液を循環良くして、冷えや頭痛などを改善します。
高血圧と寝付きの悪さにお悩みというご相談です。お悩みの症状と体質判定の結果から、黄連解毒湯と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、血管の炎症を鎮めて、血圧の下げます。またアルコール解毒代謝を高める作用もあります。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、自律神経の働きを調整して、心身の緊張感を緩和して、肩こりや不眠などを改善して、心臓の働きを助けます。
体質:血虚 陰虚 気滞 陽虚 血瘀 気虚 湿痰
痔の痛みと不眠にお悩みというご相談です。お悩みの症状と体質判定の結果から、乙字湯と大黄牡丹皮湯の調合と、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯の調合の二種類が有効です。(堀口和彦)
乙字湯は、肛門周囲の炎症を鎮めて、腫れ痛みを緩和します。大便を軟らかくする作用もあります。
大黄牡丹皮湯は、大腸から肛門の停滞する宿便を排出して、大腸直腸肛門の炎症や腫れ、膿みを取ります。
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、のどの渇きや手ひらの汗、肩こり、不眠などを改善します。
加味帰脾湯は、気力体力を高めて、不安感やイライラ感を鎮めて、熟睡感を高めます。
体質:気滞 血瘀 湿痰
腱鞘炎にお悩みというご相談です。腱鞘炎は指を動かすワイヤーである腱とそれをガードするワイヤーカバーに相当する腱鞘の間に、老廃物が沈着して、錆び付くようになり、指を動かし難くなったり、腫れ痛みが出たりします。これらのワイヤー周辺の錆びを落とし、老廃物をお掃除をすることが、腱鞘炎の治療方針となります。漢方薬は、老廃物の解毒代謝を促進して、血流を良くして、腱周辺の錆を落とし作用のある処方を選びます。排便の頻度は良いようです。腱鞘炎は、関節に老廃物が沈着することから始まります。ですので、体内の解毒代謝を高める必要があります。大小便の順調な排出は、解毒代謝の活性化に必須です。ご様子と体質判定の結果から、薏苡仁湯と桂枝茯苓丸料の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
薏苡仁湯は、関節の炎症を鎮め潤滑油を増やし、さらに関節に沈着して老廃物を浮かします。
桂枝茯苓丸料は、血行を促進して、解毒代謝を高めて、肩こりやむくみ、しみなどを改善します。
体質:陰虚 血瘀 血虚 気滞
首の後ろと左耳後ろの痒みと赤みにお悩みというご相談です。皮膚が盛り上がり、皮膚が剥がれ落ちるようです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚が高く出ています。身体を潤す体液成分が不足しているようです。また、生理周期が乱れていることから、ホルモンの働きが関与しているようです。血瘀と血虚の体質判定の結果がそれを示します。これらのことから、当帰飲子と十味敗毒湯の調合が有効です。(堀口和彦)
当帰飲子は、皮膚を潤し皮膚の再生を調整して、痒みや炎症を鎮めます。
体質:血虚 陰虚 気滞 血瘀 湿痰 陽虚 湿熱 気虚
産後に肥立ちと妊娠中の副鼻腔炎と気管支喘息、目の疲れなどにお悩みというご相談です。産前産後でホルモンが劇的に変動します。その際、眼の奥にある脳下垂体が非常に忙しく働き、それに隣接する視床下部も連動して働きが乱れます。この視床下部に自律神経の中枢があります。つまり産後はホルモンと自律神経の働きが大きく揺さぶられて変動するのです。産後は安静にして、眼をあまり使い過ぎないことは、脳下垂体と視床下部の働きを調和させるために不可欠です。普段からドライアイや眼精疲労があるようですので、さらに注意が必要です。また、授乳の刺激はオキシトシン分泌を促し、その刺激がホルモンのバランスを調整する作用があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲と辛夷清肺湯が有効な処方です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、産後の肥立ちに有効です。
辛夷清肺湯は、妊娠中の副鼻腔炎や気管支喘息などに有効です。
動悸にお悩みというご相談です。緑内障や糖尿病などもあるとのことです。ご様子と体質判定の結果すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と炙甘草湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や不眠、不安感などを改善します。
炙甘草湯は、心臓の働きを助けて、動悸や息切れなどを改善します。
体質:陰虚 湿痰 気滞 湿熱
腱鞘炎にお悩みというご相談です。指を使う機会が多かったとのことです。腱鞘炎は指を動かすワイヤーである腱とそれをガードするワイヤーカバーに相当する腱鞘の間に、老廃物が沈着して、錆び付くようになり、指を動かし難くなったり、腫れ痛みが出たりします。漢方では腱鞘炎の治療は、これらのワイヤー周辺の錆びを落とし、老廃物をお掃除をすることとなります。体質判定の結果とご様子から、麻杏薏甘湯と防風通聖散が有効です。(堀口和彦)
麻杏薏甘湯は、体内の水分代謝を活性化して、関節の腫れや肥厚を軽減して、関節の潤滑油を巡らし、腱鞘炎による痛みや動き難さを改善します。葛根湯と同様に身体を温める作用もあります。
防風通聖散は、新陳代謝を高めて、体内に蓄積した老廃物を解毒浄化して、腱鞘に沈着して錆を落としていきます。
体質:陽虚 血虚 湿熱 陰虚 気滞 血瘀 湿痰 気虚
のぼせや不眠、不安感、アレルギー性鼻炎、耳鳴り、胃の膨満感などにお悩みというご相談です。これらの症状を拝見すると、やはり更年期に関連するもとのことです。更年期は女性ホルモンが大きく入れ替わる時で、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状である多様な症状を起こします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散を調合したものと、防風通聖散の二種類の漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不眠や不安感、耳鳴りなどを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせや胃の膨満感などを改善します。
防風通聖散は、体内の新陳代謝を活性化して、大小便の排出を増やし、便秘やメタボを改善します。アレルギー体質改善の作用もあり、後鼻漏や鼻炎なども改善します。
脊柱管狭窄症や変形性膝関節症にお悩みというご相談です。漢方では、首から腰までつながる背骨を軟らかくし、関節間に余裕を作り、脊柱管内の脳脊髄液の流通を改善するように処方します。体質判定の結果を拝見すると、陽虚や血虚、湿痰が高く出ています。八味地黄丸料と疎経活血湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、副腎の働きを高めて、ホルモンの働きを調整して、骨を丈夫にし、脊柱管内の脳脊髄液の流れを促進します。手足のだるさやほてり、しびれなどを改善する作用もあります。
疎経活血湯は、骨盤周辺の血流を促進して、背骨を支える筋肉へ酸素と栄養分を供給して、筋肉の疲れを取り、痛みやしびれを軽減します。
体質:気虚 血虚 陰虚 血瘀 気滞 湿痰 陽虚 湿熱
胃腸が弱く下痢し易く六君子湯を服用中とのことです。疲労時や悪天候前のめまいや気持ち悪さ、肩や首のコリ、頭痛、眼精疲労などにお悩みというご相談です。身体全体の冷えや緊張も強いとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と血虚が高く出ています。体重が少ないことと体力の低下から、内臓の働きや外部環境の変化に体表や血管などの状態を調整する自律神経の働きに余裕がなくなっているようです。自律神経は、生命を維持するために、血圧や体温、発汗、胃腸機能などを毎日何時も怠りなく調整しています。体力的に余裕がない状態が続くと、一生懸命に働く自律神経が応じ切れてなくなり、色々な働きの調整が乱れてくるのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経やホルモンの働きを調整して、冷えを改善して血行を促進して、肩こりや頭痛などを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高め消化吸収力をアップして、血を増やし、気力体力を高めます。
体質:血虚 陰虚 湿痰 陽虚 気滞
ご相談いただいたご様子と体質判定の結果から、加味逍遥散と通導散の調合が有効な処方です。排便の頻度から、これら2処方を組み合わせて調合して一種類とすると、ちょうど良いと推察します。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理前の胸の張りや水分代謝の低下、不眠や不安感などを改善します。
通導散は、骨盤周辺の血流を促進して、腰痛や腰の冷えの改善、大小便の出を良くします。
過食嘔吐にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。ご相談者の場合も、お仕事での緊張感や気疲れが、視床下部へ影響を及ぼしているようです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と湿痰が高く出ています。陰虚は自律神経やホルモンの分泌の働きが低下していることを示します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲がお役に立てると思います(堀口和彦)
芎帰調血飲は、自律神経とホルモンの働きを調整して、心身の緊張感を緩和して、緊張やストレスによる精神的な不安定さを改善して、摂食中枢を回復させます。
体質:陽虚 気滞 血瘀 湿痰 血虚 気虚
めまいやほてり、肩こり、冷え、便秘などにお悩みというご相談です。更年期により女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状であるめまいやほてりなどを起こします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、通導散と女神散が有効な処方です。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内に停滞する大便や古血(瘀血)を排出して、骨盤周辺の血流を促進して、便秘や腰の重だるさ、肩こりやめまいなどを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、更年期によるのぼせやイライラ感、めまいふらつきなどを改善します。
体質:湿痰 陽虚 気虚 気滞 陰虚 湿熱 血虚 血瘀
肌荒れや皮脂、肩こり、目の疲れ、便秘などにお悩みというご相談です。鼻水や中耳炎にもなり易いとのことです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桃核承気湯と竜胆瀉肝湯の調合が有効です。(堀口和彦)
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)、水分などを排出して、便秘や小便の出を改善します。冷えのぼせや肩こり、肌荒れ、不眠なども改善します。
竜胆瀉肝湯は、体内に停滞する湿熱を解消して、解毒代謝を高め、小便をスッキリさせて、肌荒れや中耳炎などを改善します。
体質:陽虚 血虚 陰虚 気虚 気滞 血瘀 湿熱
手指の強ばり感や痛み、頭髪、便秘などにお悩みというご相談です。皮膚お肌の調子も良くないようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚が特に高く出ています。ホルモンの働きが低下しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、通導散と当帰四逆加呉茱萸生姜湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)、水滞などを排出して、大小便の出を改善します。解毒を促進する作用もありますので、手指など関節に停滞した老廃物を浄化して、関節の動きをスムースにします。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、身体を温めて、血行を促進して、皮膚や頭皮などに酸素と栄養分を供給して、冷えや肌荒れ、関節の痛みなどを改善します。
息苦しさにお悩みというご相談です。疲れてくると、鼻や気管などの粘膜に新鮮の血液の供給が不足して、酸欠になり、気道が狭くなるのでしょう。その結果息苦しさを感じているようです。辛夷清肺湯と人参養栄湯の調合がお役に立てそうです。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻や気管などの粘膜を潤して、気道が狭くなるのを改善します。
人参養栄湯は、血を補い、肺や気管に新鮮な血液を十分に供給して、肺胞の働きを高めて、息苦しさを改善します。
体質:血虚 気虚 陽虚 湿痰 気滞 血瘀 陰虚
疲労感や不安感、皮下脂肪太り、体力がない、下半身の冷えなどにお悩みというご相談です。また、肺動脈の難病があり、在宅酸素を吸入中とのことです。脳への血液や酸素が上がって行かない違和感もあるようです。背中の痛みが強いとのことです。肺からの痛みなのでしょう。心臓と肺の働きのバランスを乱さないように注意しながら、漢方薬での効果を出していく必要があります。柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯を今のところの候補に上げています。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、背中や肩のこりを解し、背中の痛みや呼吸を楽にします。
加味帰脾湯は、脳への血流を増やして、不安感や不眠、だるさを改善します。
体質:気虚 陽虚 血虚 気滞 湿熱 血瘀 陰虚 湿痰
気管支炎にお悩みというご相談です。鼻水や鼻の乾燥などもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、多岐にわたっていますが気虚が一番高く出ています。下痢し易いことやおりものがあることなどからまず人参湯がよいでしょう。気管や鼻に関しては、粘膜を潤して炎症を鎮めて、過敏になった状態を緩和させる必要があります。併せて、辛夷清肺湯などが有効です。(堀口和彦)
人参湯
人参湯は、胃腸の働きを高めて、下痢や食欲不振などを改善します。おりものや咳痰を改善する作用もあります。
辛夷清肺湯は、気管やのどの粘膜を潤して、炎症を鎮めて、のど気管の過敏さを減らし、咳や鼻水、鼻づまりを改善します。
体質:湿痰 気虚 陽虚 血虚 気滞
おりものにお悩みというご相談です。不正出血や生理痛、肩こりなどもあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と湿痰が高く出ているようです。不正出血により血が不足していることと、体内の水分代謝が低下しているようです。まず、温経湯という処方が有効です。さらに、葛根黄連黄芩湯という処方が効果的です。(堀口和彦)
温経湯は、血を補い卵巣子宮の働きを高めて、生理痛や不正出血、おりものを改善します。
葛根黄連黄芩湯は、肩こりや目の疲れ、目の充血、下痢などを改善します。
体質:やや陽虚 やや湿熱 やや陰虚
EDにお悩みというご相談です。手術や重粒子線、抗がん剤治療などによって、陰部神経など神経の障害は受けていないのでしょう。排尿時の痛みや出難さから、清心蓮子飲という処方が有効です。前立腺の肥大や炎症には、八味地黄丸料があります。神経障害が起こっていると、EDの改善は困難であると推察します。まずは、小便の出方などが改善してくることを目標にします。手術や抗がん剤などで傷んだ神経や組織が、修復回復する方向へ身体状態を調整していきます。(堀口和彦)
清心蓮子飲は、陰部や膀胱、尿道などの粘膜を潤しながら修復するような作用があります。排尿痛や残尿感などを緩和します。
八味地黄丸料は、前立腺や副腎などの働きを調整して、排尿コントロールや陰部への血流を増やします。
体質:血虚 陰虚 気滞 湿痰 湿熱 気虚 血瘀
膝の痛みや腰痛、肥満、便秘、躁うつ症にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、湿痰と血虚も高くなっています。気滞の改善には、柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。さらに、通導散を併用すると良いです。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不眠や不安感、イライラなどを改善します。
通導散は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)、を排出して、下肢の血行を促進して、腰痛や膝痛、頭痛や肩こりなどを改善します。
口内の乾燥感にお悩みというご相談です。鼻の奥とのどの間に粘った鼻水(後鼻漏)やイガイガ感もあるとことです。夜間の鼻づまりがあるようです。口呼吸になることも、口の乾燥の原因になっていると推察します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、口内や鼻の粘膜を潤して、炎症を鎮めて。口の乾燥や鼻づまり、鼻水、後鼻漏を改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりやイライラ不安感、不眠などを改善します。
体質:陰虚 血虚 気滞
肌荒れやニキビにお悩みというご相談です。更年期による生理不順が関与しているようです。小便の回数が少なく、むくみ易いようです。では、桂枝茯苓丸料と荊芥連翹湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、更年期による生理不順や血行不良、肌荒れなどを改善します。
荊芥連翹湯は、皮膚や粘膜の潤い与えて、炎症や肌荒れを軽減します。足のほてりや目の充血などを改善する作用もあります。
体質:やや湿熱 やや血瘀 やや湿痰
咳喘息にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿熱がやや高くでています。気管や気道に余分な水分が停滞して、炎症を起こしています。アレルギー体質的な要素もあると推察します。漢方薬では、清肺湯と麻杏甘石湯が有効な処方です。(堀口和彦)
清肺湯は、気管や気道に停滞する水分を痰として排出して、呼吸を楽にして咳を鎮めます。
麻杏甘石湯は、気管や肺の炎症を鎮めて、咳や痰を改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 血瘀 気虚 陽虚 湿痰 湿熱
頚椎狭窄症とのことで、首肩の疼痛、四肢の痺れや凝り、股関節も痛くて歩くのが辛いとのことです。また、ふらつきや軽いめまいもあるとのことです。便秘気味で、食欲が低下して食事量が少ないとのことです。では、人参養栄湯と疎経活血湯の調合が有効な処方です。2週間ぐらいで食欲や睡眠などがまず改善してくるはずです。頚椎も含めて脊柱管への脳脊髄液の流通を確保して、脊柱管内の神経細胞へ酸素と栄養分を持続的に送り込むことを目標にします。なお、四肢の痺れや痛みなどの軽減には数か月要するでしょう。(堀口和彦)
人参養栄湯は、自律神経の働きを調整して、胃腸の働きを高めて、食欲や便通などを改善します。
疎経活血湯は、骨盤内の血行促進して、腰や股関節周辺の痛みやしびれなどを改善します。
汗の多さにお悩みというご相談です。手足は冷え、身体の中心部分は熱いようです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と血瘀が高く出ています。自律神経の働きが乱れ、血液循環を悪くして、身体の部位によって温度差が生じているようです。その結果、発汗と冷えの部位があると予想します。柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや不安感、便通の硬さなどを改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、緊張感やのぼせ、発汗異常などを改善します。
動悸や不安感、胸焼け、息切れ、疲れ易さにお悩みというご相談です。不整脈や気胸などを経験されていることですので、その時に怖さや辛さが強く記憶されているようです。漢方薬で、呼吸がし易い身体にして心臓がゆったりと働けるようにします。甘草が合わないとことですので、柴胡加竜骨牡蛎湯と茯苓飲の調合が有効な処方です。いずれの処方も甘草は入っていません。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や不安感、不眠などを改善します。心臓の働きを楽にして、血圧を下げる作用もあります。
茯苓飲
茯苓飲は、胃腸の蠕動運動を調整して、胃酸の逆流や胸焼けなどを改善します。
体質:血虚 気滞 陽虚 血瘀 気虚 陰虚
慢性胃炎による咳とゲップにお悩みというご相談です。胃酸の逆流もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。心身の緊張感が強く、胃腸も硬く緊張して蠕動運動ができないようです。胃腸は蠕動運動による消化を主にして、胃酸や消化酵素は補助的にし、なるべく最少量で消化できるようにできています。病院のお薬で胃酸を抑えてや胃腸の動きを刺激しているようですが、心身の緊張感が強くで十分に蠕動運動ができないようです。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、不安感や不眠、肩こり頭痛などを改善します。
半夏厚朴湯は、のどから胸部の緊張感を緩和して、咳やゲップなどを改善します。
耳鳴りにお悩みというご相談です。高血圧と不整脈もあるようです。耳鳴りの発生は、鼓膜と耳小骨周辺の湿り気と乾燥度、耳管の開閉状態による中耳の圧力、内耳リンパ液の貯留停滞状態、さらに聴神経の過敏度の4つの要因が関与しています。これらの要因を左右するのが、血圧など血液循環の良否、耳下リンパ節や副鼻腔などの炎症の有無、さらにストレスによる精神状態です。これらの要因が単独で耳鳴りを起こす場合もありますが、複雑に絡まりあって耳鳴りを発症していることもあります。体質判定の結果が血虚となっていることや高血圧不整脈があることから、内耳への血流の悪さが関与しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と滋腎通耳湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、心臓の働きを楽にして、高血圧や不整脈、動悸などを改善します。過敏になった聴神経を鎮める作用もあります。
滋腎通耳湯は、内耳への血流を増やして、鼓膜や耳小骨、蝸牛などの働きを改善します。
体質:湿痰 陰虚 血虚 血瘀 気虚 陽虚 湿熱
気力の低下やむくみなどにお悩みというご相談です。また、痔と思われる出血があったとのことです。便秘ではないようですが、大便は硬いようです。体質判定の結果を拝見すると、湿痰が一番高く出ています。体内に余分な水分が停滞して、それが身体を重くして、さらに気も重くしているようです。まずは、水分代謝を高める必要があります。ご様子からすると、水分代謝を低下させている要因にホルモンと自律神経が強く関与しているようです。甲状腺ホルモンや女性ホルモンは、水分代謝と深い関係があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、猪苓湯と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
猪苓湯は、水分代謝を活性化して、小便を出し易くします。腎臓の働きを助けて結石予防する作用もあります。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、リンパや血液の流れを促進して、むくみや足のほてり、おりもの、唇の荒れなどを改善します。睡眠の質を高めて、蓄積した疲労を取り気力を出していく作用もあります。
体質:気滞 気虚 湿痰
みぞおちからのどにかけての異物感にお悩みというご相談です。呼吸のしづらさもあるようです。みぞおちからのどにかけての異物感と圧迫感は、胃酸と消化液が関与しているようです。空腹時には、胃や小腸に食べ物ありませんので、その時に胃酸や消化液が分泌されると、胃から食道に異物感や圧迫感を感じます。ストレスで身体が緊張していて、イライラや不安感などがあると、どうしても胃酸や消化液の分泌が増えやすくなります。ご相談者の場合もこれに該当しているように思います。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と茯苓飲を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、心身の緊張感を緩和して、胃酸や消化液の分泌を調整して、胃や食道での不快感を改善します。
茯苓飲は、体内の水分代謝を活性化して、むくみやお腹の張り、軟便などを改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 血瘀 陽虚 気虚 湿熱 湿痰
人前での緊張による発汗や、手や声の震えなどにお悩みというご相談です。肌荒れも激しいとのことです。体質判定の結果や体格などから、まず緊張やストレスに対応できる体力を付けることが必要です。気力で何とか身体を引っ張ている感じです。身体的には休みたいけれど、気力で何とか仕事ができているように思います。身体に余裕がないので、緊張やストレス下で、震えや発汗などが起こってしまうのです。肌荒れは、体内に蓄積して疲労物質が原因で、身体が余裕のない状態で守りに入っているので、大便や小便の排出がスムーズではないのです。漢方薬では、人参養栄湯と桂枝加竜骨牡蛎湯が有効な処方です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、胃腸の働きを調整して、消化吸収を高め体力をつけていきます。便通を出し易くして、のぼせや赤面などを改善する作用もあります。
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不眠や不安感、イライラ感、頭痛、眼精疲労などを改善します。
体質:陽虚 血虚 気滞 湿痰 湿熱 気虚 血瘀 陰虚
産後の腱鞘炎にお悩みというご相談です。指を使う機会が多いこともありますが、女性ホルモンの影響が大きく関与しています。産後や更年期など女性ホルモンが大きく変動する時に、腱鞘炎を発症する方が多くいます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲と薏苡仁湯を調合したものがお役に立てると思います。お母さんのホルモンと自律神経の働きが調和してくれば、母乳を通して、お子さんも健やかになります。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、産後のホルモンバランスを整えて、乳腺やリンパ節、関節などの炎症を鎮めます。さらに自律神経の働きを調整して、不安感やイライラ感、立ちくらみ、下痢などを改善する作用もあります。
薏苡仁湯は、関節周辺の血流を促進して、関節の炎症や腱鞘炎を改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 血瘀 陽虚 湿痰
フワフワするめまいにお悩みというご相談です。不眠や不安感などもあるようです。どちらかというと低血圧の方です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、ふらつきやめまい、不安感などを改善します。便通や月経不順を改善する作用もあります。
女神散は、自律神経の働きを調整して、のぼせとめまい、目の疲れなどを改善します。
体質:血虚 気滞 陰虚 血瘀 気虚 湿痰 陽虚 湿熱
体重の増加にお悩みというご相談です。不眠や生理不順もあるようです。ストレスが多く過食傾向にあることも体重の増加につながっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と通導散の調合が有効です。今回の漢方薬は、ホルモンと自律神経の働きを調整することで、摂食中枢を正常化して、体重の増加を抑え肥満を解消します。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ストレスによる過食やイライラ、不眠などを改善します。
通導散は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を排出して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理不順や肩こりなどを改善します。
うつ病や下痢、冷え症、アレルギー性鼻炎、喘息などにお悩みというご相談です。気力の低下やアレルギーは、ヒスタミンやセロトニンという神経伝達物質が深く関連しています。これらの調整コントロールは眼の奥にある視床下部が関与しています。視床下部は、自律神経の中枢でもあり、気力とアレルギーは、自律神経とも大きく関与しているのです。その自律神経の働きを調整する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と六君子湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
香蘇散は、のど気管の炎症を鎮め、自律神経の働きを調整して、気力の低下やアレルギーを改善します。
六君子湯は、胃腸の消化吸収の働きを調整して、下痢や軟便を改善します。
タンパク尿や夜間頻尿、過食などにお悩みというご相談です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と竜胆瀉肝湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラ感や過食、痒みなどを改善します。
竜胆瀉肝湯は、腎臓や膀胱の炎症を鎮めて、小便の出を良くして、タンパク尿や頻尿などを改善します。
気管支炎にお悩みというご相談です。気管の開閉調節が乱れているようです。一般的に、身体を横にすると気管は収縮します。起きている方が、気管は拡がります。これは自律神経の働きで調整されています。ゆったりとした状態では、副交感神経が有意になり、気管は狭くなります。寝ているとは、あまり酸素を必要としないし、寝ている時は無防備なので細菌など病原菌などが入り難くするために、気管は狭く調整するのです。一方起きていて活動している時は交感神経が有意に働き、酸素がたくさん必要ですので、気管は広くなるのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と人参養栄湯を調合が有効な処方です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、気管やのど鼻の粘膜を潤して、炎症を鎮めて、咳や鼻づまりなどを改善します。
人参養栄湯は、胃腸の消化吸収力を高め、気力体力を付け、呼吸を楽にします。胃腸の蠕動運動を活発にして、食欲や排便を良くする作用もあります。
アトピー性皮膚炎による皮膚の痒みや不眠などにお悩みというご相談です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と消風散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、全身的に猛烈に痒くなる中枢性の痒みを鎮めます。自律神経の働きを調整して、不眠や不安感、血圧、排便などを改善する作用もあります。
消風散は、体内に停滞する湿熱を鎮めて、皮膚の炎症や痒みを改善します。
体質:気虚 血虚 湿熱 陰虚 血瘀 陽虚 湿痰 気滞
口臭にお悩みというご相談です。冷えや気力低下、下痢と便秘などもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、加味逍遥散と荊芥連翹湯を調合した漢方薬が有効です。鼻やのどのつまりが解消されれば、口呼吸が減り口内の雑菌の増加が抑えられ、口臭は無くなります。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、心身の緊張感を緩和して、不安感やイライラ感を鎮め、血圧の上昇や排便コントロールの悪さ(緊張での下痢腹痛や旅行での便秘)を改善します。血行を促進して冷えを改善する作用もあります。
荊芥連翹湯は、のど鼻や副鼻腔の粘膜を潤して炎症を鎮め、鼻づまりやのどつまり感、鼻炎や花粉症などのアレルギー体質を改善します。
体質:血虚 陰虚 気虚 気滞 陽虚 血瘀
リウマチによる関節の炎症硬さ、可動域制限などが辛いようです。肘の痛みで日常生活に支障が出ているようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、大防風湯と人参養栄湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
大防風湯は、関節周辺の血液や滑液の流れを促進して、リウマチによる関節の痛みや可動域を改善します。
人参養栄湯は、胃腸の蠕動運動の働きを高めて、便通を出し易くして、食欲を高め、気力の低下、睡眠の質を改善します。
体質:気滞 血虚 血瘀 気虚 湿痰 陰虚 陽虚
関節リウマチにお悩みというご相談です。お悩みの症状と体質判定の結果から、一種類を越婢加朮湯と薏苡仁湯の合方として、二種類目を柴胡桂枝乾姜湯と半夏厚朴湯の合方とします。柴胡桂枝乾姜湯と半夏厚朴湯は、以前にも服用していたようですが、この処方は相談者の体質に合っています。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、関節や腱、筋肉の炎症を鎮めて、腫れや痛みを軽減します。
薏苡仁湯は、関節周辺の血液とリンパ液、滑液の流れを促進して、関節の腫れや変形を抑えます。
柴胡桂枝乾姜湯は、ホルモンと自律神経の働きを改善して、顔や顔ののぼせ、不眠など更年期の症状を緩和します。
半夏厚朴湯は、のど気管の緊張感を緩和して、のどの違和感や痰、鼻水などを改善します。関節の炎症は、女性ホルモンと深く関与しています。更年期や産後にリウマチを発症する方は多いですので、ホルモンと自律神経の働きを調整する必要があります。
吹き出物にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、さらに血瘀も高く出ています。血液の循環が悪く、皮膚や筋肉に疲労物質や老廃物が停滞し、新鮮な酸素と栄養分が十分に供給されていないようです。では、柴胡桂枝乾姜湯と温経湯の調合したものが有効です。体内の疲労物資をきれいに解毒代謝して、生理周期を安定させれば、お肌がきれいなり、吹き出物は減ってきます。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや不安感、睡眠の質を改善し、疲労を回復し易い身体にします。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理不順やおりもの、肌の乾燥感、肌荒れ、吹き出物を改善します。
脈が飛んだり、胸の不快感などにお悩みというご相談です。心電図などに異常ないとのことです。心臓は、生まれた時から休むことなく、24時間365日働いている臓器です。心臓は、一番勤務時間のハードな職場なのです。ですので、心臓を楽に働いてもらうように、職場環境を良くすることです。職場環境悪化は、睡眠不足や疲労の他に、肩や背中の凝りも大きく関与します。心身の緊張感を緩和して、心臓がゆったりと働けるように改善する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と黄連解毒湯が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、心臓の働きを楽にして、動悸や不整脈、不安感、睡眠の質を改善します。
黄連解毒湯は、体内の蓄積する疲労物質の解毒代謝を促進して、動脈など血管の汚れを取り、炎症を鎮めて、血圧や心臓の働きを調整し、不整脈や動悸、高血圧を改善します。膀胱の粘膜や皮膚などの炎症を鎮める作用もありますので、排尿や皮膚の痒みなども改善します。
体質:陽虚 気虚 血虚 湿痰
過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。ホルモンと自律神経の働きを調整する必要があります。芎帰調血飲と人参養栄湯という漢方薬が有効です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、視床下部と脳下垂体の働きを正常化して、過食嘔吐を改善していきます。
人参養栄湯は、胃腸の働きを正常化してして、食欲過食を調整します。気力と体力を高める作用もあり、立ちくらみや顔色、鼻づまりなどを改善する作用もあります。
体質:気滞 血虚 湿痰 湿熱 陽虚 気虚 血瘀
おりものにお悩みというご相談です。卵巣の腫れもあり、時に耳鳴りや膀胱炎もあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚、湿痰湿熱が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、竜胆瀉肝湯と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
竜胆瀉肝湯は、陰部から膀胱の炎症を鎮めて、おりものを減らします。小便をスッキリと出させて、むくみや膀胱炎を予防改善する作用があります。皮膚の痒みなどアレルギー的な体質を改善する作用もあります。
温経湯は、子宮卵巣の働きを高めて、ホルモンと自律神経の働きを調整して、卵巣腫れや生理痛生理不順を改善します。
体質:陽虚 血虚 血瘀 気虚 湿痰
副鼻腔炎にお悩みというご相談です。鼻水が多く、痰や咳もあるとのことです。アレルギー的な体質もあるようです。関節リウマチがあるとのことですので、鼻や副鼻腔、のど気管の粘膜も自己免疫的な要因による炎症があるとのことです。副鼻腔炎に関しては、排膿散及湯など膿みを排出する方向の処方を服用されてきたようです。体質判定の結果やご様子からすると、辛夷清肺湯と神秘湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻などの粘膜を潤しながら、炎症を鎮めて、鼻づまりや鼻水を改善します。
神秘湯は、のど気管の炎症を鎮めて、咳や痰を軽減します。免疫の働きを調整する作用もあります。
体質:陽虚 気滞 気虚 血瘀 湿痰 湿熱 血虚
過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、イライラ感や過食、のどの渇きなどを改善します。
桃核承気湯は、ホルモンの働きを調整して、生理周期やイライラ、過食、頭痛、、肩こり、便秘などを改善します。
体質:気虚 陽虚 血虚 湿痰 陰虚 気滞 血瘀 湿熱
心不全や肺炎などで、胸水やむくみなどがあったとのことです。現在はリハビリ中で歩行も可能になってきているとのことです。肝機能の低下にお困りとのことです。体質判定の結果から、真武湯と人参湯の調合が有効な処方です。まずは、胃腸の働きを高め、しっかりと食べるようになることです。食べられて消化吸収力が上がってくれば、心臓の力が高まり、肺や腎臓の機能も上がってきます。この状態を維持すれば、肝機能も回復します。まずは甘いものでもよいですが、徐々にタンパク質の多い食事を摂るようにしていただく必要があります。(堀口和彦)
真武湯は、新陳代謝を高めて、心臓や腎臓の働きを高め、肝臓の働きを助け、むくみや下痢、冷え、筋肉のつれ、不安感などを改善します。
人参湯は、胃腸の機能を高めて、食欲不振や下痢、立ちくらみ、気力低下などを改善します。
体質:陽虚 血虚 血瘀 気滞 気虚
過食や拒食など摂食の調整にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。ご相談者の場合は、子宮内膜症や拒食後の無月経などホルモンバランスの乱れがあり、それが摂食中枢に影響を与えているようです。これらを調整するために、芎帰調血飲が有効です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、無月経や子宮内膜症、立ちくらみ、肩こり、気力低下、イライラ感、過食などを改善します。
体質:血虚 陰虚 血瘀 気虚 気滞 陽虚 湿痰 湿熱
対人時のストレスによる腹満感やガス、下痢や血便などにお悩みというご相談です。頭皮のフケや痒み、抜け毛にもお悩みとのことです。血便の色は、鮮やか赤色のようですので、肛門周囲からの出血で痔による出血の可能性が高いです。ご様子からすると、大腸に潰瘍があり、そこから出血していることも予想されます。この場合は、悪化する場合があるので、病院での検査をお勧めします。鮮血ということは、肛門周囲の可能性が高いです。出血量があるようですので、まずここから改善する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲と芎帰膠艾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、不安感やストレスに順応して胃腸の働きを改善します。頭皮や抜け毛を改善する作用もあります。
芎帰膠艾湯は、肛門周囲など不正出血を抑えて、貧血を改善します。
体質:やや陽虚 やや陰虚 やや湿痰
咳と鼻水、痰にお悩みというご相談です。喉から気管の粘膜が荒れて過敏になっていると予想します。荒れた粘膜は、滲出液が出やすくそれが痰のようになって出続けいるようです。粘膜をしっかりと修復して、粘膜の過敏さが鎮まれば、咳が出なくなります。清肺湯と麻杏甘石湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
清肺湯は、のど扁桃、耳下腺リンパ、気管の炎症を鎮めて、咳や痰を緩和します。
麻杏甘石湯は、気管の炎症を鎮め感敏さを改善して、連続する咳を鎮めて呼吸を楽にします。
体質:気虚 陽虚 血虚 陰虚 気滞 血瘀 湿痰
萎縮性膣炎にお悩みというご相談です。膀胱炎のような症状で受診されて、診断を受けたとのことで、まだヒリヒリと炎症があり、良くならないとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚が高く出ています。ホルモンの働きの低下と、粘膜を潤す体液の減少が膣炎の原因となっているようです。便秘ではないようですが、胃腸の働きは低下し易いようです。では、加味逍遥散と清心蓮子飲の調合が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、膣の潤いや炎症を鎮めます。ホットフラッシュやイライラ、不安感、不眠、排便などを改善する作用もあります。
清心蓮子飲は、陰部周辺の膣尿道などを潤し炎症を鎮めて、陰部のヒリヒリ痛や排尿の出難さを改善します。
風邪後の咳にお悩みというご相談です。気管支炎との診断で、夜間の咳はなく、昼のみ出るようです。疲れ易さもあるようです。また、慢性胃炎や前立腺肥大、腰部脊柱管狭窄症などもあるとのことです。ご様子と体質(証)判定の結果から、気管の粘膜が荒れて過敏になっているようです。まず、粘膜をしっかりと修復して、粘膜の過敏さが鎮まれば、咳が出なくなると推察します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、人参養栄湯と麦門冬湯が有効な処方です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、胃腸の働きを高め、内臓への血流を増やして、肺や肝臓、腎臓などの働きを助けて、だるさや疲れ易さを改善して、気力体力を高め風邪を引き難くします。睡眠の質を高める作用もあります。
麦門冬湯は、気管や肺の粘膜を潤し炎症を鎮めて、咳を出難くします。
体質:血虚 気滞 血瘀 陰虚
耳鳴りにお悩みというご相談です。鼻水や目の疲れ、肩こりなどもあるようです。鼻炎体質により耳下リンパ節へ炎症が拡がり、内耳のリンパ液も炎症を起こし、聴神経を刺激して耳鳴りを起こしていると予想します。疲労時は、血液やリンパ液の流通が悪くなり、ストレス時には聴神経が過敏になります。これらを改善するために、柴胡加竜骨牡蛎湯と荊芥連翹湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ストレスやイライラ感、不眠など改善して、聴神経の過敏さを和らげ耳鳴りを軽減します。
荊芥連翹湯は、鼻や耳内の粘膜の炎症を鎮めて、血液とリンパ液の流れを促進して、鼻水や鼻づまり、耳鳴りなどを改善します。
鼻水がのどに下りてきて痰になり、それを排出するために咳が出ているようです。体質判定の結果を拝見すると、血瘀と陰虚、気滞が高く出ています。のどや気管、副鼻腔などの粘膜に瘀血が停滞して、慢性的な炎症を起こしているようです。長期間の炎症によって粘膜の潤し成分が蒸発して、乾燥している部分もあり、それが陰虚を示しています。気管の拡張や気道の確保、副鼻腔の開閉などは、自律神経の働きが調整していますが、この調節の乱れもあるようです。これが気滞の要因です。その改善には、荊芥連翹湯と清肺湯を御案内します。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、鼻や気管の粘膜の古血(瘀血)を浄化して、粘膜を潤し再生を促し、副鼻腔炎や鼻炎、鼻水などを改善します。
清肺湯は、気管周辺の炎症を鎮めて、痰を減らして、咳を改善します。
体質:気虚 血虚 陰虚 気滞 血瘀 湿痰 陽虚
生理痛や慢性的な便秘、疲れやすさ、気力の低下、緊張感や不安感などにお悩みというご相談です。桂枝加竜骨牡蛎湯や抑肝散加陳皮半夏、加味逍遥散はあまり効果を感じられず、現在女神散を服用中とのことです。便秘は処方薬で対処しているとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気虚が一番高く、血虚と陰虚なども高く出ています。女神散は、血瘀と気滞の処方ですので、ご相談者の体質には合っていないと推察します。柴胡桂枝乾姜湯と温経湯が有効かと考えます。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、緊張感や不安感、動悸、不眠などを改善します。首肩胸のコリを解して、呼吸を楽にする作用もあります。
温経湯は、子宮卵巣の働きを高めて、生理痛やおりもの、皮膚や口唇の乾燥感を改善します。
お母様の喘息にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と湿痰が高く出ています。心肺機能が低下して新陳代謝が低下し、体内の老廃物を出し難い状態になっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、人参養栄湯と苓甘姜味辛夏仁湯の調合が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、胃腸の働きを活性化して、食欲や気力を高め、体力と免疫力を付けて、元気にさせます。
苓甘姜味辛夏仁湯は、気管の炎症を鎮めて、咳や痰を改善します。小便を出し易くする作用もあります。
体質:やや陰虚 やや血瘀 やや陽虚 やや気滞
左膝から下のしびれにお悩みというご相談です。ご様子などから坐骨神経痛によるしびれと予想します。(電話回答後)お電話ありがとうございました。やはり脊柱管狭窄があるとのことですので、悪化を防止しながら、しびれを緩和して歩行力を維持します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、八味地黄丸料と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、ホルモンの働きを高めて、骨や関節などを丈夫にして、脊柱管内の脳脊髄液の流れを確保して、腰痛や神経痛などを緩和します。
疎経活血湯は、骨盤周辺の血行を促進して、腰を支える筋肉へ酸素と栄養分を十分に送り込み、腰椎変形の進行を抑え、腰痛や下肢のしびれなどを緩和します。
体質:気滞 気虚 陽虚 陰虚
おでこや頭皮の皮脂にお悩みというご相談です。顔や頭皮の熱感のぼせ感もあるようです。生理不順もあるようですので、ホルモンと自律神経の働きが、頭皮や額の皮脂分泌に関係しているようです。下痢になるのは、月に2回ぐらいです。また、火照りは首や顔で、手足は冷えます。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、女神散と治頭瘡一方の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、頭部から上半身の火照りやのぼせを緩和します。また、イライラ感や気力の低下、生理不順、排便コントロールの悪さを改善します。
治頭瘡一方は、頭皮に停滞する老廃物を解毒代謝して、余分な皮脂や炎症を減らします。
体質:血瘀 血虚 陽虚 気滞
むくみにお悩みというご相談です。生理前後の頭痛もあるようです。また、貧血ぎみと便秘傾向でもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血瘀と血虚が高く出ています。血液の循環が悪く、酸素と栄養分がたくさん必要な筋肉や脳への供給が不足しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、通導散と当帰芍薬散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を解消して、下肢の血流を促進します。さらに膀胱や尿道の流れを良くして、小便や大便を出し易くします。
当帰芍薬散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理前後の頭痛や冷え、むくみなどを改善します。
体質:陽虚 血瘀 陰虚
てんかんの発作にお悩みというご相談です。身体の緊張感を神経的にも緊張を生じ、脳での神経活動が乱れて、てんかんの発作が起っていると推察します。漢方では、心身の緊張感を緩和して、自律神経や脳神経の働きをスムースにして、てんかんの発作を予防します。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と血瘀、陰虚が高く出ています。新陳代謝の低下が、血流を悪くして、身体のコリを起こして、神経的な緊張を起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。からだとこころに余裕を作ることで、てんかんの発作を予防できます。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経とホルモンの働きを調整して、血行を促進して、肩こりや冷え、目の疲れなどを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の消化吸収力を助け、血を増やして、立ちくらみを改善し、気力体力を高めます。
体質:血虚 陰虚 湿痰 気滞
過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。妊娠中には、過食にならなっかたことは、まさにホルモンが関与していることを示します。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。現在授乳中ということですので、芎帰調血飲という漢方薬がお役に立てる思います。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、精神的に安定させて、不安感や気力低下、ストレス、過食などを緩和します。産後の体力や気力の低下を回復する作用もあります。
体質:陰虚 湿熱 血虚 気虚 気滞 陽虚 湿痰
鼻づまりにお悩みというご相談です。耳鳴りや不眠、胃腸の不調などもあるようです。鼻がつまり、呼吸が浅くなり、酸素が十分に吸収できずに、心身の緊張感やゆとりの無さを起こしているように予想します。脳や筋肉に十分な酸素が持続的に供給されないと、心も身体も余裕がなくなります。そのような状態が続くと自律神経の働きが調整できなくなり、不眠や立ちくらみ、胃腸の不調などを起こします。粘膜の腫れ膨張が鼻づまりの原因です。鼻粘膜の他に耳管の粘膜も腫れると、耳鳴りや耳閉感などが出ることもあります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と人参養栄湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻腔や耳管などの粘膜を潤して腫れ炎症を鎮めて、鼻づまりや耳鳴りなどを改善します。
人参養栄湯は、自律神経の働きを調整して、胃腸の働きを高めて、排便の調整を良くします。また、身体の緊張感を緩和して呼吸を楽にして、酸素を取り込み易くします。
人前に出たときの不安や緊張感にお悩みというご相談です。下痢の頻度は低く、便秘気味のこともあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、神経の高ぶりを抑えて、イライラや不安感、動悸などを改善します。
抑肝散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラ感や怒りっぽさ、高血圧などを改善します。不安緊張感の緩和と自律神経の働きを調整するために、腹式呼吸もお勧めです。
脱毛にお悩みというご相談です。手の湿疹もあるようです。近年、脱毛は頭皮でのアレルギー反応が原因と考えられています。幼少期の喘息や鼻炎、皮膚炎などがあったことから、 ご相談者の場合も、アレルギー反応が脱毛の原因と考えてほぼ間違いないと推察します。アレルギーとは、免疫の過剰あるいは過敏によって引き起こされる現象です。風邪を引くと細菌やウイルスを退治するために、免疫力が高まります。その時に、細菌やウイルス以外に自分の粘膜などに反応する抗体もできてしまうのです。これを自己抗体と呼びますが、本来ですとこのような抗体のアウトレット品は排除される仕組みがあるのですが、アレルギー体質の方はこの仕組みが弱いようです。ご相談者の場合も手や頭皮で、このような反応が起こっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桃核承気湯と荊芥連翹湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する古血(瘀血)や宿便を排出して、便秘や生理不順、イライラや不安感などを改善します。
荊芥連翹湯は、皮膚や粘膜での炎症を鎮めて、痒みや脱毛を軽減します。アレルギーの体質を改善する作用もあります。
体質:気滞 湿痰 血虚 気虚 血瘀 陰虚 陽虚 湿熱
風邪後の咳にお悩みというご相談です。いわゆる咳喘息と呼ばれるもののようです。喉から気管の粘膜が荒れて過敏になって咳が出たり、荒れた粘膜から滲出液が出て、痰が出て咳を誘発しています。粘膜をしっかりと修復して、粘膜の過敏さが鎮まれば、咳が出なくなります。アレルギーとは、免疫の過剰あるいは過敏によって引き起こされる現象です。風邪を引くと細菌やウイルスを退治するために、免疫力が高まります。その時に、細菌やウイルス以外に自分の粘膜などに反応する抗体もできてしまうのです。これを自己抗体と呼びますが、本来ですとこのような抗体のアウトレット品は排除される仕組みがあるのですが、アレルギー体質の方はこの作用が弱いようです。睡眠も良いとのことです。では、神秘湯と清肺湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
神秘湯は、のどから気管の粘膜の炎症を鎮めて、過敏さを緩和して咳喘息や気管支炎を改善します。
清肺湯は、のどから気管の粘膜を修復して、痰の排出を抑えて、咳と痰を減らします。アレルギー体質を改善する作用もあります。
体質:気滞 陰虚 湿痰 気虚 血瘀 血虚 陽虚 湿熱
過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。ホルモンの乱れはそれほどないようです。では、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の中枢である視床下部に働きかけて、摂食中枢を調整して、過食やのどの渇き、不眠、肩こり頭痛などを改善します。
抑肝散は、気を鎮めて、イライラ感やストレスを解消して、手の汗、鼻づまりなどを改善します。
体質:血虚 気滞 血瘀 陰虚 気虚
肘部管症候群と手根管症候群による手のしびれや痛みにお悩みというご相談です。また、花粉症による目のかゆみ、副鼻腔炎、冬季の主婦湿疹、抜け毛などもあるようです。唾石摘出手術もされたとのことです。ご様子からすると、手のしびれや痛みの原因は、掌蹠膿疱症性の関節炎のように予想します。これが元になり、手根管症候群へ移行することもあります。アレルギーとは、免疫の過剰あるいは過敏によって引き起こされる現象です。風邪を引くと細菌やウイルスを退治するために、免疫力が高まります。その時に、細菌やウイルス以外に自分の粘膜などに反応する抗体もできてしまうのです。これを自己抗体と呼びますが、本来ですとこのような抗体のアウトレット品は排除される仕組みがあるのですが、アレルギー体質の方はこの辺が弱いようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と柴胡加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、アレルギー体質を改善する処方で、鼻や扁桃などの粘膜やリンパ節の炎症を鎮めて、花粉症や副鼻腔炎、頭皮抜け毛などによいです。掌蹠膿疱症の改善にもよいです。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感、不眠、目の充血、手の発汗湿疹などを改善します。
体質:血虚 気滞 気虚 湿熱 湿痰 血瘀 陰虚 陽虚
風邪を引き易いことと、副鼻腔炎にお悩みというご相談です。現在妊娠6週です。12週に入ると、こちらとしては心配なく漢方薬を処方できるのですが、風邪や鼻水鼻づまりの症状がかなりお辛いようです。おりものは、以前からあり、無菌性のおりもののようです。安全な処方を選びますが、6~8週ですと数パーセントのリスクがあると考えています。まず婦人科を受診されて、妊娠の状況をしっかりと把握して、ご様子をまたお知らせいただいた後に調整します。これからつわりなどの症状がでる可能性もありますし、妊娠中は体調の変化が起こりやすいです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と辛夷清肺湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、身体を温めて気血の巡りを促進して、冷えや肩こり、頭痛、不安感などを改善します。
辛夷清肺湯は、鼻の粘膜を潤して、鼻炎体質を改善します。
体質:気虚 陽虚 血虚 血瘀
不妊にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚と陽虚、血虚のいずれも高く出ています。妊娠にとって大切な気力体力やホルモンの力、血液などいずれも不足している状態ですので、現在はまだ妊娠の準備が整っていません。漢方でこの辺の体質を改善していく必要があります。便秘があり胃腸も弱いとのことです。人参養栄湯という漢方薬が有効です。下剤は入っていませんが、まずこの処方で排便が2~3日に1回ぐらいになることを目標にします。(堀口和彦)
人参養栄湯は、胃腸の蠕動運動を促進して、便通を良くします。また、気力と体力の双方を高める作用もあり、妊娠し易い身体に調整します。
耳鳴りにお悩みというご相談です。結節性動脈周囲炎とのことで、血圧や皮膚などに症状があるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚が高くなっています。血管や皮膚などの炎症によって体液成分である陰分が消耗して、さらにそれら組織を修復するために、酸素と栄養分を供給する血液が不足しているように予想します。下痢し易いことも、大腸が炎症を起こし、それが大腸を過敏にして、下痢するのだと推察します。また、耳鳴りに関しては、耳内への血液とリンパ液の供給不足がまず原因として考えられます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と滋腎通耳湯が有効な処方です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、鼻炎や鼻づまり、扁桃炎、ニキビなどに利用される処方ですが、膠原病やアレルギーによる炎症を鎮める作用があります。特に耳や鼻、喉などへ繋がる頚部リンパ節の炎症を鎮めます。
滋腎通耳湯は、血を補い、耳への酸素と栄養分の供給を促進して、耳鳴りを緩和します。
不眠とストレスによる心身の疲れにお悩みというご相談です。お仕事の影響が大きいようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞が特に高く出ています。柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不眠や不安感を改善します。頭部への血流を促進して、脳への酸素と栄養分の供給を増やして、脳の疲れや目の疲れを軽減する作用もあります。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、イライラや緊張、不安感を緩和して、熟睡感を高め、疲労を回復します。
体質:やや気虚 やや血虚 やや気滞
お母様の動悸と胃痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果やご様子から、自律神経の働きが乱れて、動悸や胃痛が起こっていると推察します。心身の緊張感が強いと、心臓や胃腸などの内臓は働きが乱れます。心臓と胃腸は、特に動きのある臓器です。心臓は毎日休むことなく、血液を全身に送り出すために働いています。心臓の周りの肩や背中などが、コリコリに凝って硬くなっていると、心臓は働き難くなり、そのサインとして動悸を起こすことがあります。胃腸も消化のために、蠕動運動を行いますが、背中やお腹が緊張していると、その働きを邪魔して、それが胃痛の原因となります。これらを改善するために、安中散と柴胡桂枝乾姜湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸の分泌を抑えて、胃痛を緩和して、胃粘膜を修復します。胃腸の蠕動運動を促進する作用もあります。
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や不安感、肩こりなどを改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 気虚 血瘀 湿痰 陽虚 湿熱
だるさや気力低下などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、陰虚と血虚も高くなっています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と人参養栄湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻粘膜を潤して、鼻水や鼻づまりを緩和して、アレルギー体質を改善します。
人参養栄湯は、胃腸の働きを高めて、腸内のセロトニンを調整して、気力低下や疲労感を改善します。胃腸の蠕動運を促進して、便通を良くする作用もあります。
体質:湿痰 陰虚 気滞 血虚 気虚 陽虚 血瘀 湿熱
空咳にお悩みというご相談です。大柴胡湯と麦門冬湯が有効な処方です。元もとの体質は、湿痰と気滞であると考えます。風邪を引き炎症と熱が体内に長く居座ることで、湿熱になり、その状態が1か月以上続いたことで、粘膜などの潤い成分が蒸発消耗して、現在は陰虚の傾向が出ていると予想します。ですので、気管やのどなどの粘膜は潤して炎症を鎮めて、その一方で胸から腹部に停滞して湿熱を解消する必要があります。(堀口和彦)
大柴胡湯は、胸部から背中の緊張感を緩和して、呼吸を楽にして胸の痛み背中の痛みを緩和します。便通を良くする作用もあります。
麦門冬湯は、気管やのどの粘膜を潤して炎症を鎮めて、咳や痰を改善します。
舌苔にお悩みというご相談です。唾液が少なく、朝顔がむくみやすいとのことです。体質判定の結果を拝見すると血虚と陽虚、さらに陰虚と気滞も高くなっています。身体を温めたり水分代謝を高めてたりする働きが弱いようです。舌苔や顔のむくみは、この新陳代謝の働きの低下により、舌や顔に余分な水分が停滞して起こっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、ホルモンと自律神経の働きを活性化して、新陳代謝を高め、冷えや肩こり、舌苔、顔のむくみ、唾液不足などを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高めて、気力と体力を付けて、不安感やイライラ感を緩和して、睡眠の質を高めます。
体質:気滞 湿熱 血虚 血瘀 湿痰 気虚 陽虚
逆流性食道炎による胸焼けや胃痛膨満感にお悩みというご相談です。また不安やイライラ感もあるようです。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。本来、胃腸は蠕動運動で、食べ物を消化することが基本なのです。ところが、慢性的な肩こりや背中のコリなどがあると、胃腸も凝ってしまい動けなくなります。すると、胃腸は食べ物を消化するために、胃酸など消化液や酵素を多量に分泌して、食べ物を溶かすように消化するのです。その結果、胃酸過多となり、胃炎や逆流性食道炎を引き起こすのです。まず、胃腸が蠕動運動できるような状態に身体を変えていきたいものです。ご相談者の場合は、アレルギーが関与して胃腸の粘膜を炎症させ易い体質もあります。アレルギー体質も改善も必要なようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、大柴胡湯と辛夷清肺湯が有効です。(堀口和彦)
大柴胡湯は、胸部から胃部、背部の緊張を緩和して、胃腸をリラックスさせて蠕動運動を促進させ、排便を良くして、胃腸の炎症を鎮めます。
辛夷清肺湯は、鼻や気管などの粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻炎や鼻づまりを改善します。不安感やイライラ感を改善する作用もあります。
体質:陽虚 血虚 気滞 気虚 陰虚 血瘀 湿熱
気力や体力の低下や、不眠、冷えなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚の他に陽虚と気滞、さらに気虚と陰虚も高くなっています。まずは胃腸の消化吸収力を高めて体力を増進して、気力を高める必要があります。それを基本として、ホルモンと自律神経の働きを調整していきたいものです。柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進して、冷えやイライラ不安感、不眠などを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを活性化して消化吸収料力を高め、気力や体力を増進し、不安感やだるさ、睡眠の質の低下を改善します。
体質:気滞 血虚 気虚 湿痰 湿熱 血瘀 陽虚 陰虚
脂肪肝や便秘、毛髪量などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚が特に高くなっています。不眠やイライラ、肩こり、便秘などが自律神経の働きと関連して、生理不順や冷え、毛髪などはホルモンの働きと関連しています。これらの両方が乱れているようです。頭皮の悪い血を解毒浄化して、新鮮な酸素と栄養分の豊富な血液を頭皮に十分に送り込むことがます必要があります。現在の状態は、肝臓の解毒作用の低下や便秘などで、老廃物が体内に蓄積して、それが頭皮への栄養不足を起こし、髪の毛が少なくなっていると予想しています。まず今回の処方柴胡加竜骨牡蛎湯と通導散の調合で、体内の老廃物をしっかりと解毒代謝して、頭皮への良い血が送れるような体質に改善していく必要があります。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、自律神経の働きを調整して、イライラ感や不眠、肩こりなどを改善します。肝機能を高めて脂肪肝を改善する作用もあります。
通導散は、ホルモンの働きを調整して、血行を促進して、生理不順や便秘、頭皮を改善します。
体質:血虚 気虚 陽虚 湿痰
耳鳴りやうつ、不安感、肩首こり、低体温、花粉症などにお悩みというご相談です。確かに体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、さらに気虚と陽虚も高く出ています。ですので、柴胡加竜骨牡蛎湯は体質には合っていないようです。内耳への血液による酸素と栄養分の供給が不足して、聴神経や蝸牛などの働きが阻害されていることが耳鳴りの原因であると考えます。さらに、花粉症があるので、鼻から耳の奥の方には炎症が潜んでいます。これらの改善が耳鳴り軽減につながります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、身体を温めて、新陳代謝を活性化して、血液やリンパ液の流れを促進して、耳や鼻へ酸素と栄養分を供給して、内耳と副鼻腔の環境を改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを活性化して消化吸収力を高め、気力と体力を向上させて、不安感や気力低下、食欲不振などを改善します。血を増やす作用もあります。
体質:陰虚 血虚 気滞 血瘀 湿痰 湿熱
動悸や不整脈にお悩みというご相談です。また、血圧が高いとのことです。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や不整脈、高血圧を改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、イライラ感や不安感、緊張感を緩和して、肩こりや高血圧、生理不順などを改善します。
体質:湿痰 気虚 気滞 陽虚 陰虚 湿熱 血虚 血瘀
口臭にお悩みというご相談です。口全体の痛みもあるようです。また、鼻水や鼻づまりもあるようです。では、乙字湯と白虎加人参湯の調合が有効な処方です。下剤としての作用も最初ですので、マイルドにします。(堀口和彦)
乙字湯は、肛門周囲の炎症を鎮めてうっ血を去り、大便を出し易くします。口内の粘膜の炎症や痛みを緩和する作用もあります。
白虎加人参湯は、粘膜を潤して炎症を鎮めて、口内の腫れや痛みを緩和します。
体質:血虚 血瘀 陰虚
ふわふわしためまいにお悩みというご相談です。高血圧や不眠もあるようです。また、生理の乱れもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と血瘀が高く出ています。ホルモンと自律神経の働きが、ふわふわめまいに関与しているようです。更年期に近づき女性ホルモンが大きく乱れる時期は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期前後の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状である血圧変動やめまい、冷え、不眠などを起こします。漢方薬は、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散を調合したものが有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不眠や高血圧、不安緊張感などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、ふらつきやめまいを改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 気虚 湿痰
気分が落ち込みや不安感、怖さなどにお悩みというご相談です。イライラ感や不眠もあるようです。不安や焦燥感は、自分を守るために生じる自然現象です。人間も動物です。人間も古来より、動物のように外敵に襲われることを長い歴史の中で経験してきました。ですから、予期的な不安や焦燥感は、外敵からいち早く自分を守るために、自分に知らせる信号です。まずは、ご自身が感じる不安や焦燥感を否定しないことが肝要です。それを否定して、嫌な気持ちになると精神や自律神経がさらに乱れて、悪循環に入ってしまいます。 2週間前からうつ症状が始まったようですので、必ず良くなりますから、心配しないことです。柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。精神を安定させるために、腹式呼吸が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、全身の気血の巡りを良くして、イライラや不眠、不安や悲さ、動悸息切れなどを改善します。鼻水を改善する作用もあります。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高めて消化吸収力を強めて、血を増やし、気力体力を高めて、気分の落ち込みや不安感、不眠などを改善します。
体質:血虚 気虚 気滞 陽虚 血瘀 湿痰
ニキビにお悩みというご相談です。口の周りや顎、鼻の周りとのことで、跡が残り色素沈着するようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気虚、気滞が高くなっています。血の不足がありますので、血を補う必要があります。柴胡桂枝乾姜湯と温経湯が有効な処方です。まず血を補い、皮膚への酸素と栄養分の供給を十分に行える状態にして、それを維持することで、お肌の色素沈着は徐々に改善してくるはずです。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、血を補いながら血行を促進して、冷えや肩こり、イライラ感などを改善します。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、静脈の血流を促進して、お肌に停滞する老廃物を去り、皮膚の再生を促します。冷えや生理痛、頭痛、おりものなどを改善する作用もあります。
EDにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と陽虚、湿熱が高く出ています。解毒代謝の働きが低下して、疲労物質が停滞し、陰部骨盤内などに老廃物が沈着しているようです。その結果、陰部への血流が十分に確保できない状態となり、中折れや勃起の持続を阻害していると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、大柴胡湯と八味地黄丸料を調合したものが有効です。(堀口和彦)
大柴胡湯は、自律神経の働きを調整して、肝機能の解毒作用を高めて、排便を増やして、体内に停滞する老廃物を浄化します。身体の緊張感を和らげて、手足の動きをスムースにする作用もあります。
八味地黄丸料は、骨盤内の血流を促進して、陰部への血流を確保します。男性ホルモンの働きを高める作用もあります。
スポーツ心臓とのことで、不整脈やだるさにお悩みというご相談です。安静時脈拍が45くらいとのことです。お悩みの症状と体質判定の結果から、炙甘草湯と真武湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
炙甘草湯は、心筋への酸素と栄養分の供給を増やして、心臓の働きを高めて、不整脈や息苦しさを改善します。
真武湯は、新陳代謝を活性化して、大腸の水分など体内の余分な水分を小便に排出して、下痢やだるさ、冷えなどを改善します。
体質:気虚 湿痰 気滞
おりものにお悩みというご相談です。生理痛も強いようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、温経湯が有効な処方です。(堀口和彦)
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理痛を改善します。さらに、子宮粘膜の機能を高めて、外部からの刺激や変化によるおりものを減らします。静脈血の流れを促進する作用があり、手足筋肉や目などの疲労物質を去り疲れを取る作用もあります。
体質:湿痰 気滞 湿熱 陰虚 気虚 血虚 血瘀
早漏にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿痰と気滞、湿熱が特に高く出ています。体内に余分な水分や熱(炎症)が停滞しており、それが血や気の巡りを阻害しているようです。陰部へ持続的な血流と気(神経的な反射)の制御が、早漏や中折れの改善には必要です。排便のコントロールが悪いようです。柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。精神的に安定させて、陰部へ持続的な血流と気(神経的な反射)の制御ができるようになれば、早漏は改善されると考えます。神経的な射精反射をコントロールするために、腹式呼吸が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、不眠、便通などを改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、イライラ感や不安感、目の疲れ、頭痛、緊張による下痢などを改善します。
アトピー性皮膚炎や慢性じんましん、酒さ様皮膚炎にお悩みというご相談です。お顔の症状が強いようです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と血虚、気滞が高く出ています。皮膚粘膜の潤いが不足して、炎症を鎮められないことと、患部へ酸素と栄養分が十分に供給せれずに、皮膚粘膜が修復されない状態を示しています。治頭瘡一方と荊芥連翹湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
治頭瘡一方は、顔や頭部の皮膚の炎症やかゆみなどを鎮めます。
荊芥連翹湯は、粘膜や皮膚を潤して炎症を鎮めて、鼻づまりや酒さ鼻、のぼせなどを改善します。
EDにお悩みというご相談です。勃起する力はあるようですが、陰部への血流が持続しないようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、活命参という処方が有効です。活命参は、1日1回1包を夜に服用していただく必要があります。(堀口和彦)
体質:陰虚 陽虚 気滞 湿熱 湿痰 血虚
耳鳴りにお悩みというご相談です。耳鳴りの発生は、鼓膜と耳小骨周辺の湿度、耳管の開閉状態による中耳の内圧、内耳リンパ液の貯留状態、さらに聴神経の過敏度の4つの要因が関与しています。これらの要因を左右するのが、血圧など血液循環の良否、耳下リンパ節や副鼻腔などの炎症の有無、さらにストレスによる精神状態です。これらの要因が単独で耳鳴りを起こす場合もありますが、複雑に絡まりあって耳鳴りを発症していることもあります。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と陽虚が特に高く、さらに気滞と湿熱も高く出ています。長年蓄積した心身の疲れが、耳内への血液とリンパ液の供給を悪くしていることがまず予想されます。聴神経の過敏さも関与しているようです。やはり幾つかの要因が重なって、耳鳴りが発症しているようですので、改善し易いところからアプローチしていきたいものです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、大柴胡湯と八味地黄丸料の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
大柴胡湯は、体内に蓄積した疲労物質の解毒代謝を促進して、血液を浄化して、頭部への血流を促進して、耳への酸素と栄養分の供給を増やします。腹背部の緊張を緩和して、排便を出し易くする作用もあります。
八味地黄丸料は、ホルモンの働きを高めて、疲労を防止して、目や耳などの感覚器の働きを活性化します。骨盤内の血流を促進して、前立腺や陰部の働きを高める作用もあります。
体質:血虚 気虚 陽虚 陰虚 気滞 湿痰
EDにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気虚、陽虚が高く出ています。男性ホルモンの力や陰部への血流不足、また精神的な緊張感などが関与しているようです。では、大柴胡湯と八味地黄丸料の調合と、活命参の二種類の漢方薬が有効です。(堀口和彦)
大柴胡湯は、自律神経の働きを調整して、肝機能の解毒作用を高めて、排便を増やして、体内に停滞する老廃物を浄化します。身体の緊張感を和らげて、陰部への反射的な刺激に対応できるようにする作用もあります。
体質:血虚 陰虚 気滞 陽虚 血瘀
ふらつきめまいと臀部の痛みなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚、気滞が高く出ています。自律神経の働きが乱れ、頭部や腰部への血流が停滞して、脳や脊柱管内への酸素や栄養分が十分に供給されないことが、ふらつきめまいや腰痛、下肢の重だるさなどの原因と推察します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と通導散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不眠やふらつきめまい、高血圧などを改善します。
通導散は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を去り、骨盤内の血行を促進して、腰痛や坐骨神経、脊柱管狭窄などを改善します。便通を良くする作用もあります。
体質:陽虚 血虚 湿熱 湿痰 気滞 陰虚 血瘀 気虚
抜け毛にお悩みというご相談です。抜け毛は、ストレスの影響もありますが、頭皮への血行が阻害されて酸素と栄養分が不足することと、頭皮でのアレルギー反応が原因となることが多いです。ご相談者の場合は、これらの要因が複雑に絡まって抜け毛の原因であると推察します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、治頭瘡一方と温経湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
治頭瘡一方は、頭皮への血流を増やして、頭皮に停滞する老廃物を流して、頭皮でのアレルギー反応を鎮めます。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進して、頭皮に酸素と栄養分を十分に供給します。おりものや皮膚の痒みなどを改善する作用もあります。
体質:血虚 気滞 陽虚 湿痰 血瘀 気虚
過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食になりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。PMSや甲状腺ホルモン低下、子宮筋腫などもあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散と温経湯が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、月経前のイライラや過食などの不調を改善します。
温経湯は、子宮と卵巣の働きを高めて、ホルモンバランスを整えて、妊娠し易い身体に改善します。
体質:気滞 血虚 血瘀 気虚 陽虚 湿痰 陰虚
めまいや頭重感、胃腸の不快感、腰痛、首のコリと頭痛などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、血虚と血瘀も高く出ています。自律神経とホルモンの働きの双方が乱れているようです。柴胡桂枝乾姜湯と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、動悸、不安感などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、めまいやのぼせ、目の疲れ、頭痛などを改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 血瘀 気虚 湿痰 湿熱 陽虚
インフルエンザ後の咳喘息にお悩みというご相談です。花粉症もお辛そうです。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、血虚と陰虚、血瘀も高く出ています。アレルギー反応は自律神経の働きと深く関係があり、気滞は自律神経の乱れを示します。気管支の拡張や収縮の調整や排便の調整も、自律神経が関与しています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と荊芥連翹湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、気管支や排便のコントロールを良くします。さらに、肩こりや不眠、イライラ感、不安感などを改善する作用もあります。
荊芥連翹湯は、鼻や気管などの粘膜を潤し炎症を鎮めて、花粉症や咳喘息を緩和します。アレルギー体質を改善する作用もあります。
体質:血瘀 湿痰 気滞 気虚 陽虚 血虚
つわりとイライラ感、不安感、不眠などにお悩みというご相談です。ではお悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏厚朴湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。妊娠8週とのことですので、大丈夫です。臨月まで漢方薬を服用できますが、つわりはそれまでは続かないと予想します。(堀口和彦)
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、つわりによる吐き気や悪心、不安感などを改善します。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感、、不眠などを改善します。
酒さ様皮膚炎や生理前のニキビ、敏感肌などにお悩みというご相談です。加味逍遥散や当帰芍薬散で長く服用すると蕁麻疹や痒みが出るようです。加味逍遥散などの他に、服用して蕁麻疹などが出たお薬があるとのことです。では、桂枝茯苓丸料と五苓散を調合したものが有効です。加味逍遥散と当帰芍薬散には、当帰が配合されており、これが蕁麻疹に関与してと予想して、当帰の入っていない処方を選びました。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進し肩こりや頭痛、肌荒れ、生理不順などを改善します。
五苓散は、水分代謝を活性化して、むくみや頭痛などを改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 血瘀 陽虚
早発閉経とのことで、ピルを服用し、不妊治療中とのことです。生理があり、排卵も行なわれているようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、陰虚と気滞も高くなっています。子宮卵巣への血流を増やし、十分に栄養分と酸素を送り込む必要があります。また、ご様子から自己免疫に関与する自己抗体ができ易い体質のように予想します。早発閉経や弁膜症、橋本病などは、自己抗体が卵巣や弁膜、甲状腺などを攻撃してしまうことで起こる場合があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散と人参養栄湯の調合が有効な処方です。いずれの処方も下剤は入っていませんが、胃腸の働きを高めて、大便を出し易くする作用があります。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラや不安感、生理機能低下などを改善します。甲状腺の炎症を抑える作用もあります。
人参養栄湯は、胃腸の働きを高めて、血を増やし、気力体力を高めて、卵巣の働きを高めます。
バネ指腱鞘炎による痛みにお悩みというご相談です。また、気管支喘息や花粉症もあるようです。また夜間の頻尿もあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、薏苡仁湯と白虎加人参湯を調合した漢方薬が有効です。また、腱鞘炎バネ指には、お灸がお勧めです(堀口和彦)
薏苡仁湯は、血行を促進して、腱鞘炎バネ指による関節の炎症やサビを取り除き、痛みや腫れを緩和します。
白虎加人参湯は、気管や鼻、膀胱などの粘膜の炎症を鎮めて、気管支炎や鼻炎、膀胱炎などを緩和して、アレルギーや頻尿体質を改善します。
体質:血虚 気虚 陽虚 血瘀 気滞
温度差の変化に身体がついていけないようです。体温調節は、皮膚表面の毛穴開閉や発汗が深く関与しています。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気虚が高く出ています。筋肉や皮膚への血液供給が不十分で、皮膚表面での体温調節が上手くいっていないようです。気虚は、末梢血管や毛穴を素早く閉める力が弱いことを示しています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と人参養栄湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、自律神経の働きを調整して、毛穴や末梢血管の開閉調整を機敏にします。身体を温めて、風邪を引き難い体質にします。睡眠の質を改善する作用もあります。
人参養栄湯は、胃腸の働きを高めて、気力体力を向上させて、立ちくらみや冷えなどを改善します。
肺気胸のご入院後から、脱毛にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が高く出ています。頭皮への酸素供給が十分でないことが、脱毛に深く関与しているようです。まずは、頭皮への血流を増やすことと、肺での酸素取り込み量をなるべく多くする方向へ調整します。そのために、人参養栄湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯の調合が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、肺胞の働きを高めて酸素取り込み量を維持増強しましょう。胃腸の消化吸収力を高めて血を増やして、頭部への血液供給を活性化します。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、全身への血行を促進して、頭痛や肩こりなどを改善します。
肩こりや頭痛、眼痛などにお悩みというご相談です。頭痛が強いと吐き気や嘔吐してしまうこともあるようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く出ています。心身の緊張感が強くて、睡眠中も心身のリラックスができずに、眠りが浅いようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
香蘇散は、のどから胸、みぞおち周辺の緊張感を緩和して、胃腸の働きを高め、肩こりや頭痛を軽減します。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感、不眠を改善します。
体質:陰虚 気虚 血虚
むくみや肌荒れにお悩みというご相談です。立ち仕事とのことで辛いです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気虚、血虚が高く出ています。身体全体的には、血液も体液も不足していますが、気も不足しているので、長時間立ち仕事をすると、血液やリンパ液を押し流す力が足りなくなり、足にむくみができてしまうようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と当帰芍薬散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、自律神経の働きを応援して、心臓のポンプとしての力を高めて、全身の血行を促進します。
当帰芍薬散は、ホルモンの働きを調整して、血を増やして、リンパ液の流れを促進して、むくみや肌荒れを改善します。
体質:気滞 血瘀 血虚 湿痰 気虚 陰虚
体重の増加と過食、頭痛、めまいなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、血瘀や血虚も高くなっています。これらは、自律神経とホルモンの働きが乱れていることを示しています。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、抑肝散と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、イライラ感や立ちくらみ、過食などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、頭痛やめまい、ふらつきを改善します。
体質:陽虚 血虚 気滞 血瘀 湿痰 気虚 湿熱
耳鳴りにお悩みというご相談です。耳鳴りの発生は、鼓膜と耳小骨周辺の湿り気と乾燥度、耳管の開閉状態による中耳の圧力、内耳リンパ液の貯留停滞状態、さらに聴神経の過敏度の4つの要因が関与しています。これらの要因を左右するのが、血圧など血液循環の良否、耳下リンパ節や副鼻腔などの炎症の有無、さらにストレスによる精神状態です。これらの要因が単独で耳鳴りを起こす場合もありますが、複雑に絡まりあって耳鳴りを発症していることもあります。では、荊芥連翹湯と滋腎通耳湯が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、鼻から耳、のどなどの粘膜を潤して炎症を鎮めて、耳管や副鼻腔など通りを良くして、鼻炎や後鼻漏などを改善します。
滋腎通耳湯は、耳周辺への血流を促進して、鼓膜や耳小骨、蝸牛、聴神経などの働きを正常化し、耳鳴りや難聴を緩和します。
体質:気虚 陽虚 血虚 血瘀 湿痰 気滞 陰虚 湿熱
耳鳴りや難聴、耳閉感にお悩みというご相談です。耳鳴りや難聴、耳閉感は、鼓膜と耳小骨周辺の湿り気と乾燥度、耳管の開閉状態による中耳の圧力が深く関与しています。さらに、内耳リンパ液の貯留停滞状態、さらに聴神経の過敏度も関係して、以上の4つの要因が関与しています。これらの要因を左右するのが、血圧など血液循環の良否、耳下リンパ節や副鼻腔などの炎症の有無、さらにストレスによる精神状態です。これらの要因が単独で耳鳴りなどを起こす場合もありますが、複雑に絡まりあっていることもあります。耳鳴りなど発症した頃の心身の疲れがまだ取れていないように思います。まず消化吸収力と呼吸力を高めて、全身(特に耳など頭部)に栄養分と酸素を十分に送れる状態にする必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と滋腎通耳湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、不安感や気力低下を改善して、冷えや肩こり、不眠、神経の過敏などを緩和します。
滋腎通耳湯は、耳周辺の頭部への血流を促進して、鼓膜や蝸牛、聴神経などの働きを正常化します。
体質:陽虚 湿痰 湿熱 血虚 血瘀 気虚 気滞 陰虚
不整脈にお悩みというご相談です。お酒の影響が大きいようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄連解毒湯と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、アルコールや疲労物質の解毒代謝を高めて、疲労時や飲酒時の高血圧や動悸などを緩和します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安感や動悸、不整脈を改善します。多少大便を増やす作用がありますが、体内に蓄積した疲労物資や老廃物を排出して、動脈硬化などを改善するために必要です。
体質:陽虚 陰虚 気滞 血虚 気虚
足のだるさやふくらはぎの痛み、肩や腕の痛みなどにお悩みというご相談です。整形外科では、脊柱管狭窄症といわれたとのことです。ふくらはぎなど痛みが強い時は、無理に歩かず、横になって身体を丸くして休むことが肝要です。背骨を丸め股関節と膝を曲げるこの姿勢は、脊柱管を拡げ坐骨神経などを弛ませ楽にします。また、脊柱管への脳脊髄液の流通を確保して、脊柱管内の神経細胞へ栄養分を持続的に送り込み、老廃物を除去することが大切です。無理な歩行や立位姿勢は、それを阻害します。さらに、首筋から腰までの背骨に余裕を持たせ、脊椎間の関節に遊びを作ることも重要です。椎間関節の空間的なゆとりは、神経根の圧迫を軽減するために必要です。これを改善するために、八味地黄丸料と疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、骨盤周辺の血行を促進し、脊柱管への脳脊髄液の流れを促進し、背中や腰の筋肉を緩ませ、脊椎に余裕と遊びを作ります。
体質:陰虚 血瘀 湿熱 血虚 気滞 湿痰
肌荒れとニキビにお悩みというご相談です。花粉症もあるようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、荊芥連翹湯と清上防風湯を調合したものが有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、リンパ節の炎症を鎮め、花粉症や鼻炎、皮膚炎、ニキビなどを改善します。
清上防風湯は、皮下に停滞する老廃物を解毒して、肌荒れやニキビを改善します。
体質:陽虚 血虚 陰虚 気滞 湿熱 気虚 血瘀 湿痰
口臭や舌苔、便秘、胃痛などにお悩みというご相談です。鼻炎もあるようです。口呼吸になると、口内に雑菌が繁殖し易く、口臭や舌苔の原因になることがあります。では、辛夷清肺湯と桃核承気湯を調合した漢方薬が有効です。鼻で呼吸ができるようになれば、口内に潤いが増えて、雑菌の繁殖が抑えられて、口臭や舌苔が改善されていきます。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻粘膜や副鼻腔を潤して炎症を鎮めて、鼻づまりや鼻水を改善します。
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を去り、大便や小便の出を良くして、便秘やむくみを改善します。
体質:血虚 気滞 陽虚 気虚 湿痰 血瘀 陰虚
むくみや冷え性、便秘でお悩みということです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と当帰芍薬散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、血行を促進して、冷えや肩こり、頭痛、不眠、不安感などを改善します。
当帰芍薬散は、血を増やして、立ちくらみや冷え、むくみを改善します。
体質:陽虚 気滞 陰虚 血虚 湿痰 血瘀 湿熱
いぼ痔と左足ふくらはぎの張り、膝の痛みなどにお悩みというご相談です。また、膵頭部癌の手術もされているとのことです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と気滞、陰虚が特に高く出ています。新陳代謝の低下とリンパ液の循環の阻害があるようです。乙字湯と大防風湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
乙字湯は、肛門周囲の血行を促進して、新鮮な酸素と栄養分が豊な血液を供給して、いぼ痔を改善します。
大防風湯は、新陳代謝を高めて、リンパ液や血液の循環を促進して、下肢のむくみや張り、痛みなどを緩和します。
体質:血虚 気滞 血瘀 湿痰 陽虚 気虚 陰虚
肩こりや首の痛み、腰痛、手足のだるさなどにお悩みというご相談です。甲状腺乳頭がんや胆石症もあったようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、血瘀などが高く出ています。血液の循環が悪く、気の巡りが阻害されているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、五苓散と大柴胡湯を調合したものが有効です。(堀口和彦)
五苓散は、体内の水分代謝を高めて、コレステロールなど体内に停滞した老廃物を小便に出します。発疹や蕁麻疹を予防する作用もあります。
大柴胡湯は、肝臓の解毒代謝を促進して、筋肉に溜まった疲労物質を浄化して、筋肉の痛みやコリ、だるさ倦怠感などを改善します。
体質:やや陰虚 やや気滞 やや陽虚 やや湿熱 やや血虚
甲状腺機能低下とのことで、チラージンを服用中とのことです。頭痛や鼻づまりがあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と六味地黄丸が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻のど膀胱などの粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻炎や結膜炎などを改善します。
六味地黄丸は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のどの渇きや排尿障害などを改善します。
体質:血虚 気滞 気虚 陽虚 陰虚
物忘れや不安感、悪夢などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。頭部脳への酸素と栄養分を運ぶ血が不足しているようです。さらに心身の緊張感が血行を阻害しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、血行を促進して、冷えや疲れ目、イライラ感、不安感を改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高め、血を増やし、頭部脳への酸素と栄養分を十分に供給します。不眠や不安感などを改善する作用があり、睡眠の質を高めます。
体質:やや気滞 やや湿痰 やや陽虚 やや血瘀 やや気虚
舌炎や口内炎、飲み過ぎによる軟便などにお悩みというご相談です。また、むくみもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、湿痰がやや高く出ています。体内の水分代謝の低下があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、五苓散と半夏瀉心湯が有効です。(堀口和彦)
五苓散は、体内の水分代謝を活性化して、むくみや下痢軟便を改善します。
半夏瀉心湯は、アルコールなどの解毒代謝を高めて、口内の炎症を鎮めて、口内炎や舌炎を緩和します。
体質:湿痰 血虚 陰虚 湿熱 気虚 陽虚 血瘀
貨幣状湿疹から全身の湿疹、さらに夜間の痒みが強いようです。体質判定の結果を拝見すると、湿痰と湿熱、血虚、陰虚が高く出ています。体内に余分な水分が停滞して、老廃物と一緒になり、それが炎症の種となり、身体のあちらこちらで湿疹と痒みを起こしているようです。まず、新陳代謝を高めて体内の大掃除をする必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、防風通聖散と消風散が有効な処方です。(堀口和彦)
防風通聖散は、新陳代謝を高めて、大便の量を増やし、体内を浄化して、アレルギー体質を改善します。
消風散は、リンパ液の流れを促進して、皮膚の炎症を鎮めて、痒みや湿疹を緩和します。
体質:陰虚 気滞 気虚 血虚 湿熱 血瘀 湿痰 陽虚
顔の多汗にお悩みというご相談です。目の疲れや肩こり、便秘などもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚が特に高く出ています。自律神経とホルモンの働きが乱れて、顔の多汗を起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや目の疲れ、イライラ感、不眠、のぼせなどを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせや顔の汗を緩和します。
体質:血虚 陽虚 湿痰
甲状腺ホルモンは正常値で服薬はないとのことです。お悩みの症状と体質判定の結果から、荊芥連翹湯と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、のどや鼻周辺のリンパ節の流通を良くして、甲状腺や鼻粘膜の炎症を鎮めて、甲状腺炎や鼻炎、鼻づまりなどを改善します。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理やおりものを改善します。睡眠の質を高めて、だるさや気力低下、肌荒れなどを改善する作用もあります。
体質:気虚 血虚 陽虚 気滞 血瘀 湿痰
体調を崩してから、動悸や不安感があるようです。食後に体調不良になることが多いようです。体質判定の結果を拝見すると、気虚が特に高く出ています。さらに血虚と気滞、血瘀も高くなっています。脾の気虚という、消化吸収力の低下が一番の原因のようです。低栄養や体重が極端に減少した後の回復は、まず焦らずに胃腸の働きを立て直すことが大切です。サプリメントなどを多く服用しているようですが、消化の良いおかゆなどで、しっかりと食べれるようになることが先決です。食べることでさえも、胃腸の働きが低下している時は、身体に負担になり、消化吸収することも体力やエネルギーを要するのです。一回の食べる量を減らして、一日5~6回食べるようにすることが肝要です。柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯が有効な処方になります。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や不安感を改善します。自律神経とホルモンの働きを調整する作用もあり、冷えや肩こりなども改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の消化吸収力を高めて、気力と体力を付けて、立ちくらみや貧血、不安感、不眠などを改善します。
朝の目覚めの悪さと疲れ易さ、勃起力などにお悩みというご相談です。今回の処方桂枝加竜骨牡蛎湯と釣藤散の調合で、睡眠の質が高まり、熟睡感が出てきます。継続することで、疲れ易さが減ります。胃腸の働きを高めて、自律神経の働きを調整して血圧を安定させる作用もあります。勃起力の向上には、活命参という処方があります。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、血圧や不安感、陰萎などを改善します。
釣藤散は、胃腸の働きを高めて、血行を促進して、目の疲れや高血圧を改善します。
高血圧や目の疲れ、便秘気味などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く出ています。心臓の心筋や骨格の筋肉などへの酸素と栄養分が十分ではなく、その負担が血圧を上げたり、眼精疲労を起こしているようです。桂枝加竜骨牡蛎湯と釣藤散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
体質:湿痰 湿熱 気滞 気虚
咳喘息によるのどの痒みや痰にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿痰が高く出ており、むくみや下痢し易いようです。清肺湯と苓甘姜味辛夏仁湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
清肺湯は、のどから気管の粘膜の炎症を鎮めて、気管の過敏さを抑え、咳や痰を減らします。
苓甘姜味辛夏仁湯は、気管や肺、鼻のどに停滞した余分な水分を代謝して、痰を減らし呼吸を楽にします。
体質:陰虚 湿痰 血虚 湿熱
舌のギザギザ感や口臭などでお困りです。また、花粉症はないとのことです。口呼吸の傾向があると、口内が乾燥したり、雑菌が繁殖しやすくなり、口臭や舌がギザギザや舌苔ができやすくなります。そこで、体質判定の結果からお悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄連湯と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
黄連湯は、口内や胃腸の粘膜の炎症を鎮めて、口臭や下痢など口内や胃腸の不調を改善します。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、体内の水分分布をバランス良くして、むくみやおりもの、唇の荒れなどを改善します。
お母様が肥大型心筋症とのことで、動悸や息切れ、頭汗などにお悩みというご相談です。心室の内壁が肥厚して、大動脈へ血液を送り難くくなり、腹部の大動脈の血液が不足して、みぞおち付近の動悸や息苦しさが発症します。心筋の腫れを少しでも軽減して、動脈への血流が確保し易い身体にすることが大切です。そのために、便秘や肩こりなど、血流を阻害する要因を除去することが重要です。心臓の筋肉の腫れ炎症を鎮めて、肥大した心筋を戻して、血管への血流を確保します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、炙甘草湯と木防已湯、環元清血飲が有効な処方です。(堀口和彦)
炙甘草湯は、心臓の働きを助け、動悸や息切れを軽減します。便通を良くする作用もあります。
木防已湯
木防已湯は、心筋の腫れや炎症を鎮めて、心臓の働きを楽にして、動悸や息切れを緩和します。
環元清血飲は、血行を促進して、血管の炎症や梗塞を去り、肩こりや動悸、不安感などを改善します。
冷えや腹部膨満感、便秘にお悩みというご相談です。生理前に体調と精神的な乱れがあるようです。また、妊娠へ向けて体調を整えることもご希望されているようです。体質判定の結果を拝見すると、気虚が特に高く、陽虚、血虚、湿痰も高く出ています。気虚は自律神経の働きと、陽虚と血虚はホルモンの働きと関連がありますので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていることがうかがえます。そこで、まず骨盤内のお掃除をして、宿便や古血(瘀血)を取り除くことから始めるとよいでしょう。それにより、気や血の動きに勢いをつけて、自律神経やホルモンの働きを調整します。そのために、通導散という処方が有効です。もう一種類を柴胡桂枝乾姜湯と温経湯を調合した漢方薬が効果的です。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内の宿便や古血(瘀血)が去り、子宮卵巣の働きを調整して、冷えや腹部膨満感、便秘などを改善します。
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、血液やリンパ液の流れを促進して、冷えに強く風邪を引き難い体質にします。自律神経の働きを調整して、肩こりや不安感、意欲低下、食欲不振などを改善する作用もあります。
温経湯は、子宮卵巣を温め機能を高めて、生理不順を改善して、妊娠し易い身体にします。
体質:気虚 気滞 湿痰 血瘀 陽虚 血虚
電車内で血の気が引く感じから、動悸や冷や汗が出て、吐き気が起こるようです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と気滞、さらに湿痰が特に高く出ています。自律神経の働きが不安定になり、心臓や胃腸、汗腺などに働きが乱れて、動悸や発汗、吐き気などが起こっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏厚朴湯と苓桂朮甘湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
半夏厚朴湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、動悸や吐き気、冷や汗などを緩和します。
苓桂朮甘湯は、自律神経の働きを調整して、胃腸の働きを高めて、動悸や息切れ、発汗、手足の冷え、立ちくらみ、下痢などを改善します。
体質:気虚 血虚 気滞 血瘀 陰虚 湿熱
気分の落ち込みや不安感、イライラ感などにお悩みというご相談です。過食傾向があり、胃もたれや背中の痛みなどもあるようです。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、抑肝散と六君子湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感などを抑えて、過食になり難くします。
六君子湯は、自律神経の働きを調整して、胃腸の働きを高めて、消化吸収を促進して、胃もたれや下痢、立ちくらみなどを改善します。
電車や飛行機など、逃げ出せない空間にいる時は、辛さ強いようです。徐々に自信をつけていく必要がありますが、リハビリと思ってじっくりと調整していけば克服できます。そこで、まずは身体が過剰に反応しないように、体調に余裕を作っていくことが必要です。漢方薬では、桂枝加竜骨牡蛎湯と抑肝散、半夏厚朴湯が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、耳鳴り、動悸、不安感などを改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、めまいやふらつき、頭の重さ、不安感などを改善します。
半夏厚朴湯は、めまいや動悸、吐き気などを改善します。
体質:血虚 気滞 気虚 陽虚 湿痰 陰虚 血瘀
過労時には、抜け毛が増えるようです。後頭部の脱毛にお悩みというご相談です。お肌の乾燥や頭痛、だるさなどもあるようです。脱毛の原因は、頭皮でのアレルギー反応によって、毛根周辺で炎症が起こり発症する場合が多いです。では、頭皮への酸素と栄養分を増やす方向へ調整します。温経湯が有効な処方です。(堀口和彦)
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、頭皮への血流を促進して、毛根への酸素と栄養分を十分に供給します。おりものや唇の乾燥割れ、頭痛、生理不順などを改善する作用もあります。
緑内障にお悩みというご相談です。眼圧を下げる点眼薬をご使用です。網膜を守り進行を抑えるように治療を進めます。体質判定の結果を拝見すると、血虚が特に高く出ています。眼底への血液供給の不足傾向があります。網膜には細かい血管が張り巡らされており、豊富な酸素と栄養分が必要です。そのために、滋腎明目湯と桂枝加竜骨牡蛎湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
滋腎明目湯は、眼底への血流を促進して、網膜への酸素と栄養分の供給を増やします。目の疲れや充血などを改善します。
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、不眠などを改善します。
体質:気滞 気虚 陽虚 血虚 湿熱 血瘀 湿痰 陰虚
緊張しやすく人前に出る時不安を覚えてしまうことにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、さらに気虚と陽虚も高くなっています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。紫蘇香附子が気を巡らし、不安感や気力の低下を改善する作用があります。(堀口和彦)
香蘇散は、首から胸の緊張感を緩和して、のどから首のリンパ液の流れを促進して、のぼせや手足の冷や汗を改善します。鼻水や鼻づまりを改善する作用もあります。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、不安感や緊張感を改善します。不眠や手足の汗を改善する作用もあります。
体質:血虚 陰虚 気滞 湿熱 陽虚 血瘀 湿痰
むくみや喉の乾き、黄色いおりものなどにお悩みのようです。生理周期にともなって、むくみは変化するようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、<大黄牡丹皮湯と温経湯を調合したものが有効です。(堀口和彦)
大黄牡丹皮湯は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を排出して、便秘やむくみ、月経を改善します。
温経湯は、自律神経とホルモンの働きを調整して、肩こりや不眠、唇の荒れ、乾燥、脱毛、おりものを改善します。
体質:血虚 気滞 気虚 陰虚 陽虚 血瘀 湿痰
不安感や強い冷え、疲労感、片頭痛、体重減少などにお悩みというご相談です。また、お二人目の妊娠を希望されているとのことです。まずは、胃腸の消化吸収力を高めて、体力を養うことが必要です。体重を増やそう増やそうと思うと、焦りが出ます。一度に多く食べずに、1日に5~6回食事をするように調整するとよいです。当帰芍薬散や香蘇散、呉茱萸湯などを服用されているようですので、そこに六君子湯を追加すると良いと推察します。(堀口和彦)
六君子湯は、胃腸の働きを高めて、消化吸収を促進して、下痢軟便やお腹の張りなどを改善します。
量の多いおりものお悩みとのことです。生理周期とおりものの量は関係しているようです。また、便秘気味とのことです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と陽虚、血虚が高く出ています。膣粘膜から体液が漏れ出るようです。粘膜からに滲出を抑え引締める力が弱いようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、大建中湯と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
大建中湯は、胃腸の働きを高めて、お腹の張りや大腸の動き不足による便秘を改善します。
温経湯は、ホルモンの働きを調整して、血を増やし、子宮卵巣の働きを高めて、生理周期に変化するおりものを改善します。
体質:湿痰 気虚
体のだるさやめまい、胃の不快感、目の疲れ、首筋、肩こりなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、気虚と湿痰も高くなっています。胃腸を中心にした自律神経の働きが乱れて、それがセロトニンに分泌を抑制して、気分的にも落ち込んで抑うつ状態になっていると予想します。まずは、胃腸の働きをバランス良くして、気持ちを軽くしていきたいものです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と半夏厚朴湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や首のコリ、目の疲れ、睡眠、更年期などを改善します。
半夏厚朴湯は、自律神経の働きを調整して、めまいやだるさ、胃の不快感などを改善します。
体質:陰虚 湿痰 気滞 血虚 血瘀 陽虚
体調不良や気力低下、不安感などにお悩みというご相談です。宮筋腫が見つかったとのことです。精神的にもお辛いこととお察しします。これから婦人科での方の治療があると思いますが、漢方ではメンタル面をバックアップしていきたいものです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安感や焦燥感、不眠、頭重感などを改善します。
加味帰脾湯は、自律神経の働きを調整して、胃腸の働きを促進させて、気力体力を高め、不安感や気力低下、だるさ、睡眠の質などを改善します。
体質:気虚 血虚 気滞 血瘀 陽虚 陰虚 湿痰
逆流性食道炎による胃膨満感や胃痛などにお悩みというご相談です。また前庭神経炎や自律神経失調、不安感、不眠などもあるようです。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。本来、胃腸は蠕動運動で、食べ物を消化することが基本なのです。ところが、慢性的な肩こりや背中のコリなどがあると、胃腸も凝ってしまい動けなくなります。すると、胃腸は食べ物を消化するために、胃酸など消化液や酵素を多量に分泌して、食べ物を解かすように消化するのです。その結果、胃酸過多となり、胃炎や逆流性食道炎を引き起こすのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と茯苓飲が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃腸の緊張感を緩和して、蠕動運動を促進させ、胃酸の分泌を抑え、胃痛や胸のどの痛み、食欲不振などを改善します。
茯苓飲は、自律神経の働きを調整して、胃腸の活動と精神的な活動を楽にして、胃の膨満感や不安感などを改善します。
体質:気虚 陽虚 気滞 湿痰 血虚 血瘀 陰虚 湿熱
過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、さらに気虚や湿痰も高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、摂食中枢に作用して、過食やイライラ感、不安感などを改善します。便通コントロール良くする作用もあります。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感、睡眠の質などを改善します。
体質:血虚 気虚 湿痰 血瘀 陰虚
お顔などに痒みや赤みがあり、白い角栓や化膿が起こったりするようです。皮膚科では脂漏性皮膚炎との診断を受けたとのことです。花粉症やイライラ感もあるようです。また、排便時に出血することがあるとのことです。裂肛ということで、大腸からの出血ではないとのことで、安心しました。では、今回は荊芥連翹湯と芎帰膠艾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、鼻や大腸の粘膜や皮膚を潤して炎症を鎮めて、痒みや充血出血、ニキビ様の吹き出物、鼻炎、花粉症を改善します。
芎帰膠艾湯は、肛門周辺の炎症を鎮めて、出血を抑えます。肛門周囲の粘膜を修復させる作用もあります。
体質:やや血虚 やや湿熱 やや陰虚 やや血瘀
口腔扁平苔癬にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、鼻水や鼻づまりがあるようです。今回は、荊芥連翹湯が良いです。そこに葛根黄連黄芩湯を調合すると、さらに良いと推察します。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、のどや鼻などの粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻炎や副鼻腔炎、できものなどを改善します。
葛根黄連黄芩湯は、肩や首の緊張感を緩和して、リンパ液の流れを促進して、口内の炎症や苔癬などを改善します。
体質:陰虚 陽虚 血瘀 血虚 湿熱 気滞 湿痰
左の瞼が腫れることや、舌の乾燥、記憶力の低下などにお悩みというご相談です。頭部への血液とリンパ液の流れを持続的に確保して、涙管や耳管の腫れや炎症を鎮めて抑える必要があります。そこで、柴胡加竜骨牡蛎湯と滋腎通耳湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や首すじのコリを解して、頭部への血液とリンパ液の流れを促進します。
滋腎通耳湯は、涙管や耳管など頭部の粘膜を潤しながら炎症と腫れを緩和して、耳の塞がり感や聞こえ難さ、瞼の腫れなどを改善します。
体質:陽虚 湿痰 血虚 気虚 血瘀 気滞 陰虚 湿熱
摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。 そこで、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラ感やストレスによる過食や肩こり、耳鳴りを改善します。
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や古血を解消して、下肢の血流を促進して、便秘やむくみなどを改善します。
体質:気滞 血虚 陰虚 湿痰
不安と緊張感にお悩みというご相談です。不安や緊張感は、自分を守るために生じる自然現象です。年齢的なホルモンの影響もあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整し、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、睡眠の質を改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、胃部の不快感やイライラ感、緊張による手の汗や下痢などを改善します。
体質:血虚 気滞 陰虚 気虚 湿熱
後頭部の圧迫感やめまい、動揺感などにお悩みというご相談です。低血圧で顔に血色がなく、排便もすっきりしないようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚が特に高く出ています。まず、頭部への血流を増やして、脳や首周辺の筋肉へ酸素と栄養分を十分に供給できる身体にします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と当帰芍薬散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、肩こりや不安感、不眠、頭重感、胃腸の働きなどを改善します。
当帰芍薬散は、血を増やして、血圧を上げ、めまいや冷え、便通などを改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 血瘀 気虚 陽虚 湿痰
足首や膝周りのむくみや胃の膨満感などにお悩みというご相談です。頭がぼんやりしたり、物忘れ、浅い睡眠、衝動的な過食などもあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と通導散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感、動悸、過食傾向、不眠などを改善します。
通導散は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を解消して、下肢の血流を促進して、むくみや便秘、お腹の張り、生理不順などを改善します。
体質:気虚 血虚 気滞 湿痰 陰虚 血瘀 陽虚 湿熱
更年期による目の痛みや頭重頭痛、めまい、吐き気、消化不良、胸焼け、肩こり、動悸などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚が一番高く、さらに気滞と血虚が高く出ています。これらの結果とご様子から、半夏厚朴湯と温経湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
半夏厚朴湯は、のどから胸部の緊張感を緩和して、悪心や嘔吐、胸焼け、めまい、動悸などを改善します。
温経湯は、子宮卵巣の働きを高め、ホルモンと自律神経の働きを調整して、頭痛や頭重、眼の痛み、眼の疲れ、おりものなどを改善します。
バネ指にお悩みというご相談です。また、コレステロールが高めとのことです。指を使う機会が多いようです。また、ホルモンの影響が関与する場合もあります。産後や更年期など女性ホルモンが大きく変動する時に、腱鞘炎バネ指を発症する方も多くいます。バネ指腱鞘炎は指を動かすワイヤーである腱とそれをガードするワイヤーカバーに相当する腱鞘の間に、老廃物が沈着して、錆び付くようになり、指を動かし難くなったり、腫れ痛みが出たりします。これらのワイヤー周辺の錆びを落とし、老廃物をお掃除をすることが、腱鞘炎の治療方針となります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝茯苓丸料と薏苡仁湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進して、手足末端まで血流を良くして、指に溜まった老廃物を回収します。
薏苡仁湯は、関節周辺の老廃物を流し炎症を鎮めて、痛みや腫れを改善します。
体質:やや気滞 やや陰虚 やや血瘀 やや湿痰
うつはかなり改善して、現在は気分が変わり安くイライラ感が強いとのことにお悩みというご相談です。現在抑肝散加陳皮半夏を服用とのことです。それと合わせて、柴胡加竜骨牡蛎湯を併用すると良いでしょう。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不眠などを改善します。
体質:血虚 気滞 湿熱 陰虚
耳鳴りにお悩みというご相談です。耳鳴りの発生は、鼓膜と耳小骨周辺の湿り気と乾燥度、耳管の開閉状態による中耳の圧力、内耳リンパ液の貯留停滞状態、さらに聴神経の過敏度の4つの要因が関与しています。これらの要因を左右するのが、血圧など血液循環の良否、耳下リンパ節や副鼻腔などの炎症の有無、さらにストレスによる精神状態です。これらの要因が単独で耳鳴りを起こす場合もありますが、複雑に絡まりあって耳鳴りを発症していることもあります。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。耳周辺への血流不足により、耳内への酸素と栄養分の供給が少ないようです。また、花粉症もあるようですので、頸部リンパ節や耳内のリンパも炎症を起こしている可能性もあります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と滋腎通耳湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感、不眠、手の汗などを減らして、聴神経の過敏さを弱めて、耳鳴りを改善します。
滋腎通耳湯は、耳内へのリンパ液と血液の流れを促進して、蝸牛や聴神経への酸素と栄養分を十分に供給して、耳鳴りや聴力の低下を改善します。
体質判定の結果から耳内への酸素と栄養分を供給する血流不足と、聴神経の過敏さが関与していると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と滋腎通耳湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、神経の高ぶりを抑えて、睡眠の質を高め、聴神経の過敏さを緩和して耳鳴りを改善します。
滋腎通耳湯は、耳内への血流を促進して、蝸牛や聴神経の働きを調整して、耳鳴りや難聴を改善します。
体質:陽虚 気滞 血瘀 湿痰
くしゃみ鼻水にお悩みというご相談です。花粉症や慢性鼻炎などもあり、また冷え症と高血圧もあるようです。体質判定の結果とご様子から、アレルギー体質があるのですが、さらに自律神経の働きが大きく関与しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と釣藤散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻水や鼻づまり、くしゃみを改善します。アレルギー体質改善にもよいです。
釣藤散は、自律神経の働きを調整して、高血圧や頭痛、目の疲れなどを改善します。
動悸や血圧の不安定さ、不眠、息苦しさなどにお悩みというご相談です。病院での検査では特に異常ないとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と血虚が特に高く、さらに陰虚や気滞も高くなっています。気と血の両方が不足して、心臓の働きを十分に養えていないようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と真武湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、動悸や不整脈、血圧の変動、不眠などを改善します。
真武湯は、新陳代謝を高めて、身体を温めて、心臓の働きを助けて、血圧を安定させます。また、下痢やむくみを改善する作用もあります。
肩こりや月経血の固まりがあり、妊娠へ向けての体質改善をご希望とのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と血瘀が高く出ています。血液の循環にムラがあり、血が不足している所と余り停滞している所があるようです。アレルギー的な要素はそれほど強くないようです。では、桂枝茯苓丸料と当帰芍薬散を調合した漢方薬が有効です。服用後最初の生理時は、月経血の固まりが増える場合がありますが、これは子宮内のお掃除の結果です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進して、肩こりや目の疲れ、シミそばかすなどを改善します。また、子宮内をお掃除する作用があり、月経血の固まりを減らして行きます。
当帰芍薬散は、血を補いながら身体を温め、新陳代謝を高めて、むくみや腰の疲れ、肩こりなどを改善します。子宮卵巣の働きを高める作用もあり、妊娠への体調作りを応援します。
体質:やや陰虚 やや気虚 やや気滞
帯状疱疹後の痺れや脱力感があり、下肢に力が入り難いようです。帯状疱疹のウイルスは、神経線維を好み食いつきます。ウイルス数と食いつかれた度合いや期間によって、神経障害といって、神経線維が傷みダメージを受けることがあります。まずは、免疫抵抗力と体力のアップが必要です。さらに、傷んだ神経線維を修復するために、幹部周辺へ酸素と栄養分を十分に送り込む必要があります。体質判定の結果とご様子から、大防風湯が有効な処方です。(堀口和彦)
大防風湯は、胃腸の働きを高めて消化吸収を促進させて、体力と免疫抵抗力を高めます。さらに、患部の神経線維への酸素と栄養分の供給を増やして、神経線維の修復を促進て、痺れや脱力感を改善します。
体質:血虚 血瘀 陰虚 気虚
腱鞘炎にお悩みというご相談です。指を使う機会が多いのでしょう。また、ホルモンの影響が関与する場合もあります。産後や更年期など女性ホルモンが大きく変動する時に、腱鞘炎を発症する方も多くいます。体質判定の結果を拝見すると、やはり血虚と血瘀が高く出ています。老廃物の多い汚れた血が停滞している部位と、酸素と栄養分を供給する血が流通が不足している状態が重複しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、薏苡仁湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
薏苡仁湯は、関節周辺の血行を促進して、炎症や腫れを鎮めて、痛みを緩和します。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、手足末端への血流を増やして、指の関節へ酸素と栄養分の供給量を促進して、腱鞘炎の改善を促します。頭痛や目の疲れ、静脈瘤の改善にもよいです。
体質:血虚 陽虚 血瘀 湿痰
手指の関節の腫れむくみにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚が高く出ています。関節の腫れは、ホルモンの働きが関与しているようです。女性ホルモンは、関節の腫れや炎症に関与する場合があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、大防風湯が有効です。なお、リウマチではないと思いますが、念のため血液検査をお勧めします。(堀口和彦)
大防風湯は、ホルモンの働きを調整して、新陳代謝を高めて、むくみや関節の腫れ、炎症を鎮めます。
動悸や狭心症などお悩みとのことです。お悩みの内容と体質判定の結果から、柴胡桂枝乾姜湯と六君子湯の調合が有効な処方です。これらの処方は、胃腸の蠕動運動を助けて、胃酸の逆流を防ぎ、食道炎による胸痛を緩和する作用もあります。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや動悸、胸の圧迫感、不安感などを改善します。
耳鳴りにお悩みというご相談です。睡眠が浅く、不安感もあるようです。めまいや難聴はないです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、湿痰が高く出ています。お仕事の忙しと肩こりから、頭部への血流が不足して、耳内への酸素と栄養分の供給が減っているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と滋腎通耳湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりやイライラ感や不安感、不眠、神経の高ぶりなどを改善します。
滋腎通耳湯は、血行を促進して、耳内への酸素と栄養分の供給を増やして、蝸牛や聴神経の働きを高めて、耳鳴りなどを改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 血瘀 湿痰 気虚 陽虚 湿熱
頭痛に肩こりや首こりなどもあるようです。不眠も辛そうです。お悩みの症状と体質判定の結果から、桂枝加竜骨牡蛎湯と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、頭痛や不眠などを改善します。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血液に循環を促進して、肩こりや頭痛、生理痛、おりものなどを改善します。
体質:気滞 気虚 湿熱 湿痰 血虚 血瘀 陰虚 陽虚
アレルギー性鼻炎と花粉症でお悩みということです。またビールの飲み過ぎ時に下痢するとのことですので、まずは鼻の方を主にします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻や副鼻腔の粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻づまりや鼻水、頭重感、不安緊張感などを改善します。
体質:血虚 陰虚 湿熱 気滞 血瘀 湿痰
体重の増加や過食傾向、イライラ感、気分の落ち込みなどにお悩みというご相談です。また、頭部の汗や動悸、耳の膿み痛みなどもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚が高く出ています。ホルモンと自律神経の働きの乱れが、これらの症状を起こしているようです。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄連解毒湯と柴胡加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、自律神経の働きを調整して、のぼせや頭汗、耳の膿み痛み、高血圧などを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や過食、高血圧、動悸などを改善します。
体質:陰虚 気滞 血虚 陽虚 血瘀 気虚 湿痰
体重の増加と眠りが浅いこと、イライラ感や気力低下、耳鳴り、便秘などにお悩みというご相談です。また、ホルモンバランスが乱れやすく、ホルモン療法を受けているとのことです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気滞が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。便秘のお茶を併用してもよいですが、大便の様子を見ながら、お茶の量を調整していただく必要があります。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラ感や不安感、不眠、耳鳴りなどを改善します。多少を便通を良くする作用があります。
体質:陽虚 血虚 陰虚 気虚 湿痰 気滞
過食にお悩みというご相談です。過食は、ストレスのはけ口として、経験したことがある方は多いです。過食に対する問題は、食べることに罪悪感をもつことです。嫌な気持ちになると、食欲が抑えこまれて、満足感がなくなり、さらに食べるという悪循環に陥ります。まずは食べ過ぎる自分を責めないことが肝要です。むしろ食べて、ストレス解消をすると考えて、食べ過ぎることを否定しないことです。食べることは、身体に栄養を与えると同時に、心にも栄養を与えています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感を解消して、精神的な安定をもたらします。
体質:血虚 湿痰 陰虚 湿熱 気滞 血瘀
頭部の多汗や肌の痒み、日光アレルギー、指の汗疱などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚や湿痰、陰虚、湿熱などが高く出ています。体内の水分バラスが悪く、余分な水分が停滞している所と、皮膚や粘膜では炎症によって逆に水分が不足する傾向にあるようです。さらに、副腎や女性ホルモンも乱れもあり、それが自律神経の働きを邪魔しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、竜胆瀉肝湯と消風散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
竜胆瀉肝湯は、体内の水分代謝を促進して、小便を出し易くして、むくみやおりもの、多汗を改善します。
消風散は、体内に停滞する余分な水分と老廃物を小便や大便から排出して、皮膚の炎症や痒み、多汗、汗疱などを改善します。
体質:血虚 気滞 気虚 陰虚 血瘀
動悸や不安緊張感、不眠、頭痛、生理不順、下痢などにお悩みというご相談です。現在のご様子からすると、下痢し易くあまり食べれないようですので、体力が不足しています。胃腸の働きを高めて、体力を付けていくことからスタートします。身体に余裕ができてくれば、自律神経の働きも余裕ができ、不安緊張感が起こりにくくなります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と六君子湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、自律神経とホルモンの働きを調整して、動悸や不安緊張感を緩和し、頭痛や不眠などを改善します。
六君子湯は、胃腸の働きを高めて、消化吸収を促進して、食欲不振や下痢などを改善します。
発汗にお悩みというご相談です。頭部から多いようです。白衣性の高血圧もあるようです。白虎加人参湯と荊芥連翹湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
白虎加人参湯は、体表の熱や炎症を鎮める作用があり、発汗や皮膚炎などを改善します。
荊芥連翹湯は、鼻や大腸などの粘膜の炎症を鎮めて、鼻炎や大腸炎などを改善します。
不整脈にお悩みというご相談です。脈が遅く血圧はやや高めのようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡桂枝乾姜湯と真武湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、動悸や不整脈、不眠、イライラ不安感などを改善します。
真武湯は、体内の新陳代謝を活性化して、血圧や脈拍を調整します。下痢を改善する作用もあります。
体質:湿痰 気虚 血瘀 血虚 気滞 陽虚 湿熱
めまいにお悩みというご相談です。血圧が高めで、貧血もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、湿痰や気虚、血瘀などが高く出ています。体内の水分代謝が低下していることと、自律神経とホルモンの働きが乱れているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏白朮天麻湯が有効です。(堀口和彦)
半夏白朮天麻湯は、体内の水分代謝を活性化して、頭部耳内の三半規管や前庭のリンパ液の流れを促進して、めまいやふらつきを改善します。小便を増やして、むくみや頭痛頭重、鼻炎などを改善する作用もあります。
体質:気虚 血虚 気滞 血瘀 湿痰 陽虚
食事中のめまいにお悩みというご相談です。胃に食物が入って、胃腸が蠕動運動を開始した頃にめまいが起こっているようです。蠕動運動や消化にエネルギーと血液などが使われてしまい、頭部への血流が不足することが、めまいの原因のように予想します。これらの調整には、もちろん自律神経の働きが関与しています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏白朮天麻湯と苓桂朮甘湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
半夏白朮天麻湯は、胃腸の働きを高め応援して、頭部への血流を確保するような体力と気力を付けます。めまいや頭痛、胃腸虚弱の改善作用があります。
苓桂朮甘湯は、自律神経の働きを調整して、めまいや動悸、不整脈、立ちくらみなどを改善します。
体質:陰虚 血瘀 湿痰 気虚 気滞
産後の体重増加やイライラ、下半身の冷えやむくみにお悩みというご相談です。お悩みの症状や体質判定の結果から、芎帰調血飲と当帰芍薬散の調合が有効な処方です。これらの処方は授乳中でも服用できます。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、産後のホルモンと自律神経の乱れを調整して、イライラ感や不安感、過食傾向などを改善します。
当帰芍薬散は、ホルモンもバランスを調整して、下肢の血行を促進して、冷えとむくみを改善します。下剤は入っていませんが、多少を便通を促進する作用もあります。
体質:血虚 陰虚 陽虚 気滞 湿熱 湿痰
喘息にお悩みというご相談です。気管と背中が詰まっているような感じがあり、気圧の変動で息苦しくなっているようです。ご相談の内容から、麦門冬湯が有効です。(堀口和彦)
麦門冬湯は、のどや気管の粘膜を潤して炎症を鎮めて、過敏になった気管支を緩めて、咳や息苦し、胸の圧迫感を改善します。胃腸の働きを高める作用もあります。
多汗にお悩みというご相談です。頭や額、首からの発汗が多いようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ています。体質的に新陳代謝が高いことと、自律神経の調整が関与しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、白虎加人参湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
白虎加人参湯は、新陳代謝の亢進を抑えて、身体の熱感や発汗を鎮めます。のどの渇きを鎮める作用もあります。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、発汗や緊張、不眠などを改善します。
体質:湿痰 血虚 陰虚 気滞 血瘀 湿熱 陽虚
不妊にお悩みというご相談です。二人目不妊とのことですが、子宮内膜増殖症や人工授精による流産など、子宮がお疲れのように感じます。子宮卵巣を少し休息させて、次の妊娠へ向けて準備することをお勧めします。そのために、温経湯が有効な処方です。(堀口和彦)
温経湯は、子宮卵巣の働きを助けて、月経血の固まりやおりものなどを改善します。また、不眠やイライラ、静脈瘤、むくみなどを改善する作用もあります。
体質:やや陽虚 やや血瘀 やや気虚 やや血虚 やや気滞 やや湿痰
下半身のむくみにお悩みというご相談です。月経困難症でピルを服用とのことです。大脳の下にある脳下垂体が、体内のすべてのホルモンを調整しています。脳下垂体からは、子宮卵巣や副腎、甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンが分泌しています。よって外部からホルモンが入ってくると脳下垂体の働きは影響を受けて、他のホルモンのバランスも乱すことがあります。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れることもあります。これらの乱れが、むくみなどを起こしている可能性があります。お悩みの症状と体質判定の結果から、当帰芍薬散と補気建中湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
当帰芍薬散は、子宮卵巣の働きを助けて、月経困難症を緩和してながら、ホルモンと自律神経のバランスを調整します。
補気建中湯は、お腹の張りを緩和して、鼠径部の血液とリンパ液の流れを促進して、下肢のむくみを改善します。
体質:血虚 気滞 陰虚 気虚 湿熱 陽虚
不安感にお悩みというご相談です。お悩みの症状と体質判定の結果から、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。デパスは併用して大丈夫です。しばらく辛い時は、デパスに頼るのも一案です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安感やイライラ感、不眠、陰萎などを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の消化吸収力を活性化して、気力と体力を高めて、不安感や不眠、立ちくらみ、食欲低下などを改善します。
のぼせにお悩みというご相談です。夕方になると首筋が熱くなるようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡加竜骨牡蛎湯と白虎加人参湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、のぼせや不安感、肩こり、睡眠の質を改善します。
白虎加人参湯は、皮膚や粘膜を潤して、ほてりや熱感を鎮めます。
体質:陰虚 血虚 血瘀 湿痰 気虚
体質判定の結果を拝見すると、陰虚と血虚が高く出ています。呼吸器や心臓などを養い潤す血液とリンパ液の供給が少なく、気管や心臓、目、耳、脳などに酸素と栄養分が不足しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、呼吸器や循環器の働きを高めて、動悸や息切れ、肩こり、頭重感などを改善します。
加味帰脾湯は、消化吸収力を高めて、血液とリンパ液を増やして、脳や目、耳などへの酸素と栄養分の供給を満たします。
腰部脊柱管狭窄症と坐骨神経痛にお悩みというご相談です。腰下肢の痛みとしびれが強いようです。すでに主な漢方薬を服用済みです。では、脳脊髄液という体内の水分分布に注目してみましょう。脊柱管への脳脊髄液の流通を確保して、脊柱管内の神経細胞へ酸素と栄養分を持続的に送り込むことが大切です。無理な歩行や立位姿勢は、それを阻害します。さらに、首筋から腰までの背骨に余裕を持たせ、脊椎間の関節に遊びを作ることも重要です。椎間関節の空間的なゆとりは、神経根の圧迫を軽減するために必要です。頚部の凝りは、脊柱管内の脳脊髄液の供給と流通を阻害します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、続命湯と六味地黄丸を調合した漢方薬が有効です。いずれの処方も脳脊髄液の循環を改善する方向へ作用します。(堀口和彦)
続命湯は、体内も新陳代謝を調整して、筋肉や関節の炎症を鎮めて、痛みやしびれを緩和します。
六味地黄丸は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、小便の出方やのどの渇きなどを改善します。
アレルギーとは、免疫の過剰あるいは過敏によって引き起こされる現象です。風邪を引くと細菌やウイルスを退治するために、免疫力が高まります。その時に、細菌やウイルス以外に自分の粘膜などに反応する抗体もできてしまうのです。これを自己抗体と呼びますが、本来ですとこのような抗体のアウトレット品は排除される仕組みがあるのですが、これが弱いと慢性的な皮膚炎や鼻炎などが起こります。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚が高く出ています。皮膚や粘膜を潤すための血液やリンパ液が不足しています。これらを改善するために、白虎加人参湯と荊芥連翹湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
白虎加人参湯は、リンパ液を増やし、皮膚や粘膜を潤して炎症を鎮めて、痒みを抑えます。
荊芥連翹湯は、血を増やして、鼻粘膜や皮膚の炎症を鎮めて、鼻炎や花粉症、皮膚炎を改善します。
体質:陽虚 血虚 気虚 陰虚 湿熱 気滞 血瘀
耳鳴りやめまい、日光湿疹などにお悩みというご相談です。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡加竜骨牡蛎湯と治頭瘡一方を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、神経の高ぶりを抑えて、耳鳴りやふらつきめまい、イライラ感、不安感を改善します。自律神経の働きを調整して、多少便通を改善する作用もあります。
治頭瘡一方は、顔や頭部の皮膚の過敏さを緩和して、炎症や痒みを鎮めます。
体質:気滞 血虚 気虚 陰虚 湿痰
体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚が高く出ており、自律神経とホルモンの働きが乱れているようです。ご相談に内容と体質判定の結果から、加味逍遥散と人参養栄湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、肩こりや不安感、イライラ感、生理不順などを改善します。
人参養栄湯は、胃腸の働きを高めて、気力体力をつけて、だるさや不安感などを改善します。いずれの処方も下剤は入っていませんが、自律神経の働きを調整して、便通を促進する作用があります。
体質:気滞 血虚 気虚
痩せ体質にお悩みというご相談です。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡桂枝乾姜湯と六君子湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや不眠、不安感、イライラ感、立ちくらみなどを改善します。
六君子湯は、胃腸の働きを活性化して、消化吸収力を高めて、体重を増やす方向へ改善します。
体質:気滞 気虚 陽虚 湿熱 血虚 湿痰
ストレスによるイライラや過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散と抑肝散を調合したものが有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、立ちくらみや頭痛、便通などを改善します。精神的な不調や生理の不調も改善する作用があります。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、ストレスによるイライラ感や過食などを改善します。
体質:陽虚 血虚 気滞 陰虚 気虚 湿熱
不整脈やめまい、息苦しさなどにお悩みというご相談です。疲労時や夜間に発症することが多いようです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と血虚が高く出ています。心身の疲れがあり、それが心臓の心筋への血液の供給を阻害して、心臓の働きが低下して、不整脈や息苦しさが発症していると推察します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と真武湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、心臓の働きを楽にして、動悸や不整脈、息切れなどを改善します。不眠や不安感などを改善する作用もあります。
真武湯は、自律神経の働きを調整して、新陳代謝を高めて、全身の血液やリンパ液の流れを促進して、不整脈や動悸、めまいを改善します。
体質:気虚 血虚 気滞 陰虚 陽虚 湿痰 血瘀 湿熱
冷え症や無月経、不安感、たまに不眠、胃腸虚弱などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚が一番高く出ています。さらに血虚も高いです。まず胃腸の働きを活性化して、消化吸収力を高め、体力と気力を充実されることが大切です。体力が十分に備わり維持できれば、必ず生理は再開します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と六君子湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、血行を促進して、冷えや不安感、立ちくらみ、頭重感などを改善します。
六君子湯は、胃腸の働きを助け、消化吸収力と高めて胃腸を丈夫します。
体質:気滞 血虚 血瘀 陰虚
腰痛や下肢の痛みしびれなどにお悩みというご相談です。首の痛みもあるようです。症状からすると、真武湯と芍薬甘草湯いずれも悪くないです。ただし、体質判定の結果からすると、気滞が一番高く、さらに血瘀と血虚も高く出ています。痛さが原因なのか、気の停滞が強く、不眠や不安感、イライラ感があるようです。痛みを感じる感覚神経の過敏さを軽減するためと、脊柱管内の脳脊髄液の循環をスムースにするために、気滞の改善は大切です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯に当帰芍薬散を調合するとよいです。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、首肩のこりや不眠、イライラ感、不安感を改善します。
当帰芍薬散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血液とリンパ液の流れを促進して、下肢の冷えや痛みしびれを軽減します。生理不順やむくみを改善する作用もあります。
漢方でのダイエットは、健康的に痩せる方向へ体質改善していきます。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く出ており、陰虚も次に高く出ています。ホルモンと自律神経の働きを高めることが必要です。生理不順やおりものを改善して、睡眠やイライラ感、不安感など精神的に安定させる必要もあります。そのためは、柴胡桂枝乾姜湯と温経湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、不眠、不安感などを改善します。
温経湯は、子宮卵巣の働きを高めて、生理不順やおりもの、皮膚や唇の乾燥などを改善します。
口臭にお悩みのご相談です。お悩みの症状と体質判定の結果から、黄連湯と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
黄連湯は、口内や食道、胃などの粘膜の炎症を鎮めて、口臭を減らします。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ストレスによる緊張感や不安感、発汗などを改善します。
体質:血虚 気滞 気虚 陰虚 湿痰 血瘀 陽虚
タバコが止められないことにお悩みというご相談です。また、息苦しさもあるようです。本数にもよりますが、タバコは気分転換をはかり、ストレスの発散する作用があります。無理に止めずに、本数を減らして、精神的なメリットを重視することも悪くないです。身体に悪いなとか、止まなければなあと、思って吸うと精神的なメリットがなくなりますので、我慢しながらもおいしい1本にすることがよいかもしれます。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。心身の緊張感が強く、身体が強張り、血管や気管が拡がり難い状態になっているように思います。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和し自律神経の働きを調整して、イライラ感や不安感、睡眠の質などを改善します。
半夏厚朴湯は、のどから気管の緊張感を緩和して、気管を調整して、呼吸しやすい身体に改善します。
体質:陰虚 気滞 血虚 湿痰
肌荒れや胸元、背中などの痒みなどにお悩みというご相談です。動悸やイライラ感もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚が一番高く出ています。気滞や血虚も高くなっています。まず、皮膚と心を潤します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、治頭瘡一方と白虎加人参湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
治頭瘡一方は、顔や上半身の皮膚炎やニキビ、痒み、脂漏湿疹などを改善します。
白虎加人参湯は、皮膚や粘膜を潤して炎症を鎮めて、痒みや乾燥肌を改善します。多少イライラ感を鎮める作用もあります。
体質:陰虚 湿痰 気滞 湿熱 血虚 血瘀 陽虚
むくみに関しては、小便の出方と回数が少ないようですので、ここから改善する必要があります。体質判定の結果を拝見すると、湿痰が一番高く出ていますので、水分代謝の悪さを示しています。さらに陰虚と気滞も高く、不眠やイライラ感などもあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
防風通聖散は、新陳代謝を高めて、水分と脂肪分の代謝を活性化して、大小便の排出を促進して、むくみや体重の増加を改善します。皮膚痒みや鼻炎などアレルギー的な体質を改善する作用もあります。
体質:陽虚 血虚 血瘀
心房細動で、電気ショック治療を実施したとのことです。早朝や緊張時の頻脈にお悩みというご相談です。甲状腺ホルモンは正常です。ご相談内容と体質判定の結果から、柴胡桂枝乾姜湯と苓桂朮甘湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや不安感、イライラ感を減らして、心臓を楽にして働きやすい環境にします。動悸や息切れを改善します。
苓桂朮甘湯は、自律神経の働きを調整して、頻脈や立ちくらみ、のぼせなどを改善します。
口周りや胸元、背中のニキビでお悩みとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚が高くなっています。皮膚に酸素と栄養分を十分に供給する血が不足している状態を示します。鼻炎はないとのことです。お悩みの症状と体質判定の結果から、消風散と清上防風湯が有効な処方です。(堀口和彦)
消風散は、体内に停滞する余分な熱や水分、脂肪分を代謝して、皮膚の炎症や分泌を鎮めて、ニキビや湿疹などを改善します。
清上防風湯は、毛穴のつまりや分泌を調整して、ニキビを改善します。
口臭にお悩みというご相談です。現在は、下剤を服用しなくても、大便は硬くなく、2~3日に1回は出るということです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気滞と血瘀が高く出ています。湿熱のように口内に熱があるようですが、潤い不足と気の停滞が熱を作っているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄連湯と加味逍遥散が有効な処方です。(堀口和彦)
黄連湯は、口内や食道、胃の粘膜を潤し炎症を鎮めて、口臭や排便を改善します。
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理前のイライラ感や不安感、過食などを改善します。
体質:湿痰 血虚 陰虚 湿熱
のぼせや上半身の汗にお悩みというご相談です。お顔や目の周りの痒みもあるようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、女神散が有効です。のぼせが鎮まれば、お顔の痒みも治まってきます。(堀口和彦)
女神散は、心身の緊張感を緩和して、自律神経とホルモンの働きを調整して、手の発汗やのぼせ、頭汗、生理不順、排便コントロールなどを改善します。
体質:やや陰虚 やや血虚 やや血瘀
口内の乾燥にお悩みというご相談です。発汗が多いようですので、体液へ汗で失われて、口内を潤す体液が不足しているようです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚がやや高く出ています。これも体液が不足して粘膜がカサカサする体質を示します。これには、白虎加人参湯が有効な処方です。加味逍遥散と併用しても大丈夫です。(堀口和彦)
白虎加人参湯は、体液を増やし、粘膜を潤し、のどの渇きや乾燥を改善します。
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせや発汗を鎮めて、肩こりや疲労感、不安感などを改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 気虚 湿熱 血瘀 湿痰 陽虚
ニキビ治療から敏感肌と過剰な皮脂分泌にお悩みというご相談です。現在も化膿ニキビが出やすいようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、陰虚が特に高く出ています。まず皮膚や肌に酸素と栄養分を十分に供給できる血を補い、リンパ液を巡らして、皮膚のバリア機能や汗と皮脂の分泌を調整します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と消風散が有効な処方です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、皮膚や粘膜へ十分な酸素と栄養分を供給して、皮膚の再生やバリア機能などを改善します。皮膚や粘膜の炎症を鎮めて、ニキビや鼻づまりを改善する作用もあります。
消風散は、体内に停滞する余分な熱や水分、脂肪分を代謝して、脂漏性湿疹や化膿性ニキビなどを改善します。
体質:陽虚 湿痰 気虚 気滞 血瘀
下半身や首の冷えや膀胱周辺の違和感、身体が動きにくいだるさなどにお悩みというご相談です。胃が弱く胸やけがしやすいこともあるようです。体質判定の結果をは拝見すると、陽虚が一番高く、さらに湿痰が高く出ています。新陳代謝が低下して、身体を温めて、血液やリンパ液の流れを促進して、筋肉や脳などに十分に酸素と栄養分を送り込める身体にする必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、苓姜朮甘湯と茯苓飲が有効な処方です。(堀口和彦)
苓姜朮甘湯は、水分代謝を活性化して、下肢を温めて、腎臓への血流を増やし、小便をスッキリと出して、膀胱炎やむくみを改善します。
茯苓飲は、胃腸の働きを高めて、蠕動運動を促進して、胃酸を分泌を抑えて、胸やけや悪心を改善します。
体質:気虚 陽虚 血虚 陰虚 気滞 湿熱 血瘀 湿痰
産後の動揺感やイライラ感、不安感、睡眠障害などにお悩みというご相談です。また、カボジ水痘様発疹があったようです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と血虚、気滞などが高く出ています。産前産後でホルモンが劇的に変動します。その際、眼の奥にある脳下垂体が非常に忙しく働き、それに隣接する視床下部も連動して働きが乱れます。この視床下部に自律神経の中枢があります。つまり産後はホルモンと自律神経の働きが大きく揺さぶられて変動するのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と女神散を調合したものが有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、皮膚や粘膜を潤し炎症を鎮めて、皮膚の乾燥や痒み、肌荒れ、鼻水、鼻づまりなどを改善します。アレルギー体質を改善する作用もあります。
女神散は、産後のホルモンと自律神経の乱れを調和して、ふらつきやめまい、イライラ感、不安感、不眠などを改善します。
体質:やや湿痰 やや湿熱 やや血瘀 やや陽虚 やや血虚
脚や二の腕のむくみやそけい部のつまり感、頭痛、肩こりにお悩みというご相談です。また、子宮摘出をされているとのことです。むくみなどは、ホルモンの影響があるようです。体質判定の結果を拝見すると、湿痰と血瘀、湿熱がやや高く出ています。ホルモンと自律神経の働きが不調で、むくみなどを起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝茯苓丸料と当帰芍薬散が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進して、肩こりや頭痛などを緩和します。
当帰芍薬散は、血を補い、血液とリンパ液の流れを促進して、むくみを改善します。
体質:気滞 陰虚 血瘀 血虚
体質判定の結果でも、気滞が一番高く、さらに血瘀と血虚も高く出ています。痛さが原因なのか、気の停滞が強く、不眠や不安感、イライラ感があるようです。痛みを感じる感覚神経の過敏さを軽減するためと、脊柱管内の脳脊髄液の循環をスムースにするために、気滞の改善は大切です。また、便秘や生理痛、生理不順など、骨盤内にある臓器である大腸や子宮卵巣の働きをスムースにすることも、腰痛の軽減に必要です。便秘ぎみのようですので、通導散と柴胡桂枝乾姜湯の調合がお役に立てる思います。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を去り、骨盤内の血行を促進して、脊柱管狭窄などを改善し、便通を良くする作用があります。
男性更年期のホルモン療法後から、発汗が激しくなったとのことです。更年期のホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状である発汗や緊張などを起こします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、発汗や緊張感、イライラ感などを改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、過度の緊張を緩和して、発汗を調整します。
手のこわばりや足のむくみ、肩こりなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚が高く、さらに血虚や気滞などもやや高く出ています。やはり、ホルモンの働きが低下して、自律神経に影響が出ているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、五積散と柴胡桂枝乾姜湯が有効な処方です。(堀口和彦)
五積散は、体内の新陳代謝を高めて、血液やリンパ液の流れを促進して、関節の腫れ炎症やむくみなどを改善します。胃腸の働きを高める作用もあります。
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、肩こりやイライラ感、不安感、不眠などを改善します。
体質:陰虚 気滞 血瘀 湿痰 湿熱 血虚
頭痛と便秘にお悩みというご相談です。アトピー体質で痒みが出やすいこともあるようです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気滞、さらに血瘀が高く出ています。自律神経の働きが乱れてホルモンの働きにも影響が出ているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の高ぶりを抑えて、肩こりや頭痛、不眠、痒みなどを改善します。
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を排出して、血行を促進して、便秘や頭痛、静脈瘤などを改善します。
めまいや耳鳴りにお悩みというご相談です。また、子宮内膜症があり、ヤーズを服用中とのことです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚、血虚が特に高く出ています。ホルモンの働きが変動して、自律神経への影響があるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏白朮天麻湯と女神散が有効な処方です。(堀口和彦)
半夏白朮天麻湯は、体内の水分代謝を調整して、耳内の三半規管や前庭のリンパ液の流れを促進して、めまいや頭重感、むくみなどを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、ふらつきめまいやのぼせ感、手足の冷え、不眠などを改善します。
体質:やや気虚 やや気滞
胃の痛みや喉のつまり感などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚と気滞がやや高くなっています。自律神経の働きを上手に調整して、内臓の働きや精神的な安定を図る必要があるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と四逆散の調合が有効です。(堀口和彦)
香蘇散とは、首からのど、胸の緊張感を緩和して、のどや鼻をスッキリとさせて、喉のつまり感や鼻づまりなどを改善します。
四逆散は、背中やお腹の緊張感を緩和して、胃痛や胃炎、お腹の膨満感、おなら、抑うつ、イライラ感、不安感などを改善します。
激しい腰痛のご経験から、痛みへの不安が強く残っているようです。焦らずに、リハビリ的な体操を継続することで、ご自身の身体と腰に自信をつけて行くことが必要です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。筋肉や関節などへ酸素と栄養分を送り込む血液が不足していることと、精神的な不安緊張感があるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や背中などの緊張感を取り、上半身を軽くします。不安感や不眠などを改善します。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、血を補い、筋肉や関節に酸素と栄養分を十分に送り込み、腰痛や筋肉につれ、立ちくらみなどを改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 気虚 血瘀 陽虚
激しい肩こりや食後のお腹の張りや痛み、食欲低下などにお悩みというご相談です。ニキビやシミ、クマなども目立ってきたとのことです。長時間のパソコンお仕事で、目への負担も大きいのでしょう。眼の奥には脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。それに隣接する視床下部は、自律神経の中枢です。眼を使い過ぎ慢性的な眼精疲労は、脳下垂体と視床下部の働きを乱す原因となります。胃腸の蠕動運動や胃酸の分泌、肩こり(僧帽筋の緊張)、手足の冷え、立ちくらみなどは自律神経の働きが乱れている証拠です。生理不順や肌荒れなどは、ホルモンの働きの乱れを示します。これらを改善するために、安中散と柴胡桂枝乾姜湯が有効な処方です。(堀口和彦)
安中散は、胃腸の働きを高めて、胃痛やお腹の張り、食欲不振などを改善します。
柴胡桂枝乾姜湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、肩こりや目の疲れ、イライラ感、生理不順、肌荒れなどを改善します。
体質:気滞 陽虚 陰虚
生理痛と貧血によるふらつきめまい、吐き気などにお悩みというご相談です。当帰芍薬散を服用されたとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陽虚、陰虚が高く出ています。ホルモンと自律神経の双方の働きが乱れているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏厚朴湯と温経湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
半夏厚朴湯は、のどから胸と食道胃の緊張を緩和して、悪心や吐き気、イライラ感や不安感、無気力感などを改善します。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、子宮卵巣の働きを高めて、生理痛や貧血、吐き気、おりものなどを改善します。
体質:湿痰 気滞 血瘀 湿熱 血虚
2か月前に流産をされたとのことで、その後に以前からあった生理前の頭痛や腰痛、イライラ感が悪化されてとのことです。流産後は、ホルモンが劇的に変動します。その際、眼の奥にある脳下垂体が非常に忙しく働き、それに隣接する視床下部も連動して働きが乱れます。この視床下部に自律神経の中枢があります。つまり流産後はホルモンと自律神経の働きが大きく揺さぶられて変動するのです。これが、現在お悩み症状を悪化させて原因と推察します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲と温経湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
温経湯は、子宮卵巣の働きを高めて、生理前の頭痛や腰痛、子宮内膜症などを改善して、妊娠へ向けた身体作りをします。
体質:陽虚 湿痰 血虚 湿熱
口臭にお悩みというご相談です。また、小便が出難いことや、高血圧、脂肪肝などもあるとのことです。体内に熱がこもっている感じがあるようです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と湿痰が特に高く出ています。ホルモンの変動による影響で、新陳代謝が乱れ、体内に水分や熱炎症などが停滞し易い状態になっているようです。口内に熱炎症や湿が停滞すると、口内の細菌が増殖して、口臭の原因となります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と竜胆瀉肝湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラや不安感、だるさなどを改善します。高血圧や脂肪肝を改善する作用もあります。
竜胆瀉肝湯は、膀胱や尿道などの粘膜の炎症を鎮めて、小便を出し易くします。体内にこもる熱を鎮めて、口臭や口内の炎症を改善する作用もあります。
体質:湿熱 気滞 湿痰 血虚 陰虚 血瘀
肥満にお悩みというご相談です。防風通聖散を服用したら、食欲が増進してしまったとのことです。お悩みの症状と体質判定の結果から、桃核承気湯と竜胆瀉肝湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する古血(瘀血)や宿便を排出して、便秘や肩こり、頭痛などを改善します。
竜胆瀉肝湯は、体内に停滞する余分な水分や脂肪分を代謝して、小便の少なさやおりもの、皮膚の痒みなどを改善します。
体質:陽虚 血虚 陰虚 気滞 気虚 湿熱 血瘀
下痢や冷え症にお悩みというご相談です。体重が増えないこともあるようです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚が一番高く、陰虚と血虚も高く出ています。ホルモンと自律神経の働きが低下して、消化吸収が上手くできないようです。オレンジジュースが欲しくなるのは、身体が水分やビタミンなどを必要としているからだと推察します。漢方での体質改善には、真武湯と人参湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
真武湯は、体内の新陳代謝を活性化して、冷えや下痢、小便の出難さ、むくみ、のどの渇きなどを改善します。不安感やイライラ感などを改善する作用もあります。
人参湯は、胃腸の働きを高めて、消化吸収を促進して、下痢や体力低下などを改善します。
体質:気滞 気虚 血虚 血瘀 陰虚
片頭痛や胃腸虚弱、ふらつきめまいなどにお悩みというご相談です。手足の冷えや朝の起床が辛く、生理痛や生理不順もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、気虚と血虚、血瘀も高く出ています。自律神経の働きの不安定さと、ホルモンの働きの乱れがあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と温経湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、自律神経の働きを調整して、冷えや体力低下、貧血、ふらつきめまい、頭痛などを改善します。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血を補い、子宮卵巣の働きを高めて、生理痛や生理不順、片頭痛などを改善します。
体質:やや陰虚 やや気滞 やや気虚 やや湿熱
副鼻腔腫瘍にお悩みというご相談です。体質判定の結果ご様子からすると、良性であるように思われますが、結果を出ないと分かりません。免疫力を高めることも大切ですが、鼻から副鼻腔の粘膜の血液とリンパ液の流れを促進して、粘膜の細胞の生育環境を浄化することも大切です。そのために、荊芥連翹湯が有効な処方です。食事も大切です。特に香辛料系の辛いものやチョコレート、コーヒー、ナッツ類などは控える必要があります。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、鼻や副鼻腔の粘膜を潤して炎症を鎮めて、腫れやうっ血を解消して、鼻づまりや目の充血、足のほてりなどを改善します。
体質:気滞 血虚 血瘀 陰虚 気虚 陽虚
ストレスによる動悸や不眠、イライラ感などにお悩みというご相談です。また、仕事と抜け毛に対する不安感も強いとのことです。お悩みの症状と体質判定の結果から、桂枝加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や不安感、不眠、抜け毛などを改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、イライラ感や不安感、手の汗、睡眠の質などを改善します。
体質:気滞 気虚 陰虚 湿熱 陽虚 血虚 湿痰
むくみやだるさ、うつ、ストレス、意欲低下などにお悩みというご相談です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、当帰芍薬散と人参養栄湯を調合した漢方薬が有効です。いずれの処方も下剤は入っていませんが、胃腸の働きを高めることで、排便を出易くします。(堀口和彦)
当帰芍薬散は、下肢の静脈の血行を促進して、下肢のむくみやだるさを改善します。
人参養栄湯は、胃腸の蠕動運動を促進して、胃腸の消化吸収力を高めて、気力と体力を増進します。
体質:陽虚 陰虚 血虚 気滞 気虚 湿熱 血瘀 湿痰
動悸や息切れ、ふらつき、耳鳴り、頭痛などにお悩みというご相談です。悪寒時に鼻づまりが生じるようです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚が一番高く、陰虚と血虚も高く出ています。動悸息切れや無力感などは、ホルモンの働きが低下して、新陳代謝が活性化できないことが原因のようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と滋腎通耳湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、心身の緊張感を緩和して、動悸や息切れ、頭痛などを改善します。
滋腎通耳湯は、頭部と耳周辺への血流を増やして、耳鳴りや難聴、ふらつきめまいなどを改善します。
体質:やや陰虚 やや気滞 やや湿熱
消化不良を起こすことはないようです。胃酸過多で逆流して、口内へ上がってきているようです。ストレスによるイライラもあるようです。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。本来、胃腸は蠕動運動で、食べ物を消化することが基本です。ところが、慢性的な肩こりや背中のコリなどがあると、胃腸も凝ってしまい動けなくなります。すると、胃腸は食べ物を消化するために、胃酸など消化液や酵素を多量に分泌して、食べ物を解かすように消化するのです。その結果、胃酸過多となり、胃炎や逆流性食道炎を引き起こすのです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気滞がやや高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と半夏厚朴湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸分泌を抑えて、胃の粘膜を保護して、胃酸過多や呑酸などを改善します。
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、逆流性食道炎による気管や喉の炎症を鎮めて、喉の違和感や声枯れを改善します。
体質:陽虚 湿熱
疲れ易さや足腰のだるさ、息切れ、胸苦しさなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と湿熱が高く出ています。だるさや動悸、息切れ、下痢などは、水分代謝を活性化する力の低下が原因のように思います。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、葛根黄連黄芩湯と真武湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
葛根黄連黄芩湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや不安緊張感を解して、睡眠の質を高めて疲労回復を促進んして、だるさを改善します。上半身の炎症を鎮めて、鼻づまり感を改善する作用もあります。
真武湯は、新陳代謝を活性化して、心肺機能を高めて、動悸や息切れ、だるさ、下痢などを改善します。
うつ病とのことで、気力の低下や朝起床できないことなどにお悩みというご相談です。サインバルタを毎夜服用とのことですが、睡眠の質はよくならずに、熟睡感がないようです。生理に大きな乱れはないようですので、ホルモンの働きは正常です。食事摂取も良いようですので、胃腸の消化吸収力も正常のようです。体重が少ないようですが、年齢的に身長の伸びが先行したのでしょう。朝が起き難く苦手のようですので、やはり睡眠の質を高めることからスタートしたら良いと推察します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、血行を促進して、心身の疲れを取ります。
加味帰脾湯は、血を補い、気力体力を高めて、睡眠の質を高めて、だるさや気力低下を改善します。
耳鳴りと難聴にお悩みというご相談です。メニエールのめまいがあったようですが、苓桂朮甘湯でめまいは回復したとのことです。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡加竜骨牡蛎湯と滋腎通耳湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して神経の高ぶりを鎮めて、不眠や耳鳴り、軽度の便秘などを改善します。心臓の働きを助ける作用もあり、高血圧症や狭心症の予防にもなります。
滋腎通耳湯は、耳内への血液とリンパ液の流れを促進して、鼓膜や耳小骨、蝸牛、聴神経の働きや修復を応援して、耳鳴りや難聴、めまいなどを改善します。
体質:血虚 気滞 気虚 陰虚 血瘀 湿痰 陽虚
アトピーによる皮膚の痒みにお悩みというご相談です。黄斑変性症になったとのことです。出産後に悪化して全身に拡がってしまったようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞がかなり高く出ています。さらに陰虚と気虚も高く出ています。まず全身の痒みを鎮めるために柴胡加竜骨牡蛎湯、皮膚を潤して炎症を鎮めるために白虎加人参湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、神経の高ぶりを抑えて、全身性の痒みを中枢で緩和します。イライラ感や不安感、不眠などを改善する作用もあります。
白虎加人参湯は、皮膚を潤して炎症を鎮める作用があります。
体質:気滞 陰虚 血虚 気虚 湿熱 湿痰 血瘀
排便コントロールが悪いことや、ニキビ、立ちくらみ、ふらつきなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、さらに陰虚と血虚も高く出ています。これらからすると、自律神経の働きの乱れ気味で、それがホルモンの働きに影響を与えているようです。自律神経の中枢(ことロールセンター)は、大脳の下にある視床下部にあります。その下の脳下垂体にホルモンの中枢があります。脳下垂体から、子宮や卵巣、副腎、甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンが分泌されています。自律神経の働きを調整するために加味逍遥散、ホルモンの働きを調整するために温経湯が有効な処方です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、立ちくらみや頭痛、便通などを改善します。精神的な不調も改善する作用があります。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、頭痛や腰痛、足の冷えやほてり、肌荒れなどを改善します。
体質:やや血瘀 やや陽虚 やや湿痰 やや血虚 やや気虚 やや気滞
梅雨時の体調悪化にお悩みというご相談です。胃腸の膨張感や、めまい、食欲不振、全身のだるさ、肩や頭が重く感じるなどの症状が起こるようです。高温と多湿になることで、手足末端の毛細血管が拡張して、静脈血やリンパ液が停滞し易くなります。日ごろ体内の水分代謝が低い方は、特に高温多湿の梅雨時は体調を悪くします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、茯苓飲が有効な処方です。(堀口和彦)
茯苓飲は、体内の水分代謝を活性化して、胃腸や手足、耳内などに停滞する余分な水分を巡らして、小便から排出します。お腹の膨満感や食欲不振、めまいなどを改善します。
体質:血虚 血瘀 湿熱 湿痰 陽虚 陰虚
過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。体質判定の結果を拝見すると、血虚と血瘀が特に高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、女神散が有効な処方です。(堀口和彦)
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、精神不安を緩和して、過食やイライラ感を改善します。冷えのぼせを解消して、鼻づまりや鼻炎、皮膚炎などアレルギー体質を改善する作用もあります。
上半身の発汗にお悩みというご相談です。発汗の量がかなり多いようで、その後の疲労感も強そうです。自律神経とホルモンの働きが関連しているようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、自律神経の影響が主で、女性ホルモンの影響が少しあるのでしょう。女神散と白虎加人参湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
女神散は、自律神経とホルモンの働きを調整して、のぼせやほてり、発汗、ふらつきなどを緩和します。
白虎加人参湯は、筋肉や皮膚の熱や炎症を鎮めて、のどの渇きを抑えて、発汗を減らします。
体質:血虚 気滞 血瘀 陰虚 湿痰 陽虚
上半身の汗と肩こり、めまいなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。ホルモンと自律神経の働きが関与しているようです。下半身の冷えも、全身へ血流を送り込む力が不足して、上半身へ熱がふわふわと上昇して、冷えのぼせを起こしていることによります。身体の上下の温度差が大きいほど、違和感と不快感を覚えてしまうのです。これを改善するために、女神散が有効な処方です。発汗量が多いようでしたら、女神散に白虎加人参湯を調合するとよいです。(堀口和彦)
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせや上半身の汗、めまい、下肢の冷えを改善します。
白虎加人参湯は、皮膚や粘膜などの炎症を鎮めて、ほてりや発汗を抑えます。のどの渇きを抑える作用もあります。
体質:気虚 気滞
産後の足冷えや顔のほてり、のぼせめまいなどにお悩みというご相談です。産前産後でホルモンが劇的に変動します。体質判定の結果を拝見すると、気虚と気滞が高く出ています。女神散が有効な処方です。(堀口和彦)
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやふらつきめまいなど改善します。
体質:気滞 陽虚 気虚 陰虚
右手指にグロームス腫瘍のようなものがあり圧痛があるとのことです。また、右肩痛があり、夜間に強い痛みがあるようです。さらに、痛みが強くデパスを服用しないと眠れないようです。グロームス腫瘍の圧痛に関しては、良性の腫瘍が指先の神経を刺激することによって起こりますので、完全に治すことは難しいです。しかし、漢方で神経の痛みに対する過敏さを軽減して、指の圧痛や肩の痛みを緩和することは可能です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、神経の過敏さを鎮めて、イライラ感や不安感、睡眠の質などを改善します。
体質:血虚 気滞 陽虚 湿痰
産後のイライラなど感情の不安定さにお悩みのようです。産前産後でホルモンが劇的に変動します。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。これはホルモンと自律神経の働きが乱れていることを示します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、脳下垂体と視床下部の働きを調和させて、イライラ感や不安感、肩こり、手足の冷え、むくみなどを改善します。
抑肝散は、感情の高ぶりを抑えて、怒りっぽさやイライラ感を緩和します。
過食にお悩みというご相談です。アトピー体質であるようです。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。生理不順やイライラ感もありますので、やはりホルモンと自律神経の働きが乱れていることが、過食に影響しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散と柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血を補い血行を促進して、生理不順や立ちくらみ、目の疲れなどを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、脳下垂体と視床下部の調整して、イライラ感を鎮めて、過食や皮膚の痒みなどを改善します。
体質:血虚 気虚 陽虚 気滞
動悸やめまい、ふらつきなどにお悩みというご相談です。尿管結石もあったようです。心身ともにお辛い状況です。そこに更年期の影響が重なってきているようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気虚が高くなっています。血圧も低い方ですので、柴胡加竜骨牡蛎湯は向いていません。柴胡桂枝乾姜湯と補中益気湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、心臓の働きを楽にして、動悸や不安感、イライラ感などを改善します。
体質:陽虚 血虚 湿痰 気虚 気滞 血瘀 湿熱
手足のむくみにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚が一番高く出ています。これは、新陳代謝が低下して、心臓や腎臓の働きが弱っていることを示します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、真武湯と八味地黄丸料の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
真武湯は、心臓の働きを応援して、新陳代謝を高めて、小便を出し易くして、むくみを改善します。身体のだるさや冷えを改善する作用もあります。
八味地黄丸料は、腎臓と副腎の働きを高めて、体内の水分代謝を調整して、むくみや足腰のだるさ、手足の冷え、立ちくらみなどを改善します。
体質:血虚 陰虚 血瘀 気滞 湿痰 陽虚 湿熱 気虚
頭汗が大量なことにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚、血瘀、気滞などが特に高く出ています。これらから予想すると、ホルモンと自律神経の働きが乱れていることが原因のようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感、ドキドキ感を改善します。緊張時の焦りや発汗を鎮める作用があります。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせや火照り、頭汗などを改善します。
体質:血瘀 血虚 陰虚 気滞
酒さにお悩みというご相談です。また、バセドウ病でメルカゾールを服用中とのことです。体質判定の結果を拝見すると、血瘀と血虚、陰虚が高く出ています。皮膚へ必要な酸素と栄養分を十分に送り込む血の供給が不足していることと、皮膚のバリア機能や細菌などへの抵抗力が低下していることが原因と予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯が有効な処方です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、皮膚へ血流を増やし、皮膚の修復や免疫抵抗力を高めて、皮膚の炎症やニキビを改善します。のぼせや顔の赤み、目の充血、足のほてりなどを改善する作用もあります。
体質:気滞 陰虚 血虚 気虚 湿熱 血瘀
お顔の乾燥性の湿疹にお悩みというご相談です。吹き出物やニキビもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚、血虚が高く出ています。体内の潤し成分が不足して、皮膚だけでなく、心も潤っていないようです。まず、潤せる身体にしていきたいものです。お仕事と子育てで睡眠不足もあるようですので、身体を潤す成分である体液リンパ液は消耗ぎみです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、白虎加人参湯と荊芥連翹湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
白虎加人参湯は、体液リンパ液を増やして、皮膚や粘膜を潤して炎症を鎮めて、湿疹や痒み抑えます。
荊芥連翹湯は、扁桃などリンパ節の炎症を鎮めて、免疫を調整して、鼻炎や副鼻腔炎、皮膚炎、吹き出物、ニキビなどを改善します。
胆道がんにより肝臓と胆のうの手術をお受けになったとのことです。点滴治療中とのことで、制吐剤を点滴しても、食欲が回復しないことがお悩みとのことです。食べられることを維持したいです。体質判定の結果を拝見すると、気虚が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と六君子湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
香蘇散は、のどから胸部の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、食道や胃の働きを高めます。肩こりや気力低下を改善する作用もあります。
六君子湯は、胃腸の蠕動運動を促進して、食欲低下や悪心嘔吐など改善します。食欲ホルモンの胃からの分泌を促進する作用もあります。
体質:血虚 湿痰 気滞 陰虚 湿熱
逆流性食道炎による胸焼けや胃酸の上昇などにお悩みというご相談です。またストレス性腸症候群に2~3年前になったことがあるようです。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。本来、胃腸は蠕動運動で、食べ物を消化することが基本なのです。ところが、ストレスや緊張で慢性的な肩こりや背中のコリなどがあると、胃腸も凝ってしまい動けなくなります。すると、胃腸は食べ物を消化するために、胃酸など消化液や酵素を多量に分泌して、食べ物を解かすように消化するのです。その結果、胃酸過多となり、胃炎や逆流性食道炎を引き起こします。体質判定の結果を拝見すると、湿痰と血虚、気滞が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、茯苓飲が有効な処方です。(堀口和彦)
茯苓飲は、体内の水分代謝を活性化して、胃酸の分泌を抑えて、胸焼けや呑酸、消化不良、下痢、むくみなどを改善します。
体質:気滞 血瘀 気虚 陰虚
キーンとなる耳鳴りにお悩みというご相談です。下剤は服用していないとのことですが、排便はスッキリとしていないようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安や緊張感、イライラ感、頭重感、耳鳴りなどを改善します。お腹の張りや便通を出しやすくする作用もあります。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、精神的な安定感やのぼせ、耳鳴りなどを改善します。
体質:気虚 気滞 陽虚 血瘀 湿痰 血虚 陰虚 湿熱
過食嘔吐にお悩みというご相談です。PCOSと妊娠希望とで、低用量ピルと排卵誘発剤を使用中とのことです。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。外部からホルモンが導入されている状態ですので、脳下垂体は非常に忙しくバランスを取るのが難しいのです。 体質判定の結果を拝見すると、気虚と気滞の両方が高く出ていることも、それを裏付けています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲が有効です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、産後や更年期、ホルモン療法時に、ホルモンと自律神経の働きが不安定で起こる精神不安やイライラ感、過食などを改善します。
脊柱管への脳脊髄液の流通を確保して、脊柱管内の神経細胞へ酸素と栄養分を持続的に送り込むことが大切です。無理な歩行や立位姿勢は、それを阻害します。さらに、首筋から腰までの背骨に余裕を持たせ、脊椎間の関節に遊びを作ることも重要です。頚部の凝りは、脊柱管内の脳脊髄液の供給と流通を阻害します。まず、これを改善することを目標にします。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡加竜骨牡蛎湯と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
体質:気滞 血虚 湿痰 陰虚 湿熱 血瘀
立ち仕事によるむくみやパソコンによる目の疲れ肩こりなどにお悩みというご相談です。鼻づまりや頭痛もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚、湿痰が高く出ています。お仕事に緊張やストレスなどが自律神経の働きを乱して、血液とリンパ液の流れが阻害されて、むくみなどを起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、当帰芍薬散と葛根湯加川芎辛夷の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
当帰芍薬散は、新陳代謝を活性化して、下肢の血流を促進して、足のむくみを改善します。
葛根湯加川芎辛夷は、上半身の新陳代謝を活性化して、肩こりや頭痛、鼻づまりを改善します。
更年期による上半身の暑さと汗にお悩みというご相談です。柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の亢進を調整して、発汗を抑えます。不眠や手のひらの汗、のどの渇きなどを改善する作用もあります。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせや上半身の汗を軽減します。
体質:気虚 気滞 陽虚 湿痰 血虚 血瘀
過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬は、体質判定の結果から、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経に働き、イライラ感や過食を抑えます。摂食中枢を正常化する作用もあります。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、イライラ感や気力低下、眼の疲れ、冷えなどを改善します。
空咳が止まらないことがあるようです。アレルギー体質があり、咳喘息のようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、滋陰降火湯と辛夷清肺湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
滋陰降火湯は、のどや気管の粘膜を潤して炎症を鎮めて、咳や気管支炎、咳喘息を改善します。
辛夷清肺湯は、口内から鼻のどの粘膜や皮膚を潤して炎症を鎮めて、過敏になった気管や皮膚を正常に戻します。
更年期による不眠とのどの違和感、イライラ感、ホットフラッシュなどにお悩みというご相談です。女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状であるホットフラッシュや不眠などを起こします。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血瘀が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感、不眠、手のひら汗などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやホットフラッシュ、のどの違和感などを改善します。
体質:気滞 血虚 血瘀 湿痰 気虚 陽虚 陰虚
足のむくみや身体の疲れだるさにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、血瘀、血虚、湿痰も高くなっています。睡眠の質が低下しているようです。熟睡感を高めて、夜に1日の疲労を回復できるようにします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝茯苓丸料と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、ホルモンの働きを調整して、血行を促進して、静脈やリンパの流れを良くして、むくみやだるさ、肩こり、足の冷えなどを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、不眠やイライラ感、お腹の張りなどを改善します。
体質:血虚 陽虚 気滞 気虚 陰虚 血瘀 湿熱
夏季の水分代謝の低下にお困りのようです。尿量の減少やむくみ、冷えなどがあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚が特に高く出ています。ホルモンの働きの低下により、新陳代謝が高まらずに、冷えやむくみを起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、当帰芍薬散と大黄牡丹皮湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
当帰芍薬散は、ホルモンの働きを高めて、新陳代謝を高め、身体を温め血行を促進して、小便を増やしてむくみを改善します。
大黄牡丹皮湯は、骨盤周辺の停滞を解消して、血行を促進して、大腸の蠕動運動を刺激して、大便を出しやすくします。
夜間の身体のモヤモヤ感やイライラ感があり、寝つきが悪いとのことです。授乳の刺激はオキシトシン分泌を促し、その刺激がホルモンのバランスを調整する作用があります。これらホルモンと自律神経の働きを調整するために、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不眠やイライラ感を改善します。
女神散は、出産後のホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやふらつき、イライラ感などを改善します。
体質:気滞 湿熱 血瘀 湿痰 気虚 血虚 陰虚
生理不順や気管支炎、頭痛などにお悩みというご相談です。また、階段で心臓がドキドキするようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、神秘湯と木防已湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
神秘湯は、心身の緊張感を緩和して、呼吸を楽にして、気管支炎や咳を改善します。アレルギー体質を改善する作用もあります。
木防已湯は、肺と心臓の働きを高めて、呼吸困難や動悸、息苦しさなどを改善します。むくみを改善する作用もあります。
体質:湿痰 陽虚 陰虚 血瘀
体重の減量とお顔の汗にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿痰と陽虚が特に高く出ています。これは、ホルモンの働きが低下して、体内の新陳代謝を活性化していないことを示します。のぼせや顔や頭の汗は、女性ホルモンと自律神経の働きが関与しています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、防風通聖散と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
防風通聖散は、体内の新陳代謝を活性化して、大小便の量を増やして、体内に停滞する余分な水分や脂肪を排出します。鼻炎や皮膚の痒みなどアレルギー的な体質を改善する作用もあります。
体質:湿痰 血虚 気虚 陽虚 気滞 血瘀
膝に水が溜まり、歩行が辛いようです。膝の腫れと炎症もあるようです。体重を落とすことは、膝痛の予防と軽減にも必要です。体質判定の結果を拝見すると、湿痰が一番高く出ています。まずは、体内の水分代謝を活性化する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、越婢加朮湯と麻杏薏甘湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、関節の炎症を鎮めて、痛みや腫れを緩和します。
麻杏薏甘湯は、体内の水分代謝を活性化して、むくみや関節腫れなどを改善します。
体質:血瘀 陰虚 血虚 陽虚 湿熱 湿痰 気滞
育児のお疲れや過食、体重の増加、内臓脂肪などにお悩みというご相談です。過食は、育児や仕事などによるストレスのはけ口として、経験したことがある方は多いです。まずホルモンと自律神経の働きを調整します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や過食、内臓脂肪などを改善します。夜間の睡眠の質を高めて、疲れやだるさを解消して、昼間の眠気やだるさなどを改善する作用もあります。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、頭重感や肩こり、めまいなどを改善します。
体質:陽虚 気滞 気虚 血瘀 湿痰
発汗が多く、手のひらや足の汗もあり、冷えのぼせもあるようです。また、便秘も強いようです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と気滞、血瘀が高く出ています。ホルモンと自律神経のバランスが乱れているようです。柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、手足の汗や頭部の熱感や発汗、更年期障害などを改善します。
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を解消して、便秘や頭痛、のぼせ、肩こり、腰のだるさなどを改善します。
リウマチ様の関節炎にお悩みというご相談です。ステロイドの服用を開始したとのことですが、痛みとむくみがあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、陰虚と陽虚がそれに次いで高くなっています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、越婢加朮湯と疎経活血湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、体内の水分代謝を活性化して、関節の炎症や腫れを鎮めて、関節痛やむくみなどを改善します。
疎経活血湯は、筋肉や関節に新鮮な血液とリンパ液を送り込み、関節や筋肉の修復を促進して、痛みや腫れなどを改善します。
体質:湿痰 気滞 陰虚 湿熱 血瘀 気虚 血虚 陽虚
体が重だるく減量が進まないとのことです。体質判定の結果を拝見すると、湿痰が一番高く出ています。体内に余分な水分が停滞しているようです。水分の停滞がだるさや体重の減少を阻害する原因となっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、九味檳榔湯が有効な処方です。(堀口和彦)
九味檳榔湯は、体内に停滞する余分な水分を排泄して、むくみやだるさなど改善します。
体質:気虚 気滞 陽虚 陰虚 血虚
透析による全身の湿疹と痒みにお悩みというご相談です。六味地黄丸と補気建中湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
六味地黄丸は、副腎ホルモンの働きを調整して、痒みや皮膚の乾燥などを改善します。
補気建中湯は、胃腸の働きを高めて、食欲を増進させて、気力体力を高め、体内の水分代謝を改善します。
高血圧と脂肪肝にお悩みというご相談です。桂枝茯苓丸料と大柴胡湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、全身の血行を促進して、目の疲れや腰の疲れ、肩こり、のぼせなどを改善します。動脈硬化を予防する作用もあります。
大柴胡湯は、肝機能働きを活性化して、脂肪肝や高血圧などを改善します。
体質:血虚 陰虚 陽虚 気滞
みぞおちの左側に鈍痛があるようです。胃などは異常がなかったとのことです。舌も左側にしびれがあるとのことです。お悩みの症状と体質判定の結果から、四逆散と加味逍遥散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
四逆散は、みぞおち周辺の緊張感を緩和して。お腹の張りや鈍痛を改善します。ストレスによるイライラ感や抑うつ感を改善する作用もあります。
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、排便や生理などを改善します。
体質:陰虚 血虚 気滞 陽虚 血瘀 気虚
多汗にお悩みというご相談です。鼻の周りや頭からの汗が特に多いようです。立ちくらみをすることがあるようです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚が一番高く、血虚と気滞がそれに次いで高くなっています。ホルモンと自律神経の働きが乱れていることと、体内の熱を潤し鎮める十分な体液が不足しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散と白虎加人参湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、発汗や冷えのぼせ、立ちくらみ、不眠、生理不順、排便などを改善します。
白虎加人参湯は、皮膚や粘膜を潤して炎症を鎮めて、のどの渇きやほてり、発汗、皮膚の痒みなどを改善します。
体質:湿痰 陽虚 血瘀 気滞
肩こりやむくみ、だるさ、冷え、体重増加などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿痰と陽虚が高く出ています。新陳代謝が低下して、体内の老廃物が上手に排泄されずに、停滞していることが現在の症状を起こす原因となっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桃核承気湯と防風通聖散を調合したものが有効です。(堀口和彦)
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を排出して、大小便を出し易くして、便秘やむくみ、腰のだるさ、冷えのぼせ、静脈瘤などを改善します。
防風通聖散は、体内の新陳代謝を活性化して、肩こりやむくみ、だるさなどを改善します。
お顔の吹き出物や蕁麻疹様の皮膚炎、痒みのお悩みとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚、湿熱が高くなっています。お肌の保湿や皮脂の分泌などが乱れているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と消風散の調合が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、解毒作用を高めて、皮膚や粘膜を潤して炎症を鎮めて、吹き出物や皮膚の痒み、鼻づまりなどを改善します。
消風散は、皮膚の代謝や皮脂の分泌などを調整して、蕁麻疹や皮膚炎、痒みなどを改善します。
体質:血虚 気虚 陽虚 気滞 血瘀 湿痰
片頭痛やヘルニア、低血圧、疲労などにお悩みというご相談です。お悩みの症状と体質判定の結果から、真武湯と半夏白朮天麻湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
真武湯は、身体の芯を温め、新陳代謝を高め、だるさや低血圧、冷え、腰痛、むくみなどを改善します。不安感や緊張感を緩和して下痢などを改善する作用もあります。
半夏白朮天麻湯は、自律神経の働きを調整して、体内の水分代謝とバランスを良くして、頭痛や低血圧による立ちくらみ、肩こりなどを改善します。
体質:気滞 気虚 陽虚 湿痰 血虚 血瘀
自律神経の働きが乱れて首肩のこりや眠りの浅さ、倦怠感などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と気虚、陽虚が特に高く出ています。自律神経とホルモンの働きの乱れもあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、心身の緊張感を緩和して、首や肩のこり、冷え、不眠などを改善します。
加味帰脾湯は、気力と体力を高めて、だるさや不安イライラ感、睡眠の質などを改善します。
肩や肩甲骨のこりと皮膚のアレルギーがあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、湿熱が高く出ています。大柴胡湯と消風散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
大柴胡湯は、体内の解毒代謝を高めて、血行を促進して、肩こりやイライラ感、排便などを改善します。
消風散は、皮膚の炎症や痒みを緩和して、アレルギー体質を改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 湿痰 気虚 血瘀 陽虚 湿熱
痛風と思われる足母指の痛みで歩行できない程とのことです。橋本病や喘息、認知症などもあるようです。ではお悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と半夏厚朴湯の調合と、大防風湯と白虎加人参湯の調合が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻や気管の粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻づまりや咳などを緩和します。
半夏厚朴湯は、喉から胸の緊張感を緩和して、呼吸し易くして、喘息や甲状腺の炎症を鎮める作用があります。
大防風湯は、関節の炎症や腫れを鎮めて、痛みを緩和します。代謝を促進する作用もありますので、血中の尿酸値を下げる作用もあります。
白虎加人参湯は、皮膚や粘膜の炎症を鎮めて、のどの渇きや皮膚の痒みなどを改善します。膵臓の働きを高めて、血糖値を下げる作用もあります。
体質:陽虚 湿熱 湿痰
脊柱管狭窄症で腰部と頚部の両方手術をされたとのことです。足のしびれや痛み、排尿や排便などにお悩みというご相談です。椎間関節の空間的なゆとりは、神経根の圧迫を軽減するために必要です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、通導散と疎経活血湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を排出して、便秘や排尿不良、肛門部の違和感などを改善します。
疎経活血湯は、腰部の血行を促進して、痛みやしびれを緩和します。これらで血行を促進して、脊柱管への脳脊髄液の流れを改善して、首肩の筋肉が緩むことで、脊椎に余裕と遊びを作ります。
疲労や低気圧による頭痛や吐き気、足のむくみなどにお悩みというご相談です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏白朮天麻湯が有効な処方です。(堀口和彦)
半夏白朮天麻湯は、自律神経の働きを調整して、胃腸の働きと水分代謝を高めて、頭痛や立ちくらみ、むくみなどを改善します。
体質:血虚 陰虚 陽虚
過食にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、陰虚と陽虚も高くなっています。やはりホルモンの働きが乱れていることに、過食の原因が起因しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラ感や不安感、過食などを改善します。
温経湯は、子宮卵巣の働きを高めて、女性ホルモンのバランスを整えて、生理不順やおりもの、皮膚の痒み、立ちくらみなどを改善します。
体質:血虚 湿痰 陽虚 湿熱 気虚 気滞 血瘀
血圧は低めです。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、湿痰と陽虚がそれに次いで高くなっています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、当帰芍薬散と補気建中湯を調合したものが有効です。(堀口和彦)
当帰芍薬散は、身体の芯を温め、新陳代謝を活性化して、血行を促進して、むくみや冷え、低血圧などを改善します。
補気建中湯は、お腹の張りを軽減して、リンパ液の流れを促進して、むくみやだるさなどを改善します。
体質:気滞 気虚 陰虚
不安緊張感や動悸、息苦しさ、ホットフラッシュのようなほてりなどにお悩みというご相談です。血圧は安定しているようです。産前産後でホルモンが劇的に変動します。そこで産後にお勧めな処方が、抑肝散と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や動悸、息苦しさ、手足の発汗などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせや発汗、不安感、動悸などを改善します。血の道症といわれる産後の精神不安の鎮静にも効果があり、産後の心身の回復を応援します。
不安感や不眠もあるようです。加味逍遥散と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、気力体力を高めて、心身の余裕を作り、不安感や不眠などを改善します。
体質:陰虚 血瘀 血虚
アトピー性皮膚炎にお悩みというご相談です。高温多湿で発汗が多くなる時季は、辛いです。額はカサカサアトピー症状で、お腹や腰なども同様にカサカサ赤く痒いとのことです。さらに痒みで夜間の睡眠を妨げているようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、治頭瘡一方と白虎加人参湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
治頭瘡一方は、皮膚を潤して炎症を鎮めて、頭部や顔の湿疹や皮膚の赤み、痒みなどを改善します。
白虎加人参湯は、皮膚や粘膜を潤して炎症を鎮めて、ほてりや熱感、痒みなどを改善します。
体質:湿痰 陽虚 気虚 血虚 湿熱
むくみにお悩みというご相談です。高温多湿のこの時季は、体内の熱を放出するために、末梢血管が拡張して静脈血やリンパ液が停滞しやすいのです。生理前にむくみが悪化するようですので、ホルモンの影響があるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、当帰芍薬散と分消湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
当帰芍薬散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、身体を温め新陳代謝を高め、血液とリンパ液の流れを促進して、冷えやむくみ、おりものなどを改善します。
分消湯は、心臓の働きを高めて、血液循環を促進して、小便を増やし、むくみやお腹の膨満感などを改善します。
体質:陰虚 気滞 気虚
むくみにお悩みというご相談です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、九味檳榔湯と分消湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
九味檳榔湯は、自律神経の働きを調整して、新陳代謝を活性化して、小便を増やし、むくみやお腹の張り、不快感、不眠などを改善します。
分消湯は、体内の水分代謝を活性化して、身体の重だるさやむくみを改善します。
体質:気虚 血虚 血瘀 湿痰 気滞 湿熱 陰虚
疲労感やだるさが続き、排便コントロールが悪く、便秘と下痢を繰り返すようです。パニック的な不安感や予期不安などもあるようです。まず胃腸の調子を整えましょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、真武湯と人参湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
真武湯は、新陳代謝を活性化して、だるさや動悸や不安感、下痢などを改善します。
人参湯は、胃腸の働きを調整して、食欲不振や下痢、おりものなどを改善します。
体質:陽虚 気虚 湿熱 気滞 湿痰 血虚
不安感や気分の落ち込み、イライラ感、焦燥感などがあるようです。柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、神経の高ぶりを鎮めて、熟睡感を高めて、精神的な余裕と安定をつけていきます。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感、焦燥感などを改善します。
体質:やや血虚 やや陽虚
妊娠ご希望とのことです。周りからのプレッシャーもあるようです。やはり心身ともに安定しないと、妊娠し難いです。およそ1年間お腹で卵から胎児へそして乳児へと育てていくのですから、母体の心身の安定は重要です。ただ、焦る必要はありません。精神的な不安感や焦燥感は、自律神経の働きを乱し、それは視床下部から脳下垂体へと影響が及び、ホルモンの働きを乱します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、当帰芍薬散と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
当帰芍薬散は、ホルモンの働きを調整して、子宮卵巣の働きを高め、妊娠着床し易い身体にします。妊娠後の胎児の成長も応援します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、イライラ感や焦り、不安感などを改善します。
体質:気滞 湿熱 陰虚
現在のご様子と体質判定の結果から、柴胡加竜骨牡蛎湯と半夏厚朴湯の調合が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感、胸苦しさなどを改善します。
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、呼吸し易い身体にして、不安感や吐き気、ふらつき、息苦しさなどを改善します。
体質:気虚 気滞 湿熱
発汗量が多く、緊張するとさらに汗が止まらなくなるようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と気虚、湿熱が高くなっています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と白虎加人参湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、精神的に余裕を作り、緊張時の発汗を軽減します。
白虎加人参湯は、身体の熱感を鎮めて、ほてりや発汗を減らします。
体質:やや血虚 やや気滞 やや気虚 やや陽虚 やや陰虚 やや湿熱 やや湿痰
風邪後の咳にお悩みというご相談です。咳喘息と呼ばれるもののようです。喉から気管の粘膜が荒れて過敏になって咳が出たり、荒れた粘膜から滲出液が出て、痰が出て咳を誘発しています。粘膜をしっかりと修復して、粘膜の過敏さが鎮まれば、咳が出なくなります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏厚朴湯と麻杏甘石湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
半夏厚朴湯は、のどから気管、胸の緊張感を緩和して、のど気管の過敏さを緩和して、咳やのどの違和感を改善します。
麻杏甘石湯は、気管の炎症を鎮めて、夜間の咳や喘鳴などを改善します。
体質:血虚 気滞 血瘀 湿痰 気虚 陽虚 陰虚 湿熱
更年期のホットフラッシュにお悩みのようです。女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、更年期特有の症状であるホットフラッシュや発汗、冷えなどを起こします。体重の増加もあるようですが、ホルモンと自律神経の働きが原因ですので、ご自身を嫌にならないことが肝要です。便秘になりやすいとのことです。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感やのぼせ、肩こり、頭痛、お腹の張りなどを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせや発汗、抜け毛などを改善します。
体質:気虚 気滞 血瘀 湿痰 陽虚 血虚 湿熱 陰虚
目の疲れやイライラ感、胃の不快感、首のコリ、頭重感、冷えのぼせ、気力低下などにお悩みというご相談です。冷えた時や生理前に下痢になり易いようです。また、生理前は体調が悪いとのことです。お悩みの症状と体質判定の結果から、六君子湯と温経湯が有効な処方です。(堀口和彦)
六君子湯は、胃腸の働きを高めて、胃の不快感や下痢、お腹の張り、ガスなどを改善します。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、肩こりや頭痛、のぼせ、冷え、唇の荒れ、皮膚の乾燥感、月経血、おりものなどを改善します。
体質:湿痰 血虚 気滞 気虚
のぼせや頭痛、ドライアイ、便秘、生理不順などにお悩みというご相談です。排便が出易い方向へ改善する必要があります。体重の減量にもつながります。お悩みの症状と体質判定の結果から、通導散と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を排出して、子宮卵巣の働きを調整して、生理不順や頭痛、のぼせ、便秘、むくみなどを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせや頭痛、目の疲れ、イライラ感などを改善します。
体質:湿痰 陽虚 気虚 血虚 気滞 湿熱
のぼせと汗にお悩みというご相談です。お悩みの症状と体質判定の結果から、九味檳榔湯と半夏瀉心湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
九味檳榔湯は、心身の緊張感を緩和して、新陳代謝を活性化して、のぼせや発汗、動悸、息切れなどを改善します。
半夏瀉心湯は、胃腸の粘膜の炎症を鎮めて、大腸の過敏さや下痢、のぼせ、発汗などを改善します。
体質:気虚 湿痰 気滞 血瘀 血虚 陽虚
上半身の多汗や生理不順、だるさ、不眠、立ちくらみなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚や湿痰、気滞、血瘀などが高く出ています。ホルモンと自律神経の働きが乱れて、体内の水分の代謝や血行が悪くなっていることが、現在の症状を起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、九味檳榔湯と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
九味檳榔湯は、体内の水分代謝を活性化して、小便をスッキリさせて、むくみやだるさ、お腹の張り、動悸などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせや上半身の発汗、生理不順、不眠、貧血などを改善します。
体質:湿痰 血虚 陰虚 気滞 湿熱 血瘀
2年前に子宮頸癌で円錐切除手術を受けられたとのことです。厳しい状況ではありますが、温経湯が有効な処方です。(堀口和彦)
温経湯は、子宮卵巣の働きを高めて、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理機能を応援します。頭痛や目の疲れ、皮膚の乾燥などを改善する作用もあり、全体的な体調を改善することを目標にします。
脊柱管狭窄症による下肢のしびれや腰痛のお悩みとのことです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と陰虚、血虚が高く出ています。骨により身体を支える力が低下していることと、筋肉への酸素と栄養分の供給が不足していることを示しています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、八味地黄丸料と疎経活血湯の調合が症状の軽減に有効です。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、ホルモンの働きを高めて、血行や水分代謝を活性化して、骨や神経の機能を応援します。脊柱管への脳脊髄液の流れを促進する作用もあります。
疎経活血湯は、腰部と骨盤内の血行を促進して、腰痛や下肢のしびれを緩和します。
耳鳴りにお悩みというご相談です。ジージーといった音です。お悩みの症状と体質判定の結果から、八味地黄丸料と滋腎通耳湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、骨盤内の血行を促進して、夜間の頻尿や動脈硬化などを改善します。
滋腎通耳湯は、耳内への血液とリンパ液の流れを促進して、鼓膜や耳小骨、蝸牛などの働きを調整して、耳鳴りを緩和します。
体質:血虚 気滞 湿熱 湿痰 陰虚 血瘀
アレルギー性鼻炎や紫外線アレルギーにお悩みというご相談です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と消風散を調合した漢方薬が有効です。外出時の紫外線対策を十分に行う必要があります。当面は紫外線に当たらならいようにしていただく必要があります。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や痒み、不安感などを改善します。解毒代謝を高めて、お腹の張りや大便をスッキリさせる作用もあります。
消風散は、体内の余分な水分や熱感を去り、皮膚や鼻粘膜などの炎症を鎮めて、アレルギー体質を改善します。
肩こりや頭痛などにお悩みというご相談です。不眠や食欲不振、気力低下もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。筋肉や脳などへ酸素と栄養分を十分に送り込むための血が不足している状態です。それを調整する自律神経の働きも乱れて、不眠や気力体力を起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、肩こりや頭痛、不眠などを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを促進させて、食欲不振や気力低下、不安感、不眠などを改善します。
体質:気虚 血虚 気滞
息苦しさや腹部の張り、不安感、喉のつまり感などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚が一番高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、息苦しさや動悸、不安感を改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の蠕動運動を促進して、消化吸収力を高めて、食欲不振やお腹の張り、気力低下や不安感などを改善します。睡眠の質を高めて、熟睡感を増して、心身の疲れを和らげます。
体質:やや気滞 やや血瘀 やや湿痰 やや湿熱 やや気虚 やや血虚
頭痛や肩こりなどにお悩みというご相談です。また、動悸が起こることがあるようです。ご年齢とご様子から、女性ホルモンが関与していると推定します。ご質問の当帰芍薬散は合っていると推察します。むくみや腰から下肢の冷えなどを改善する目標にした処方になります。(堀口和彦)
当帰芍薬散は、ホルモンと自律神経の働きを調整する作用があります。
目の疲れやドライアイにお悩みというご相談です。不眠や不安感などもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。目の眼底は多くの血液による酸素と栄養分の供給が必要です。点眼液だけでは、体内から涙を作る力が不足しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味帰脾湯と滋腎明目湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の働きを活性化して、体力と気力を高めて、不安感や不眠などを改善します。脳や目など頭部への血流を促進して、脳の働きを応援して、目への酸素と栄養分供給も増やします。
滋腎明目湯は、目周辺の粘膜を潤して炎症を鎮めて、疲れ目やドライアイなどを改善します。
不安感や人前で緊張して声が出難くなったり、呼吸が浅くなったりするようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞がやや高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安感や息苦しさ、声の出し難さなどを改善します。
抑肝散は、神経の高ぶりや緊張感を緩和して、不安緊張感が起こり難い身体にします。
体質:湿痰 気滞 陽虚 気虚 血虚 陰虚 湿熱 血瘀
過食にお悩みというご相談です。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラ感や過食、不安感、不眠などを改善します。
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を排出して、便秘や頭重感、肩こりなどを改善します。
体質:気虚 気滞 湿痰 血虚 陽虚 血瘀 陰虚 湿熱
多汗にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、鼻水や痰があるようですが、アレルギー性鼻炎などがあります。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、神経の高ぶりを抑えて、不安感緊張による発汗やイライラ感、不眠、お腹の張りなどを改善します。
防風通聖散は、大小便からの排泄を増やして、体内の余分な水分と熱を鎮まして、ほてりや熱感、発汗を改善します。軽い便秘やアレルギー体質を改善する作用もあります。
体質:血虚 陰虚 気虚 陽虚 気滞 血瘀 湿熱 湿痰
アトピーによる乾燥肌や敏感肌があり、湿疹やニキビ、唇の腫れなどにお悩みというご相談です。生理痛や外耳炎、ストレスによるイライラ感や不眠などもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と血虚がたいへん高く出ています。皮膚や粘膜を潤す体液が不足して、さらに皮膚へ酸素と栄養分を送り込む血が不足しています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味逍遥散と白虎加人参湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理痛やイライラ感、不眠、排便の悪さなどを改善します。
白虎加人参湯は、体液を増やして、皮膚の炎症を鎮めて、痒みや肌荒れ、敏感肌などを改善します。
おりものにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚が高く出ています。陰部周辺の粘膜への血液やリンパ液の流れが悪く、酸素と栄養分が十分に供給できずに、免疫抵抗力が低下したり、粘膜に締まりがなくなり、膣粘膜から粘液が漏れるようにおりものとなっていると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、竜胆瀉肝湯と温経湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
竜胆瀉肝湯は、膣陰部周辺の粘膜の炎症を鎮めて、小便を出し易くして、おりものを減らします。
温経湯は、子宮卵巣の働きを高めて、抵抗力や粘液を分泌を調整して、おりものを改善します。不安感や手の汗、睡眠の質などを改善する作用もあります。
体質:血虚 気滞 気虚 血瘀 湿痰
妊娠中の肩こりと頭痛にお悩みというご相談です。貧血気味でもあるようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡桂枝乾姜湯と温経湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、不安感や気力低下、睡眠の質を改善して、肩こりや頭痛などを緩和します。
温経湯は、子宮卵巣の働きを応援して、血を補い血行を促進して、貧血やふらつき、頭重感、おりものなどを改善します。
痛風にお悩みというご相談です。尿酸は、プリン体の多く含む食事の影響もありますが、むしろ筋肉や肝臓など内臓組織の損傷から排出する尿酸の方が多いと言われています。ですから、過度の運動や肉体労働、さらにアルコール(ビールだけでなく焼酎やウイスキーも)は尿酸値を高めます。尿酸は、小便と大便からしか、排泄されません。発汗の多い季節は、痛風発作が出やすいときです。汗が多くなり、小便が減り、血中尿酸値は上がります。小便の量や回数が減ったら、早めにお茶などで水分を補給していただく必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、越婢加朮湯と五苓散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、関節周辺の老廃物を流して炎症を腫れを鎮めて、痛風による関節の痛みや熱感などを改善したり、またその予防をします。
五苓散は、体内の水分代謝を活性化して、小便を増やして、尿酸など老廃物を積極的に排泄します。のどの渇きや下痢を改善する作用もあります。
息苦しさにお悩みとの事です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が高く出ています。その他ご様子から、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、胸から背中の筋肉を解して、呼吸しやすくして、自律神経とホルモンの働きを調整して、不安感や睡眠を改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを活性化して、気力体力を高め、不安感や不眠などを改善します。
脊柱管狭窄症とのことで、間欠性跛行や足のだるさ、こむら返りなどあるようです。痛みが強い時は、無理に歩かず、横になって身体を丸くして休むことが肝要です。脊柱管への脳脊髄液の流通を確保して、脊柱管内の神経細胞へ酸素と栄養分を持続的に送り込むことが大切です。無理な歩行や立位姿勢は、それを阻害します。さらに、首筋から腰までの背骨に余裕を持たせ、脊椎間の関節に遊びを作ることも重要です。椎間関節の空間的なゆとりは、神経根の圧迫を軽減するために必要です。ご相談内容と体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、大柴胡湯と八味地黄丸料を調合します。(堀口和彦)
大柴胡湯は、便通を良くしてお腹の張りを緩和して、背中から腰の筋肉の緊張を緩め、足のだるさやこむら返りなどを改善します。
八味地黄丸料は、新陳代謝を高めて、骨盤内の血行促進して、腰下肢のだるさや歩き難さを改善します。
体質:湿痰 血虚 気滞 陽虚 湿熱 血瘀 気虚 陰虚
耳鳴りにお悩みというご相談です。胃が荒れたり、血圧が上昇したりなどもあるようです。大便が硬いようですが、排便の頻度からすると便秘ではないようです。鼻づまりや閃輝暗点などから、頭部奥の血流が悪く、血液やリンパ液が停滞しやすいように予想します。耳鳴りの症状もこれが関与しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄連解毒湯と白虎加人参湯の調合が有効な処方です。いずれも生姜は入っていません。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、胃腸や頭部の炎症を鎮めて、胃炎や疲れ目、充血、イライラ感などを改善します。
白虎加人参湯は、胃粘膜を潤して炎症を鎮めて、胃粘膜の荒れを修復します。
体質:やや血虚 やや陽虚 やや血瘀 やや湿痰
耳閉感や難聴にお悩みというご相談です。また産後で、心身の疲れや不安定さがあるようです。産前産後でホルモンが劇的に変動します。産前産後は、女性にとって体質を改善するチャンスでもあります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲と滋腎通耳湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
滋腎通耳湯は、耳内への血液とリンパ液の流れを促進して、耳鳴りや難聴、耳閉感などを改善します。
不整脈にお悩みというご相談です。女性ホルモンの変動によって、微小血管狭心症と呼ばれる、細い冠動脈が収縮して起こる現象による不整脈ではないかと予想します。更年期ごろのホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状である動悸や不整脈などを起こします。ではお悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝茯苓丸料と柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、骨盤内に停滞する古血(瘀血)を排出して、子宮筋腫や更年期障害などを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や不整脈、手のひら汗などを改善します。
体質:気滞 湿痰 陽虚 陰虚
頸椎変形症と脊柱管狭窄症とのことで、手のしびれや左足に力が入らないなどの症状にお悩みというご相談です。しびれや痛みが強い時は、無理に歩かず、横になって身体を丸くして休むことが肝要です。水泳は、背骨への重力負担が少なく運動ができますので、お勧めですが、息継ぎなどの動作で頸椎への負荷を気を付ける必要があります。漢方薬は、八味地黄丸料と疎経活血湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、新陳代謝を高めて、血行を促進して、冷えやだるさ、しびれを改善します。脳脊髄液の流れを促進する作用もあります。
疎経活血湯は、骨盤内や背骨周辺の血行を促進して、筋肉に酸素と栄養分を十分に送り込み、しびれや痛みを緩和します。
鼻炎やシミそばかす、あせもなどにお悩みというご相談です。集中力や意欲の低下などもあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、人参養栄湯と荊芥連翹湯の調合が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、胃腸の働きを高めて、気力体力を増進します。食欲不振や気力低下、だるさなどを改善します。
荊芥連翹湯は、鼻粘膜や皮膚を潤して炎症を鎮めて、鼻づまりや鼻炎、皮膚炎、あせもなどを改善します。
肌荒れやニキビなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚が高くなっています。緊張やストレスで、自律神経の働きが乱れて、皮膚やお肌の血行が悪くなり、老廃物が停滞しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と清上防風湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、イライラ感、不眠などを改善します。
清上防風湯は、顔や頭部に停滞した悪い血を浄化して、肌荒れやニキビを改善します。
不安感にお悩みというご相談です。体質判定の結果を踏まえ、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、鼻づまり、動悸、不安感などを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の消化吸収力を高めて、気力体力を増進して、心身に余裕を作り、不安感や不眠、気力低下などを改善します。
体質:やや陽虚 やや血瘀 やや湿痰 やや気虚
めまいや下痢、膝痛、冷えなどにお悩みというご相談です。下肢静脈瘤術後に回転性めまいを発症してとのことです。現在回転はないようですが、頭を動かした時にめまいがあるようです。降圧剤を服用していたようですが、めまい後中止しても血圧は上がっていないようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、真武湯と半夏白朮天麻湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
真武湯は、体内の水分代謝を活性化して、小便を出し易くして、下痢やめまい、血圧調整などを改善します。
半夏白朮天麻湯は、胃腸の働きを高めて、めまいや手足の冷えを改善します。
体質:血虚 湿熱 気滞 湿痰 気虚 陰虚
肩や背中の緊張や逆流性食道炎による胸焼けや胃膨満感、アレルギーによる鼻水や痰、後鼻漏、蕁麻疹などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚や湿熱、気滞、湿痰などが高く出ています。自律神経とホルモンの働きが乱れて、胃腸や鼻などの症状は起こっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と半夏厚朴湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻や気管などの粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻水や痰、後鼻漏を改善します。
半夏厚朴湯は、のどから胸、胃周辺の緊張感を緩和して、胃腸の蠕動運動を促進して、膨満感や胸やけ、ゲップやガスを改善します。
体質:気滞 湿痰 陽虚 血虚 陰虚 血瘀
腱鞘炎にお悩みというご相談です。小指のしびれもあるようです。指を使う機会が多いと推察します。また、ホルモンの影響が関与する場合もあります。産後や更年期など女性ホルモンが大きく変動する時に、腱鞘炎を発症する方も多くいます。腱鞘炎は指を動かすワイヤーである腱とそれをガードするワイヤーカバーに相当する腱鞘の間に、老廃物が沈着して、錆び付くようになり、指を動かし難くなったり、腫れ痛みが出たりします。これらのワイヤー周辺の錆びを落とし、老廃物をお掃除をすることが、腱鞘炎の治療方針となります。体質判定の結果とご様子から、桂枝茯苓丸料と薏苡仁湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進して、女性ホルモンの影響による関節や腱鞘の炎症やのぼせ、肩こりなどを改善します。
薏苡仁湯は、関節周辺に付着している老廃物を解毒代謝して、関節や腱鞘の腫れや炎症を鎮めて、痛みやしびれを緩和します。
体質:気虚 陽虚 血虚 気滞 湿熱 陰虚
不整脈にお悩みというご相談です。心電図や超音波検査などでは異常がなかったようです。心臓は問題がなく、その働きを調整している自律神経の働きが乱れて、不整脈を起こしていると予想します。ニキビや扁桃炎などもあるようです。体質判定の結果とご様子から、柴胡桂枝乾姜湯と荊芥連翹湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、動悸や不整脈、不安感、イライラ感などを改善します。
荊芥連翹湯は、体内に停滞した老廃物の解毒代謝を促進して、粘膜や皮膚の炎症を鎮めて、ニキビや扁桃炎、鼻づまりなどを改善します。
体質:血虚 気滞 陰虚 気虚 陽虚 血瘀
咳にお悩みというご相談です。いわゆる咳喘息と呼ばれるものと予想します。喉から気管の粘膜が荒れて過敏になって咳が出たり、荒れた粘膜から滲出液が出て、痰が出て咳を誘発しています。粘膜をしっかりと修復して、粘膜の過敏さが鎮まれば、咳が出なくなります。アレルギーとは、免疫の過剰あるいは過敏によって引き起こされる現象です。風邪を引くと細菌やウイルスを退治するために、免疫力が高まります。その時に、細菌やウイルス以外に自分の粘膜などに反応する抗体もできてしまうのです。これを自己抗体と呼びますが、本来ですとこのような抗体のアウトレット品は排除される仕組みがあるのですが、アレルギー体質の方はこの作用が弱いようです。ご相談者の場合は、粘膜をしっかりと修復して、粘膜の過敏さが鎮まれば、咳が出なくなると考えます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と麦門冬湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、不眠、立ちくらみ、貧血などを改善します。
麦門冬湯は、気管やのどの粘膜を潤して、過敏さを鎮めて、咳を改善します。
体質:気虚 湿痰 陽虚 気滞 血虚 湿熱
めまいにお悩みというご相談です。頭がボーとして、フワフワ感がありだるさもあるようです。頚椎の手術を何度かされているとのことです。お悩みの症状と体質判定の結果から、半夏白朮天麻湯が有効です。(堀口和彦)
半夏白朮天麻湯は、体内の水分代謝を活性化して、リンパ液や脳脊髄液の流れを促進して、耳内の前庭や三半規管を調整してめまいを改善します。また、脳脊髄液の流れを促進して、頸髄の働きを応援して、頭痛や立ちくらみなどを改善する作用もあります。
体質:湿痰 気滞 気虚 陽虚 血虚
首筋の痛みや肩こりにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿痰が一番高く、気滞も次に高く出ています。自律神経の働きが乱れ気味で、体内の水分代謝が低下しているようです。大便を量や回数を増やしてもよろしければ、桂枝茯苓丸料と大柴胡湯を調合したものが有効です。解毒代謝を促進する作用で、大便を増やしますが、桂枝茯苓丸料と半量ずつ調合することで、下剤としての作用はマイルドになります。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血液やリンパ液の流れを促進して、むくみやだるさ、肩こり、頭重感、目の疲れなどを改善します。
大柴胡湯は、解毒代謝を活性化して、体内に停滞した老廃物を浄化して、血液をきれいにして流れを促進して、肩こりや首すじの痛みなどを改善します。
体質:気滞 血虚 陽虚 湿痰
坐骨神経痛や脊柱管狭窄症にお悩みというご相談です。痛みが強い時は、無理に歩かず、横になって身体を丸くして休むことが肝要です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と大防風湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、首や肩のこりを解して、不安感や不眠、イライラ感などを改善します。
大防風湯は、新陳代謝を活性化して、血液やリンパ液の流れを促進して、筋肉や関節の痛みを緩和します。
体質:気虚 気滞 陰虚 陽虚
腹痛や腹部膨満、ガス、腹鳴などにお悩みというご相談です。排便のコントロールが悪く、下痢や便秘ぎみになり、スッキリしないことが多いようです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と気滞が高く出ています。これはストレスや緊張などにより自律神経の調整が乱れていることを示します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、四逆散と半夏瀉心湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
四逆散は、腹部の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、腹痛や膨満感、ゲップ、ガス、イライラ感、抑うつ感などを改善します。
半夏瀉心湯は、胃腸の蠕動運動を調整して、排便のコントロールを良くして、下痢軟便やしぶり腹を改善します。胃腸の炎症を鎮める作用もあります。
体質:湿熱 湿痰 陰虚 気虚 血虚 気滞 血瘀
体重増加による高血圧や代謝の低下などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿熱と湿痰が特に高くなっています。新陳代謝を高めて、体内に停滞する余分な水分を排出する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、続命湯と分消湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
続命湯は、心臓や腎臓の働きを高めて、新陳代謝を高めて、高血圧による肩こりや頭重感、だるさ、むくみなどを改善します。
分消湯は、リンパ液の流れを促進して、体内の余分な水分を排出して、むくみやお腹の張り、下痢などを改善します。
上半身からの汗にお悩みというご相談です。日光による蕁麻疹が出る紫外線アレルギーがあるようです。熱が身体にこもるような感じがあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と湿痰がやや高くなっています。血行が悪く、静脈とリンパ液が停滞して、体内に余分な水分が溜まった状態になっているようです。上半身の汗は、ホルモンと自律神経の働きが関与しているようです。これをじっくりと改善していく必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ストレスによるイライラ緊張感や発汗を鎮めます。痒みやアレルギー体質を改善する作用もあります。
体質:血虚 気滞 湿熱 陽虚 陰虚
ニキビ跡と吹き出物にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が特に高く出ています。皮膚や粘膜へ十分に酸素と栄養分を十分に送り込み、再生を促す必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯が有効な処方です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、皮膚や粘膜を潤して炎症を鎮めて、ニキビや吹き出物、鼻炎などアレルギー体質を改善します。
EDと早漏にお悩みというご相談です。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、活命参が有効です。(堀口和彦)
体質:血虚 陽虚 気滞 湿痰
ストレスと花粉症、時々の片頭痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、さらに陽虚と気滞も高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と辛夷清肺湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、不安感、睡眠の質を改善します。
辛夷清肺湯は、鼻の粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻炎や花粉症を改善します。アレルギー体質を改善する作用もあります。
体質:気虚 陽虚 血虚 湿痰 気滞 血瘀
過食にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と血虚が特に高く出ています。これは、ホルモンの働きが低下していることを示します。閉経後に体重が増加したことからも、ホルモンの影響が大きいです。女性ホルモンさらに甲状腺や副腎のホルモンなども代謝に関連しています。柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経と摂食中枢を調整して、イライラ感や過食、不安感、不眠などを改善します。
桃核承気湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を排出して、便秘や血行不良を改善して、肩こりや頭痛、手足の冷えなどを改善します。
体質:やや陽虚 やや気滞 やや湿熱 やや血瘀 やや気虚
多汗症にお悩みというご相談です。頭部が特に多く、手のひらやあしの裏からも発汗が多いようです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と気滞、湿熱がやや高く出ています。ホルモンと自律神経の働きが乱れて、異常な発汗が起こっていると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、肩こりやイライラ感、手のひらの発汗などを改善します。
防風通聖散は、身体の中にこもって湿熱を鎮めて、発汗やむくみなどを改善します。大便と小便をスッキリと出す作用もあります。
体質:血瘀 湿痰 気虚 気滞 血虚
体重にお悩みというご相談です。代謝が悪くなかなか体重が減らないとのことです。コレステロール値が高く、血尿もあるようです。子宮筋腫もあり、やや貧血もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血瘀と湿痰が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝茯苓丸料と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、末梢血行を促進して、手足の冷えや頭痛、子宮筋腫などを改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を高めて、大便小便をスッキリ出させて、体重を減量します。動脈硬化やお肌を改善する作用もあります。
体質:陰虚 気滞 湿痰 血虚 湿熱 気虚 陽虚 血瘀
吐き気やめまい、冷や汗、過食傾向などにお悩みというご相談です。のどの渇きと頻尿もあり、さらにむくみや肌荒れなどもあるようです。便秘ほどではないようですが、スッキリと出ないようです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気滞が特に高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と半夏厚朴湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や息苦しさ、めまい、不安感、軽い便秘などを改善します。
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を解して、吐き気や悪心、めまい、動悸などを改善します。
体質:血虚 気滞 気虚 湿熱 陰虚 湿痰 血瘀 陽虚
精神的に不安定で、イライラや無気力、自己嫌悪、過食嘔吐などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚が特に高く出ています。やはり自律神経とホルモンの乱れを示しています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、精神的なゆとりを作り、イライラ感や不安感、過食などを改善します。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、周りからのストレスによるイライラ感や怒り、発汗、緊張、不眠などを改善します。
体質:血虚 気虚 陽虚 湿痰 湿熱 気滞 血瘀
咳にお悩みというご相談です。ハムスターにややアレルギーがあったとのことです。いわゆる咳喘息と呼ばれるもののようです。アレルギー体質を改善しながら、咳が出てにくい身体に仕向けていけばよいです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と神秘湯の調合がお役に立てる思います。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、気管やのどなどの粘膜を潤して炎症を鎮めて、気管などが過敏になるのを抑えます。アレルギー体質を改善する作用もあります。
神秘湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や胸を解して、呼吸しやすい身体にして、咳や痰を鎮めます。
体質:陰虚 気滞 血瘀 血虚 湿痰 気虚 湿熱
多汗にお悩みというご相談です。冬でも上半からの汗が多いようです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気滞、血瘀が特に高くなっています。これらから自律神経とホルモンの影響で発汗が多くなっているようです。生理周期によって排便が変化するようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、加味逍遥散と白虎加人参湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理不順や生理前の便秘ぎみ、肩こり、不眠、イライラ感などを改善します。
白虎加人参湯は、体内の余分な熱を冷まして、発汗やほてり、皮膚の炎症痒みなどを改善します。
体質:やや湿痰 やや気虚 やや気滞 やや血瘀
多汗症にお悩みというご相談です。上半身と脇など、冬季も汗が多いようです。すでにいろいろな漢方薬をお試しのようです。体質判定の結果を拝見すると、湿痰と気滞、気虚がやや高くなっています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、葛根黄連黄芩湯と半夏白朮天麻湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
葛根黄連黄芩湯は、皮膚や粘膜の炎症を鎮めて、熱感やほてりを鎮めて、発汗や肩こり、頭痛、疲れ目、下痢などを改善します。
半夏白朮天麻湯は、胃腸の働きを高めて、体内の水分代謝を活性化して、むくみや頭重感、手の汗などを改善します。
体質:気虚 湿熱 気滞
口内炎にお悩みというご相談です。お悩みの内容から、加味逍遥散と荊芥連翹湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進して、肩こりや立ちくらみ、手足のだるさ、不眠などを改善します。下剤は入っていませんが、自律神経の働きを刺激して、便通を良くする作用があります。
荊芥連翹湯は、血液やリンパ液の流れを促進して、口内や鼻などの粘膜を潤して炎症を鎮めて、口内炎や鼻づまり、目の充血、皮膚の痒みなどを改善します。
体質:気滞 気虚 血瘀
動悸やめまい、などにお悩みというご相談です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と半夏白朮天麻湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、動悸や肩こり、イライラ感などを改善します。
半夏白朮天麻湯は、自律神経の働きを調整して、リンパ液の流れを促進して、めまいや立ちくらみ、頭痛、吐き気などを改善します。
体質:気滞 血虚 湿痰 陰虚 湿熱 血瘀 気虚 陽虚
ダイエットにお悩みというご相談です。体温が低く、新陳代謝が低下しているようです。身体を温め体内から新陳代謝を高めて、余分な水分や脂肪分などの代謝を促進させる必要があります。体重を減らすには、食べた量より排泄量が多くなる必要があります。水分の量も同じです。体質判定の結果とご様子から、九味檳榔湯と通導散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
九味檳榔湯は、体内の余分な水分や脂肪分を排泄して、むくみやだるさ、倦怠感、お腹の張り、関節の腫れや炎症などを改善します。
通導散は、骨盤内に停滞する老廃物や宿便の排泄を促して、便秘やお腹の張り、肩こり、頭痛などを改善します。
体質:陽虚 湿痰 血虚 血瘀 気虚 気滞
のぼせにお悩みというご相談です。お悩みの症状と体質判定の結果から、黄連解毒湯と九味檳榔湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、のぼせやイライラ感、皮膚の痒みなどを改善します。
九味檳榔湯は、体内の水分代謝を活性化して、むくみや疲労倦怠感、下肢の冷えやだるさなどを改善します。
体質:気滞 陰虚 血瘀 湿痰 血虚 気虚 湿熱
むくみにお悩みというご相談です。足だけでなく、お顔や手、お腹周辺もむくむようです。小便と大便の出具合もスッキリしないようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞や陰虚、血瘀などが高く出ています。水分代謝が低下する原因は、自律神経とホルモンと働きが影響しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝茯苓丸料と分消湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進して、肩こりやむくみ、手足の冷え、生理不順などを改善します。
分消湯は、水分代謝を活性化して、小便を出し易くして、むくみやお腹の膨満感などを改善します。
体質:湿痰 気虚 気滞
胸の苦しさや動悸、肩こり、胃酸過多などにお悩みというご相談です。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。平均すると、5~7日ぐらいで排便がある感じです。大腸の蠕動運動にムラがあり、動きが止まったり、急に活発に動いたりしているようです。これらは、自律神経の働きが乱れている証拠です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と半夏厚朴湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や息苦しさ、胸のつまり感、排便コントロールなどを改善します。
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、呼吸を楽にして、胸苦しさや立ちくらみ、頭痛などを改善します。
EDや肥満、高血圧、肩こり、腰痛、だるさなどにお悩みというご相談です。睡眠の質も良くないようです。体質判定の結果を拝見すると、やはリ湿熱が高く出ています。体内の老廃物や疲労物質を解毒代謝する力が低下しているようです。これが、陰部への血流を低下させて、勃起し難くなっていると推察します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散の調合が有効な処方です。勃起力の増進には、活命参が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや高血圧、睡眠の質などを改善します。
防風通聖散は、体内の新陳代謝を高めて、老廃物や疲労物質の代謝を促進して、疲労感やだるさ、肩こり、腰痛、肥満などを改善します。
体質:血虚 湿熱 気虚 陰虚 気滞 血瘀
アトピーによる皮膚の炎症や痒み、発疹などにお悩みというご相談です。排便や体重のコントロールもやや乱れているようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、次に湿熱が高く出ています。皮膚や粘膜などに酸素と栄養分を十分に送り込むための、血液やリンパ液の供給が不足していることを示します。その他ご様子から、白虎加人参湯と消風散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
白虎加人参湯は、リンパ液の流れを促進して、皮膚や粘膜を潤して炎症を鎮めて、乾燥肌や痒みなどを改善します。
消風散は、皮膚へ酸素と栄養分を十分に送り込み、皮膚の再生を促して、皮膚のバリア機能を維持して、湿疹やできもの、痒み、滲出液などを改善します。
子宮頸がんにより、卵巣を両方とも全摘されたとのことです。女性ホルモンの低下により、イライラ感や頭痛、めまい、便秘、体重増加などにお悩みというご相談です。お悩みの症状と体質判定の結果から、分消湯と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
分消湯は、体内の水分代謝を活性化して、余分な水分を排出して、お腹の張りや下肢のむくみなどを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやめまい、頭痛などを改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 気虚 湿痰 血瘀
頻脈発作にお悩みというご相談です。食後の動悸や低血圧、睡眠障害などもあるようです。動悸は臍の左であるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、陰虚と気滞も高くなっています。頭部脳への血液が十分に巡らず、脳の神経や自律神経へ酸素と栄養分を十分に送り込まれないようです。脳貧血状態になると、自律神経によって脈を速くして血液を多く脳へ流そうとします。その結果、頻脈となり、少ない血を早く流そうとするので、動悸が生じるのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と半夏白朮天麻湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や頻脈、不安感、睡眠障害などを改善します。
半夏白朮天麻湯は、貧血や頭重感、低血圧、めまい、ふらつきなどを改善します。
体質:陰虚 湿熱 湿痰 陽虚 血虚
多汗症にお悩みというご相談です。頭部からの汗が多く、足のほてりもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と湿熱が高くなっています。自律神経の働きが乱れていることと、体内に余分な水分と熱が停滞していることが、発汗の原因となっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、のぼせや発汗、手のひらの汗、不眠などを改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、体内に停滞する余分な水分や脂肪分、炎症などを鎮めて、ほてりや熱感、発汗などを改善します。
回転性のめまいにお悩みというご相談です。首肩のこりや過長月経、子宮筋腫、軽度のパニック障害もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と湿熱が高くなっています。頭部耳内への血流が低下して酸素と栄養分を十分に送り込めずに、リンパ液の流れが停滞して前庭や三半規管の機能が乱れていると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏白朮天麻湯と当帰芍薬散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
半夏白朮天麻湯は、体内の水分バランスを調整して、耳内への血液やリンパ液の流れを促進して、前庭や三半規管の働きを改善します。めまいや頭重感、肩こりなどを改善します。
当帰芍薬散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理不順や子宮筋腫、むくみ、めまい、肩こりなどを改善します。
体質:気虚 血虚 気滞 陽虚 陰虚
抑うつ感にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚が一番高く、さらに血虚と気滞も高くなっています。さらに体型などを考慮すると、まず体力を付けることから始めましょう。午後にマイナス気分になるということからも、体力が十分でなく気力が1日持続しないように思います。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味帰脾湯と桂枝加竜骨牡蛎湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高めて、消化吸収を促進させて、気力体力を養います。意欲低下や睡眠の質、不安感、立ちくらみ、だるさなどを改善します。
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安緊張感や不眠などを改善します。
めまいは、ぐるぐるではなく、ふわふわです。また、血圧やや高めです。緊張するとさらに上がるようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、黄連解毒湯と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、心臓や血管の炎症を鎮めて、頭部への血流を調整して、ふらふらするめまいや動悸、目の充血、皮膚の痒みなどを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、心臓や肺の働きを楽にして、息苦しさや動悸、めまいなどを改善します。
体質:気滞 湿痰 陽虚 陰虚 湿熱 血虚 血瘀
過食にお悩みというご相談です。生理不順や息苦しさ、過呼吸、腰痛などもあるようです。また、花粉症でアレルギー性鼻炎や尿路結石、更年期障害っぽい感じもあるようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、九味檳榔湯と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
九味檳榔湯は、水分代謝を活性化して、小便を出し易くして、むくみやお腹の張り、息苦しさ、更年期障害などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやほてり、発汗、イライラ感、過食などを改善します。
体質:気虚 陽虚 血虚 気滞 陰虚 湿痰 血瘀
過食にお悩みというご相談です。体質判定の結果から、分消湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
分消湯は、水分代謝を活性化して、余分な水分を排出して、むくみやお腹の膨満感などを改善します。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、ストレスによるイライラ感や過食、不眠などを改善します。
体質:陰虚 気滞 血瘀 気虚 血虚 湿熱 湿痰
回転性のめまいや頭痛、耳鳴りなどにお悩みというご相談です。気持ち悪さや時に吐き気もあるようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、半夏白朮天麻湯が有効です。(堀口和彦)
半夏白朮天麻湯は、体内の水分を調整して、耳内のリンパ液の流れを促進して、前庭や三半規管、蝸牛などの働きを改善し、めまいや耳鳴り、吐き気などを緩和します。小便を出し易くする作用もあります。
体質:気滞 気虚 血虚 陰虚 湿痰 湿熱
うつや意欲低下などにお悩みというご相談です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、不安感やイライラ感、頭重感などを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高めて、気力体力を増進して、抑うつ感や意欲低下、睡眠の質、物忘れなどを改善します。
体質:やや湿痰 やや血虚 やや血瘀 やや気滞
排卵日前後の腹痛や胃もたれなどにお悩みというご相談です。排卵日のおりものもあるようです。肩こりや頭重感、目の疲れなどもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、湿痰と血虚、血瘀がやや高く出ています。運動をすると調子がよいとのことからも、新陳代謝や血液循環に問題があるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と温経湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
安中散は、胃の痛いや腹痛、胃もたれなど改善します。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、子宮と卵巣の働きを高めて、排卵時の不調やおりものなどを改善します。目の疲れや頭痛などを改善する作用もあります。
体質:やや陽虚 やや気滞
過食にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、新陳代謝が低下しているようです。排便回数は1日2回とのことですが、排便量は十分でないとのことです。お悩みの症状と体質判定の結果から、九味檳榔湯と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
九味檳榔湯は、水分代謝を活性化して、余分な水分や脂肪分を排泄して、むくみやお腹の張りなどを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や過食、不眠、頭痛などを改善します。
体質:気虚 血虚 陰虚 湿痰
息苦しさにお悩みというご相談です。ふくらはぎのだるさや食欲不振、ストレスや疲労による腹痛下痢などもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、気虚が一番高く出ています。気力体力が不足して、胃腸の働きを支えきれないようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏厚朴湯と六君子湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、呼吸を楽にして、息苦しさや不安緊張感、気持ち悪さなどを改善します。
六君子湯は、胃腸の働きを高めて、気力体力を養い、消化不良や食欲不振、下痢、お腹のガスや張りなどを改善します。
のど風邪から咳が続いているようです。咳き込むと息ができないくらいで、嘔吐することもあるようです。いわゆる咳喘息と呼ばれるもののようです。喉から気管の粘膜が荒れて過敏になって咳が出たり、荒れた粘膜から滲出液が出て、痰が出て咳を誘発しています。粘膜をしっかりと修復して、粘膜の過敏さが鎮まれば、咳が出なくなります。これには、麦門冬湯と半夏厚朴湯の調合が有効です。(堀口和彦)
麦門冬湯は、のどから気管の粘膜を潤して炎症を鎮めて、過敏になった気管を和らげて、咳や気管支炎を改善します。
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、呼吸を楽にして、咳や嘔吐を改善します。
体質:湿熱 湿痰 気滞 気虚 陰虚 陽虚 血瘀 血虚
のぼせや頭痛、頭汗、足先に冷えなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿熱や湿痰、気滞などが特に高くなっています。自律神経の働きが乱れて、のぼせや発汗、足冷えなどを生じており、その要因にはホルモンの働きがバランスを崩していることにあるようです。女神散という処方が有効です。大便がスッキリしないようですので、排便量を増やして体重減量を目指す方向へご希望があれば、女神散に防風通聖散を調合した処方も効果的です。(堀口和彦)
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせや頭汗、足先の冷え、頭痛など更年期障害を改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を高めて、体内に停滞する余分な水分や脂肪分を分解排泄して、大小便を増やして、肩こりや鼻づまり、湿疹などを改善します。
痛風にお悩みというご相談です。小便回数は多い方とのことですが、小便の量や回数がいつもより減ったら、早めにお茶などで水分を補給していただく必要があります。また、便秘も尿酸値を高めますので、ほぼ毎日排便があるとのことですが、スッキリし日も多いとのことですので、この辺を改善していきます。お悩みの症状と体質判定の結果から、越婢加朮湯と防風通聖散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、体内の水分代謝を高めて、関節の腫れや炎症を鎮めて、関節の痛みを発赤を改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を高めて、体内に停滞して余分な水分や尿酸などの老廃物を排出して、痛風が起こり難い体質に改善します。排便をスッキリとさせ増やす作用もあります。
体質:血虚 陰虚 気虚 気滞
不整脈にお悩みというご相談です。体調やストレスで苦しくなる時があるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚が特に高く、気虚と気滞も高くなっています。心臓を健やかに働かせるための血液と体液が十分に供給され難い状態になっています。心筋は24時間365日常に働いているので、たくさんの酸素と栄養分を必要としており、さらにたくさんと熱量を発生し、血液と体液がオーバーヒートを防いでいます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と炙甘草湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、背中や胸の筋肉を解して、心臓を楽にして、拍動し易くして、不整脈や息苦しさを改善します。
フワフワしためまいにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、陰虚が高く出ています。頭部への血流を増やして、前庭神経などの炎症を鎮めていきたいものです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感、不眠、めまいなどを改善します。便通を出し易くする作用もあります。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、めまいやのぼせ、肩こり、頭痛、足冷えなどを改善します。
体質:陽虚 気虚 血瘀
過食や嘔吐にお悩みというご相談です。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡加竜骨牡蛎湯と半夏厚朴湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感や神経の高ぶりを緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、摂食中枢を正常化します。
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、悪心嘔吐を軽減します。
体質:血虚 湿熱 気虚 陽虚 陰虚 湿痰 気滞
上半身の多汗にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と湿熱が高くなっています。自律神経の働きが乱れていることと、体内に余分な水分と熱が停滞していることが、発汗の原因となっているようです。湿熱による皮膚の疾患も発汗に関与しているようですが、自律神経とホルモンの影響の方が大きそうです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、女神散という処方が有効です。(堀口和彦)
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやほてり、頭部発汗、不眠、肩こり、頭痛などを改善します。大腸の粘膜の炎症を鎮める作用もあります。
体質:気滞 気虚 陰虚 血虚 陽虚 血瘀 湿痰
毎日排便はあるとのことで、リンパ液の流れの悪さの方が気になるようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、九味檳榔湯と分消湯の調合が有効な処方です。いずれの処方も強くありませんが大便を出しやすくする作用があります。(堀口和彦)
九味檳榔湯は、新陳代謝を高めて、体内の余分な水分や脂肪分を排出して、だるさやむくみ、関節の腫れや痛み、不安感、不眠などを改善します。
分消湯は、水分代謝を活性化して、リンパ液の流れを促進して、小便をスッキリさせて、むくみやお腹の膨満感などを改善します。
発汗が多いことにお悩みというご相談です。頭部からの汗が多く、足のだるさもあるようです。血圧は高めのようです。ではお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と白虎加人参湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、不安緊張感や異常発汗、高血圧、排便などを改善します。
白虎加人参湯は、身体のほてりや熱感を鎮めて、のどの渇きを軽減して、飲水量を減らし発汗を抑えます。
体質:やや血虚 やや気滞 やや陽虚 やや湿熱
不整脈期外収縮にお悩みというご相談です。職場環境悪化は、睡眠不足や疲労の他に、肩や背中の凝りも大きく関与します。心身の緊張感を緩和して、心臓がゆったりと働けるように改善していく必要があります。お悩みの症状と体質判定の結果から、桂枝加竜骨牡蛎湯と柴胡桂枝乾姜湯の調合が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ストレスによる不安感や不眠、動悸、陰萎(インポ)などを改善します。
柴胡桂枝乾姜湯は、自律神経の働きを調整して、心臓への酸素と栄養分の供給を増やし、不整脈や動悸、不安感など改善します。
体質:気滞 血虚 陽虚 湿熱 血瘀 湿痰 陰虚
ストレスによる飲酒や過食傾向にあり、体重が増加しているとのことです。また、睡眠障害もあるようです。過食は、ストレスのはけ口として、経験したことがある方は多いです。食べることは、身体に栄養を与えると同時に、心にも栄養を与えているのです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚が高く出ています。ホルモンと自律神経の乱れがあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、ストレスによるイライラ感や不安感、過食、暴飲暴食などを改善します。
抑肝散は、気の高ぶりを抑えて、イライラや精神不安、睡眠障害などを改善します。
体質:やや気虚 やや陽虚 やや気滞
息苦しさにお悩みというご相談です。めまいや不安感もあるようです。排卵日や生理前に息苦しさが強くなるようです。子育て中とのことで、イライラ感もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と気滞、陽虚がやや高くなっています。これらの結果とご様子から、自律神経の働きが乱れていることと、それにホルモンの影響が大きく関与しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲が有効です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、めまいや息苦しさ、不安感、イライラ感などを改善します。
体質:気虚 血虚 陰虚 気滞 湿熱 湿痰 陽虚 血瘀
アトピーにお悩みというご相談です。お母さんや家庭内のストレスで悪化しているようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞や血虚、陰虚が特に高く出ています。ストレスやイライラによって自律神経のバランスが乱れ、免疫の働きも乱れているようです。また、皮膚を再生する血液や、皮膚のバリア機能を担うリンパ液が不足して状態も現れています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と白虎加人参湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ストレスによるイライラ感や不安感、痒み、不眠などを改善します。
白虎加人参湯は、皮膚や粘膜を潤して炎症を鎮めて、痒みや肌荒れなどを改善します。
体質:気滞 血虚 陽虚 気虚 陰虚 血瘀
耳鳴りにお悩みというご相談です。左耳の難聴やイライラ感、不眠などもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚が特に高く出ています。聴神経の伝達不調や神経の過敏さ、内耳への血流などが関与しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と滋腎通耳湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、神経の高ぶりを鎮めて、耳鳴りや不安感、イライラ感、頭痛、不眠などを改善します。
滋腎通耳湯は、頭部への血流を促進して、耳内へ酸素と栄養分を十分に送り込み、鼓膜や耳小骨の働きを調整して、耳鳴りや難聴などを改善します。
多汗症にお悩みというご相談です。顔が特に多く、さらに全身から汗が出るようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と湿痰が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と竜胆瀉肝湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や発汗、不眠などを改善します。
竜胆瀉肝湯は、体内の余分な熱や炎症を鎮めて、ほてりや熱感、発汗、皮膚炎、おりものなどを改善します。小便を出し易くする作用もあり、むくみや手足のだるさを改善する作用もあります。
首すじのコリが辛く、高脂血症もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と血虚が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、大柴胡湯と八味地黄丸料を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
大柴胡湯は、新陳代謝を活性化して、余分な脂肪分やコレステロールなどを分解排泄します。血行を促進して、目の疲れや肩こりなど筋肉を解す作用もあります。大便を増やして減量する作用もあります。
八味地黄丸料は、骨盤内の血行を促進して、腰痛やだるさ、小便の出具合、陰萎などを改善します。
難聴と耳鳴りにお悩みというご相談です。お悩みの症状と体質判定の結果から、香蘇散と辛夷清肺湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、のどから首、肩の緊張を緩和して、頚部から耳下のリンパ液の流れを促進して、鼓膜や耳小骨、蝸牛などの炎症や腫れを鎮めて、難聴や耳鳴りを緩和します。
辛夷清肺湯は、鼻や副鼻腔、耳管などの粘膜を潤して、炎症や腫れを鎮めて、耳の通りを良くします。神経の高ぶりを鎮める作用もあります。
体質:血虚 陰虚 気滞 湿熱 湿痰 血瘀 気虚 陽虚
動悸や不眠などにお悩みというご相談です。生活環境の変化が大きかったようで、心身ともにお疲れのご様子です。橋本病との診断ですが、服薬がないとのことは、甲状腺ホルモンの値などは異常なかったとのことです。腰痛もあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と温経湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、心臓を楽に働けるようにして、動悸や息苦しさ、不眠などを改善します。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、頭痛や腰痛、足の冷えやほてり、肌荒れ、おりものなどを改善します。
体質:気滞 気虚 陽虚 陰虚 血虚
首肩の痛みがお辛いようです。また、腰痛もあるようです。体質判定の結果と体格などから、八味地黄丸料と当帰四逆加呉茱萸生姜湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、ホルモンの働きを高めて、代謝を調整して、体重の減少を止め、腰下肢の筋肉をしっかりとさせて、腰痛を改善します。男性ホルモンを増やして精力を増強する作用もあります。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、血行を促進させて、首や肩、腰などの筋肉へ酸素と栄養分の供給を増やし、筋肉の炎症や疲労を改善して、腰痛や肩首の痛みを軽減します。
体質:血虚 陰虚 気滞 血瘀
多汗症にお悩みというご相談です。人前など緊張すると頭や顔から汗が多くなるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚、気滞が特に高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、発汗やのぼせ、不安感、不眠などを改善します。
抑肝散も、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、神経の過敏やイライラ不安感などを改善します。
体質:陽虚 気虚 血虚 気滞 血瘀 湿痰
むくみにお悩みというご相談です。利尿剤や甲状腺ホルモンの影響で低カリウム血症のなったようです。まずは、六味地黄丸と補気建中湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
六味地黄丸は、甘草を含まず、副腎など水分代謝に関与するホルモンを調整して、小便を出し易くして、むくみや排尿困難などを改善します。
補気建中湯は、気力体力を高めて、だるさや疲労感、むくみ、お腹の張りなど改善します。
体質:湿熱 気滞
ニキビやニキビ跡、赤ら顔などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、やはり湿熱と気滞が高く出ています。体格やご様子から、皮膚や粘膜に炎症が起こることで、体内の炎症を鎮めるために、リンパ液など余分な水分が停滞しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と温経湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、皮膚や粘膜の炎症を鎮めて、のぼせや赤ら顔、ニキビ、鼻づまりなどを改善します。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血液とリンパ液の循環を促進させて、皮膚の再生や肌荒れ、ほてり、おりものなどを改善します。
体質:血虚 気滞 血瘀 湿痰 陽虚 陰虚 湿熱 気虚
息苦しさや不安感にお悩みというご相談です。子宮摘出術や強皮症、逆流性食道炎、肝臓の血管腫、甲状腺の腫瘍などもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が特に高く出ています。これらは、ホルモンと自律神経がバランスを崩して乱れていることを示します。子宮摘出や甲状腺腫瘍、さらに更年期などの影響でホルモンのバランスが乱れ、それが自律神経の働きを乱し、息苦しさや不安感が起こっていると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、黄連解毒湯と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、頭部脳神経の炎症を鎮めて、イライラ感や不安感、動悸、皮膚の痒みなどを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、息苦しさや不安感、不眠などを改善します。
不安や緊張感にお悩みというご相談です。まず元気を出すためには、体内に十分な酸素と栄養分を取り込むことが不可欠です。鼻づまりや食欲不振はそれらを阻害します。アレルギー性鼻炎や喘息があるようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、辛夷清肺湯と人参養栄湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻やのど、気管、副鼻腔の粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻づまりや気管支炎を緩和して、呼吸し易い身体にして、だるさや不安感などを改善します。
人参養栄湯は、胃腸の働きを高めて、気力体力を増進して、不安緊張感や気力低下、咳痰などを改善します。
体質:気滞 湿痰 気虚 血虚 陽虚 陰虚 湿熱
過食にお悩みというご相談です。お悩みの症状と体質判定の結果から、加味逍遥散と九味檳榔湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、摂食中枢の乱れを改善していきます。精神不安な安定や排便コントロールを改善する作用もあります。
九味檳榔湯は、新陳代謝を活性化して、体内の余分な水分や脂肪分を排出して、お腹の張りやだるさ、むくみなどを改善します。
体質:気虚 血虚 陰虚 気滞 血瘀 陽虚 湿熱 湿痰
喉のつまり感や呼吸し難さ、声の出し難さ、首の痛み、肩こり、背中のこわばり、足つり、めまい、耳鳴りなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞や血虚、気虚が特に高く出ています。これらの症状は、脳神経や筋肉などへ酸素と栄養分が十分に送り込めないことが原因であると考えます。また、呼吸が十分にできず、食欲がなく食事も乱れていることで、体内に取り込まれる酸素と栄養分が不足していることも関与しています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、胸や背中の筋肉を緩めて、呼吸し易い身体にします。息苦しさや喉の詰まり感、動悸、不安感などを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高めて、食欲と消化吸収を増進させて、気力体力を高め、不安感や不眠などを改善します。
体質:血虚 気虚 陽虚 陰虚 湿痰 気滞 血瘀
更年期障害にお悩みというご相談です。お悩みの症状と体質判定の結果から、桂枝加竜骨牡蛎湯と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸やのぼせ、頭痛、眼精疲労、熟睡感などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、更年期によるほてりや動悸、ふらつき、立ちくらみ、不安感などを改善します。
ふらつきや喉の違和感、食欲不振、不眠などへの不安感にお悩みというご相談です。ご様子からすると、自律神経と12対ある脳神経の働きが調和していないようです。自律神経は、胃腸や心臓など内臓の働き全般を調整しています。12対の脳神経は、目や耳など感覚器の調整をしています。これらの働きを調和させるには、漢方薬と腹式呼吸が有効です。漢方薬は、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、神経の高ぶりを抑えて、不眠や不安感、のどの渇きなどを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高めて、食欲不振を改善して、気力体力を増進して、ふらつきや不安感、不眠、のどの違和感などを改善します。
体質:気虚 気滞 湿痰 血虚 湿熱
のぼせにお悩みというご相談です。首肩のコリや軟便下痢などもあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、葛根黄連黄芩湯と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
葛根黄連黄芩湯は、頭部の熱感や炎症、さらに大腸の炎症などを鎮めて、肩こりや目の充血疲れ目、下痢軟便などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやほてり、ふらつき、不眠、頭痛などを改善します。
頭痛にお悩みというご相談です。検査の結果、副鼻腔炎による頭痛であるようです。副鼻腔炎は、鼻の奥にある副鼻腔の形や大きさなど構造的な影響が多きですが、粘膜が炎症と腫れを起こし易いアレルギー的な体質がそれに加わると、慢性化して痛みや後鼻漏などを起こします。漢方では、このようなアレルギー的な体質を改善することで、痛みなどを緩和することができます。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚、湿熱が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と葛根湯加川芎辛夷の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻粘膜の腫れや炎症を鎮めて、鼻づまりや鼻水を改善します。アレルギー体質を改善する作用もあります。
葛根湯加川芎辛夷は、肩こりや頭痛などを緩和して、頭部鼻粘膜への血液やリンパ液の流れを促進して、鼻づまりや鼻水を改善します。
体質:血虚 陰虚 陽虚 気滞 血瘀 気虚
気管支炎にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚が特に高く出ています。心身の潤いが不足して、粘膜や気管の乾燥だけでなく、心にも潤いと余裕がなくなり、安心感が得られないので、眠りが浅くなっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、滋陰降火湯と辛夷清肺湯を調合したものが有効です。いずれの処方も甘草は含まれませんので、長期間服用してもむくみは出ないと推定します。(堀口和彦)
滋陰降火湯は、のどから気管の粘膜を潤し炎症を鎮めて、咳や痰を改善します。
辛夷清肺湯は、口内から鼻のど気管の粘膜を潤して、外部からの風邪菌などの侵入を防ぎ、風邪を予防します。気管支炎や副鼻腔炎などを改善する作用もあります。また、心を潤して不眠や不安感などを改善する作用もあります。
体質:気虚 血虚 陽虚 気滞
多汗やのぼせにお悩みというご相談です。のぼせや多汗は、ホルモンと自律神経の働きが乱れて発症することが多いです。お悩みの症状と体質判定の結果から、桂枝加竜骨牡蛎湯と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、のぼせや多汗、目の疲れなどを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやほてり、発汗を改善します。
体質:血虚 気滞 湿痰 血瘀 湿熱
肥満症にお悩みというご相談です。発汗やおならも多いようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、湿痰が特に高く出ています。ホルモンと自律神経の働きが乱れて、体内の水分代謝が低下しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、九味檳榔湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
九味檳榔湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、水分代謝を活性化して、小便を出し易くして、むくみやお腹の張り、立ちくらみ、イライラ感などを改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、体内に停滞する余分な脂肪分や水分を大便と小便からの排出を促進します。湿疹や皮膚の痒みなどアレルギー的な体質を改善する作用もあります。
更年期障害にお悩みというご相談です。更年期による女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。体質判定の結果を拝見すると、大便が硬いとあります。ほてりと睡眠障害が辛いようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、のぼせやふらつき、手の汗、不眠などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやほてり、不眠、不安感などを改善します。
体質:気虚 陰虚 気滞 陽虚 血瘀 血虚 湿痰
吐き気にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚と陰虚、気滞が高く出ています。自律神経と12対ある脳神経の働きが乱れていることが、慢性的な吐き気の原因と予想します。舌咽神経と迷走神経が特に炎症あるいは障害があり、嘔吐感が発症していると推察します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安感やイライラ感、悪心嘔吐などを改善します。
抑肝散は、神経の過敏さや高ぶりを緩和して、脳神経の働きを調整して、吐き気を改善していきます。
体質:陰虚 気滞 湿熱 血虚 血瘀 湿痰
抜け毛が一番のお悩みとのことです。抜け毛は、頭皮への血流が不足して、酸素と栄養分が十分に供給されずに、毛根が育たずに抜けてしまう場合と、頭皮でアレルギー反応が起こり、毛根部に炎症が起こり、抜けてしまう場合があります。体質判定の結果とご様子から両方が原因していると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、治頭瘡一方と防風通聖散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
治頭瘡一方は、頭皮での毛根周辺の炎症やアレルギー反応を鎮めて、抜け毛や湿疹などを改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、体内の余分な水分や脂肪分を分解排泄して、炎症や熱感を鎮めて、アレルギー体質の改善や便通などを良くします。
体質:気虚 血虚 気滞 湿熱 陰虚 陽虚 血瘀 湿痰
肌荒れにお悩みというご相談です。体質判定の結果とご様子から、葛根黄連黄芩湯と白虎加人参湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
葛根黄連黄芩湯は、皮膚や粘膜の炎症を鎮めて、皮膚炎や大腸炎などを改善し、下痢や肌荒れを改善します。
白虎加人参湯は、体液やリンパ液を増やして、皮膚や粘膜を潤して炎症を鎮めて、皮膚の痒みや肌荒れを改善します。
体質:血虚 陽虚 気虚 湿痰 血瘀 気滞
下半身のむくみにお悩みというご相談です。小便が出難く、全身の冷えが強いようです。(堀口和彦)
真武湯は、新陳代謝を高めて、身体を温め、血液やリンパ液などの流れを促進して、小便を出しやすくします。腎臓の働きを高める作用もあります。
六味地黄丸は、ホルモンの働きを調整して、小便を出しやすくして、むくみやだるさ、痒みなどを改善します。
過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。お悩みの症状と体質判定の結果から、芎帰調血飲と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、精神状態を安定させて、過食やイライラ感、不安感などを改善します。さらにホルモンのバランスを整えて、生理が来る方向へ改善します。
半夏厚朴湯は、自律神経の働きを調整して、心身の緊張感を緩和して、のどから胸のつかえ感を鎮めて、悪心嘔吐や不安感などを改善します。
腱鞘炎とストレスによるイライラ感や精神的な不安定感にお悩みというご相談です。体重が減り難いこともあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。血流が悪く、指の関節や腱、筋肉などへの酸素と栄養分の供給が不足しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、薏苡仁湯と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
薏苡仁湯は、関節周辺への血流を促進して、腱や筋肉への酸素と栄養分の供給を増やして、腱鞘炎を改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感などを改善します。解毒代謝を高める作用もあり、だるさや倦怠感を改善して、熟睡感を高める作用もあります。
体質:陽虚 血虚 気虚 湿痰 気滞 血瘀
めまいと動悸が一番お辛いようです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と血虚が高く出ています。新陳代謝が低下しており、頭部への血液やリンパ液の流れが不足して、めまいが発症しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と真武湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、胸や背中などの筋肉を解して、心臓が楽に動けるようにして、動悸や不整脈、不眠など更年期障害を改善します。
真武湯は、新陳代謝を活性化して、血液やリンパ液の流れを促進して、耳内の三半規管や前庭の働きを調整して、めまいやふらつき、身体の冷え、動悸などを改善します。
多汗症にお悩みというご相談です。特に後頭部からの発汗が多いようです。また、排便がスッキリしないようです。体質判定の結果を拝見すると、血瘀と血虚が高く出ています。以前に更年期によるホットフラッシュがあり、落ち着いていたようですが、まだホルモンのバランスが落ち着いていないようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、筋肉のつれ、のぼせなどを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやほてり、ふらつき、発汗などを改善します。
胸痛や動悸、息切れなどにお悩みというご相談です。冠攣縮狭心症でバルーンステント手術を実施済みとのことです。降圧剤の影響もあり、低血圧となっています。心臓への負担を考慮すると、高血圧より低血圧の方が良い面もあります。体質判定の結果とご様子から、柴胡桂枝乾姜湯と炙甘草湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、背中や胸のコリを解して、心臓が働き易い環境にします。動悸や不安感、息切れなどを改善する作用があります。
炙甘草湯は、心筋への血流を促進して、心筋へ酸素と栄養分を十分に送り込み、心臓の働きを助けて、動悸や息切れなどを改善します。
体質:陽虚 血虚 気虚
動悸や頻脈、不安感などにお悩みというご相談です。食欲がないことが多く、体重も少ないようです。血圧は高めで頻脈とのことです。体質判定の結果とご様子から、体力とこころの余裕の無さが現在の状況を起こしていると推察します。柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯が有効な処方です。なお、現在服用中の柴胡加竜骨牡蛎湯と酸棗仁湯も効果的です。(堀口和彦)
体質:気滞 血虚 血瘀 湿熱 気虚 湿痰 陰虚
片頭痛と緊張性頭痛にお悩みというご相談です。気圧の変動などで頭痛が悪化するようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚、血瘀が高く出ています。自律神経とホルモンの働きが乱れているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、通導散と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を排出して、便秘や生理不順、お腹の張りなどを改善します。
温経湯は、子宮卵巣の働きを助けて、ホルモンと自律神経の働きを調整して、頭痛や肩こり、静脈瘤、おりものなどを改善します。
体質:やや湿痰 やや陽虚 やや血虚 やや陰虚
息苦しさにお悩みというご相談です。時々喘息が起こるようです。また体重の増加もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、湿痰がやや高く出ています。体内に余分な水分が停滞して、それが気血の巡りを悪くしているようです。そこで、まず新陳代謝を高める必要があります。血圧はやや高めです。お悩みの症状と体質判定の結果から、九味檳榔湯と神秘湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
九味檳榔湯は、新陳代謝を活性化して、体内の余分な水分や脂肪分を排出して、むくみやお腹の張り、体重増加、息切れ、倦怠感などを改善します。
神秘湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、呼吸を楽にして、息苦しさや喘息を改善します。
足冷えやむくみ、抜け毛、脱力感、過食、イライラ感、不安感、緊張感などにお悩みというご相談です。牛車腎気丸などで調子が良かったようですが、今年から蕁麻疹や肩こり、吐き気、嘔吐、過呼吸気味な苦しさがあるようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、抑肝散と半夏厚朴湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感、過呼吸などを改善します。
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、悪心嘔吐や不安緊張感、過呼吸を改善します。紫蘇が配合されており、蕁麻疹を軽減する作用もあります。
体質:湿痰 気滞 気虚 湿熱 陽虚 血虚 血瘀 陰虚
過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。では、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、摂食中枢を安定させて、過食や不安感、不眠などを改善します。
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を排出して、便秘や生理不順、肩こり、頭重感などを改善します。
体質:血虚 気虚 陰虚 気滞 湿痰 湿熱
卵巣膿腫の術後から、視界の歪みや動揺感、痛み、吐き気、動悸などが起こり、お悩みとのことです。耳鼻科や眼科、脳神経外科などの検査で異常がなかったとのことです。ご様子からすると、12対ある脳神経の視神経や三叉神経、迷走神経などの働きが乱れているように予想します。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気虚、陰虚が高く出ています。頭部への血液やリンパ液の流通が不足して、脳神経の迷走神経や視神経などがショートして伝達が混線しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と呉茱萸湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、神経の高ぶりを抑えて、視界の歪みや動揺感、不眠、立ちくらみ、手のひら汗、目の疲れなどを改善します。
呉茱萸湯は、胃腸の働きを高めて、頭部の血液やリンパ液の流れを改善して、頭痛や吐き気、動悸などを改善します。
肩こりや不眠、頭痛、むくみなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚、気滞が高く出ています。血行不良と自律神経の働きが関与して、現在の辛い症状を起こしているようです。以前は低血圧ぎみだったようですが、現在の血圧は普通です。体質判定の結果とご様子から、桂枝茯苓丸料と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進して、肩こりや頭痛、むくみなどを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、不眠、不安緊張感、目の疲れ充血、痒みなどを改善します。
体質:気虚 血虚 気滞 湿痰 陽虚 陰虚 血瘀
緊張感や不安感、イライラ、無気力などが一番お辛いようです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と気滞、血虚が特に高く出ています。自律神経とホルモンのバランスが乱れていることが、いろいろな症状を発している原因となっていると予想します。加味逍遥散も、自律神経とホルモンの働きを調整する作用がありますが、気虚タイプの方には合いません。意欲低下や下痢など元気がなってしまいます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
香蘇散は、のどから胸の緊張感を緩和して、不安緊張感や意欲低下、無気力感を改善します。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラ感や不安感、緊張感、不眠などを改善します。
体質:陰虚 気滞 湿痰 血虚 湿熱 気虚 血瘀 陽虚
めまいにお悩みというご相談です。ホットフラッシュに対して、黄連解毒湯を服用中とのことですが、その後に便秘やめまい、不眠、倦怠感、肩凝りなどが強くなっているようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、桃核承気湯と女神散の調合が有効です。(堀口和彦)
桃核承気湯は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を排出して、便秘や生理不順、月経血の固まり改善します。骨盤内の血行を促進することで、腰痛を軽減する作用もあります。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、めまいやふらつき、のぼせ、不眠などを改善します。
体質:気滞 血瘀 気虚 陽虚 血虚 陰虚
喘息にお悩みというご相談です。清肺湯で喘鳴や夜間の咳は改善したようです。最近は、乾燥した空咳が出るようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞や血瘀、気虚、陽虚などが高く出ています。自律神経による気管の調整や新陳代謝の低下などが窺えます。体質判定の結果とご様子から、麦門冬湯が有効な処方です。(堀口和彦)
麦門冬湯は、のどや気管の粘膜を潤して炎症を鎮めて、空咳や気管支炎などを改善します。体力を増進して免疫力を高める作用もあります。
体質:陰虚 血虚 気滞 気虚 陽虚 湿熱 血瘀
アトピーによる皮膚の痒みにお悩みというご相談です。皮膚の乾燥や色素沈着もあるようです。特に夜間の痒みはお辛そうです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と血虚、気滞が特に高く出ています。体内の陰分(体液やリンパ液など)が不足して、皮膚の乾燥と神経の過敏さを高めています。これらを軽減するために、柴胡加竜骨牡蛎湯と白虎加人参湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、高ぶった神経を鎮めて、痒みやイライラ感、不快感、不眠などを改善します。
白虎加人参湯は、体液を増やして、皮膚や粘膜を潤して炎症を鎮めて、痒みやほてりなどを改善します。
体質:陽虚 血虚 陰虚 湿熱 気滞 血瘀 湿痰
便通はよいようですが、体格から多少大便量を増やして、減量方向への改善も必要と考えます。体質判定の結果とご様子から、九味檳榔湯と防風通聖散の調合が有効です。(堀口和彦)
九味檳榔湯は、水分代謝を活性化して、体内に停滞する余分な水分や脂肪分を排出して、むくみやお腹の張り、胃腸の炎症などを改善します。
防風通聖散は、体内の新陳代謝を活性化して、大小便の排出を促進して、胃腸の蠕動運動をスムースにして、胃酸の逆流を改善します。
頭痛や片頭痛、疲れ目、鼻水、鼻づまり、副鼻腔炎などにお悩みというご相談です。お仕事やいろいろなご活動でお忙しくハードな日々のようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏厚朴湯と葛根湯加川芎辛夷を調合した漢方薬が有効です。なお、生理前後の不調やおりものなど婦人科の改善には、温経湯もお勧めです。(堀口和彦)
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、気管の粘膜の過敏さを鎮めて、咳を減らし呼吸を楽にします。
葛根湯加川芎辛夷は、頭部の血液やリンパ液の流れを促進して、肩こりや頭痛、鼻づまりなどを改善します。
動悸や過呼吸、不安感などにお悩みというご相談です。緊張感で血圧が上昇し易いようです。また、センナ系の便秘薬を服用とのことです。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、動悸や不安感、高血圧、更年期障害、便秘傾向などを改善します。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、動悸や予期不安、パニック障害などを改善します。
めまいや貧血、不安、生理痛などにお悩みというご相談です。パニックや予期不安もあるようです。また、鼻づまりが起こりやすく、口呼吸になってしまうようです。体質判定の結果とご様子から、辛夷清肺湯と半夏白朮天麻湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻やのどの粘膜や皮膚を潤して、鼻づまりを改善します。耳鳴りや頭痛、不安感を緩和する作用もあります。
半夏白朮天麻湯は、頭部の血液とリンパ液の流れを促進して、三半規管や前庭の働きを調整して、めまいや頭痛、だるさ、立ちくらみ、低血圧などを改善します。
体質:気滞 気虚 血虚
不安緊張感や吐き気、めまいなどにお悩みというご相談です。下痢し易いとのことです。体質判定の結果とご様子から、香蘇散と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
香蘇散は、のどから胸の緊張感を緩和して、リンパ液の流れを促進して、耳内の三半規管や前庭の働きを調整て、めまいや肩こり、不安緊張感を改善します。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、不安感や緊張感、イライラ感、下痢、立ちくらみ、手の汗などを改善します。
多汗症にお悩みというご相談です。頭部からの汗が多いようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高くなっています。自律神経の働きが乱れていることと、脳への十分な血流が確保されていないことが、発汗の原因となっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、神経の高ぶりを抑えて、脳のオーバーヒートを防ぎ、イライラ感や不安感、のぼせ、発汗などを改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、不安緊張感やイライラ感を鎮めて、人前での緊張や発汗、手足の冷えなどを改善します。
体質:やや陽虚 やや血瘀 やや血虚 やや陰虚
脊柱管狭窄症にお悩みというご相談です。痛みが強い時は、無理に歩かず、横になって身体を丸くして休むことが肝要です。通導散と疎経活血湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を排出して、腰と骨盤周辺の血行を促進して、便秘や腰痛、手足の冷え、むくみなどを改善します。
疎経活血湯は、腰部周辺の血行を促進して、腰を支える筋肉へ酸素と栄養分を十分に送り込み、歩行時の痛みや辛さを軽減します。
体質:湿痰 気虚 気滞 湿熱 血瘀 陽虚
長年の首や肩、背中のコリにお悩みというご相談です。頭重感や頭痛、生理痛もあるようです。卵巣や子宮の手術もしてあるとのことで、ホルモンのバランスが乱れているようです。体質判定の結果とご様子から、柴胡桂枝乾姜湯と温経湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや冷え、不眠、更年期障害などを改善します。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理痛や頭痛、肩こり、手足のだるさなどを改善します。
腰部脊柱管狭窄症術後のしびれや痛みにお悩みというご相談です。脊柱管狭窄症を改善するために、脊柱管内の脳脊髄液の供給と流通を促進する必要があります。そのためには頚部のコリを解消して、血行を促進して、脳脊髄液の流れを良くする必要があります。独歩顆粒で腰部と骨盤周辺の血行は促進されると思いますが、頚部へのアプローチが足らないように思います。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と続命湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
続命湯は、体内の新陳代謝を促進して、痛みやしびれなどを緩和します。
体質:やや陽虚 やや気滞 やや陰虚 やや湿痰
勃起が持続し難いようです。便秘や高血圧もあるようです。勃起力を維持するためには、陰部への血流を持続的に確保する必要があります。便秘は、骨盤内に宿便や古血(瘀血)を停滞させる原因となるので、改善したいです。今回は、活命参が有効です。できれば、もう一種類漢方薬を併用して頂けれると便秘や高血圧による骨盤内の血液の循環不全を改善できます。大柴胡湯と通導散を調合した処方が有効です。こちらは、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を排出して、陰部への血流を促進して、勃起力を持続させるように改善します。(堀口和彦)
大柴胡湯は、解毒代謝を活性化して、体内に停滞した老廃物を浄化して、血液をきれいにして流れを促進します。肩こりの痛みなどに改善します。
体質:陽虚 血虚 気虚 気滞 陰虚
冷えや首肩の凝りにお悩みというご相談です。睡眠障害と抑うつ感があり、心療内科のお薬を服用中とのことです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と血虚が高く出ています。まず体内の新陳代謝を活性化して、気力体力を高める必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、血行を促進して、首肩の凝りや冷え、頭痛などを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを活性化して、消化吸収力を高めて、気力体力を増進して、不安感や緊張感、不眠などを改善します。
体質:気滞 気虚 血虚 血瘀
動悸や不安感、息苦しさなどにお悩みというご相談です。橋本病とのことで、定期検査があるようです。甲状腺ホルモンは代謝に関与しますので、動悸やニキビへの影響も多少あるのでしょう。脳下垂体と視床下部の働きが乱れて、甲状腺腫や生理不順、動悸などが起こっているように予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、九味檳榔湯と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
九味檳榔湯は、新陳代謝を活性化して、体内の余分な水分や脂肪分を排出して、身体のだるさや疲労感、動悸、息苦しさなどを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、動悸や不安緊張感、息苦しさなどを改善します。
体質:血虚 湿痰 血瘀 陽虚 陰虚 湿熱
多汗症にお悩みというご相談です。頭部からの汗が多く、脱毛もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と湿痰、血瘀が高くなっています。ホルモンと自律神経の働きが乱れていることと、体内に余分な水分と古血(瘀血)が停滞していることが、発汗の原因となっているようです。脱毛は、頭皮への血流が不足して、酸素と栄養分が十分に供給されずに、毛根が育たずに抜けてしまう場合と、頭皮でアレルギー反応が起こり、毛根部に炎症が起こり、抜けてしまう場合があります。体質判定の結果とご様子から、消風散と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
消風散は、体内に停滞する余分な水分や熱を鎮めて、発汗や湿疹、痒みなどを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやほてり、発汗、イライラ感、不安感などを改善します。
体質:血虚 気虚 陽虚 気滞 湿痰
足の裏が熱くて寝付けないことにお悩みというご相談です。痛風があるようです。足ムズムズ症候群ではないとのことです。また、骨軟骨腫瘍で肩から米粒体の腫瘍を2回摘出手術をされたとのことです。体質判定の結果とご様子から、ホルモンと自律神経の働きが関与しているように予想します。お悩みの症状と体質判定の結果から、八味地黄丸料と温経湯の調合が有効な処方です。足のほてりは、静脈の血液が停滞して、老廃物や疲労物質が溜まり、炎症やほてりを生じると捉えています。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、新陳代謝を活性化して、体内の老廃物を積極的に排出して、骨盤内から下肢の血流を促進します。腰の重だるさや足のほてり、全身の冷えなどを改善します。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、下肢の血流を促進して、足のほてりや冷え、頭痛、腰痛などを改善します。
体質:血虚 気滞 湿痰 気虚 陽虚 血瘀 陰虚
体重が減らないことにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、水分代謝が悪いようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、九味檳榔湯が有効な処方です。(堀口和彦)
九味檳榔湯は、水分代謝を活性化して、体内の余分な水分や脂肪分を排出して、むくみや倦怠感、筋肉や関節の痛み、頭痛などを改善します。
体質:気虚 気滞 湿痰 血虚 陰虚 血瘀
呼吸が浅く、息苦しさや動悸、不安感にお悩みというご相談です。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡加竜骨牡蛎湯と荊芥連翹湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、呼吸をし易い身体にして、息苦しさや動悸、不安感、睡眠の質などを改善します。
荊芥連翹湯は、鼻や気管などの粘膜や皮膚を潤し炎症を鎮めて、鼻づまりや肌荒れ、湿疹、痒みなどを改善します。
体質:陽虚 血虚 血瘀 湿痰 気虚 気滞 陰虚 湿熱
疲れ目や飛蚊症、目の痒み、しもやけなどにお悩みというご相談です。花粉症と後鼻漏があるようです。これらの炎症が目に影響を与えて、目の痒みや乾燥、疲れなどを助長しているようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、辛夷清肺湯と滋腎明目湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻やのど、目などの粘膜を潤して炎症を鎮め、後鼻漏や花粉症、目の痒み、ドライアイなどを改善します。
滋腎明目湯は、眼底や目の周辺への血液やリンパ液の流れを促進して、疲れ目やドライアイ、飛蚊症などを改善します。
体質:気虚 気滞 陽虚 血虚 湿痰 陰虚
逆流性食道炎にお悩みというご相談です。夜間の咳き込みが特に辛いようです。食道の炎症が気管へ波及して、気管支炎を起こして咳が出ているようです。また、動悸もあるようですが、メインテートで治まっているようです。不眠もお辛いようです。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。その結果、胃酸過多となり、胃炎や逆流性食道炎を引き起こすのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と滋陰降火湯の調合が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりやお腹の張り、動悸、不安感、不眠、食道炎、胃炎を改善します。
滋陰降火湯は、気管やのどの粘膜を潤して炎症を鎮めて、気管支炎による咳を改善します。
体質:やや血瘀 やや気滞 やや陽虚 やや陰虚 やや気虚 やや血虚
生理が来ないことにお悩みというご相談です。また、足の冷えが強いとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血瘀と気滞がやや高く出ています。これは、ホルモンと自律神経のバランスが乱れていることを示しています。眼の奥にある脳下垂体からは、子宮卵巣や副腎、甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンが分泌されています。検査の結果やホルモン数値がそれほど悪くないということは、この脳下垂体からの子宮卵巣への刺激が足りないように予想します。さらに、それに隣接する視床下部に自律神経の中枢があり、これが影響して足の冷えや肩こりを起こしていると推察します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲と桂枝茯苓丸料の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、脳下垂体を刺激して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、無月経や冷え症、立ちくらみなどを改善します。
桂枝茯苓丸料は、血行を促進して、手足の冷えや肩こり、無月経などを改善します。
体質:気虚 血虚 陰虚 気滞 血瘀 湿熱 湿痰 陽虚
息苦しさと倦怠感にお悩みというご相談です。 鼻づまりは一日中で、午前が強く、その時は息苦しさも強くなっているようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、辛夷清肺湯と人参養栄湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻やのどの粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻づまりや気管支炎、気管の収縮などを改善します。
人参養栄湯は、胃腸の働きを活性化して、蠕動運動を高めて、排便のコントロールを良くします。また、呼吸を楽にして、息苦しさや倦怠感、不安感などを改善する作用もあります。
体質:やや血虚 やや血瘀 やや陽虚 やや湿熱
小指と薬指のしびれにお悩みというご相談です。脊髄に何かありそれが原因の可能性があるとのことです。また、高血圧や痛風、花粉症、睡眠時無呼吸症などもあり、CPAPも実施しているとのことです。体質判定の結果とご様子から、続命湯と荊芥連翹湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
続命湯は、新陳代謝を高めて、首や肩の凝りを緩和して、血流を促進して、脳脊髄液の供給を増やし、しびれを改善します。
荊芥連翹湯は、鼻や気道の粘膜の炎症を鎮めて、腫れを抑えて、鼻づまりや息苦しさ、無呼吸症を改善します。
体質:陽虚 気滞 湿痰 気虚 血瘀 血虚 陰虚 湿熱
体重の増加や過食傾向、腰痛、足裏の痛みなどをお悩みとのことです。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。体質判定の結果とご様子から、九味檳榔湯と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
九味檳榔湯は、新陳代謝を活性化して、体内に停滞する余分な水分や脂肪分を排出して、むくみや倦怠感、動悸、足腰の痛みなどを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラ感や過食、不安感、不眠、手の汗などを改善します。
口周辺や首の後ろなどの乾燥肌や、陰萎にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚が高く出ています。体液が不足して、皮膚や粘膜が潤せない状態です。これらの改善には、白虎加人参湯と桂枝加竜骨牡蛎湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
白虎加人参湯は、体液を増やして、皮膚や粘膜を潤して炎症を鎮め、皮膚炎や痒み、ほてりなどを改善します。
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安感や焦燥感、陰萎、睡眠の質などを改善します。
体質:血虚 気滞 血瘀 気虚 陰虚
パニック障害による予期不安やめまい、息苦しさ、頭痛などにお悩みというご相談です。回転性のめまいではないようです。体質判定の結果とご様子から、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、心臓の働きを楽にして、動悸や不整脈、不安感、肩こり、頭痛などを改善します。
加味帰脾湯は、気力と体力を高めて、不安感や意欲低下、不眠、立ちくらみ、めまいなどを改善します。
体質:湿痰 陽虚 血瘀 気虚 血虚 気滞
過食や倦怠感、無気力、イライラなどにお悩みというご相談です。アレルギー性鼻炎があるようです。ホルモン値ではまだ更年期ではないということです。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。いずれの処方も排便を促進する作用がありますが、大黄量は少ないので、桃核承気湯のように下痢になることはないと考えます。ただ、大便の量は増えていきます。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、過食やイライラ感、倦怠感などを改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、体内の余分な水分や脂肪分を排出して、むくみやお腹の張り、だるさ、鼻づまり、アレルギー体質などを改善します。
体質:血虚 陽虚 血瘀 気虚 気滞 湿痰
不整脈や息苦しさ、身体のだるさなどにお悩みというご相談です。24時間心電図では異常がなかったようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡加竜骨牡蛎湯と炙甘草湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、心臓の働きを楽にして、動悸や不整脈、不安感などを改善します。
炙甘草湯は、心臓の働きを高めて、動悸や不整脈を改善します。
体質:やや陽虚 やや血虚 やや気虚 やや陰虚 やや気滞
ニキビとニキビ痕にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚がやや高く出ています。酸素と栄養分を供給する血が、皮膚や肌に十分に運ばれていない状態です。お肌を修復する材料が運搬されてこないので、ニキビの痕がなかなかきれいにならないと予想します。お悩みの症状と体質判定の結果から、排膿散と清上防風湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
排膿散は、皮膚や肌に停滞する老廃物を解毒代謝して、お肌をきれいします。
清上防風湯は、血液やリンパ液の流れを促進して、皮膚やお肌の炎症を鎮めて、ニキビや痒み、肌荒れを改善します。
体質:陰虚 気虚 気滞 血瘀 陽虚 血虚
咳喘息にお悩みというご相談です。花粉症からハウスダストやダニなどにもアレルギーが広がっているようです。また、二人目への妊娠もご希望とのことです。粘膜をしっかりと修復して、粘膜の過敏さが鎮まれば、咳が出なくなります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と清肺湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻やのど、気管の粘膜を潤して炎症を鎮めて、副鼻腔炎や後鼻漏、アレルギー体質などを改善します。
清肺湯は、気管や肺の炎症を鎮めて、咳や痰を改善します。
体質:湿熱 血虚 陰虚 気滞
アトピー性皮膚炎にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿熱が一番高く出ています。体内に余分な水分や老廃物などが停滞して、炎症を起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と消風散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、のどの渇きや手の汗、不安感、気力低下、目の充血、痒みなどを改善します。
消風散は、体内の余分な水分や老廃物の解毒代謝を活性化して、皮膚の炎症を鎮めて、さらにバリア機能を高め皮膚の修復を促進させます。
パニック障害による動悸やめまい、予期不安などにお悩みというご相談です。不安や焦燥感は、自分を守るために生じる自然現象です。血圧は変動はあるようですが、どちらかというと低いことが多いようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、桂枝加竜骨牡蛎湯と半夏白朮天麻湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や不安感、肩こり、頭痛などを改善します。
半夏白朮天麻湯は、胃腸の働きを高めて、自律神経の働きが調整して、めまいや頭痛、悪心嘔吐などを改善します。
体質:やや湿痰 やや気虚 やや血虚 やや陰虚 やや湿熱 やや陽虚 やや気滞
左右の足の裏から足首、手の平の痺れがあるようです。足元の不安定さもあるようです。MRIでの検査では原因不明とのことです。喘息もあるとのことから、何らかの原因で神経が炎症を起こし、軽度の神経障害を発症しているようと予想します。神経伝達回路の検査で、神経伝達の遅れがあるようです。足の裏や手のひらだけでしたら、足根管症候群や手根管症候群、胸郭出口症候群などもありますが、ふくらはぎの痺れや足元が不安定なことから下肢の運動神経の軽度麻痺があるようですので、多発性の神経障害による症状ではないかと気になります。漢方でお力になれるとすれば、続命湯が有効です。(堀口和彦)
続命湯は、体内の新陳代謝を活性化して、神経や関節、筋肉などの炎症を鎮めて、痺れや痛み、知覚の麻痺などを改善します。気管支炎や喘息の体質を改善する作用もあります。
体質:気虚 気滞 血瘀 陽虚 血虚 陰虚 湿痰
ニキビは17歳ごろからとのことです。口や鼻の周りに出るようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、荊芥連翹湯と人参養栄湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、皮膚や粘膜に停滞する老廃物を流し去り、新鮮な酸素を栄養分を送り込み、鼻やリンパの炎症を鎮めて、ニキビや赤ら顔、熱感、目の充血などを改善します。
人参養栄湯は、胃腸の働きを高めて、食欲を増進して、気力体力や頭痛、不眠などを改善します。
体質:気虚 血虚 血瘀 気滞 陰虚 湿痰 湿熱 陽虚
更年期のホットフラッシュやお腹の膨満感、息苦しさなどにお悩みというご相談です。女性ホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状であるホットフラッシュやイライラ感や不安感、過食などを起こします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、九味檳榔湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
九味檳榔湯は、新陳代謝を活性化して、体内の余分な水分や脂肪分を排出して、お腹の張り膨満感、動悸、息苦しさ、大腸炎などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせや発汗、イライラ感、過食、不眠などを改善します。
体質:陽虚 湿痰 血瘀
シミそばかす、乳腺炎、冷え、産後のイライラでお悩みということです。また母乳が出が良くないようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲第一加減が有効です。(堀口和彦)
芎帰調血飲第一加減
芎帰調血飲第一加減は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血を補い、リンパ液の流れを促進して、乳腺の炎症を鎮めて、母乳を出し易くします。イライラ感や不安感、冷えなどを改善する作用もあります。
体質:血虚 気滞 血瘀 湿熱 湿痰
胃腸の調子が悪く口内炎ができやすいようです。また、心配や不安感が起こりやすいようです。排便は病院の下剤でスムーズに出るようです。のどの違和感やつまり感もあるようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、黄連湯と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
黄連湯は、胃腸の余分な熱や炎症を鎮めて、胸やけやもたれ、口内炎などを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、不安感、イライラ感、のどの閉塞感、お腹の張りなどを改善します。
体質判定の結果とご様子から、九味檳榔湯と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
九味檳榔湯は、新陳代謝を活性化して、体内の余分な水分や脂肪分を排出して、むくみやだるさ、動悸などを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、不安緊張感やイライラ感、動悸、のどの違和感イガイガ感などを改善します。
体質:血虚 陽虚 陰虚 血瘀 気滞 湿痰 気虚 湿熱
特発性拡張型心筋症による不整脈にお悩みというご相談です。アレルギー性鼻炎があるとのことですが、排便は便秘ほどではないようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。甘草はいずれの処方も含みません。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、皮膚や鼻の粘膜などを潤して炎症を鎮めて、鼻炎や鼻づまりなどを改善して、呼吸がし易い身体にします。
半夏厚朴湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、動悸や不整脈、不安感、息苦しさ、めまいなどを改善します。
体質:湿熱 血虚 陰虚 血瘀 湿痰
めまいと耳鳴りにお悩みというご相談です。かなり回復したようですが、残り1割がまだ改善しないようです。首から後頭部への頭痛と頭重感もあるようです。体質からすると、鼻炎や皮膚炎がそれほど気になる症状ではなくとも、めまいの遠因となっていると予想します。めまいは9割回復していることから、1割の回復阻害要因は、頚部リンパ節炎から耳下腺リンパの炎症が、内耳へ波及していると推察します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と環元清血飲の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、血液とリンパ液の流れを促進して、鼻やのど、耳内の粘膜やリンパ節の炎症を鎮めて、鼻づまりや皮膚の乾燥、痒み、耳内前庭や三半規管の機能を調整します。
環元清血飲は、血行を促進して、肩こりや首筋のコリを緩和して、耳内や小脳への血流を確保して、めまいやふらつきを改善します。
体質:やや湿痰 やや気虚 やや血瘀 やや湿熱
季節の変わり目の咳喘息にお悩みというご相談です。貧血や疲れ目もあるようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、人参養栄湯と麦門冬湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、胃腸の働きを活性化して、体力を高め、免疫機能を調整して、咳やだるさ、貧血、疲れ目などを改善します。
脊柱間狭窄症と変形性膝関節症による膝の痛みにお悩みというご相談です。花粉症があり、鼻がつまりやすいようです。排便は十分ではないようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、薏苡仁湯と防風通聖散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
薏苡仁湯は、関節や筋肉に停滞する老廃物を流して、軟骨や筋肉に新鮮な酸素と栄養分を送り込み、膝などの関節の炎症や痛みを緩和します。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、体内に停滞する余分な水分や脂肪分を排泄して、便秘や肩こり、アレルギー体質などを改善します。体重を減らして、足腰への負担を軽減します。
体質:気滞 血虚 血瘀 湿痰 陽虚 気虚 陰虚
回転性のめまいとのことです。血圧はやや高いようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安緊張感やイライラ感、気力低下、不眠、めまいなどを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやめまい、生理前の不定愁訴、頭痛、不眠などを改善します。
良性頭位性のめまいにお悩みというご相談です。子宮筋腫があり、貧血の傾向があるようです。血圧は正常範囲でやや高めとのことです。お悩みの症状と体質判定の結果から、半夏厚朴湯と苓桂朮甘湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、めまいや吐き気、動悸、肩こりなどを改善します。
苓桂朮甘湯は、胃腸の働きを高めて、内耳の三半規管や前庭の働きを調整して、めまいや頻脈、頭重感などを改善します。
体質:血虚 気滞 陰虚 湿熱 陽虚 血瘀 湿痰 気虚
無月経や便秘、冷え、むくみなどにお悩みというご相談です。体重が減少したことで生理が止まってしまったようです。食事量は戻っているようです。体質判定の結果とご様子から、加味逍遥散と大黄牡丹皮湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進して、冷えやむくみ、排便コントロールなどを改善します。
大黄牡丹皮湯は、子宮卵巣の働きを調整して、生理不順や便秘、冷え、むくみなどを改善します。
過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。体質判定の結果とご様子から、半夏厚朴湯と温経湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、ふらつきめまいや不安感、吐き気、過食などを改善します。
温経湯は、子宮卵巣働きを高めて、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理不順やおりもの、冷え、不眠などを改善します。
体質:陰虚 陽虚 血瘀 血虚
腱鞘炎にお悩みというご相談です。指を使う機会が多い方が腱鞘炎になることが多いのですが、ホルモンの影響が関与する場合もあります。産後や更年期など女性ホルモンが大きく変動する時に、腱鞘炎を発症する方も多くいます。体質判定の結果とご様子から、麻杏薏甘湯と防風通聖散の調合が有効な処方です。なお、防風通聖散は、通導散より下剤としての作用は弱いです。(堀口和彦)
麻杏薏甘湯は、薏苡仁湯に近い処方ですが、水分代謝を促進する作用が高く、関節周囲に停滞する老廃物を流し、関節の炎症や腫れを改善します。むくみを改善する作用もあります。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、体内に停滞する老廃物や脂肪分などを排出し、便秘やむくみ、皮膚の炎症、関節炎などを改善します。
体質:やや陰虚 やや気滞 やや湿痰
小さいイボにお悩みというご相談です。脇の下や目の下と横にも出ているようです。イボの原因は、体内にいるウイルスが増殖して発症します。何らかで感染して、拡がっていったと予想します。ウイルスは、細菌より小さくて弱いのですが、抗生剤などが効き難いため、一度感染して増えると退治し難いのです。このような場合、漢方では新陳代謝を活性化して、免疫抵抗力を高めて、イボのウイルスを退治または減らして行きます。血圧は正常です。では、麻杏薏甘湯が有効な処方です。(堀口和彦)
麻杏薏甘湯は、新陳代謝を活性化して、体内の余分な水分や脂肪分を排出して、免疫抵抗力を高めて、イボを改善します。腰の重だるさや肩こりなどを改善する作用もあります。
体質:陰虚 血瘀 湿痰 血虚
体重が増えて、お腹のまわりにお肉がついて、痩せにくいとのことです。卵巣膿腫や子宮内膜症もあるとのことです。体質判定の結果とご様子から、加味逍遥散と九味檳榔湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進して、肩こりや冷え、排便コントロールなどを改善します。
九味檳榔湯は、新陳代謝を活性化して、体内の余分な水分や脂肪分を排出して、お腹の張りやむくみ、皮膚の痒みなどを改善します。
体質:血虚 気滞 気虚 陽虚 血瘀 湿痰
生理周期が短く、生理時の頭痛やふらつき、動悸などにお悩みというご相談です。冷えや肩こりなどもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が特に高く出ています。脳下垂体からの卵巣と子宮への刺激ホルモンの働きが乱れて、無理に生理が早く来て、身体に負担になっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と温経湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進して、冷えや肩こり、頭痛、動悸、不安感、イライラ感などを改善します。
温経湯は、子宮と卵巣働きを高め、ホルモンの乱れを調整して、生理不順や生理痛、頭痛、おりものなどを改善します。
体質:気滞 気虚 血瘀 陽虚 血虚 湿痰 陰虚
かなり便秘とのことです。排便の頻度は、2~3日に1回で、7日ぐらいの時もあるようです。鼻炎は、朝くしゃみや鼻水が出ることです。お悩みの症状と体質判定の結果から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と桃核承気湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、冷え、不眠などを改善します。
桃核承気湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を排出して、便秘や月経周期、頭痛、冷えなどを改善します。
整形外科での診断では、すべり症があり脊柱管狭窄症とのことです。ご様子から、まだ脊柱管内の腰髄や馬尾神経の圧迫はそれほど強くないようです。神経根症があり、坐骨神経を脊柱管の外で触れているようです。年齢による身長と体重からの理想体重から、10㎏以上オーバーしています。この辺が背骨や腰椎への負担になったいると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、防風通聖散と麻杏薏甘湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、体内に停滞する疲労物質や老廃物を積極的に解毒代謝して、大便や小便から排出します。筋肉や内臓の疲れを軽減して、背骨を支える力を増し、脳脊髄液の流通を維持促進させます。
麻杏薏甘湯は、関節や筋肉の炎症や痛みを軽減して、しびれや神経痛などを改善します。
バネ指と手根管症候群にお悩みというご相談です。胃もたれは、軽い胃炎とのことです。体質判定の結果とご様子から、九味檳榔湯と薏苡仁湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
九味檳榔湯は、水分代謝を活性化して、体内の余分な水分や脂肪分を排出して、むくみやお腹の張り、だるさ、胃腸の炎症、関節の炎症、頭痛などを改善します。
薏苡仁湯は、関節周辺の血液やリンパ液の流れを促進させて、老廃物や疲労物質を流して、関節の炎症や腫れ、痛みを改善します。
時々心臓がドキドキしたり、胸苦しくなったりするようです。食欲なども低下しているようです。体質判定の結果とご様子から、柴胡加竜骨牡蛎湯と茯苓飲の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や胸苦しさ、不安感、気力低下、睡眠の質などを改善します。
茯苓飲は、自律神経の働きを調整して、腹部膨満感や胃部の痞え、ゲップ、食欲不振、胃炎などを改善します。
体質:陰虚 気滞 湿痰 湿熱 気虚 血虚 血瘀 陽虚
体重の増加とだるさ、むくみ、足底痛などにお悩みというご相談です。体質判定の結果とご様子から、九味檳榔湯と防風通聖散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
九味檳榔湯は、水分代謝を活性化して、体内の余分な水分や脂肪分を排出して、むくみやだるさ、お腹の張り、足など関節の痛みなどを改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、体内に停滞する老廃物の解毒を促進して、大小便の排出量を増やし、便秘やむくみ、体重増加、皮膚の痒み、鼻炎などを改善します。
体質:血虚 気虚 気滞 血瘀 陽虚 湿痰
不安で動悸でお悩みということです。また下痢軟便の頻度は高いようです。では、柴胡桂枝乾姜湯と真武湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や不安感、不眠、生理不順などを改善します。
真武湯は、身体を温め新陳代謝を高めて、下痢や動悸、不安感、だるさなどを改善します。
体質:湿痰 気虚 気滞 湿熱 血虚 陽虚
ふわふわめまいやホットフラッシュ、のぼせ、肩こりなどにお悩みというご相談です。血圧は、病院では高くなる傾向があるようです。バセドウ病もあるようですが、甲状腺のホルモン値は現在良いようです。体質判定の結果とご様子から、女神散が有効な処方です。(堀口和彦)
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のばせやめまいふらつき、肩こり、頭痛などを改善します。
気力低下が続いているようです。男性ホルモンのテストステロンは低下していないようです。牛肉や豚肉の脂で下痢するようです。体質判定の結果とご様子から、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安緊張感や気力低下、頭痛、陰萎(インポ)などを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを活性化して、消化吸収力を高め、気力体力を養い、不安感や睡眠の質などを改善します。
ふわふわしためまいにお悩みというご相談です。育児ストレスからパニック障害もあったようです。すでに、色々な漢方薬をお試しです。胃腸が弱いようで、毎回軟便で太れないようです。この辺を改善して、体力をつけていくことが大切のように思います。発汗のご様子から、甲状腺ホルモンは異常なさそうです。体質判定の結果とご様子から、半夏白朮天麻湯が有効な処方です。(堀口和彦)
半夏白朮天麻湯は、胃腸の働きを高めて、リンパ液の流れを促進して、耳内の三半規管や前庭の働きを調整して、めまいやふらつき、頭重感、低血圧を改善します。
パニック障害による予期不安があるようです。また、排便コントロールの乱れや口の乾き、のぼせ、疲労感などがもあるようです。体質判定の結果とご様子から、加味逍遥散と柴胡加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせや不安感、抜け毛、排便コントロールの乱れなどを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安緊張感や気力低下、口の乾き、のぼせ、便秘などを改善します。下剤としての作用は弱いですので、腹痛は起こらないと思います。
逆流性食道炎からの痰にお悩みというご相談です。アレルギーがあり、牡蛎はダメなようです。好酸球性食道炎、またはアレルギーにより食道が炎症を起こしている可能性もあります。半夏厚朴湯の半夏は、のどから食道の刺激になっているようです。体質判定の結果とご様子から、辛夷清肺湯と清肺湯の調合が有効な処方です。いずれの処方も半夏と牡蛎は入っていません。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻や気管、食道などの粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻炎や皮膚炎、食道炎を改善します。
清肺湯は、気管や食道の炎症を鎮めて、痰を改善します。
体質:血虚 気滞 湿痰 血瘀 陰虚 気虚 陽虚 湿熱
肩こりや腰痛、生理不順などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が特に高くなっています。筋肉や子宮などへの酸素と栄養分を供給する血流が不足しているようです。生理の乱れがあることからも、ホルモンと自律神経の働きの乱れが原因しているようです。お仕事はご自分のペースで進まないことが多く、心身ともにお疲れになります。血圧は高めとのことです。体質判定の結果とご様子から、加味逍遥散と当帰四逆加呉茱萸生姜湯の調合が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理の乱れやイライラ感、不眠、肩こり、倦怠感などを改善します。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、血流を促進して、手足先や筋肉への酸素と栄養分の供給を増やして、肩こりや腰痛、頭痛、冷えなどを改善します。
ニキビと生理不順、冷えなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果とご様子から、桂枝茯苓丸料と清上防風湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進して、手足の冷えや生理不順、のぼせ、むくみなどを改善します。
清上防風湯は、顔などに停滞する老廃物を解毒代謝して、ニキビや肌荒れなどを改善します。
体質:湿痰 血虚 陽虚 血瘀 陰虚
いわゆる咳喘息と呼ばれるもののようです。喉から気管の粘膜が荒れて過敏になって咳が出たり、荒れた粘膜から滲出液が出て、痰が出て咳を誘発しています。粘膜をしっかりと修復して、粘膜の過敏さが鎮まれば、咳が出なくなります。そこで、体質判定の結果とご様子から、清肺湯と麻杏甘石湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
清肺湯は、のどや気管の粘膜を修復して、過敏さを鎮めて、咳や痰を緩和します。
麻杏甘石湯は、気管や肺の炎症を鎮めて、連続する激しい咳を改善します。
逆流性食道炎にお悩みというご相談です。不安感や頭痛もあるようです。胸焼けがあるようです。下痢の頻度はさほど多くはないようです。では、体質判定の結果とご様子から、安中散と柴胡桂枝乾姜湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸の分泌を抑えて、胃と食道の粘膜を修復して、胸焼けや胃の不快感、食べ過ぎ時の下痢などを改善します。
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、背中や肩のコリを和らげて、胃腸の蠕動運動を促進させて、消化し易い身体にします。頭痛や不安感、睡眠の質を改善する作用もあります。
期外収縮による動悸にお悩みというご相談です。動悸とともに倒れそうになる不安感やめまいなどもあるようです。血圧は高めだったようですが、現在は正常です。体質判定の結果とご様子から、柴胡加竜骨牡蛎湯が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や不安感、胸苦しさ、イライラ感、不眠などを改善します。
足首のむくみにお悩みというご相談です。足首のむくみやべとべとねっとり感は、アキレス腱炎や後脛骨筋腱炎の影響があると推察します。ランニングフォーム(特に足首と膝の着地時の角度)による足首への負担が多いように予想します。その負担による筋腱の炎症が、むくみやねっとり感を起こしているように思います。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、体質判定の結果とご様子から、薏苡仁湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
薏苡仁湯は、関節周囲に停滞する老廃物や疲労物質を流し、炎症や腫れを改善します。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、身体を温め血行を促進して、手足への筋肉や関節に新鮮な酸素と栄養分を十分に供給して、冷えや筋肉疲労、痛みなどを改善します。
体質:血虚 気滞 湿痰 陽虚 陰虚 血瘀 湿熱 気虚
膝の腫れや痛みは変化がないようです。炎症があって熱感もあるようです。では、越婢加朮湯と九味檳榔湯の調合とします。(堀口和彦)
越婢加朮湯は、水分代謝を活性化して、小便の出を良くして、膝水腫や炎症、痛みなどを改善します。皮膚の炎症や痒みを改善する作用もあります。
九味檳榔湯は、体内に停滞する余分な水分や老廃物を大小便から積極的に排出して、むくみやお腹の張り、便秘気味、膝や腰の腫れ痛み、重だるさなどを改善します。
体質:陰虚 気滞 血瘀 血虚
産後のバネ指にお悩みというご相談です。産後や更年期など女性ホルモンが大きく変動する時に、腱鞘炎を発症する方は多くいます。腱鞘炎は指を動かすワイヤーである腱とそれをガードするワイヤーカバーに相当する腱鞘の間に、老廃物が沈着して、錆び付くようになり、指を動かし難くなったり、腫れ痛みが出たりします。これらのワイヤー周辺の錆びを落とし、老廃物をお掃除をすることが、腱鞘炎の治療方針となります。授乳中とのことですので、芎帰調血飲が有効な処方です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、気と血の巡りを良くして、産後の精神不安や不眠、バネ指などを改善します。
体質:血虚 湿熱 湿痰 気滞
おりものにお悩みというご相談です。細菌はないようですが、黄色く粘る時もあるようです。副鼻腔炎による鼻水や後鼻漏による痰もあるようです。鼻炎などアレルギー体質がある方は、膣内でもアレルギー反応による炎症が起こり、鼻水や痰のようにおりものが分泌される場合があります。全般的にアレルギー体質を改善する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、竜胆瀉肝湯と荊芥連翹湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
竜胆瀉肝湯は、陰部周辺の粘膜の炎症を鎮めて、おりものや痒み、生理痛などを改善します。
荊芥連翹湯は、鼻粘膜の炎症を鎮めて、鼻水や鼻づまり、副鼻腔炎などを改善します。アレルギー体質を改善する作用もあります。
体質:血虚 気滞 陰虚 湿熱
ご相談ありがとうございます。それらの症状や体質判定の結果から、辛夷清肺湯と荊芥連翹湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻やのどの粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻炎やのど渇き、不安感、息苦しさなどを改善します。
荊芥連翹湯は、皮膚や鼻粘膜。眼底などの血流を促進して、酸素と栄養分を十分に送り込み、ニキビや肌荒れ、かぶれ、痒み、鼻炎などを改善します。
体質:やや陰虚 やや血虚 やや血瘀 やや湿痰
めまいから耳鳴りが始まり、聴力は回復したようですが、キーンと言う高音の耳鳴りはまだ続いているようです。頭痛と首肩こりもあるようです。耳鳴りの発生は、鼓膜と耳小骨周辺の湿り気と乾燥度、耳管の開閉状態による中耳の圧力、内耳リンパ液の貯留停滞状態、さらに聴神経の過敏度の4つの要因が関与しています。これらの要因を左右するのが、血圧など血液循環の良否、耳下リンパ節や副鼻腔などの炎症の有無、さらにストレスによる精神状態です。これらの要因が単独で耳鳴りを起こす場合もありますが、これらが絡まりあって耳鳴りを発症しているようです。では、柴胡加竜骨牡蠣湯と通導散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蠣湯は、心身の緊張感を緩和して、首肩のこりを軽減して、耳や鼻への血液やリンパ液の流れを促進して、耳鳴りや鼻づまり、高血圧、狭心症などを改善します。
通導散は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)などを排出して、便秘や肩こり、頭痛、更年期障害などを改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 湿痰 気虚 陽虚 湿熱 血瘀
疲れやすさや気力低下などにお悩みというご相談です。顔から足などのむくみと足の冷えもあるようです。甲状腺ホルモンの影響がありそうです。産後で授乳中ということですので、まずは漢方薬で改善を試みることはお勧めです。体質判定の結果とご様子から、芎帰調血飲と当帰芍薬散の調合が有効な処方です。いずれの処方も授乳中でも服用できます。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、産後のホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラや不安感、気力低下、不眠などを改善します。
当帰芍薬散は、血行を促進して、冷えやむくみを改善します。
体質:湿痰 気虚 気滞 血瘀 陽虚 陰虚 湿熱
EDにお悩みというご相談です。A型肝炎や胆石による胆のう摘出術もされているようです。消化機能の低下が、勃起力の低下に関与していると予想します。胆石による胆嚢摘出も影響あると思いますが、消化機能が乱れると、下腹部に力が入り難くなり、陰部周辺への持続的な血流を確保維持することができ難くなります。これが、勃起力の低下につながっています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、八味地黄丸と補中益気湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
八味地黄丸料は、骨盤内の血流を促進して、陰部への血流を確保して、勃起力を持続する方向へ改善します。
補中益気湯は、胃腸の働きを高めて、だるさや気力低下、頭痛などを改善します。肝機能や下腹部への弱りを改善する作用もあります。
体質:湿熱 陽虚 血虚 気滞 湿痰 血瘀
むくみや冷え、肥満症などにお悩みというご相談です。体質判定の結果とご様子から、体内に余分な水分が停滞して、それが気と血の巡りを悪くして、身体が冷えているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と防風通聖散を調合したものが有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、気血の巡りを促進して、不眠やイライラ不安感、肩こり、手足の冷えなどを改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、血液の流れを促進して、解毒代謝を高め、大便の量を増やし、体重を減らします。鼻水や皮膚の痒みなどを改善する作用もあります。
体質:血虚 気滞 気虚 陽虚 血瘀 湿痰 陰虚 湿熱
ふらつきやめまい、胸の圧迫感、動悸、息苦しさなどにお悩みというご相談です。緊張不安感もあるようです。 不安や緊張感は、自分を守るために生じる自然現象です。人間も動物です。人間も古来より、動物のように外敵に襲われることを長い歴史の中で経験してきました。ですから、予期的な不安や緊張感は、外敵からいち早く自分を守るために、自分に知らせる信号です。動物は、こんな時は一目散に逃げるのですが、人間はそれができません。しかし、アドレナリンなどの神経伝達物質やホルモンが分泌され、身体能力をフル稼働して逃走できるようにスタンバイしてしまうのです。これが、動悸や過呼吸、息苦しさ、手足のしびれなどの症状を発する原因です。まずは、ご自身が感じる不安や緊張感を否定しないことが肝要です。それを否定して、嫌な気持ちになると精神や自律神経がさらに乱れて、悪循環に入ってしまいます。今回は、体質判定の結果とご様子から、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肺や心臓が働き易い身体にして、動悸や息苦しさ、不安緊張感、めまい、ふらつきなどを改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、イライラ感や過呼吸、息苦しさ、手足のしびれ、不眠などを改善します。
体質:やや気滞 やや気虚 やや陰虚 やや陽虚 やや湿痰
循環器の病気があったようですが、治療後も不整脈があり、高血圧もあるようです。若いころに、激しい運動をしていたとお見受けします。また、血圧は高めです。体質判定の結果とご様子から、柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、首肩や背中のコリを弛めて、心臓が働きやすい身体にして、不整脈や動悸、胸の圧迫感、イライラ感、高血圧などを改善します。
体質:やや陰虚 やや気滞 やや気虚 やや血虚
痔と肛門周囲の炎症による便意や出血があるようです。体質判定の結果とご様子から、乙字湯と大黄牡丹皮湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
乙字湯は、肛門周囲の炎症を鎮めて、肛門部の腫れや出血を改善します。大便を柔らかくして排便し易くするする作用もあります。
大黄牡丹皮湯は、大腸から直腸、肛門の炎症や腫れ膿を改善して、痔や便秘、出血などを改善します。
体質:気虚 血虚 湿痰 気滞 陽虚
生理前の過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。そこで、体質判定の結果とご様子から、加味逍遥散と芎帰調血飲の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理前の精神不安や過食、お腹の張りなどを改善します。
芎帰調血飲も、ホルモンと自律神経の働きを調整して、気血の巡りを良くして、冷えや手足のだるさ、目の疲れなどを改善します。
体質:陽虚 気滞 血瘀 血虚
冷え症と低体温、低血圧、むくみなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚が高く出ています。新陳代謝が低下して、血液とリンパ液の流れを停滞させているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、当帰芍薬散と温経湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
当帰芍薬散は、新陳代謝を高めて、身体を温め血行を促進して、むくみや冷え、低血圧などを改善します。
温経湯は、子宮卵巣の働きを高めて、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理不順や冷え、足のほてり、むくみなどを改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 気虚 血瘀 陽虚 湿熱
咳喘息にお悩みというご相談です。喉から気管の粘膜が荒れて過敏になって咳が出たり、荒れた粘膜から滲出液が出て、痰が出て咳を誘発しています。粘膜をしっかりと修復して、粘膜の過敏さが鎮まれば、咳が出なくなります。アレルギーとは、免疫の過剰あるいは過敏によって引き起こされる現象です。風邪を引くと細菌やウイルスを退治するために、免疫力が高まります。その時に、細菌やウイルス以外に自分の粘膜などに反応する抗体もできてしまうのです。これを自己抗体と呼びますが、本来ですとこのような抗体のアウトレット品は排除される仕組みがあるのですが、アレルギー体質の方はこの作用が弱いのです。このような体質を改善していく必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と麦門冬湯の調合が有効な処方です。いずれの処方も眼底への刺激はありません。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻やのど、気管の粘膜を潤して炎症を鎮めて、慢性鼻炎や鼻づまり、気管支炎などを改善します。また、アレルギー体質を改善する作用もあります。
麦門冬湯は、気管と肺を潤して炎症を鎮めて、咳や痰、気管支炎などを改善します。
体質:やや陽虚 やや気虚 やや血虚 やや陰虚 やや気滞
子作りへ向けての中折れや勃起不足にお悩みというご相談です。体質判定の結果とご様子から、精力的な不足があるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、活命参という処方が有効です。(堀口和彦)
体質:血虚 陰虚 湿痰 陽虚 湿熱 気虚 気滞
生理前の過食にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整することと、体質判定の結果から、大黄牡丹皮湯と温経湯の調合が有効です。(堀口和彦)
大黄牡丹皮湯は、ホルモンの働きを調整して、骨盤内に停滞する宿便を解消して、便秘や生理不順、肌荒れ、皮膚の痒み、むくみなどを改善します。
温経湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理前の過食や倦怠感、頭痛、おりものなどを改善します。
体質:血虚 陰虚 気虚 気滞 陽虚 湿熱 血瘀
顎とフェイスラインのニキビにお悩みというご相談です。赤く痛みもあるようです。生理不順もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚が高く出ています。皮膚やお肌への十分な血液とリンパ液の供給がなく、酸素と栄養分が不足して、ニキビ痕が修復できないようです。また、子宮と卵巣にも血流不足で生理不順やおりものが起こっていると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、荊芥連翹湯と温経湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、皮膚や粘膜に停滞する老廃物を解毒して、炎症を鎮めて、ニキビや皮膚の赤み痛みを改善します。鼻づまりなどアレルギー体質や肌荒れを改善する作用もあります。
温経湯は、血を増やして、子宮卵巣の働きを高めて、生理不順やおりもの、皮膚の乾燥、肌荒れ、冷えなどを改善します。
体質:気滞 陽虚 血虚 陰虚 血瘀 気虚
めまいや耳鳴りにお悩みというご相談です。耳鳴りの発生は、鼓膜と耳小骨周辺の湿り気と乾燥度、耳管の開閉状態による中耳の圧力、内耳リンパ液の貯留停滞状態、さらに聴神経の過敏度の4つの要因が関与しています。これらの要因を左右するのが、血圧など血液循環の良否、耳下リンパ節や副鼻腔などの炎症の有無、さらにストレスによる精神状態です。これらの要因が単独で耳鳴りを起こす場合もあります。体質判定の結果とご様子から、加味逍遥散と柴胡加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせやふらつき、めまい、不安感、手の汗などを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、のぼせやめまい、耳鳴り、胸苦しさ、不眠、軽い便秘などを改善します。
体質:血虚 湿熱 湿痰 陰虚 血瘀 陽虚 気滞 気虚
体重の増加があり、高血圧にもなっているようです。防風通聖散を服用したら、さらに血圧が上がったようです。甘草という生薬による反応かもしれません。軽い鼻炎はあるようです。では、体質判定の結果とご様子から、桂枝茯苓丸と大柴胡湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、血行を促進して、肩こりや手足の冷え、子宮内膜症などを改善します。
大柴胡湯は、新陳代謝を活性化して、体内に停滞する老廃物や脂肪などを解毒代謝して、大小便から積極的に排出します。高血圧や不眠、鼻炎、体重増加などを改善する作用もあります。
体質:陰虚 気滞 湿痰 血虚 陽虚 湿熱 血瘀 気虚
不眠と過食、便秘にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。それをバランス良く調整するように漢方薬をお選びします。 過食は、ストレスのはけ口として、経験したことがある方は多いです。過食に対する問題は、食べることに罪悪感をもつことです。嫌な気持ちになると、食欲が抑えこまれて、満足感がなくなり、さらに食べるという悪循環に陥ります。まずは食べ過ぎる自分を責めないことが肝要です。むしろ食べて、ストレス解消をすると考えて、食べ過ぎることを否定しないことです。食べることは、身体に栄養を与えると同時に、心にも栄養を与えているのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、過食やイライラ感、不安感、不眠、痒みなどを改善します。
桃核承気湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、骨盤内に停滞する宿便や古血を排出して、便秘やのぼせ、肩こり、手足の冷えなどを改善します。
体質:陰虚 血虚 血瘀 気虚 陽虚 気滞
不整脈や生理前後の頭痛や胃痛、怠さ、イライラなどにお悩みというご相談です。排便のコントロールも良くないようです。血圧は高めのようです。仕事と育児でストレスと慢性疲労の状態のようです。では、芎帰調血飲と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
芎帰調血飲は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理前後の頭痛やだるさ、イライラ感などを改善します。育児中のストレスを緩和する作用もあります。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不整脈や動悸、不眠、排便コントロールなどを改善します。
体質:気滞 湿痰 湿熱 血瘀
ドライアイによる目の充血痛みがお辛いご相談です。また、喘息とアレルギー性鼻炎もあり、喘息の吸入剤をお使いとのことです。体質判定の結果とご様子から、粘膜の潤いが不足して、ドライアイや頻尿を起こしているようです。ご相談内容を加味した結果、辛夷清肺湯と滋腎明目湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻や気管の粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻炎や鼻づまり、気管支炎、頻尿などを改善します。
滋腎明目湯は、体液を補って、涙やリンパ液を増やし、ドライアイや目の充血痛み、疲れ目などを改善します。
むくみや手足の冷え、寝付きが悪い、痩せ難く生理前に太ることなどにお悩みというご相談です。生理前には、排便が悪くなるとのことです。体質判定の結果とご様子から、加味逍遥散と桂枝茯苓丸の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理前の不調、むくみ、イライラ感、軽い便秘、不眠などを改善します。
桂枝茯苓丸は、血行を促進して、手足の冷えやシミそばかす、肌荒れなどを改善します。
体質:気虚 血瘀
生理周期が短くと妊娠し難いとのことです。下痢はビオフェルミンを服用しないと毎日起こるほどです。お腹の中のものを保持する力が弱い体質のようです。生理が早くくることは、卵胞から卵子を卵管内に十分に保持できないからのようです。また、流産してしまったことも、受精卵を子宮膜に十分に保持できなかったことです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、大建中湯と当帰芍薬散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
大建中湯は、胃腸の働きを高めて、下痢やお腹の張り、お腹の冷え痛みなどを改善します。
当帰芍薬散は、ホルモンと自律神経の働きを高めて、生理不順や不妊、冷え、むくみ、だるさなどを改善します。
体質:やや陽虚 やや血瘀 やや湿痰 やや血虚 やや気滞 やや気虚
めまいにお悩みというご相談です。良性発作性頭位性で、現在も寝起きに回転性めまいや、フラフラ感もあるようです。血圧は問題はなさそうです。では、体質判定の結果とご様子から、真武湯と半夏白朮天麻湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
真武湯は、新陳代謝を高めて、身体を温めてむくみや冷え、フラフラめまいを改善します。不安感やイライラ感を緩和する作用もあります。
半夏白朮天麻湯は、耳内の血液やリンパ液の流れを促進して、内耳前庭や三半規管の働きを調整して、めまいやふらつき、鼻炎などを改善します。
体質:血虚 気滞 陰虚 陽虚
咳喘息にお悩みというご相談です。副鼻腔炎があるようです。また、血圧は低いです。では、辛夷清肺湯と麦門冬湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、のどや鼻、気管の粘膜を潤して炎症を鎮めて、副鼻腔炎や気管支炎を改善します。アレルギー体質を改善する作用もあります。
麦門冬湯は、のどと気管の粘膜を潤して炎症を鎮めて、咳や気管支炎、咳喘息を改善します。低血圧や立ちくらみを改善する作用もあります。
体質:やや湿痰 やや陰虚 やや気滞
咳と痰にお悩みというご相談です。花粉症もあるようです。いわゆる咳喘息と呼ばれるもののようです。喉から気管の粘膜が荒れて過敏になって咳が出たり、荒れた粘膜から滲出液が出て、痰が出て咳を誘発しています。粘膜をしっかりと修復して、粘膜の過敏さが鎮まれば、咳が出なくなります。アレルギーとは、免疫の過剰あるいは過敏によって引き起こされる現象です。風邪を引くと細菌やウイルスを退治するために、免疫力が高まります。その時に、細菌やウイルス以外に自分の粘膜などに反応する抗体もできてしまうのです。これを自己抗体と呼びますが、本来ですとこのような抗体のアウトレット品は排除される仕組みがあるのですが、アレルギー体質の方はこの作用が弱いようです。そこで、体質判定の結果とご様子から、清肺湯と荊芥連翹湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
清肺湯は、のどから気管の粘膜の炎症を鎮めて、荒れや過敏さを軽減して、咳や痰を改善します。
荊芥連翹湯は、のどや鼻、気管の粘膜を潤して炎症を鎮めて、花粉症や喘息などアレルギー体質を改善します。
体質:湿痰 気滞 湿熱 血虚 陰虚
咳と痰にお悩みというご相談です。小学校の頃より喘息気味で花粉症もあるようです。コレステロールが高いようです。では、体質判定の結果とご様子から、小青竜湯と清肺湯の調合が有効な処方です。麦門冬湯と麻杏甘石湯は、併用してもよいです。(堀口和彦)
小青竜湯は、水分代謝を活性化して、体内に停滞する余分な水分や脂肪分を排出して、咳や痰、頭痛、高コレステロールなどを改善します。
風邪後の咳にお悩みというご相談です。いわゆる咳喘息と呼ばれるもののようです。喉から気管の粘膜が荒れて過敏になって咳が出たり、荒れた粘膜から滲出液が出て、痰が出て咳を誘発しています。粘膜をしっかりと修復して、粘膜の過敏さが鎮まれば、咳が出なくなります。アレルギーとは、免疫の過剰あるいは過敏によって引き起こされる現象です。風邪を引くと細菌やウイルスを退治するために、免疫力が高まります。その時に、細菌やウイルス以外に自分の粘膜などに反応する抗体もできてしまうのです。これを自己抗体と呼びますが、本来ですとこのような抗体のアウトレット品は排除される仕組みがあるのですが、アレルギー体質の方はこの作用が弱いようです。 お悩みと体質判定の結果を考慮すると、体質判定の結果とご様子から、清肺湯と麦門冬湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
清肺湯は、気管の炎症を鎮めて、咳と痰を減らします。
麦門冬湯は、気管や声帯、のどなどの粘膜を潤して炎症を鎮めて、気管支炎や喘息などを改善します。
体質:湿痰 陰虚
蓄膿症にお悩みとので、顔の痛みや頭痛、目のかすみ、難聴気味、さらに肩こり、肘痛などもあるようです。現在、うつ病と糖尿病予備軍とのことです。では、体質判定の結果とご様子から、葛根湯加川芎辛夷と荊芥連翹湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
葛根湯加川芎辛夷は、肩こりや頭痛を緩和して、鼻づまりや蓄膿症を改善します。
荊芥連翹湯は、鼻粘膜などの炎症を鎮めて、鼻づまりや副鼻腔炎による顔の痛み、目のかすみなどを改善します。
薄毛や抜け毛にお悩みというご相談です。脱毛は、頭皮への血流が不足して、酸素と栄養分が十分に供給されずに、毛根が育たずに抜けてしまう場合と、頭皮でアレルギー反応が起こり、毛根部に炎症が起こり、抜けてしまう場合があります。多血症気味と肛門周辺の痒みなどから、頭皮への血流不足とアレルギー反応の両方が原因となっているようです。では、治頭瘡一方と荊芥連翹湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
治頭瘡一方は、頭皮の血行を促進して、老廃物を解毒して、毛根周辺に酸素と栄養分を十分に送り込み、アレルギー反応を鎮めて、抜け毛を改善します。
荊芥連翹湯は、皮膚や粘膜、リンパ節などの炎症を鎮めて、皮膚の痒み、目の充血、脱毛、アレルギー体質などを改善します。
体質:気滞 気虚 陽虚 血虚
咳喘息は、喉から気管の粘膜が荒れて過敏になって咳が出たり、荒れた粘膜から滲出液が出て、痰が出て咳を誘発しています。粘膜をしっかりと修復して、粘膜の過敏さが鎮まれば、咳が出なくなります。アレルギーとは、免疫の過剰あるいは過敏によって引き起こされる現象です。風邪を引くと細菌やウイルスを退治するために、免疫力が高まります。その時に、細菌やウイルス以外に自分の粘膜などに反応する抗体もできてしまうのです。これを自己抗体と呼びますが、本来ですとこのような抗体のアウトレット品は排除される仕組みがあるのですが、アレルギー体質の方はこの作用が弱いようです。胃腸の働きと腸内細菌とアレルギーの関係は深いです。胃腸の働きを調整することがまず必要のようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と六君子湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、のどや気管のリンパ節の炎症を鎮めて、咳を改善します。ストレスによるイライラ感や不安緊張感を緩和する作用もあります。
六君子湯は、胃腸の働きを高めて、下痢やお腹の張りを改善します。腸内細菌を調整して腸管免疫を改善する作用もあります。
体質:血瘀 陰虚 血虚 気滞 湿痰
尿管結石にお悩みとのことで、服薬と大量水分摂取で対応中とのことです。大量の水分で尿量を増やして、小便で結石を押し流す方向ですが、腎臓や心臓などへの負担が大きいようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝茯苓丸と六味地黄丸の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸は、血行を促進して、手足の冷えや肩こり、頭痛、むくみなどを改善します。
六味地黄丸は、腎臓の働きを高めて、むくみや結石、皮膚の痒みなどを改善します。
体質:陽虚 気滞 血瘀 血虚 気虚 陰虚 湿痰 湿熱
閉経後の萎縮性膣炎にお悩みというご相談です。ホルモンの影響で膣周辺の粘膜の潤いが減少して、周囲の雑菌に負けて、炎症やおりものが起こります。鼻炎もあります。粘膜のバリア機能を調整する必要もあります。では、体質判定の結果とご様子から、辛夷清肺湯と清心蓮子飲の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻やのどの粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻づまりや鼻炎、目の痒みなどを改善します。
清心蓮子飲は、膣周辺の粘膜を潤して炎症を鎮めて、膣炎やおりもの、頻尿などを改善します。
体質:陽虚 湿痰 気虚 血虚
勃起力が維持しないようです。お相手が十分に濡れて、受入態勢ができていれば、挿入後お相手の陰部がペニスを絞めてくれて、硬さが弱くても、その絞めつけでペニスの硬さを持続できるはずです。セックスは、一人で行うものではありません。お相手をもっと愛撫して快感を味わった上で、挿入していただく必要があります。焦らずにじっくりと行くことです。 バイアグラをご利用とのことですので、漢方薬を根本的な力をじっくりと補っていくことが良いと推察します。それまでは、しばらくバイアグラと併用することをお勧めします。漢方薬では、活命参が有効です。(堀口和彦)
体質:陰虚 気滞 血虚 血瘀 気虚 湿痰
過食や気分の落ち込みなどにお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。体質判定の結果とご様子から、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、気を鎮めてイライラ感や不安感、過食、生理不順などを改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、視床下部を調整して、過食やイライラ感、頭痛、疲れ目などを改善します。
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なぜ体質改善に漢方が適しているのか?8つの体質ごとに改善策を堀口和彦先生に分かりやすく解説してもらいました。
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