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【うち漢方】緊張の漢方薬|光和堂薬局
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12月30日(水)~1月3日(日)は薬局お休みです。メールでのご相談はお受けします。
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体質:気虚 気滞 湿痰 血虚 陰虚 陽虚 血瘀
ご相談者は、イライラ感にお悩みです。感情のコントロールが難しく、無気力になることもあるようです。不安や緊張感は、自分を守るために生じる自然現象で、人間も動物です。人間も古来より、動物のように外敵に襲われることを長い歴史の中で経験してきました。ですから、予期的な不安や緊張感は、外敵からいち早く自分を守るために、自分に知らせる信号です。動物は、こんな時は一目散に逃げるのですが、人間はそれができません。しかし、アドレナリンなどの神経伝達物質やホルモンが分泌され、身体能力をフル稼働して逃走できるようにスタンバイしてしまうのです。これが、イライラや緊張感などの症状を発す原因です。まずは、ご自身が感じるイライラ感安や緊張感を否定しないことが必要です。それを否定して、嫌な気持ちになると精神や自律神経がさらに乱れて、悪循環に入ってしまいます。 体質判定の結果とご様子から、加味逍遥散と抑肝散の調合が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、精神的な安定をつくり、イライラ感や不安感、気力低下、肩こり、ふらつきなどを改善します。
抑肝散
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や感情不安定、不眠、頭重感などを改善します。
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体質:陽虚 気滞 湿痰 陰虚 気虚 湿熱 血瘀 血虚
お祖母様の頻尿や失禁にお困りとのことです。めまいや軽度認知、高血圧などもあるようです。体質判定の結果とご様子から、真武湯と清心蓮子飲の調合が有効な処方です。清心蓮子飲は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、頻尿や冷え、不安感、イライラ感などを改善します。(堀口和彦)
真武湯
真武湯は、新陳代謝を高めて、身体の冷えや頻尿、血圧、排便コントロールなどを改善します。
清心蓮子飲
清心蓮子飲は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、頻尿や冷え、不安感、イライラ感などを改善します。
体質:気滞
体重の増加や肩こり、冷え、しもやけ、睡眠の質などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ていて、血虚がやや高く出ています。便通は良いようですので、まず心身の緊張感を緩和して、血行を促進して、新陳代謝を高めていきたいものです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と当帰芍薬散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや冷え、睡眠の質などを改善します。当帰芍薬散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、むくみや冷え、しもやけ、めまいなどを改善します。
当帰芍薬散
当帰芍薬散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、むくみや冷え、しもやけ、めまいなどを改善します。
体質:気滞 陰虚 血虚 湿熱 気虚 血瘀 陽虚 湿痰
緊張時や暖房内、食事中などに発汗が多いことがお悩みとのことです。上半身と手足の発汗が特に多いようです。体質判定の結果とご様子から、自律神経の働きを調整する必要があります。緊張感を起こさないような身体にするためには、自律神経の働きを自分で多少コントロールできるとよいです。自律神経は、本来自分の意思とは無関係に活動するように出来ています。何かに夢中でも心臓が止まらないは、自律神経が働いているからです。ところが、自律神経の働きが乱れると、自分の意思で調整するのが難しいのです。 過度に緊張する背景には、心身に余裕がなく、自律神経の働きが忙しくて、調節に手間取っているうちに、心臓や血管、皮膚などの器官が勝手に走っていって、発汗を促してしまうのです。感情や理性を司る大脳と自律神経の関係は、親子関係に似ています。大脳が親で、自律神経が子です。厳しくし過ぎても、甘やかし過ぎてもだめです。仲違いしている場合は、じっくりと対話が大切です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ストレス緊張によるのぼせや発汗、イライラ感、不眠、耳鳴り、皮膚の痒みなどを改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、手足の発汗やイライラ感、不安感、ふらつき感などを改善します。
多汗で手のひらと額からの汗が特に多いようです。暑がりで緊張すると発汗は多くなるようです。緊張する背景には、心身に余裕がなく、自律神経の働きが忙しくて、調節に手間取っているうちに、心臓や血管、皮膚などの器官が勝手に走って、身体の熱感を高めて過剰に発汗していると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、のぼせや熱感、発汗、睡眠などを改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、手のひらの汗、不安緊張感、高血圧などを改善します。
体質:血瘀 血虚 陽虚 気虚 湿痰
頭痛にお悩みというご相談です。ロキソニンで蕁麻疹が出てしまったようで、カロナールを現在服用とのことです。頭痛は、緊張型と拡張型の片頭痛の両方が混在しているようです。また花粉症から慢性アレルギー性鼻炎もあるようです。体質判定の結果とご様子から、辛夷清肺湯と半夏白朮天麻湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯
辛夷清肺湯は、鼻粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻炎や副鼻腔炎、頭痛などを改善します。アレルギー体質を改善する作用もあります。
半夏白朮天麻湯
半夏白朮天麻湯は、水分代謝を活性化して、体内に停滞する余分な水分を排出して、頭部のリンパ液の流れを促進して、頭重感や頭痛、悪心嘔吐、低血圧などを改善します。
体質:血虚
息子さんの吃音による不安や緊張感にお悩みというご相談です。これから受験も控えてプレッシャーがかかっているようです。体質判定の結果とご様子から、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安感や緊張感、イライラ感、不眠などを改善します。
加味帰脾湯
加味帰脾湯は、消化吸収力を活性化して、気力体力を高めて、不安感や気力低下、脱毛、睡眠の質などを改善します。
体質:気虚 陽虚 気滞 血虚 湿熱 陰虚
食欲不振と腹部膨腹感、倦怠感、体重減少などにお悩みというご相談です。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動が出来ません。本来、胃腸は蠕動運動で、食べ物を消化することが基本です。ところが、不安緊張感や慢性的な肩こり、背中のコリなどがあると、胃腸も凝ってしまい動けなくなります。すると、胃腸は食べ物を消化するために、胃酸など消化液や酵素を多量に分泌して、食べ物を解かすように消化するのです。その結果、膨満感や胃炎、食欲不振、便秘を引き起こすのです。そこで、体質判定の結果とご様子から、大建中湯と人参養栄湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
大建中湯
大建中湯は、胃腸の蠕動運動を促進して、お腹の膨満感や便秘などを改善します。
人参養栄湯
人参養栄湯は、自律神経の働きを調整して、胃腸の消化吸収力を高め、食欲不振や倦怠感、不安感、不眠、排便コントロールなどを改善します。
体質:血虚 気滞 血瘀 気虚 陽虚 陰虚
ご相談者の体質判定の結果は、血虚と気滞が高く出ています。貧血状態が強く体力が低下している時は、こころにゆとりと余裕がなくなり、緊張や不安感が強くなるものです。漢方薬で体力が回復すれば精神的にも安定してきます。これらのことを考慮した結果、芎帰膠艾湯と十全大補湯を調合した漢方薬が有効です。一般的には、概ね1週間の服用で止血され、その後貧血の改善とホルモンと生理の改善には3か月程度の服用が必要になります。(堀口和彦)
芎帰膠艾湯
芎帰膠艾湯は、止血作用があり、また血を補う作用もあります。
十全大補湯
十全大補湯は、血を補い、貧血からくる動悸やめまい不安感などを和らげます。
体質:血虚 気滞 陰虚
ご相談者の体質判定の結果では、血虚と気滞、さらに陰虚が高く出ています。耳だけでなく全身に栄養を送る血と、鼓膜や内耳などを潤す体液成分(陰分)の双方が不足している状態です。血と陰の双方が耳で不足すると、耳鳴りや難聴になりやすいです。鼓膜から内耳は特に適度な潤いとたくさんの栄養分があって、耳の働きが機能するのです。これら(血液や体液リンパ液)の補給路は鎖骨から首、さらに耳の下を通って耳内(鼓膜や蝸牛管、聴神経など)に繋がっています。耳の下首の部分が詰まった感じがするということは、この補給路が妨害されているということです。気滞もありますので、精神的な緊張やストレスはあるようです。これらのことを考慮した結果、耳内の適度な潤いに桂枝加竜骨牡蛎湯、心身の緊張感に抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を鎮め、肩こりや頭痛などを改善し、イライラ感や不眠を解消します。
抑肝散は、心身の緊張やイライラ感を鎮め、血行を改善して手足を温める作用があります。
体質:やや気滞
風邪の後で、まだリンパ腺や副鼻腔などに炎症があるようでしたら、そちらの炎症を鎮めるような漢方薬を調整することもできます。ただ今回は、ストレスや緊張などで肩がこり耳鳴りが悪化したようなので、その治療を先に行う必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、緊張やイライラ感をとる柴胡加竜骨牡蛎湯と、目の疲れや肩こりに良い釣藤散を調合した漢方薬が有効です。体質判定の結果にもやや気滞が出ていますので、現在の状況を反映しているといえます。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、緊張やイライラ感に有効です。
釣藤散
釣藤散は、目の疲れや肩こりに良いです。
体質:血瘀 陰虚
筋肉の疲労と緊張、姿勢の悪化による神経痛が左背中や肋骨付近の痛みの原因のようです。体質判定の結果にも血瘀が出ていますので、疲労の積み重ねが血行不良と筋肉疲労を起こし、その結果姿勢が悪化して筋肉が神経を圧迫することになってしまったようです。血液の循環を良くして、汚れた血を解毒代謝しきれいにしないと4か月続く痛みは治らないと推察します。まずは、血行を良くする桂枝茯苓丸料と、筋緊張を取り肝臓の解毒を助ける柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。1週間の服用では痛みは取れないかもしれませんが、筋緊張と手足の冷え、イライラ感が減ってくると推察します。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料
桂枝茯苓丸料は、ホルモンの働きを高め血行を良くして、肩こり手足の冷え、生理などを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、筋緊張を取り肝臓の解毒を助けます。
体質:気虚 血虚 陰虚 気滞
筋肉の緊張が心の緊張をもたらし、さらに心の緊張が筋肉と身体の緊張をもたらすという、悪循環に入ってしまっているようです。こんな時は、まず身体の緊張を解きほぐすことからスタートするとよいです。高温多湿のこの時期は、汗をかくことで筋肉が疲労しやすくいこと、さらに身体にも水分が停滞してむくみやすく身体が重くだるくなることが多いです。体質判定の結果である気虚と血虚を改善するため加味帰脾湯が有効です。人参などが含まれ胃腸の働きを高め消化吸収を改善します。遠志や酸棗仁、竜眼肉が血を補い、精神作用を安定化します。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、人参など含まれ胃腸の働きを高め、消化吸収を改善します。遠志や酸棗仁、竜眼肉が血を補い、精神作用を安定化します。
体質:陰虚 血虚 気滞 血瘀 陽虚 湿熱 湿痰
陰虚と血虚の改善に荊芥連翹湯を、気滞と血瘀に桃核承気湯が有効です。配合量を加減してありますので、そんない下剤としての作用は強くありませんが、服用後2~3日は大便の回数が増えるかもしれません。のどから鼻の粘膜を潤すためには、腋の下から頚部リンパ節へのリンパ液の流れ循環が重要です。肩が凝ると思うので、首筋から鎖骨、胸から腋の下あたりもコリ緊張感があると予想します。その場合、リンパ液の流通を阻害していることになり、どうしてものどや声帯、鼻などが乾燥して声枯れを起こします。日ごろ腋の下から胸、鎖骨から首筋までをマッサージしてリンパの流れをよくしていただく必要があります。(堀口和彦)
荊芥連翹湯
荊芥連翹湯は、のどの炎症や扁桃腺炎、鼻づまりに良いです。
桃核承気湯
桃核承気湯は、骨盤内を浄化するお薬で、生理や便通、小便の滞りを解消して、月経や排便排尿をスムーズにします。
体質:血虚 気虚 気滞 湿痰
体質判定の結果、血虚と気虚が高く出ています。まず、胃腸の消化吸収力を高めて、気力を上げ身体に酸素と栄養分を運ぶ血分を増やしていきます。体質判定にある血虚と気滞から改善していく必要があります。すごくお疲れのようですが、神経が疲れ過ぎて高ぶって心身とも緊張が取れない状態のようです。その結果眠れないようです。気が不足もしていますが、気が巡らずに滞っている方が強そうです。この気を巡らす香蘇散と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
香蘇散
香蘇散は、緊張を取り、胃腸の働きを高める作用があります。
抑肝散は、イライラ感を鎮めて熟睡感を少しずつ出してゆく作用があります。
体質:やや陽虚 やや血瘀 やや湿痰 やや気滞 やや血虚 やや湿熱
体質判定の結果にある湿痰を重視して麻杏薏甘湯が有効です。また、痰や鼻水、肩こりや頭痛を考慮して半夏厚朴湯が有効です。痛みで緊張している身体を弛める作用もあります。(堀口和彦)
麻杏薏甘湯
麻杏薏甘湯は、新陳代謝を上げ、足腰の気血のめぐりを良くして、むくみや膝や腰の痛みやだるさを解消します。
半夏厚朴湯
半夏厚朴湯は、鼻炎などアレルギーにもよいですが、のどから胸の緊張感を鎮めます。
体質:やや血瘀 やや気滞
漢方治療では、体質判定の結果にある血瘀と気滞を改善していきます。交通事故など一瞬のことですが、その衝撃は心身ともに大きなインパクトを与えています。その結果、身体中の気が一時停止します。気が止まると、一瞬ですが呼吸や心臓も止まり自律神経が乱れます。近年は脳脊髄液が少量ですが、事故の衝撃で漏れ出すことが後遺症として身体の緊張感やしびれ、凝り感を与えると言われています。この気の停止状態が、漢方でいう気滞です。また、気が滞ることで血液循環も滞り血瘀となります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝茯苓丸料と疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
桂枝茯苓丸料は、血液循環を良くして、気のめぐりを改善します。婦人科の漢方薬として有名ですが、交通事故後のムチ打ち症や打撲、自律神経の調節によいです。
疎経活血湯
疎経活血湯は、血液循環を良くして、筋肉の緊張を和らげ、痛みやしびれを改善します。
体質判定の結果も、気滞がー番高く出ています。その次に、陰虚と血虚が出ています。これは、皮膚や粘膜を潤すリンパ液などの体液と、心身の働きを養う血液が不足していることを示しています。身体の陰分と血分が不足すると、心も潤いがなく余裕もなくなり、不安緊張感や不眠などの精神的な症状が出るようになります。口内や膀胱、大腸などの粘膜が、乾き炎症を起こしやすくなっているようです。土壌が乾燥すると、表面が固くなり、水分を吸いにくくなるのと同じように、水を飲んでもすぐに小便になってしまうのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、大腸を潤し便通を良くする作用もあります。
体質:気虚 陽虚 血虚 血瘀 気滞
不安感や緊張感というのは、誰にでもあるものです。しかし、これに負けてしまうのは、体力に余裕がないからです。胃腸の働き弱く食べ物から十分なエネルギーを吸収できません。さらに、のどや胸部のコリ緊張が気管と肺を開けないので、十分に呼吸ができず酸欠です。まずこれらを改善して、身体に体力的な余裕を作っていきたいものです。体質判定の結果にもあるように、気虚が一番に改善すべきところです。気虚でも胃腸の働きが低下し消化吸収力が低い脾気虚です。低血圧やめまいもこれが原因です。この改善に加味帰脾湯が有効です。温胆湯より胃腸への負担が少ない処方です。さらに息苦しさと胸の圧迫感と気滞の改善に香蘇散が有効です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の働きが低下し消化吸収力が低くなり、低血圧やめまいを引き起こす脾気虚に有効です。温胆湯より胃腸への負担が少ない処方です。
香蘇散は、のど風邪などに使う漢方ですが、紫蘇や香附子が入っており、気の巡らしを良くして気滞を改善し、呼吸を楽にします。
体質:血瘀 湿痰 気滞
緊張型頭痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果にある血瘀と湿痰を改善する必要があります。体内の血と湿(水分)の両方を回転良く循環させるために五積散が有効です。水分代謝を上げて、気と血の巡りを改善して肩こりや頭痛、腰痛などを緩和します。婦人科生理痛やPMSにも良い処方です。(堀口和彦)
五積散
五積散は、水分代謝を上げて、気と血の巡りを改善して、肩こりや頭痛、腰痛などを緩和します。婦人科の生理痛やPMSにも良い処方です。
体質:やや気滞 やや気虚 やや湿痰
体質判定の結果は、気滞と気虚がやや高く出ています。気の滞りと不足が合わさっていて、気の循環が悪いとのことです。身体の緊張が、肩や背中を強張らせて心臓に負担をかけて血液循環を悪くさせ、脳への血液供給が十分ではないようです。これが立ちくらみや思考停止状態を起こしていると予想します。さらに、身体の緊張は深い大きな呼吸ができず、身体の酸欠状態も引き起こします。これがイライラや疲れが取れない感をもたらしていると推察します。漢方薬は、まず身体の緊張感を緩める香蘇散とイライラ感を鎮める抑肝散が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、のどから肺のリンパ液の流れを良くして、のどから胸付近の緊張を取ります。
体質:湿熱 陰虚 湿痰 気滞
頚椎のヘルニアによるしびれにお悩みというご相談です。体質判定の結果では、湿熱と湿痰が高く出ています。これは体内で余分な水分が停滞して、それが気血の巡りを悪くして、筋肉の緊張感や痛みしびれを助長しているようです。そこでこの余分な水分を動かし、排出することが必要です。胃腸の働きを高めながら、余分な水分を代謝して神経や筋肉の痛みを緩和する五積散が有効です。水分代謝が上がることで、鼻の症状も改善してくると推察します。首を冷やさないように注意していただく必要があります。今年の夏は暑く、発汗量が多かったと推察します。頭部の汗は、首を伝わり、その汗が首の筋肉を冷房などで冷やし、固まっていきます。これを繰り返したことで、首の筋肉が硬直化し、ヘルニアの悪化要因になったと予想します。発汗後はハンカチやタオルで首の汗をよく拭いて、首を冷やさないようにしていただく必要があります。抑肝散を加えたものが有効です。(堀口和彦)
五積散は、新陳代謝を高めて、余分な水分を排出します。腰のだるさやむくみの解消に良いです。
体質:気滞 血虚 陰虚
ストレスによるイライラ感や熟睡感がないことにお悩みというご相談です。不規則な生活パターンは、リズムを崩しやすく、自律神経の働きを乱しやすいです。体質判定の結果から、まず気滞を改善する必要があります。身体の緊張感を取り気力を上げる香蘇散と、イライラ感を鎮め熟睡感を高める抑肝散が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、身体の緊張感を取り、気力を上げてくれます。
抑肝散は、イライラ感を鎮め熟睡感を高めてくれます。
体質:血虚 気滞
気管支炎にお悩みというご相談です。体質判定の結果は、気滞と血虚が高く出ています。肩こりやイライラ感などがあり、さらに咳が出ることで、身体(特に背中や胸)がコリ緊張しているのだと推察します。咳が頻繁に出ることは体力を使い、筋緊張を引き起こし、気管と肺が開けずに、深い大きな呼吸ができなくなるという、悪循環に陥ります。そのために腹式呼吸は大切です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、気滞を改善し気管の炎症を鎮める神秘湯と、気管の潤しながら炎症を緩和し咳や痰を去る清肺湯が有効です。生活習慣の改善もこれを機会にやっていきたいものです。(堀口和彦)
神秘湯
神秘湯は、気滞を改善し気管の炎症を鎮めます。
清肺湯
清肺湯は、気管の潤しながら炎症を緩和し、咳や痰をとります。
体質:気虚 気滞 陰虚
体質判定の結果を拝見すると、気虚と気滞が一番高く、陰虚がそれに次いでいます。気が停滞しているところと不足しているところがあります。頭の方には気が多く、その結果イライラしやすく、熟睡感がなく肩が凝り緊張感が常にあるようです。お腹から下半身は気が不足気味ですので、下痢しやすく、生理での排卵や出血に異常をきたしているようです。小便が少ないのも腎膀胱の気(エネルギー)力が足りないからです。これらを改善するには柴胡桂枝乾姜湯が有効です。排尿をすっきりさせるためこれに清心蓮子飲が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、自律神経の働きを調整して、冷えや肩こり、不眠などを緩和します。
清心蓮子飲は、排尿をすっきりさせる作用があります。
体質:気滞 湿痰
のぼせ緊張にお悩みというご相談です。体質判定の結果でも、気滞が一番高く出ています。気が頭部に停滞して、熱を持ち、のぼせ感を起こしているようです。気が上衝すると消化物が下に下りていく働きを阻害して、便通が悪くなります。また、頭部に気が集中してしまうので、手足末端は気が不足して手足の冷えやしびれなどを感じることもあります。これらの改善に柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、気と血のめぐりを良くします。イライラや不安感などを鎮め、熟睡感を高めます。
体質:血虚 気滞 陰虚 湿熱 血瘀 気虚 陽虚
頭痛にお悩みというご相談です。群発頭痛はお辛いかと存じます。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く出ています。片頭痛や群発頭痛は痛みが激しいので、身体の緊張強張り感が非常に強いと推察します。加味帰脾湯と香蘇散の組み合わせで、まず心身の緊張を解していきます。片頭痛は、三叉神経が血管と筋肉の間に挟まれて発症します。お仕事などで緊張している時は、神経、血管、筋肉が硬くなっていますが、仕事が終わってホットして気を抜いた時に、先に血管だけが緩んで拡張します。普通は、筋肉も緩んで神経が逃げられるのですが、血管だけが緩み神経を筋肉に挟み込むのです。この結果、痛みが発症するのです。緊張からリラックスへ移行するときは、ゆっくりと気を抜くように注意していただく必要があります。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、消化吸収の働きを高め、血を増やし酸素と栄養分を頭部に十分供給します。
香蘇散は、鼻やのどリンパの炎症を鎮め、肩や首筋の緊張感をとり頭痛を緩和します。
体質:気滞 血虚 気虚 陽虚 陰虚
多汗などにお悩みというご相談です。だれでも緊張すると手に汗握るのですが、全身的に汗が多いようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞が1番高く、他に血虚や陰虚などが上がっています。鼻の症状もあるようで、どうやら心を潤す水分と血分が不足しているようです。身体的に余裕がないと、精神的な心にも余裕がなくなります。精神的な余裕がないとすぐ緊張しさらに緊張が持続してしまいます。まず身体に血分と水分を補い、心身ともに余裕を作ることが必要です。そのために香蘇散と抑肝散が有効です。この処方は鼻炎など鼻の症状にもよいです。(堀口和彦)
体質:血虚 陽虚 気滞 陰虚
肺気腫にお悩みというご相談です。肺胞がダメージを受けて、空気中の酸素を血液中に浸透させにくくなる状態です。禁煙はなんとしても頑張っていただく必要があります。肺胞を守らなくてはならないのですから・・。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚、気滞などが高く出ています。血虚は、酸素を含んだ良い血が身体中に行き渡らず不足している状態を示しています。気滞は、心身の緊張を示し、肩こりやイライラ感などで深呼吸ができにくいことを示しています。元気な肺胞が少なくなっていますので、とにかくたくさんと酸素を肺へ送り込まないとなりません。そのために、心身の緊張を取る抑肝散と、肺胞を守り栄養を送り込む人参養栄湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、胃腸の働きを高め消化吸収を活性化して、気を補い元気を出します。
体質:気滞 血虚 陰虚 血瘀 気虚
緊張による動悸やのぼせなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞や血虚、陰虚が高く出ています。精神的な緊張感が、上半身に気を停滞させて、のぼせや動悸、不安感を引き起こしているようです。気は元気の気で、人間にとってのエネルギーです。この生命エネルギーがないと、人間は動くことも考えることもできません。この気は、電気と同様に常に移動し循環しなければならないのですが、上半身に気が停滞し、熱となりのぼせや動悸などを引き起こしているようです。緊張してもそれに過剰に反応しない身体を作っていきたいものです。体質判定の結果やご様子から、血虚と陰虚の体質を改善していきます。血分や陰分(体液やリンパ液)が不足すると、心身に余裕がなくなり、ちょっとしてストレスに反応してしまいます。心に潤いがないと、精神的にギスギスしてくるのです。これを改善するために柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、緊張からくる動悸やのぼせ頭痛などを緩和して、便通を良くする作用もあります。
抑肝散は、心身の緊張を取り、肩こりやイライラ、不安感を和らげます。
体質:血虚 気滞 血瘀 陽虚 陰虚 気虚
上半身の多汗などにお悩みというご相談です。精神的な緊張が発汗させているようですが、頭や顔が特に多いとのことは、ホルモンによる影響が大きいでしょう。お悩みの多汗は、ホルモンとの関係が強いです。血虚の影響です。酸素や栄養分を供給する血が不足すると、ホルモンや自律神経の働きが上手く伝達されなくなります。さらに血液は、脳や内臓の働きを応援しながら、冷却する作用もあります。機械がフル稼働すると熱を発すように、人間の脳や内臓もフル稼働すると熱くなるのです。血液は、このような余熱を冷却する作用もあるのです。血虚体質の方は、身体に熱を持つと、冷めにくいのです。ですから多汗快方へは血虚の改善は必須です。それと気滞を改善していくことも必要です。緊張感やイライラ感を少しでも軽減することです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張を緩和して、肩のコリやイライラ感などを鎮めます。
女神散
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、頭部の熱感やのぼせなどを改善します。
コリン性蕁麻疹にお悩みというご相談です。寒さが本格化して、空気が乾燥してくるこれからの時期は悪化しやすい季節です。頚肩など筋肉の痛みが強いようですので、そのあたりも改善していきます。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く出ています。心身の緊張感や不快感が、気の停滞を起こしていると推察します。まずは気の巡りを改善することからスタートします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、コリン性蕁麻疹によいという報告もあります。紫蘇が入っており、アレルギー反応や精神的な不穏感を鎮める作用もあります。
抑肝散は心身の緊張を緩め、筋肉の痛みやコリを改善します。
体質:血虚 血瘀 陽虚 陰虚 気滞
逆流性食道炎にお悩みというご相談です。食道から胃の粘膜が完全に修復される前に、また胃酸にさらされて完治しないようです。胃は本来、蠕動運動することで消化したいのですが、腹部や背部の緊張で胃袋が動けなくなると、胃酸を多く出して、食べ物を消化せざるを得ません。このような状態が続くと、胃や食道の粘膜は胃酸にさらされる時間が長くなり、胃炎や食道炎を発症します。心身の緊張を緩めて、胃の蠕動運動がスムーズにできるようにする必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
安中散
安中散は、胃散を中和し胃や食道粘膜を修復します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張を解き解して、肩こりや背中、胸部の張りを緩めて、胃や食道などの内臓の働きをスムーズにします。多少の鎮静作用もあり、不眠や不安感の解消の作用もあります。
体質:やや血虚 やや気滞 やや血瘀 やや湿熱 やや湿痰
更年期による不眠や無気力、不安感などにお悩みというご相談です。更年期は、女性にとってホルモンが大きく変動する時期ですので、閉経前後に多少の体調の変化はあって当然です。でも、更年期障害が重く辛い方は、ほとんどがそれまでの生活に無理をして、自分の心や体を見つめる時が無く、大事にする余裕がなかった方がほとんどです。今は心身ともに休息の時かもしれません。睡眠は、眠ろう眠ろうと思えば思うほど、眠れなくなるものです。肩の力を抜いて、身体の緊張感を弛めることから始めるとよいでしょう。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚、血瘀がやや出ています。気滞は、気が停滞して巡らない状態です。気力が出ないようですが、決して元気が不足している分けではありません。停滞している気を巡らせば、気力はでます。血虚と血瘀は、血液の循環が悪く、酸素と栄養分を運ぶ血が、不足しているところと、停滞しているところが、混在していることを示しています。これは、更年期によるホルモンと自律神経の働きが乱れることによります。これらを漢方薬で改善することは可能です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張を緩和して、不安感や緊張感を鎮めます。
抑肝散は、抑圧された心身の緊張を解放して、気分をすっきりさせ、気の停滞を上手に巡らし、気力を高めます。
体質:血瘀 湿痰 気滞 陽虚 気虚 血虚 湿熱
痰と呼吸困難、胃酸の上昇でお悩みとのことです。痰は、胃酸の上昇で食道付近から口内まで上がってくることになります。病院では逆流性食道炎などと言われたとのことです。アレルギー性鼻炎や気管支炎、花粉症などは内容ですので、大量の胃酸が悪さをしている可能性が高いです。それが下へ行くと、下痢になることもあります。胃は本来蠕動運動で食べ物を消化したいのですが、心身の緊張により胃袋も緊張して硬くなり蠕動できないと、仕方なく胃酸を多く出して、食べ物を溶かし消化しようとするのです。これが多くの方が苦しんでいる逆流性食道炎の原因です。タケプロンなど胃酸分泌を抑える薬で良くなればいいのですが、胃が蠕動できるようにゆったりとさせることが必要なケースが多いです。このような場合、漢方はたいへん有効です。副鼻腔炎もあるとのことです。後鼻漏となり、痰が出るとのことです。胃の働きを調整して、さらに鼻粘膜の炎症を取るような漢方薬を使えば、改善へ向けられそうです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と苓甘姜味辛夏仁湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張を緩め、胃腸の緊張を緩和し蠕動運動しやすくします。不安感や肩こり、背中や胸の緊張感も緩和し、腹圧を下げ、息を吸いやすい身体にします。
苓甘姜味辛夏仁湯
苓甘姜味辛夏仁湯は、湿痰を改善する作用があり、痰を減らし、咳を止め、呼吸を楽にします。後鼻漏による痰にもよいです。
体質:中庸
副鼻腔炎による鼻づまりと臭覚障害にお悩みというご相談です。判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、血虚、気虚がそれに続きます。感覚器の感度は高めるには、集中力が必要です。聞く、嗅ぐ、見るなどいずれも、受動的に情報が入ってくるのが本来自然(当然)です。しかし、視力が低下したり、聴力が低下したり、すると一所懸命に意識を集中しないと見えなかったり、聞こえなかったりします。鼻は、長年の鼻粘膜の炎症と充血で、臭覚センサーがダメージを受けている可能性が高いです。しかし、鼻の炎症や充血を適確に取り除き、臭覚センサー周辺の鼻粘膜を修復して、さらに臭いを嗅ぐリハビリをしていけば回復すると推測します。漢方的な治療の方向としては、まず自律神経の働きを調整して、心身の緊張感を取り、全身の血液やリンパ液の循環を改善することです。鼻周辺には、炎症による汚れた悪い血やリンパ液が停滞していると推察します。これらが除去されないと、新鮮な血液やリンパ液が巡らず、鼻粘膜修復のために必要な酸素や栄養分が供給されません。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、不安感やイライラ感など気滞の改善に香蘇散と抑肝散を調合します。もう一包を柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、のどから首のリンパ液に流れを良くして、鼻や副鼻腔、咽喉部分を潤し炎症を鎮めます。
抑肝散は、心身の緊張を取り、不安やイライラ感を鎮めます。
柴胡桂枝乾姜湯は、鼻水や痰を減らし、頭部の炎症を鎮め、血行を改善して、鼻粘膜の味覚センサーの働きを回復します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高め消化吸収を促進して、気力体力を付け、精神的な安定を図ります。
体質:気滞 血虚 陽虚 血瘀 湿痰 気虚 陰虚
脊椎関節炎と線維筋痛症による痛みなどにお悩みというご相談です。正直申し上げて痛みを完全に取るのは難しいです。ただし、激しい痛みによる不安感や動悸、息切れなどの改善は可能です。胃粘膜のことを考慮して甘麦大棗湯を候補に挙げます。この処方は、不安感と心身の緊張感、どうしようもない心身の焦燥感を緩和します。甘草と小麦、大棗の3種類の生薬だけで構成されています。さらに、紅参と鹿茸からなる霊鹿参という処方もお勧めです。(堀口和彦)
甘麦大棗湯
甘麦大棗湯は、不安感と心身の緊張感、どうしようもない心身の焦燥感を緩和します。甘草と小麦、大棗の3種類の生薬だけで構成されています。
霊鹿参
霊鹿参は、副腎に働きかけて、ホルモンや免疫機能を調整する作用と、関節周囲の結合組織や骨を丈夫にする作用もあります。
体質:血虚 血瘀 気滞 陰虚 湿痰 陽虚 湿熱
月経過多にお悩みのようです。生理周期による女性ホルモンの変動は、他のホルモンや自律神経の働きを乱すことがあります。全てのホルモンと自律神経の働きをコントロールしている中枢は、眼の奥にある視床下部および脳下垂体というところで行なわれています。眼の疲れや後頭部から首筋のコリが強いと、どうしてもこれら視床下部や脳下垂体の働きが乱れやすくなります。眼の疲れがあるようで、このような状態であることが予想されます。パソコンなどを使う時間が長いことも考えられます。漢方では、これらの働きを正常に戻し、心身の緊張感を取り、イライラ感を鎮めて、過食を抑えることができます。体質判定の結果を拝見すると、血虚と血瘀が高く出ています。出血が多いことで、貧血ぎみとなり、血虚となっていますが、血瘀の体質もあります。これは、体内に余分な汚れた血が停滞していることを示します。骨盤内に、古血が滞っているようです。骨盤内を解毒代謝しながら、月経過多や貧血を改善していくことが必要です。そのために、芎帰膠艾湯と温経湯が有効です。(堀口和彦)
温経湯
温経湯は、血を補い、子宮卵巣の働きを調整します。生理前の肩こりや頭痛などの改善にもよいです。
体質:やや気滞 やや湿熱 やや湿痰 やや血虚 やや陰虚
ヘルニアによる腰痛にお悩みというご相談です。その腰痛は、肩や背中腰の筋肉が慢性的に緊張して硬くなり、背骨腰椎などの自由度を奪い、その結果ヘルニアがなかなか戻らない状況が続いているのでしょう。まずは、首肩背中腰の筋肉を弛めましょう。そのために葛根湯と大柴胡湯を組みましょう。(堀口和彦)
葛根湯
葛根湯は、風邪薬として有名ですが、筋肉の緊張を緩めるには最適です。
大柴胡湯
大柴胡湯は、解毒代謝を高め血中の疲労物質を浄化して血行を改善します。胃腸の働きを高め排便をよくする作用もあります。
体質:血虚 気滞 血瘀
気管支喘息のお悩みとのことです。咳や痰は現在なく、息苦しさや胸の圧迫感、肩こりなどはあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、血瘀が高く出ています。肩こりや息苦しさなどは、気滞の要因です。また、アレルギー的な要因が、血虚と血瘀に現れています。気滞は、心身の緊張感から生じます。漢方でこれらの改善は可能です。アレルギーの体質改善ももちろん可能ですが、食生活などの改善も含めやや時間を要します。血瘀があるので、体内血液を解毒して代謝を上げ、きれいにする必要があります。大小便の排出を活性化することからスタートします。汗が多いのは、気滞によるものと、湿熱の要因もあるようです。アレルギー体質は、体内で炎症が起こり易く、さらにその炎症がなかなか引かないのが特徴です。気管肺を中心に、常に炎症がある状態と推察します。老廃物が多いとどうしても体内の炎症は鎮まりません。そこで、まずは解毒代謝を活性化します。防風通聖散がまずお勧めです。さらに柴胡加竜骨牡蛎湯を併用するとよいです。(堀口和彦)
防風通聖散
防風通聖散は、体内の炎症を鎮める作用と、新陳代謝を活性化する作用があります。体内の毒素を排出します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張を緩め、肩こりや頭痛、不眠などを改善します。
体質:血虚 血瘀 気虚 陽虚 陰虚 気滞 湿熱 湿痰
更年期障害にお悩みというご相談です。更年期には、ホルモンが大きく変動し、その影響で自律神経も変動します。大脳の下にある視床下部と脳下垂体は、隣接しており、視床下部は自律神経の、脳下垂体はホルモンのコントロールセンターです。隣接しているので、お互いに関係が深いのです。血圧の上昇や肩こり頭痛、掌の汗や緊張感などは、ホルモン変動から自律神経の影響です。これの改善に、抑肝散などが有効です。耳鳴りを緩和する香蘇散や柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
抑肝散は、血圧の上昇や肩こり頭痛、掌の汗や緊張感などは、ホルモン変動から自律神経の影響であり、これの改善に有効です。
不安や焦燥感にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、いずれも気滞が高く出ています。陽虚や陰虚、湿痰もやや出ています。これらから推測すると、心(こころ)の潤いの無さが原因のようです。陰虚は体液やリンパ液、神経伝達物質が不足していることを示しています。湿痰は、逆にこれらの成分が余っていることを示します。現在は、神経伝達物質の分泌が不安定なのでしょう。この不安定さを自律神経でなんとかカバーしているのが現状と予想します。この自律神経の乱れが、気滞になっています。陽虚は、ホルモンの働きの低下を示します。これらをバランスよく改善するように、漢方処方を調整する必要があります。柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効です。まずは心身の緊張感を取ることです。そして、心の余裕を少しずつ増やして行くことです。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心を潤して、熟睡感を増します。
抑肝散は、心身の緊張感を取り、不安感を和らげます。
体質:気滞 血瘀
肩こりやイライラ感、肥満にお悩みというご相談です。冷えも強いようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血瘀が高く出ています。心身の緊張感が強く、肩などの筋肉が強張り、血行を阻害して、新陳代謝を低下させていることが現在の症状の原因のようです。心身の緊張感は、自律神経とホルモンの働きを乱します。その結果、イライラ感や生理周期の乱れなどを引き起こします。漢方では、まず心身の緊張感を鎮める抑肝散が有効です。体重を減らすには、食事量を減らすか、排便量を増やす必要があります。または、運動量を増やす方法もあります。漢方で、排便量を増やすこともできます。服用後2~3日は排便回数が多くなる可能性がありますが、その後は量が増えて、回数は徐々に落ち着くと推察します。今回は、加えて通導散と女神散が有効です。なお、お仕事などで、すぐにトイレに行けない状況でしたら、排便作用を緩くした処方に変えることも可能です。(堀口和彦)
抑肝散は、気を巡らして、イライラ感や不安感を緩和する作用があります。
通導散
通導散は、骨盤内に停滞している古血(瘀血)や宿便などを通じ導き出す作用があります。排便量を増やし、子宮卵巣の働きを調整して生理不順などを改善します。
女神散は、心身の緊張感を解し、肩こりやのぼせ、イライラ感などを改善します。
体質:気虚 気滞 血瘀 血虚 湿痰 湿熱
動悸や下痢、ストレスなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚と気滞、血瘀と血虚、湿痰と湿熱がそれぞれ高く出ています。気と血と水の三者の働きが失調していることを示しています。気は、精神的な抑圧や緊張があることを示します。血は、血が不足して酸欠や栄養不足な部位と、汚れた悪い血が停滞していることを示します。水は、余分な水分が鼻や大腸などに停滞している部位と、潤いが不足している部位があるようです。そこでお悩みと体質判定の結果を考慮すると、動悸を鎮めることと動悸の予防を主眼にした苓桂朮甘湯と六君子湯の調合が有効です。(堀口和彦)
苓桂朮甘湯
苓桂朮甘湯は、ストレスなどで胃腸の働きが低下して、みぞおち付近から動悸がしてくるタイプの方に最適です。
六君子湯
六君子湯は、体内の水分代謝を高めて、余分な水分を小便に出して、下痢など胃腸のトラブルを改善します。
体質:血虚 気虚 気滞 陽虚
頚椎ヘルニアによる手のしびれにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、気虚が高く出ています。気が不足したり、または気が停滞して、心身の緊張を起こし、首や肩の筋肉を硬くして、椎間板のヘルニアとなったと予想します。その結果、筋肉とヘルニアとなった椎間板に神経が挟まり、神経痛やしびれを発症していると推察します。まず、心身の緊張感を緩める抑肝散が有効です。また、血行を改善して、首や肩のコリ緊張感を取りしびれの改善に疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
抑肝散は、心身の緊張を緩和して、首や肩の筋肉凝りを緩めます。
香蘇散は、のどから首の炎症や緊張を取り、さらに気を巡らして、気分を高めたり、消化を促進させお腹の張りを改善します。
疎経活血湯は、血行を改善して、首や肩のコリ緊張感を取り、しびれを改善します。
体質:陽虚
中折れなど精力の弱さにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚のみが出ており、他の要素は問題なさそうです。陽虚は、身体を温めたり精力を高めたりするホルモンの働きが低下していることを示します。性欲もあり、不安や緊張感などもないようですので、陽虚を改善することに専念します。それには、鹿茸というシカの幼角が配合された活命参という処方がよいです。鹿茸は、男性ホルモン作用があり、身体を温め疲労回復などの作用もあります。その他、紅参や菟絲子、枸杞子など滋養強壮の生薬も入っています。(堀口和彦)
活命参
活命参は、夜に1包ずつ服用してください。朝の立ち具合が変わってくると思います。
体質:気虚 血虚 気滞 血瘀 陰虚 湿痰 湿熱 陽虚
背中や腰など全身の痛みにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚や血虚、気滞を始め多くの結果が出ています。パキシルも服用されていることから、心身の緊張が筋肉を硬くして、さらに血管を細くして、血行が阻害され、背中や腰など全身に痛みが生じていると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、抑肝散と香蘇散が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、首筋や肩こりを解消し、鼻やのどをスッキリさせる作用があります。
体質:血虚 陰虚 気滞 湿熱
男性更年期障害にお悩みというご相談です。うつや不安感、イライラ感、不眠などがあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚や陰虚、気滞、湿熱が高く出ています。心身の潤い不足で、心も身体もカサカサしているようです。また、特に頭部への酸素と栄養分を供給する血が不足しているようです。頭痛はこのためだと推察します。血行が悪いことと心身の緊張から、気の巡りも悪くなり、精神的に不安定になっています。EDも心理的な要因もあります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効です。さらに、活命参が有効な処方になります。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張を取り、不眠や不安感を改善します。頭痛や腰背部痛にもよいです。
抑肝散は、心身の緊張感を鎮め、イライラや不安感を改善します。心身の緊張感が取れて、リラックスできるようになれば、EDも改善してくれます、。
活命参は、鹿の幼角である鹿茸と紅参が配合され、男性ホルモン作用と陰部への血行を持続的に巡らす作用があります。
疲れやすいことや、朝すっきり起きられない、不安感、緊張による汗、痔などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚、陰虚が高く出ています。心身を潤す血液や体液などが不足しており、それが精神的な焦燥感をもたらし、心に余裕がなくなり、緊張や不安感を引き起こしていると予想します。まず、血虚と陰虚を漢方で改善していく必要があります。漢方薬は、加味逍遥散と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
加味逍遥散は、血虚の体質で疲れやすく、手足や頭がほてり発汗するタイプに良いです。下剤は入っていませんが、便通を促進する作用もあります。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、肩こり頭痛を改善し、イライラや不安感を鎮めます。
体質:気虚 陽虚 気滞 湿熱 血虚 湿痰 血瘀
冠攣縮性狭心症にお悩みというご相談です。冠攣縮性狭心症や微小血管狭心症は、自律神経の乱れが原因です。それを引き起こすものに、喫煙や飲酒、女性の場合は閉経などがあります。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陽虚、気虚、湿熱、血虚、湿痰、血瘀と多くが出ています。これらを改善していき、自律神経やホルモンの働きを調整する必要があります。現在の辛い症状は、左腕の痛みです。ずっと痛いとのことですので、確かに頚椎などによる神経痛の可能性もあります。狭心発作は、冠動脈の攣縮が原因で、血管が詰まっているのではないですから、心配は要りません。冠攣縮性狭心症は、苦しく嫌な気分になると思いますが、心筋梗塞のように物理的に冠動脈が詰まり塞がっている訳ではありません。一時的に辛いと思いますが、血管の攣縮が収まれば、必ず血管は開き血液は流れます。狭心時に、怖くなり不安に思い、身体が強張り緊張することが、むしろ冠動脈の攣縮解除の阻害要因になっているかもしれません。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散、防風通聖散が有効です。(堀口和彦)
産後ストレスと抑うつ感にお悩みというご相談です。出産前後は、ホルモンの働きが劇的に変動します。ホルモンの中枢は脳下垂体にあります。ここから、女性ホルモンや催乳ホルモンなどを刺激するホルモンが出て、子宮卵巣や乳腺などの働きを調整します。脳下垂体は、視床下部の下にあり、大脳の下で眼球の奥にあります。産前産後は、目を疲れさせないように、読書やパソコン、スマホなど細かい字を長時間見るのは控える必要があります。脳下垂体の働きを阻害します。視床下部は、自律神経の中枢であり、内臓など働きの他、心身の緊張などと深い関係があります。体質判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ています。ホルモンと自律神経の乱れが原因で、心身に余裕がなく、産後に忙しさやストレスに対応してきれないのだと推察します。漢方薬は、柴胡加竜骨牡蛎湯や抑肝散が有効です。これらは授乳中でも服用できます。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感から、肩など身体が強ばり、イライラや不安感が増強されるのを改善します。自律神経の働きを調整して便通を良くする作用もあります。
抑肝散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラや不安感を緩和します。
体質:気滞 湿熱 血瘀 湿痰 陰虚 気虚 陽虚 血虚
体重コントロールとだるさ、むくみ、肩こりなどにお悩みというご相談です。女性ホルモンと食欲が深い関係があります。またストレスのはけ口として、過食や拒食傾向が現れることがあります。「ストレス食い」や「自棄食い」などです。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、湿熱、湿痰、血瘀がそれに次いでいます。これら総合すると、ストレスや緊張など精神的な面と、生理など女性ホルモン的な面の両面が、体重コントロールの悪さに関与しているようです。排便は毎日あるけど、すっきりしないことと、食べた量に対して十分に出ていない感じがします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と通導散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、気滞を改善する漢方で、心身の緊張感を緩和して、肩こりやイライラ感を改善します。自律神経の働きを調整する作用もあります。
通導散は、女性ホルモンの働きを調整し、骨盤内の停滞物を通じ導き出す作用があり、大腸の他、子宮内を浄化する作用もあります。さらに、膀胱にも働き小便もスッキリさせます。
体質:気滞 湿熱
あせもにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿熱と気滞が高く出ています。湿熱は、体内に余分な水分が停滞して、それが熱を帯びて皮膚や鼻など粘膜を炎症させている状態です。気滞は、ストレスや心身の緊張から、気が停滞して、イライラやかゆみなどを起こします。漢方では、解毒代謝を高めて、停滞している湿や気を巡らすことで、あせもなどのアレルギー体質を根本から改善することができます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、越婢加朮湯と防風通聖散が有効です。(堀口和彦)
越婢加朮湯
越婢加朮湯は、発汗を調整して、あせもや湿疹を改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を高めて、体内に溜まった老廃物や毒素などを排出します。多少大小便の量を増やしますが、アレルギー体質の改善に必要です。
体質:気滞 陽虚 湿痰 気虚 血虚 血瘀
体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く出ています。陽虚と湿痰もやや高く出ています。気滞は、ストレスや過度の緊張などで気が停滞して巡らない状態です。陽虚は、ホルモンの働きが低下していることを示します。湿痰は、体内に余分な水分が停滞していることを示します。これらを改善するために柴胡加竜骨牡蛎湯や抑肝散が有効です。(堀口和彦)
体質:気滞 血虚
不眠や頭痛、気力低下などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚が高く出ています。気滞は、心身の緊張から、元気が巡らず停滞している状態です。イライラ感や気力低下がその症状です。血虚は、脳や筋肉など酸素と栄養分が必要なところにそれらを供給する血が不足している状態を示します。これらの改善を目指して漢方で応援していきます。胃腸の働きを高める必要があります。血や元気を回復するには、エネルギーが必要ですが、胃腸の働きが低いとエネルギーレベルは上がってきません。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味帰脾湯と桂枝加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の消化吸収の働きを高め、血を補い、心身の元気を出して、不眠や不安感を解消します。
体質:やや気滞 やや血瘀
頚椎症性脊髄症術後のしびれにお悩みというご相談です。このしびれを完全に無くすることは、漢方でも難しいです。ただ、緩和や不快感を取り除くお手伝いは可能です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血瘀がやや出ています。肩こりや手足の冷え、不整脈などから、首すじから肩に強い緊張があるのでしょう。これが上半身の気の停滞を生み、不整脈や肩こりなどを発症していると予想します。血瘀は、血行不良で筋肉や手足末端など必要な部位への酸素や栄養分が不足していることを示します。そこで、桂枝加朮附湯と柴胡桂枝乾姜湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加朮附湯
桂枝加朮附湯は、気の巡りを促進して、しびれを緩和します。
柴胡桂枝乾姜湯は、背中から首すじの緊張を解し、不整脈や肩こり、手足の冷えなどを改善します。
極度の緊張にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞や湿熱、陽虚などが出ています。体質的に、血が頭部に上昇して停滞するいわゆる冷えのぼせ状態を起こしやすいようです。ニキビや鼻の赤さ、鼻やのどの症状からもそれが表れています。血液の循環を改善する必要があります。自律神経とホルモンが大きく関与しており、それらを漢方で調整することができます。また、ニキビなどから、特に頭部には、悪い血が停滞して汚れています。それを解毒代謝する必要もあります。柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散、加えて荊芥連翹湯が有効です。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、皮膚や粘膜を潤して炎症を取り、解毒する作用もありますので、ニキビや脂漏性湿疹の改善によいです。
人はだれでも新しい環境に入ったら緊張するものです。仕事に対してそれだけ一生懸命に向かい合っているということでもあります。心配しないで自信を持つことが大事です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ています。心身の緊張で、気が巡らず停滞している状態です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は特に首から肩の緊張やリンパ節の炎症を鎮めて、のどの乾きや違和感を解消します。心身の緊張を鎮めて、気のめぐりを改善します。
抑肝散は、イライラや不安感を鎮めて、精神的に安定させます。心身の緊張を鎮めて、気のめぐりを改善します。
体質:陽虚 気滞 血瘀 血虚 陰虚 気虚 湿痰 湿熱
胃潰瘍にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と気滞、血瘀が高く出ています。体質判定から推測すると、心身の緊張が胃を緊張させて、蠕動運動が行えず、消化のために胃酸を増やし、その結果胃潰瘍になったと予想します。本来胃腸は柔らかく自由に蠕動運動して、食べ物を捏ねながら消化する方がよいのです。ところが、心身の緊張が持続すると胃腸が動けなくなり、仕方がなく胃酸など消化液を大量に分泌して、食べ物を溶かすように消化するのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と通導散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩め、イライラや不安感を解消します。
通導散は、便通を促進させ、生理の働きを活性化します。
体質:気滞 陰虚
逆流性食道炎にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ています。心身の緊張感が強く、胃も緊張し硬くなり、蠕動運動ができないので、消化するために胃酸を多く分泌して、食べ物を溶かすように消化しているようです。その結果、大量の胃酸が食道に上がってきてしまうのです。体質判定で一番高い気滞の改善に香蘇散と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。そして陰虚と胃腸の働き改善に安中散と桂枝加竜骨牡蛎湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、頚部のリンパ節の炎症を鎮め鼻づまりを改善し、のど付近の緊張を緩和して、食道や胃の働きを高めます。
抑肝散は、心身の緊張を緩和して、イライラや不安感を鎮め、不眠を改善します。
安中散は、胃酸の分泌を抑え、胃や食道粘膜を修復します。
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を鎮め、イライラや不安感を改善します。胃腸の緊張感を緩和する作用もあります。
体質:陽虚 血虚 気滞 陰虚 湿痰
胃の膨満感などにお悩みというご相談です。また、イライラや不安感などもあるとのことです。体質判定を拝見すると、上半身と下半身で、状態が異なるようです。下半身は、水分が停滞して、むくみや冷えを起こしているようです。上半身は、気が停滞して、やや熱感を起こして、イライラ感や不眠傾向を起こす原因となっているようです。まず気滞の改善が必要です。胃の膨満感やムカムカなどは、心身の緊張感が、夜の寝ている時も取れずに、1日中胃腸も含めて緊張が続いているようです。胃腸は、本来蠕動運動をして、食べ物を消化したいのですが、緊張して動けないと、仕方がなく胃酸など消化液を分泌して、食べ物を溶かすようにして、消化します。その結果、胃酸過多になりムカムカ感など胃部の不快感が現れるのです。これらの改善に抑肝散と香蘇散が有効です。下半身の冷えや代謝の悪さには五積散も候補にあがります。(堀口和彦)
抑肝散は、心身の緊張感を鎮め、イライラや不安感を緩和します。また、気の巡りを良くして、ゲップや胃の膨満感などを改善します。
多汗にお悩みというご相談です。発汗は上半身が多いということは、のぼせがあり血瘀の要因を示します。便通が悪いとのぼせやすいので、まずは排便をスムーズにします。体質判定の結果を拝見すると、陽虚が出ています。これはホルモンの働きが関与していることを示します。精神的な緊張感による汗には、桂枝加竜骨牡蛎湯と抑肝散を用います。また、甲状腺に関しては、首筋のど付近が触って腫れているなどなければよいですが、気になるようでしたら、検査してもらってもよいかもしれません。(堀口和彦)
体質:気虚 血虚 気滞 湿痰 陽虚 陰虚 血瘀 湿熱
疲労感やイライラ感、過食などにお悩みというご相談です。ホルモンと自律神経の働きが乱れているようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が特に高く出ています。血虚は、酸素や栄養分などが必要な筋肉や脳などに、良い血を供給する働きが低下していることを示します。これらの調整にはホルモンと自律神経の働きが関与しています。気滞は、精神的な緊張が、身体の緊張感を作り、肩こりや疲れ目、イライラや不安感、不眠などを引き起こします。まず自律神経の働きを整え、胃腸の働きを調整する必要があります。便秘の解消や過食など。さらに、ホルモンの働きを調整して、生理周期を一定にします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや疲れ目、イライラや不安感、不眠などを改善します。
桃核承気湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、生理周期や過食などを改善します。便通を良くする作用もあります。
体質:血虚 陰虚 気滞 血瘀 気虚
更年期の症状にお悩みというご相談です。特に不眠やイライラ感、気分のムラなどにお悩みというご相談です。更年期には、女性ホルモンが入れ替わり、大きく変動し、その影響が脳下垂体と視床下部に現れ、自律神経や他のホルモンを変動させます。体質判定の結果を拝見すると、血虚や陰虚、気滞が特に高く出ています。心身を潤す血や体液が不足しており、こころとからだの両方にゆとりがない状態です。その結果心がギスギスして、怒りっぽくなったりイライラしたりするのです。血虚と陰虚、気滞から改善する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。心身の緊張を緩和して、良い血液とリンパ液の流れを活性化して、気の巡りを良くします。不安緊張感や不眠などを改善します。便通に関しては血瘀の影響で、骨盤内の流通が悪いことが原因です。今回は、今まで服用の便秘薬を併用していただく必要があります。(堀口和彦)
体質:気滞 陽虚 血虚 気虚 湿痰
肺気腫にお悩みというご相談です。肺胞が潰れた機能が低下して、肺に入った空気から酸素を取り込むことができない状態です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く出ています。気滞の改善から進めます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。まず、心身の緊張感を緩和して、胸や肩背中がリラックスして、呼吸が深く大きくできるようにします。(堀口和彦)
抑肝散は、イライラ感や不安感を鎮めて、肩の凝りや目の疲れなどを改善します。
体質:血虚 気虚 気滞 陽虚 陰虚 血瘀
背中の痛みにお悩みというご相談です。肝炎や子宮筋腫もあり、また妊娠をご希望とのことです。体質判定の結果を拝見すると、血虚や気虚、気滞、陽虚、陰虚などが高く出ています。背中の痛みは、肩や背中などの筋肉に酸素や栄養分を十分に供給する血が不足していること(血虚)にあるようです。心身が緊張している気滞も、背痛に関与しています。陽虚は、ホルモンの働きが弱いこと示します。これは月経血の少なさやおりものに関与し、妊娠しにくい状態です。これらの改善には、四逆散や温経湯が有効です。(堀口和彦)
四逆散
四逆散は、胸部から背部の緊張を緩和して、背中や脇腹付近の痛みを緩和します。肝炎の発病予防にもよいです。
温経湯は、子宮を温め、おりものを減らし、子宮卵巣の働きを高め、妊娠しやすい体質に改善します。
体質:血虚 気滞 気虚
めまいや不安感、発汗などにお悩みというご相談です。体質判定を拝見すると、気滞と血虚が高く出ています。心身の緊張から、気が頭部の耳内と胸に停滞しているようです。気が停滞すると、熱を発生して、内耳の前庭や三半規管などが炎症を起こし、めまいを起こしていると推察します。発汗も胸部に停滞して気が熱を生み、発症しているのでしょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と女神散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、気を巡らし、耳内の血液やリンパ液の流れを良くして、めまいや頭重感、不安感などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、めまいや発汗を改善します。便通を良くする作用もあります。
体質:やや血虚 やや気滞 やや陽虚 やや陰虚 やや血瘀 やや湿痰
腰部の脊柱管狭窄にお悩みというご相談です。痛みを緩和することが可能ですが、しびれを完全に無くすことは難しいです。脊柱管狭窄と診断されて5~6年とのことですので、足の裏や足指先のしびれに関しては神経障害が生じている可能性があります。神経障害は、神経線維が脊柱管での圧迫が長期にわたるため、神経末端まで栄養が届かずに、枯れるように障害を受けることです。神経細胞は、多少の修復はしますが、完全に傷つき枯れてしまうと、再生しません。感覚神経の障害レベルが、しびれや痛みですが、運動神経が障害を受けると、力が入らないなど麻痺が生じます。運動神経は、感覚神経に比べ太く丈夫にできていますので、簡単には障害を受けません。治療の方向としては、痛みとしびれを緩和することと、運動神経を守り麻痺を予防することです。足先等へのしびれはなとのことです。腰への負担は、首肩の緊張と凝りが蓄積して、背中から腰におよんだようです。頚部の凝りは、脊柱管内の脳脊髄液の供給と流通を阻害します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と疎経活血湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、首や肩の凝り緊張を緩め、血行を促進します。脊柱管への脳脊髄液の流れを促進し、首肩の筋肉が緩むことで、脊椎に余裕と遊びを作ります。
疎経活血湯は、腰部の血行を促進して、痛みやしびれを緩和します。
体質:湿熱 湿痰
EDにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、湿熱や湿痰が高く出ています。これらは、体内に余分な水分が停滞して、気血の巡りを阻害していることを示します。体内の余分な水分停滞の気血巡行の阻害と、精神的な緊張感があるようです。今回は、柴胡加竜骨牡蛎湯と活命参の併用が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、イライラや不安感を改善します。
体質:気虚 血虚 湿熱 気滞
胃や腹部の膨満感にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気虚と血虚が高く出ています。肩や背中、胸部が極度に緊張して、胃腸が蠕動運動できない状態であると予想します。胃腸は、蠕動運動が十分にできないと、胃酸など強い消化酵素を多量に分泌して、食べ物を溶かそうとします。胃腸は動けないので、ガスが溜まりやすく、それが膨満感の原因です。まずは胃腸が十分に蠕動運動できるような、環境を整備してあげることです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と六君子湯が有効です。(堀口和彦)
香蘇散は、のどから胸付近の緊張感を緩和して、首肩の凝りを解し、胃腸の蠕動運動をしやすい状態にします。
六君子湯は、消化吸収を高め、胃腸の働きを調整します。
抑肝散は、心身の緊張を緩和して、自律神経の働きを調整して、胃腸の働きを改善します。
体質:血虚 陽虚 気滞 気虚 陰虚 血瘀
息苦しさや立ちくらみ、不眠、不安感にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、陽虚と気滞も高く出ています。心と身体の両方に、酸素と栄養分が豊かな血が供給不足をしている状態です。それによって、気力やだるさ、不安感などが発症しているようです。まず心身の緊張感を緩和して呼吸しやすい身体にします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、加味帰脾湯と香蘇散が有効です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の消化吸収力を高め、気力を増し、血を補い、立ちくらみや眼の疲れを改善します。
香蘇散は、のどから胸の緊張感を緩め、呼吸しやすくします。肩や肩甲骨の間のコリも緩和します。
胸の圧迫感にお悩みというご相談です。産後の疲れと緊張、さらに鼻づまりから、深呼吸ができない状態なのではないでしょう。肩も凝っているようですし、胸の圧迫感で肺が大きく開けず、大きく息が吸えない状態と予想します。さらに、産前産後でホルモンが劇的に変動します。その際、眼の奥にある脳下垂体が非常に忙しく働き、それに隣接する視床下部も連動して働きが乱れます。この視床下部に自律神経の中枢があります。つまり産後はホルモンと自律神経の働きが大きく揺さぶられて変動するのです。産後は安静にして、眼をあまり使い過ぎないことは、脳下垂体と視床下部の働きを調和させるために不可欠です。また、授乳の刺激はオキシトシン分泌を促し、その刺激がホルモンのバランスを調整する作用があります。体質判定の結果を拝見すると、気虚と気滞が高く出ています。気力体力の双方の消耗により、肺が大きく拡げられないことが原因のようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲と人参養栄湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
芎帰調血飲
芎帰調血飲は、産後の消耗した血液や体液を補い、心身の余裕を付けます。ホルモンと自律神経の働きを調和させる作用もあります。
人参養栄湯は、胃腸の消化吸収力を高め、気力体力を付けます。呼吸を楽にする作用もあります。
体質:気滞 血瘀 血虚 湿痰 陽虚 湿熱
息苦しさにお悩みというご相談です。頚椎もストレートで負担が掛っているようです。身体のコリ緊張が極まり、呼吸筋が伸縮できずに息苦しくなっているようです。まずは、心身の緊張感を緩める柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や胸、背中の筋肉を弛めて、呼吸をしやすくします。イライラや不安感を緩和する作用もあり、自律神経を調整して、便通のコントロールも良くします。
右腕の負担も大きいようですが、やはり心身の緊張感が、筋肉を凝らし血行を阻害しているようです。右腕の使いを軽減できればよいのですが、漢方では心身の緊張感を緩和して、筋肉を解し血行を促進させることで、腱周辺の老廃物が少しでも取り除けるようにすることです。心身の緊張感緩和と解毒力の向上に柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。また、関節周囲の血行を促進させ痛みの軽減に疎経活血湯が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、自律神経やホルモンの働きを調整して、心身の緊張感を緩和して、首筋や肩の凝りを解消します。不眠や不安感も改善します。
疎経活血湯は、下肢の血流を高めて、太ももや膝周辺の筋肉や結合組織に酸素と栄養分を送り込みます。
体質:血虚 陰虚 気滞 湿痰 陽虚 気虚 血瘀 湿熱
脊柱管狭窄症と坐骨神経痛もあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、血虚が次高く出ています。のどの詰まり感は、心身の緊張により、気がのど付近に停滞して、閉塞感をもたらしていると推察します。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と通導散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりやイライラ、不安感、不眠などを改善して、気のめぐりをスムーズにして、のどの違和感を軽減します。
通導散は、骨盤内の停滞を通じ導き出す作用があります。骨盤内の宿便をすっきりさせて、血行を促進して、腰痛や坐骨神経痛を緩和します。
体質:やや気虚 やや陽虚 やや血虚 やや陰虚 やや気滞
体質判定の結果を拝見すると、血虚や気虚、陽虚、陰虚などがやや高く出ています。目の奥や耳内など頭部奥(大脳の下)付近への血流の不足や、鼓膜や耳小骨付近の潤いが少ないようです。首の付け根の凝りや精神的な緊張感などが、血液やリンパ液の流れを阻害して、耳鳴りや難聴が生じていると予想します。漢方では、酸素と栄養分を供給できる良い血を増やして、それを耳内に巡らし、リンパ液を増やし、鼓膜や耳小骨を潤し、音の伝えを円滑にします。また、腎臓は身体の水分代謝と関連して、その上の副腎がそれを調節しています。耳鳴りの改善には、副腎の機能を高め、鼓膜や耳小骨など粘膜を潤す方向へ向かわせます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、血流を促進して、首の凝りや目の疲れなどを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを活性化して、消化吸収力を高め、良い血を増やし、耳や眼など頭部への血流を高めます。イライラや精神的な不安感を緩和する作用もあります。
体質:やや気滞 やや湿痰 やや気虚 やや陽虚 やや血虚 やや陰虚 やや湿熱
胃潰瘍による胃痛や重さ、背痛などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と湿痰がやや高く出ています。心身の緊張感が、肩や背中などを凝らして、胃も硬く緊張して、蠕動運動ができない状態であると考えます。心身の緊張があると、気の巡りが停滞して、血液やリンパ液など身体を循環するべき成分も停滞してしまいます。これらの改善へ向けて、漢方ではまず気の巡りを良くして、リンパ液など循環を促進します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と四逆散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃の粘膜を修復して、胃の痛みや重さを改善します。胃酸を中和する作用もあります。
四逆散は、心身の緊張を緩和して、背中の張りや凝りを緩めて、背中や胃の痛みを緩和します。
体質:気滞 気虚 血虚 血瘀 湿痰 陰虚 湿熱
頭重や頭痛、肩こりや気力低下があるようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、気虚や血虚も高く出ています。心身の緊張感が、気の巡りを阻害して、血液循環を悪くさせて、肩こりや頭痛が起こっているようです。まずは、気虚と血虚の体質改善が必要です。お仕事による心身の緊張感が、気の巡りを阻害して血液循環を悪くさせ、肩こりや頭痛が起こっています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、人参養栄湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、胃腸の働きを高め気力体力を増進します。首や肩の筋肉への酸素と栄養分の供給量を増します。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、血を補い、手足末端まで血行を巡らせ、冷えや肩こり、頭痛を軽減します。
不整脈にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚が高く出ています。精神的な緊張感が、全身の気の巡りを阻害して、手が振るえたり、自律神経の働きを乱して、胃腸や心臓の調子を乱したりしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、精神的な緊張感を緩和して、不眠や不安感、動悸不整脈などを改善します。
抑肝散は、心身の緊張感を鎮め、イライラや下痢などを改善します。
体質判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ています。精神的なストレスが心身を緊張させて、大きな呼吸ができにくい身体になっているようです。また、鼻づまりと気管の違和感が、肺への空気の送り込みを阻害しているようです。これらの改善に、柴胡加竜骨牡蛎湯と半夏厚朴湯を調合します。さらに、二種類目を防風通聖散と荊芥連翹湯を調合したものが有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、呼吸しやすい身体にします。イライラや不安感、不眠なども改善します。
半夏厚朴湯は、気管のどの違和感を解消して、痰やのどをスッキリさせ、息を吸いやすくします。
防風通聖散は、新陳代謝を活性化して、気管やのど鼻などの粘膜の炎症を鎮めます。
荊芥連翹湯は、鼻粘膜を潤し、鼻づまりを改善します。
体質:気滞 陰虚 気虚 血虚 血瘀
頚椎症による頚椎ずれ感や後頭部の痛みにお悩みというご相談です。また、緊張感や対人恐怖的な面、ふわふわ感、寝つきの悪さなどもあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚、気虚、血虚が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と黄連解毒湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、首肩の凝りを緩め、不眠やイライラ感などを改善します。
黄連解毒湯
黄連解毒湯は、解毒代謝を促進させ、肝臓や腎臓などの働きを助け、内臓の働きを調整する自律神経の乱れを修正します。
体質:陽虚 血虚 気滞 気虚
腰の脊柱管狭窄にお悩みというご相談です。眼精疲労や肩こり、不眠などもあるようです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と血虚、気滞、気虚などが高く出ています。これらは、骨を支える筋肉への酸素や栄養分の供給が不足していると考えられます。精神的な緊張感が、身体も強張らせて、血行不良を起こして、筋肉や結合組織への栄養不足を助長しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と疎経活血湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こり眼精疲労、不眠などを改善します。
疎経活血湯は、腰から骨盤周辺の血行を促進して、腰痛や下肢のしびれや痛みを緩和します。
体質:陰虚 陽虚 気滞 血虚 湿熱 気虚
肺気腫または気胸を起こしたことがあるとのことです。また、睡眠時無呼吸症候群らしいというお話です。血中酸素が十分でないと、陰部も酸欠となり、興奮勃起持続などが難しくなります。陰部への血流が不足して、酸欠と栄養不足が勃起力持続を阻害しているのでしょう。血流を悪くする原因として、心身の緊張感もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と陽虚、気滞が高く出ています。陰虚と陽虚は、ホルモンの働きが低下していることを示します。気滞は、精神的に緊張やストレスを溜めている状態を示します。今回は、まず陰虚と陽虚の改善とホルモンの増強を目標にして活命参という処方が有効です。夜1包の服用としますが、1日2包まで増量可能です。さらに、気滞の改善に桂枝加竜骨牡蛎湯という処方を追加します。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不眠や目の疲れを改善し、気力の充実させる作用があります。精神的な陰萎にも効果あります。
活命参は、鹿茸という鹿の幼角が入っており、男性ホルモン作用と活力を高めれる作用があります。また、紅参という胃腸の働きを高める生薬も配合されています。
体質:血虚 気滞 血瘀 陽虚 陰虚 湿痰
頭痛にお悩みというご相談です。乳癌の放射線療法の影響がかなりあるのでしょう。やはり照射による心身への負担は大きいものです。まず心身の緊張感を緩めることが必要です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が特に高くなっています。頭部や全身の筋肉などへ酸素と栄養分を送り込む血が不足している状態です。気滞は心身へのストレスが、気の巡り悪くして、イライラや不眠などを起こします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。なお、病院のお薬は今まで通り併用して大丈夫です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、イライラ感を改善します。
加味帰脾湯は、血を補い、気力と体力を増進して、不安感や不眠などを改善します。
体質:陰虚 血虚 気滞 陽虚 血瘀 湿痰
のぼせと赤ら顔にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気滞、血虚が高く出ています。これは、皮膚や粘膜などを潤し炎症を鎮める体液と血液が不足している状態を示し、そこに精神的な緊張や不安感などが加わると、その炎症と熱感を鎮めて制御することができなくなっているのです。これは自律神経の働きと関係が深いのですが、自律神経の働きを調整するためには、腹式呼吸が有効です。漢方薬は、桂枝加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整しのぼせや冷えを改善します。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や首すじの凝りを和らげ、頭痛や不眠傾向を改善して、精神的な安定をもたらします。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラや不安感、ストレスを解消します。
一人でのビデオ鑑賞などでも勃起しないとなると、クエチアピンの影響もあるのでしょう。体質判定の結果では、やや気滞が高くなっています。精神的な緊張を緩和して、精力を高める処方も必要ですが、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、ホルモン的に精力を高める活命参が有効です。(堀口和彦)
活命参は、鹿茸という鹿の幼角が入っています。鹿茸は、男性ホルモン作用があり、陰部への血流を持続的に増やします。
体質:血虚 気滞 血瘀 湿痰 陰虚 気虚 湿熱 陽虚
不妊にお悩みというご相談です。排卵周期はばらばらとのことですが、排卵はあるようです。そうなると、妊娠を邪魔する要因を解消して、妊娠しやすい身体にすればよいです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、血瘀が高くなっています。心身の緊張感やストレスがあり、気と血の巡りが悪くなっています。さらに、血行が停滞することで、血が汚れてきています。食事に気をつけて、運動をします。漢方では、解毒代謝を高めて、子宮卵巣のある骨盤内をお掃除して、子宮内をきれいにして、受精卵が着床して、育ちやすい環境づくりをお手伝いします。温経湯が有効です。食事はなるべく粗食にしていただく必要があります。飽食は不妊傾向となります。満腹よりやや飢餓状態の方が、妊娠しやすい傾向あります。また、便秘は骨盤内の瘀血を作る原因となります。運動(特に股関節の屈伸)で、大腸を刺激して、スムーズな排便を目指していただく必要があります。(堀口和彦)
温経湯は、子宮卵巣の働きを高め、ホルモンのバランスを調整します。血を補いながら、血行を促進させる処方で、妊娠しやすい身体を作ります。
体質:気滞 気虚
動悸やめまい、息苦しさ、のどのつかえなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と気虚が高く出ています。心身双方の緊張感が非常に強いようです。これによって、胃腸のなども緊張し蠕動運動ができない状態のようです。胃腸は、蠕動運動で消化ができないと、胃酸など消化液を多く出して、食べ物の消化を行います。その結果、胃腸の粘膜は荒れてしまうのです。この緊張感を緩めることが大切です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や背中、胸の強張りを緩め、呼吸や胃腸の働きを楽にします。
半夏厚朴湯は、首からのどの緊張感を緩和して、のどの違和感改善し、呼吸を楽にして、動悸やめまい、不安感を軽減します。
浮遊感のあるめまいにお悩みというご相談です。血流の促進も大切ですが、体内のリンパ液の流れを改善する必要もあります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏白朮天麻湯が有効です。(堀口和彦)
半夏白朮天麻湯は、胃腸の働きを調整して、体内の水分代謝を活性化して、めまいや頭痛を改善します。
体質:陰虚 気滞
胸の圧迫感や押圧による針で指すような感覚にお悩みというご相談です。肩甲骨の間から背中にかけてのコリや緊張が強いと、肋間神経を圧迫して、胸部に痛みや圧迫感が起こることがあります。また、帯状疱疹後神経痛で胸部に痛みや刺すような感覚が生じることもあります。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陽虚が高く出ています。漢方では、心身の緊張感を緩和して背中や胸部のコリや張りを解すことから始めます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と桃核承気湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調和させて、イライラや不安感などを鎮めて、精神的に安定させます。
桃核承気湯は、骨盤内の宿便や瘀血を排出し、ホルモンや食欲中枢などに働き、生理不順や過食などを改善します。
体質:気滞 湿痰 気虚 陰虚 血瘀
心筋梗塞など血管が詰まる病気は、血液が汚れと流れの悪さが原因です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と湿痰、気虚、陰虚、血瘀が高く出ています。まずは、緊張感や不安感が身体を強張らして、筋肉を硬く凝らして、血管を狭くして流れを悪くしていることがうかがえます。この改善には柴胡加竜骨牡蛎湯が最適です。さらに、血液の流れを良くして浄化するために通導散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張を解きほぐし、肩や背中の張りを緩和して、心臓の働きを楽します。不眠や動悸、不安などを改善する作用もあります。
通導散は、骨盤内に停滞した古血や宿便を去り、血を浄化して流れを良くします。便通を良くしてお腹の張りやむくみを改善します。
体質:陽虚 気滞 血瘀
ご様子からすると、身体の緊張感が強く、胃腸も硬く緊張しており、蠕動運動できないようです。胃腸は蠕動運動ができないと、胃酸など消化液を多量に分泌して、食べ物を溶かすように消化します。その結果、胃腸の粘膜が荒れて痛みや膨満感が出るのです。体質判定の結果や食後左上腹部が痛み、便秘などを考慮して漢方薬を決めましょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と通導散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸の分泌を抑え、胃腸の粘膜を修復する作用があり、腹痛や背中の張り痛みを緩和します。
通導散は、骨盤内に停滞する宿便や古血を排出して、お腹の張りや便秘を解消します。骨盤周辺の血行促進や筋緊張を緩和して、下肢のむくみや腰痛も軽減します。
体質:気滞 陰虚 血虚 血瘀 湿熱 陽虚
背中の痛みやお腹の張りにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、さらに陰虚や血虚なども出ています。心身の緊張感が大きく背中痛に関与しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と四逆散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃の緊張を和らげ、胃酸を中和して、お腹や背中の痛みを緩和します。
四逆散は、背中から脇腹の緊張を緩和して、胃腸の働きを促進させて、背中やお腹の痛みを緩和します。
体質:やや血虚 やや気虚
緊張して頻脈や高血圧なりやすいことや、貧血、頭痛、肩こり、不安感、疲れ目などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気虚がやや出ています。お仕事と子育てで、心身ともにお疲れご様子がうかがえます。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、自律神経の働きを安定させて、動悸や不安、頭痛などを改善します。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや目の疲れを改善します。
体質:やや血虚 やや陰虚 やや湿熱 やや血瘀 やや気滞 やや湿痰
頻脈や狭心症への不安感にお悩みというご相談です。首肩や肩甲骨の間の凝りが強いと、心臓を圧迫して、心臓の活動を邪魔します。その結果に頻脈や不整脈が起こることもあります。まずは、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整し、頻脈を防ぎ心臓の働きを助けましょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を鎮め、動悸や不眠、不安感を緩和して、肩こりや首こりを和らげ、心臓の働きを高めます。
体質:気滞 湿痰 気虚 陽虚 血瘀 血虚 陰虚
胃食道逆流症による痰にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と湿痰が高く出ています。胃内に停滞する消化液や余分な水分が、上がってきて痰になっているようです。心身の緊張感が強いと、胃腸の蠕動運動が阻害されて、食べ物や消化物が下へ降りて行かずに、停滞してしまいます。臥時やストレス時などに、その停滞物が上昇して痰となるのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、半夏厚朴湯と六君子湯が有効です。(堀口和彦)
半夏厚朴湯は、のどから食道胃周辺の緊張を緩和して、胃腸が動きやすいようにします。痰を出し易くする作用もあります。
六君子湯は、胃腸の機能を高め、消化を促進させて痰を減らします。下痢を止める作用もあります。
体質:血瘀 気滞 湿痰 気虚
頻尿にお悩みというご相談です。胃腸も弱いとのことです。体質判定の結果を拝見すると、血瘀と気滞が高く出ています。心身の緊張感が自律神経の働きを乱して、頻尿や過敏性腸炎になっているようです。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、六君子湯と清心蓮子飲を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
六君子湯は、自律神経を整え消化吸収の働きを調整して、下痢や腹満、むくみを改善します。
清心蓮子飲は、過敏になった膀胱周辺の粘膜を鎮め、頻尿を改善します。
緊張型頭痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血瘀がやや高く出ています。疲労の蓄積と自律神経の不調があるようです。夜の睡眠で1日の疲れが解消されていないようです。睡眠の質を高めて、熟睡感を高めましょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と釣藤散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや睡眠の質を改善します。
釣藤散は、朝の頭重感や頭痛を軽減します。
体質:血虚 気滞 陰虚 血瘀
口の渇きにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。心身の緊張感が高く、気と血の巡りが阻害されているようです。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、口の渇きや不安感、頭重、眼精疲労、陰萎などを改善します。
緊張型の頭痛にお悩みというご相談です。焦燥感や手のひらの汗、首肩の凝りも強いようです。自律神経の働きが大きく関与しているようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陽虚、気滞が高くなっています。血虚は、脳や筋肉、内臓などに酸素と栄養分を送り込む血が不足していることを示します。陽虚はホルモンの働きの低下を示し、気滞は自律神経の働きが乱れていることを示します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、頭痛や肩こり、不眠などを改善します。
加味帰脾湯は、血を補い、脳や筋肉などを十分な酸素と栄養分を運び、不眠や頭重、血色などを改善します。
体質:陰虚 気滞 湿熱
群発頭痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気滞が高く出ています。心身ともに潤いが減少して、身体的にも精神的にも余裕がない状態です。痛みが強いので、心身の緊張感がどうしても強くなってしまうのでしょう。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と荊芥連翹湯を調合した漢方薬が有効です。病院のお薬は今まで通り併用していただく必要があります。(堀口和彦)
荊芥連翹湯は、頭部の粘膜や皮膚を解毒して、炎症やニキビなどを改善します。鼻粘膜の腫れを軽減して、鼻づまりも改善します。
体質:陽虚 気滞 湿熱 血瘀 湿痰
逆流性食道炎にお悩みというご相談です。逆流性食道炎は、胃酸の逆流が原因ですが、胃酸分泌を抑えるだけでは、改善されない場合があります。胃は食べ物を一時蓄え、その中で消化液を出しながらかき混ぜて、小腸での消化吸収に向けて、下ごしらえをするところです。精神の不安や身体の緊張は、胃袋のこねる運動を抑えて消化を邪魔します。そこで動けなくなった胃を助けるため、多量の強い胃酸で食べ物を溶かすことで消化します。胃に食べ物が停留した上に、多量の胃酸が降り注がれるので、胃粘膜は傷つきます。その結果、不快感や膨満感、さらに胃痛食道炎を引き起します。胃袋の蠕動運動と胃酸の分泌量が適度に維持されるように、精神的なストレスや身体の緊張で箱のように硬くなった胃袋を柔らかくして、胃がスムーズに動けるようにすることが必要です。そのために、安中散と半夏厚朴湯が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸の分泌を調整して、胃粘膜を保護して、修復します。自律神経の働きを調整して、不安緊張感を緩和して、胃の蠕動運動をスムーズにします。
半夏厚朴湯は、首すじからのど、胸の緊張感を緩和して、姿勢を楽にします。
体質:気滞 湿痰 血虚 血瘀
会社でのストレスよるイライラ感などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ています。ストレスにより心身共に緊張して、気血の巡りが悪くなっているようです。高血圧もその影響があるのでしょう。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。いずれの処方も睡眠の質を高めて熟睡感をもたらす作用もあります。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整し、肩こりやイライラ感、かゆみなどを改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、ストレスによるイライラや気力低下、頭重感などを改善します。
暑さ寒さに弱く、汗が出やすく冷えやすいとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血瘀が高く出ています。自律神経とホルモンの調整がやや乱れているようです。自律神経は、胃腸や心臓など内臓の働きの他に、発汗や毛穴の調整をしており、外気温度に対して皮膚で体温の調整もしています。自律神経の中枢は視床下部にあり、ホルモンの中枢である脳下垂体と隣接しており、お互いに連携して働いています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、抑肝散が有効です。気滞を改善する処方で、緊張による発汗によいです。(堀口和彦)
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、肩こりやイライラ感などを改善して、頭部へに気の巡りを良くします。
体質:血虚 気虚 陽虚 血瘀 陰虚 気滞 湿痰
不整脈にお悩みというご相談です。心臓は、生まれた時から休むことなく、24時間365日働いている臓器です。心臓は、一番勤務時間のハードな職場なのです。ですので、心臓を楽に働いてもらうように、職場環境を良くすることです。職場環境悪化は、睡眠不足や疲労の他に、肩や背中の凝りも大きく関与します。心身の緊張感を緩和して、心臓がゆったりと働けるように改善していく必要があります。また、めまいもあるようです。まずは、心臓の働きを楽して、身体をしっかりと支えられるようにします。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と炙甘草湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、血液の循環を良くし、心臓の働きを楽にします。
炙甘草湯
炙甘草湯は、気力体力を増進して、心臓の働きを助けて、不整脈や動悸、めまいなどを改善します。
体質:気虚 陽虚 血虚 陰虚 気滞 湿熱 湿痰 血瘀
空気嚥下症や過敏性腸症候群ガス型で、不安感や緊張感、悲壮感などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚が一番高く、気虚と陽虚が次に高くなっています。胃腸には空気が多いようですが、血液中には酸素が不足しているようです。血は、脳や筋肉などへ酸素と栄養分を供給します。その供給が不足してようです。この改善には、加味帰脾湯が有効です。(堀口和彦)
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高め、消化吸収を促進して、血を増やし、脳への酸素と栄養分の供給を増進します。熟睡感を高める作用もあります。
逆流性食道炎による胸焼けや胃痛にお悩みというご相談です。またストレスや不眠もあるようです。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。本来、胃腸は蠕動運動で、食べ物を消化することが基本なのです。ところが、慢性的な肩こりや背中のコリなどがあると、胃腸もコリ動けなくなります。すると、胃腸は食べ物を消化するために、胃酸など消化液や酵素を多量に分泌して、食べ物を解かすように消化するのです。その結果、胃酸が食道に逆流して食道炎を引き起こすのです。心身の緊張感の緩和やストレス不眠などによい柴胡加竜骨牡蛎湯と、胃酸の分泌を抑え胃腸の蠕動運動を高める安中散が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して心を鎮静させて、動悸や不安、不眠などを改善します。
体質:血虚 陽虚 気虚 気滞 陰虚
頻脈と不整脈にお悩みというご相談です。心臓は、生まれた時から休むことなく、24時間365日働いている臓器です。一番勤務時間のハードな職場なのです。ですので、心臓を楽に働いてもらうように、職場環境を良くすることです。職場環境悪化は、睡眠不足や疲労の他に、肩や背中の凝りも大きく関与します。心身の緊張感を緩和して、心臓がゆったりと働けるように改善していく必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。また、自律神経の働きを助けるために、腹式呼吸が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、肩や背中のコリ緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整し、心臓の働きを軽減します。動悸や不安感の改善にもよいです。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラや不眠、手の汗などを改善します。
体質:気虚 陽虚 気滞 血虚 湿痰 陰虚
逆流性食道炎にお悩みというご相談です。肩こりなどで身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。本来、胃腸は蠕動運動で、食べ物を消化することが基本なのです。ところが、慢性的な肩こりや背中のコリなどがあると、胃腸も凝ってしまい動けなくなります。すると、胃腸は食べ物を消化するために、胃酸など消化液や酵素を多量に分泌して、食べ物を解かすように消化するのです。その結果、胃酸過多となり、胃炎や逆流性食道炎、下痢を引き起こすのです。すっぱい匂いの口臭や脂性が一番辛い症状とのことです。それらを加味しお悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と白虎加人参湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸を中和して、胃酸の逆流を改善します。背中や肩のコリなど心身の緊張感を緩和する作用もあります。
白虎加人参湯
白虎加人参湯は、皮膚や粘膜を潤す作用があり、粘膜や皮膚の炎症を鎮めて、のどの渇きや皮膚の乾燥、かゆみ、脂性などを改善します。
体質:陽虚 血虚 気虚 陰虚 気滞 湿痰
体重の減少と胃の不調にお悩みというご相談です。胃の熱感や苦しさ、微熱もあるとのことです。現在のご様子からすると、胃の粘膜の潤いが失われ、荒れているようです。胃袋そのものも硬くなっており、蠕動運動ができないようです。胃は食べ物を消化する際に、蠕動運動が主で、消化酵素や胃酸の分泌は従です。心身の緊張や胃粘膜の荒れで、蠕動運動ができなくなると、胃は仕方がなく消化酵素や胃酸を多く分泌して、食べ物を溶かして消化するのです。その結果が、多量の胃酸に晒された胃粘膜は、さらに荒廃してしまうのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と白虎加人参湯の調合が有効です。また、お腹のマッサージと腹式呼吸が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、胃を動きやすい状態にして、胃酸を抑え、胃粘膜を修復します。イライラや眠りの浅さ、冷えなどを改善する作用もあります。
白虎加人参湯は、胃の粘膜や唇などを潤し、炎症を鎮めて、熱感を緩和します。熱のこもり感や微熱を改善する作用もあります。
体質:血虚 気滞 湿熱 湿痰 気虚 血瘀 陰虚
腹痛にお悩みというご相談です。胃炎や鼻炎などもあるようです。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。本来、胃腸は蠕動運動で、食べ物を消化することが基本なのです。ところが、慢性的な肩こりや背中腰のコリなどがあると、胃腸も凝ってしまい動けなくなります。すると、胃腸は食べ物を消化するために、胃酸など消化液や酵素を多量に分泌して、食べ物を解かすように消化するのです。その結果、胃酸過多となり、胃炎や腹痛を引き起こすのです。多発性脳梗塞も既往されていることから、自律神経の働きも乱れやすい状況です。自律神経は、内臓の働きを調整しており、胃腸の蠕動運動や消化液の分泌のコントロールも行っています。これらの要因が複合的に関与して、慢性的な腹痛を起こしていると予想します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と大建中湯の調合が有効です。(堀口和彦)
安中散は、心身の緊張感を緩和して、胃酸の分泌を抑え、胃腸の蠕動運動を促進して、腹痛を緩和します。
大建中湯は、胃腸の蠕動運動を調整して、腹痛を緩和します。
体質:やや血虚 やや血瘀 やや気滞
夜間も痛みがあるとのこと、お辛いかと存じます。体質判定の結果を拝見すると、血虚と血瘀、気滞がやや高く出ています。筋肉や関節へ酸素や栄養分を送り込む血液の循環が不足している状態です。また、痛みによる心身の緊張感も強いようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と大防風湯の調合が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や首回りの筋緊張を緩めて、肩の痛みを改善します。
大防風湯
大防風湯は、筋肉や関節に酸素と栄養分を十分に供給して、筋肉を丈夫にして、痛みを緩和します。
体質:陽虚 気虚 血虚
逆流性食道炎による口内の酸っぱさにお悩みというご相談です。また不安感や下痢しやすさなどもあるようです。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。本来、胃腸は蠕動運動で、食べ物を消化することが基本なのです。ところが、慢性的な身体の緊張などがあると、胃腸も凝ってしまい動けなくなります。すると、胃腸は食べ物を消化するために、胃酸など消化液や酵素を多量に分泌して、食べ物を解かすように消化するのです。その結果、胃酸過多となり、胃炎や逆流性食道炎を引き起こすのです。まずは心身の緊張感を緩和して、胃腸が蠕動運動を正常に行え、消化吸収がスムーズになるように調整する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と六君子湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸の分泌を調整して、胃粘膜を保護して修復します。自律神経の働きを調整して、不安緊張感を緩和して、胃の蠕動運動をスムーズにします。
六君子湯は、消化吸収力を高めて、食べ物を逆流させずに、大腸へ送り、栄養分や水分の吸収を調整して、下痢や小便の量を改善します。お腹の張りやゲップ、おならを軽減する作用もあります。
体質:やや陽虚 やや血虚 やや湿熱 やや気虚 やや湿痰
口の渇きにお悩みというご相談です。口内の潤い不足は、唾液などが不足しているのではなく、のどや口周辺の筋緊張があり血流を阻害していることに原因があるようです。体質判定の結果を拝見すると、陽虚や血虚がやや高く出ています。口内への酸素と栄養分を供給する新鮮な血液が不足しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と加味帰脾湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安感や気力低下を改善します。
加味帰脾湯は、血を増やして、口内に十分な酸素と栄養分を供給して、口の渇き感を改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 陽虚 血瘀 気虚 湿痰 湿熱
頸椎症による肩や腕などのしびれにお悩みというご相談です。急性大動脈解離手術後の右半身のしびれが出て、歩行が困難とのことです。また、首のリンパ節転移手術やアトピーによる心内膜症手術もされているとのことです。手術による心身への負担は大きいかったと推察します。まずは、心身の緊張感を緩和して、心身の疲れを軽減することから、スタートします。深呼吸ができるようになりましょう。下痢の方は現在よいとのことです。では、お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、首や肩、背中などのコリ緊張を解し、睡眠の質を高め、心身に余裕を作り、目や耳の疲れを和らげます。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、手足末端まで血を送り込み、しびれや痛みなどを緩和します。
体質:気虚 血虚 気滞 血瘀 陽虚 陰虚 湿痰 湿熱
息苦しさにお悩みというご相談です。神秘湯や小青竜湯、麻杏甘石湯などで夜間の咳は治まってきたようですが、息苦しさはまだあるとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と血虚が高く出ています。気力と体力を高める処方が必要です。身体の緊張感を緩和して、胸や背中の呼吸筋を解して、呼吸し易い身体にする必要があります。また、肺胞への血流を増やして、空気中の酸素を血中に取り込めるようにすることも大切です。下痢の頻度が高いとのことです。体重などを考慮すると、やはり体力と気力を高める必要があります。以上のことから、六君子湯と苓甘姜味辛夏仁湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
六君子湯は、胃腸の消化吸収を高め、下痢軟便や食欲不振を改善します。
苓甘姜味辛夏仁湯は、小青龍湯に似ていますが、息苦しさを改善して呼吸をし易くします。胃腸の弱い方に向いています。
体質:湿熱 湿痰 血虚 陰虚 血瘀
息苦しさにお悩みというご相談です。身体の不安緊張感が、呼吸筋を硬くして、肺を大きく拡げることができないのでしょう。体質判定の結果を拝見すると、湿熱と湿痰が高くなっています。体内に停滞する水分を代謝を活性化することで、外に排出することも必要です。不安緊張感を緩和して、水分代謝を活性化する処方をお選びします。息苦しに、夕方からは過呼吸のような動悸と息のし難さがあるとのことです。今までにご服用の処方は、体内の余分な水分を取り除く作用はありません。今回の体質判定の結果は、湿熱と湿痰が高いですので、まずは水分代謝を活性化する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、神秘湯と苓甘姜味辛夏仁湯の調合がまずお勧めです。(堀口和彦)
神秘湯は、気管や肺、胸部の緊張感を緩和して、気管を拡げて呼吸し易くします。
苓甘姜味辛夏仁湯は、体内の水分代謝を活性化して、余分な水分を排出して、気管や咽喉部の通りを良くして、呼吸を楽にして、息苦しさや動悸を改善します。
副鼻腔炎や鼻づまり、不安感などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ています。心身の緊張感が、自律神経の働きを乱しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と麦門冬湯の調合が有効です。今回の処方で鼻粘膜などが潤されて、鼻水や痰が出易くなると推察します。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻粘膜や喉気管を適度に潤し、炎症を鎮めて、鼻づまりや鼻水を改善します。心を潤す作用もあり、精神的な安定感を増します。
麦門冬湯
麦門冬湯は、気管を潤し痰を出し易くして、気管支炎や喘息を予防します。
体質:気虚 血虚 陰虚 血瘀 気滞 湿痰 陽虚 湿熱
胃腸が弱く下痢し易く六君子湯を服用中とのことです。疲労時や悪天候前のめまいや気持ち悪さ、肩や首のコリ、頭痛、眼精疲労などにお悩みというご相談です。身体全体の冷えや緊張も強いとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と血虚が高く出ています。体重が少ないことと体力の低下から、内臓の働きや外部環境の変化に体表や血管などの状態を調整する自律神経の働きに余裕がなくなっているようです。自律神経は、生命を維持するために、血圧や体温、発汗、胃腸機能などを毎日何時も怠りなく調整しています。体力的に余裕がない状態が続くと、一生懸命に働く自律神経が応じ切れてなくなり、色々な働きの調整が乱れてくるのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経やホルモンの働きを調整して、冷えを改善して血行を促進して、肩こりや頭痛などを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高め消化吸収力をアップして、血を増やし、気力体力を高めます。
体質:陰虚 湿痰
過食嘔吐にお悩みというご相談です。摂食中枢(コントロールセンター)は、視床下部にあり、ここは自律神経の中枢でもあります。さらに視床下部に隣接して脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。ですので、ホルモンと自律神経の働きが乱れていると、摂食中枢も不安定になり、過食などになりやすくなります。ご相談者の場合も、お仕事での緊張感や気疲れが、視床下部へ影響を及ぼしているようです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と湿痰が高く出ています。陰虚は自律神経やホルモンの分泌の働きが低下していることを示します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、芎帰調血飲がお役に立てると思います(堀口和彦)
芎帰調血飲は、自律神経とホルモンの働きを調整して、心身の緊張感を緩和して、緊張やストレスによる精神的な不安定さを改善して、摂食中枢を回復させます。
体質:血虚 気滞 陽虚 血瘀 気虚 陰虚
慢性胃炎による咳とゲップにお悩みというご相談です。胃酸の逆流もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。心身の緊張感が強く、胃腸も硬く緊張して蠕動運動ができないようです。胃腸は蠕動運動による消化を主にして、胃酸や消化酵素は補助的にし、なるべく最少量で消化できるようにできています。病院のお薬で胃酸を抑えてや胃腸の動きを刺激しているようですが、心身の緊張感が強くで十分に蠕動運動ができないようです。これらのお悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、不安感や不眠、肩こり頭痛などを改善します。
半夏厚朴湯は、のどから胸部の緊張感を緩和して、咳やゲップなどを改善します。
体質:気滞 気虚 湿痰
みぞおちからのどにかけての異物感にお悩みというご相談です。呼吸のしづらさもあるようです。みぞおちからのどにかけての異物感と圧迫感は、胃酸と消化液が関与しているようです。空腹時には、胃や小腸に食べ物ありませんので、その時に胃酸や消化液が分泌されると、胃から食道に異物感や圧迫感を感じます。ストレスで身体が緊張していて、イライラや不安感などがあると、どうしても胃酸や消化液の分泌が増えやすくなります。ご相談者の場合もこれに該当しているように思います。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と茯苓飲を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
安中散は、心身の緊張感を緩和して、胃酸や消化液の分泌を調整して、胃や食道での不快感を改善します。
茯苓飲
茯苓飲は、体内の水分代謝を活性化して、むくみやお腹の張り、軟便などを改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 血瘀 陽虚 気虚 湿熱 湿痰
人前での緊張による発汗や、手や声の震えなどにお悩みというご相談です。肌荒れも激しいとのことです。体質判定の結果や体格などから、まず緊張やストレスに対応できる体力を付けることが必要です。気力で何とか身体を引っ張ている感じです。身体的には休みたいけれど、気力で何とか仕事ができているように思います。身体に余裕がないので、緊張やストレス下で、震えや発汗などが起こってしまうのです。肌荒れは、体内に蓄積して疲労物質が原因で、身体が余裕のない状態で守りに入っているので、大便や小便の排出がスムーズではないのです。漢方薬では、人参養栄湯と桂枝加竜骨牡蛎湯が有効な処方です。(堀口和彦)
人参養栄湯は、胃腸の働きを調整して、消化吸収を高め体力をつけていきます。便通を出し易くして、のぼせや赤面などを改善する作用もあります。
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不眠や不安感、イライラ感、頭痛、眼精疲労などを改善します。
体質:血虚 陰虚
脈が飛んだり、胸の不快感などにお悩みというご相談です。心電図などに異常ないとのことです。心臓は、生まれた時から休むことなく、24時間365日働いている臓器です。心臓は、一番勤務時間のハードな職場なのです。ですので、心臓を楽に働いてもらうように、職場環境を良くすることです。職場環境悪化は、睡眠不足や疲労の他に、肩や背中の凝りも大きく関与します。心身の緊張感を緩和して、心臓がゆったりと働けるように改善する必要があります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と黄連解毒湯が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、心臓の働きを楽にして、動悸や不整脈、不安感、睡眠の質を改善します。
黄連解毒湯は、体内の蓄積する疲労物質の解毒代謝を促進して、動脈など血管の汚れを取り、炎症を鎮めて、血圧や心臓の働きを調整し、不整脈や動悸、高血圧を改善します。膀胱の粘膜や皮膚などの炎症を鎮める作用もありますので、排尿や皮膚の痒みなども改善します。
体質:気虚 血虚 陰虚 気滞 血瘀 湿痰 陽虚
生理痛や慢性的な便秘、疲れやすさ、気力の低下、緊張感や不安感などにお悩みというご相談です。桂枝加竜骨牡蛎湯や抑肝散加陳皮半夏、加味逍遥散はあまり効果を感じられず、現在女神散を服用中とのことです。便秘は処方薬で対処しているとのことです。体質判定の結果を拝見すると、気虚が一番高く、血虚と陰虚なども高く出ています。女神散は、血瘀と気滞の処方ですので、ご相談者の体質には合っていないと推察します。柴胡桂枝乾姜湯と温経湯が有効かと考えます。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、緊張感や不安感、動悸、不眠などを改善します。首肩胸のコリを解して、呼吸を楽にする作用もあります。
温経湯は、子宮卵巣の働きを高めて、生理痛やおりもの、皮膚や口唇の乾燥感を改善します。
体質:陽虚 血瘀 陰虚
てんかんの発作にお悩みというご相談です。身体の緊張感を神経的にも緊張を生じ、脳での神経活動が乱れて、てんかんの発作が起っていると推察します。漢方では、心身の緊張感を緩和して、自律神経や脳神経の働きをスムースにして、てんかんの発作を予防します。体質判定の結果を拝見すると、陽虚と血瘀、陰虚が高く出ています。新陳代謝の低下が、血流を悪くして、身体のコリを起こして、神経的な緊張を起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯の調合が有効な処方です。からだとこころに余裕を作ることで、てんかんの発作を予防できます。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経とホルモンの働きを調整して、血行を促進して、肩こりや冷え、目の疲れなどを改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の消化吸収力を助け、血を増やして、立ちくらみを改善し、気力体力を高めます。
体質:陰虚 湿熱 血虚 気虚 気滞 陽虚 湿痰
鼻づまりにお悩みというご相談です。耳鳴りや不眠、胃腸の不調などもあるようです。鼻がつまり、呼吸が浅くなり、酸素が十分に吸収できずに、心身の緊張感やゆとりの無さを起こしているように予想します。脳や筋肉に十分な酸素が持続的に供給されないと、心も身体も余裕がなくなります。そのような状態が続くと自律神経の働きが調整できなくなり、不眠や立ちくらみ、胃腸の不調などを起こします。粘膜の腫れ膨張が鼻づまりの原因です。鼻粘膜の他に耳管の粘膜も腫れると、耳鳴りや耳閉感などが出ることもあります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と人参養栄湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻腔や耳管などの粘膜を潤して腫れ炎症を鎮めて、鼻づまりや耳鳴りなどを改善します。
人参養栄湯は、自律神経の働きを調整して、胃腸の働きを高めて、排便の調整を良くします。また、身体の緊張感を緩和して呼吸を楽にして、酸素を取り込み易くします。
人前に出たときの不安や緊張感にお悩みというご相談です。下痢の頻度は低く、便秘気味のこともあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、神経の高ぶりを抑えて、イライラや不安感、動悸などを改善します。
抑肝散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラ感や怒りっぽさ、高血圧などを改善します。不安緊張感の緩和と自律神経の働きを調整するために、腹式呼吸もお勧めです。
体質:やや気虚 やや血虚 やや気滞
お母様の動悸と胃痛にお悩みというご相談です。体質判定の結果やご様子から、自律神経の働きが乱れて、動悸や胃痛が起こっていると推察します。心身の緊張感が強いと、心臓や胃腸などの内臓は働きが乱れます。心臓と胃腸は、特に動きのある臓器です。心臓は毎日休むことなく、血液を全身に送り出すために働いています。心臓の周りの肩や背中などが、コリコリに凝って硬くなっていると、心臓は働き難くなり、そのサインとして動悸を起こすことがあります。胃腸も消化のために、蠕動運動を行いますが、背中やお腹が緊張していると、その働きを邪魔して、それが胃痛の原因となります。これらを改善するために、安中散と柴胡桂枝乾姜湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸の分泌を抑えて、胃痛を緩和して、胃粘膜を修復します。胃腸の蠕動運動を促進する作用もあります。
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や不安感、肩こりなどを改善します。
体質:気滞 湿熱 血虚 血瘀 湿痰 気虚 陽虚
逆流性食道炎による胸焼けや胃痛膨満感にお悩みというご相談です。また不安やイライラ感もあるようです。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。本来、胃腸は蠕動運動で、食べ物を消化することが基本なのです。ところが、慢性的な肩こりや背中のコリなどがあると、胃腸も凝ってしまい動けなくなります。すると、胃腸は食べ物を消化するために、胃酸など消化液や酵素を多量に分泌して、食べ物を溶かすように消化するのです。その結果、胃酸過多となり、胃炎や逆流性食道炎を引き起こすのです。まず、胃腸が蠕動運動できるような状態に身体を変えていきたいものです。ご相談者の場合は、アレルギーが関与して胃腸の粘膜を炎症させ易い体質もあります。アレルギー体質も改善も必要なようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、大柴胡湯と辛夷清肺湯が有効です。(堀口和彦)
大柴胡湯は、胸部から胃部、背部の緊張を緩和して、胃腸をリラックスさせて蠕動運動を促進させ、排便を良くして、胃腸の炎症を鎮めます。
辛夷清肺湯は、鼻や気管などの粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻炎や鼻づまりを改善します。不安感やイライラ感を改善する作用もあります。
体質:血虚 気虚 陽虚 陰虚 気滞 湿痰
EDにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気虚、陽虚が高く出ています。男性ホルモンの力や陰部への血流不足、また精神的な緊張感などが関与しているようです。では、大柴胡湯と八味地黄丸料の調合と、活命参の二種類の漢方薬が有効です。(堀口和彦)
大柴胡湯は、自律神経の働きを調整して、肝機能の解毒作用を高めて、排便を増やして、体内に停滞する老廃物を浄化します。身体の緊張感を和らげて、陰部への反射的な刺激に対応できるようにする作用もあります。
八味地黄丸料
八味地黄丸料は、骨盤内の血流を促進して、陰部への血流を確保します。男性ホルモンの働きを高める作用もあります。
活命参は、鹿の幼角である鹿茸が配合されており、男性ホルモンの働きを高め、精力を増強して、陰部への血流を持続的に増やし、勃起力を高めます。
体質:気滞 血虚 湿痰 気虚 陰虚 陽虚 血瘀
肩こりや頭痛、眼痛などにお悩みというご相談です。頭痛が強いと吐き気や嘔吐してしまうこともあるようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く出ています。心身の緊張感が強くて、睡眠中も心身のリラックスができずに、眠りが浅いようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
香蘇散は、のどから胸、みぞおち周辺の緊張感を緩和して、胃腸の働きを高め、肩こりや頭痛を軽減します。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感、不眠を改善します。
体質:血虚 気滞 気虚 陽虚 陰虚
物忘れや不安感、悪夢などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。頭部脳への酸素と栄養分を運ぶ血が不足しているようです。さらに心身の緊張感が血行を阻害しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と加味帰脾湯が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、血行を促進して、冷えや疲れ目、イライラ感、不安感を改善します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高め、血を増やし、頭部脳への酸素と栄養分を十分に供給します。不眠や不安感などを改善する作用があり、睡眠の質を高めます。
体質:気滞 気虚 陽虚 血虚 湿熱 血瘀 湿痰 陰虚
緊張しやすく人前に出る時不安を覚えてしまうことにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞が一番高く、さらに気虚と陽虚も高くなっています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。紫蘇香附子が気を巡らし、不安感や気力の低下を改善する作用があります。(堀口和彦)
香蘇散は、首から胸の緊張感を緩和して、のどから首のリンパ液の流れを促進して、のぼせや手足の冷や汗を改善します。鼻水や鼻づまりを改善する作用もあります。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、不安感や緊張感を改善します。不眠や手足の汗を改善する作用もあります。
体質:気虚 血虚 気滞 血瘀 陽虚 陰虚 湿痰
逆流性食道炎による胃膨満感や胃痛などにお悩みというご相談です。また前庭神経炎や自律神経失調、不安感、不眠などもあるようです。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。本来、胃腸は蠕動運動で、食べ物を消化することが基本なのです。ところが、慢性的な肩こりや背中のコリなどがあると、胃腸も凝ってしまい動けなくなります。すると、胃腸は食べ物を消化するために、胃酸など消化液や酵素を多量に分泌して、食べ物を解かすように消化するのです。その結果、胃酸過多となり、胃炎や逆流性食道炎を引き起こすのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と茯苓飲が有効です。(堀口和彦)
安中散は、胃腸の緊張感を緩和して、蠕動運動を促進させ、胃酸の分泌を抑え、胃痛や胸のどの痛み、食欲不振などを改善します。
茯苓飲は、自律神経の働きを調整して、胃腸の活動と精神的な活動を楽にして、胃の膨満感や不安感などを改善します。
体質:気滞 血虚 陰虚 湿痰
不安と緊張感にお悩みというご相談です。不安や緊張感は、自分を守るために生じる自然現象です。年齢的なホルモンの影響もあるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、桂枝加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整し、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、睡眠の質を改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、胃部の不快感やイライラ感、緊張による手の汗や下痢などを改善します。
体質:血虚 気滞 気虚 陰虚 血瘀
動悸や不安緊張感、不眠、頭痛、生理不順、下痢などにお悩みというご相談です。現在のご様子からすると、下痢し易くあまり食べれないようですので、体力が不足しています。胃腸の働きを高めて、体力を付けていくことからスタートします。身体に余裕ができてくれば、自律神経の働きも余裕ができ、不安緊張感が起こりにくくなります。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と六君子湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、自律神経とホルモンの働きを調整して、動悸や不安緊張感を緩和し、頭痛や不眠などを改善します。
六君子湯は、胃腸の働きを高めて、消化吸収を促進して、食欲不振や下痢などを改善します。
体質:血虚 気滞 気虚 陰虚 湿痰 血瘀 陽虚
タバコが止められないことにお悩みというご相談です。また、息苦しさもあるようです。本数にもよりますが、タバコは気分転換をはかり、ストレスの発散する作用があります。無理に止めずに、本数を減らして、精神的なメリットを重視することも悪くないです。身体に悪いなとか、止まなければなあと、思って吸うと精神的なメリットがなくなりますので、我慢しながらもおいしい1本にすることがよいかもしれます。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。心身の緊張感が強く、身体が強張り、血管や気管が拡がり難い状態になっているように思います。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と半夏厚朴湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和し自律神経の働きを調整して、イライラ感や不安感、睡眠の質などを改善します。
半夏厚朴湯は、のどから気管の緊張感を緩和して、気管を調整して、呼吸しやすい身体に改善します。
体質:陽虚 血虚 血瘀
心房細動で、電気ショック治療を実施したとのことです。早朝や緊張時の頻脈にお悩みというご相談です。甲状腺ホルモンは正常です。ご相談内容と体質判定の結果から、柴胡桂枝乾姜湯と苓桂朮甘湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや不安感、イライラ感を減らして、心臓を楽にして働きやすい環境にします。動悸や息切れを改善します。
苓桂朮甘湯は、自律神経の働きを調整して、頻脈や立ちくらみ、のぼせなどを改善します。
男性更年期のホルモン療法後から、発汗が激しくなったとのことです。更年期のホルモンが大きく入れ替わる時は、大脳の下にある脳下垂体がフル稼働します。脳下垂体からは、副腎や甲状腺、乳腺などを刺激するホルモンも分泌しています。よって更年期の脳下垂体フル稼働状態は、他のホルモンのバランスも乱します。さらに脳下垂体上部の自律神経の中枢である視床下部も影響を受けて、自律神経も乱れるのです。これらの乱れが、更年期特有の症状である発汗や緊張などを起こします。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、発汗や緊張感、イライラ感などを改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、過度の緊張を緩和して、発汗を調整します。
激しい腰痛のご経験から、痛みへの不安が強く残っているようです。焦らずに、リハビリ的な体操を継続することで、ご自身の身体と腰に自信をつけて行くことが必要です。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞が高く出ています。筋肉や関節などへ酸素と栄養分を送り込む血液が不足していることと、精神的な不安緊張感があるようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩や背中などの緊張感を取り、上半身を軽くします。不安感や不眠などを改善します。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、血を補い、筋肉や関節に酸素と栄養分を十分に送り込み、腰痛や筋肉につれ、立ちくらみなどを改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 気虚 血瘀 陽虚
激しい肩こりや食後のお腹の張りや痛み、食欲低下などにお悩みというご相談です。ニキビやシミ、クマなども目立ってきたとのことです。長時間のパソコンお仕事で、目への負担も大きいのでしょう。眼の奥には脳下垂体があり、ここはホルモンの中枢です。それに隣接する視床下部は、自律神経の中枢です。眼を使い過ぎ慢性的な眼精疲労は、脳下垂体と視床下部の働きを乱す原因となります。胃腸の蠕動運動や胃酸の分泌、肩こり(僧帽筋の緊張)、手足の冷え、立ちくらみなどは自律神経の働きが乱れている証拠です。生理不順や肌荒れなどは、ホルモンの働きの乱れを示します。これらを改善するために、安中散と柴胡桂枝乾姜湯が有効な処方です。(堀口和彦)
安中散は、胃腸の働きを高めて、胃痛やお腹の張り、食欲不振などを改善します。
柴胡桂枝乾姜湯は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、肩こりや目の疲れ、イライラ感、生理不順、肌荒れなどを改善します。
体質:やや陰虚 やや気滞 やや湿熱
消化不良を起こすことはないようです。胃酸過多で逆流して、口内へ上がってきているようです。ストレスによるイライラもあるようです。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。本来、胃腸は蠕動運動で、食べ物を消化することが基本です。ところが、慢性的な肩こりや背中のコリなどがあると、胃腸も凝ってしまい動けなくなります。すると、胃腸は食べ物を消化するために、胃酸など消化液や酵素を多量に分泌して、食べ物を解かすように消化するのです。その結果、胃酸過多となり、胃炎や逆流性食道炎を引き起こすのです。体質判定の結果を拝見すると、陰虚と気滞がやや高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、安中散と半夏厚朴湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
安中散は、胃酸分泌を抑えて、胃の粘膜を保護して、胃酸過多や呑酸などを改善します。
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、逆流性食道炎による気管や喉の炎症を鎮めて、喉の違和感や声枯れを改善します。
体質:血虚 湿痰 気滞 陰虚 湿熱
逆流性食道炎による胸焼けや胃酸の上昇などにお悩みというご相談です。またストレス性腸症候群に2~3年前になったことがあるようです。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。本来、胃腸は蠕動運動で、食べ物を消化することが基本なのです。ところが、ストレスや緊張で慢性的な肩こりや背中のコリなどがあると、胃腸も凝ってしまい動けなくなります。すると、胃腸は食べ物を消化するために、胃酸など消化液や酵素を多量に分泌して、食べ物を解かすように消化するのです。その結果、胃酸過多となり、胃炎や逆流性食道炎を引き起こします。体質判定の結果を拝見すると、湿痰と血虚、気滞が高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、茯苓飲が有効な処方です。(堀口和彦)
茯苓飲は、体内の水分代謝を活性化して、胃酸の分泌を抑えて、胸焼けや呑酸、消化不良、下痢、むくみなどを改善します。
体質:気滞 血虚 湿痰 陰虚 湿熱 血瘀
立ち仕事によるむくみやパソコンによる目の疲れ肩こりなどにお悩みというご相談です。鼻づまりや頭痛もあるようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚、湿痰が高く出ています。お仕事に緊張やストレスなどが自律神経の働きを乱して、血液とリンパ液の流れが阻害されて、むくみなどを起こしているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、当帰芍薬散と葛根湯加川芎辛夷の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
当帰芍薬散は、新陳代謝を活性化して、下肢の血流を促進して、足のむくみを改善します。
葛根湯加川芎辛夷
葛根湯加川芎辛夷は、上半身の新陳代謝を活性化して、肩こりや頭痛、鼻づまりを改善します。
体質:気滞 気虚 陰虚
不安緊張感や動悸、息苦しさ、ホットフラッシュのようなほてりなどにお悩みというご相談です。血圧は安定しているようです。産前産後でホルモンが劇的に変動します。そこで産後にお勧めな処方が、抑肝散と女神散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や動悸、息苦しさ、手足の発汗などを改善します。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、のぼせや発汗、不安感、動悸などを改善します。血の道症といわれる産後の精神不安の鎮静にも効果があり、産後の心身の回復を応援します。
体質:気虚 気滞 湿熱
発汗量が多く、緊張するとさらに汗が止まらなくなるようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と気虚、湿熱が高くなっています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と白虎加人参湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、精神的に余裕を作り、緊張時の発汗を軽減します。
白虎加人参湯は、身体の熱感を鎮めて、ほてりや発汗を減らします。
体質:やや血虚 やや気滞
不安感や人前で緊張して声が出難くなったり、呼吸が浅くなったりするようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と気滞がやや高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、不安感や息苦しさ、声の出し難さなどを改善します。
抑肝散は、神経の高ぶりや緊張感を緩和して、不安緊張感が起こり難い身体にします。
肌荒れやニキビなどにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、気滞と陰虚が高くなっています。緊張やストレスで、自律神経の働きが乱れて、皮膚やお肌の血行が悪くなり、老廃物が停滞しているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡桂枝乾姜湯と清上防風湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや頭痛、イライラ感、不眠などを改善します。
清上防風湯
清上防風湯は、顔や頭部に停滞した悪い血を浄化して、肌荒れやニキビを改善します。
体質:血虚 湿熱 気滞 湿痰 気虚 陰虚
肩や背中の緊張や逆流性食道炎による胸焼けや胃膨満感、アレルギーによる鼻水や痰、後鼻漏、蕁麻疹などにお悩みというご相談です。体質判定の結果を拝見すると、血虚や湿熱、気滞、湿痰などが高く出ています。自律神経とホルモンの働きが乱れて、胃腸や鼻などの症状は起こっているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、辛夷清肺湯と半夏厚朴湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻や気管などの粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻水や痰、後鼻漏を改善します。
半夏厚朴湯は、のどから胸、胃周辺の緊張感を緩和して、胃腸の蠕動運動を促進して、膨満感や胸やけ、ゲップやガスを改善します。
体質:気虚 気滞 陰虚 陽虚
腹痛や腹部膨満、ガス、腹鳴などにお悩みというご相談です。排便のコントロールが悪く、下痢や便秘ぎみになり、スッキリしないことが多いようです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と気滞が高く出ています。これはストレスや緊張などにより自律神経の調整が乱れていることを示します。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、四逆散と半夏瀉心湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
四逆散は、腹部の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、腹痛や膨満感、ゲップ、ガス、イライラ感、抑うつ感などを改善します。
半夏瀉心湯
半夏瀉心湯は、胃腸の蠕動運動を調整して、排便のコントロールを良くして、下痢軟便やしぶり腹を改善します。胃腸の炎症を鎮める作用もあります。
体質:湿痰 気虚 気滞
胸の苦しさや動悸、肩こり、胃酸過多などにお悩みというご相談です。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。平均すると、5~7日ぐらいで排便がある感じです。大腸の蠕動運動にムラがあり、動きが止まったり、急に活発に動いたりしているようです。これらは、自律神経の働きが乱れている証拠です。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と半夏厚朴湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、動悸や息苦しさ、胸のつまり感、排便コントロールなどを改善します。
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、呼吸を楽にして、胸苦しさや立ちくらみ、頭痛などを改善します。
めまいは、ぐるぐるではなく、ふわふわです。また、血圧やや高めです。緊張するとさらに上がるようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、黄連解毒湯と柴胡加竜骨牡蛎湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
黄連解毒湯は、心臓や血管の炎症を鎮めて、頭部への血流を調整して、ふらふらするめまいや動悸、目の充血、皮膚の痒みなどを改善します。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、心臓や肺の働きを楽にして、息苦しさや動悸、めまいなどを改善します。
体質:やや血虚 やや気滞 やや陽虚 やや湿熱
不整脈期外収縮にお悩みというご相談です。職場環境悪化は、睡眠不足や疲労の他に、肩や背中の凝りも大きく関与します。心身の緊張感を緩和して、心臓がゆったりと働けるように改善していく必要があります。お悩みの症状と体質判定の結果から、桂枝加竜骨牡蛎湯と柴胡桂枝乾姜湯の調合が有効です。(堀口和彦)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ストレスによる不安感や不眠、動悸、陰萎(インポ)などを改善します。
柴胡桂枝乾姜湯は、自律神経の働きを調整して、心臓への酸素と栄養分の供給を増やし、不整脈や動悸、不安感など改善します。
体質:血虚 陰虚 気滞 血瘀
多汗症にお悩みというご相談です。人前など緊張すると頭や顔から汗が多くなるようです。体質判定の結果を拝見すると、血虚と陰虚、気滞が特に高く出ています。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、発汗やのぼせ、不安感、不眠などを改善します。
抑肝散も、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、神経の過敏やイライラ不安感などを改善します。
体質:気滞 陰虚 血虚
不安や緊張感にお悩みというご相談です。まず元気を出すためには、体内に十分な酸素と栄養分を取り込むことが不可欠です。鼻づまりや食欲不振はそれらを阻害します。アレルギー性鼻炎や喘息があるようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、辛夷清肺湯と人参養栄湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
辛夷清肺湯は、鼻やのど、気管、副鼻腔の粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻づまりや気管支炎を緩和して、呼吸し易い身体にして、だるさや不安感などを改善します。
人参養栄湯は、胃腸の働きを高めて、気力体力を増進して、不安緊張感や気力低下、咳痰などを改善します。
体質:気滞 血虚 血瘀 湿熱 気虚 湿痰 陰虚
片頭痛と緊張性頭痛にお悩みというご相談です。気圧の変動などで頭痛が悪化するようです。体質判定の結果を拝見すると、気滞と血虚、血瘀が高く出ています。自律神経とホルモンの働きが乱れているようです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、通導散と温経湯を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
通導散は、骨盤内に停滞する宿便や古血(瘀血)を排出して、便秘や生理不順、お腹の張りなどを改善します。
温経湯は、子宮卵巣の働きを助けて、ホルモンと自律神経の働きを調整して、頭痛や肩こり、静脈瘤、おりものなどを改善します。
体質:気虚 陽虚 血虚 陰虚 気滞 湿痰 血瘀 湿熱
足冷えやむくみ、抜け毛、脱力感、過食、イライラ感、不安感、緊張感などにお悩みというご相談です。牛車腎気丸などで調子が良かったようですが、今年から蕁麻疹や肩こり、吐き気、嘔吐、過呼吸気味な苦しさがあるようです。お悩みの症状と体質判定の結果から、抑肝散と半夏厚朴湯の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、イライラ感や不安感、過呼吸などを改善します。
半夏厚朴湯は、のどから胸の緊張感を緩和して、悪心嘔吐や不安緊張感、過呼吸を改善します。紫蘇が配合されており、蕁麻疹を軽減する作用もあります。
体質:気虚 血虚 気滞 湿痰 陽虚 陰虚 血瘀
緊張感や不安感、イライラ、無気力などが一番お辛いようです。体質判定の結果を拝見すると、気虚と気滞、血虚が特に高く出ています。自律神経とホルモンのバランスが乱れていることが、いろいろな症状を発している原因となっていると予想します。加味逍遥散も、自律神経とホルモンの働きを調整する作用がありますが、気虚タイプの方には合いません。意欲低下や下痢など元気がなってしまいます。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、香蘇散と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
香蘇散は、のどから胸の緊張感を緩和して、不安緊張感や意欲低下、無気力感を改善します。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラ感や不安感、緊張感、不眠などを改善します。
体質:血虚 湿痰
動悸や過呼吸、不安感などにお悩みというご相談です。緊張感で血圧が上昇し易いようです。また、センナ系の便秘薬を服用とのことです。お悩みの症状と体質判定の結果から、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、ホルモンと自律神経の働きを調整して、動悸や不安感、高血圧、更年期障害、便秘傾向などを改善します。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、動悸や予期不安、パニック障害などを改善します。
体質:気滞 気虚 血虚
不安緊張感や吐き気、めまいなどにお悩みというご相談です。下痢し易いとのことです。体質判定の結果とご様子から、香蘇散と抑肝散の調合が有効な処方です。(堀口和彦)
香蘇散は、のどから胸の緊張感を緩和して、リンパ液の流れを促進して、耳内の三半規管や前庭の働きを調整て、めまいや肩こり、不安緊張感を改善します。
抑肝散は、心身の緊張感を緩和して、自律神経の働きを調整して、不安感や緊張感、イライラ感、下痢、立ちくらみ、手の汗などを改善します。
体質:気虚 気滞 陽虚 血虚 湿痰 陰虚
逆流性食道炎にお悩みというご相談です。夜間の咳き込みが特に辛いようです。食道の炎症が気管へ波及して、気管支炎を起こして咳が出ているようです。また、動悸もあるようですが、メインテートで治まっているようです。不眠もお辛いようです。身体の緊張が強いと、胃腸は蠕動運動ができません。その結果、胃酸過多となり、胃炎や逆流性食道炎を引き起こすのです。お悩みと体質判定の結果を考慮すると、柴胡加竜骨牡蛎湯と滋陰降火湯の調合が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりやお腹の張り、動悸、不安感、不眠、食道炎、胃炎を改善します。
滋陰降火湯
滋陰降火湯は、気管やのどの粘膜を潤して炎症を鎮めて、気管支炎による咳を改善します。
体質:血虚 気滞 気虚 陽虚 血瘀 湿痰 陰虚 湿熱
ふらつきやめまい、胸の圧迫感、動悸、息苦しさなどにお悩みというご相談です。緊張不安感もあるようです。 不安や緊張感は、自分を守るために生じる自然現象です。人間も動物です。人間も古来より、動物のように外敵に襲われることを長い歴史の中で経験してきました。ですから、予期的な不安や緊張感は、外敵からいち早く自分を守るために、自分に知らせる信号です。動物は、こんな時は一目散に逃げるのですが、人間はそれができません。しかし、アドレナリンなどの神経伝達物質やホルモンが分泌され、身体能力をフル稼働して逃走できるようにスタンバイしてしまうのです。これが、動悸や過呼吸、息苦しさ、手足のしびれなどの症状を発する原因です。まずは、ご自身が感じる不安や緊張感を否定しないことが肝要です。それを否定して、嫌な気持ちになると精神や自律神経がさらに乱れて、悪循環に入ってしまいます。今回は、体質判定の結果とご様子から、柴胡加竜骨牡蛎湯と抑肝散を調合した漢方薬が有効です。(堀口和彦)
柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、肺や心臓が働き易い身体にして、動悸や息苦しさ、不安緊張感、めまい、ふらつきなどを改善します。
抑肝散は、自律神経の働きを調整して、イライラ感や過呼吸、息苦しさ、手足のしびれ、不眠などを改善します。
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柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、首から肩、背中の筋緊張を緩めます。高血圧ぎみの不安感や不眠を改善する作用もあります。また解毒代謝を高める作用もあり、多少お腹の張りや便通を促進する作用もあります。
この症状で処方した相談例(270)
この症状で処方した相談例(107)
柴胡桂枝乾姜湯は、心身の緊張感を緩和して、血液やリンパ液の流れを促進して、冷えに強く風邪を引き難い体質にします。自律神経の働きを調整して、肩こりや不安感、意欲低下、食欲不振などを改善する作用もあります。
この症状で処方した相談例(100)
桂枝加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感を緩和して、首や肩の凝り緊張を緩め、血行を促進します。脊柱管への脳脊髄液の流れを促進し、首肩の筋肉が緩むことで、脊椎に余裕と遊びを作ります。
この症状で処方した相談例(95)
半夏厚朴湯は、のど気管の緊張感を緩和して、のどの違和感や痰、鼻水などを改善します。関節の炎症は、女性ホルモンと深く関与しています。更年期や産後にリウマチを発症する方は多いですので、ホルモンと自律神経の働きを調整する必要があります。
この症状で処方した相談例(46)
香蘇散は、自律神経の働きを整えます。また、のど風邪やリンパの炎症にも使いますが、肩こりや頚椎の緊張を和らげる作用があります。紫蘇と香附子が、精神的な緊張や不安感を緩和する作用もあります。
この症状で処方した相談例(31)
四逆散は、背中やお腹の緊張を緩和して、胃腸の蠕動運動がしやすいようにします。胃腸が緊張して蠕動運動ができないと、胃酸など消化液を多く分泌して食べ物を溶かして消化しようとします。
この症状で処方した相談例(12)
この症状で処方した相談例(9)
この症状で処方した相談例(8)
神秘湯は、心身の緊張感を緩和して、呼吸を楽にして、気管支炎や咳を改善します。アレルギー体質を改善する作用もあります。
この症状で処方した相談例(7)
桃核承気湯は、自律神経とホルモンの働きを調整する作用があり、心身の緊張を解し、肩こりやイライラ感を緩和します。便秘や生理も改善します。
この症状で処方した相談例(6)
葛根湯は、首肩周辺の新陳代謝を高め、筋肉のコリや関節の緊張を解し、肩こりやしびれなどを緩和します。
加味逍遥散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、心身の緊張感を緩和して、不安感やイライラ感を鎮め、血圧の上昇や排便コントロールの悪さ(緊張での下痢腹痛や旅行での便秘)を改善します。血行を促進して冷えを改善する作用もあります。
この症状で処方した相談例(5)
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、心身の緊張感を緩和して、血行を促進させ、リンパと乳腺の流れを良くします。リンパ節や乳腺の炎症を鎮める作用もあります。多少排便を良くする作用もあります。
この症状で処方した相談例(4)
加味帰脾湯は、消化吸収力を高め血を増やし、体力をつけて、免疫力を高めます。身体の緊張感を緩める作用もあり、睡眠も改善します。
葛根黄連黄芩湯
葛根黄連黄芩湯は、心身の緊張感を緩和して、肩こりや不安緊張感を解して、睡眠の質を高めて疲労回復を促進んして、だるさを改善します。上半身の炎症を鎮めて、鼻づまり感を改善する作用もあります。
この症状で処方した相談例(3)
疎経活血湯は、腰から骨盤内の血行を改善して、腰部から下肢の筋肉の緊張を取り、腰痛や神経痛を緩和します。
折衝飲
折衝飲は、骨盤内の血行を改善して、下腹部や腰の筋緊張を緩和します。
この症状で処方した相談例(2)
桂枝茯苓丸料は、自律神経とホルモンの働きを調整して、心身の緊張感を緩和して、肩や背中のコリ痛みを改善します。血流を促進して、手足の冷えやむくみを改善する作用もあります。
九味檳榔湯
九味檳榔湯は、心身の緊張感を緩和して、新陳代謝を活性化して、のぼせや発汗、動悸、息切れなどを改善します。
この症状で処方した相談例(1)
釣藤散は、首肩の緊張感を緩和して、頭痛や高血圧を改善します。
続命湯
続命湯は、首や肩などのコリ緊張感を緩和して、手の痛みや力が入りにくい感じを改善します。頭痛にもよいです。
真武湯は、身体の芯を温め、新陳代謝を高め、だるさや低血圧、冷え、腰痛、むくみなどを改善します。不安感や緊張感を緩和して下痢などを改善する作用もあります。
小建中湯
小建中湯は、心身の緊張感を緩和して、睡眠の質を高め、疲れが取れやすい状態します。腹痛や足のほてりを緩和する作用もあります。
辛夷清肺湯は、鼻や副鼻腔の粘膜を潤して炎症を鎮めて、鼻づまりや鼻水、頭重感、不安緊張感などを改善します。
五淋散
五淋散は、尿路の緊張感を緩和して、小便を出しやすくして、排尿痛を緩和します。
五積散は、体内の新陳代謝を活性化して、全身の凝りや緊張感を緩和して、身体の冷えや重だるさを改善します。
黄連解毒湯は、心身の緊張感を緩和して、気血の巡りを良くして、ストレスによるイライラや目の充血、肩こりなどを改善します。体内の疲労物資や尿酸など老廃物を解毒する作用もあります。
なぜ体質改善に漢方が適しているのか?8つの体質ごとに改善策を堀口和彦先生に分かりやすく解説してもらいました。
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※ 当ページは、堀口和彦先生[薬剤師、鍼灸師]が監修(一部執筆)しています。参考文献
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