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【うち漢方】肝心血虚体質|光和堂薬局

12月30日(水)~1月3日(日)は薬局お休みです。メールでのご相談はお受けします。

|肝心血虚体質

  • 肝心血虚

  • 1 肝心血虚とは

    肝心血虚とは、酸素と栄養分を供給する血が間脳と大脳で不足し、視床下部と松果体、大脳とのネットワークの機能が低下して自律神経や睡眠リズム、精神作用、運動機能に影響が現れている状態です。

    血虚とは

2 主な症状

肝心血虚体質の方が感じる主な症状は、次のとおりです。

3 主な病気

肝心血虚体質の方が罹る主な病気は、次のとおりです。

  • 不眠
  • 概日リズム睡眠障害
  • 睡眠関連運動障害
  • むずむず脚症候群
  • 周期性四肢運動障害
  • 睡眠時随伴症
  • 夢遊病
  • 金縛り
  • 寝言
  • レム睡眠行動障害
  • 不安神経症
  • てんかん

4 代表的なツボ

肝心血虚体質の方によく用いるツボは、次のとおりです。

(1)指圧におススメ

(2)お灸におススメ

5 病気の対処養生法

(1)腹式呼吸で自律神経を調整する

視床下部は、自律神経を調整してリラックスした状態にするだけでなく、睡眠や摂食などの本能的な行動を直接調節しています。

そこで、夜就寝前に仰向けになって、腹式呼吸を実践してください。呼吸がゆったりと落ち着くと、脈拍や血圧も安定して、自律神経の副交感神経が優位になり、睡眠しやすい状態になります。

(2)朝日を浴びて睡眠リズムを調整する

早く寝ようと思うより、早く起きることを心掛けてください。よく眠れなかったとしても、一度起床して朝日を浴びるようしてください。

その後にまた寝てもよいですが、朝日によって松果体からメラトニンホルモンの分泌が促され、体内時計が調整され睡眠のリズムが改善します。昼間に身体の動きが少なく、身体が疲れていない時は、朝日を浴びて運動を開始してください。

5分くらいの簡単な運動で十分です。

(3)間脳と大脳のネットワークが乱れ安眠を妨害する

むずむず脚症候群は、夜になると足がむずむずイライラして眠れなくなります。周期性四肢運動障害は、ピクピクと足が動いて安眠を妨害して眠りが浅くなります。これらは高齢者に発症する傾向があります。

夢遊病や寝言、てんかんは、小児に発症する傾向がありますが、高齢者ではレビー小体型認知症の初期に発症することがあります。

いずれも漢方では肝心血虚として捉えて、間脳と大脳のネットワークを改善していきます。

肝心血虚の漢方薬は?



※ 当ページは、堀口和彦先生[薬剤師、鍼灸師]が監修(一部執筆)しています。参考文献