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【うち漢方】脾気虚体質|光和堂薬局

12月30日(水)~1月3日(日)は薬局お休みです。メールでのご相談はお受けします。

|脾気虚体質

  • 脾気虚

  • 1 脾気虚とは

    気虚とは、胃腸の蠕動運動や消化吸収する力が弱く、栄養分を血中に取り込めず、気を産生できず全身の気も不足している状態です。

    気虚とは

2 主な症状

脾気虚体質の方が感じる主な症状は、次のとおりです。

  • 疲れやすい
  • 食欲がない
  • 多く食べられない
  • 食後腹張り眠くなる
  • 排便コントロールが悪い
  • 胃下垂
  • 手足のだるさ
  • 手のひら汗

3 主な病気

脾気虚体質の方が罹る主な病気は、次のとおりです。

  • 機能性胃腸症(FD: Functional Dyspepsia)
  • 機能性ディスペプシア
  • 非潰瘍性消化不良(NUD: Non-Ulcer Dyspepsia)
  • 機能性胃腸障害(FGID:Functional gastrointestinal disorder)
  • 慢性胃炎
  • 胃アトニー
  • 萎縮性胃炎
  • 慢性疲労症候群

4 代表的なツボ

脾気虚体質の方によく用いるツボは、次のとおりです。

(1)指圧におススメ

(2)お灸におススメ

5 病気の対処養生法

(1)無理に食べない

食べ物を消化し、そこから栄養素を取り出すためには、エネルギーが必要です。特に、肉や魚などのタンパク質や脂肪を消化して栄養分を吸収するには手間がかかり、エネルギーを多く消費します。

気が不足しているところに、さらに消化で気を減らしては、元も子もありません。脾気虚の方にとって、食べることが辛く苦痛な場合があるのです。

1回の食事量を減らして、食事回数を増やし、一度に無理に食べないことがお勧めです。また、消化酵素が活性化する36~38℃が胃腸の適温ですので、お腹を冷やさないように注意してください。

(2)胃腸の蠕動運動を応援する

胃腸が蠕動運動を十分に行なえるように、お腹の「の」の字のマッサージと腹式呼吸を朝起床時と夜就寝前に習慣化してください。お腹のマッサージでは、胃から小腸、大腸をやさしくマッサージして、元気付けるように刺激してください。

腹式呼吸では、腹筋と横隔膜を大きく動かし、胃腸の活動を活気付けましょう。仰向けで足を枕に載せ高くして腹式呼吸を行なえば、胃下垂の改善にもなります。胃腸が動くようになれば、消化吸収が促進され、胃の不快感が改善され食べられるようになります。

脾気虚の漢方薬は?



※ 当ページは、堀口和彦先生[薬剤師、鍼灸師]が監修(一部執筆)しています。参考文献