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【うち漢方】三焦(内耳)湿痰体質|光和堂薬局

12月30日(水)~1月3日(日)は薬局お休みです。メールでのご相談はお受けします。

|三焦(内耳)湿痰体質

  • 三焦(内耳)湿痰

  • 1 三焦(内耳)湿痰とは

    三焦(内耳)湿とは、耳内に湿が充満してリンパ液の流通を阻害して、平衡感覚や聴覚が乱れている状態です。

    湿とは

2 主な症状

三焦(内耳)湿痰体質の方が感じる主な症状は、次のとおりです。

3 主な病気

三焦(内耳)湿痰体質の方が罹る主な病気は、次のとおりです。

  • メニエール病

4 代表的なツボ

三焦(内耳)湿痰体質の方によく用いるツボは、次のとおりです。

(1)指圧におススメ

(2)お灸におススメ

5 病気の対処養生法

(1)めまい嘔吐さらに難聴はすぐ受診

メニエール病では、突然の激しいめまいで、起き上がることができず、横になっていても、グルグルと天井が回り、気持ち悪く吐き気をともないます。

さらに耳鳴りやトンネル内にいるように耳が塞がる感じがして、耳が聞こえづらくなったら、すぐ受診してください。

(2)内耳にある平衡感覚器と聴覚器

内耳には、平衡を感知する三半規管と前庭、さらに音を感知する蝸牛が並存しています。これらの器官は、リンパ液が満たされており、適度な圧力で貯留するように調整され、ゆっくりとリンパ液が流通しています。

ところが、首筋や肩こり、過労により内耳リンパ液の流通が阻害されたり、風邪花粉症などにより鼻のどの炎症が内耳へ波及すると、三半規管や前庭にリンパ液が停滞して膨張します。

このような内リンパ水腫の状態は、三半規管や前庭での加速や重力を感じるセンサー機能を乱し、めまいを起こさせるのです。さらに、湿の停滞が長期化し耳周辺での炎症が悪化すると、リンパ液は消耗して湿から陰虚の傾向へ進行します。

陰虚となると聴神経にまで炎症が拡がり、神経線維に修復されない程の傷害ダメージを負わせてしまうと、めまい耳鳴り難聴が治りづらくなり慢性化します。

(3)足を温めてツボ刺激

めまいが激しく吐き気がある時は、無理に水分や食べ物を取らず、まず足を温めて安静にしてください。冷えのぼせ状態はめまいを悪化させます。

そこで、足の裏にあるツボ裏内庭の指圧やお灸がお勧めです。この付近にあるクリクリとした圧痛点を狙って、痛みが取れるまで解すか、熱さを感じるまでお灸をしてください。

悪心嘔吐を緩和し、めまい不安感を鎮めます。これをしばらく繰り返すと必ず吐き気は治まります。

飲食ができそうな状態になったら、重湯や三分粥から始めましょう。

三焦(内耳)湿痰の漢方薬は?



※ 当ページは、堀口和彦先生[薬剤師、鍼灸師]が監修(一部執筆)しています。参考文献