【うち漢方】気虚体質|光和堂薬局
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気虚
1 気虚とは
気虚とは、こころとからだを動かす気が不足した状態です。
この体質の方を一言でいうと、「ヘロヘロさん」です。
人間が生きるために最も重要なエネルギーである気が不足しています。口数が少なく、声や表情に元気がありません。仕事や家事などですぐにだるさを感じ、ため息が出ます。過労時には動悸や息切れを感じることもあります。
平素もなんとなく手足がだるく、力が入らないことが多いのも特徴です。胃腸を働かせる力も不足して、消化不良や多く食べられないことが多いです。日ごろ元気な人でも、家族の介護や看病などで心身ともに疲れ果てた時には、気虚になることがあります。
2 主な症状
3 主な病気
4 代表的な漢方薬
気虚体質の方によく用いる漢方薬は、次のとおりです。
5 代表的な生薬
気虚体質の方によく用いる生薬は、次のとおりです。
6 代表的なツボ
気虚体質の方によく用いるツボは、次のとおりです。
7 養生法
(1)無理に食べない

食べ物を消化し、そこから栄養素を取り出すためには、エネルギーが必要です。
特に、肉や魚などのタンパク質や脂肪を消化して栄養分を吸収するには手間がかかり、エネルギーを多く消費します。気が不足しているところに、さらに消化で気を減らしては、元も子もありません。
気虚の方にとって、食べることが辛く苦痛な場合があるのです。1回の食事量を減らして、食事回数を増やし、一度に無理に食べないことがお勧めです。
(2)腹式呼吸で呼吸力と消化力を養う

だるくて運動する意欲がでないかもしれませんが、休息していては体質改善の実現はできません。
まず、できることから始めましょう。起き上がれない程だるい時は、仰向けで腹式呼吸をしましょう。鼻から大きく息を吸って、口からゆっくりと息を吐きます。吸った時にお腹を膨らまして、吐いた時にはお腹を凹まします。これを10回行ないます。
お腹を動かすことで、胃腸の蠕動運動が刺激され、消化吸収を担う胃腸の働きが高まります。深呼吸して横隔膜が大きく動くことで、肺への酸素供給量が増え、肺の気虚を改善します。
多少運動ができる方は、有酸素運動で身体を動かし筋肉を使ってください。身体を動かすことで、胃腸の働きが刺激され、消化吸収力が高まります。日頃運動をしていない方は、散歩から始めてみましょう。日中に体を動かすと、自然に夜はぐっすり眠れるようになります。
適度に動いて十分に休息してください。
(3)冷えを遠ざける

エネルギーとなる気は、多く集まると熱を帯びています。気が少ないと冷えます。冷やすと気は散り、さらに不足します。気が極端に少なくなると、冷えを感じたり、それを言葉にするエネルギーも不足して、冷えの自覚や訴えがない場合があります。
身体の保温に心がけるのはもちろんのこと、胃腸を冷やさないことも重要です。特にお腹を冷やす食べ物である刺身や生野菜、果物、冷たい飲み物などには注意してください。
8 証(しょう)に分類
気虚体質になっている方は、体内の臓腑が弱っている可能性があります。弱った臓器と結びつけると、次の証(しょう)に分類することができます。
ご自身の体質を、証まで分類できれば、より的確な治療方法が見つけられます。